JP2018121337A - デスクランブル処理を行う信号処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】有料放送契約を締結可能なデスクランブル処理用カード(例えば、B−CASカード)を複数枚使用可能な信号処理装置において生じ得る問題を解決する信号処理装置を提供する。【解決手段】信号処理装置は、デスクランブル処理前の番組データを生成し、契約を促すための自動表示メッセージ情報を受信するチューナと、番組単位の録画指示にしたがいデスクランブル処理後の番組データを記録する第1の記録と、特定チャンネルに対する継続的な録画指示にしたがいデスクランブル処理後の番組データを記録する第2の記録を行う記録部と、番組データの再生を制御する制御部とを備える。制御部は、再生する番組データに関わる所定の情報が第2の記録による表示データの再生時に自動表示メッセージを表示する情報の場合、第2の記録による番組データを再生する際に放送中のストリームから自動表示メッセージ情報を取得して番組データに重畳して表示する。【選択図】図9B
Description
本開示は、有料放送契約を締結可能な複数枚のデスクランブル用のカード(例えば、B−CASカード)を使用でき、そのカードを用いてデータのデスクランブル処理を行う信号処理装置に関する。
特許文献1は、番組記録再生装置を開示する。この番組記録再生装置は、3つのチューナを備える。この番組記録再生装置は、3つのチューナで同時に受信した番組をハードディスクに記録する。
これにより、この番組記録再生装置は、複数番組の同時録画を実現できる。
一般に、受信した番組をデスクランブル処理する場合、B−CASカード(B−CAS:登録商標)が必要になる。B−CASカードとは、B−CAS社により発行されているICカードであり、放送番組のデスクランブル処理に用いられるICカードである。1枚のB−CASカードでデスクランブル処理できる番組数には制限がある。例えば、1枚のB−CASカードで3番組まで処理することができるよう制限されている。
特許文献1に開示されている番組記録再生装置においては、同時に受信する番組が3番組である。従って、この場合、1枚のB−CASカードを使用するだけで、受信した放送番組のデスクランブル処理を実行できる。
1つの番組記録再生装置において、1枚のB−CASカードで同時に処理できる数よりも多い番組を同時に受信したい場合も考えられる。この場合、番組記録再生装置において、複数枚のB−CASカードがデスクランブル処理のために必要となる。このような、有料放送契約を締結できるB−CASカードを複数枚使用できるような装置においては、様々な問題が存在する。
本開示は、有料放送契約を締結可能なデスクランブル処理用カード(例えば、B−CASカード)を複数枚使用可能な信号処理装置において生じ得る問題を解決できる信号処理装置を提供する。
本開示にかかる第1の信号処理装置は、受信した放送番組からデスクランブル処理前の番組データを生成するとともに、契約を促すメッセージである自動表示メッセージ情報を受信するチューナと、番組単位での録画指示にしたがい、デスクランブル処理された番組データを記憶媒体に記録する第1の記録と、特定チャンネルについての継続的な録画指示にしたがい、デスクランブル処理された番組データを記憶媒体に記録する第2の記録を行う記録部と、記憶媒体に記録された番組データの再生を制御する制御部と、を備える。制御部は、再生する番組データに関わる所定の情報が第2の記録による表示データの再生時に自動表示メッセージを表示する情報の場合には、第2の記録による番組データを再生する際に放送中のストリームから自動表示メッセージ情報を取得して番組データに重畳して表示する。
本開示にかかる第2の信号処理装置は、受信した放送番組からデスクランブル処理前の番組データを生成するとともに、契約を促すメッセージである自動表示メッセージ情報を受信するチューナと、番組単位での録画指示にしたがい、デスクランブル処理された番組データを記憶媒体に記録する第1の記録と、特定チャンネルについての継続的な録画指示にしたがい、デスクランブル処理された番組データを記憶媒体に記録する第2の記録を行う記録部と、記憶媒体に記録された番組データの再生を制御する制御部と、を備える。制御部は、再生する番組データに関わる所定の情報が第1の記録による表示データの再生時に自動表示メッセージを表示する情報の場合には、第1の記録による番組データを再生する際に記録部に記録されている自動表示メッセージ情報を取得して番組データに重畳して表示する。
本開示によれば、有料放送契約を締結可能なB−CASカードを複数枚挿入可能な記録装置において生ずる問題の少なくとも一部を解決した信号処理装置を提供できる。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
以下、本発明をBDレコーダに適用した実施の形態1について図面を用いて説明する。
1.実施の形態1
1−1.概要
BDレコーダ100の概要について図1を用いて説明する。図1は、BDレコーダ100の外観斜視図である。BDレコーダ100は、放送番組を録画できる。BDレコーダ100は、12個のチューナを有する。BDレコーダ100は、12個のチューナのうち、9個のチューナをタイムシフト録画に用い、3個のチューナを通常の録画、若しくは視聴に用いる。
1−1.概要
BDレコーダ100の概要について図1を用いて説明する。図1は、BDレコーダ100の外観斜視図である。BDレコーダ100は、放送番組を録画できる。BDレコーダ100は、12個のチューナを有する。BDレコーダ100は、12個のチューナのうち、9個のチューナをタイムシフト録画に用い、3個のチューナを通常の録画、若しくは視聴に用いる。
ここで、「タイムシフト録画」とは、使用者により選択されたチャンネルにおいて放送される番組をチューナを介して常時受信し、受信した番組に基づいて生成した番組データを常時内部のハードディスクに記録する録画方式である。タイムシフト録画をする場合、BDレコーダ100は、使用者により選択されたチャンネルにおいて放送される番組に関して、常時一定期間分(例えば1週間分)の番組データをハードディスクに記憶しておく。一定期間分の容量を超える場合、BDレコーダ100は、同一チャンネルの古い番組データから消去していく。
一方、「通常の録画」とは、使用者により選択された番組をチューナを介して受信し、受信した番組に基づいて生成した番組データを内部のハードディスクに記録する録画方式である。通常の録画としては、予約録画と現在放送されている番組の録画とがある。予約録画とは、将来放送される番組の録画の予約を使用者が事前に行い、予約されている日時になると、BDレコーダ100が自動的に予約されている番組を受信し、受信した番組に基づいて生成した番組データを自動的にハードディスクに記録する録画方式である。
また、チューナが放送を受信して生成する番組データは、デスクランブル処理前の番組データである。デスクランブル処理前の番組データは暗号化された状態である。使用者は、デスクランブル処理前の番組データを視認しても番組コンテンツを認識できない。従って、BDレコーダ100は、デスクランブル処理前の番組データに対して、デスクランブル処理を施す必要がある。デスクランブル処理には、B−CASカードが必要である。1枚のB−CASカードによって同時にデスクランブル処理できる番組データ数は有限である。そこで、本実施形態では、1枚のB−CASカードにより3チャンネル分の番組データに対して同時にデスクランブル処理が可能であるとする。本実施の形態のBDレコーダ100は、12個のチューナからの12チャンネル分の番組データを処理するため、4枚のB−CASカードを用いる。
ところで、放送番組には、使用者が個別に放送事業者と契約することで視聴が可能となる有料番組がある。有料番組は、原則、放送事業者との契約が締結されて初めてデスクランブルできることとなる。この有料番組を視聴するための放送事業者との契約は、原則、B−CASカード毎に締結する必要がある。つまり、4枚のB−CASカードを用いるような装置において、全てのチューナで有料放送を視聴したい場合には、最大4枚分の有料放送契約を放送事業者と締結する必要がある。一方、一部のチューナでのみ有料放送を視聴できればよいと考える場合には、一部のB−CASカードについてのみ有料放送契約を放送事業者と締結すればよい。
また、有料番組の一つとして日本放送協会(以下、「NHK」と称する)が放送するBS放送(以下、「BSNHK」と称する)がある。BSNHKの放送番組は、NHKと契約しなくてもデスクランブルできる。但し、NHKと契約をしていない場合には、画面に自動表示メッセージが表示される。ここで、自動表示メッセージとは、図2に示すような、使用者にNHK(放送事業者)との契約を促す表示である。BSNHKの契約は、多くの有料番組と異なり、B−CASカード毎に締結しなくてもよい。BSNHKの契約は、1世帯に1つあればよい。つまり、BSNHKに関しては、4枚のB−CASカードを用いるような装置において、1つの契約を行えばよい。
具体的には、使用者は、電話等を介して、BDレコーダ100に挿入されているB−CASカードのカードIDをNHKに通知する。すると、BDレコーダ100は、自動表示メッセージを表示する必要がない旨を示す情報を、放送を介して受信する。この自動表示メッセージを表示する必要がない旨を示す情報はB−CASカード毎にNHKから送信される。B−CASカードに自動表示メッセージの表示の要否を問い合わせた場合、そのB−CASカードから自動表示メッセージを表示する必要がある旨を示す情報が返されるか否かでBDレコーダ100は、自動表示メッセージを出力するか否かを判断する。
一方、BSNHKの番組データの通常の録画を行ったとする。この番組データを再生する場合には、使用者がBSNHKの契約をしていなかったとしても、自動表示メッセージは表示されないことが多い。これは、番組データの録画を行ってから、再生を行うまでには通常一定の期間を要し、録画時には未契約でも再生時には契約済ということもあり得、必ずしも自動表示メッセージの表示が求められていないからである。
しかしながら、タイムシフト録画された番組データを再生する場合に、使用者がBSNHKの契約をしていなければ、自動表示メッセージを併せて出力すべきである。これは、タイムシフト録画されている番組データは録画してから再生されるまでの期間が一定期間に限られるため、従来の通常の録画が行われた番組データと同列に扱うべきではないからである。タイムシフト録画された番組データの再生は、従来の通常の録画がなされた番組データの再生というよりも現在放送されている番組の視聴に近い。
BDレコーダ100には、タイムシフト録画された番組データを再生する際、必要な場合に、自動表示メッセージを出力するための工夫が施されている。以下、詳細に説明する。
1−2.外観構成
BDレコーダ100の外観構成に関して図1、図3を用いて説明する。図3は、BDレコーダ100の背面を示す外観模式図である。図1に示すように、BDレコーダ100は、正面側にBDドライブ110、及びB−CASカードスロット120を有する。また、図3に示すように、BDレコーダ100は、背面側にB−CASカードスロット130、B−CASカードスロット140、B−CASカードスロット150、及び地デジアンテナ取付部121〜BS/CSアンテナ取付部152を有する。
BDレコーダ100の外観構成に関して図1、図3を用いて説明する。図3は、BDレコーダ100の背面を示す外観模式図である。図1に示すように、BDレコーダ100は、正面側にBDドライブ110、及びB−CASカードスロット120を有する。また、図3に示すように、BDレコーダ100は、背面側にB−CASカードスロット130、B−CASカードスロット140、B−CASカードスロット150、及び地デジアンテナ取付部121〜BS/CSアンテナ取付部152を有する。
ここで、各B−CASカードスロットに対応するB−CASカードについて説明する。B−CASカードスロット120〜B−CASカードスロット150は、BS、CS、地上デジタル放送に対応したB−CASカードである共用B−CASカード(赤色)に対応している。
また、B−CASカードスロット120に挿入される共用B−CASカードは、通常録画若しくは視聴に用いられる。また、受信したデータ放送において、表示されるB−CASカードのカードIDは、原則としてB−CASカードスロット120に挿入されている共用B−CASカードを用いることで行われる。この共用B−CASカードを「代表カード」ともいう。このように構成する理由を説明する。仮に、データ放送において、何れのB−CASカードのカードIDが表示されるかが特定されていないとする。また、データ放送において、使用者にゲームを楽しませるような放送がある。このゲームを始めるにあたって、使用者がB−CASカードのカードIDを機器に入力する必要がある場合がある。このようなゲームのデータ放送においては、ゲームのポイントがカードIDに紐づいて加算される。このような場合に、使用者がB−CASカードのカードIDを入力する画面に毎回異なるB−CASカードのカードIDが表示されると、使用者がゲームを始める際に毎回異なるB−CASカードのカードIDを入力してしまう恐れがある。このような事態が生じると、使用者は毎回同じゲームをしているにも関わらず、ゲームのポイントが複数のカードIDに分散して加算されてしまう。そこで、BDレコーダ100は、データ放送において表示するカードIDを代表カードのカードIDとすることで、このような事態を回避している。
B−CASカードスロット130、B−CASカードスロット140、及びB−CASカードスロット150に挿入されるB−CASカードは、タイムシフト録画に用いられる。
このように、本実施の形態にかかるBDレコーダ100は、機器の正面側に通常録画若しくは視聴用のB−CASカードのスロット120を配置し、背面側にタイムシフト録画用のB−CASカードのスロット130〜150を配置している。従って、通常録画若しくは視聴用のB−CASカードに対して有料放送契約を締結しているような場合に、機器の正面側のスロットに挿入されているB−CASカードが有料放送契約を締結しているB−CASカードであることを使用者に簡単に認識させられる。
1−3.電気的構成
BDレコーダ100の電気的構成について図4を用いて説明する。図4は、BDレコーダ100の電気的構成を示すブロック図である。
BDレコーダ100の電気的構成について図4を用いて説明する。図4は、BDレコーダ100の電気的構成を示すブロック図である。
BDレコーダ100は、通常録画、若しくは視聴用に用いられるブロックと、タイムシフト録画用に用いられるブロックとから構成される。まず、通常録画若しくは視聴用に用いられるブロックについて説明する。
1−3−1 通常録画/視聴用ブロックの構成
通常の録画若しくは視聴に用いられるブロックには、チューナ123〜125が含まれる。チューナ123、チューナ124、及びチューナ125は、地上波デジタル放送用アンテナ、若しくはBS/CS放送用アンテナを介して受信した電波のうち、使用者が選局しているチャンネルの電波を抽出する。チューナ123、チューナ124、及びチューナ125は、抽出した電波に基づいて、デスクランブル処理前の番組データを生成する。また、チューナ123、チューナ124、及びチューナ125は、データ放送を受信し、受信したデータ放送に基づいて、データ放送画面を生成する。
通常の録画若しくは視聴に用いられるブロックには、チューナ123〜125が含まれる。チューナ123、チューナ124、及びチューナ125は、地上波デジタル放送用アンテナ、若しくはBS/CS放送用アンテナを介して受信した電波のうち、使用者が選局しているチャンネルの電波を抽出する。チューナ123、チューナ124、及びチューナ125は、抽出した電波に基づいて、デスクランブル処理前の番組データを生成する。また、チューナ123、チューナ124、及びチューナ125は、データ放送を受信し、受信したデータ放送に基づいて、データ放送画面を生成する。
デスクランブラ126は、B−CASカードスロット120に挿入されている共用B−CASカードを用いて、デスクランブル処理前の番組データに対してデスクランブル処理を施す。
LSI170は、通常録画、若しくは視聴用に用いられるブロックを制御する制御部である。LSI170は、デスクランブラ126によりデスクランブル処理を施された番組データに対して、エンコード処理、デコード処理等の画像処理を施す。LSI170は、エンコード処理済みの番組データをHDD160に記録したり、HDD160、BDドライブ110、若しくはHDD180に記憶されているエンコード済みの番組データに対してデコード処理を施し、HDMI220にデコード済みの番組データを出力したりする。
HDD160は、動画像データ等を記憶する記憶装置である。また、BDドライブ110は、BDにデータを記録したり、BDに記憶されているデータを読み出したりするドライブである。
以上が通常録画若しくは視聴用に用いられるブロックである。次に、タイムシフト録画に用いられるブロックについて説明する。
1−3−2 タイムシフト録画用ブロックの構成
タイムシフト録画に用いられるブロックには、チューナ133〜155が含まれる。チューナ133〜チューナ155は、地上波デジタル放送用アンテナ、若しくはBS/CS放送用アンテナを介して受信した電波のうち、使用者が選局しているチャンネルの電波を抽出する。チューナ133〜チューナ155は、抽出した電波に基づいて、デスクランブル処理前の番組データを生成する。
タイムシフト録画に用いられるブロックには、チューナ133〜155が含まれる。チューナ133〜チューナ155は、地上波デジタル放送用アンテナ、若しくはBS/CS放送用アンテナを介して受信した電波のうち、使用者が選局しているチャンネルの電波を抽出する。チューナ133〜チューナ155は、抽出した電波に基づいて、デスクランブル処理前の番組データを生成する。
デスクランブラ136〜デスクランブラ156は、B−CASカードスロット130〜B−CASカードスロット150に挿入されている共用B−CASカードを用いて、デスクランブル処理前の番組データに対してデスクランブル処理を施す。
LSI190〜LSI210は、タイムシフト録画用に用いられるブロックのうちチューナ133〜チューナ155を介して生成された番組データを処理するブロックを制御する制御部である。LSI190〜LSI210は、使用者にタイムシフト録画指示されているチャンネルの番組に基づいて生成された番組データを連続的にHDD180に記録する。LSI190〜LSI210は、HDD180に記憶されている特定のチャンネルの番組の長さが所定期間以上になる場合には、同じチャンネルの古い番組の番組データをHDD180から消去する。LSI190〜LSI210は、HDD180に記憶されている特定のチャンネルの番組データの長さが所定期間以上とならないように監視する。
HDD180は、動画像データ等を記憶する記憶装置である。
以上がタイムシフト録画に用いられるブロックである。
本実施形態及び以後の実施形態で示すB−CASカードスロット120、130〜150はそれぞれ第1及び第2のBSカードスロットの一例である。LSI170は制御部の一例である。LSI170、190〜210は記録部の一例である。HDD160、180、ブルーレイディスク110は記憶媒体の一例である。
1−4.動作
1−4−1.タイムシフト録画における記録動作
BDレコーダ100によるタイムシフト録画における記録動作について図5を用いて説明する。図5は、BDレコーダ100によるタイムシフト録画における記録動作を説明するためのフローチャートである。ここでは、タイムシフト録画用の系のうち、チューナ133〜チューナ135を介して受信した番組データをタイムシフト録画する際の動作について説明する。なお、チューナ143〜チューナ145やチューナ153〜チューナ155を介して受信した番組データをタイムシフト録画する際も動作するLSIやデスクランブラ等が異なるだけで基本的に同様に動作する。
1−4−1.タイムシフト録画における記録動作
BDレコーダ100によるタイムシフト録画における記録動作について図5を用いて説明する。図5は、BDレコーダ100によるタイムシフト録画における記録動作を説明するためのフローチャートである。ここでは、タイムシフト録画用の系のうち、チューナ133〜チューナ135を介して受信した番組データをタイムシフト録画する際の動作について説明する。なお、チューナ143〜チューナ145やチューナ153〜チューナ155を介して受信した番組データをタイムシフト録画する際も動作するLSIやデスクランブラ等が異なるだけで基本的に同様に動作する。
タイムシフト録画による番組データの記録動作を開始する際に(S100)、LSI190は、B−CASカードスロット130に挿入されている共用B−CASカードに対して、自動表示メッセージの表示が必要か否か(共用B−CASカードが受信中の有料チャンネルについて契約済みか否か)を問い合わせる(S110)。
自動表示メッセージの表示要否について問い合わせると、LSI190は、B−CASカードスロット130に挿入されている共用B−CASカードからの応答を待ち、応答結果に基づいて、自動表示メッセージの表示の要否を判断する(S120)。
自動表示メッセージの表示が必要であると判断すると(S120におけるY)、LSI190は、受信した番組データ及び受信した自動表示メッセージのデータをHDD180に記録する(S130)。
一方、自動表示メッセージの表示が不要であると判断すると(S120におけるN)、LSI190は、受信した番組データのみをHDD180に記録する(S140)。つまり、この場合には、LSI190は、受信した自動表示メッセージのデータをHDD180に記録しない。
1−4−2.タイムシフト録画した番組データの再生動作
次に、BDレコーダ100によるタイムシフト録画した番組データの再生動作について図6を用いて説明する。図6は、BDレコーダ100によるタイムシフト録画した番組データの再生動作を説明するためのフローチャートである。
次に、BDレコーダ100によるタイムシフト録画した番組データの再生動作について図6を用いて説明する。図6は、BDレコーダ100によるタイムシフト録画した番組データの再生動作を説明するためのフローチャートである。
BDレコーダ100は、不図示のメニュー画面等を介して使用者からタイムシフト録画した番組データの再生指示を受け付けられる(S200)。BDレコーダ100はHDD180に記憶している番組データの一覧表をメニュー画面として出力できる。使用者は、メニュー画面上のカーソル等を移動することで再生したい何れかの番組データを選択し、再生指示できる。
再生指示を受け付けると、LSI170は、B−CASカードスロット120に挿入されている代表カードに自動表示メッセージの表示の要否を問い合わせる(S210)。代表カードに対して自動表示メッセージの表示の要否を問い合わせると、LSI170は、問い合わせた代表カードからの応答を待ち、応答結果に基づいて、自動表示メッセージの表示の要否を判断する(S220)。
自動表示メッセージの表示が必要であると判断すると(S220のY)、LSI170は、HDD180に記憶されている番組データと自動表示メッセージとを再生し、番組コンテンツに自動表示メッセージを重畳させてHDMI220を介してテレビ300に出力する(S230)。なお、再生対象の番組データの記録時に自動表示メッセージのデータが記録されていない場合には、自動表示メッセージの表示が必要であると判断したとしても、LSI170は、HDD180に記憶されている番組データのみを再生することとなる。
一方、自動表示メッセージの表示が不要であると判断すると(S220のN)、LSI170は、HDD180に記憶されている番組データを再生し、番組コンテンツをHDMI220を介してテレビ300に出力する(S240)。
このように、本実施の形態にかかるBDレコーダ100は、B−CASカードスロット130に挿入されている共用B−CASカードを用いてデスクランブル処理を施した番組データを記録する場合には、B−CASカードスロット130に挿入されている共用B−CASカードに対して自動表示メッセージの要否を問い合わせ、番組データのみをHDD180に記録するか、番組データと自動表示メッセージとを対応付けてHDD180に記録するかを決定する。また、BDレコーダ100は、B−CASカードスロット130に挿入されている共用B−CASカードを用いてデスクランブル処理を施した番組データを再生する場合には、B−CASカードスロット120に挿入されている代表カードに対して自動表示メッセージの表示の要否を問い合わせ、番組データのみを再生するか、番組データと該番組データに対応付けられた自動表示メッセージとを併せて再生するかを決定する。
これにより、B−CASカードスロット130に挿入されている共用B−CASカードに対して有料放送契約が締結されていないが、B−CASカードスロット120に挿入されている代表カードに対して有料放送契約が締結されているような場合に、B−CASカードスロット130に挿入されている共用B−CASカードを用いてデスクランブル処理を実行して記録した番組データを再生する際に自動表示メッセージを表示することがなくなる。また、B−CASカードスロット130に挿入されている共用B−CASカードに対して有料放送契約が締結されているが、B−CASカードスロット120に挿入されている代表カードに対して有料放送契約が締結されていない場合に、B−CASカードスロット130に挿入されている共用B−CASカードを用いてデスクランブル処理を実行して記録した番組データを再生する際に、自動表示メッセージを表示することがなくなる。その結果、BSNHKのように一世帯に一契約あればよいような有料放送について、世帯として有料放送契約を締結しているにも関わらず、自動表示メッセージが表示されてしまうような事態が生じる可能性を低減させることができる。
また、上記構成は、BSNHK以外の有料放送事業者による有料放送に基づく番組データの再生においてもメリットを有する。B−CASカードスロット130に挿入されている共用B−CASカードについて有料放送契約を締結しているが、B−CASカードスロット120に挿入されている代表カードについて有料放送契約を締結していないような場合を考える。上記構成によれば、この場合に、B−CASカードスロット130に挿入されている共用B−CASカードを用いてデスクランブル処理を施した番組データを再生した際に、自動表示メッセージを表示してしまうという事態を回避できる。
なお、本実施の形態にかかるBDレコーダ100は、再生した番組データをHDMI220を介してテレビ300に出力することとした。しかしながら、必ずしもこのような構成には限定されない。例えば、番組データを不図示の無線LANモジュールを介して外部機器に送信してもよい。この場合には、再生済みの番組データに自動表示メッセージを重畳したデータを再エンコードし、再エンコード済みのデータを送信してもよいし、番組データと自動表示メッセージを示すデータとを別々に送信してもよい。
2.実施の形態2
次に、本発明をBDレコーダに適用した実施の形態2について図面を用いて説明する。本実施の形態にかかるBDレコーダ100は、タイムシフト録画において番組データを記録する際に、番組データのみを記録し、自動表示メッセージのデータを合わせて記録することがない点、及びタイムシフト録画した番組データの再生動作が実施の形態1と異なる。以下、本実施の形態におけるタイムシフト録画した番組データの再生動作について詳細に説明する。
次に、本発明をBDレコーダに適用した実施の形態2について図面を用いて説明する。本実施の形態にかかるBDレコーダ100は、タイムシフト録画において番組データを記録する際に、番組データのみを記録し、自動表示メッセージのデータを合わせて記録することがない点、及びタイムシフト録画した番組データの再生動作が実施の形態1と異なる。以下、本実施の形態におけるタイムシフト録画した番組データの再生動作について詳細に説明する。
2−1.タイムシフト録画した番組データの再生動作
タイムシフト録画した番組データのBDレコーダ100における再生動作について図7を用いて説明する。図7は、タイムシフト録画した番組データの再生動作を説明するためのフローチャートである。
タイムシフト録画した番組データのBDレコーダ100における再生動作について図7を用いて説明する。図7は、タイムシフト録画した番組データの再生動作を説明するためのフローチャートである。
BDレコーダ100は、不図示のメニュー画面等を介して使用者からタイムシフト録画した番組データの再生指示を受け付けられる(S300)。BDレコーダ100はHDD180に記憶している番組データの一覧表をメニュー画面として出力できる。使用者は、メニュー画面上のカーソル等を移動することで再生したい何れかの番組データを選択し、再生指示できる。
再生指示を受け付けると、LSI170は、再生指示を受け付けた番組データがBSNHKの番組データであるか否かを判断する(S310)。具体的には、LSI170は、HDD180に記憶している管理データを参照することで、再生対象が何れのチャンネルで再生された放送番組に関する番組データであるかを判断できる。なお、必ずしもこのような方法には限定されない。例えば、共用B−CASカードに対して通電制御コマンドを送信し、その応答を参照することでも有料放送事業者を特定できる。具体的には、通電制御コマンドに対する応答のうちのCA_broadcast_group_idを参照することでも有料放送事業者を特定できる。
再生対象がBSNHKの番組データであると判断すると、LSI170は、チューナ123〜チューナ125のうち未使用のチューナのチャンネルをBSNHKにセットする(S320)。これにより、チューナ123〜チューナ125の何れかのチューナでBSNHKの放送番組が受信される。
何れかのチューナのチャンネルをBSNHKにセットすると、LSI170は、B−CASカードスロット120に挿入されている共用B−CASカード(代表カード)に対して、自動表示メッセージの表示の要否をデスクランブラ126に問い合わさせる(S330)。
問い合わせに対する応答がB−CASカードスロット120に挿入されているB−CASカードからあると、LSI170は、再生するタイムシフト録画された番組データに対して自動表示メッセージを重畳するか否かを判断する(S340)。
重畳しないと判断すると、LSI170は、HDD180に記憶されており、使用者により選択された番組データを、自動表示メッセージを重畳することなく再生する(S350)。
一方、重畳すると判断すると、LSI170は、HDD180に記憶されており、使用者により選択された番組データにデスクランブラ126により生成された自動表示メッセージを重畳し、映像データを生成する(S360)。なお、ここで番組データに重畳される自動表示メッセージは、チューナ123〜チューナ125のうちチャンネル設定がBSNHKに設定されたチューナで受信したデータである。映像データを生成すると、LSI170は、生成した映像データをHDMI220を介してテレビ300に出力する(S370)。
一方、ステップS310において、再生対象がBSNHK以外の有料放送に基づく番組データであると判断すると、LSI170は、デスクランブラ136〜デスクランブラ156の何れかに、再生対象の番組データがデスクランブル処理される際に使用された共用B−CASカードに対して、自動表示メッセージの表示の要否を問い合わさせる(S380)。
問い合わせに対する応答がB−CASカードスロット130〜B−CASカードスロット150の何れかに挿入されているB−CASカードからあると、LSI170は、再生するタイムシフト録画された番組データに対して自動表示メッセージを重畳するか否かを判断する(S390)。
重畳しないと判断すると、LSI170は、HDD180に記憶されており、使用者により選択された番組データを、自動表示メッセージを重畳することなく再生する(S400)。
一方、重畳すると判断すると、LSI170は、HDD180に記憶されており、使用者により選択された番組データにデスクランブラ136により生成された自動表示メッセージを重畳し、映像データを生成する(S410)。映像データを生成すると、LSI170は、生成した映像データをHDMI220を介してテレビ300に出力する(S420)。
このように、本実施の形態にかかるBDレコーダ100は、再生対象の番組データがNHKのBS放送に基づく番組データである場合、番組データを再生する際に、代表カードである共用B−CASカードに自動表示メッセージの表示の要否を問い合わせ、この問い合わせに対する応答に基づいて、再生後の番組データに対して通常視聴の系により生成された自動表示メッセージを重畳するか否かを決定する。
これにより、タイムシフト録画した番組データを再生する際に、代表カードのカードIDがNHKに連絡されていない場合には、自動表示メッセージを出力する番組コンテンツに重畳表示できる。
また、BDレコーダ100は、再生する対象がNHKのBS放送に基づく番組データである場合と、NHK以外の有料放送に基づく番組データである場合とで、自動表示メッセージの表示に関して問い合わせる共用B−CASカードを変えることとした。このように構成する理由について次に説明する。
上述した通り、NHKのBS放送に関しては、B−CASカード毎に契約が必要なわけではなく、一世帯に一契約あればよい。従って、契約の際に最もカードIDが通知されそうな代表カード(B−CASカードスロット120に挿入されているB−CASカード)に自動表示メッセージの表示の要否を問い合わせることとした。しかしながら、NHK以外の有料放送の多くは、B−CASカード毎に有料契約を求めている。従って、仮に代表カードに関して有料契約が締結されていたとしても、有料契約を締結していない他のB−CASカードを用いて有料放送を見る場合には、自動表示メッセージを表示することが好ましい。
そこで、BDレコーダ100は、再生する対象がNHKのBS放送に基づく番組データである場合と、NHK以外の有料放送に基づく番組データである場合とで、自動表示メッセージの表示に関して問い合わせる共用B−CASカードを変えることとした。これにより、NHKのBS放送と他の有料放送とのそれぞれにおいてより好ましいタイミングに自動表示メッセージを表示できる。
なお、本実施の形態においては、タイムシフト録画された番組データの再生時に重畳される自動表示メッセージを視聴用の系で受信することとしたが、必ずしもこのような構成に限られない。例えば、再生対象の番組データを受信したチューナを介して自動表示メッセージを受信してもよい。この場合には、自動表示メッセージの重畳の要否に関しては、代表カードに問い合わせ、自動表示メッセージ自体に関しては、再生対象の番組データを受信したチューナを介して受信することとなる。
このように構成する理由について次に説明する。タイムシフト録画は、通常、連続的に同一チャンネルに対して行われる。従って、再生対象の番組データを受信したチューナは、現在も再生対象の番組データのチャンネルと同一のチャンネルに設定されている可能性が高い。従って、再生対象の番組データを受信したチューナと同一のチューナを介して自動表示メッセージを受信することとすれば、重畳用の自動表示メッセージを受信するためのチャンネル設定の手間を省くことができる。
3.実施の形態3
次に、本発明をBDレコーダに適用した実施の形態3について図面を用いて説明する。本実施の形態にかかるBDレコーダ100は、通常録画またはタイムシフト録画における自動表示メッセージの記録動作及び録画した番組データの再生時における自動表示メッセージの表示動作が上記の実施の形態のものと異なる。以下、これらの動作の詳細を説明する。
次に、本発明をBDレコーダに適用した実施の形態3について図面を用いて説明する。本実施の形態にかかるBDレコーダ100は、通常録画またはタイムシフト録画における自動表示メッセージの記録動作及び録画した番組データの再生時における自動表示メッセージの表示動作が上記の実施の形態のものと異なる。以下、これらの動作の詳細を説明する。
3−1.番組データの録画動作
図8のフローチャートを参照して、本実施形態のBDレコーダ100における番組データの録画動作を説明する。
図8のフローチャートを参照して、本実施形態のBDレコーダ100における番組データの録画動作を説明する。
使用者より番組データの録画の指示があると(S440)、LSI170は、指示された録画の種類が通常録画とタイムシフト録画のいずれであるかを判断する(S450)。
タイムシフト録画の場合、LSI170は、受信した番組データをタイムシフト録画用のHDD180に記録するが、このとき、受信した自動表示メッセージのデータは記録しない(S460)。なお、本例では、タイムシフト録画の場合、受信した自動表示メッセージのデータをHDD180に記録しない例を示しているが、受信した自動表示メッセージをHDD180に記録するようにしてもよい。
一方、通常録画の場合、LSI170は、番組ストリーム中に含まれるCA-descriptorの猶予期間の最下位ビットを参照し、その値が「0」及び「1」のいずれであるかを判断する(S470)。ここで、CA-descriptorの猶予期間の最下位ビットについて説明する。なお、CA-descriptorの猶予期間の最下位ビットの値が「0」となるか「1」となるかは、放送事業者毎に取り決められている。
CA-descriptorの猶予期間の最下位ビットは、未契約の有料放送チャンネルから受信して通常録画された番組データを、後に再生する際に、自動表示メッセージを表示するか否かを示す情報である。具体的には、CA-descriptorの猶予期間の最下位ビットの値は以下の意味を持つ。
「0」:通常録画された番組データの再生時に自動表示メッセージを表示する。
「1」:通常録画された番組データの再生時に自動表示メッセージを表示しない。
「0」:通常録画された番組データの再生時に自動表示メッセージを表示する。
「1」:通常録画された番組データの再生時に自動表示メッセージを表示しない。
CA-descriptorの猶予期間の最下位ビットが「0」であるとき(すなわち、通常録画された番組データの再生時に自動表示メッセージを表示する場合)、受信した番組データと、受信した自動表示メッセージとを通常録画用のHDD160に記録する(S480)。一方、CA-descriptorの猶予期間の最下位ビットが「1」であるとき(すなわち、通常録画された番組データの再生時に自動表示メッセージを表示しない場合)、受信した番組データのみをタイムシフト録画用のHDD180に記録する。すなわち、受信した自動表示メッセージのデータは記録しない(S490)。
3−2.番組データの再生動作
本実施形態における、録画した番組データのBDレコーダ100における再生動作について図9A〜9Cのフローチャートを用いて説明する。
本実施形態における、録画した番組データのBDレコーダ100における再生動作について図9A〜9Cのフローチャートを用いて説明する。
BDレコーダ100は、使用者から録画した番組データの再生指示を受け付けると(S500)、再生指示を受けた番組データのCA-descriptorの猶予期間の最下位ビットを参照し、その値を判別する(S510)。
CA-descriptorの猶予期間の最下位ビットの値が「0」であるとき(すなわち、通常録画された番組データの再生時に自動表示メッセージを表示する場合)、再生処理1を実行し(S520)、その値が「1」であるとき(すなわち、通常録画された番組データの再生時に自動表示メッセージを表示しない場合)、再生処理2を実行する(S530)。以下、再生処理1、2それぞれについて説明する。
図9Bを参照して、再生処理1の詳細を説明する。LSI170は、再生指示された番組がタイムシフト録画されたものか通常録画されたものかを判別する(S521)。再生指示された番組がタイムシフト録画されたものである場合、LSI170は、タイムシフト録画用B−CASカード、すなわち、BDレコーダ100の背面に設けられたB−CASカードスロット130〜150に挿入されたB−CASカードのいずれかが、再生指示された番組に関する放送チャンネルについて契約済みであるか否かを判断する(S522)。
契約済みであれば(S522でYes)、LSI170は、タイムシフト録画用のHDD180から再生指示を受けた番組データを読み出し、HDMI220を介してテレビ300に出力する。このとき、LSI170は、出力すべき番組データに対して、自動表示メッセージを重畳しない(S523)。すなわち、自動表示メッセージの表示は行わない。B−CASカードスロット130〜150に挿入されたカードのいずれにおいても契約が締結されていない場合、LSI170は、放送中のストリームから、再生指示を受けた番組データに関する放送チャンネルに対する自動表示メッセージのデータを取得し(S524)、HDD180から取得した番組データに自動表示メッセージのデータを重畳し、HDMI220を介してテレビ300に出力する(S525)。
一方、ステップS521において、再生指示された番組が通常録画されたものである場合、通常録画用B−CASカード、すなわち、BDレコーダ100の前面に設けられたB−CASカードスロット120に挿入されたB−CASカード(代表カード)が、再生指示された番組に関する放送チャンネルについて契約済みであるか否かを判断する(S526)。
既に契約済みであれば(S526でYes)、LSI170は、通常録画用のHDD160から、再生指示を受けた番組データを読み出し、HDMI220を介してテレビ300に出力する。このとき、LSI170は、自動表示メッセージのデータは出力しない(S527)。すなわち、自動表示メッセージの表示は行わない。一方、B−CASカードスロット120に挿入された代表カードにおいて契約が締結されていない場合、LSI170は、通常録画用のHDD160から、再生指示を受けた番組データに関する放送チャンネルに対する自動表示メッセージのデータを取得し(S528)、HDD160から取得した番組データに重畳し、HDMI220を介してテレビ300に出力する(S529)。これにより、自動表示メッセージは表示される。
以上のように、再生処理1においては、再生する番組データに関する放送チャンネルに対する契約状態に応じて自動表示メッセージの表示の有無を制御する。特に、自動表示メッセージのデータの取得において、タイムシフト録画された番組データについては、放送中のストリームから取得している。これは、タイムシフト録画の場合、自動表示メッセージのデータがHDD180に記録されていないからである(図8のステップS410,S420参照)。
図9Cを参照して、再生処理2の詳細を説明する。LSI170は、再生指示された番組がタイムシフト録画されたものか、通常録画されたものかを判別する(S531)。
再生指示された番組が通常録画されたものである場合、LSI170は、通常録画用のHDD160から、再生指示を受けた番組データを読み出し、HDMI220を介してテレビ300に出力するが、自動表示メッセージのデータは出力しない(S532)。
再生指示された番組がタイムシフト録画されたものである場合、LSI170は、再生指示された番組の放送チャンネルがNHKか否かを判断する(S533)。放送チャンネルについては、前述のようにCA_broadcast_group_idを参照することで判断できる。
NHKである場合、LSI170は、通常録画用B−CASカード、すなわち、B−CASカードスロット120に挿入された代表カードがNHKに対して契約済みであるか否かを判断する(S534)。
NHKに対して契約済みであれば(S534でYes)、LSI170は、通常録画用のHDD160から、再生指示を受けた番組データを読み出し、HDMI220を介してテレビ300に出力する。このとき、LSI170は、自動表示メッセージのデータは出力しない(S535)。すなわち、自動表示メッセージの表示は行わない。一方、NHKに対する契約が締結されていない場合(S534でNo)、LSI170は、放送中のストリームから、再生指示を受けた番組データに関する放送チャンネルに対する自動表示メッセージのデータを取得し(S536)、HDD180から取得した番組データに重畳し、HDMI220を介してテレビ300に出力する(S537)。これにより、自動表示メッセージは表示される。
一方、ステップS533において、再生指示された番組の放送チャンネルがNHKでない場合(S533でNo)、LSI170は、タイムシフト録画用B−CASカードすなわちB−CASカードスロット130〜150に挿入されたB−CASカードのいずれかが、再生指示された番組に関する放送チャンネルについて契約済みであるか否かを判断する(S538)。
契約済みであれば(S538でYes)、LSI170は、タイムシフト録画用のHDD180から再生指示を受けた番組データを読み出し、HDMI220を介してテレビ300に出力する。このとき、LSI170は、自動表示メッセージのデータは出力しない(S539)。すなわち、この場合は自動表示メッセージを表示しない。一方、B−CASカードスロット130〜150に挿入されたカードのいずれにおいても契約が締結されていない場合、LSI170は、放送中のストリームから、再生指示を受けた番組データに関する放送チャンネルに対する自動表示メッセージのデータを取得し(S540)、HDD180から取得した番組データに重畳して、HDMI220を介してテレビ300に出力する(S541)。すなわち、この場合は自動表示メッセージを表示する。
なお、上記の例において、ステップS533の判断において、放送チャンネルがNHKでない場合(S533でNo)、契約状態に応じて自動表示メッセージの表示動作を切り替えたが(S539、S541)、NHKでない場合、契約状態にかかわらず、自動表示メッセージを表示しないようにしてもよい。
以上のように、再生処理2においては、再生する番組データが通常録画されたものである場合、その番組データの再生時において自動表示メッセージを表示しない。一方、再生する番組データがタイムシフト録画されたものである場合、その番組データに関する放送チャンネルに対する契約状態に応じて自動表示メッセージの表示の有無を制御する。ここで、特に、再生すべき番組データについての放送チャンネルがNHKの場合、タイムシフト録画された番組データを再生する場合であっても、通常録画用のB−CASカードすなわちB−CASカードスロット120に挿入された代表カードを用いて、契約締結の有無を確認している(S534)。これは、1)NHKに対しては、有料放送契約について、B−CASカード毎ではなく、家庭(世帯)毎に契約を締結すればよく、また、2)通常、B−CASカードスロット120に挿入された代表カードに対して契約が締結されていると考えられるからである。
次に、タイムシフト録画用HDD180から通常録画用HDD160にダビングされた番組データの再生時における自動表示メッセージの処理ついて図10を参照して説明する。
使用者により、タイムシフト録画用HDD180から通常録画用HDD160にダビングされた番組データについて再生指示を受けた場合(S600)、LSI170は、HDD160から番組データを読み出し、HDMI220を介してテレビ300に出力する。このとき、LSI170は、自動表示メッセージのデータは出力しない(S610)。よって、自動表示メッセージは表示されない。
以上のように、タイムシフト録画用HDD180から通常録画用HDD160にダビングされた番組データについては、その再生時において自動表示メッセージは表示されない。
なお、図9A〜9Cのフローチャートを用いて説明した動作において、タイムシフト録画であるか通常録画であるかの判断(S521、S531)の後、カードが契約済みか否かの判断(S522、S526、S534、S538)を行ったが、この判断の順序はこれに限られず、最終的に同様の結果が得られるのでれば、逆の順序でもよい。
4.他の実施形態
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1〜3を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1〜3で説明した各思想を適宜組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1〜3を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1〜3で説明した各思想を適宜組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
上記の実施形態では、信号処理装置の一例としてBDレコーダを用いて説明したが、本開示の思想は、BDレコーダに限定されず、DVDレコーダ、HDDレコーダ、フラッシュメモリを用いたレコーダ、パーソナルコンピュータ等の種々の信号処理装置に適用することができる。すなわち、本開示の思想は、複数のデスクランブル用のカード(例えば、B−CASカード)を使用でき、各B−CASカードを用いてデスクランブル処理を行う信号処理装置であれば、適用可能である。
本開示は、BDレコーダ、DVDレコーダ、HDDレコーダ、フラッシュメモリを用いたレコーダ、パーソナルコンピュータ等の信号処理装置に適用できる。
100 BDレコーダ
110 BDドライブ
120 B−CASカードスロット
121 地デジアンテナ取付部
122 BS/CSアンテナ取付部
130 B−CASカードスロット
131 地デジアンテナ取付部
132 BS/CSアンテナ取付部
140 B−CASカードスロット
141 地デジアンテナ取付部
142 BS/CSアンテナ取付部
150 B−CASカードスロット
151 地デジアンテナ取付部
152 BS/CSアンテナ取付部
110 BDドライブ
120 B−CASカードスロット
121 地デジアンテナ取付部
122 BS/CSアンテナ取付部
130 B−CASカードスロット
131 地デジアンテナ取付部
132 BS/CSアンテナ取付部
140 B−CASカードスロット
141 地デジアンテナ取付部
142 BS/CSアンテナ取付部
150 B−CASカードスロット
151 地デジアンテナ取付部
152 BS/CSアンテナ取付部
本開示にかかる信号処理装置は、放送中のストリームを受信して、デスクランブル処理前の番組データを生成するとともに、契約を促すメッセージである自動表示メッセージ情報を受信するチューナと、番組単位での録画に使用する第1のICカードを挿入可能な第1のカードスロットと、特定チャンネルについての継続的な録画に使用する第2のICカードを挿入可能な第2のカードスロットと、番組単位での録画指示にしたがい、第1のICカードを使用してデスクランブル処理された番組データを記憶媒体に記録する第1の記録と、特定チャンネルについての継続的な録画指示にしたがい、第2のICカードを使用してデスクランブル処理された番組データを記憶媒体に記録する第2の記録とを行う記録部と、記憶媒体に記録された番組データの再生を制御する制御部と、を備える。制御部は、第2の記録により記録された番組データの再生時において、番組データが特定の放送事業者から提供されたものである場合、第1のICカードを参照して、特定の放送事業者に対する契約状況を確認する。
Claims (2)
- 受信した放送番組からデスクランブル処理前の番組データを生成するとともに、契約を促すメッセージである自動表示メッセージ情報を受信するチューナと、
番組単位での録画指示にしたがい、デスクランブル処理された番組データを記憶媒体に記録する第1の記録と、特定チャンネルについての継続的な録画指示にしたがい、デスクランブル処理された番組データを記憶媒体に記録する第2の記録を行う記録部と、
前記記憶媒体に記録された番組データの再生を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、再生する番組データに関わる所定の情報が前記第2の記録による表示データの再生時に前記自動表示メッセージを表示する情報の場合には、前記第2の記録による番組データを再生する際に放送中のストリームから前記自動表示メッセージ情報を取得して前記番組データに重畳して表示する、
信号処理装置。 - 受信した放送番組からデスクランブル処理前の番組データを生成するとともに、契約を促すメッセージである自動表示メッセージ情報を受信するチューナと、
番組単位での録画指示にしたがい、デスクランブル処理された番組データを記憶媒体に記録する第1の記録と、特定チャンネルについての継続的な録画指示にしたがい、デスクランブル処理された番組データを記憶媒体に記録する第2の記録を行う記録部と、
前記記憶媒体に記録された番組データの再生を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、再生する番組データに関わる所定の情報が前記第1の記録による表示データの再生時に前記自動表示メッセージを表示する情報の場合には、前記第1の記録による番組データを再生する際に前記記録部に記録されている前記自動表示メッセージ情報を取得して前記番組データに重畳して表示する、
信号処理装置。
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