JP2018126410A - 炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】煩わしい手間を強いられることなく、簡単に白米と玄米を混合して炊くことができる炊飯器を提供する。【解決手段】本発明の炊飯器は、被調理物として米と水を加熱する加熱手段44と、加熱パターンが異なる複数の炊飯コースの中から、一つの炊飯コースを選択可能にするのコース選択キー16bと、コース選択キー16bで選択した炊飯コースの加熱パターンに基づき、加熱手段44を制御して炊飯動作を行なう炊飯制御手段51と、を備える。ここでは、コース選択キー16bにより選択可能な炊飯コースとして、玄米と白米を混合して炊く「玄米白米混合コース」を含んでおり、「玄米白米混合コース」の加熱パターンに基づき、炊飯制御手段51が加熱手段44を適切に制御する。【選択図】図2

Description

本発明は、玄米と白米を混合して炊飯する炊飯器に関する。
玄米は、白米(精白米)と比べてビタミンやミネラルなどの身体に必要な栄養素が豊富に含まれており、健康食としての人気を集めている。また、家庭で手軽に玄米を炊くことができるように、例えば特許文献1には、白米を炊く白米コースの他に、玄米を炊く玄米コースなどの炊飯コースを備え、その中から1つの炊飯コースを選択すると、選択した炊飯コースの加熱パターンに基づき制御手段が加熱手段を制御して、白米だけでなく玄米の炊飯動作を行なえる炊飯器が開示されている。
特開2001−346683号公報
上記特許文献1の炊飯器は、白米だけを炊くのに適した「白米コース」と、玄米だけを炊くのに適した「玄米コース」の何れかを選択できるようになっている。しかし、その日の体調や料理などを考慮して、白米に玄米を混ぜたご飯を食べたい場合に、「白米コース」で白米と玄米を混合して炊くと、玄米が硬めになり、「玄米コース」で白米と玄米を混合して炊くと、白米がベチャついて、何れのコースでもうまく炊き上げることができない。
そのためユーザは、白米と玄米で同程度の炊上がり硬さを得るために、先に玄米だけを1〜2時間浸して吸水させてから、「白米コース」で白米と玄米を混合して炊いたり、それぞれのコースで玄米と白米を別々に炊いてから、混ぜ合わせたりするなどの煩わしい手間を強いられていた。
本発明は上記問題点に鑑み、煩わしい手間を強いられることなく、簡単に白米と玄米を混合して炊くことができる炊飯器を提供することをその目的とする。
本発明は、被調理物として米と水を加熱する加熱手段と、加熱パターンが異なる複数の炊飯コースの中から、一つの炊飯コースを選択する選択手段と、前記選択手段で選択した炊飯コースの加熱パターンに基づき、前記加熱手段を制御して炊飯動作を行なう制御手段と、を備えた炊飯器において、前記選択手段により選択可能な炊飯コースとして、玄米と白米を混合して炊く玄米白米混合コースを含んで構成される。
請求項1の発明によれば、複数の炊飯コースの中で、玄米と白米を混合して炊く専用の玄米白米混合コースを選択すれば、後はその玄米白米混合コースの加熱パターンに基づき、制御手段が加熱手段を適切に制御して、煩わしい手間を強いられることなく、簡単に白米と玄米を混合して炊くことが可能になる。
請求項2の発明によれば、炊飯開始直後のひたし行程で、被調理物の温度を白米だけの場合よりも高く55〜60℃となるようにし、且つひたし行程の全期間にわたり、被調理物を長く減圧状態に保持することで、白米に比べて吸水の遅い玄米の吸水率を上げて、白米と玄米で同程度の炊上がり硬さを得ることが可能になる。
請求項3の発明によれば、加熱行程に続く沸騰継続行程の時間を長くすると、玄米と混合される白米が煮崩れてしまうので、沸騰継続行程で水がなくなるまでの時間が10分以下となるように、制御手段が加熱手段を適切に制御すれば、沸騰継続行程の時間が長くなり過ぎずに、白米をベチャつきなく加熱することが可能となる。
請求項4の発明によれば、沸騰継続行程に続くむらし行程で、被調理物の温度を98℃以上に30分以上長く維持し、且つむらし行程中に被調理物を加圧状態とすることで、玄米を柔らかくして、白米と玄米で同程度の炊上がり硬さを得ることが可能になる。
本発明の一実施例における炊飯器の全体断面図である。 同上、電気的構成を示すブロック図である。 同上、「玄米白米混合コース」を選択したときの、炊飯動作時における内釜内の温度と、加熱コイルの出力と、内釜内の圧力の推移をあらわしたタイミングチャートである。 玄米と白米の時間に対する吸水率の変化をプロットしたグラフである。 玄米と白米を混合して炊いた場合に、本実施例の炊飯器と従来の炊飯器との炊上がり状態を比較した図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明における炊飯器の実施例を説明する。
炊飯器全体の構成を図1に基づいて説明すると、1は有底状の本体、2は本体1の上面開口を開閉自在に覆う蓋で、これらの本体1と蓋2により炊飯器の外郭が形成される。蓋2の後部には本体1との連結部となるヒンジ3が設けられており、蓋2の前部上面に設けたフックボタン4を押動操作することで、蓋2と本体1との係合が解除され、蓋2がヒンジ3を回転中心として自動的に開く構成となっている。
本体1には、有底筒状で非磁性材料などからなる鍋収容体5が形成され、この鍋収容体5には、米や水などの被調理物を収容する有底筒状の鍋としての内釜6が着脱自在に設けられる。内釜6は、その側面がR状に湾曲し、且つ上端開口よりも中央胴部が広い面積を有するいわゆる丸釜形状となっており、内釜6の上端周囲には、外周側に延出する円環状のフランジ部7が形成される。フランジ部7は、鍋収容体5に内釜6を収容したときに鍋収容体5の上面に載置され、鍋収容体5と内釜6との間に隙間を形成した状態で、内釜6が鍋収容体5に吊設されるようになっている。ここでの内釜6は、熱伝導性の良いアルミニウムを主材料とした母材8の外面に、フェライト系ステンレスなどの磁性金属材料からなる発熱体9を接合して構成される。
11は、内釜6の発熱体9を電磁誘導加熱する加熱コイルである。加熱コイル11は、内釜6の発熱体9に対向して、導体であるリッツ線を螺旋状に巻回して構成される。これにより、加熱コイル11に高周波電流を供給すると、加熱コイル11から発生する交番磁界によって内釜6の発熱体9が発熱し、炊飯時や保温時に内釜6ひいては内釜6内の被調理物が加熱される。
鍋収容体5の底部中央に設けた開口部には、内釜6の外面底部と弾発的に接触するように、内釜温度検出手段としての内釜温度センサ12が配置される。内釜温度センサ12は、内釜6の温度を検知するもので、加熱コイル11による内釜6の底部の加熱温度を主に温度管理する構成となっている。
蓋2の上面には、蓋開操作体としてのフックボタン4の他に、表示部15や操作部16を含むパネルとしての操作パネル17や、被調理物への加熱に伴い内釜6内部で発生した蒸気を、炊飯器の外部に放出するための蒸気口19などがそれぞれ配設される。また、蓋2の下側には、蓋2の下部部材としての内蓋組立体21が配設される。内蓋組立体21は、内鍋6の上方開口部とほぼ同径の円盤状を有する金属材料からなる内蓋22と、内釜6と内蓋22との間をシールするために、当該内蓋22の外側全周に設けられる弾性部材としての蓋パッキン23と、内釜6の内圧力を調整する調圧部24とを備えている。環状に形成された蓋パッキン23は、蓋体2を閉じた蓋閉時に、内釜6のフランジ部7上面に当接して、この内釜6と内蓋22との間の隙間を塞ぎ、内釜6から発生する蒸気を密閉する。また、蒸気口19と調圧部24は蓋体2の内部で連通しており、これらの蒸気口19や調圧部24により、内釜6内で発生した蒸気を蒸気口19から外部へ放出する蒸気排出機構が形成される。
調圧部24は、内釜6の内部と蒸気口19との間の蒸気通路25を開閉する調圧弁26が設けられる。この調圧弁26はボール状で、蓋2の内部に設けたソレノイド27と連動して、内蓋22の略中央部に装着された弁座28上に載置される。弁座28には、蒸気通路25の途中で調圧弁26により開閉される連通孔29が設けられ、ソレノイド27の非通電状態では、その先端部を進出位置に保持し、調圧弁26を弁座28の連通孔29から退避させることで、内釜6の内外で同じ圧力となるように蒸気通路25を開放する一方で、ソレノイド27の通電状態では、その先端部を退避させ、調圧弁26を弁座28の連通孔29に自重で転動させることで、連通孔29を塞いで内釜6の内部に圧力を投入する。この状態で調圧弁26は、内釜6の内部が大気圧よりも高い所定の圧力(例えば1.2気圧:1気圧=101325Pa)に達すると、その自重に抗して連通孔29を開放し、内釜6の内部にそれ以上の圧力が加わらないように調整する。つまり、ここでの調圧部24は、ソレノイド27の通電状態で、内釜6内部の被調理物を大気圧よりも高い状態に加圧する加圧手段としての機能を有している。
31は、蓋2を本体1に閉じた状態で、内釜6の内部を通常の大気圧よりも低くするために設けた減圧手段である。この減圧手段31は、蓋2の後部に設けた減圧駆動源としての減圧ポンプ32の他に、蓋2の内部において、減圧ポンプ32と内釜6の内部との間を連通する管状の経路(図示せず)と、その経路を開閉する電磁弁33(図2を参照)とにより構成される。本実施例では、2個の減圧ポンプ32を蓋2の内部に設けているが、減圧ポンプ32を本体1の内部に設けてもよく、またその個数も2個に限定されない。例として、1個の減圧ポンプ32を動作させたときに、密閉した内釜6の内部は0.6気圧に減圧され、直列に接続した2個の減圧ポンプ32を動作させたときに、密閉した内釜6の内部は0.4気圧に減圧される。
そして本実施例では、内釜6を鍋収容体5に収容し、蓋2を閉じた後にソレノイド27を通電して、調圧弁26が連通孔29を塞いだ状態から減圧ポンプ32を起動させると、電磁弁33により経路を開放して、内釜6内部の空気が経路および減圧ポンプ32を通って本体1の外部に排出され、密閉した内釜6内部の圧力が低下する。また、内釜6内部の圧力が大気圧よりも一定値下がった場合には、減圧ポンプ32の動作を停止し、電磁弁33により経路を閉塞して、内釜6内部を減圧状態に保っている。さらに、内釜6内部を減圧状態から外気と同じ圧力に戻す場合には、減圧ポンプ32の動作を停止し、電磁弁33により経路を開放する。つまり、本実施例における減圧手段31は、内釜6内部を減圧状態から外気と同じ圧力に戻す圧力戻し手段としての構成を兼用している。
内釜6への加熱を行なうために、前述した内釜6の主に側面下部から底部を加熱する加熱コイル11の他に、内釜6の側面上部を主に加熱する側部ヒータ35が、鍋収容体5の外面上側部に配置される。また、蓋2の内部には、内蓋22を加熱する蓋加熱手段としての蓋ヒータ36と、蓋ヒータ36による内蓋22の温度管理を行なうためのサーミスタ式の蓋温度センサ37がそれぞれ設けられる。
41は、本体1の内部後方に設けられ、マイクロコンピュータ(マイコン)などを基板に搭載して構成される制御手段である。制御手段41は、加熱コイル11を駆動させるための発熱素子42などを備えている。
次に、制御手段41の制御系統について、図2を参照しながら説明する。同図において、制御手段41は、内釜温度センサ12や蓋温度センサ37からの各温度検知信号と、操作部16からの操作信号を受けて、炊飯時および保温時に内釜6を加熱する加熱コイル11や側面ヒータ33と、蓋2を加熱する蓋ヒータ36を各々制御すると共に、前述した調理弁26を動かすソレノイド27や、減圧ポンプ32や、電磁弁33の動作を各々制御し、さらには表示部15の表示を制御するものである。特に本実施例の制御手段41は、内釜温度センサ12の検知温度に基いて主に加熱コイル11を制御して内釜6の底部を温度管理し、蓋温度センサ37の検知温度に基いて主に蓋ヒータ36を制御して、内蓋22を温度管理する。これらの加熱コイル11や蓋ヒータ36と、前述した側面ヒータ35は、内釜6に入れた被調理物を加熱する加熱手段44に相当する。
制御手段41は、記憶手段46に記憶されたプログラムの制御シーケンス上の機能として、操作部16の例えば炊飯キー16aを操作して炊飯開始を指示すると、内釜6に投入した米の吸水を促進させるひたしと、被調理物を短時間に沸騰まで上昇させる加熱と、被調理物に含まれる水がなくなるまで沸騰状態を継続させ、被調理物をドライアップ状態のご飯に炊き上げる沸騰継続と、炊き上がったご飯を焦がさない程度の高温に維持するむらしの各行程を順に実行して、内釜6内部の被調理物を所望の温度と圧力で炊飯加熱する炊飯制御手段51と、内釜6内部のご飯を所定の保温温度に保つように制御する保温制御手段52と、をそれぞれ備えている。
特に本実施例では、それぞれが異なる複数の炊飯コースの加熱パターンが予め記憶手段46に記憶保持されており、選択手段となる操作部16のコース選択キー16bを操作すると、その中から一つの炊飯コースの加熱パターンが選択される。これを受けて炊飯制御手段51は、コース選択キー16bで選択した炊飯コースの加熱パターンに基づき、加熱手段44や減圧手段31をそれぞれ制御し、上述した一連の行程順に内釜6に入れた被調理物への炊飯動作を行なう構成となっている。
記憶手段46に記憶保持される炊飯コースの加熱パターンは、少なくとも既存の白米(精白米)だけを炊くのに適した「白米コース」の加熱パターンや、玄米だけを炊くのに適した「玄米コース」の加熱パターンのみならず、白米と玄米を混合して炊くのに適した「玄米白米混合コース」の加熱パターンも含まれる。これらの炊飯コースの中で、特に「玄米白米混合コース」をコース選択キー16bで選択すると、実際に内釜6に入れられる玄米と白米との混合比率に合せて、その混合比率の設定値を、操作部16の比率調整キー16cで増減調整できるようになっている。
因みに本実施例では、初期設定値として「玄米1:白米2」の混合比率で、「玄米白米混合コース」の加熱パターンが記憶手段46に記憶されているが、比率調整キー16cを適宜操作することにより、玄米と白米との混合比率の設定値を、例えば「玄米1:白米1」や、「玄米2:白米1」に可変調整できる。この場合、白米に対して玄米の割合が増加するが、炊飯制御手段51は基本の制御、すなわち上述した一連の行程順に加熱手段44や減圧手段31をそれぞれ制御して、炊飯動作を行なうことは変えずに、玄米の割合が増加した場合に、ひたし行程で被調理物の温度を上げたり、圧力値(真空度)を高くしたりして、被調理物の温度や圧力を適切に調整する機能を備えている。
次に、上記構成の炊飯器について、その作用を図3に基づき説明する。図3は、コース選択キー16aで「玄米白米混合コース」を選択したときに、炊飯を開始してからの内釜温度センサ12で検知される内釜6内の温度(図中、「内釜内温度」)と、加熱コイル11の出力(図中、「IH出力」)と、内釜6内の圧力(図中、「内釜内圧力」)の推移をあらわしたタイミングチャートである。
先ず、本実施例における炊飯動作の手順を説明すると、内釜6内に被調理物として米および水を入れ、これを本体1の鍋収容体5にセットした後、蓋2を閉じてコース選択キー16bを操作すると、記憶手段46に記憶される複数の炊飯コースの加熱パターンの中から、一つの所望する炊飯コースの加熱パターンが選択される。その後、炊飯開始を指示するために炊飯キー16aを操作すると、制御手段41に組み込まれた炊飯制御手段51による炊飯動作が開始する。
炊飯制御手段51は、複数の炊飯コースの中で、上述した「白米コース」、「玄米コース」、「玄米白米混合コース」の何れを選択した場合でも、その選択した炊飯コースの加熱パターンに基づき、加熱手段44や減圧手段31をそれぞれ制御しながら、ひたし、加熱、沸騰継続、むらしの各行程を順に実行して、内釜6内に入れた米と水からご飯を炊き上げる。なお、コース選択キー16bで直前に選択された所望の炊飯コースを、不揮発性の記憶手段46に記憶保持させる構成にすれば、炊飯器に電源を投入する毎に、コース選択キー16bを再操作する手間を省くことができる。
次に、「玄米白米混合コース」の加熱パターンに基づく制御の特徴について、詳しく説明する。本実施例では、内釜6内に混合して入れた白米と玄米を美味しく炊くために、(1)ひたし行程では、被調理物の温度を白米だけを炊く場合よりも高くし、また被調理物を大気圧よりも低い減圧状態に長い時間保持して、玄米の吸水率を上げる。(2)沸騰継続行程では、その時間が長くなりすぎないように、白米をベチャつきなく加熱する。(3)むらし行程では、その時間を長く維持し、被調理物を大気圧よりも高い加圧状態にして、玄米を柔らかく仕上げる。以上の3つのポイントを実現できるような加熱パターンが、「玄米白米混合コース」に含まれている。
具体的には図3に示すように、炊飯制御手段51は、予めコース選択キー16bで「玄米白米混合コース」を選択した状態から、炊飯開始を指示する炊飯キー16aが操作されると、記憶手段46から読み出した「玄米白米混合コース」の加熱パターンに基づき、炊飯開始直後のひたし行程で、内釜温度センサ12からの検知温度により、内釜6内の被調理物の温度である水温が55〜60℃となるように、加熱コイル11と側部ヒータ35の出力(電力値や通電率)を適切に調整して、内釜6の底部と側面部をそれぞれ加熱する。また、玄米は白米に比べて吸水が遅いので、「玄米白米混合コース」におけるひたし行程の開始から終了までの時間は、白米だけを炊く「白米コース」よりも長く、玄米だけを炊く「玄米コース」と同じ60分程度とする。
さらに「玄米白米混合コース」では、ひたし行程の開始から終了までの全期間にわたり、内釜6内の圧力が大気圧よりも低い減圧状態となるように、炊飯制御手段51がソレノイド27や減圧ポンプ32や電磁弁33の動作を各々制御する。炊飯制御手段51は、ひたし行程を開始すると、ソレノイド27を非通電状態から通電状態に切替えて、調圧弁26で蒸気通路25の連通孔29を閉塞する。そしてこの状態で、密閉した内釜6の内部から減圧手段31を通して空気を排出するために、内釜6内部から減圧ポンプ32に至る経路を開放するように、電磁弁33の動作を制御すると共に、一乃至複数の減圧ポンプ32を連続動作させ、内釜6内部の空気を減圧ポンプ32で抜き取る真空引きを行なう。その後、内釜6内部から減圧ポンプ32に至る経路を閉塞するように、電磁弁33の動作を制御すれば、減圧ポンプ32の動作を停止させても、内釜6内はスローリークや加熱により徐々に圧力が上昇するものの、ひたし行程の全期間にわたり、1回の真空引きで大気圧よりも低い圧力の減圧状態を保持する。なお、減圧ポンプ32の動作中は制御手段41がその旨を表示部15に表示させてもよく、これによりユーザは内釜6の内部が減圧中であることを知ることができる。
こうして「玄米白米混合コース」では、炊飯開始直後のひたし行程で、内釜6内の水温が、「白米コース」よりも高く55〜60℃となるように加熱され、その水に玄米と白米が、「玄米コース」と同じく60分間浸される。しかも、ひたし行程の全期間にわたり、内釜6内の被調理物が長く減圧状態に保持されるので、白米に比べて吸水の遅い玄米の吸水率を上げて、加熱行程に移行する前に、白米だけでなく玄米も内釜6の内部で十分に吸水させることが可能となり、白米と玄米で同程度の炊上がり硬さを得ることが可能になる。
所定時間のひたし行程が終了し、次の加熱行程に移行すると、炊飯制御手段51は加熱コイル11や側部ヒータ35を連続通電することにより、ひたし行程よりも内釜6内の被調理物を強く加熱し、被調理物の温度を短時間に沸騰まで上昇させる。また炊飯制御手段51は、ひたし行程から引き続いて加熱行程の途中まで、内釜6の内部を減圧状態に維持するために、加熱行程に移行しても減圧ポンプ32の駆動を停止させる一方で、内釜6内部から減圧ポンプ32に至る経路を閉塞するように、電磁弁33の動作を制御する。そのため加熱行程に移行した後も、内釜6への加熱やスローリークにより、内釜6の内部は徐々に圧力が上昇するものの、暫くの間は消費電力の多い加圧工程で、減圧ポンプ32を動作させることなく減圧状態を維持して、玄米の吸水率をさらに上げることが可能となる。
その後で炊飯制御手段51は、大気圧の下で内釜6内の被調理物を沸騰させるために、加熱行程に移行してから所定時間が経過したら、内釜6内部から減圧ポンプ32に至る経路を閉じ、減圧ポンプ32を動作させないまま、ソレノイド27を一時的に非通電状態にして、調圧弁26を連通孔29から退避させる。これにより、蒸気通路25は密閉せずに内釜6の内外を連通させた開放状態となり、内釜6内は直ちに外気と同じ常圧に戻る。
こうして、「玄米白米混合コース」による加熱行程では、内釜6内が常圧に戻った状態で、引き続き加熱手段44から内釜6への強い加熱が行われるが、炊飯制御手段51は、内釜温度センサ12の検知温度が所定温度となる例えば90℃以上になり、それに加えて蓋温度センサ37の検知温度も所定温度となる例えば90℃以上になると、蓋温度センサ37の検知温度の傾き(所定の時間に検知温度がどの程度上昇するのか)を算出し、その検知温度の傾きが一定値以下になって安定したら、内釜6内の水が沸騰したと判断して加熱行程を終了し、次の沸騰継続行程に移行する。
沸騰継続行程に移行すると、炊飯制御手段51は、それまでの加熱行程よりも加熱コイル11の出力を下げて、内釜6内の水がなくなるまで沸騰状態を継続させる。また沸騰継続行程に移行したら、内釜6内の被調理物が常圧と大気圧よりも高い加圧状態を繰り返すように、炊飯制御手段51はソレノイド27を周期的に通断電させる。
特に「玄米白米混合コース」では、沸騰継続行程に移行してから、内釜6内の被調理物の温度を98℃以上に維持しつつ、内釜6内の水がなくなるまでの沸騰継続時間が、玄米だけを炊く「玄米コース」よりも短い10分、好ましくは白米だけを炊く「白米コース」とほぼ同じ5〜7分程度となるように、炊飯制御手段51が加熱コイル11の出力を調整する。その理由は、玄米は柔らかく炊くために、沸騰継続行程に移行してから98℃以上を40分程度維持する必要があるが、そのために沸騰継続行程の時間を長くすると、内釜6内で玄米と混合した白米が、沸騰した水で煮崩れてしまうからである。
そこで、本実施例の「玄米白米混合コース」では、内釜6内で沸騰した水がなくなるまでの沸騰継続行程の時間を、白米が煮崩れない程度に短くし、内釜6内に水がなくなった後のむらし行程で、被調理物の温度を引き続き98℃以上に30分以上長く維持するように、炊飯制御手段51が加熱手段44を適切に制御する。これにより、玄米と白米を混ぜて一緒に炊いた場合でも、白米をベチャつきなく加熱し、玄米を柔らかくして、白米と玄米で同程度の炊上がり硬さを得ることが可能になる。
また「玄米白米混合コース」では、沸騰継続行程において、内釜6内の圧力が平均で、「白米コース」と同じ1.05気圧となるように、炊飯制御手段51が減圧手段31を適切に制御する。
その後、炊飯制御手段51は沸騰継続行程で、内釜温度センサ12の検知温度が所定のドライアップ温度に達すると、内釜6内部の水がなくなって、被調理物として混合した玄米と白米が、ドライアップ状態のご飯に炊き上がったと判断して、次のむらし行程に移行する。
むらし行程に移行すると、炊飯制御手段51は沸騰継続行程から引き続いて、内釜6内の被調理物の温度が98℃以上に30分以上維持されるように、加熱コイル11の出力を調整する。また、むらし行程ではソレノイド27を通電状態にして、調圧弁26で蒸気通路25の連通孔29を閉塞し、加熱コイル11による内釜6への加熱に伴い、内釜6内の被調理物を大気圧よりも高い加圧状態にする。こうすることで、沸騰継続行程からむらし行程にかけて、玄米を柔らかくするのに必要な98℃以上の時間を維持し、且つむらし行程で被調理物を加圧することで、白米と玄米で同程度の炊上がり硬さを得ることが可能になる。そして、所定時間のむらし行程が終了すると、炊飯制御手段51による一連の炊飯動作は終了し、保温制御手段52による保温に移行する。
このように本実施例の炊飯器は、既存の「白米コース」や「玄米コース」とは別に、食生活をサポートする健康コースとして、玄米と白米を混合して炊く専用の「玄米白米混合コース」を搭載している。これにより、「白米コース」と「玄米コース」で、白米と玄米をそれぞれ別々に炊いてから、混ぜ合わせたりする手間を省いて、「玄米白米混合コース」を利用した食生活が気軽に始められ、毎日続けられるおいしさを目指すことが可能になる。
なお、上記「玄米白米混合コース」では、初期設定値として「玄米1:白米2」の混合比率で内釜6内に米が入れられることを想定した加熱パターンが、記憶手段46に記憶保持されている。本実施例では、「玄米白米混合コース」をコース選択キー16bで選択した後に、比率調整キー16cを適宜操作することで、玄米と白米との混合比率を別な設定値に可変調整でき、そこから炊飯キー16aを操作して炊飯開始を指示すると、炊飯制御手段51は上述した一連の行程順に加熱手段44や減圧手段31をそれぞれ制御しつつも、例えばひたし行程で内釜6内における被調理物の温度や圧力を、元の加熱パターンによるものから適切に可変調整する。このように、玄米と白米との混合比率の設定値に応じて、炊飯動作中における被調理物の温度や圧力を、炊飯制御手段51が適切に可変調整することで、内釜6に入れられる玄米と白米との混合比率に拘らず、白米と玄米で同程度の炊上がり硬さを得ることが可能になる。
比較のために、他の炊飯コースの加熱パターンを選択した場合の、温度や圧力や時間の設定値を示すと、白米だけを炊く「白米コース」では、硬さの炊き分けなどで違いがあるものの、基本の硬さでは、ひたし行程の時間は20分位、ひたし行程での被調理物の温度は40℃前後位、沸騰継続行程の時間は5分前後、沸騰継続行程での被調理物の圧力は1.05気圧、むらし行程の時間は15分位に設定される。玄米だけを炊く「玄米コース」では、ひたし行程の時間は60分位、ひたし行程での被調理物の温度は60℃前後、沸騰継続行程の時間は25分前後、沸騰継続行程での被調理物の圧力は1.05〜1.2気圧、むらし行程の時間は15分位に設定される。
図4は、玄米と白米の吸水率の違いを示したもので、横軸は時間、縦軸は吸水率である。図中「真空なしブランク」とは、内釜6内を真空(減圧状態)にさせず、加熱もせず、単に水に浸しているという、いわゆる何もしていないことを意味している。白米となる無洗米と玄米とを比較すると、白米は吸水が早いのに対して、玄米は吸水が遅いものの、玄米では60分程度水に浸すと、無洗米とほぼ同等の吸水率に上昇することが判る。また、図4には玄米を真空にした実験結果もプロットされているが、ここでいう真空とは、ひたしの開始初期に真空ポンプとなる減圧ポンプ32を3分程度動作させて密封させたに過ぎず、吸水率は真空のファクターよりも、ひたしている時間と温度のファクターのほうが大きいと考えられる。
図5は、玄米と白米を混合して炊いた場合に、本実施例の炊飯器と従来の炊飯器との炊上がり状態を比較した図である。図中「炊上がり重量比」とは、炊上がったご飯の硬さの目安となるもので、例えば3カップすなわち450gの白米を、米の重さの1.5倍すなわち675gの水に入れると、炊飯前の米と水を合計した重さは1125gとなる。その後に炊飯を行ない、水が蒸発して、炊上がったご飯の重さが1035gになったとすると、炊上がり重量比=炊上がったご飯の重さ÷米の重さ=1035÷450=2.30となる。つまり、炊上がり重量比の数値が高くなる程、柔らかいご飯となり、炊上がり重量比の数値が低くなる程、硬いごはんとなる。
図5の上段左から2番目は、本実施例の「玄米白米混合コース」で、玄米と白米を混合して炊飯したときの炊上がり結果を示している。それ以外は、従来の炊飯器で、玄米と白米を別々に炊いてから混ぜた場合(上段左から1番目)や、「白米コース」で玄米と白米を混合して炊いた場合(上段左から3番目、下段左から1,2,4番目)や、「玄米コース」で玄米と白米を混合して炊いた場合(上段左から4番目、下段左から3番目)の炊上がり結果を示している。
本実施例の「玄米白米混合コース」で、玄米と白米を混合して炊飯した場合には、炊上り重量比が2.275となり、玄米と白米を別々に炊いて混ぜたご飯に近い良好な炊上がりを得ることができた。また「玄米白米混合コース」において、玄米と白米を混合して炊飯した場合の炊上がり重量比は、「玄米1:白米2」の混合比率で、2.30±0.1とするのが好ましい。これにより、白米と玄米を同じ位の程良い硬さに炊き上げることが可能になる。
以上のように本実施例は、被調理物として鍋となる内釜6に入れた米と水を加熱する加熱手段44と、加熱パターンが異なる複数の炊飯コースの中から、一つの炊飯コースを選択可能にする選択手段としてのコース選択キー16bと、コース選択キー16bで選択した炊飯コースの加熱パターンに基づき、加熱手段44を制御して炊飯動作を行なう制御手段41の中の炊飯制御手段51と、を備えた炊飯器において、コース選択キー16bにより選択可能な炊飯コースとして、玄米と白米を混合して炊く「玄米白米混合コース」を含んで構成される。
そのため、複数の炊飯コースの中で、玄米と白米を混合して炊く専用の「玄米白米混合コース」を選択すれば、後はその「玄米白米混合コース」の加熱パターンに基づき、炊飯制御手段51が加熱手段44を適切に制御して、煩わしい手間を強いられることなく、簡単に白米と玄米を混合して炊くことが可能になる。
また本実施例では、内釜6内の被調理物を大気圧よりも低い状態に減圧する減圧手段31をさらに備え、炊飯制御手段51は、コース選択キー16bで玄米白米混合コースが選択されると、ひたし、加熱、沸騰継続、むらしの各行程順に炊飯動作を実行し、ひたし行程で被調理物の温度が55〜60℃となるように、加熱手段44を制御すると共に、ひたし行程の全期間中にわたり、被調理物が大気圧よりも低い減圧状態を保持するように、減圧手段31を制御する構成としている。
そのため、炊飯開始直後のひたし行程で、被調理物の温度を白米だけの場合よりも高く55〜60℃となるようにし、且つひたし行程の全期間にわたり、被調理物を長く減圧状態に保持することで、白米に比べて吸水の遅い玄米の吸水率を上げて、白米と玄米で同程度の炊上がり硬さを得ることが可能になる。
また、本実施例の炊飯制御手段51は、コース選択キー16bで玄米白米混合コースが選択されると、ひたし、加熱、沸騰継続、むらしの各行程順に炊飯動作を実行し、加熱行程で水が沸騰した後に、沸騰継続行程で水がなくなるまでの時間が10分以下となるように、加熱手段44を制御する構成としている。
加熱行程に続く沸騰継続行程の時間を長くすると、玄米と混合される白米が煮崩れてしまう。そこで、沸騰継続行程で水がなくなるまでの時間が10分以下となるように、炊飯制御手段51が加熱手段44を適切に制御すれば、沸騰継続行程の時間が長くなり過ぎずに、白米をベチャつきなく加熱することが可能となる。
また本実施例は、被調理物を大気圧よりも高い状態に加圧する加圧手段としての調圧部24をさらに備え、炊飯制御手段51は、コース選択キー16bで玄米白米混合コースが選択されると、ひたし、加熱、沸騰継続、むらしの各行程順に炊飯動作を実行し、沸騰継続行程で水が無くなった後に、むらし行程で被調理物の温度が98℃以上に30分以上維持されるように、加熱手段44を制御すると共に、むらし行程で被調理物が大気圧よりも高い加圧状態となるように、加圧手段となる調圧部24の動作を制御する構成としている。
この場合、沸騰継続行程に続くむらし行程で、被調理物の温度を98℃以上に30分以上長く維持し、且つむらし行程中に被調理物を加圧状態とすることで、玄米を柔らかくして、白米と玄米で同程度の炊上がり硬さを得ることが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更可能である。実施例中における温度や圧力や時間の設定値は一例に過ぎず、各炊飯器の仕様に合わせて適宜変更してよい。
16a コース選択キー(選択手段)
24 調圧部(加圧手段)
31 減圧手段
41 制御手段
44 加熱手段

Claims (4)

  1. 被調理物として米と水を加熱する加熱手段と、
    加熱パターンが異なる複数の炊飯コースの中から、一つの炊飯コースを選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択した炊飯コースの加熱パターンに基づき、前記加熱手段を制御して炊飯動作を行なう制御手段と、を備えた炊飯器において、
    前記選択手段により選択可能な炊飯コースとして、玄米と白米を混合して炊く玄米白米混合コースを含んで構成されることを特徴とする炊飯器。
  2. 前記被調理物を大気圧よりも低い状態に減圧する減圧手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記選択手段で玄米白米混合コースが選択されると、ひたし、加熱、沸騰継続、むらしの各行程順に炊飯動作を実行し、前記ひたし行程で前記被調理物の温度が55〜60℃となるように、前記加熱手段を制御すると共に、前記ひたし行程の全期間中にわたり、前記被調理物が大気圧よりも低い減圧状態を保持するように、前記減圧手段を制御する構成としたことを特徴とする請求項1記載の炊飯器。
  3. 前記制御手段は、前記選択手段で玄米白米混合コースが選択されると、ひたし、加熱、沸騰継続、むらしの各行程順に炊飯動作を実行し、前記加熱行程で前記水が沸騰した後に、前記沸騰継続行程で前記水がなくなるまでの時間が10分以下となるように、前記加熱手段を制御する構成としたことを特徴とする請求項1または2記載の炊飯器。
  4. 前記被調理物を大気圧よりも高い状態に加圧する加圧手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記選択手段で玄米白米混合コースが選択されると、ひたし、加熱、沸騰継続、むらしの各行程順に炊飯動作を実行し、前記沸騰継続行程で前記水が無くなった後に、前記むらし行程で前記被調理物の温度が98℃以上に30分以上維持されるように、前記加熱手段を制御すると共に、前記むらし行程で前記被調理物が大気圧よりも高い加圧状態となるように、前記加圧手段を制御する構成としたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の炊飯器。
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