JP4786888B2 - 映像ストリーム処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、映像ストリーム処理装置および映像ストリーム処理方法に関し、より特定的には、符号化された映像ストリームに対して所定の処理を実行する映像ストリーム処理装置および映像ストリーム処理方法に関する。
近年では映像機器の普及が進み、テレビジョン受信機、チューナ、ビデオデッキ、DVDデッキなどの映像機器を一人で多数所有する場合が増加している。また、放送の多チャンネル化が進み、映像機器で扱う映像の種類も増加している。例えば、テレビジョン受信機では、映画、スポーツ、ドラマ、アニメーションなど、多くの種類の番組映像が画面に表示される。そこで、これら多くの種類の番組映像を常に良好な画質で表示するためには、番組ごとに画質調整を行う必要がある。特に、ユーザの好みに合わせて画質調整を行うためには、ユーザ自身が映像機器の画質調整機能を用いて画質調整を行う必要がある。このような映像機器の画質調整に関しては、例えば、特許文献1に記載された方法が知られている。
特開2000−132949号公報
しかしながら、ユーザが映像機器の画質調整機能を用いて画質調整を行うことは、実際にはあまり行われていない。その理由は、映像機器ごとに表示される映像の画質が異なり、表示される映像の種類ごとに映像機器の好ましい設定も異なるため、ユーザは、映像機器や映像の種類に応じて画質調整を行うことを面倒に感じるからである。このため、大半のユーザは、表示される映像の画質が多少悪くても、それを我慢したままで映像機器を使用する。
それ故に、本発明は、ユーザが面倒な操作を行わなくても、常に良好な画質で映像を表示するための映像ストリーム処理装置および映像ストリーム処理方法を提供することを目的とする。
本発明は、表示装置と接続され、映像ストリームを出力する映像ストリーム処理装置に向けられている。そして、上記目的を達成させるために、本発明の映像ストリーム処理装置は、映像ストリームから、映像ストリームが表示装置に表示される場合の画質及び/又は音質を制御するための情報である映像プロファイルを抽出する抽出部と、表示装置が入出力の処理を行う時点の特性を示した入出力特性データを表示装置から読み出し、抽出した映像プロファイル及び読み出した入出力特性データを用いて、映像ストリームが表示装置に表示される場合の画質及び/又は音質を、表示装置の入出力の特性を考慮して調整し、調整後の映像ストリームを表示装置に出力する画質調整部とを備える。
また、入出力特性データは、表示装置の動作モード毎にそれぞれ対応付けられており、画質調整部は、表示装置の動作モードに応じて、動作モードに対応した入出力特性データを表示装置から読み出し、抽出した映像プロファイル及び読み出した入出力特性データを用いて、映像ストリームが表示装置に表示される場合の画質及び/又は音質を、表示装置の入出力の特性を考慮して調整してもよい。
また、本発明の映像ストリーム処理装置は、ユーザによって指定された映像プロファイルを受け付け、画質調整部は、抽出した映像プロファイルが使用されないと判断した場合には、ユーザによって指定された映像プロファイル及び読み出した入出力特性データを用いて、映像ストリームが表示装置に表示される場合の画質及び/又は音質を、表示装置の入出力の特性を考慮して調整してもよい。
本発明の映像ストリーム処理装置によれば、映像ストリームに付加した画質制御情報(映像プロファイル)及び表示装置の入出力特性データを用いて画質調整を自動的に行うことにより、映像機器を変更したり映像の種類が変化したりする場合でも、ユーザが面倒な操作を行うことなく、常に良好な画質で映像を表示することができる。特に、入力された映像ストリームの種類に応じた画質制御情報を付加することにより、簡単な手法で効果的に画質調整を行うことができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る映像ストリーム処理装置の構成を示すブロック図である。図1に示す映像ストリーム処理装置10は、ストリーム入力部11、画質制御情報記憶部12、画質制御情報付加部13、および、記録部14を備えている。映像ストリーム処理装置10は、入力された映像ストリーム101に対して映像プロファイル103を付加し、映像プロファイル103を付加した映像ストリーム104を記録する映像記録装置である。
図1において、ストリーム入力部11は、符号化された映像ストリーム101を入力するための入力部である。映像ストリーム101は、典型的には、音声ストリームや制御ストリームなどと共に映像ストリーム処理装置10に入力される。以下、少なくとも符号化された映像ストリームを含むストリームを、単に映像ストリームという。映像ストリーム101としては、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)に準拠したトランスポートストリームが入力される。
ストリーム入力部11は、映像ストリーム101を入力する機能を有するものであれば、任意の構成を有していてもよい。例えば、ストリーム入力部11は、アンテナで受信した信号を処理するチューナと選局部とを含んでいてもよい。この場合、チューナは、アンテナで受信した信号からユーザが指定した周波数帯域の信号を選択して復調し、選局部は、復調された信号からユーザが指定した局の映像ストリーム101を選択して出力する。あるいは、ストリーム入力部11は、映像ストリーム処理装置10の外部から符号化された映像ストリーム101を入力するために、IEEE1394などに準拠したインターフェイス回路を含んでいてもよい。あるいは、ストリーム入力部11は、符号化された映像ストリーム101を蓄積したハードディスクドライブで構成されていてもよい。ストリーム入力部11から入力された映像ストリーム101は、画質制御情報付加部13に供給される。
画質制御情報記憶部12は、映像ストリーム101の種類ごとに予め定められた画質制御情報を記憶する。図2は、画質制御情報記憶部12に記憶されたデータの例を示す図である。図2に示すように、画質制御情報記憶部12は、プロファイル番号と映像の種類とタグ情報と映像制御パラメータと音声制御パラメータと制御データとを記憶する。このうち映像制御パラメータが、画質制御情報に相当する。以下、図2に示す1行分の映像制御パラメータと音声制御パラメータと制御データとを合わせて、映像プロファイルと呼ぶ。なお、本実施形態に係る映像プロファイルには、音声制御パラメータと制御データとが含まれているが、一般に映像プロファイルには、少なくとも画質制御情報(図2では映像制御パラメータ)が含まれていればよい。
図2において、プロファイル番号は、映像プロファイルを識別するための番号である。映像の種類は、各映像プロファイルに対応づけられた映像の種類を表す。ここで、映像の種類とは、例えば、映画、アニメーション、グラフィックスなどである。タグ情報は、ユーザが映像プロファイルを区別するために、各映像プロファイルに対応づけられた文字列である。タグ情報は、例えば、ユーザが映像プロファイルを選択するときに、映像ストリーム処理装置の表示部(図示せず)などに表示される。
映像プロファイルには、映像ストリーム101に基づく映像の画質やそのときに同時に出力される音声の音質を制御するための各種のパラメータが含まれる。図2に示す映像プロファイルには、映像制御パラメータとして、ガンマ値と最高輝度とコントラストと色変換とが含まれており、音声制御パラメータとして、ボリュームとサウンドとバスと5.1チャネル拡張(図2では5.1chと記載)とイコライザとが含まれており、制御データとして、言語記述が含まれている。映像制御パラメータを用いることにより、映像の種類に応じて映像の画質を制御することができる。また、音声制御パラメータを用いることにより、映像の種類に応じて音場を切り換えることができる。例えば、映像の種類がニュースであるときには低音を抑えたり、映像の種類が文字放送であるときには音量を下げたりするなどの制御を容易に行うことができる。
図2においてi(iは自然数、以下同じ)番目の映像プロファイルに含まれる色変換式CTiは、映像を構成する各画素に適用される色変換式を表す。また、i番目の映像プロファイルに含まれるイコライザEQiは、複数の周波数帯域における音声の出力調整レベルを表す。より詳細には、イコライザでは、複数の周波数帯域(例えば、80Hz、150Hz、250Hz、500Hz、1kHz、2.5kHz、5kHzおよび10kHz)における音声信号のカット量またはブースト量が、デシベル値で指定される。また、i番目の映像プロファイルに含まれる言語記述LDiは、映像制御パラメータや音声制御パラメータを制御するための、XML(eXtensible Markup Language)やBML(Broadcast Markup Language )などを用いた言語記述である。なお、図2に示す映像プロファイルは一例であり、映像プロファイルは、映像ストリーム101に基づく映像の画質を制御するためのパラメータを少なくとも1個含んでいればよい。
映像プロファイルを画質制御情報記憶部12に設定する方法には、以下のような方法がある。例えば、映像ストリーム処理装置10内のROMやRAMなどに予め記憶された映像プロファイルを画質制御情報記憶部12に設定してもよい。あるいは、ユーザによって入力された映像プロファイルを画質制御情報記憶部12に設定してもよい。この場合、ユーザは、映像ストリーム処理装置10のグラフィカルユーザインターフェイスに従い、映像プロファイルを入力してもよく、また、バーコード入力装置を用いてコード番号を入力することにより、映像プロファイルを入力してもよい。
あるいは、映像ストリーム処理装置10に設けられたハードディスクドライブやDVDやメモリカードなどに記録された映像プロファイルを画質制御情報記憶部12に設定してもよい。あるいは、映像ストリーム101に予め重畳された映像プロファイルや、別のストリームとして映像ストリーム101と共に入力された映像プロファイルを画質制御情報記憶部12に設定してもよい。あるいは、映像ストリーム101がDVDなどの外部記録媒体から入力される場合には、外部記録媒体のうちで映像ストリーム101が記録されていない領域に記録された映像プロファイルを画質制御情報記憶部12に設定してもよい。
画質制御情報付加部13は、入力された映像ストリーム101に、映像ストリーム101に基づく映像の画質を制御するための情報として、映像プロファイル103を追加する。より詳細には、画質制御情報付加部13は、映像ストリーム101の種類に対応した映像プロファイル103を画質制御情報記憶部12から読み出し、読み出した映像プロファイル103を映像ストリーム101の所定のデータ領域に書き込む。例えば、画質制御情報記憶部12に図2に示す映像プロファイルが記憶されており、かつ、映像ストリーム101の種類が「映画」である場合、画質制御情報付加部13は、画質制御情報記憶部12から、映像の種類が「映画」である映像プロファイル(ガンマ値が1.05、最高輝度が200、コントラストが200、色変換が第1の色変換式、ボリュームが80%、以下省略)を読み出し、読み出した映像プロファイルを映像ストリーム101の所定のデータ領域に書き込む。なお、映像プロファイル103が書き込まれる映像ストリーム101のデータ領域は、映像ストリーム101の規格で定められていてもよく、あるいは、映像ストリーム101の規格で定められていなくてもよい。後者の場合、映像プロファイル103は、映像ストリーム101の規格で定められた予備データ領域(一般に、リザーブ領域と呼ばれる)などに書き込まれる。また、映像プロファイル103に含まれるパラメータを映像ストリーム101に書き込むときの形式や順序は任意でよい。
例えば、入力された映像ストリーム101がデジタルテレビジョン放送受信機で受信されたトランスポートストリームである場合、映像ストリーム101に含まれる制御ストリームには番組情報が含まれており、番組情報には映像の種類を表すジャンル情報が含まれている。この場合、画質制御情報付加部13は、図1に示すように、トランスポートストリームデコーダ(以下、TSデコーダという)15、解析部16、および、合成部17を用いて構成される。TSデコーダ15は、入力された映像ストリーム101に含まれる制御ストリームを抽出する。解析部16は、TSデコーダ15で抽出された制御ストリームを解析し、その中から番組情報に含まれるジャンル情報を抽出する。抽出されたジャンル情報は、映像ストリーム101の種類を表す情報(以下、映像の種類102という)として扱われる。画質制御情報記憶部12は、解析部16で抽出された映像の種類102(ここでは、ジャンル情報)に応じた映像プロファイル103を出力する。合成部17は、画質制御情報記憶部12から出力された映像プロファイル103を、TSデコーダ15から出力された映像ストリームに合成する。画質制御情報付加部13からは、映像プロファイル103を付加した映像ストリーム104が出力される。
画質制御情報付加部13は、映像ストリームの再生に支障を与えない限り、入力された映像ストリーム101のどの部分に映像プロファイル103を付加してもよい。例えば、入力された映像ストリーム101がMPEG2トランスポートストリームである場合、図3に示すいずれかの方法で、映像プロファイル103を映像ストリーム101に埋め込むことができる。一般に、MPEG2トランスポートストリームは、複数のトランスポートパケット(以下、TSパケットという)に分割された形式で入力される。1個のTSパケットは、図3(a)に示すように、4バイトのヘッダと184バイトのデータ部とからなり、データ部には、アダプテーションフィールド、ペイロード、または、その両者が含まれる。
このような形式を有する映像ストリーム101が入力された場合、第1の方法として、映像プロファイルをプライベートストリームに埋め込んでもよい(図3(b)を参照)。この方法では、映像ストリーム処理装置10では使用されない、あるパケットID(以下、Nとする)が選択され、入力された映像ストリーム101に対して、パケットIDがNで、ペイロードに映像プロファイル(斜線部)を含んだトランスポートパケットが追加される。
あるいは、第2の方法として、映像プロファイルをTSパケット中のアダプテーションフィールドに埋め込んでもよい(図3(c)を参照)。この方法では、TSパケットのヘッダに含まれるadaptation_field_controlが10または11(2進数)に、アダプテーションフィールドに含まれるtransport_private_data_flagが1に設定され、その上で、アダプテーションフィールド内に映像プロファイル(斜線部)が配置される。
あるいは、第3の方法として、映像プロファイルをPESパケットのヘッダに埋め込んでもよい(図3(d)を参照)。この方法では、PESパケットのヘッダに含まれるPES_extension_flagおよびPES_private_data_flagがいずれも1に設定され、その上で、PESパケットのヘッダ内に、所定長(具体的には28バイト)に分割された映像プロファイル(斜線部)が配置される。
あるいは、第4の方法として、映像プロファイルをNULLパケットに埋め込んでもよい(図3(e)を参照)。MPEG2トランスポートストリームには、データレートを調整するために、有効なデータを含まないNULLパケットが含まれている。この方法では、NULLパケットにおいて無効なデータが配置された位置に映像プロファイル(斜線部)が配置される。
なお、画質制御情報記憶部12は、ある映像の種類について、複数の映像プロファイルを記憶している場合がある。図2に示す例では、画質制御情報記憶部12は、映像の種類がドラマである場合について、2つの映像プロファイルを記憶している。このような場合には、画質制御情報付加部13は、映像の種類に対応した複数の映像プロファイルを映像ストリームに付加してもよい。あるいは、画質制御情報付加部13は、映像の種類に対応した複数の映像プロファイルの中から、付加すべき映像プロファイルを1つだけ選択してもよい。後者の場合に1つの映像プロファイルを選択する方法としては、デフォルトで選択される映像プロファイルをユーザが予め指定しておく方法や、映像ストリームを記録するときに、選択すべき映像プロファイルをユーザが指定する方法などがある。
記録部14は、画質制御情報付加部13から出力された、映像プロファイル103を付加した映像ストリーム104を記録する。記録部14は、例えば、ハードディスクドライブによって構成される。
図4は、映像ストリーム処理装置10における映像ストリーム記録処理を示すフローチャートである。図4に示す処理は、符号化された映像ストリーム101がストリーム入力部11から入力されたときに開始される。図4に示す処理では、まず、画質制御情報付加部13が、入力された映像ストリームを解析し(ステップS101)、入力された映像ストリームに番組情報が含まれているか否かを判断する(ステップS102)。
番組情報が含まれている場合には(ステップS102のYes)、画質制御情報付加部13は、映像ストリーム101に含まれる番組情報から、映像の種類(例えば、映画、アニメーション、グラフィックスなどのいずれか)を取得し(ステップS103)、取得した映像の種類に対応した映像プロファイルが画質制御情報記憶部12に記憶されているか否かを判断する(ステップS104)。
映像の種類に対応した映像プロファイルが画質制御情報記憶部12に記憶されている場合には(ステップS104のYes)、画質制御情報付加部13は、当該映像の種類に対応した映像プロファイルを画質制御情報記憶部12から読み出し(ステップS105)、読み出した映像プロファイルを使用するか否かを判断する(ステップS106)。画質制御情報付加部13は、ステップS106では、例えばユーザがコマンド入力部(図示せず)を用いて入力したコマンドに従って、読み出した映像プロファイル使用するか否かを判断する。
読み出した映像プロファイルを使用する場合には(ステップS106のYes)、画質制御情報付加部13は、ステップS107に進む。この場合、画質制御情報付加部13は、ステップS105で読み出した映像プロファイルを入力された映像ストリーム101に付加する(ステップS107)。
一方、ステップS102、S104またはS106のいずれかにおいて否と判断した場合には、画質制御情報付加部13は、ステップS108に進む。この場合、画質制御情報付加部13は、使用する映像プロファイルを所定の方法で決定する(ステップS108)。画質制御情報付加部13は、ステップS108では、例えばデフォルト値として予め定められた映像プロファイル、あるいは、ユーザがコマンド入力部(図示せず)を用いて選択した映像プロファイルを、使用する映像プロファイルとして決定する。次に、画質制御情報付加部13は、ステップS108で決定した映像プロファイルを入力された映像ストリーム101に付加する(ステップS109)。
ステップS107またはS109が実行された後、記録部14は、画質制御情報付加部13で映像プロファイルが付加された映像ストリームを記録する(ステップS110)。これをもって、映像ストリーム処理装置10における映像ストリーム記録処理は完了する。
なお、映像ストリーム処理装置10には、既に映像プロファイルが付加された映像ストリーム101が入力されることとしてもよい。この場合、映像ストリーム処理装置10は、先に付加された映像プロファイルを新たに求めた映像プロファイルに置換してもよく、あるいは、ユーザからの指定に応じて、新旧いずれの映像プロファイルを使用するかを切り換えてもよい。
以上に示すように、本実施形態に係る映像ストリーム処理装置は、入力された映像ストリームに画質制御情報(上記の説明では、映像プロファイル)を付加し、画質制御情報を付加した映像ストリームを記録する。記録された映像ストリームは、映像を再生する別の映像ストリーム処理装置に入力され、この映像ストリーム処理装置は、入力された映像ストリームから画質制御情報を抽出し、これを用いて、映像ストリームに基づく映像の画質を調整する。このように映像ストリームに付加した画質制御情報を用いて画質調整を自動的に行うことにより、映像機器を変更したり映像の種類が変化したりする場合でも、ユーザが面倒な操作を行うことなく、常に良好な画質で映像を表示することができる。
また、本実施形態に係る映像ストリーム処理装置は、入力された映像ストリームに対して、当該映像ストリームの種類に対応した画質制御情報を付加する。より詳細には、この装置は、入力された映像ストリームの種類ごとに予め定められた画質制御情報を記憶しており、入力された映像ストリームの種類に対応した画質制御情報を読み出して、当該映像ストリームに付加する。このように映像ストリームの種類に対応した画質制御情報を用いて画質制御を行うことにより、簡単な手法で効果的に画質調整を行うことができる。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態に係る映像ストリーム処理装置の構成を示すブロック図である。図5に示す映像ストリーム処理装置20は、ストリーム入力部21、画質制御情報抽出部22、復号部23、および、画質調整部24を備えている。映像ストリーム処理装置20は、入力された映像ストリーム201から映像プロファイル202を抽出し、これを用いて、再生された映像信号205の画質を調整する映像再生装置である。映像ストリーム処理装置20は、外部に設けられた表示装置80と所定のインターフェイスを用いて接続される。映像ストリーム処理装置20で再生された映像は、表示装置80に表示される。
図5において、ストリーム入力部21は、第1の実施形態と同様に、符号化された映像ストリーム201を入力するための入力部である。ただし、ストリーム入力部21から入力される映像ストリーム201には、第1の実施形態に係る映像ストリーム処理装置10などによって、画質制御情報として映像プロファイルが付加されている。ストリーム入力部21は、映像ストリーム201を入力する機能を有するものであれば、任意の構成を有していてもよい。ストリーム入力部21は、第1の実施形態と同様に、チューナと選局部の組合せ、IEEE1394のインターフェイス回路、あるいは、ハードディスクドライブなどによって構成される。
画質制御情報抽出部22は、ストリーム入力部21から入力された映像ストリーム201から、付加された映像プロファイル202を抽出する。より詳細には、画質制御情報抽出部22は、ストリーム入力部21から入力された映像ストリーム201の所定のデータ領域から、映像プロファイル202を抽出する。抽出された映像プロファイル202は、画質調整部24に供給され、映像プロファイル202を抽出した後の映像ストリームは、復号部23に供給される。
このような画質制御情報抽出部22は、図5に示すように、TSデコーダ25、および、解析部26を用いて構成される。TSデコーダ25は、入力された映像ストリーム201に含まれる制御ストリームを抽出する。解析部26は、TSデコーダ25で抽出された制御ストリームを解析し、その中から映像プロファイル202を抽出する。
復号部23は、映像プロファイルが抽出された後の映像ストリームに基づき、映像信号205と音声信号(図示せず)を求める。復号部23は、例えば、MPEG2映像デコーダとMPEG2音声デコーダとによって構成される。
画質調整部24は、画質制御情報抽出部22で抽出された映像プロファイル202に基づき、復号部23で求めた映像信号205の特性を調整し、画質調整後の映像信号206を出力する。この際、画質調整部24は、表示装置80に記憶された入出力特性データ203を読み出し、これを考慮して画質調整を行う。なお、表示装置80は、動作モードごとに入出力特性データを有しており、画質調整部24は、表示装置80の動作モードに応じた入出力特性データ203を読み出すものとする。
このような画質調整部24は、図5に示すように、制御データ算出部27、および、映像出力制御部28を用いて構成される。制御データ算出部27は、画質制御情報抽出部22で抽出された映像プロファイル202と、表示装置80から読み出した入出力特性データ203とに基づき、映像出力制御部28が映像信号の特性を調整する際に必要な制御データを算出する。映像出力制御部28は、制御データ算出部27で算出された制御データに基づき、復号部23で求めた映像信号205の特性を調整する。このようにして画質調整部24からは、画質調整後の映像信号206が出力される。
なお、入力された映像ストリーム201に複数の映像プロファイルが含まれており、画質制御情報抽出部22が複数の映像プロファイル202を抽出した場合には、画質調整部24は、抽出された複数の映像プロファイル202のうちから一の映像プロファイルを選択し、選択した映像プロファイルに基づき、復号部23で求めた映像信号205の特性を調整する。
映像ストリーム処理装置20と表示装置80との間は、前者から後者に向けて映像信号を伝送でき、後者から前者に向けて制御データを伝送できる双方向のインターフェイスを用いて接続される。両者の接続には、例えば、次世代HDTVのインターフェイス規格であるHDMI(High-Definition Multimedia Interface)を使用することができる。なお、必要なデータ伝送を実行できる限り、映像ストリーム処理装置20と表示装置80との間の接続には、任意の有線通信あるいは無線通信を使用することができる。
画質調整後の映像信号206は、映像ストリーム処理装置20に接続された表示装置80に出力される。表示装置80は、入力された映像信号に基づく映像を表示する表示デバイス81を含んでいる。これにより、表示装置80の表示デバイス81には、画質調整後の映像信号206に基づく映像が表示される。
図6は、映像ストリーム処理装置20における映像ストリーム再生処理を示すフローチャートである。図6に示す処理は、例えば、ユーザがコマンド入力部(図示せず)を用いて映像ストリームの再生を指示したときに開始される。図6に示す処理では、まず、ストリーム入力部21から、再生すべき映像ストリーム201が入力される(ステップS201)。次に、画質制御情報抽出部22は、入力された映像ストリーム201に付加された映像プロファイル202を抽出し(ステップS202)、抽出した映像プロファイル202を画質調整部24に供給する(ステップS203)。
次に、復号部23は、ステップS202で映像プロファイル202を抽出した後の映像ストリームに基づき、映像信号205を求める(ステップS204)。次に、画質調整部24は、ステップS203で供給された映像プロファイルに基づき、ステップS204で求めた映像信号205の特性を調整し、画質調整後の映像信号206を出力する(ステップS205)。表示装置80は、映像ストリーム処理装置20から画質調整後の映像信号206を受け取り、画質調整後の映像信号206に基づく映像を表示する(ステップS206)。これをもって、映像ストリーム処理装置20における映像ストリーム再生処理は完了する。
図7は、映像ストリーム処理装置20における映像プロファイル変更時の処理を示すフローチャートである。図7に示す処理は、画質制御情報抽出部22から画質調整部24に対して、新たな映像プロファイル202が供給されたときに実行される。図7に示す処理では、まず、画質調整部24は、供給された映像プロファイル202を受け取る(ステップS301)。
次に、画質調整部24は、表示装置80に記憶された、表示装置80の入出力特性データを取得できるか否かを判断する(ステップS302)。表示装置80の入出力特性データを取得できる場合には(ステップS302のYes)、画質調整部24は、表示装置80から、表示装置80の入出力特性データを取得し(ステップS303)、その後の処理では取得した入出力特性データを使用する。それ以外の場合には(ステップS302のNo)、画質調整部24は、表示装置80について予め定められた入出力特性データを採用し(ステップS304)、その後の処理では採用した入出力特性データを使用する。
次に、画質調整部24は、ステップS301で受け取った映像プロファイル202と、ステップS303で取得した表示装置80の入出力特性データ203(または、ステップS304で採用した表示装置の入出力特性データ)とに基づき、画質調整部24で画質制御を行うときに必要な制御データ、および、表示装置80の入出力特性データを求める(ステップS305)。次に、画質調整部24は、ステップS305で求めた表示装置80の入出力特性データを、表示装置80に出力する(ステップS306)。これをもって、映像ストリーム処理装置20における映像プロファイル変更時の処理を完了する。
図7に示す処理が完了した後、画質調整部24は、ステップS305で求めた制御データに従って、復号部23で求めた映像信号205の特性を調整する。また、表示装置80はステップS305で求めた入出力特性データに従って、画質調整後の映像信号206の特性を調整し、画質調整後の映像信号206に基づく映像を表示する。
以上に示すように、本実施形態に係る映像ストリーム処理装置は、入力された映像ストリームから画質制御情報(上記の説明では、映像プロファイル)を抽出し、これを用いて、映像ストリームに基づく映像の特性を調整する。このように映像ストリームに付加した画質制御情報を用いて画質調整を自動的に行うことにより、映像機器を変更したり映像の種類が変化したりする場合でも、ユーザが面倒な操作を行うことなく、常に良好な画質で映像を表示することができる。
また、本実施形態に係る映像ストリーム処理装置には、映像ストリームの種類に対応した画質制御情報が付加された映像ストリームが入力される。したがって、映像ストリームの種類に対応した画質制御情報を用いて画質制御を行うことにより、簡単な手法で効果的に画質調整を行うことができる。
なお、本実施形態に係る映像ストリーム処理装置については、以下のような変形例を構成することもできる。例えば、図8に示すように、映像ストリーム処理装置は、映像信号を求める部分に加えて、求めた映像信号に基づく画面を表示する表示部を備えていてもよい。図8に示す映像ストリーム処理装置30は、図5に示す映像ストリーム処理装置20において、画質調整部24を画質調整部34に置換し、表示部39を追加したものである。画質調整部34は、画質調整部24において、制御データ算出部27を制御データ算出部37に置換したものである。制御データ算出部37は、各動作モードにおける表示部39の入出力特性データを内蔵し、画質制御情報抽出部22で抽出された映像プロファイル202と表示部39の動作モード207とに基づき、映像出力制御部28が画質調整を行うときに必要な制御データを算出する。図8に示す映像ストリーム処理装置30は、図5に示す映像ストリーム処理装置20と同様の効果を奏する。
また、図5に示す映像ストリーム処理装置20は、HDMIなどのインターフェイスを用いて、表示装置80の入出力特性データ203を取得することとしたが、他の方法を用いて、表示装置80の入出力特性データを取得してもよい。例えば、映像ストリーム処理装置は、DVDなどの記憶媒体から表示装置80の入出力特性データを読み出してもよく、あるいは、通信回線を介して接続されたサーバなどから表示装置80の入出力特性データをダウンロードしてもよい。
また、図6に示す映像ストリーム再生処理では、ステップS202で抽出された映像プロファイルが自動的に使用されることとしたが、これに代えて、ステップS202で抽出された映像プロファイルを使用するか否かが判断され、使用しないと判断された場合には、ユーザによって指定された映像の種類に対応した映像プロファイルが使用されることとしてもよい。
(第3の実施形態)
図9は、本発明の第3の実施形態に係る映像ストリーム処理装置の構成を示すブロック図である。図9に示す映像ストリーム処理装置40は、ストリーム入力部11、画質制御情報記憶部12、画質制御情報付加部13、記録部43、画質制御情報抽出部22、復号部23、および、画質調整部24を備えている。映像ストリーム処理装置40は、第1の実施形態に係る映像ストリーム処理装置10(図1)と第2の実施形態に係る映像ストリーム処理装置20(図5)とを一体化したものであり、映像記録再生装置として機能する。本実施形態の構成要素のうち、第1および第2の実施形態と同一の構成要素については、同一の参照符号を付して、説明を省略する。
図9に示す構成要素のうち、ストリーム入力部11、画質制御情報記憶部12、画質制御情報付加部13、および、記録部43は、映像ストリーム記録部41を構成する。また、記録部43、画質制御情報抽出部22、復号部23、および、画質調整部24は、映像ストリーム再生部42を構成する。この構成では、記録部43は、映像ストリーム記録部41の記録部として機能するとともに、映像ストリーム再生部42のストリーム入力部として機能する。
映像ストリーム記録部41および映像ストリーム再生部42は、それぞれ、第1および第2の実施形態に係る映像ストリーム処理装置10、20と同様に動作する。より詳細には、映像ストリーム記録部41は、ストリーム入力部11から入力された映像ストリーム101に対して、映像プロファイル103を付加する。映像プロファイル103を付加した映像ストリーム104は、記録部43に記録される。映像ストリーム再生部42は、記録部43から読み出した映像ストリーム201から映像プロファイル202を抽出し、これを用いて、映像ストリーム201を復号して得られた映像信号205に対して画質制御を行う。画質調整後の映像信号206は、映像ストリーム処理装置40に接続された表示装置80に出力される。表示装置80は、画質調整後の映像信号206に基づく映像を画面に表示する。
したがって、本実施形態に係る映像ストリーム処理装置によれば、入力された映像ストリームに画質制御情報(上記の説明では、映像プロファイル)を付加して記録し、付加された画質制御情報を用いて、映像ストリームに基づく映像の特性を調整する。このように映像ストリームに付加した画質制御情報を用いて画質調整を自動的に行うことにより、映像機器を変更したり映像の種類が変化したりする場合でも、ユーザが面倒な操作を行うことなく、常に良好な画質で映像を表示することができる。
なお、本実施形態に係る映像ストリーム処理装置については、以下のような変形例を構成することができる。例えば、図10に示すように、映像ストリーム処理装置は、映像信号を求める部分に加えて、求めた映像信号に基づく画面を表示する表示部を備えていてもよい。図10に示す映像ストリーム処理装置50は、図9に示す映像ストリーム処理装置40において、画質調整部24を画質調整部34に置換し、表示部39を追加したものである。映像ストリーム処理装置50に含まれる画質調整部34および表示部39は、図8に示す画質調整部34および表示部39と同じものであるので、ここではその説明を省略する。図10に示す映像ストリーム処理装置50は、図9に示す映像ストリーム処理装置40と同様の効果を奏する。
また、図11に示すように、映像ストリーム処理装置は、データを着脱可能に構成された記憶媒体に記憶させる記憶媒体制御部を備えていてもよい。図11に示す映像ストリーム処理装置60は、画質制御情報記憶部12に記憶された映像プロファイルを、着脱可能に構成された記憶媒体90に記憶させる記憶媒体制御部61を備えている。記憶媒体90には、例えば、メモリカードやフレキシブルディスクなどが使用される。図11に示す映像ストリーム処理装置60によれば、外部から映像プロファイルを自由な値に設定することができる。また、ある映像ストリーム処理装置で映像プロファイルを書き込んだ記憶媒体を他の映像ストリーム処理装置に装着することにより、複数の映像ストリーム処理装置間で再生される映像の画質を一致させることができる。
また、図12に示すように、映像ストリーム処理装置は、映像ストリームを記録する記録部を備えないこととしてもよい。図12に示す映像ストリーム処理装置70は、図9に示す映像ストリーム処理装置40から記録部43を削除し、画質制御情報付加部13および画質制御情報抽出部22を画質制御情報決定部71に置換したものである。画質制御情報決定部71は、画質制御情報記憶部12から、入力された映像ストリーム101の種類に応じた映像プロファイル103を読み出し、読み出した映像プロファイル103を映像プロファイル202として画質調整部24に出力する。このように、映像ストリーム処理装置70では、入力された映像ストリーム101は記録されることなく再生され、映像ストリーム101の種類に応じた映像プロファイル103を用いた画質制御が行われる。
以上に示すように、第1〜第3の実施形態に係る映像ストリーム処理装置は、映像ストリームに対して所定の処理を実行する装置である。例えば、第1の実施形態に係る映像ストリーム処理装置は、テレビジョン放送局に設置される映像ストリーム作成装置として使用され、第2の実施形態に係る映像ストリーム処理装置は、テレビジョン受信機として使用される。この場合、画質制御情報を付加した映像ストリームは、テレビジョン放送局で作成される。テレビジョン受信機は、画質制御情報を付加した映像ストリームを受信し、付加された画質制御情報を用いて、映像ストリームに基づく映像の画質制御を行う。これにより、ユーザが画質調整を行わなくても、映像制作者が意図した画質で、テレビジョン受信機に映像を表示させることができる。
また、第3の実施形態に係る映像ストリーム処理装置は、例えば、テレビジョン放送を受信し記録する映像記録再生装置として使用される。この場合、映像記録再生装置は、映像の種類を含んだ映像ストリームを受信し、受信した映像ストリームに対して、映像の種類に対応した映像プロファイルを付加して記録する。この映像記録再生装置は、映像を再生するときには、記録された映像ストリームから映像プロファイルを抽出し、これを用いて、再生された映像の画質を調整する。これにより、ユーザが画質調整を行わなくても、映像記録再生装置で再生される映像の画質を、映像制作者が意図したとおりに設定することができる。
ただし、上記2つの場合において、映像制作者が意図した画質をユーザが好まない場合には、ユーザは、自らの好みに合った映像プロファイルを使用するよう、テレビジョン受信機や映像記録再生装置の設定を切り換えればよい。
以上に述べたすべての映像ストリーム処理装置は、CPUと、当該CPUで上記の映像ストリーム処理方法を実行するためのプログラムとを組合せることによって実現することができる。また、第1の実施形態に係る映像ストリーム処理装置が、図11に示す記憶媒体制御部61を備えていてもよいことは言うまでもない。
本発明の映像ストリーム処理装置は、ユーザが面倒な操作を行わなくても、常に良好な画質で映像を表示できるという効果を奏するので、デジタルテレビジョン受信機、デジタルビデオレコーダ、映像記録再生機能を有するパーソナルコンピュータなどの映像記録装置、映像再生装置、および、映像記録再生装置として利用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る映像ストリーム処理装置の構成を示すブロック図 本発明の第1の実施形態に係る映像ストリーム処理装置における映像プロファイルの例を示す図 本発明の第1の実施形態に係る映像ストリーム処理装置によって、映像プロファイルが付加されたトランスポートパケットを示す図 本発明の第1の実施形態に係る映像ストリーム処理装置における映像ストリーム記録処理を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る映像ストリーム処理装置の構成を示すブロック図 発明の第2の実施形態に係る映像ストリーム処理装置における映像ストリーム再生処理を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る映像ストリーム処理装置における映像プロファイル変更時の処理を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態の変形例に係る映像ストリーム処理装置の構成を示すブロック図 本発明の第3の実施形態に係る映像ストリーム処理装置の構成を示すブロック図 本発明の第3の実施形態の第1変形例に係る映像ストリーム処理装置の構成を示すブロック図 本発明の第3の実施形態の第2変形例に係る映像ストリーム処理装置の構成を示すブロック図 本発明の第3の実施形態の第3変形例に係る映像ストリーム処理装置の構成を示すブロック図
符号の説明
10、20、30、40、50、60、70…映像ストリーム処理装置
11、21…ストリーム入力部
12…画質制御情報記憶部
13…画質制御情報付加部
14、43…記録部
15、25…TSデコーダ
16、26…解析部
17…合成部
22…画質制御情報抽出部
23…復号部
24、34…画質調整部
27、37…制御データ算出部
28…映像出力制御部
39…表示部
41…映像ストリーム記録部
42…映像ストリーム再生部
61…記憶媒体制御部
71…画質制御情報決定部
80…表示装置
81…表示デバイス
82…入出力特性データ
90…記憶媒体
101、104、201…映像ストリーム
102…映像の種類
103、202…映像プロファイル
203…入出力特性データ
204…制御データ
205…映像信号
206…画質調整後の映像信号
207…動作モード

Claims (3)

  1. 複数の表示装置と接続可能であり、当該複数の表示装置のうちの接続された表示装置へ映像ストリームを出力する映像ストリーム処理装置であって、
    前記映像ストリームから、前記映像ストリームが表示装置に表示される場合の画質及び/又は音質を制御するための情報である映像プロファイルを抽出する抽出部と、
    示装置が入出力の処理を行う時点の特性を示した入出力特性データを前記接続された表示装置から読み出し、前記抽出した映像プロファイル及び前記読み出した入出力特性データを用いて、前記映像ストリームの画質及び/又は音質を、前記接続された表示装置の特性に合わせて調整し、前記調整後の映像ストリームを前記接続された表示装置に出力する画質調整部とを備えることを特徴とする、映像ストリーム処理装置。
  2. 前記入出力特性データは、表示装置の動作モード毎にそれぞれ対応付けられており、
    前記画質調整部は、前記表示装置の動作モードに対応した入出力特性データを前記接続された表示装置から読み出し、前記抽出した映像プロファイル及び前記読み出した入出力特性データを用いて、前記映像ストリームの画質及び/又は音質を、前記接続された表示装置の特性に合わせて調整することを特徴とする、請求項1に記載の映像ストリーム処理装置。
  3. 前記映像ストリーム処理装置は、ユーザによって指定された映像プロファイルを受け付け、
    前記画質調整部は、前記抽出した映像プロファイルが使用されないと判断した場合には、前記ユーザによって指定された映像プロファイル及び前記読み出した入出力特性データを用いて、前記映像ストリームの画質及び/又は音質を、前記接続された表示装置の特性に合わせて調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の映像ストリーム処理装置。
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