JP4487253B2 - コマーシャル放送システム及び録画再生装置 - Google Patents
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(1)CM提供者が放送局に番組費用を支出する。
→(2)放送局がCM付きで無料放送を行う。
→(3)視聴者がCMを視聴し認知することで、CM提供者の商品を購入する。
→(4)CM提供者は利益を得て、次の番組費用を支出する。→(1)へ戻る。
<特許文献1>
・デジタル放送に技術が限定されていた点。いまだ世界中でアナログ放送が主流であり、切り替えには10年を要するという見方もある。デジタル放送の受信に際してCMを視聴しないとユーザに不利があり、アナログ放送では従来通りとすれば、ユーザは当面アナログ放送の方が得と判断し、結果的にデジタル放送の普及の妨げとなってしまう可能性が高い。
・番組利用を制限する点。番組最後の懸賞応募を行えなくする例(段落0084)が述べられているが、ユーザが何らかの理由で番組途中からしか見ることのできない場合もあり、一様に制限を加える特許文献1の技術は、ユーザの利益の公平性を著しく欠く。その結果、ユーザの反発が予想され、CM提供者にとっても逆効果と言える。また旧来の受信機器ではこのような仕様制限が無いことから、ユーザの既得権を奪うものであり、当面旧機器の方が得と判断し、新機器普及の妨げとなってしまう可能性が高い。すなわち、ユーザに利が無い。
・受信装置のみで処理を行っている点。CM再生を検出して特典ポイントに置き換え自動的に累積するので、ユーザが実際に放送を見ていなくとも、受信機をつけっぱなしにしておけば自動的にポイントがたまる(=サービスを受ける)ことを意味する。この場合、ユーザはCMを見ていないにもかかわらず、CM提供者あるいは放送局は、そのユーザに一方的にサービスを提供しなければいけない。すなわち新たな損失を産んでしまい、効果は期待できない。
・ユーザが再生を繰り返せばポイントが増えるので、ユーザがあるCM固有の特典を求めるならば、上記と同じく受信機を再生のままにしておき、記録の最後まで来たら最初に戻して再度CMを再生すれば、視聴者が見ていなくても同じ録画番組にて何度もポイントが溜まってしまう。よって効果は期待できない。すなわち、CM提供者、放送者に利が無い。
放送番組の映像信号及び/又は音声信号、及び前記放送番組途中に挿入されるコマーシャルの映像信号及び/又は音声信号にそれぞれ特定のIDを更新しながら埋め込んで放送する放送手段を有する放送装置と、
前記放送装置から放送される前記放送番組を受信して録画する録画手段と、
前記録画手段で録画された前記放送番組を再生し、再生信号を得る再生手段と、
前記再生手段により得られた前記再生信号の信号品質を低くし、出力する第1の処理、又は前記再生信号をそのままの信号品質で出力する第2の処理を、選択実行する信号品質調整手段と、
前記再生信号中の前記IDを検出して更新状態に基づいて前記コマーシャルが再生されているか否かを判断し、前記コマーシャルが再生されていると判断した場合には、そのコマーシャルの後の前記再生信号に対して前記第2の処理を選択実行するよう前記信号品質調整手段を制御する一方、前記コマーシャルが再生されていないと判断した場合には、そのコマーシャルの後の前記再生信号に対して前記第1の処理を選択実行するよう前記信号品質調整手段を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、ユーザによって設定される、前記再生信号のアナログ出力信号をダビング可能とするか不可とするかの設定が、不可とする設定であり、前記コマーシャルが再生されていると判断した場合には、そのコマーシャルの後の前記再生信号に対して前記第2の処理を選択実行するよう前記信号品質調整手段を制御するとともに、前記信号品質調整手段から出力される信号にコピープロテクション信号を付加して出力するよう制御し、
前記設定が不可とする設定であり、前記コマーシャルが再生されていないと判断した場合には、そのコマーシャルの後の前記再生信号に対して前記第1の処理選択を実行するよう前記信号品質調整手段を制御するとともに、前記信号品質調整手段から出力される信号にコピープロテクション信号を付加して出力するよう制御し、前記設定が可能とする設定であった場合には、前記コマーシャルが再生されているかいないかに関わらず、常に前記第1の処理を選択実行するよう前記信号品質調整手段を制御するとともに、前記信号品質調整手段から出力される信号にコピープロテクション信号を付加しないで出力するよう制御する録画再生装置とを、
有する。
放送番組の映像信号及び/又は音声信号、及び前記放送番組途中に挿入されるコマーシャルの映像信号及び/又は音声信号にそれぞれ特定のIDを更新しながら埋め込んで放送するコマーシャル放送システムに用いられる録画再生装置であって、
前記放送番組を受信して録画する録画手段と、
前記録画手段で録画された前記放送番組を再生し、再生信号を得る再生手段と、
前記再生手段により得られた前記再生信号の信号品質を低くし、出力する第1の処理、又は前記再生信号をそのままの信号品質で出力する第2の処理を、選択実行する信号品質調整手段と、
前記再生信号中の前記IDを検出して更新状態に基づいて前記コマーシャルが再生されているか否かを判断し、前記コマーシャルが再生されていると判断した場合には、そのコマーシャルの後の前記再生信号に対して前記第2の処理を選択実行するよう前記信号品質調整手段を制御する一方、前記コマーシャルが再生されていないと判断した場合には、そのコマーシャルの後の前記再生信号に対して前記第1の処理を選択実行するよう前記信号品質調整手段を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、ユーザによって設定される、前記再生信号のアナログ出力信号をダビング可能とするか不可とするかの設定が、不可とする設定であり、前記コマーシャルが再生されていると判断した場合には、そのコマーシャルの後の前記再生信号に対して前記第2の処理を選択実行するよう前記信号品質調整手段を制御するとともに、前記信号品質調整手段から出力される信号にコピープロテクション信号を付加して出力するよう制御し、前記設定が不可とする設定であり、前記コマーシャルが再生されていないと判断した場合には、そのコマーシャルの後の前記再生信号に対して前記第1の処理選択を実行するよう前記信号品質調整手段を制御するとともに、前記信号品質調整手段から出力される信号にコピープロテクション信号を付加して出力するよう制御し、前記設定が可能とする設定であった場合には、前記コマーシャルが再生されているかいないかに関わらず、常に前記第1の処理を選択実行するよう前記信号品質調整手段を制御するとともに、前記信号品質調整手段から出力される信号にコピープロテクション信号を付加しないで出力するよう制御する。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明に係る放送装置100の第1の実施の形態を示すブロック図である。送信側にてIDを放送に挿入する手法と、受信側にて再生時に品質低下を施す処理の組み合わせによって実施される。図1は放送側の処理例を示し、アナログ放送とデジタル放送は、伝送方式が異なるので放送送信機器5の内容は大きく異なるが、処理、ブロック図としては共通で考えることができる。太線で記されたブロックが本実施の形態によって従来の放送装置に追加される処理を示す。放送局では一般にカメラ1やVTRなどの番組サーバ2によって番組内容が構成され、その合間にCMサーバ3からあらかじめ決められた時間に決められた順序でCMが流される。両者は切り替え部(SW)4によって切り替えられ、選択された内容は放送送信機器5を経て送信される。
・本実施の形態は放送の録画・再生時の処理についての発明である。よって、図2、図3に示した放送内容は既にデジタル記録デバイス203(図4)に記録されているものとし、番組2−1の再生中(図5の時刻tl)の場合を述べる。記録に関しては、現行の機器と何ら処理は変わらない。
・まず、番組2−1を特定するID2−1=0110は既に放送から取得済みで、書き換え可能記録デバイス208に蓄えられているものとする。デバイス208内には、ID2−1、ID1−4、及び以前に視聴したIDが蓄えられている。通常の放送視聴中は、システム制御器206は本発明に関わる動作を行わない。
・続く番組2−2の再生中、図5の時刻t4にて、視聴者が番組の早送りサーチを行ったとする。早送りの際、システム制御器206は自身が特殊再生を行っていることを知り得る。その時点での再生信号から電子透かし抽出部204にてIDを抽出し、デバイス208内のID値と比較する。
・ケース2:t4→tlの早送り(巻き戻し)の場合は、番組2−1の区間だが、デバイス208内にID2−1があることから、現在のID=デバイス208内のIDである。ID2−1の存在は、過去にCM2−1を視聴したことを示す。よって、CM視聴を行ったものと認める。
・ケース3:t4→t6への早送りの場合は、CM2−3を見ることなく、番組3−1区間にサーチした場合である。デバイス208内にID2−2=1011は無く、CM視聴をスキップしたことを意味する。システム制御器206はこれを検出し、図6に示すように、
(1)品質劣化処理部209を動作させる。この結果、出力画質音質は本来の品質に比較して劣化する。
(2)OSD207にて、画面上に「CMを見てください。」という旨の警告を出す。
この両者の処理を行うことを特徴とする。
a)ローパスフィルタを通すことによって、画像の解像度を低下させる。
b)再生機器内でランダムな信号=ノイズを発生し、重畳する。
c)信号振幅を下げる、あるいは上げることで、明るさや色の濃さを変える。
d)遅延器を入れることで、画像の輪郭を表す白黒画像と色成分のタイミングをずらす。
e)画像と同期信号との相対関係をずらすことで、TV画面上での画像位置をずらす。
f)バンドパスフィルタを通すことによって、音質を電話の音のような品質に低下させる。
g)音の大きさを小さくする。あるいは大きくする。
h)遅延器を入れることで、画像と音声のタイミングをずらす。
図6では、再生品質制御処理はTV画面への画像・音声出力に対して行われ、デジタルインターフェース205を用いるデジタルダビング信号に処理は行われない。よって第1の実施の形態では、例えばHDD(デジタル記録デバイス203)に一時蓄積した放送の再生の視聴時には効果があるが、HDDの内容をデジタルインターフェース205を介して外部、内部のDVDなどへデジタルダビングする際には効果が望めない。そこで、第2の実施の形態では、第1の実施の形態に加えてデジタルダビングよる効果の無効化を防止する。
・すべての対応する受信機器は、内部の書き換えできないメモリ(PD)701内に対応機器であることを示すランダムな8ビット(=1バイト)の特定値PDを、製造時に機器700内に有する。
・PD判別処理部702にて、受信インタフェース201から出力されたY点の信号を1バイト単位ですべてチェックし、特定値PDと同一か否かを判別する。信号がMPEG2方式の放送にて典型的なデータレート4Mbps(=500kバイト/秒)の場合を考える。特定値PDは8ビット(=256通り)であるから、信号中の不特定の1バイトが特定値PDと同一である確率は1/256である。よって、4Mbpsの信号中、特定値PDと同一の1バイトが発生する1秒あたりの確率は、500k÷255=約2000回である。なお、PD結果判別出力にカウンタを持ち、暗号化の頻度を下げてもよい。
・特定値PDと同一と判別した場合は、暗号化処理部703にて、続く1バイトの暗号化を行う。暗号化処理の最も簡単な例として、0/1を反対にするものがある。続く1バイトが再度特定値PDと同じ場合は、更に次の1バイトの暗号化を行う。その結果、1秒間に約2000回の暗号化を行う。
・暗号化後の信号をデジタル記録デバイス203に記録する。また暗号化後の信号はデジタルインターフェース205にも送られる。
・暗号化後の信号は、逆暗号化処理部705による逆暗号化の後にデコーダ信号処理部202へ送られる。第2のPD判別処理部704にて特定値PDと同一の信号を検知し、同一の場合は次の1バイトの逆暗号化処理部705による処理=0/1を反対にする。
・デジタル記録デバイス203に記録された番組、あるいは放送視聴中の番組は、X点にてすべて暗号化された信号としてデジタルインターフェース205を経由してダビング先へ送られる。前述のように、ダビング先の機器が本発明装置の対応機であれば同様にPD判別処理部704、逆暗号化処理部705を有することから、第1の実施の形態の効果が有効となる。未対応機の場合は、暗号を解くことができず、MPEG信号の正規デコードが行われない。その結果、ブロックノイズ発生や音声が途切れるなどして画像や音声を楽しむことはできない。
・MPEG2信号のデータの並びは、規格上の定義に基づいて決定している。データの並びを機器内で解析し、ある特定のデータに対してのみ上述の暗号化を行ってもよい。例えば音声データに対してのみ暗号化を行ったならば、未対応機での再生においても、音は聞こえないが画像のみは視聴可能となる。
・CMを見ていない場合、第1の実施の形態で述べた品質劣化の一手段として、逆暗号化処理部705をオフしてもよい。その場合、機器出力にも上述のノイズや音途切れが加わる。
第1、第2の実施の形態においては、CMを見て再生する限りアナログ出力の品質劣化は行われない。アナログ接続した外部記録機器にアナログダビングする場合、外部機器がCM再生直前に記録を一時停止し、かつCM再生直後に記録を再開すれば、結果としてダビング後の信号はCMをスキップして前後がつながっていることに等しい。アナログダビングはデジタルダビングに比較して品質の劣化を伴うが、一般に図7に示すVHS画質ほど著しく低下するとは限らない。よってダビング結果は、第1の実施の形態の効果が無効となる可能性がある。
第1の実施の形態では、IDの分割された1単位の挿入時間については、CMを全部見ることを前提としているため、時間分割する以外の制限を加えていない。一方、視聴者はアナログVHS−VCRの長年の使用を通してアナログ方式の早送りを知っている。そのスピードはVCRによって異なるが、正負両方向に実時間の7倍速であるのが一般的である。1/7の時間圧縮で視聴するため、CMの詳細は不明でも視聴者はCMの内容を一通り認識することができ、再度、通常再生で内容を確認することを行ってきた。第1の実施の形態で、CM全部を早送りせずに見なければならないことは、従来のアナログVHS−VCRを通じて得た視聴者の慣れ=既得権を下回ることになり、本発明の普及へのネガティブ要因となる可能性がある。
(1)前記IDを、アナログ録画再生手段の一般的なサーチ速度で再生可能な周期で埋め込むことを特徴とする請求項1に記載のコマーシャル放送システム。
2 番組サーバ
3 CMサーバ
4 切り替え部(SW)
5 放送送信機器
6 スケジュール管理機器
7 ID発生器
10 電子透かし挿入器
11 ID制御管理器
100 放送装置
200、700、800 録画再生装置
201 受信インターフェース
202 (デコーダ)信号処理部
203 デジタル記録デバイス
204 電子透かし抽出部
205 デジタルインターフェース
206 システム制御器
207 オン・スクリーン・ディスプレイ(OSD)
208 書き換え可能記録デバイス(記録デバイス)
209 品質劣化処理部
701 書き換えできないメモリ(PD)
702、704 PD判別処理部
703 暗号化処理部
705 逆暗号化処理部
801 アナログコピープロテクション信号付加部
Claims (3)
- 放送番組の映像信号及び/又は音声信号、及び前記放送番組途中に挿入されるコマーシャルの映像信号及び/又は音声信号にそれぞれ特定のIDを更新しながら埋め込んで放送する放送手段を有する放送装置と、
前記放送装置から放送される前記放送番組を受信して録画する録画手段と、
前記録画手段で録画された前記放送番組を再生し、再生信号を得る再生手段と、
前記再生手段により得られた前記再生信号の信号品質を低くし、出力する第1の処理、又は前記再生信号をそのままの信号品質で出力する第2の処理を、選択実行する信号品質調整手段と、
前記再生信号中の前記IDを検出して更新状態に基づいて前記コマーシャルが再生されているか否かを判断し、前記コマーシャルが再生されていると判断した場合には、そのコマーシャルの後の前記再生信号に対して前記第2の処理を選択実行するよう前記信号品質調整手段を制御する一方、前記コマーシャルが再生されていないと判断した場合には、そのコマーシャルの後の前記再生信号に対して前記第1の処理を選択実行するよう前記信号品質調整手段を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、ユーザによって設定される、前記再生信号のアナログ出力信号をダビング可能とするか不可とするかの設定が、不可とする設定であり、前記コマーシャルが再生されていると判断した場合には、そのコマーシャルの後の前記再生信号に対して前記第2の処理を選択実行するよう前記信号品質調整手段を制御するとともに、前記信号品質調整手段から出力される信号にコピープロテクション信号を付加して出力するよう制御し、
前記設定が不可とする設定であり、前記コマーシャルが再生されていないと判断した場合には、そのコマーシャルの後の前記再生信号に対して前記第1の処理選択を実行するよう前記信号品質調整手段を制御するとともに、前記信号品質調整手段から出力される信号にコピープロテクション信号を付加して出力するよう制御し、前記設定が可能とする設定であった場合には、前記コマーシャルが再生されているかいないかに関わらず、常に前記第1の処理を選択実行するよう前記信号品質調整手段を制御するとともに、前記信号品質調整手段から出力される信号にコピープロテクション信号を付加しないで出力するよう制御する録画再生装置とを、
有するコマーシャル放送システム。 - 放送番組の映像信号及び/又は音声信号、及び前記放送番組途中に挿入されるコマーシャルの映像信号及び/又は音声信号にそれぞれ特定のIDを更新しながら埋め込んで放送するコマーシャル放送システムに用いられる録画再生装置であって、
前記放送番組を受信して録画する録画手段と、
前記録画手段で録画された前記放送番組を再生し、再生信号を得る再生手段と、
前記再生手段により得られた前記再生信号の信号品質を低くし、出力する第1の処理、又は前記再生信号をそのままの信号品質で出力する第2の処理を、選択実行する信号品質調整手段と、
前記再生信号中の前記IDを検出して更新状態に基づいて前記コマーシャルが再生されているか否かを判断し、前記コマーシャルが再生されていると判断した場合には、そのコマーシャルの後の前記再生信号に対して前記第2の処理を選択実行するよう前記信号品質調整手段を制御する一方、前記コマーシャルが再生されていないと判断した場合には、そのコマーシャルの後の前記再生信号に対して前記第1の処理を選択実行するよう前記信号品質調整手段を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、ユーザによって設定される、前記再生信号のアナログ出力信号をダビング可能とするか不可とするかの設定が、不可とする設定であり、前記コマーシャルが再生されていると判断した場合には、そのコマーシャルの後の前記再生信号に対して前記第2の処理を選択実行するよう前記信号品質調整手段を制御するとともに、前記信号品質調整手段から出力される信号にコピープロテクション信号を付加して出力するよう制御し、前記設定が不可とする設定であり、前記コマーシャルが再生されていないと判断した場合には、そのコマーシャルの後の前記再生信号に対して前記第1の処理選択を実行するよう前記信号品質調整手段を制御するとともに、前記信号品質調整手段から出力される信号にコピープロテクション信号を付加して出力するよう制御し、前記設定が可能とする設定であった場合には、前記コマーシャルが再生されているかいないかに関わらず、常に前記第1の処理を選択実行するよう前記信号品質調整手段を制御するとともに、前記信号品質調整手段から出力される信号にコピープロテクション信号を付加しないで出力するよう制御する録画再生装置。 - 前記録画手段は、受信したデジタル放送信号又はダビング元から外部入力端子を介して入力されたデジタル放送信号を録画するデジタル録画手段であり、
前記再生手段は、前記録画されたデジタル放送信号を再生するデジタル再生手段であって、
受信したデジタル放送信号を暗号化して前記デジタル録画手段に印加する暗号化手段と、
前記デジタル録画手段に録画されている暗号化デジタル放送信号を、前記デジタル再生手段によって再生してダビング先に出力する手段と、
前記デジタル再生手段から再生されるデジタル放送信号を逆暗号化して前記制御手段及び前記信号品質調整手段に印加する逆暗号化手段とを、
さらに有する請求項2に記載の録画再生装置。
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