JP2018123978A - 冷凍貯蔵庫 - Google Patents

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【課題】庫内のスペースを有効に活用することができる冷凍貯蔵庫を提供する。【解決手段】断熱材料で構成され、前面に開口を有する箱体と、断熱材料で構成され、開閉可能に箱体に取り付けられて閉められた状態において開口を閉塞する外扉20と、外扉20より内側に開閉可能に設けられた複数の内扉30A,30Bと、を有する冷凍貯蔵庫であって、複数の内扉30A,30Bのうち、少なくとも1つには、板形状を有する断熱材34A,34Bの少なくとも外扉20側の面と、他の内扉に隣接する面とに金属部材35A,35Bが設けられ、複数の内扉30A,30Bの間には所定の間隔の隙間Clが設けられる。【選択図】図7

Description

本開示は、庫内を超低温に冷却できる冷凍貯蔵庫に関する。
従来、例えば−85℃や−150℃等の超低温まで庫内を冷却することができる冷凍貯蔵庫においては、扉を開けたときに庫内の冷気を外部に逃がさないように、外扉と内扉の少なくとも2重の扉が設けられている。そして、内扉を開けたときの庫内の冷気漏れを極力抑えるため、複数の内扉が設けられていることが一般的である。
このように外扉と複数の内扉とを有する冷凍貯蔵庫において、内扉の内側(庫内側)周縁部にパッキンを設け、内扉によって庫内を完全に密閉できるようにしたものが存在する。このような冷凍貯蔵庫は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2000−105068号公報
複数の内扉を有する冷凍貯蔵庫において、複数の内扉のいずれかを開いたときの冷気漏れを防ぐためには、特許文献1に開示されているように、ある内扉を開いたときにできる冷凍貯蔵庫の開口部と、隣接する内扉を開いたときにできる開口部との間に、中仕切り部材が必要となる。
しかしながら、このように中仕切りを設けた場合、中仕切りに干渉する位置や大きさの要冷凍物は収納することができないため、庫内のスペースを有効に活用することが困難であった。
本開示の目的は、庫内のスペースを有効に活用することができる冷凍貯蔵庫を提供することである。
本開示の冷凍貯蔵庫は、断熱材料で構成され、前面に開口を有する箱体と、断熱材料で構成され、開閉可能に前記箱体に取り付けられて閉められた状態において前記開口を閉塞する外扉と、前記外扉より内側に開閉可能に設けられた複数の内扉と、を有する冷凍貯蔵庫であって、前記複数の内扉のうち、少なくとも1つの内扉には、板形状を有する断熱材の少なくとも外扉側の面と、他の内扉に隣接する面とに金属部材が設けられ、前記複数の内扉の間には所定の間隔の隙間が設けられる。
本開示によれば、庫内のスペースを有効に活用することができる。
本開示の実施の形態に係る冷凍貯蔵庫の外観を示す斜視図 冷凍貯蔵庫の扉を開けた状態を示す斜視図 冷凍貯蔵庫の正面図 図3AにおけるA−A断面図 図3Bにおける領域Bの拡大断面図 図3Bにおける領域Cの拡大断面図 内扉の上下方向における断面を示す模式図 本開示の実施の形態に係る冷凍貯蔵庫による効果を説明するための図
以下、本開示の実施の形態に係る冷凍貯蔵庫1について図面を参照して詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明、例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明等は省略する場合がある。
なお、以下の説明および参照される図面は、当業者が本開示を理解するために提供されるものであって、本開示の請求の範囲を限定するためのものではない。
図1は、本開示の実施の形態に係る冷凍貯蔵庫1の外観を示す斜視図である。また、図2は、冷凍貯蔵庫1の扉を開けた状態を示す斜視図である。図1および図2に示すように、冷凍貯蔵庫1は、箱体10と、外扉20と、内扉30A,30Bと、を有する。
箱体10は、断熱性を有する板部材によって構成された箱形状を有する物体であり、開口12を有する。箱体10の開口12を閉塞するように、外扉20が複数のヒンジ11によって箱体10に取り付けられている。外扉20は、断熱性を有する板部材である。外扉20が閉められると、箱体10と外扉20とによって冷凍貯蔵庫1の貯蔵室40が構成される。図2に示すように、箱体10には、開口12の周縁部を囲むようにパッキン13が設けられており、外扉20が閉められた状態では、このパッキン13が外扉20の内側周縁部と密着することによって貯蔵室40が密閉される。なお、以下の説明において、外扉20が設けられた側を冷凍貯蔵庫1の前側と定義して説明を行う。
冷凍貯蔵庫1は、貯蔵室40内を冷却する冷凍装置(図示せず)を有しており、貯蔵室40内は例えば−50℃〜−85℃の超低温まで冷却される。冷凍装置は例えば箱体10の下側や後側に設置されていればよい。なお、貯蔵室40内の温度は、例えば冷凍貯蔵庫1の使用者が冷凍装置を操作することによって、上記温度範囲内の任意の温度に設定することができる。
また、図2に示すように、外扉20の内側には、2枚の内扉30Aおよび30Bが箱体10に取り付けられている。内扉30A,30Bを箱体10に取り付けるヒンジについては、図示を省略する。内扉30A,30Bは、それぞれ断熱性を有する板部材である。内扉30A,30Bの構造の詳細については後述する。
図2に示すように、内扉30A,30Bの内側の周縁部には外扉20とは異なる形状のパッキン31A,31B(本開示のシール部材に対応)が設けられている。内扉30A,30Bがともに閉められた状態では、パッキン31A,31Bと箱体10の開口12の周縁部とが密着するため、開口12の周縁部から貯蔵室40内の冷気が外部に漏れにくいようになっている。ただし、内扉30A(30B)の内側の面において、他方の内扉30B(30A)と隣接する辺は、内扉30A(30B)が閉められた状態では箱体10のどの箇所とも接触しない。
また、詳しくは後述するが、内扉30Aと内扉30Bとが開閉の際に互いに干渉しないように、内扉30Aと内扉30Bとの間には所定の間隔(例えば、5mm)の隙間が設けられており、内扉30A,30Bがともに閉められた状態でも、その隙間から貯蔵室40内の冷気は内扉30A,30Bの外側に多少漏れ出すようになっている。
図3Aは、冷凍貯蔵庫1の正面図であり、図3Bは図3AにおけるA−A断面図である。また、図4は、図3Bにおける領域Bの拡大断面図である。図5は、図3Bにおける領域Cの拡大断面図である。
図4に示す図3Bにおける領域Bは、外扉20の上側周縁部および内扉30Aの上側周縁部を含む断面領域である。図4に示すように、箱体10の第1周縁部14には、複数列(図4では一例として5列)のパッキン13が設けられている。これらのパッキン13は、外扉20が閉められた状態において、図4に示すように外扉20の周縁部22に密着するように設けられている。このため、外扉20が閉められた状態では、パッキン13と外扉20の周縁部22とによって貯蔵室40が密閉される。ここで、箱体10のパッキン13には複数列のパッキンを採用しているので、パッキン13と外扉20の周縁部22との間からの貯蔵室40内の冷気の漏れ出しが好適に防止される。
一方、図4に示すように、内扉30Aの周縁部32Aにはパッキン31Aが設けられている。内扉30Aのパッキン31Aは、内扉30Aが閉められた状態では、図4に示すように箱体10の第2周縁部15に密着するように設けられている。また、内扉30Aの内側の面には、主に内扉30Aの外観向上の目的でABS樹脂等の化粧板33Aが設けられている。また、後述する図5に示すように、内扉30Bの周縁部32Bには同様にパッキン31Bが設けられており、内扉30Bの内側には化粧板33Bが設けられている。
なお、図4に示すように、箱体10の第1周縁部14は、箱体10の開口12の周囲を覆う板部材の最も外側の縁部分である。また、第2周縁部15は、第1周縁部14が設けられた板部材における、第1周縁部14よりも中心よりに設けられた縁部分である。なお、図4に示すように、第2周縁部15よりも第1周縁部14の方が前側に突出するように形成されているため、外扉20と内扉30Aとがともに閉められた状態において、外扉20と内扉30Aとが互いに干渉することなく、閉められた外扉20と内扉30Aの間に空間Sが生じるように設計されている。
このような構成により、図4に示すように、内扉30Aが閉められた状態では、パッキン31Aが箱体10の第2周縁部15と密着するので、パッキン31Aと第2周縁部15との間からの冷気の漏れ出しが好適に防止される。
なお、図4に関連づけた上記説明では、冷凍貯蔵庫1の上側における外扉20および内扉30Aと箱体10の第1周縁部14および第2周縁部15とが接触する領域について説明したが、冷凍貯蔵庫1の下側、右側および左側における外扉20および内扉30A(30B)と箱体10とが接触する領域についても、図4に例示した構造と同様の構造が設けられている。これにより、外扉20が閉められた状態において、箱体10の第1周縁部14のパッキン13と外扉20とが密着することで、貯蔵室40内の冷気が外部に漏れ出すことを好適に防止することができる。また、内扉30A,30Bが閉められた状態において、内扉30A,30Bのパッキン31A,31Bと箱体10の第2周縁部15とが密着することで、冷気の漏れ出しを好適に防止することができる。これにより、外扉20および内扉30A,30Bが閉められた状態において、貯蔵室40内の温度は、冷凍装置によって、使用者の設定した温度に好適に保たれる。
次に、図5に示す図3Bの領域Cは、内扉30Aと内扉30Bとの隙間Clを含む断面領域である。図5に示す断面図は、内扉30Aと内扉30Bを構成する板部材の隣接する面を含む領域(図2に示す領域D)における、外扉20および内扉30A,30Bが閉められた状態での外扉20、内扉30A,30Bおよび箱体10の断面図である。
内扉30A,30Bが閉められた状態でも、領域Dにおいては、内扉30A,30Bの周縁部32A,32Bに設けられたパッキン31A,31Bは、箱体10とは接触していない。また、上記したように、内扉30Aと内扉30Bとが開閉の際に互いに干渉しないように、内扉30Aと内扉30Bとの間には所定の間隔の隙間Clが設けられているため、内扉30A,30Bがともに閉められた状態でも、内扉30Aと内扉30Bとの間の隙間Clから、貯蔵室40内の冷気が外扉20と内扉30A,30Bとの間の空間Sに多少漏れ出すようになっている。貯蔵室40内の冷気が空間Sに漏れ出すことによる効果については、後に詳述する。
空間Sに漏れ出た冷気が外扉20の外部に漏れ出ないように、図3B、図4および図5に示すように、外扉20の厚さは内扉30A,30Bより厚く形成されることが望ましい。本開示では外扉20および内扉30A,30Bの厚さは限定しないが、例えば、外扉20の厚さを100mm、内扉30A,30Bの厚さを20mmとすればよい。このように十分な厚さの外扉20および内扉30A,30Bを設けることにより、外扉20および内扉30A,30Bが閉められた状態において、外扉20の外部(冷凍貯蔵庫1の外部)へ冷気の漏れ出しが好適に防止される。
次に、図6を参照して内扉30A,30Bの構造について説明する。図6は、内扉30A,30Bの上下方向における断面を示す模式図である。なお、図6においては、簡単のため、パッキン31A,31Bおよび周縁部32A,32Bの図示は省略している。
図6に示すように、内扉30A,30Bは、断熱材34A,34Bを金属部材35A,35Bで覆った構造を有する。断熱材34A,34Bおよび金属部材35A,35Bの素材については本開示では限定しないが、断熱材34A,34Bには熱伝導率が非常に低い素材(樹脂や繊維等)が、金属部材35A,35Bには熱伝導率が比較的高い金属が、それぞれ用いられる。断熱材34A,34Bを例えば金属部材35A,35Bで覆うことにより、断熱材のみの場合と比較して、内扉30A,30Bの強度が向上する。
金属部材35A,35Bは、断熱材34A,34Bの周囲の全てを覆わなくてもよい。具体的には、図6に示すように、断熱材34Aの少なくとも前側の面と、断熱材34Bと隣接する面と、を覆うように配置される。また、断熱材34Bの少なくとも前側の面と、断熱材34A,34Bと隣接する面と、に設けられる。すなわち、断熱材34A,34Bの後ろ側の面や、他の内扉に隣接しない面については、金属部材35A,35Bが設けられていてもいなくてもよい。
図7は、本開示の実施の形態に係る冷凍貯蔵庫1による効果を説明するための図である。図7は、外扉20および内扉30A,30Bが閉められた状態の、内扉30A,30Bの隙間Clを含む部位の断面模式図である。
上記したように、内扉30Aと内扉30Bとの間には所定の間隔の隙間Clが設けられているため、貯蔵室40内の冷気が内扉30A,30Bの外部に漏れ出している(図7の矢印α)。図7では、貯蔵室40内が−85℃に保たれているとする。
内扉30A,30Bの外側を覆う金属部材35A,35Bには、上記したように熱伝導率が比較的高い材料が用いられている。図6において説明したように、金属部材35A,35Bは断熱材34A,34Bの少なくとも前側の面と、他の内扉に隣接する面とに設けられている。図7に示すように、金属部材35A,35Bの端部36A,36Bは内扉30A,30Bが閉められた状態では内扉30A,30Bの内面より内側に位置していてもよい。このため、貯蔵室40内の冷気によって、金属部材35A,35Bの全体が冷却される(図7の矢印β)。
従って、外扉20と内扉30A,30Bとの間の空間Sに存在する空気は、隙間Clから漏れ出す冷気と、内扉30A,30Bの前側の面に設けられた金属部材35A,35Bによって冷却される。これによって、図7では、空間Sに存在する空気の温度は、下記説明する所定温度以下、例えば−50℃となる。
ところで、霜が発生するときの空気の温度が所定温度より低ければ、発生した霜の結晶が互いに接合されず、乾燥した粉状の霜となることが経験的に分かっている。所定温度とは、約−40℃である。このような乾燥した粉状の霜は、例えば手で払うだけで容易に除去することができる。一方、上記所定温度以上で霜が発生した場合、水分を多量に含んだ霜となり、さらにその水分が凍り付くことによって、結晶同士が固く凝固した霜となる。このような固く凝固した霜は、除去するために多大な労力を要する。
本開示の実施の形態に係る冷凍貯蔵庫1では、図7に示すように、内扉30Aと内扉30Bとの間に隙間Clが設けられるため、断熱性の差によって、内扉30A,30Bの隙間付近に霜が生じる。本開示の実施の形態に係る冷凍貯蔵庫1は、外扉20および内扉30A,30Bが閉められた状態で、内扉30A,30Bの内側(貯蔵室40の内部)の温度(−85℃)と、外扉20と内扉30A,30Bの間の空間Sの温度(−50℃)とがともに上記所定温度以下となるように構成される。このため、本開示の実施の形態に係る冷凍貯蔵庫1では、内扉30Aと内扉30Bとの間の隙間付近に生じる霜は、乾燥した粉状の霜となり、除去が容易である。
なお、上記説明では、外扉20と内扉30A,30Bとの間の空間Sに存在する空気の温度は−50℃となる、と説明したが、本開示はこれに限定されない。本開示では、内扉30A,30Bとの間の空間Sに存在する空気の温度は、例えば隙間Clの間隔を調節することによって、上記所定温度以下となるように構成されればよい。換言すれば、内扉30Aと内扉30Bとの間の隙間Clの間隔である所定の間隔は、空間Sに存在する空気の温度が上記所定温度以下となるように設定されればよい。
<作用・効果>
以上説明したように、本開示の実施の形態に係る冷凍貯蔵庫1は、断熱材料で構成され、前面に開口12を有する箱体10と、断熱材料で構成され、開閉可能に箱体10に取り付けられて閉められた状態において開口12を閉塞する外扉20と、外扉20より内側に開閉可能に設けられた複数の内扉30A,30Bと、を有する冷凍貯蔵庫1であって、複数の内扉30A,30Bのうち、少なくとも1つには、板形状を有する断熱材34A,34Bの少なくとも外扉20側の面と、他の内扉に隣接する面とに金属部材35A,35Bが設けられ、複数の内扉30A,30Bの間には所定の間隔の隙間Clが設けられる。
このような構成により、内扉30A,30Bがともに閉められた状態で、内扉30A(30B)の内側の面において、他方の内扉30B(30A)と隣接する辺は、内扉30A(30B)が閉められた状態では箱体10のどの箇所とも接触しない。すなわち、本開示の実施の形態に係る冷凍貯蔵庫1では、内扉30A(30B)の内側の面において、他方の内扉30B(30A)と隣接する辺と接触するための中仕切りを廃しているため、貯蔵室40内の空間を最大限に有効利用することができるようになる。
また、このような構成により、貯蔵室40内の冷気が隙間Clから内扉30A,30Bの外部に漏れ出すとともに、金属部材35A,35Bの全体が貯蔵室40内の冷気によって冷却される。従って、外扉20および内扉30A,30Bが閉められた状態で、外扉20と内扉30A,30Bとの間の空間Sに存在する空気が、隙間Clから漏れ出した冷気と金属部材35A,35Bの前側の面とによって所定温度以下まで冷却される。
本開示の実施の形態に係る冷凍貯蔵庫1では、内扉30Aと内扉30Bとの間に隙間Clが設けられているため、貯蔵室40内の冷気が空間Sに流れ、金属部材35A,35Bと外扉20の空間Sに接する面に霜が発生する。しかしながら、上記したように外扉20と内扉30A,30Bとの間の空間Sに存在する空気と、貯蔵室40内の空気とは、ともに上記所定温度以下となるように構成されているため、本開示の実施の形態に係る冷凍貯蔵庫1において金属部材35A,35Bと外扉20の空間Sに接する面に発生する霜は乾燥した粉状の霜となり、その除去が容易となる。
<変形例>
以上、図面を参照しながら各種の実施形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。また、開示の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施の形態における各構成要素は任意に組み合わせられてもよい。
上記実施の形態では、内扉30A,30Bの内側の周縁部にパッキン31A,31B(シール部材)が設けられると説明した。しかしながら、内扉30A(30B)の内側の面において、他方の内扉30B(30A)と隣接する辺は、内扉30A(30B)が閉められた状態では箱体10のどの箇所とも接触しない。このため、内扉30A(30B)の内側の面における他方の内扉30B(30A)と隣接する辺には、パッキン31A(31B)は必ずしも設けられていなくてもよい。換言すれば、パッキン31A、31Bは、内扉30A,30Bの内側の周縁部のうち、内扉30A,30Bが閉められた状態で箱体10の開口12の周縁部と接触する部位にのみ設けられていてもよい。
本開示は、庫内を超低温に冷却できる冷凍貯蔵庫に有用である。
1 冷凍貯蔵庫
10 箱体
11 ヒンジ
12 開口
13 パッキン
14 第1周縁部
15 第2周縁部
20 外扉
22 周縁部
30A,30B 内扉
31A,31B パッキン
32A,32B 周縁部
33A,33B 化粧板
34A,34B 断熱材
35A,35B 金属部材
36A,36B 端部
40 貯蔵室

Claims (3)

  1. 断熱材料で構成され、前面に開口を有する箱体と、断熱材料で構成され、開閉可能に前記箱体に取り付けられて閉められた状態において前記開口を閉塞する外扉と、前記外扉より内側に開閉可能に設けられた複数の内扉と、を有する冷凍貯蔵庫であって、
    前記複数の内扉のうち、少なくとも1つの内扉には、板形状を有する断熱材の少なくとも外扉側の面と、他の内扉に隣接する面とに金属部材が設けられ、
    前記複数の内扉の間には所定の間隔の隙間が設けられる、
    冷凍貯蔵庫。
  2. 前記内扉の周縁部のうち、少なくとも前記内扉が閉められた状態で前記箱体の前記開口に沿った周縁部と接触する部位に、シール部材が設けられる、
    請求項1に記載の冷凍貯蔵庫。
  3. 前記少なくとも1つの内扉には、前記断熱材の外扉側とは反対側の面に前記金属部材が設けられる、
    請求項1または2に記載の冷凍貯蔵庫。
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