JP3069809U - 壁掛け型骨つぼ収納墓碑 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課 題】骨つぼ収納墓碑を壁掛け型にした壁掛け型骨
つぼ収納墓碑を提供する。 【解決手段】表側は写真、絵画、画賛、版画、彫刻、レ
リーフ等で装飾し、プレートに名前・没年月日を彫り込
み、裏は大・小２種類カプセル式骨つぼ二つを収納でき
る引き出し４を設ける。そして、壁掛け用の穴５を上部
に設け、下側に強力磁石に密着する取り外し自由な収納
容器を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、心理的に抵抗なく身近に骨つぼ等を保管できる方法 として、芸術的要素を取り入れ、壁掛けとして室内に飾ることが できるようにした壁掛け型骨つぼ収納墓碑である。

従来の骨つぼや墓碑は、宗教的要素が強くお墓の暗いイメージか ら脱却するには程遠いものばかりで長時間家庭内で保管するには 心理的抵抗が強かったが、本案は芸術的要素を取り入れることに より、暗いイメージが一掃されアート感覚的室内装飾品としての イメージが強調されている。

本案の壁掛け型骨つぼ収納墓碑は、裏側の引き出し５内窪みで骨 つぼの役割を果せるように設計してあるが、あえて取り外し自由 な［図４］の携帯可能な大小二つのカプセル式骨つぼを差し 込みできるように工夫している。

なぜなら、遺骨や遺品を常時肌身離さず携帯したいと願う人の意 思を尊重し、外出時にカプセル式骨つぼを壁掛け型骨つぼ収納墓 碑から取り出し、次の方法で携帯できるようにした点に最大の特 徴がある。

（イ） 本体より取り外したカプセル式骨つぼをネックレス等に取り 付け携帯する。

（ロ） 本体より取り外したカプセル式骨つぼを携帯専用箱に収納し 携帯する。

等の方法があるが、大きさの異なる大小二種類のカプセル式骨 つぼを、その状況に応じ使い分けすることができる。

但し、カプセル式骨つぼに収納する遺骨は特殊粉末化した ものを保管することを原則としている。

又、本案はペット用として考案したものであるが、人間用とし て応用使用することもできる。

用途としては、骨つぼ収納墓碑だけではなく （イ）形見入れ遺品や遺髪を入れる方法。

（ロ）諸々の記念行事に関する記念品を入れる記念碑として使用 する方法。

等、幅広く活用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本案の前側斜視図

【図２】前図の下部収納容器取り外し時の図

【図３】本案の後側斜視図 （引き出した時の図）

【図４】カプセル式骨つぼ斜視図

【符号の説明】

１ 装飾品取り付け面 ２ プレート ３ 取り外し収納容器 ４ 裏側引き出し ５ 壁掛け穴 カプセル式骨つぼ（ネックレス用） カプセル式骨つぼ（携帯用）

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１２年１月６日（２０００．１．６）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）表側１は写真、絵画、画賛、版画、
   彫刻、レリーフ等で装飾する。又、プレート２に名前、
   没年月日を彫り込む。 （ロ）下部は強力な磁石で密着する取り外し自由な収納
   容器３が取り付けてある。 （ハ）裏側は携帯可能な大・小２種類のカプセル式骨つ
   ぼを差込方式によって密着収納できる窪みのある引
   き出し４が装着されている。更に裏側上部の壁掛け用の
   穴５を使用して壁面に掛けることができる。以上の如く
   構成された壁掛け型骨つぼ収納墓碑である。なお、壁掛
   け骨つぼ収納墓碑を室内に飾る方法は、他に壁掛け用穴
   ５を使用せずに置物として卓上に置く場合の卓上型骨つ
   ぼ収納墓碑とする方法である。