JP3076936U

JP3076936U - 紋章付きの鎮座用具

Info

Publication number: JP3076936U
Application number: JP2000005929U
Authority: JP
Inventors: 芳男岸
Original assignee: 芳男岸
Priority date: 2000-07-13
Filing date: 2000-07-13
Publication date: 2001-04-27
Anticipated expiration: 2006-07-13

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】現代住宅の様式が洋風化し社を奉る神棚が無い
ことで、この洋風化した室内の、どこに、どのようにし
て「お守り御札」をお奉りしてよいものかと困ってしま
うのである。その課題を解決した現代様式の住宅のどの
ような部屋にも置ける小型で「鎮座具」としての装置を
備えた奉り臺を提供する。【解決手段】本体は、前面２５×奥行き２５×高さ５セ
ンチメートルに切った台木である２御札立て具は、御
札が立て具から飛散したり落ちたりしないように御札差
し込み溝が付けられている。３破魔矢立て具は、倒れ
防止の破魔矢固定棒と固定ようの紐（ひも）がついてい
る。４お守りいれ箱は、一般に通常使用されている上
フタ付きの小箱である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、御札、破魔矢、お守りをまとめて置けるようにした装置に係もので詳しくは紋章を付けた美麗な鎮座用具装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、神棚の社（やしろ）の中に御札を祭り、破魔矢は神棚に立て掛けて置かれている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、従来の技術で述べた神棚と社（やしろ）が住宅様式の中に組み込まれていたが、現代の住宅環境では床の間や神棚のある家は少なく、神棚と社に代わるものが無いため問題を起こしている。

【０００４】現代様式住宅では、神棚と社に変わるものが無いため、茶箪笥やサイドボードの上、本棚などが利用され、御札は人形ケースに、紙製の御札は壁や柱に張り付け、破魔矢は柱や壁に立て掛けて置くというのが大方である。そのため破魔矢が落ちてきたり、御札が壁から剥れたりして、その都度不吉な心配が起き、また部屋の美観をも損ね見苦しいものとなっている。

【０００５】本考案は、神棚と社のない現代住宅様式の中の社に代わる鎮座用具で、置き場スペースを取らず、御札、破魔矢、お守りなどを一つ用具に整理でき確実に固定でき飛散落下などは絶対に起こらない。また鎮座用具には紋章を付け美観を形成し美術置物としての価値観をたかめ問題を解決している。

【０００６】

【考案が解決するための手段】

上記の問題点を解決するために、従来存在し無かった全く新しい用具の考案であるが、これからの住宅様式の生活には必要用具として、また部屋の装飾物の一つとして紋章付き鎮座用具は愛用されるものと確信できる。

【０００７】そして、紋章付き鎮座用具は（１）本体に、御札、破魔矢立てと立て形に設計し狭いスペースに置けるものとした。紋章付き鎮座用具の大きさは前面２５×奥行き２５×高さ５センチメートル程度の小形にできる。

【０００８】また、紋章付き鎮座用具の装飾には、主として寺社の象徴である紋章を付ける材質も木材、陶磁器、金属，など材質に問題は無い。なお装飾技法も書き絵、彫刻、鋳造などが考えられる。必ず現代住宅の住環境に調和し、心の拠り所になり得る美を備えた鎮座用具にできる。

【０００９】

【考案の実施の形態】

考案の実施の形態については、図面について材料は木材を前提に一例として説明する。図面１の１本体は、前面２５×奥行き２５×高さ５センチメートルに切った台木である２御札立て具は、御札が立て具から飛散したり落ちたりしないように御札差し込み溝が付けられている。３破魔矢立て具は、倒れ防止の破魔矢固定棒と固定ようの紐（ひも）がついている。４お守りいれ箱は、一般に通常使用されている上フタ付きの小箱である。前記２、３、４、を図面１の示す台木の上部に粘着材を使用して接着又は他の方法で固定した物である。

【００１０】また、紋章については図面１の示す台木に直接彫刻したり、別に製作した金属の紋章板などを接着したりして、鎮座用具の尊厳と装飾的な効果を高めることができる。寺社詣での記念品としても優れている。

【００１１】

【考案の効果】

本考案は上述のとおりである。

【００１２】これからの住宅様式の生活の神棚や社に代わる鎮座用具として最大の効果が上げられる。

【００１３】紋章の美は心の安らぎと共に伝統美の継承と普及に、そして尊厳のある部屋の装飾物の一つとして紋章付き鎮座用具は優れ十分に効果が上げられる。

【図面の簡単な説明】

【図１】使用例を服務見取り図である。

【符号の説明】

１、２、３、４、５、紋章付き鎮座用具の装置Ａ、Ｂ、Ｃ、紋章付き鎮座用具の使用例

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【手続補正書】

【提出日】平成１２年１０月１１日（２０００．１０．
１１）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】本案の鎮座用具（１）本体に（２、３、
４、）御札立て具、破魔矢立て具、お守り入れ箱を装置
した鎮座用具
【請求項２】本案の鎮座用具に紋章を付けた装飾装置