JP2015126284A - デジタル放送受信装置 - Google Patents

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治 吉田
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治 吉田
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【課題】過去番組についてもユーザが希望する時間帯でのザッピング再生を可能にする。
【解決手段】 実施形態によれば、デジタル放送受信装置は、受信部と、受信部によって選局された番組を記録媒体に記録すると共に再生する記録再生部と、記録再生部によって再生されている番組と同一時間帯に放送された番組であって新たに指定されたチャンネルの番組を記録媒体から選択して再生すると共に、記録媒体に同一時間帯に放送された番組が存在しない場合にはダミー画像を再生し、ダミー画像の再生中に次のチャンネル指定が発生すると、ダミー画像の再生前に再生されていた番組の放送時間帯と同一時間帯に放送された番組であって指定されたチャンネルの番組を記録媒体から選択して再生するザッピング再生制御部とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、複数の番組を同時に受信可能なデジタル放送受信装置に関する。
従来、地上デジタル放送、BS/CSデジタル放送が運用され、多くの番組が高画質、高音質で視聴できる環境が整っている。デジタル放送は、電子番組表(EPG(Electronic Program Guide))の仕組みが備えられており、受信機のリモコンのボタンを押すだけで、当日あるいは1週間先までの番組表が表示され、放送時間や出演者など、番組内容の表示や知りたい情報の検索だけでなく、視聴する番組を指定する選局操作や選局予約操作等が可能である。
しかし、一般的には、手軽に選局することができるという理由から、番組表を用いることなく、選局チャンネルを適宜変更して各番組を確認し、これによって所望のチャンネルを選択するという手法、所謂ザッピングと呼ばれる手法を用いることが多い。
ところで、近年、複数チャンネルの番組を同時録画する同時録画機能を搭載したデジタルテレビジョンが普及してきている。このような同時録画機能を搭載した従来のデジタル放送受信装置においては、放送番組の番組表(未来番組表)と同様の表示方法によって、録画した過去の番組を表示する過去番組表を生成する機能を有しているものもある。この過去番組表を表示させて、過去番組表中の任意の番組を選択する操作によって、記録された番組を再生して視聴することも可能である。
同時録画記録では、複数チャンネルの番組が同一時間帯に記録されており、既に記録された番組についても、過去番組表を表示させて視聴する番組を決定するのではなく、ザッピングと同様の操作によって順次番組を選択しながら表示させることができれば、便利である。そこで、記録媒体に記録された番組コンテンツに関する情報を利用し、記録された各番組についても、選択された放送時間帯に近い時間帯の各番組を例えばチャンネル切換えによって順次選択することで、あたかもリアルタイムに放送されている番組を見るかのように他チャンネルの番組を見るザッピング再生が可能である。
しかしながら、必ずしも同一時間帯で全てのチャンネルの番組が記録されているとは限らない。選択した時間帯について番組が記録されていない場合でもザッピングによる選局を継続させるために、チャンネル切換えによってそれまで選択していた時間帯の番組とは異なる時間帯の番組が選択されてしまうことが考えられる。そうすると、以後、チャンネル切換によって、当初指定していた時間帯とはずれた時間帯の番組が順次選択されて表示されるようになってしまうという問題があった。
特許第4153639号
本発明は、過去番組についてもユーザが希望する時間帯でのザッピング再生を可能にすることができるデジタル放送受信装置を提供することを目的とする。
本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置は、デジタル放送から複数のチャンネルの番組を同時に選局する受信部と、前記受信部によって選局された番組を記録媒体に記録すると共に再生する記録再生部と、前記記録再生部によって再生されている番組と同一時間帯に放送された番組であって新たに指定されたチャンネルの番組を前記記録媒体から選択して再生すると共に、前記記録媒体に前記同一時間帯に放送された番組が存在しない場合にはダミー画像を再生し、前記ダミー画像の再生中に次のチャンネル指定が発生すると、前記ダミー画像の再生前に再生されていた番組の放送時間帯と同一時間帯に放送された番組であって指定されたチャンネルの番組を前記記録媒体から選択して再生するザッピング再生制御部とを具備する。
本発明の一実施形態に係るデジタル放送受信装置を示すブロック図。 記録媒体15に番組が記録されている状態を説明するための説明図。 図2に対応した過去番組表の一例を示す説明図。 ザッピング再生における録画番組を説明するための説明図。 実施の形態におけるザッピング再生の動作フローを示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係るデジタル放送受信装置1を示すブロック図である。
デジタル放送受信装置1は複数のチューナ3−1,3−2,…(以下、代表してチューナ3という)を有している。チューナ3は、デジタル放送信号が入力され(図示省略)、入力されたデジタル放送信号の中から所望のチャンネルの放送信号を選局し、選局した信号を各々のデジタル放送の変調方式に対応して復調する。例えば、地上デジタル放送信号はOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調処理により、衛星デジタル放送の信号はPSK(Phase Shift Keying)復調処理によって、デジタルの映像信号及び音声信号に復調され、トランスポートストリーム(TS)形式の復調信号がTS処理部4に出力される。TS処理部4は、トランスポートストリームから映像ストリームを抽出してバス8に出力する。
また、TS処理部4は、放送番組の信号から番組情報(ECM)を分離する。この分離されたECMは、CAS制御部6を介して、カードスロット(カードインターフェースI/F)に装着されたCASカード(ICカード)2に転送される。CASカード2の中では、記憶されているワーク鍵(Kw)を用いてECMの暗号が復号され、スクランブル鍵(Ks)が得られる。さらに、ECMから番組に関する属性情報が得られ、CASカード2に記憶されている契約情報と比較してデスクランブルを行うか否かが判定される。この判定を行う際に、番組の属性情報で指定される課金方式に基づいて制御が行われる。なお、暗号鍵KsとKwは放送事業者毎に異なるが、全受信機で共通な鍵である。例えば、CAS制御部6は、TS処理部4から送られてきたECMをCASカード2へ送り、CASカード2から応答されたスクランブル鍵Ksを暗号化処理部12に設定する。
暗号化処理部12は、設定されたスクランブル鍵Ksを用いて暗号化された放送番組をデスクランブルし、デスクランブルされた放送番組の信号を、バス8を介してAVデコード部9及び記録再生制御部11に出力する。記録再生制御部11は、放送番組の信号を記録媒体15に記録すると共に、記録媒体15に記録されている放送番組の信号を再生してAVデコード部9に出力する。
記録媒体15は、HDD、光ディスクディスクドライブ、SD(登録商標)カードリーダライタ等によって構成することができ、記録再生制御部11からの放送番組の信号を記録可能に構成されている。なお、記録媒体15は、デジタル放送受信装置1に対して接続される外部機器であってもよい。この場合、記録再生制御部11からの出力は、IEEE1394インターフェース又はHDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)インターフェースなどを介して、記録媒体15へ転送されることになる。
本実施の形態においては、複数のチューナ3によって複数チャンネルの番組を同時に受信すると共に、記録再生制御部11によって、受信した複数のチャンネルの番組を同時に記録媒体15に記録することができるようになっている。
AVデコード部9は、バス8を介して入力された放送番組の信号をAV情報(映像および音声)にデコードして出力する。デコード出力(映像)は、表示処理部10を介して、図示しない表示部に出力される。表示処理部10は、OSD(On Screen Display)等によりユーザへの情報を提示するための、GUI(Graphical User Interface)機能を備える。このGUI機能により、各種設定画面等を表示部に表示することもできる。
番組データベース処理部5には、TS処理部4から番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報,番組属性情報(番組ジャンル等)等が与えられる。番組データベース処理部5は、これら入力された情報に基づいて番組表(未来番組表)を表示するため画像生成処理を行うことができる。
更に、番組データベース処理部5は、記録再生制御部11によって記録された番組に関するデータベース(以下、番組データベースという)を生成することができるようになっている。番組データベースは、録画した番組を管理する情報であり、番組タイトルや開始時間、終了時間や番組内容等の詳細情報、さらに上記録画の指定条件やユーザから指定情報(番組の自動消去禁止等)の入力項目などの録画番組に関するメタデータを含む。番組データベースは、録画番組の実際の放送時刻と記録媒体上の記録位置との対応関係の情報を含んでいる。
番組データベース処理部5は、番組データベースを元に、記録済番組の番組表(過去番組表)を表示するための画像生成処理を行うこともできるようになっている。番組データベース処理部5は、生成した未来番組表及び過去番組表を表示処理部10に与えて、表示部の表示画面上に、未来番組表及び過去番組表を表示させることもできるようになっている。
番組データベース処理部5は、番組データベースを記録再生制御部11を介して記録媒体15に記録させることができる。番組データベース処理部5は、記録媒体15に記録されている番組データベースを記録再生制御部11を介して読出して、読出した番組データベースに基づいて記録再生制御部11を制御することで、記録媒体15からユーザが指定した番組を選択して再生させることができるようになっている。
本実施の形態においては、番組データベース処理部5は、ザッピング再生制御部としても機能する。ザッピング再生モードが指定されると、番組データベース処理部5は、番組データベースを参照することで、再生する録画番組が放送された過去の放送時刻を再生開始時刻として記録再生制御部11に設定し、記録再生制御部11は過去の放送時刻(再生開始時刻)に対応した記録媒体15の再生開始位置から番組を再生することができるようになっている。また、番組データベース処理部5は、図示しないタイマーによって再生時間をカウントすると共に、再生開始時刻及び再生時間に基づく時刻(以下、再生指定時刻という)を求め、再生指定時刻を新たな再生開始時刻に設定して、次に選択されたチャンネルで放送されて記録された番組のうち、再生開始時刻において放送された番組を選択して、記録再生制御部11に選択した番組の再生を指示する。
なお、番組データベース処理部5は、図示しないメモリを用いて、上述したザッピング再生において必要な情報の記憶及び再生指定時刻の算出等の処理を行う。実際に放送された時刻と記録媒体15上の記録位置との対応表については、番組データベースに保持されるものと説明したが、図示しないメモリにこのようなテーブルを保持するようにしてもよい。こうして、番組データベース処理部5は、ザッピング再生モード時には、再生中の番組と同一時間帯に放送された番組を、ユーザのチャンネル指定操作に応じて順次選択して再生させることが可能である。
本実施の形態においては、番組データベース処理部5は、ユーザによってザッピング再生が指定されたチャンネルにおいて、再生指定時刻に番組が放送されていないか又は再生指定時刻において当該チャンネルの番組が記録されていない場合には、所定のダミー画像を生成して当該ダミー画像をAVデコード部9に出力するようになっている。なお、番組データベース処理部5は、ダミー画像の表示時間を再生時間としてカウントし、次のチャンネルの再生指定時刻の決定に用いるようになっている。
リモコン制御部7は、図示しないリモートコントローラからユーザ操作に基づく操作信号を受信し、受信した操作信号に基づいて、デジタル放送受信装置1の各部を制御する。例えば、リモコン制御部7によって、アップ/ダウンキーやワンタッチキー等によって受信チャンネル番号を指定する操作が行われた場合には、各チューナ3は、リモコン制御部7からの操作信号に応じた選局動作を行う。また、リモコン制御部7は、デジタル放送受信装置1の動作モード、例えば、過去番組のザッピング再生モードを設定する操作信号を発生することもできる。このモードでは、ユーザのアップ/ダウンキーやワンタッチキー等によるチャンネル切換え操作に応じて、記録媒体15に記録されている過去番組を切換えて再生するザッピング再生が行われる。
なお、デジタル放送受信装置1は、ネットワーク処理部14を介して図示しないネットワーク回線に接続されている。配信/受信処理部13は、ネットワーク処理部14を介して、TS処理部4からの番組や記録再生制御部11からの再生番組を、ネットワーク回線を介して配信すると共に、ネットワーク回線を介して転送された番組を受信して、AVデコード部9や記録再生制御部11に供給して受信番組の視聴や記録を行うことができるようになっている。
次に、このように構成された実施の形態の動作について図2乃至図5を参照して説明する。
先ず、複数のチューナ3による複数チャンネルの番組の同時記録について説明する。例えば、いま、図示しないリモートコントローラによって、チャンネル101〜105に対して自動番組記録が設定されているものとする。チャンネル101〜105に対して自動番組記録が設定されると、例えば、チューナ3−1,3−2,…3−5によってこれらのチャンネルの番組が選局され、記録再生制御部11は、TS処理部4からこれらのチャンネルの番組が与えられて記録媒体15に記録する。また、この場合には、これらのチャンネルの記録番組に関する番組データベースが番組データベース処理部5によって生成されて、記録媒体15に記録される。
図2は記録媒体15の番組の記録状態を説明するための説明図である。
図2は記録媒体15に記録された番組のうち、18時から23時までに記録されたチャンネル101〜105の番組の記録状態を示している。図2においては、xx:xx−yy:yyの形式の表示は録画時間を示し、録画時間を囲む枠によって、1つの番組が記録されていることを示している。図2に示すように、記録媒体15には、チャンネル単位で記録番組が管理されている。例えば、チャンネル101については、18時から23時までの間、1時間毎に異なる5つの番組が記録されていることが分かる。
図2の例では、チャンネル101,102,104については、18時から23時までの間、連続して録画が行われたことを示している。一方、チャンネル103,105については、放送休止等の理由により番組が記録されない時間帯が存在している。チャンネル103においては、18時〜22時までの間記録が行われておらず、チャンネル105においては、20時〜22時までの間記録が行われていない。
デジタル放送受信装置1は、上述した自動番組記録により記録された番組を過去番組表により一覧表示することができる。番組データベース処理部5は、記録媒体15に記録されている番組データベースを読出して、過去番組表を生成する。
図3は図2に対応した過去番組表の一例を示す説明図である。図3の例は、横方向をチャンネル軸とし、縦方向を時間軸として、録画されている番組をチャンネル毎及び時間毎に表示するものであり、枠内に番組の番組名、放送日時、番組のジャンル、出演者や番組内容等の詳細情報を表示することもできる。
図3の例では、斜線部は、録画番組に対応した情報を表示していることを示しており、斜線部が施されていない領域は、番組が録画されていないことを示している。即ち、図3の例では、チャンネル103については18時から22時まで録画が行われておらず、チャンネル105については20時から22時まで録画が行われていないことが分かる。
この過去番組表からは指定した番組の再生指示操作が可能である。例えば、リモートコントローラ等によって過去番組表中の特定の番組欄を選択する操作を行うと、番組データベース処理部5によって、この番組を再生するための情報が記録再生制御部11に与えられ、記録再生制御部11はユーザによって指定された番組を記録媒体15から読出してAVデコード部9に出力する。こうして、過去番組表を用いて指定した番組が図示しない表示部に再生表示される。
更に、本実施の形態においては、ユーザは例えばリモートコントローラ等によってザッピング再生モードを指定することができ、このモードではリモートコントローラ等によるチャンネル切換え操作によって、同一時間帯の録画番組を順次切換えて再生を行うザッピング再生が行われる。
図4はザッピング再生における録画番組を説明するための説明図であり、図4(a)は従来技術におけるザッピング再生時の動作を示し、図4(b)は実施の形態におけるザッピング再生時の動作を示している。
図4は再生される番組をザッピング操作に対応させて時間の経過と共に示すものであり、図4の各枠は表示部を示し、斜線によって表示部の表示画面に番組が表示されていることを示している。また、図4では説明を分かりやすくするために、画面中、右上に番組の放送チャンネルの数字を示し、左下に放送時間(録画時間)を示しているが、実際には表示されていなくてもよい。
図4(a)は従来技術におけるザッピング再生において選択再生される番組を示している。図4(a)では、最も古い時間において、19時05分に放送されていたチャンネル101の録画番組が再生表示されていることを示している。従来のザッピング再生モードにおいて、チャンネルを切換える操作を行うと、次に19時05分に放送されていたチャンネル102の録画番組が再生表示される。
更に、チャンネルを切換える操作を行うと、チャンネル103の録画番組が再生表示される。チャンネル103は、19時05分には番組が放送されておらずこの時間帯のチャンネル103の番組の録画は行われていない。このため、チャンネル切換え操作が行われると、指定再生時刻に近い番組が再生されることになり、20時00分に放送されていたチャンネル103の番組が再生表示される。
更に、チャンネルを切換える操作を行うと、22時00分に放送されていたチャンネル104の録画番組が再生表示される。次に、チャンネル101を指定したチャンネル切換え操作が行われると、20時00分に放送されていたチャンネル101の番組が再生表示される。
このように、従来のザッピング再生においては、チャンネル切換え前に選択していた番組の放送時間帯において、次に切換えるチャンネルの番組が記録されていない場合には、選択される番組の放送時間帯が変化してしまい、ユーザがチャンネルを決定するためのザッピング処理としては不適当である。
そこで、本実施の形態においては、切換えるチャンネルの番組が記録されていない場合でも、リアルタイムで放送されている番組に対するザッピング処理と同様に、同一時間帯の番組の再生表示を可能にする。
図5は本実施の形態におけるザッピング再生の動作フローを示すフローチャートである。
ユーザはザッピング再生モードで、チャンネル選択操作を行うものとする。リモコン制御部7からの操作信号は番組データベース処理部5に与えられ、番組データベース処理部5は、ユーザ操作に基づく再生開始時刻及びチャンネルの番組を記録媒体15から読出すように記録再生制御部11を制御する。記録再生制御部11は、指定された番組を記録媒体15から読出して、AVデコード部9に与える。AVデコード部9は再生番組をデコード処理した後、表示処理部10に与えて図示しない表示部に表示させる。
いま、ユーザ操作に基づいて、図4(b)の最も古い時間に示すように、19時05分を再生開始時刻として、この再生開始時刻に放送されていたチャンネル101の番組(コンテンツ)をザッピング再生するものとする(ステップS1)。番組データベース処理部5は、再生開始時刻をメモリに記憶させ(ステップS2)、タイマーによって再生時間を計数する(ステップS3)。
番組データベース処理部5は、ステップS4においてザッピング再生におけるチャンネル変更操作が発生したか否かを判定する。番組データベース処理部5は、チャンネル変更操作がない場合には、ステップS5において再生終了操作の有無を判定し、再生終了操作が合った場合にはザッピング再生を終了する。
再生終了操作の前にチャンネル変更操作があった場合には、番組データベース処理部5は、ユーザ操作に基づいて再生チャンネルを決定し(ステップS6)、再生開始時刻を算出する(ステップS7)。
例えば、ステップS2において記録した再生開始時刻が19時05分で、再生時間が10秒であった場合には、番組データベース処理部5は、ステップS7において再生指定時刻が19時05分10秒であるものとし、この時刻を再生開始時刻として、当該再生開始時刻にステップS6において決定されたチャンネルで番組(コンテンツ)が放送され記録されているか否かを番組データベースを用いて判定する(ステップS8)。
図2の例では、19時05分10秒にチャンネル102の番組が記録されているので、ステップS6においてチャンネル102が指定された場合には、番組データベース処理部5は、処理をステップS9に移行して、再生開始時刻から記録媒体15における再生開始位置を算出して、記録再生制御部11に当該番組の再生を指示する。こうして、図4(b)に示すように、19時05分10秒に放送されて記録されていたチャンネル102の番組が再生表示される。以後、ユーザのチャンネル切換え操作毎に、再生指定時刻に放送されていた番組が記録されているか否かが判定されて(ステップS8)、ステップS2〜S9の処理によって、録画番組のザッピング再生が行われる。
いま、再生開始時刻を19時05分10秒としてチャンネル102の番組が10秒間再生された後、ユーザが次のチャンネル103を指定するものとする。図2の例では放送時刻が19時05分のチャンネル103の番組は録画されていないので、番組データベース処理部5は、処理をステップS8からステップS11に移行して、ダミー画像を表示部に表示させる。なお、図4の例ではダミー画像として「この番組は録画されていません」というメッセージ表示が表示される。なお、番組データベース処理部5は、ダミー画像として、指定されたチャンネルにおける次の録画時刻の情報を表示するようにしてもよい。例えば、「次番組は10分後です」等のメッセージ表示が考えられる。
番組データベース処理部5は、ステップS12において、ダミー画像の表示時間を計数した後、ステップS13においてチャンネル変更の有無を判定し、ステップS16において再生終了操作の有無を判定する。
例えば、ダミー画像の表示から10秒後に、ユーザがチャンネル104のザッピング再生を指示するものとする。番組データベース処理部5は、ステップS14において再生チャンネルをチャンネル104に設定し、ステップS15において再生開始時刻を算出する。この場合には、番組データベース処理部5は、再生指定時刻が19時05分20秒であるものと算出し、19時05分20秒を再生開始時刻として、処理をステップS8に移行する。
図2の例では、19時05分20秒において放送されたチャンネル104の番組が記録媒体15に記録されているので、番組データベース処理部5は、ステップS9において、再生開始時刻から記録媒体15における再生開始位置を算出して、記録再生制御部11に当該番組の再生を指示する。こうして、図4(b)に示すように、19時05分20秒に放送されて記録されていたチャンネル104の番組が再生表示される。以後、同様の処理が繰り返される。
こうして、録画番組に対するザッピング再生を行うと、録画番組の有無に拘わらず、指定した時間帯の番組が順次選択されて再生されることになり、リアルタイムで放送された番組のザッピング処理と同様のチャンネル切換を行うことができる。
このように本実施の形態においては、ザッピング再生時においてユーザのチャンネル操作毎に再生時間をカウントして次に再生する番組の放送時間帯を決定しており、過去番組についてもユーザが希望する時間帯でのザッピング再生を可能にすることができる。こうして、録画コンテンツであって違和感のないザッピング視聴が可能になる。
なお、上記実施の形態においては、ユーザが指定したチャンネルにおいて同一時間帯の番組が記録されていない場合には、ダミー画像を表示するものとして説明したが、同一時間帯の番組が記録されているチャンネルのみを選択するようにすることで、ダミー画像を表示させないザッピング再生を行うことも可能である。例えば、デジタル放送の6チャンネルを連続して記録する機器において、深夜の時間帯では3チャンネルが放送されていない場合には、ザッピング再生モード時のチャンネルアップ/ダウン操作に応じて、録画されている3チャンネルを順次切換えて再生が行われるように構成されていてもよい。
なお、番組データベース処理部5において、番組データベースを生成し、この番組データベースを利用してザッピング再生を制御するものとして説明したが、番組データベースに代えて同様の情報を記述したテーブルを生成して記録し、このテーブルを用いることで、ザッピング再生を制御するようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、番組データベース処理部5が、番組データベースを生成し、この番組データベースを利用してザッピング再生を制御するものとして説明したが、本願のザッピング再生には必ずしも番組データベースは必須ではない。例えば、番組を固定レートでトランスコードすれば、データベースやテーブルを不要にすることができる。
例えば、1,4,6,8,10,12チャンネル(計6チャンネル)の番組を全て記録するものとして、以下の条件で記録を行う。
・記録媒体(例えばHDD)を6均等分したパーティションを作成する。或いは、チャンネル毎に1台のHDD(記録媒体)を用意してもよい。
・19時〜03時の間録画する。
・TSの場合にはチャンネル毎にレートにばらつきがあるので、固定レートにトランスコードし、HDDの各パティションの頭(または各HDDの頭)から記録していく。
・放送が終了した場合、記録はしない。
上記のような記録が行われた状態で、ザッピング再生を行うものとする。ザッピング再生において同時刻にジャンプする際、各パーティションや各HDDにおいてそれぞれ先頭位置を基準に同じ位置に再生位置をジャンプさせて再生すれば、同じ時刻の番組を再生することが可能である。番組を固定レートで記録していることからこのようなザッピング再生が可能となる。もし、ジャンプした先に記録が無ければ、既に放送終了しているということを判断することが可能である。
このような手法を採用した場合において、複数のチャンネルの番組を連続して同時に記録している期間中に、放送停止・再開したチャンネルがあると、記録しない時間が出てくるのでそのチャンネルについては位置(再生する番組の放送時刻)がずれてしまう虞がある。そこで、放送終了後はダミーのデータを同じレートで記録しておくことで、放送終了と判断させることが可能である。
この手法を採用することにより、23時〜6時に複数のチャンネルの番組を連続して記録するようなときに、一旦放送を停止するチャンネルがあっても、放送開始した後の部分について他チャンネルからザッピング視聴でジャンプしてくることが可能となる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
4…TS処理部、5…番組データベース処理部、7…リモコン制御部、9…AVデコード部、10…表示処理部、11…記録再生制御部、15…記録媒体。

Claims (5)

  1. デジタル放送から複数のチャンネルの番組を同時に選局する受信部と、
    前記受信部によって選局された番組を記録媒体に記録すると共に再生する記録再生部と、
    前記記録再生部によって再生されている番組と同一時間帯に放送された番組であって新たに指定されたチャンネルの番組を前記記録媒体から選択して再生すると共に、前記記録媒体に前記同一時間帯に放送された番組が存在しない場合にはダミー画像を再生し、前記ダミー画像の再生中に次のチャンネル指定が発生すると、前記ダミー画像の再生前に再生されていた番組の放送時間帯と同一時間帯に放送された番組であって指定されたチャンネルの番組を前記記録媒体から選択して再生するザッピング再生制御部と
    を具備するデジタル放送受信装置。
  2. 前記記録再生部によって記録された番組に関するデータベースを作成する番組データベース処理部を具備し、
    前記ザッピング再生制御部は、前記データベースを参照することで、ザッピング再生を可能にする
    請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  3. 前記ダミー画像は、前記同一時間帯に指定されたチャンネルの番組が前記記録媒体に記録されていないことを示すメッセージ表示を含む
    請求項1又は2に記載のデジタル放送受信装置。
  4. 前記ザッピング再生制御部は、再生中の番組の放送時刻と再生時間及び前記ダミー画像の再生前に再生されていた番組の放送時刻と前記ダミー画像の再生時間とに基づいて、前記同一時間帯のうちのいずれの時刻に放送されていた番組を再生するかを決定する
    請求項1又は2に記載のデジタル放送受信装置。
  5. デジタル放送から複数のチャンネルの番組を同時に選局する受信部と、
    前記受信部によって選局された番組を記録媒体に記録すると共に再生する記録再生部と、
    前記記録再生部によって記録された番組に関するデータベースを作成する番組データベース処理部と、
    前記記録再生部による前記番組の再生中にチャンネル切換えが発生すると、前記データベースを参照して、前記記録再生部によって再生されている番組と同一時間帯に放送された他のチャンネルの番組であって前記記録媒体に記録されている番組を前記記録媒体から選択して再生するザッピング再生制御部と
    を具備するデジタル放送受信装置。
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