JP3111186U - 花立て台 - Google Patents

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Abstract

【課題】花立て台に生けられた切花を、夏季であっても傷めにくくし、また、水の足し、入れ替えの回数を減らして、切花と水の維持管理を容易にすることのできる花立て台を提供する。
【解決手段】有底筒形状の花立て台本体1と、花立て台本体1に着脱可能な筒形状の花立て用キャップ5とを備え、花立て台本体1には、切花を安定支持できる深さを有する挿入穴4を形成し、この挿入穴4には、挿入穴よりも僅かに細い有底筒形状のプラスチック成形品であって、生けられた切花に給水する給水容器8を挿入配置する。
【選択図】図1

Description

本考案は、切花を飾ることのできる花立て台に関する。
本出願人は、先に、切花が生けられた花立て容器を飾ることのできる花立て台であって、有底筒形状の花立て台本体と、花立て台本体に嵌脱可能な略筒形状の花立て容器台とを備え、花立て台本体には、花立て容器を安定支持できる深さを有する挿入穴を形成し、さらに、花立て容器台には、花立て台本体の挿入穴に挿脱可能な外径、及び、花立て容器が挿脱可能な内径を有する筒状部と、筒状部の開口周縁部に形成されたフランジ部とを設けてなる花立て台を提案した(特許文献1)。
この花立て台によると、切花が生けられた花立て容器を花立て台に飾る場合には、花立て容器台を花立て台に嵌めた後、花立て容器を花立て容器台に挿入する。この際、花立て容器台のフランジ部が花立て台の開口端面に当接することによって、花立て容器の挿入位置が花立て台の開口部の真上に位置することになり、花立て容器が簡単に挿入できる。
実用新案登録第3104578号公報
しかしながら、上記の花立て台によると、従来一般の花立て台と同様に、特に夏季においては、花立て容器内の水の温度が直ぐに上がりやすく、切花を傷めやすい。また、夏季は水枯れしやすく、切花を長持ちさせるために週に何度も水を足したり、入れ替える必要があり、夏季は切花と水の維持管理が大変である。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、花立て台に生けられた切花を、夏季であっても傷めにくくし、また、水の足し、入れ替えの回数を減らして、切花と水の維持管理を容易にすることのできる花立て台を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案の請求項1に係る花立て台は、切花を飾ることのできる花立て台であって、有底筒形状の花立て台本体と、花立て台本体に着脱可能な筒形状の花立て用キャップとを備え、花立て台本体には、切花を安定支持できる深さを有する挿入穴を形成し、この挿入穴には、挿入穴よりも僅かに細い有底筒形状のプラスチック成形品であって、生けられた切花に給水する給水容器を挿入配置してなることを特徴とする。
花立て台に生けられた切花は、花立て台本体の挿入穴に挿入配置された給水容器内の水によって給水される。通常の花立て容器である陶器と比べて熱伝導性の小さいプラスチック成形品により給水容器を構成したから、太陽からの熱が給水容器の壁を通して内部の水に伝わりにくく、夏季であっても、給水容器内の水温の上昇が抑制される。したがって、気温の高い夏季であっても切花がすぐに傷みやすくなることはない。
特に、給水容器は、挿入穴よりも僅かに細い有底筒形状をなすから、挿入穴の内周面と給水容器の外周面との間の隙間の空気層により花立て台本体と給水容器との間で熱の伝達が遮断されやすくなり、給水容器内の水温上昇がより一層抑制される。
本考案の請求項2に係る花立て台は、挿入穴に給水容器を挿入配置した状態で、両者の隙間が0.5mm〜3.0mmであることを特徴とする。
給水容器の内容積を花立て台本体の挿入穴の容積ほぼ近くまで拡大できることになり、これにより花立て台本体の挿入穴の容積ほぼ近くまで水を蓄えることができ、その結果、夏季であっても給水容器内の水温の上昇が抑制される効果と合わせて、水がすぐに枯れたり、1週間のうち何度も水を入れ替えしなくてすむことになり、水の足し、入れ替えの回数を減らして、夏季の切花と水の維持管理が容易となる。
挿入穴の内周面と給水容器の外周面との間の隙間は、1.0mm〜2.0mmであることが望ましい。
本考案の請求項3に係る花立て台は、環状の花立て用キャップに、給水容器内部に達し、切花を支持することのできる花立て筒体が嵌め込まれてなることを特徴とする。
花立て台本体に生けられる切花は、茎の下部が束ねられた状態で支持されることになるため、花の部位側に向かうに従って広がりを持つことになるが、環状の花立て用キャップに嵌め込まれた花立て筒体の内周面によって切花の広がりが抑制され、略直立した状態で安定支持される。
本考案の請求項4に係る花立て台は、花立て筒体の上端部が上方に向かうに従って広がりを持つ鍔部とされていることを特徴とする。
花立て筒体の上端部が上方に向かうに従って広がりを持つことにより、切花の投入を簡単に行うことができるようになる。
本考案の請求項5に係る花立て台は、給水容器の内周面であって上端近傍に環状凹部が設けられていることを特徴とする。
給水容器を花立台本体の挿入穴の容積とほぼ近い大きさにしてこれを挿入穴に配置する場合には、水の入った給水容器を水換え・清掃のため挿入穴から取り出そうとしても、挿入穴と給水容器と間には指を差し入れる隙間がほとんどなく、給水容器を引き上げることができない。そこで、給水容器の内周面の上端付近に環状凹部を設けておき、これに指を引っ掛けて給水容器を持ち上げるようにする。水の入った給水容器を花立て台本体の挿入穴から確実に持ち上げることができる。また、清掃後あるいは水換え後の給水容器を再び挿入穴に確実に挿入配置することができる。
以上説明したように、本考案の花立て台によると、有底筒形状の花立て台本体と、花立て台本体に着脱可能な筒形状の花立て用キャップとを備え、花立て台本体には、切花を安定支持できる深さを有する挿入穴を形成し、この挿入穴には、挿入穴よりも僅かに細い有底筒形状のプラスチック成形品であって、生けられた切花に給水する給水容器を挿入配置してなることとしたから、花立て台に生ける切花を、気温の高い夏季であっても傷めにくくし、また、水の足し、入れ替えの回数を減らして、夏季の切花と水の維持管理を容易にできる効果がある。
本考案を実施するための最良の形態につき、図1ないし図3を参照して説明する。
本考案の花立て台は、図1に示すように、略四角柱形状の花立て台本体1と、環状の花立てキャップ5と、給水容器8と、花立て筒体9とから構成されている。
花立て台本体1は、墓石(図示せず)に固着される横長の基底部2と、その軸線に沿って形成された断面円形状の挿入穴4を有する縦長の胴部3とが一体に形成されて構成されている。そして、花立て台本体1の基底部2と胴部3との境界部位には括れ1aが形成されていると共に、花立て台本体1の基底部2と胴部3の四つの角部には円弧面が形成されている。さらに、花立て台本体1の挿入穴4の開口周縁部には環状突縁部1bが形成されている。加えて、花立て台本体1の胴部3の背面から挿入穴4の底部にかけて水抜き穴4aが穿設されている。なお、この水抜き穴4aは、花立て台本体1の胴部3の正面を除く左右の側面、背面のいずれに穿設されてあってもよい。
環状の花立てキャップ5は、花立て台本体1の挿入穴4に着脱可能に嵌め込まれるもので、挿入穴4の内径よりも小さい外径を有する下段筒部6と、挿入穴4の内径よりも大きい外径を有し、花立て台本体1の環状突縁部1bに下面が当接して係合する上段フランジ部7とからなる。そして、上段フランジ部7から下段筒部6にかけて、上面から下面に貫通し、切花10の花立て筒体9を着脱可能に挿入できる内径を有する貫通穴5aが形成されている。下段筒部6は、後述する給水容器8の内周面に嵌めこまれるようになっており、下段筒部6の高さは、花立て筒体9を安定保持できる寸法であればよい。
給水容器8は、花立て台本体1に生けられる切花に給水する水を蓄えるもので、花立て台本体1の挿入穴4よりも僅かに細い有底筒状、すなわち、花立て台本体1の挿入穴4の内径よりも僅かに小さい外径を有する有底筒状の形状をしている。給水容器8が花立て台本体1の挿入穴4に挿入配置された状態では、挿入穴4の内周面と給水容器8の外周面との間に約1.5mmの僅かな隙間Sが形成される。
給水容器8の材質はプラスチック成形品からなり、合成樹脂製、塩化ビニル製いずれも含まれる。この給水容器8の高さは、挿入穴4の深さとほぼ同一の高さとされている。これにより、花立て台本体1の挿入穴4の容積対比で、容積にほぼ近い量の水を給水容器8に貯えることができる。
この給水容器8の上縁部の内周面は、花立てキャップ5の下段筒部6を円滑に給水容器8内に案内して嵌め合わせできるように、上方にいくに従い拡径するテーパ周面8aが形成されている。また、このテーパ周面8aの近傍下方の内周面には、ちょうど指が引っかかる程度の大きさの環状凹部8bが設けられている。
花立て筒体9は、花立てキャップ5の貫通穴5aに着脱可能に嵌め込まれることができる外径を有するもので、花立て台1に生ける切花の広がりを抑制し、安定した状態に支持することができる長さを有しており、少なくとも給水容器8内に達する長さを有している。本実施形態では、花立て筒体9を花立てキャップ5に嵌め込まれた状態で、給水容器8の全高の約1/2まで下端が達している。花立て筒体9の上端部は上方に向かうに従って貫通穴5aよりも拡径となるラッパ形状の鍔部9aとされており、切花を投入しやすい形状とされている。この花立て筒体9も、給水容器8と同様に、プラスチック成形品からなる。
花立て台本体1の挿入穴4の底面には、挿入穴4の内周面と給水容器8の外周面との間に全周にわたり半径方向に隙間Sを形成するために、給水容器8を中心に位置決めする突条4bが設けられている。なお、この突条4bは無くてもよい。
つぎに花立て台の使用態様について説明する。まず、切花10を花立て台に生けるには、図3に示すように、花立て台本体1の挿入穴4に給水容器8を上から挿入配置し、水をその上限値まで溜める。給水容器8に水を溜めてから挿入してもよい。つぎに、花立て筒体9を貫通穴5aに嵌めた状態で花立てキャップ5を花立て台本体1の挿入穴4に嵌め込む。そうすると、給水容器8の中心軸線と花立て筒体9の中心軸線が一致する。
切花の茎を束ねて花立て筒体9の上方から給水容器8の中に生けると、図3に示すように、花立てキャップ5に保持された花立て筒体9によって切花10の束が略直立した状態で安定支持される。切花10の束ねられた各茎は、給水容器8内に十分に満たされた水に浸される。
水を入れ替えするときは、切花10ごと花立て筒体9と花立てキャップ5を持ち上げ、中の給水タンク8の内側の環状凹部8bに指を掛けて引き上げ、給水容器8の清掃と水の替えをする。また、挿入穴4の内部の清掃も同時におこなう。再び、給水容器8を挿入配置して、その上に花立て筒体9および花立てキャップ5を嵌め、切花10の束を生けなおす。
なお、上記実施形態の場合、切花10を略直立した状態で安定支持するものとして、花立て筒体9を使用したが、花立て筒体9を使用することなく、花立てキャップ5の下段筒部6を下方に伸ばして、花立てキャップ5の貫通穴5aで切花10を略直立した状態で安定支持するようにしてもよい。
また、上記実施形態の場合、花立て台本体1は略四角柱形状としたが、断面円形状、断面楕円形状、断面多角形状、樽形状の有底筒形状であってもよい。
また、上記実施形態の場合、葉の装飾部材や花の装飾部材を花立て台本体1の側面に接着するようにしてよい。故人の肖像、家紋であってもよい。
さらに、上記実施形態の場合、花立て台本体1、花立てキャップ5において、使用する石材を限定していないが、装飾性に富んだ石材を使用するのが望ましい。
本考案の花立て台は、切花が傷みやすく、また、水枯れが生じやすい夏季に特に有効利用できる。また、人の墓石にだけではなく、ペットの墓石にも利用できる。
本考案の花立て台の分解斜視図である。 同花立て台の縦断面図である。 切花を生けた状態の花立て台の縦断面図である。
符号の説明
1 花立て台本体
1a 括れ
1b 環状突縁部
2 基底部
3 胴部
4 挿入穴
4a 水抜き穴
4b 突条
5 花立てキャップ
5a 貫通穴
6 下段筒部
7 上段フランジ部
8 給水容器
8a テーパ周面
8b 環状凹部
9 花立て筒体
9a 鍔部
10 切花
S 隙間

Claims (5)

  1. 切花を飾ることのできる花立て台であって、有底筒形状の花立て台本体と、花立て台本体に着脱可能な筒形状の花立て用キャップとを備え、花立て台本体には、切花を安定支持できる深さを有する挿入穴が形成され、この挿入穴には、挿入穴よりも僅かに細い有底筒形状のプラスチック成形品であって、生けられた切花に給水する給水容器が挿入配置されてなることを特徴とする花立て台。
  2. 挿入穴に給水容器を挿入配置した状態で、両者の隙間が0.5mm〜3.0mmであることを特徴とする請求項1記載の花立て台。
  3. 筒形状の花立て用キャップには、給水容器内部に達し、切花を安定支持することのできる花立て筒体が着脱可能に嵌め込まれてなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の花立て台。
  4. 花立て筒体の上端部が上方に向かうに従って広がりを持つ鍔部とされていることを特徴とする請求項3記載の花立て台。
  5. 給水容器の内周面であって上端近傍に環状凹部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4記載の花立て台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018130033A (ja) * 2017-02-13 2018-08-23 井上 義弘 墓用花立構造体

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