JP3128399U - 植木鉢 - Google Patents

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Abstract

【課題】毎日の灌水が不要であり、回りを汚すことのない清潔な植木鉢を提供する。
【解決手段】植物を育成するための植木鉢であって、育成基盤部と、前記育成基盤部の下部に位置し、水を内部に貯える貯水部と、前記貯水部の水を吸収し、前記育成基盤部に給水する吸収体と、により構成し、前記吸水体は、上部を前記育成基盤部の挿通し、下部を貯水部の底面まで延設したことを特徴とする、植木鉢。
【選択図】図1

Description

本考案は、植物の育成に用いる植木鉢に関するものである。
従来、植物を育成する際に用いる植木鉢は上面から灌水を行うものである。
また、近年はあらかじめ水を入れたペットボトルに給水治具を取り付け、植木鉢上面に差し込んで用いる自動給水器が用いられている。
特開2002−112650号公報
上記した植木鉢や自動給水器には次のような問題点がある。
<1>灌水を行うことを忘れて、植物が枯れてしまうことがある。
<2>上面から灌水する場合、灌水した量が分かりにくく、水が不足して植物が枯れることや、水が多すぎて根腐れを起こしてしまうことがある。
<3>灌水時、上面からこぼれ出す水や植木鉢の底面の排水穴からの排水により、植木鉢の周囲や、植木鉢の下部に設けた受け皿が汚れてしまう。
<4>ペットボトルを用いた自動給水器では、本来鑑賞されるべき植物がペットボトルに遮られてしまう。
本考案は以上の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、毎日の灌水が不要であり、回りを汚すことのない清潔な植木鉢を提供することにある。
上記のような問題を解決するために、本願の第1考案は、植物を育成するための植木鉢であって、育成基盤部と、前記育成基盤部の下部に位置し、水を内部に貯える貯水部と、前記貯水部の水を吸収し、前記育成基盤部に給水する吸収体と、により構成し、前記吸水体は、上部を前記育成基盤部の挿通し、下部を貯水部の底面まで延設したことを特徴とする、植木鉢を提供する。
本願の第2考案は、第1考案に記載の植木鉢において、前記貯水部の側面の少なくとも一部を透明又は半透明状とすることを特徴とする、植木鉢を提供する。
本願の第3考案は、第1考案又は第2考案に記載の植木鉢において、前記吸水体は、レーヨンと合成繊維と熱融着性繊維とを混紡し、熱融着させて成形したことを特徴とする、植木鉢を提供する。
本願の第4考案は、第1考案乃至第3考案の何れかに記載の植木鉢において、前記育成基盤部と、前記貯水部とを一体に形成したことを特徴とする、植木鉢を提供する。
本考案の植木鉢は、次のような効果のうち、少なくとも一つを得ることができる。
<1>吸水体により、自動的に育成基盤部への給水が行われるため、植物への灌水を忘れる心配がない。
<2>吸水体からは必要以上の水が給水されないため、根腐れが起こらない。
<3>貯水部に水が貯水できるため、毎日の給水が不要となる。
<4>上部から灌水する必要がないため、水がこぼれたりすることがなく、植木鉢の回りが汚れることがない。
<5>貯水部は少なくとも一部が透明又は半透明状であるため、貯水量を見ることができ、貯水部への給水忘れを防止できる。
<6>育成基盤部と貯水部とが一体であるため、持ち運びが容易である。
以下、本考案について図面を参照した実施の形態により詳細に説明する。
<1>植木鉢の概要
本考案の植木鉢は図1に示すように、育成基盤部10と、貯水部20と、育成基盤部10の下部に設ける吸水体30と、により構成する。
以下、各構成部品について詳述する。
<2>育成基盤部
育成基盤部10は、植物40を植えるためのものである。
育成基盤部10は図2に示すように、育成ポット11の内部に基盤材12を充填して構成する。
育成ポット11の形状は一般の植木鉢のような逆円錐台状に限らず、貯水部20の形状に合わせて、任意の形状とすることができる。
基盤材12は培養土やスポンジ等からなる。
育成ポット11の下部には、吸水体20を挿通するための挿通孔を設ける。
<3>貯水部
貯水部20は、内部に水50を貯水するためのものである。
形状は、円筒状に限らず、育成基盤部10の形状に合わせて、任意の形状とすることができる。
貯水部20の外壁は、内部の水50の量が見えるように、少なくとも一部を透明状又は半透明状とする。
<4>吸水体
吸水体30は、貯水部20の水50を吸収し、基盤材12に給水するものである。
吸水体30は、吸水性繊維からなるものであり、木綿やポリエステル等を紐状や棒状にしたものである。
吸水体30に吸収された水は、毛細管現象により吸水体30内を上昇し、基盤材12に達し給水される。
吸水体30は、育成基盤部10下部の挿通孔から基盤材12内に挿通されている。吸水体30の基盤材12への挿通長さは、育成する植物や基盤材12の材質により適宜決定する。
また、吸水体30は、育成基盤部10から延設している。吸水体30は、育成基盤部10を貯水部20に取り付けた際に、貯水部20の底面に達するように延設する。
吸水体30には、レーヨンと合成繊維と熱融着性繊維とを混紡し、熱融着させて成形したものが好適である。
レーヨンは吸水性が高い点、繊維が長く所定の形状に成形することが容易である点で、吸水体30の材料として好適である。
また、レーヨンに合成繊維を混紡することで、吸水体30の毛羽立ちを防止し、成形性を向上させる。合成繊維には、ポリエステル、ナイロン等を挙げることができる。
レーヨンと合成繊維とからなる吸水体30の成形は、さらに熱融着性繊維を混紡し、熱融着させて行う。熱融着性繊維には、ポリエチレン、ポリプロピレン、低融点ポリエステル、PET/PEの芯鞘繊維等が挙げられる。
[作用]
次に、本考案の植木鉢を用いた植物の栽培方法について説明する。
貯水部20の内部に水50を貯水し、上部に育成基盤部10を取り付ける。
育成基盤部10は、貯水部20を密閉するような形状で、嵌合や螺着等の任意の方法で着脱自在に取り付ける。
植物の代謝や水の蒸発によって育成基盤部10中の水分が不足すると、貯水部20の水50が吸水体30を介して育成基盤部10に給水される。
吸水体30の毛細管現象により給水されるため、植物への灌水を忘れる心配がない。又、必要以上の水が給水されないため、根腐れが起こることがない。
吸水体30は貯水部20の底面に達するように延設するため、貯水部20の貯水量が少なくても吸水することができる。また、吸水性が高いため、吸水体30下部で吸水しても、吸水体30上部まで吸い上げることができる。
貯水部20には水が貯水できるため、毎日の給水が必要ない。また、貯水部20の外壁は少なくとも一部が透明状又は半透明であるため、内部の水50の量を見ることができる。これにより、貯水部20への給水忘れを防止できる。
貯水部20は密閉形状であるため、水50の蒸発を抑えることができる。また、水漏れがなく、植木鉢の回りが汚れることがない。
[その他実施例]
上記実施例では、育成基盤部10と貯水部20とを着脱自在に構成したが、図3に示すように、一体に形成しても良い。その際には貯水部20に給水するために、給水口21を設ける。給水口21は、栓23によって密閉できるように形成する。
また、排水口22を設けることで、貯水部20内の水50が汚れた場合の排水も容易に行う事ができる。排水口22も、栓23によって密閉できるように形成する。
育成基盤部10と貯水部20とを一体に形成することにより、運搬が容易となり、また、内部の水50が漏れることがない。
本考案に係る植木鉢の斜視図 本考案に係る植木鉢の断面図 本考案のその他実施例に係る植木鉢の断面図
符号の説明
10 育成基盤部
11 育成ポット
12 基盤材
20 貯水部
21 給水口
22 排水口
23 栓
30 吸水体
40 植物
50 水

Claims (4)

  1. 植物を育成するための植木鉢であって、
    育成基盤部と、
    前記育成基盤部の下部に位置し、水を内部に貯える貯水部と、
    前記貯水部の水を吸収し、前記育成基盤部に給水する吸収体と、により構成し、
    前記吸水体は、上部を前記育成基盤部に挿通し、下部を貯水部の底面まで延設したことを特徴とする、
    植木鉢。
  2. 請求項1に記載の植木鉢において、前記貯水部の側面の少なくとも一部を透明状又は半透明状としたことを特徴とする、植木鉢。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の植木鉢において、前記吸水体は、レーヨンと合成繊維と熱融着性繊維とを混紡し、熱融着させて成形したことを特徴とする、植木鉢。
  4. 請求項1乃至請求項3に記載の植木鉢において、前記育成基盤部と前記貯水部とを一体に形成し、前記貯水部の何れかに給水口を設けたことを特徴とする、植木鉢。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107801511A (zh) * 2016-09-09 2018-03-16 王建明 可调节水分含量的花盆

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