JP2018124119A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】指針を適正に表示することができる表示装置を提供することを目的とする。【解決手段】表示装置は、指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が相対的に小さい場合に指針画像21を回動させて表示させ、指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が相対的に大きい場合に当該指針の単位時間当たりの回動範囲に応じた指針モーションブラー画像23を表示させる。そして、指針画像21は、回動中心側に向けて先細りの形状であり当該回動中心側の端部21bを形成する2辺21c、21dがなす指針基端角度θ1が、指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が最小である場合の指針モーションブラー画像23Aにおいて回動中心側の端部23aを形成する2辺23b、23cがなす最小モーションブラー基端角度θ2と同等である。【選択図】図5

Description

本発明は、表示装置に関する。
車両に適用される従来の表示装置として、例えば、特許文献1には、指針を表す指針画像、及び、指針画像の動きの軌跡を表す軌跡画像を表示可能な表示パネルと、複数のフレームの指針画像と軌跡画像とを、連続的に切り替えて表示可能なように表示パネルの表示状態を制御する制御手段とを備える表示装置が開示されている。
特開2009−103473号公報
ところで、上述の特許文献1に記載の表示装置は、例えば、指針画像と軌跡画像とを切り替えて表示する際の違和感抑制など、更なる適正な指針表示の点で改善の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、指針を適正に表示することができる表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る表示装置は、画像を表示する表示部と、指針を表す指針画像、及び、前記指針が回動した際の残像を表す指針モーションブラー画像を記憶する記憶部と、前記表示部を制御し、前記指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が相対的に小さい場合に前記指針画像を回動させて表示させ、前記指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が相対的に大きい場合に当該指針の単位時間当たりの回動範囲に応じた前記指針モーションブラー画像を表示させる制御部とを備え、前記指針画像は、回動中心側に向けて先細りの形状であり当該回動中心側の端部を形成する2辺がなす指針基端角度が、前記指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が最小である場合の前記指針モーションブラー画像において前記回動中心側の端部を形成する2辺がなす最小モーションブラー基端角度と同等であることを特徴とする。
また、上記表示装置では、前記制御部は、前記指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が予め設定された第1閾値以上となった際に前記表示部を制御し前記指針画像から前記指針モーションブラー画像に切り替えて表示させ、前記指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が予め設定され前記第1閾値より小さい第2閾値以下となった際に前記表示部を制御し前記指針モーションブラー画像から前記指針画像に切り替えて表示させ、前記最小モーションブラー基端角度は、前記指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が前記第2閾値以下となり前記指針モーションブラー画像から前記指針画像に切り替わる直前の当該指針モーションブラー画像において前記回動中心側の端部を形成する2辺がなす角度であるものとすることができる。
本発明に係る表示装置は、制御部が表示部を制御し、指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量の大小に応じて指針画像と指針モーションブラー画像とを切り替えて表示させることで指針の動きを適正に表現することができる。この場合、表示装置は、制御部が表示部を制御し、指針画像の指針基端角度が指針モーションブラー画像の最小モーションブラー基端角度と同等となるように当該指針画像を表示させる。この制御により、表示装置は、指針画像と指針モーションブラー画像とを切り替えて表示する際の違和感を抑制することができるので、指針画像と指針モーションブラー画像とを切り替えながら指針を表示する際に当該指針を適正に表示することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る表示装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係る表示装置における指針画像の一例を示す模式図である。 図3は、実施形態に係る表示装置における指針モーションブラー画像の一例を示す模式図である。 図4は、実施形態に係る表示装置における指針モーションブラー全体画像の一例を示す模式図である。 図5は、実施形態に係る表示装置における指針の表示例を連続的に示す模式図である。 図6は、実施形態に係る表示装置における表示制御の一例を表すフローチャート図である。 図7は、変形例に係る表示装置における指針画像の一例を示す模式図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1に示す本実施形態に係る表示装置1は、例えば、車両に適用され、当該車両に適用される車載メータの一部を構成する。表示装置1は、車両のダッシュボードに設けられたインストルメントパネル等に搭載され、車両の運転に供される情報として当該車両に関する種々の車両情報を表示する。
具体的には、表示装置1は、図1に示すように、表示部2と、制御装置3とを備える。
表示部2は、車両に搭載され、画像表示面2a上に画像を表示するものである。表示部2は、例えば、薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)を用いた液晶ディスプレイ(液晶パネル)を用いることができるが、これに限らず、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等を用いることもできる。本実施形態の表示部2は、軸線Xを回動中心として回動する指針、及び、当該指針によって指し示される目盛等の指標部によって車両に関する種々の計測値を指し示す計器を表す計器画像20を表示する。計器画像20は、表示装置1が搭載される車両の車速を表示する速度計、走行用動力源の出力回転数を表示する回転計等の種々の計器を表す画像であり、図1では、一例として回転計を表す画像を例示している。計器画像20は、軸線Xを回動中心として回動する指針を表す指針画像21、指針画像21によって指し示される指標部を表す指標部画像22等を含んで構成される。計器画像20は、指針画像21が表す指針によって指標部画像22が表す指標部の所定の位置を指し示すことで車両に関する種々の計測値を表示する。この他、表示部2は、車両の車両情報に関する画像、例えば、車両の速度、積算走行距離、冷却水温、走行用動力源の出力回転数、燃料残量、バッテリ蓄電量、ナビゲーション情報、地図情報、交差点情報等、車両の運転に際して時々刻々と変化する様々な情報に関する画像、各種の警告灯(ウォーニングランプ、いわゆるテルテール)、シフトポジションインジケータ、方向指示記号等の車両情報に応じた種々の図柄、記号、文字列等の画像もあわせて表示してもよい。
制御装置3は、表示部2を制御し当該表示部2による表示を制御するものである。典型的には、制御装置3は、表示部2で表示させるための画像を記憶し、当該画像を制御する。制御装置3は、例えば、車両の各部を統括的に制御するECU(Electronic Control Unit)によって兼用されて構成されてもよいし、当該ECUとは別個に構成され、相互に検出信号や駆動信号、制御指令等の情報の授受を行う構成であってもよい。制御装置3は、CPU、ROM、RAM及びインターフェースを含む周知のマイクロコンピュータを主体とする電子回路を含んで構成される。制御装置3は、車両の状態を検出する種々のセンサ、検出器類が電気的に接続され、検出結果に対応した電気信号が入力される。制御装置3は、表示部2に電気的に接続され、当該表示部2に駆動信号を出力する。制御装置3は、各種センサ、検出器類等から入力された各種入力信号等に基づいて、ROM、RAM等に格納されている制御プログラムを実行することにより、表示部2に駆動信号を出力し当該表示部2が表示する画像を制御するための種々の処理を実行する。
本実施形態の制御装置3は、図1に示すように、計器画像20によって車両に関する種々の計測値を表示させる際に、指標部画像22を静止させた状態で表示する。そして、制御装置3は、図2に示す指針画像21、又は、図3に示す指針モーションブラー画像23を切り替えて動的に表示させることで指針の動きを表現する。この場合、制御装置3は、表現すべき指針の回動速度(言い換えれば、単位時間当たりの回動量)に応じて指針画像21と指針モーションブラー画像23とを切り替えて動的に表示させることで、適正な指針表示の実現を図っている。ここで、指針モーションブラー画像23とは、指針画像21が表す指針の残像を表す画像である。本実施形態の指針モーションブラー画像23は、図3、図4に示すように、指針モーションブラー全体画像24に基づいて生成される。
具体的には、制御装置3は、図1に示すように、機能概念的に、記憶部31と、制御部32とを備える。
記憶部31は、メモリ等の記憶装置である。記憶部31は、制御装置3での各種処理に必要な条件やデータ、制御装置3で実行する各種プログラム等が格納されている。そして、記憶部31は、表示部2で表示させる画像を表す画像データも記憶している。本実施形態の記憶部31は、上述した計器画像20を構成するデータとして、図1、図2に示す指針画像21、図1に示す指標部画像22、図4に示す指針モーションブラー全体画像24等に関する画像データを記憶している。指針画像21は、図1、図2に示すように、予め記憶部31に記憶された画像であって、軸線Xを回動中心として回動表示される回動型の指針を表す画像である。図1、図2に示す指針画像21は、回動中心(軸線X)とは反対側、及び、回動中心側の双方に向けて先細りの形状となっている。つまり、指針画像21は、回動中心とは反対側の端部である先端部21a側が先細りとなり、かつ、回動中心側の端部である基端部21b側も先細りとなった針状に形成された画像である。指標部画像22は、図1に示すように、予め記憶部31に記憶された画像であって、指針画像21の先端部21aの回動軌跡に沿った円弧、当該円弧に沿って等間隔で付された複数の目盛、数字等を含んで構成される指標部を表す画像である。指針モーションブラー全体画像24は、図4に示すように、予め記憶部31に記憶された画像であって、指針画像21が表す指針が回動した際の回動範囲全体の残像を表す画像であり、ここでは、360°分の回動角度(回動中心(軸線X)を基準とした角度)に相当する範囲で略正円状の画像として構成される。指針モーションブラー画像23は、後述で詳細に説明するように、当該指針モーションブラー全体画像24に基づいて生成されるものである。そして、当該指針モーションブラー全体画像24は、指針の各回動範囲に応じた当該指針モーションブラー画像23を集合させた画像に相当する。すなわち、本実施形態の記憶部31は、各回動範囲に応じた指針モーションブラー画像23を指針モーションブラー全体画像24の形式で記憶するものである。図4に示す指針モーションブラー全体画像24は、指針画像21が表す指針が回動した際の残像を簡略化して同心円状の残像として図示しているが、指針画像21が表す指針の意匠にあわせて適宜設定されればよく、例えば、指針の意匠に応じたグラデーション等が付されていてもよい。なお、指針画像21の形状については、後でより詳細に説明する。
制御部32は、表示部2を制御し、記憶部31に記憶されている画像を表示部2に表示させる種々の処理を実行するものである。本実施形態の制御部32は、計器画像20によって車両に関する計測値(ここでは、走行用動力源の出力回転数)を表示させる処理を実行可能である。制御部32は、単位時間ごとに指針画像21、又は、指針モーションブラー画像23を含むフレーム(動画のもとになる1コマ1コマの静止画像に相当)を順次更新することにより表示部2の画像表示面2a上に指針を回動表示する。ここで、単位時間とは、予め設定される任意の時間であり、典型的には、制御周期に相当する時間である。つまり、制御部32は、所定の制御周期(単位時間)ごとに設定された指針画像21、又は、指針モーションブラー画像23を含むフレームを順次更新することにより指針を回動表示する。
本実施形態の制御部32は、上述したように、表現すべき指針の回動速度に応じて指針画像21と指針モーションブラー画像23とを切り替えて動的に表示させる。より具体的には、制御部32は、表示部2を制御し、指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が相対的に小さい場合に指針画像21を回動させて表示させる。一方、制御部32は、表示部2を制御し、指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が相対的に大きい場合に当該指針の単位時間当たりの回動範囲に応じた指針モーションブラー画像23を表示させる。
ここで、指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量や回動範囲は、例えば、計器画像20で表示する計測値(ここでは、走行用動力源の出力回転数)であって、単位時間(制御周期)ごとに各種センサ、検出器類等によってサンプリングされECU等の上位機器から入力された計測値に基づいて算出される。制御部32は、例えば、入力された計測値に基づいて、前回の単位時間での計測値に応じた指針の指示角度(例えば、計測値=0を表す位置を基準とした指針の回動角度)と、今回の単位時間での計測値に応じた指針の指示角度との差分を演算することで、今回の指針の単位時間当たりの回動量を算出することができる。つまり、指針の単位時間当たりの回動量は、前回の指針の指示角度に対する今回の指針の指示角度の角度変化量に相当する。指針の単位時間当たりの回動量は、表現する指針の回動速度に応じた値であり、相対的に大きくなるほど表現する指針の回動速度が相対的に高いことを意味し、相対的に小さくなるほど表現する指針の回動速度が相対的に小さいことを意味する。また、前回の単位時間での計測値に応じた指針の指示角度は、今回の単位時間における指針の始点位置に相当し、今回の単位時間での計測値に応じた指針の指示角度は、今回の単位時間における指針の終点位置に相当する。そして、指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動範囲は、今回の単位時間における指針の回動量、始点位置、終点位置等に応じて定まる。
制御部32は、指針画像21を表示させている状態で、指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が予め設定された第1閾値以上となった際に表示部2を制御し指針画像21から指針モーションブラー画像23に切り替えて表示させる。一方、制御部32は、指針モーションブラー画像23を表示させている状態で、指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が予め設定され第1閾値より小さい第2閾値以下となった際に表示部2を制御し指針モーションブラー画像23から指針画像21に切り替えて表示させる。ここで、制御部32は、第2閾値を第1閾値より小さな値とすることで、指針画像21から指針モーションブラー画像23への切り替わりタイミングと、指針モーションブラー画像23から指針画像21への切り替わりタイミングとをより違和感のないものとすることができる。
本実施形態の制御部32は、一例として、図1に示すように、機能概念的に、画像生成部32A、及び、表示制御部32Bを含んで構成される。記憶部31、画像生成部32A、及び、表示制御部32Bは、電気的に接続されている各種装置との間で種々の情報を授受することができる。
画像生成部32Aは、表示部2で表示する画像データである表示画像データを生成する部分である。画像生成部32Aは、記憶部31から画像データを読み出し、当該読み出した画像データに基づいて表示部2で最終的に表示する表示画像データを生成する。画像生成部32Aは、例えば、所定の制御周期(単位時間)毎に、逐次、各フレームの表示画像データを生成していく。
表示制御部32Bは、表示部2を制御し当該表示部2で表示させる画像を制御する部分である。本実施形態の表示制御部32Bは、画像生成部32Aによって生成された表示画像データに基づいて表示部2を制御し当該表示部2に指針に関する画像等を動的に表示させる。
例えば、画像生成部32Aは、上述したように、入力された計測値に基づいて、今回の単位時間(制御周期)における指針の回動量、始点位置、終点位置等を算出する。そして、画像生成部32Aは、算出した単位時間当たりの回動量、第1閾値、第2閾値等に基づいて、指針画像21、又は、指針モーションブラー画像23のいずれを表示するのかを判定し、決定する。
画像生成部32Aは、指針画像21を回動させて表示させる場合には、算出した指針の単位時間当たりの回動量、始点位置、終点位置、記憶部31に記憶された指針画像21等に基づいて、所定の回動位置に回動させた指針画像21を生成する。より詳細には、画像生成部32Aは、算出した指針の単位時間当たりの回動量、始点位置、終点位置等に基づいて、所定の制御周期(単位時間)ごとに設定された複数のフレームごとに所定の回動位置に回動させた指針画像21を逐次生成する。そして、表示制御部32Bは、画像生成部32Aによって生成された指針画像21を表示する。すなわち、表示制御部32Bは、表示部2を制御し、画像生成部32Aによって生成された複数のフレームの指針画像21を連続的に切り替えて当該表示部2に表示させることで、指針画像21によって画像表示面2a上に指針を回動表示させる。
画像生成部32Aは、指針モーションブラー画像23を表示させる場合には、算出した指針の単位時間当たりの回動量、始点位置、終点位置、記憶部31に記憶された指針モーションブラー全体画像24等に基づいて指針モーションブラー画像23を生成する。より詳細には、画像生成部32Aは、算出した指針の単位時間当たりの回動量、始点位置、終点位置等に基づいて、所定の制御周期(単位時間)ごとに設定された複数のフレームごとに、指針モーションブラー全体画像24から当該所定の制御周期当たりの回動範囲に応じた指針モーションブラー画像23を逐次生成する。つまり、画像生成部32Aは、図3に示すように、記憶部31に記憶された指針モーションブラー全体画像24から、指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動範囲に応じた当該指針の残像を表す指針モーションブラー画像23を逐次生成する。この場合、指針モーションブラー画像23は、単位時間当たりの回動範囲に応じて、指針画像21が表す指針の回動中心として想定される軸線Xを中心とした略扇形状の画像として生成される。指針モーションブラー画像23は、指針の単位時間当たりの回動量が相対的に大きくなるほど回動方向に沿った長さ(軸線X側とは反対側の円弧部分の長さ)が相対的に長い幅広な略扇形状の画像として生成され、指針の回動速度が相対的に高いことを表す表現となる。一方、指針モーションブラー画像23は、指針の単位時間当たりの回動量が相対的に小さくなるほど回動方向に沿った長さが相対的に短い幅狭な略扇形状の画像として生成され、指針の回動速度が相対的に低いことを表す表現となる。そして、表示制御部32Bは、画像生成部32Aによって生成された指針モーションブラー画像23を表示する。すなわち、表示制御部32Bは、表示部2を制御し、画像生成部32Aによって生成された複数のフレームの指針モーションブラー画像23を連続的に切り替えて当該表示部2に表示させることで、指針モーションブラー画像23によって画像表示面2a上に指針を回動表示させる。
なお、画像生成部32Aは、指針モーションブラー全体画像24から指針モーションブラー画像23を生成する場合、一例として、図3に示すように、各フレームごとに、記憶部31に記憶された指針モーションブラー全体画像24から単位時間当たりの回動範囲に応じた範囲を切り出すことで指針モーションブラー画像23を生成する。そして、表示制御部32Bは、画像生成部32Aによって切り出された各フレームごとの指針モーションブラー画像23を連続的に切り替えて当該表示部2に表示させる。これにより、表示制御部32Bは、各フレームに応じて指針モーションブラー全体画像24のうち指針モーションブラー画像23として表示する範囲を変動させて表示する。また、画像生成部32Aは、記憶部31に記憶された指針モーションブラー全体画像24の上に計器画像20の背景色(例えば黒色)のマスク画像を重畳させた画像を生成し、各フレームごとに、単位時間当たりの回動範囲に応じた範囲のマスク画像を削除することで指針モーションブラー画像23を含む画像を生成してもよい。この場合、表示制御部32Bは、画像生成部32Aによって生成された各フレームごとの画像を連続的に切り替えて当該表示部2に表示させることで、各フレームに応じて指針モーションブラー全体画像24からマスク画像の非表示範囲を介して指針モーションブラー画像23を露出させる範囲を変動させて表示する。
本実施形態の画像生成部32Aは、図1、図5に示すように、指針が始点位置、終点位置で静止している状態、及び、指針を始点位置から終点位置まで回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が相対的に小さい状態では、各フレームにおける表示画像データとして指標部画像22、及び、指針画像21を生成する。表示制御部32Bは、これに基づいて静止させた状態の指標部画像22を表示部2に表示させると共に、複数のフレームに渡って指針画像21を動的に表示部2に表示させる。ここで、指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が相対的に小さい状態とは、典型的には、始点位置、終点位置の近傍での遷移状態、すなわち、指針の動き始め、及び、指針の動き終わりの状態である。一方、画像生成部32Aは、指針を始点位置から終点位置まで回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が相対的に大きい状態では、指針画像21を非表示とし、各フレームにおける表示画像データとして、指標部画像22、及び、単位時間当たりの回動範囲に応じた指針モーションブラー画像23を生成する。表示制御部32Bは、これに基づいて静止させた状態の指標部画像22を表示部2に表示させると共に、複数のフレームに渡って指針モーションブラー画像23を動的に表示部2に表示させる。ここで、指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が相対的に大きい状態とは、典型的には、始点位置と終点位置との中間位置での遷移状態である。
図5の例では、始点位置は、指針を表す指針画像21の先端部21aが図中向かって上側を向く位置である。一方、終点位置は、始点位置から軸線Xを回動中心として反時計回り(左回り)に180°回動し、指針を表す指針画像21の先端部21aが図中向かって下側を向く位置である。そして、指針の単位時間当たりの回動量(つまり、回動速度)は、始点位置から徐々に大きくなり、指針が始点位置から終点位置に回動する過程の中間位置で最大となり終点位置に向かって徐々に小さくなる。これに応じて、指針モーションブラー画像23は、回動方向に沿った長さ(軸線X側とは反対側の円弧部分の長さ)が始点位置から徐々に長くなり、指針が始点位置から終点位置に回動する過程の中間位置で最大となり終点位置に向かって徐々に短くなるように表示される。
次に、図6のフローチャートを参照して制御装置3による表示部2の表示制御の一例を説明する。なお、これらの制御ルーチンは、数msないし数十ms毎の制御周期(クロック単位)で繰り返し実行され、言い換えれば、1フレームごとに繰り返し実行される。
まず、制御装置3の画像生成部32Aは、各種センサ、検出器類等によってサンプリングされECU等の上位機器から入力された計測値に基づいて、当該単位時間のフレームにおける指針の回動表示の始点位置、終点位置、単位時間当たりの回動量を算出する。そして、画像生成部32Aは、指針の単位時間当たりの回動量、始点位置、終点位置等に応じて定まる当該指針の単位時間当たりの回動範囲を算出する(ステップST1)。
次に、画像生成部32Aは、現在、表示部2に指針画像21を表示中か否かを判定する(ステップST2)。
画像生成部32Aは、ステップST2にて、表示部2に指針画像21を表示中であると判定した場合(ステップST2:Yes)、ステップST3の判定を行う。すなわち、画像生成部32Aは、ステップST1で算出した指針の単位時間当たりの回動量に基づいて、当該単位時間のフレームでの指針の回動量が予め設定された第1閾値Th1以上であるか否かを判定する(ステップST3)。
画像生成部32Aは、ステップST3にて、当該単位時間のフレームでの指針の回動量が第1閾値Th1より小さいと判定した場合(ステップST3:No)、ステップST4の処理を行う。すなわち、画像生成部32Aは、ステップST1で算出した指針の単位時間当たりの回動範囲等に基づいて、記憶部31に記憶されている画像データから表示画像データとして、指標部画像22、及び、所定の回動位置に回動させた指針画像21を生成する。そして、制御装置3の表示制御部32Bは、前回の制御周期で表示した指針画像21、又は、指針モーションブラー画像23を削除し、画像生成部32Aが生成した指標部画像22、指針画像21を表示部2に表示させ(ステップST4)、現在の制御周期を終了し、次の制御周期に移行する。
画像生成部32Aは、ステップST3にて、当該単位時間のフレームでの指針の回動量が第1閾値Th1以上であると判定した場合(ステップST3:Yes)、後述するステップST6の処理に移行する。これにより、画像生成部32Aは、表示部2における指針表示を指針画像21から指針モーションブラー画像23に切り替える。
画像生成部32Aは、ステップST2にて、表示部2に指針画像21を表示中でない、すなわち、指針モーションブラー画像23を表示中であると判定した場合(ステップST2:No)、ステップST5の判定を行う。すなわち、画像生成部32Aは、ステップST1で算出した指針の単位時間当たりの回動量に基づいて、当該単位時間のフレームでの指針の回動量が予め設定された第2閾値Th2以下であるか否かを判定する(ステップST5)。
画像生成部32Aは、ステップST5にて、当該単位時間のフレームでの指針の回動量が第2閾値Th2より大きいと判定した場合(ステップST5:No)、ステップST6の処理を行う。すなわち、画像生成部32Aは、ステップST1で算出した指針の単位時間当たりの回動範囲等に基づいて、記憶部31に記憶されている画像データから表示画像データとして、指標部画像22、及び、単位時間当たりの回動範囲に応じた指針モーションブラー画像23を生成する。この場合、画像生成部32Aは、記憶部31に記憶されている指針モーションブラー全体画像24から単位時間当たりの回動範囲に応じた指針モーションブラー画像23を生成する。そして、表示制御部32Bは、前回の制御周期で表示した指針画像21、又は、指針モーションブラー画像23を削除し、画像生成部32Aが生成した指標部画像22、指針モーションブラー画像23を表示部2に表示させ(ステップST6)、現在の制御周期を終了し、次の制御周期に移行する。
画像生成部32Aは、ステップST5にて、当該単位時間のフレームでの指針の回動量が第2閾値Th2以下であると判定した場合(ステップST5:Yes)、上述したステップST4の処理に移行する。これにより、画像生成部32Aは、表示部2における指針表示を指針モーションブラー画像23から指針画像21に切り替える。
そして、本実施形態の表示装置1は、上述したように、指針画像21と指針モーションブラー画像23とを切り替えて表示させるものにあって、指針画像21の形状を所定の形状とすることで違和感抑制を図ったものである。すなわち、本実施形態の表示装置1は、指針画像21を、指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が最小である場合の指針モーションブラー画像23(図3参照)の形状に応じた形状とする。この構成により、表示装置1は、指針画像21と指針モーションブラー画像23とを切り替えて表示する際の違和感の抑制を図っている。
具体的には、本実施形態の指針画像21は、図2、図3、図5に示すように、回動中心(軸線X)側に向けて先細りの形状であり、指針基端角度θ1が最小モーションブラー基端角度θ2と同等とされた画像として表示される。
ここで、指針基端角度θ1は、図2に示すように、指針画像21において回動中心側の先細りの基端部21bを形成する2辺21c、21dがなす角度である。基端部21bを形成する2辺21c、21dは、指針画像21の外形線(輪郭線)の一部を構成する線である。本実施形態の当該2辺21c、21dは、回動中心側の端が当該回動中心まで延在しており、言い換えれば、それぞれ回動中心から放射状に延びるようにして延在する。そして、指針基端角度θ1は、回動中心側で当該2辺21c、21dによって形成される鋭角の角度、さらに言えば、指針画像21における回動中心側の中心角度に相当する。
一方、最小モーションブラー基端角度θ2は、図3に示すように、指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が最小である場合の指針モーションブラー画像23(以下、「最小指針モーションブラー画像23A」という場合がある。)に基づく角度である。
最小モーションブラー基端角度θ2は、当該最小指針モーションブラー画像23Aの回動中心側の端部である基端部23aを形成する2辺23b、23cがなす角度である。最小指針モーションブラー画像23Aは、典型的には、図5に示すように、指針モーションブラー画像23を表示している状態で、指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量に応じて指針画像21に切り替わる直前の指針モーションブラー画像23である。ここでは、最小指針モーションブラー画像23Aは、指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が第2閾値Th2以下となり指針モーションブラー画像23から指針画像21に切り替わる直前の指針モーションブラー画像23である。すなわち、最小指針モーションブラー画像23Aは、指針を回動表示させる際に表示する指針の回動速度が最も遅くなった状態を表す指針モーションブラー画像23である。そして、最小モーションブラー基端角度θ2は、指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が第2閾値以下となり指針モーションブラー画像23から指針画像21に切り替わる直前の当該最小指針モーションブラー画像23Aの基端部23aを形成する2辺23b、23cがなす角度である。基端部23aを形成する2辺23b、23cは、最小指針モーションブラー画像23Aの外形線(輪郭線)の一部を構成する線である。本実施形態の当該2辺23b、23cは、回動中心側の端が当該回動中心まで延在しており、言い換えれば、それぞれ回動中心から放射状に延びるようにして延在する。そして、最小モーションブラー基端角度θ2は、回動中心側で当該2辺23b、23cによって形成される鋭角の角度、さらに言えば、略扇形状に形成される最小指針モーションブラー画像23Aにおける回動中心側の中心角度に相当する。
本実施形態の記憶部31は、指針基端角度θ1が最小モーションブラー基端角度θ2と同等とされた指針画像21を記憶している。そして、制御部32は、記憶部31に記憶されている指針画像21を表示部2に表示させる際には、指針基端角度θ1が最小モーションブラー基端角度θ2と同等とされた当該指針画像21を表示部2に表示させる。
以上で説明した表示装置1は、制御部32が表示部2を制御し、指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量の大小に応じて指針画像21と指針モーションブラー画像23とを切り替えて表示させる。この制御により、表示装置1は、指針の動きをダイナミックにスピード感をもって表すことができ、当該指針の動きを適正に表現することができる。そしてこの場合、表示装置1は、制御部32が表示部2を制御し、指針画像21の指針基端角度θ1が指針モーションブラー画像23の最小モーションブラー基端角度θ2と同等となるように当該指針画像21を表示させる。この制御により、表示装置1は、指針画像21と指針モーションブラー画像23とが切り替わる際の回動中心(軸線X)側の部分(回動根本部分)の太さ変化を抑制し円滑に切り替えることができる。これにより、表示装置1は、指針画像21と指針モーションブラー画像23とを切り替えて表示する際の違和感を抑制することができる。この結果、表示装置1は、指針画像21と指針モーションブラー画像23とを切り替えながら指針を表示する際に当該指針を適正に表示することができる。
さらに、以上で説明した表示装置1は、指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が第1閾値以上となった際に、制御部32が表示部2を制御し指針画像21から指針モーションブラー画像23に切り替えて表示させる。一方、表示装置1は、指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が予め設定され第1閾値より小さい第2閾値以下となった際に、制御部32が表示部2を制御し指針モーションブラー画像23から指針画像21に切り替えて表示させる。この制御により、表示装置1は、指針画像21から指針モーションブラー画像23への切り替わりタイミングと、指針モーションブラー画像23から指針画像21への切り替わりタイミングとをより違和感のないものとすることができる。この結果、表示装置1は、指針モーションブラー画像23から指針画像21への切り替えと、指針画像21から指針モーションブラー画像23への切り替えとをより違和感なく行うことができる。例えば、表示装置1は、表現する指針の回動速度を徐々に減速させ指針モーションブラー画像23から指針画像21へ切り替える際に、表示部2に表現された指針の動きが点滅して見えてしまうことを抑制することができる。その上で、表示装置1は、指針画像21の指針基端角度θ1を、表現される指針の回動速度がより遅くなり、指針の回動中心側の部分が視認されやすい状況となる指針画像21への切り替わりの直前の最小指針モーションブラー画像23Aの最小モーションブラー基端角度θ2と同等とすることができる。この構成により、表示装置1は、より確実に指針画像21と指針モーションブラー画像23とを切り替えて表示する際の違和感を抑制することができる。
なお、以上で説明した表示装置1は、指針モーションブラー画像23を表示させる際には、制御部32が記憶部31に記憶された指針モーションブラー全体画像24から、指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動範囲に応じた指針モーションブラー画像23を表示させる。これにより、表示装置1は、例えば、指針の残像を表す画像を単位時間当たりの回動範囲に応じて逐一、補正して生成するような場合と比較して、演算量を抑制しひいては演算負荷を抑制することができる。その上で、表示装置1は、指針画像21と指針モーションブラー画像23とを切り替えて表示する際の違和感を抑制することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係る表示装置は、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上の説明では、指針画像21は、図2等に示すように、全体が均一な配色であるものとして図示しているがこれに限らない。例えば、図7の変形例に示す指針画像21Aは、中心部分の色が最も濃く、周縁に向かうにつれて徐々に色が薄くなるようにグラデーションが付されている。この場合、指針画像21Aは、回動中心側の基端部21Abが指針画像21と同様に先細りの形状となっているが、基端部21Abを形成する2辺21Ac、21Adは、回動中心側の端が当該回動中心まで到達していない画像となる。この場合であっても、指針基端角度θ1は、指針画像21Aにおいて回動中心側の先細りの基端部21Abを形成する2辺21Ac、21Adが回動中心側でなす角度に相当する。またこの場合、指針モーションブラー画像23、指針モーションブラー全体画像24も指針画像21Aに付されたグラデーションに応じたグラデーションが付された画像とされる。そして、この場合であっても、最小モーションブラー基端角度θ2は、上記と同様に、最小指針モーションブラー画像23Aの回動中心側の端部である基端部23aを形成する2辺23b、23cがなす角度とされればよい。表示装置1は、例えば、図7に示すグラデーションが付された指針画像21A、及び、これに応じた指針モーションブラー画像23によって指針の動きを表現することで、指針の回動中心側の部分(回動根本部分)の表現をぼかすことができる。この結果、表示装置1は、指針画像21Aと指針モーションブラー画像23とを切り替えて表示する際の違和感をさらに抑制することができる。なおこの場合、指針画像21A、指針モーションブラー画像23は、各画像に直接的にグラデーションを付してもよいし、全体が均一な配色とされた各画像に、グラデーションに応じたマスク画像を重ね合わせることで間接的にグラデーションを付してもよい。
以上の説明では、指針モーションブラー画像23は、指針モーションブラー全体画像24に基づいて生成されるものとして説明したがこれに限らない。制御部32は、指針モーションブラー全体画像24に基づかずに、指針の残像を表す画像を単位時間当たりの回動範囲に応じて基準となる指針モーションブラー画像23を逐一、補正して補正後の指針モーションブラー画像23を生成し、当該補正後の指針モーションブラー画像23を表示部2に表示させてもよい。
以上の説明では、制御部32は、第1閾値Th1と、当該第1閾値Th1より小さい第2閾値Th2とに基づいて、指針画像21による指針表示と指針モーションブラー画像23による指針表示とを切り替えるものとして説明したがこれに限らない。制御部32は、1つの共通の閾値に基づいて、指針画像21による指針表示から指針モーションブラー画像23による指針表示への切り替え、及び、指針モーションブラー画像23による指針表示から指針画像21による指針表示への切り替えを行ってもよい。この場合であっても、指針画像21は、指針基端角度θ1が指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が最小である場合の指針モーションブラー画像23の最小モーションブラー基端角度θ2と同等とされればよい。
以上の説明では、記憶部31は、制御装置3の一部を構成するものとして説明したがこれに限らず、制御装置3の外部に当該制御装置3と別体に設けられた記憶装置として構成されてもよい。
以上の説明では、表示装置1は、車両に適用されるものとして説明したがこれに限らず、車両以外のものに適用されてもよい。
1 表示装置
2 表示部
21、21A 指針画像
21b、21Ab、23a 基端部(端部)
21c、21d、21Ac、21Ad、23b、23c 辺
23 指針モーションブラー画像
23A 最小指針モーションブラー画像
31 記憶部
32 制御部
θ1 指針基端角度
θ2 最小モーションブラー基端角度

Claims (2)

  1. 画像を表示する表示部と、
    指針を表す指針画像、及び、前記指針が回動した際の残像を表す指針モーションブラー画像を記憶する記憶部と、
    前記表示部を制御し、前記指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が相対的に小さい場合に前記指針画像を回動させて表示させ、前記指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が相対的に大きい場合に当該指針の単位時間当たりの回動範囲に応じた前記指針モーションブラー画像を表示させる制御部とを備え、
    前記指針画像は、回動中心側に向けて先細りの形状であり当該回動中心側の端部を形成する2辺がなす指針基端角度が、前記指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が最小である場合の前記指針モーションブラー画像において前記回動中心側の端部を形成する2辺がなす最小モーションブラー基端角度と同等であることを特徴とする、
    表示装置。
  2. 前記制御部は、前記指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が予め設定された第1閾値以上となった際に前記表示部を制御し前記指針画像から前記指針モーションブラー画像に切り替えて表示させ、
    前記指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が予め設定され前記第1閾値より小さい第2閾値以下となった際に前記表示部を制御し前記指針モーションブラー画像から前記指針画像に切り替えて表示させ、
    前記最小モーションブラー基端角度は、前記指針を回動表示させる際の単位時間当たりの回動量が前記第2閾値以下となり前記指針モーションブラー画像から前記指針画像に切り替わる直前の当該指針モーションブラー画像において前記回動中心側の端部を形成する2辺がなす角度である、
    請求項1に記載の表示装置。
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