JP3002940U - 貝殻花鉢 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 趣味感に富んだ花鉢。 【構成】 貝殻を組合せて花鉢とした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、特に造花等の花を差し装飾とするための貝殻製の花鉢に関するもの である。

【０００２】

【従来の技術】

従来の花瓶あるいは鉢は、陶器、ガラス、プラスチック、木または竹等にて筒 あるいは盤状に製作され、中に水もしくは土を入れて使用されるものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来のものは、製作上の点から形状および色彩に制約が存し、特殊な形状もし くは色彩のものを製作しようとすると大変高価なものとなってしまう。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

そこで本考案は、海に自然に存し、多種多様な変化に富んだ貝に注目し、この 貝殻を種々に組合わせて美しい趣きのある花鉢を提供せんとするものである。

【０００５】 そのために平面に置いて安定性の良い平面、あるいは輪郭もしくは脚状の凸部 を有する貝をベース貝とし、その上に巻貝等を開口部が上方あるいは前面、横面 もしくは裏面等の側面を向くようにして固定し、その開口部内に花茎等を差し込 み保持できるようにスポンジ状の保持具を充填してある。

【０００６】 また壁掛け具を取り付けたり、フロアースタンドを底面に取り付けたり、ある いはアーム先端に取り付けることにより、卓上に置く花鉢としてだけでなく各種 態様の装飾として使用できる。

【０００７】

【実施例】

比較的平らな貝を伏せて置きベース貝１とし、その上に巻き貝２を開口部３が 上方を向くようにして接着剤等にて固定してあり、その開口部３内にはスポンジ 等（オアシス）の花茎を差し込み保持できる保持具４を充填してある。

【０００８】 そして好みに応じて小さい巻き貝５をワンポイント的に配すれば、種々のデザ インを楽しめる。

【０００９】 本考案花鉢を使用する時は、主に造花を開口部内に充填した保持具４に花茎部 分を差し込み保持させ任意にアレンジする。

【００１０】 もしベース貝１の底面の安定が悪い場合には、図２に示すように平面板６を取 り付けておくと良い。

【００１１】 またフロアースタンド７にて花鉢８を支持したり、アーム９に取り付けてデラ ックスな装飾とすることも可能である。

【００１２】

【考案の効果】

本考案によれば、海岸に打ち上げられている貝、あるいは飲食店の廃棄物とし ての貝殻を集めて利用するので、材料コストが掛からずに製作でき、種々の形状 および色彩の貝殻を選択することで趣味感に富んだ室内装飾を楽しむことができ る。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例の斜視図。

【図２】底面からみた斜視図。

【図３】フロアースタンドを付けた実施例図。

【図４】アームに取り付けた実施例図。

【符号の説明】

１ ベース貝 ２ 巻き貝 ３ 開口部 ４ 保持具 ６ 平面板 ７ フロアースタンド ９ アーム

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 平面に置いて安定した面あるいは輪郭も
   しくは凸部を有するベース貝上に、上方あるいは側面に
   開口部が向くように巻貝等の花差し用貝を固着させてあ
   り、そしてこの開口部内に充填した花茎保持具を充填し
   てなる貝殻花鉢。
2. 【請求項２】 ベース貝の底面に平面板を固着して成る
   請求項１記載の貝殻花鉢。
3. 【請求項３】 フロアースタンドあるいはウォールアー
   ムにて支持されて成る請求項１記載の貝殻花鉢。