JP3152261U - 簡易灌水装置 - Google Patents
簡易灌水装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3152261U JP3152261U JP2009003095U JP2009003095U JP3152261U JP 3152261 U JP3152261 U JP 3152261U JP 2009003095 U JP2009003095 U JP 2009003095U JP 2009003095 U JP2009003095 U JP 2009003095U JP 3152261 U JP3152261 U JP 3152261U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- main body
- water
- cultivation container
- plant cultivation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
【課題】植物栽培用鉢やコンテナ容器に、必要に応じて簡易に灌水させる装置を提供する。【解決手段】本体先端１が植物栽培用容器５の容器排水孔からねじ込み可能な形状を有し、挿入された本体と植物栽培用容器内土部と接する本体吸水・吸引部３は栽培用容器外部に備えられた貯水槽７へ延長された長さをもって貯水槽へ浸水可能として、貯水槽から毛細管現象利用可能な不織布や紐状繊維からなる素材の吸水・吸引作用により、栽培用容器排水孔から用土部へ吸水・吸引させるようにして簡易底面灌水装置を構成する。【選択図】図３
Description
本考案は、植物栽培用鉢やコンテナ容器に必要に応じて簡易に灌水させる装置の提供で、栽培容器外部に備えられた貯水槽から容器内用土部へ吸引、吸水させる簡易な灌水装置である。
園芸店で購入する鉢植え植物や栽培容器に育成した植物への灌水は、容器の上からジョロやホースなどで常時灌水する方法が一般的である。日常生活に於いてはこうした常時灌水が困難な場合があり、応急処置として容器排水受け皿に水を張るなど個々が対策を講じていることが大半で、後付の簡易な灌水装置の提供が乏しいのが現状である。常時灌水が長く滞れば、植物が弱る、枯れてしまうのが現状である。
生産の現場では、植物の品種によっては鉢底を二重構造として不織布を鉢底に固定させて容器底に蓄えた水を吸水させる方法が用いられている。
市販の鉢植え植物やコンテナに育成された植物は、容器上部からジョロやホースなどによって常時灌水を必要とする。大規模設計の場合には自動灌水装置を設置して灌水の管理をする方法が取られるが、家庭園芸での自動灌水装置の設置は一般的ではない。日常生活で起こりうる数日間程度の無灌水という状況下に於いて、後付けで簡易に栽培容器へ灌水を提供する簡易灌水装置の実現を課題とする。
本考案は、必要に応じて植物用鉢やコンテナ容器の底部排水孔や開口部から容器用土部へ本体を挿入することにより、用土部と接する本体の吸水、吸引部が更に延長された長さをもって容器外部の貯水槽に浸水することにより、簡易に用土部へ灌水させることを実現する簡易灌水装置を提供するものである。
本考案によれば、必要に応じて自在に容器用土部へ本体を挿入することにより、外部貯水槽から毛細管現象等の機能を有する本体吸水・吸引部の吸水吸引作用により簡易灌水の提供を実現可能とする。
本考案の実施形態を図１から図３により説明する。実施形態の説明に当たり用いられる図中の用語や実施形状は、本考案を総括的に説明するための表現でありこれに限定されるものではない。
図１は本考案の実施形態本体の説明図である。１は植物栽培容器用土部への簡易灌水装置本体であり、容器排水孔から挿入可能な径及び形状を有し容器内に収まることを特長とする。
２は、植物栽培容器用土部への挿入先端部で、外部貯水槽からの吸水、吸引部３が延長されている。本考案の実施形態では先端をねじ込み式形状としたが、植物栽培容器に用いられている用土の特性によって、簡易に差込を可能とするノミの先端形状或いは鋭角な多角形、曲面等形状はそれぞれの条件に適応した形状を用いるものとする。
４は、本体が用土部へ挿入の際のストッパー的はたらき役割を有する部位である。また、４により栽培容器排水孔から本体先端部挿入の長さを調整可能とする。
図１の２及び３は、本実施形態では不織布・吸水テープを用いたが、同等の毛細管現象を利用可能な素材や材質であればこれに限らない。
図２は５の栽培用鉢やコンテナ容器の底部排水孔６から本体を挿入する図を現す。実施形態では底部排水孔からの挿入で実施したが、本体を挿入して吸水・吸引部の毛細管現象利用が可能であれば、底部に限らず栽培容器の開口部から容器用土部へ簡易な灌水を実現することができる。
図３は、図２の栽培容器と底部に挿入された本体を貯水可能な簡易容器７の網目状蓋の簡易な貯水槽で実施した例である。この７の上に図２の５を配置して３の吸水・吸引部が下部貯水槽へ浸水することによって５の用土部へ簡易に灌水が吸引・吸水される説明図である。この簡易貯水槽の大きさによって、上部に配置される栽培容器数量の増減が可能である。
本考案によれば、本体１のサイズと先端形状、３のサイズと素材、材質の違いにより、植物栽培容器の植物に用いられるあらゆる用土、異なったサイズや形状等に制約される事無く、其々に対応した簡易灌水装置の提供を可能とする特長を有するものである。
市販の鉢植え植物やコンテナ栽培の植物或いは植物を植えるための栽培用鉢や容器では、一般的に容器上部からジョロやホースなどの水撒き作業によって植物に灌水させるものである。しかし場合によっては日常的な灌水が出来ない事情もあり、灌水が滞ると植物が枯れる等の問題が起こるのが現状である。これらの植物用鉢や栽培容器に自動灌水装置を設置して日常の灌水を管理しようという方法があるが、灌水の流量調整が難しい、また価格の問題、メンテナンスの問題等一般的ではなく、設置に際しては専門家の施工を必要とするなど問題点が多い。本考案は、さまざまな栽培容器に簡易に使用が可能である簡易灌水装置の提供である。灌水を必要とする場面で、簡易に容器排水孔や開口部へ挿入することにより、容器外部に備えられた貯水槽から吸水吸引を実現し用土部への灌水を可能とする装置である。見た目にも目立たず、単に簡易灌水の目的に留まらずインテリア用使いにも十分適応するものであり、植物を用いた用途の拡大が期待される。
１ 本考案の本体
２ 本考案の本体の先端
３ 本考案の本体の先端から延長された吸水・吸引部
４ 本体挿入時ストッパー及び挿入調整部
５ 植物栽培用容器
６ 植物栽培用容器底部排水孔
７ 外部貯水槽
２ 本考案の本体の先端
３ 本考案の本体の先端から延長された吸水・吸引部
４ 本体挿入時ストッパー及び挿入調整部
５ 植物栽培用容器
６ 植物栽培用容器底部排水孔
７ 外部貯水槽
Claims (1)
- 本体先端が植物栽培用容器の容器排水孔からねじ込み可能な形状を有し、挿入された本体と植物栽培用容器内用土部と接する本体吸水・吸引部は栽培用容器外部に備えられた貯水槽へ延長された長さをもって貯水槽へ浸水可能として、貯水槽から毛細管現象利用可能な不織布や紐状繊維からなる素材の吸水・吸引作用により、栽培用容器排水孔から用土部へ吸水・吸引させることを可能とした簡易底面灌水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009003095U JP3152261U (ja) | 2009-05-13 | 2009-05-13 | 簡易灌水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009003095U JP3152261U (ja) | 2009-05-13 | 2009-05-13 | 簡易灌水装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3152261U true JP3152261U (ja) | 2009-07-23 |
Family
ID=54856588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2009003095U Expired - Fee Related JP3152261U (ja) | 2009-05-13 | 2009-05-13 | 簡易灌水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3152261U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020077803A1 (zh) * | 2018-10-16 | 2020-04-23 | 东莞市茗创优尚电子科技有限公司 | 一种水张力板 |
-
2009
- 2009-05-13 JP JP2009003095U patent/JP3152261U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020077803A1 (zh) * | 2018-10-16 | 2020-04-23 | 东莞市茗创优尚电子科技有限公司 | 一种水张力板 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101248076B1 (ko) | 심지관수용 서랍식 화분 | |
| CN102986507A (zh) | 一种带插根孔的树木渗浇灌溉用的渗浇罐 | |
| JP3152261U (ja) | 簡易灌水装置 | |
| KR20130052118A (ko) | 화분용 자동급수장치 | |
| KR101136612B1 (ko) | 수분 자동 공급 기능성 식물 재배기 | |
| KR101519965B1 (ko) | 식물 재배용 친환경 양변기 물탱크 덮개 | |
| JP6170291B2 (ja) | 自動水遣り装置 | |
| WO2006077669A1 (ja) | 植木鉢 | |
| KR100945414B1 (ko) | 재배식물의 관수장치 | |
| KR101280123B1 (ko) | 식물재배기 겸용 화분 받침대 | |
| CN203505174U (zh) | 可自动灌溉的花盆 | |
| KR101380567B1 (ko) | 화분용 급수기 | |
| CN201138958Y (zh) | 节水免浇花盆 | |
| CN204191243U (zh) | 免浇水花盆 | |
| JP4901835B2 (ja) | 栽培容器 | |
| CN104584928A (zh) | 双壁保水花盆 | |
| CN202178994U (zh) | 一种透气花盆 | |
| CN105075700A (zh) | 植物容器 | |
| CN201911093U (zh) | 水、土分隔浸润式植物栽培花盆 | |
| CN104641983A (zh) | 可提高新栽植物成活率的植物种植容器 | |
| JP2016073264A (ja) | 底灌水多品種栽培システム | |
| JP3128320U (ja) | 栽培容器 | |
| JP2011254763A (ja) | 貯水式植物栽培器具 | |
| US20080236039A1 (en) | Plant growing container with internal water reservoir | |
| KR101479851B1 (ko) | 화분 물 공급 장치 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120701 Year of fee payment: 3 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |