JP2009004869A - 録画システム,録画装置,携帯型電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】同一放送番組の異なる時間帯の部分が,それぞれ携帯型電子機器と据置のレコーダとにより録画された場合に,当該放送番組がレコーダにより連続して録画された場合と同様に,高解像度で連続して視聴可能な録画データを生成できる録画システムを提供する。
【解決手段】放送番組の前半部分と後半部分が,それぞれ携帯電話機1とレコーダ2により録画され,携帯電話機1による録画データ(外部録画データ)を,高速赤外線通信によってレコーダ2に送信し,その外部録画データに基づく映像の解像度がレコーダ2による録画データに基づく映像の解像度と同等となるように,携帯電話機1による録画データとレコーダ2による録画データとを連結する。
【選択図】図2
【解決手段】放送番組の前半部分と後半部分が,それぞれ携帯電話機1とレコーダ2により録画され,携帯電話機1による録画データ(外部録画データ)を,高速赤外線通信によってレコーダ2に送信し,その外部録画データに基づく映像の解像度がレコーダ2による録画データに基づく映像の解像度と同等となるように,携帯電話機1による録画データとレコーダ2による録画データとを連結する。
【選択図】図2
Description
本発明は,放送番組を録画する録画システム,録画装置,携帯型電子機器に関するものである。
携帯電話機に代表される昨今の携帯型電子機器は,高機能化が進み,例えば,ワンセグ放送と通称される狭帯域の地上デジタル放送を受信し,その放送番組の視聴を可能とするとともに,その放送番組の録画機能及びその録画データの再生機能を備えるものもある。そのような携帯型電子機器により,いつでもどこでも放送番組の視聴を楽しむことができ便利である。
前記ワンセグ放送における放送番組は,一般的な広帯域のデジタル放送により放送中の放送番組と同じ内容であることが通常であるが,映像の解像度を下げることによって放送データが小サイズ化され,これにより狭帯域での放送を可能としている。これに対し,携帯型電子機器が備える映像表示部は,比較的小型で解像度が低いが,前記ワンセグ放送の放送番組の映像を表示するには十分である。一方,映画やスポーツ番組などの放送番組を臨場感豊かな環境で視聴するには,その放送番組を前記ワンセグ放送ではなく一般的な広帯域のデジタル放送を,据置の録画再生装置やテレビジョン受像機を通じて視聴することが好適である。これにより,解像度の高い映像表示部を備えた据置のテレビジョン受像機によって放送番組を鮮明な映像により鑑賞できる。
また,特許文献1には,所謂据置の録画再生装置から,その記憶部に記録(録画)された録画データを携帯電話機に転送し,その転送された録画データを携帯電話機により再生するシステムが示されている。
特開2005−159439号公報
前記ワンセグ放送における放送番組は,一般的な広帯域のデジタル放送により放送中の放送番組と同じ内容であることが通常であるが,映像の解像度を下げることによって放送データが小サイズ化され,これにより狭帯域での放送を可能としている。これに対し,携帯型電子機器が備える映像表示部は,比較的小型で解像度が低いが,前記ワンセグ放送の放送番組の映像を表示するには十分である。一方,映画やスポーツ番組などの放送番組を臨場感豊かな環境で視聴するには,その放送番組を前記ワンセグ放送ではなく一般的な広帯域のデジタル放送を,据置の録画再生装置やテレビジョン受像機を通じて視聴することが好適である。これにより,解像度の高い映像表示部を備えた据置のテレビジョン受像機によって放送番組を鮮明な映像により鑑賞できる。
また,特許文献1には,所謂据置の録画再生装置から,その記憶部に記録(録画)された録画データを携帯電話機に転送し,その転送された録画データを携帯電話機により再生するシステムが示されている。
ところで,ユーザが,外出先で携帯型電子機器により前記ワンセグ放送の放送番組を視聴中に,ある放送番組を後に視聴するために録画したいと考えた場合,携帯型電子機器においてその放送番組の録画を開始し,当該番組の放送時間の途中で帰宅し,そのワンセグ放送で放送中の番組と同じ番組の残りの放送部分を,広帯域のデジタル放送信号に基づく録画を行う据置の録画再生装置によって録画する状況が考えられる。
しかしながら,このように,放送番組の前段部分と後段部分とが,それぞれ携帯型電子機器とレコーダとにより別々に録画された場合,ユーザは,各録画データの再生を携帯型電子機器と据置の録画再生装置とのそれぞれにおいて個別に行わねばならず,その操作が煩わしい上,当該放送番組を高解像度の映像画面を通じて連続して視聴することができないという問題点があった。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,携帯型電子機器(携帯電話機等)と据置の録画装置とにより,同一放送番組の前段部分と後段部分とのそれぞれを録画する場合に,当該放送番組を高解像度の映像信号に基づく録画を行う録画装置により連続して録画する場合と同様に,当該放送番組を,再生機能を有する録画装置に接続された映像表示装置を通じて高解像度で,かつ連続して視聴することができる録画データを簡易な操作によって記録することができる録画システム及びそれを構成する録画装置並びに携帯型電子機器を提供することにある。
しかしながら,このように,放送番組の前段部分と後段部分とが,それぞれ携帯型電子機器とレコーダとにより別々に録画された場合,ユーザは,各録画データの再生を携帯型電子機器と据置の録画再生装置とのそれぞれにおいて個別に行わねばならず,その操作が煩わしい上,当該放送番組を高解像度の映像画面を通じて連続して視聴することができないという問題点があった。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,携帯型電子機器(携帯電話機等)と据置の録画装置とにより,同一放送番組の前段部分と後段部分とのそれぞれを録画する場合に,当該放送番組を高解像度の映像信号に基づく録画を行う録画装置により連続して録画する場合と同様に,当該放送番組を,再生機能を有する録画装置に接続された映像表示装置を通じて高解像度で,かつ連続して視聴することができる録画データを簡易な操作によって記録することができる録画システム及びそれを構成する録画装置並びに携帯型電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,
(A)録画データが記録される第1の録画データ記憶手段及び受信した放送信号について選局された放送チャンネルの放送番組の録画データを前記第1の録画データ記憶手段に記録する第1の録画手段を備えた携帯型電子機器と,
(B)録画データが記録される第2の録画データ記憶手段及び受信した放送信号について選局された放送チャンネルの放送番組の録画データを前記第2の録画データ記憶手段に記録する第2の録画手段を備えた録画装置と,を備えた録画システムである。
そして,(A)前記携帯型電子機器が,下記(A1)及び(A2)の構成要素を具備している。
(A1)前記第1の録画データ記憶手段に記録された録画データに対応する放送番組の識別情報を無線伝送媒体を通じて前記録画装置に対して送信する放送番組識別情報送信手段。
(A2)前記第1の録画データ記憶手段に記録された放送番組の一部についての録画データを前記録画装置に対して無線伝送媒体を通じて送信する録画データ無線送信手段。
さらに,(B)前記録画装置が,下記(B1)〜(B5)の構成要素を具備している。
(B1)前記携帯型電子機器から前記放送番組の識別情報を無線伝送媒体を通じて取得する放送番組識別情報取得手段。
(B2)所定の記憶手段に予め記憶された電子番組ガイド情報に基づいて,前記放送番組識別情報取得手段により取得された前記放送番組の識別情報に対応する放送番組を放送中の放送チャンネルを選局し,該放送チャンネルで放送中の放送番組の録画データを前記第2の録画手段により前記第2の録画データ記憶手段に記録させる外部指示録画制御手段。
(B3)前記携帯型電子機器から放送番組の一部についての録画データを無線伝送媒体を通じて受信する録画データ無線受信手段。
(B4)前記録画データ無線受信手段による受信データを前記第2の録画データ記憶手段に記録する受信録画データ記録手段。
(B5)前記受信録画データ記録手段及び前記外部指示録画制御手段を通じて前記録画データ記憶手段に記録された両録画データをそれぞれの映像データの解像度を前記外部指示録画制御手段を通じて記録された録画データの解像度に一致させつつ連結することによって1つの録画データを生成し,該1つの録画データを前記第2の録画データ記憶手段に記録する録画データ連結手段。
(A)録画データが記録される第1の録画データ記憶手段及び受信した放送信号について選局された放送チャンネルの放送番組の録画データを前記第1の録画データ記憶手段に記録する第1の録画手段を備えた携帯型電子機器と,
(B)録画データが記録される第2の録画データ記憶手段及び受信した放送信号について選局された放送チャンネルの放送番組の録画データを前記第2の録画データ記憶手段に記録する第2の録画手段を備えた録画装置と,を備えた録画システムである。
そして,(A)前記携帯型電子機器が,下記(A1)及び(A2)の構成要素を具備している。
(A1)前記第1の録画データ記憶手段に記録された録画データに対応する放送番組の識別情報を無線伝送媒体を通じて前記録画装置に対して送信する放送番組識別情報送信手段。
(A2)前記第1の録画データ記憶手段に記録された放送番組の一部についての録画データを前記録画装置に対して無線伝送媒体を通じて送信する録画データ無線送信手段。
さらに,(B)前記録画装置が,下記(B1)〜(B5)の構成要素を具備している。
(B1)前記携帯型電子機器から前記放送番組の識別情報を無線伝送媒体を通じて取得する放送番組識別情報取得手段。
(B2)所定の記憶手段に予め記憶された電子番組ガイド情報に基づいて,前記放送番組識別情報取得手段により取得された前記放送番組の識別情報に対応する放送番組を放送中の放送チャンネルを選局し,該放送チャンネルで放送中の放送番組の録画データを前記第2の録画手段により前記第2の録画データ記憶手段に記録させる外部指示録画制御手段。
(B3)前記携帯型電子機器から放送番組の一部についての録画データを無線伝送媒体を通じて受信する録画データ無線受信手段。
(B4)前記録画データ無線受信手段による受信データを前記第2の録画データ記憶手段に記録する受信録画データ記録手段。
(B5)前記受信録画データ記録手段及び前記外部指示録画制御手段を通じて前記録画データ記憶手段に記録された両録画データをそれぞれの映像データの解像度を前記外部指示録画制御手段を通じて記録された録画データの解像度に一致させつつ連結することによって1つの録画データを生成し,該1つの録画データを前記第2の録画データ記憶手段に記録する録画データ連結手段。
上記本発明に係る録画システムによれば,携帯型電子機器により録画された放送番組の識別情報が携帯型電子機器から録画装置に送信され,録画装置がその識別情報に対応する放送チャンネルを自動的に選局して録画を実行する。このため,ユーザは,前記録画装置において,前記携帯型電子機器での録画対象と同一の放送番組を探し出して選局する操作,及びその放送番組を録画する操作を行う必要がない。
また,そのようにして同一放送番組の前段部分と後段部分とが,それぞれ携帯型電子機器と録画装置により録画された場合に,携帯型電子機器による録画データ(前段部分)が録画装置に転送され,更に,録画装置において,両録画データが,その映像データの解像度が当該録画装置側で録画された録画データにおける解像度(相対的に高い解像度)と一致するように連結される。そのようにして連結された録画データは,携帯型電子機器により録画された放送番組の前段部分と,録画装置により録画された当該番組の後段部分とを,再生機能を有する録画装置に接続された映像表示装置を通じて,高解像度でかつ連続して視聴することができる録画データである。
従って,再生機能を有する録画装置に接続された映像表示装置に,携帯型電子機器による録画データと録画装置による録画データとが連結された録画データに基づく映像が表示されるとき,両録画データの連結部分において画質に変化が生じるが,その際,解像度は変化しないため違和感が生じることがない。
また,そのようにして同一放送番組の前段部分と後段部分とが,それぞれ携帯型電子機器と録画装置により録画された場合に,携帯型電子機器による録画データ(前段部分)が録画装置に転送され,更に,録画装置において,両録画データが,その映像データの解像度が当該録画装置側で録画された録画データにおける解像度(相対的に高い解像度)と一致するように連結される。そのようにして連結された録画データは,携帯型電子機器により録画された放送番組の前段部分と,録画装置により録画された当該番組の後段部分とを,再生機能を有する録画装置に接続された映像表示装置を通じて,高解像度でかつ連続して視聴することができる録画データである。
従って,再生機能を有する録画装置に接続された映像表示装置に,携帯型電子機器による録画データと録画装置による録画データとが連結された録画データに基づく映像が表示されるとき,両録画データの連結部分において画質に変化が生じるが,その際,解像度は変化しないため違和感が生じることがない。
また,録画装置としての本発明は,録画データが記録される録画データ記憶手段及び受信した放送信号について選局された放送チャンネルの放送番組の録画データを前記録画データ記憶手段に記録する録画手段を備えた録画装置であって,下記(1b)〜(5b)の構成要素を具備している。
(1b)外部の携帯型電子機器から放送番組の識別情報を無線伝送媒体を通じて取得する放送番組識別情報取得手段。
(2b)所定の記憶手段に予め記憶された電子番組ガイド情報に基づいて,前記放送番組識別情報取得手段により取得された前記放送番組の識別情報に対応する放送番組を放送中の放送チャンネルを選局し,該放送チャンネルで放送中の放送番組の録画データを前記録画手段により前記録画データ記憶手段に記録させる外部指示録画制御手段。
(3b)前記携帯型電子機器から放送番組の一部についての録画データを無線伝送媒体を通じて受信する録画データ無線受信手段。
(4b)前記録画データ無線受信手段による受信データを前記録画データ記憶手段に記録する受信録画データ記録手段。
(5b)前記受信録画データ記録手段及び前記外部指示録画制御手段を通じて前記録画データ記憶手段に記録された両録画データをそれぞれの映像データの解像度を前記外部指示録画制御手段を通じて記録された録画データの解像度に一致させつつ連結することによって1つの録画データを生成し,該1つの録画データを前記録画データ記憶手段に記録する録画データ連結手段。
(1b)外部の携帯型電子機器から放送番組の識別情報を無線伝送媒体を通じて取得する放送番組識別情報取得手段。
(2b)所定の記憶手段に予め記憶された電子番組ガイド情報に基づいて,前記放送番組識別情報取得手段により取得された前記放送番組の識別情報に対応する放送番組を放送中の放送チャンネルを選局し,該放送チャンネルで放送中の放送番組の録画データを前記録画手段により前記録画データ記憶手段に記録させる外部指示録画制御手段。
(3b)前記携帯型電子機器から放送番組の一部についての録画データを無線伝送媒体を通じて受信する録画データ無線受信手段。
(4b)前記録画データ無線受信手段による受信データを前記録画データ記憶手段に記録する受信録画データ記録手段。
(5b)前記受信録画データ記録手段及び前記外部指示録画制御手段を通じて前記録画データ記憶手段に記録された両録画データをそれぞれの映像データの解像度を前記外部指示録画制御手段を通じて記録された録画データの解像度に一致させつつ連結することによって1つの録画データを生成し,該1つの録画データを前記録画データ記憶手段に記録する録画データ連結手段。
具体的な構成においては,前記録画データ無線受信手段が,IrSS規格又はIrSimple規格に準拠した無線受信手段であることが考えられる。なお,「IrSS」及び「IrSimple」は,Infrared Data Associationの商標である。
このような録画データ無線受信手段によれば,通常赤外線通信(IrDA)の4倍〜10倍の通信速度を実現することができる。
また,前記放送番組識別情報取得手段が,IrDA規格に準拠した無線受信手段であることが考えられる。
このような録画データ無線受信手段によれば,通常赤外線通信(IrDA)の4倍〜10倍の通信速度を実現することができる。
また,前記放送番組識別情報取得手段が,IrDA規格に準拠した無線受信手段であることが考えられる。
一方,携帯型電子機器としての本発明は,録画データが記録される録画データ記憶手段及び受信した放送信号について選局された放送チャンネルの放送番組の録画データを前記録画データ記憶手段に記録する録画手段を備えた携帯型電子機器であって,以下(1a)と(2a)の構成要素を具備している。
(1a)前記録画データ記憶手段に記録された録画データに対応する放送番組の識別情報を無線伝送媒体を通じて外部の録画装置に対して送信する放送番組識別情報送信手段。
(2a)前記録画データ記憶手段に記録された放送番組の一部についての録画データを前記録画装置に対して無線伝送媒体を通じて送信する録画データ無線送信手段。
また,望ましい具体的な構成においては,前記放送番組識別情報送信手段が,前記録画手段による録画中にその録画中の放送番組の識別情報を無線伝送媒体を通じて前記録画装置に送信することが考えられる。
(1a)前記録画データ記憶手段に記録された録画データに対応する放送番組の識別情報を無線伝送媒体を通じて外部の録画装置に対して送信する放送番組識別情報送信手段。
(2a)前記録画データ記憶手段に記録された放送番組の一部についての録画データを前記録画装置に対して無線伝送媒体を通じて送信する録画データ無線送信手段。
また,望ましい具体的な構成においては,前記放送番組識別情報送信手段が,前記録画手段による録画中にその録画中の放送番組の識別情報を無線伝送媒体を通じて前記録画装置に送信することが考えられる。
このような構成によれば,録画装置による放送番組の録画開始時刻が,携帯型電子機器による当該放送番組の録画終了時刻以前であるから,携帯型電子機器により録画された当該放送番組の前段部分と,録画装置により録画された当該放送番組の後段部分との間に,携帯型電子機器と録画装置の何れにも録画されていない放送番組の部分が生じない。従って,ユーザは,携帯型電子機器と録画装置により録画した放送番組を,録画装置に接続されたテレビジョン受像機によって,途切れることなく連続して視聴することができる。
更に具体的な構成においては,前記録画データ無線送信手段が,IrSS規格又はIrSimple規格に準拠した無線通信手段であることが考えられる。なお,「IrSS」及び「IrSimple」は,Infrared Data Associationの商標である。
このような録画データ無線送信手段によれば,通常赤外線通信(IrDA)の4倍〜10倍の通信速度を実現することができる。
また,前記放送番組識別情報送信手段が,IrDA規格に準拠した無線送信手段であることも考えられる。
このような録画データ無線送信手段によれば,通常赤外線通信(IrDA)の4倍〜10倍の通信速度を実現することができる。
また,前記放送番組識別情報送信手段が,IrDA規格に準拠した無線送信手段であることも考えられる。
本発明によれば,携帯型電子機器と据置の録画装置とにより,同一放送番組の前段部分と後段部分とのそれぞれを録画する場合に,当該放送番組を高解像度の映像信号に基づく録画を行う録画装置により連続して録画する場合と同様に,当該放送番組を,高解像度でかつ連続して視聴することができる録画データを簡易な操作によって記録することができる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。なお,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は,本発明の実施形態に係る放送番組録画システムの全体概略図,図2は,本発明の実施形態に係る放送番組録画システムを構成する機器の概略構成を表すブロック図,図3は,携帯電話機による録画時間帯とレコーダによる録画時間帯との関係を模式的に示した図,図4は本発明の実施形態に係るレコーダの処理手順を表すフローチャートである。
ここに,図1は,本発明の実施形態に係る放送番組録画システムの全体概略図,図2は,本発明の実施形態に係る放送番組録画システムを構成する機器の概略構成を表すブロック図,図3は,携帯電話機による録画時間帯とレコーダによる録画時間帯との関係を模式的に示した図,図4は本発明の実施形態に係るレコーダの処理手順を表すフローチャートである。
図1は,本発明の放送番組録画システムの一例として,携帯電話機1(携帯型電子機器の一例),レコーダ2(録画装置の一例),テレビジョン受像機3から構成された実施形態を示している。
ここでの携帯電話機1は,電話としての通話機能,即ち,通話音声等の音声信号をアンテナ部12により受信し,受信した音声信号に基づく音声情報を受話部13から出力する音声受信機能,及び送話部14に向けて発せられたユーザの通話音声を,音声信号としてアンテナ部12から送信する音声送信機能に加え,インターネットに接続するための通信機能,狭帯域(1セグメント分)の地上デジタル放送(所謂ワンセグ放送)を受信するための放送受信機能,更には受信したその狭帯域の地上デジタル放送の番組を録画・再生するための録画・再生機能を備えている。前記携帯電話機1により記録される録画データは,比較的解像度の低いQVGA(320×240画素)の映像データを含んでいる。
ここでの携帯電話機1は,電話としての通話機能,即ち,通話音声等の音声信号をアンテナ部12により受信し,受信した音声信号に基づく音声情報を受話部13から出力する音声受信機能,及び送話部14に向けて発せられたユーザの通話音声を,音声信号としてアンテナ部12から送信する音声送信機能に加え,インターネットに接続するための通信機能,狭帯域(1セグメント分)の地上デジタル放送(所謂ワンセグ放送)を受信するための放送受信機能,更には受信したその狭帯域の地上デジタル放送の番組を録画・再生するための録画・再生機能を備えている。前記携帯電話機1により記録される録画データは,比較的解像度の低いQVGA(320×240画素)の映像データを含んでいる。
レコーダ2は,広帯域(4セグメント分或いは12セグメント分)の地上デジタル放送における放送番組を録画する放送番組録画機能,及び放送番組を録画した録画データを再生する録画データ再生機能を有している。また,このレコーダ2は,信号ケーブル8によりテレビジョン受像機3に接続された据置型である。例えば,前記レコーダ2は,地上デジタル放送,BSデジタル放送,及び110度CSデジタル放送による放送番組の録画が可能である。前記レコーダ2により記録される録画データは,標準画質の解像度のSDTV(720×480画素)の映像データ,又は所謂ハイビジョンのHDTV(1920×1080画素)の映像データを含んでいる。その録画データを前記レコーダ2により再生すれば,録画した放送番組の映像を,テレビジョン受像機3の画像表示部30により高い解像度で出力できる。
また,リモートコントローラ7は,テレビジョン受像機3の操作とレコーダ2の操作にも兼用されるものである。
以下,携帯電話機1,レコーダ2,及びテレビジョン受像機3について,更に説明する。
また,リモートコントローラ7は,テレビジョン受像機3の操作とレコーダ2の操作にも兼用されるものである。
以下,携帯電話機1,レコーダ2,及びテレビジョン受像機3について,更に説明する。
[携帯電話機]
本発明の実施形態に係る放送番組録画システムを構成する携帯電話機1は,上記電話機としての通話機能,インターネットに接続するための通信機能,及び地上デジタル放送を受信するための放送受信機能,地上デジタル放送の番組を録画・再生するための録画・再生機能に加えて,更に外部装置と高速赤外線通信を行うための高速赤外線通信機能(録画データ無線送信手段の一例)を備えている。この高速赤外線通信機能によって,携帯電話機1は,地上デジタル放送の番組を録画した録画データを,レコーダ2に向けて高速送信することができる。
具体的には,携帯電話機1の高速赤外線通信機能は,IrSS(「IrSS」は,Infrared Data Associationの商標)規格に準拠しており,このような高速赤外線通信機能によれば,通常赤外線通信(IrDA)の4倍〜10倍の通信速度を実現することができる。このIrSS規格の通信プロトコルは,IrSimple規格における片方向通信機能(ここでは,送信機能)を実現するプロトコルである。
本発明の実施形態に係る放送番組録画システムを構成する携帯電話機1は,上記電話機としての通話機能,インターネットに接続するための通信機能,及び地上デジタル放送を受信するための放送受信機能,地上デジタル放送の番組を録画・再生するための録画・再生機能に加えて,更に外部装置と高速赤外線通信を行うための高速赤外線通信機能(録画データ無線送信手段の一例)を備えている。この高速赤外線通信機能によって,携帯電話機1は,地上デジタル放送の番組を録画した録画データを,レコーダ2に向けて高速送信することができる。
具体的には,携帯電話機1の高速赤外線通信機能は,IrSS(「IrSS」は,Infrared Data Associationの商標)規格に準拠しており,このような高速赤外線通信機能によれば,通常赤外線通信(IrDA)の4倍〜10倍の通信速度を実現することができる。このIrSS規格の通信プロトコルは,IrSimple規格における片方向通信機能(ここでは,送信機能)を実現するプロトコルである。
更に,携帯電話機1は,操作部11に対する操作により外部装置を制御可能な遠隔操作機能を有しており,該遠隔操作機能によれば,携帯電話機1により外部装置を制御するためのコマンド信号が,IrDAに準拠した赤外線通信を通じて携帯電話機1から外部装置に送信される。
また,携帯電話機1の当該遠隔操作機能を用いて,携帯電話機1により現在録画中である放送番組の識別情報を含むコマンド信号をレコーダ2に送信し(放送番組識別情報送信手段の一例),当該放送番組をレコーダ2に録画させることも可能である。
また,携帯電話機1の当該遠隔操作機能を用いて,携帯電話機1により現在録画中である放送番組の識別情報を含むコマンド信号をレコーダ2に送信し(放送番組識別情報送信手段の一例),当該放送番組をレコーダ2に録画させることも可能である。
上記のような携帯電話機1のレコーダ2に対する遠隔操作機能において,携帯電話機1からレコーダ2へのコマンド信号は,上記赤外線通信の他,無線LAN通信,或いはインターネットを通じても送信可能である。
図2に示すように,携帯電話機1に内蔵された電子回路4は,制御回路40,録画・再生回路46,赤外線送受信回路45,送信回路47,受信回路42,チューナ43及び記憶メディア44(第1の録画データ記憶手段の一例)等を具備している。図2において,実線矢印は,画像,及び音声信号の流れを示し,点線矢印は,制御信号の流れを示している。
上記赤外線送受信回路45は,IrSS規格に準拠した上記高速赤外線通信機能,及びIrDAに準拠したコマンド送信機能を実現する回路である。
なお,携帯電話機1が,IrSS規格に準拠した高速赤外線データ通信機能を実現する回路と,IrDA規格に準拠したコマンド送信機能を実現する回路とを個別に備えた構成も考えられる。
また,前記記憶メディア44は,例えばハードディスクやフラッシュメモリなどの大容量の記憶手段であり,録画データが記録される。
上記赤外線送受信回路45は,IrSS規格に準拠した上記高速赤外線通信機能,及びIrDAに準拠したコマンド送信機能を実現する回路である。
なお,携帯電話機1が,IrSS規格に準拠した高速赤外線データ通信機能を実現する回路と,IrDA規格に準拠したコマンド送信機能を実現する回路とを個別に備えた構成も考えられる。
また,前記記憶メディア44は,例えばハードディスクやフラッシュメモリなどの大容量の記憶手段であり,録画データが記録される。
制御回路40は,演算手段であるMPU,MPUによって実行される制御プログラムが予め記憶される記憶手段であるROM,MPUが実行する処理において読み書きされる各種情報を記憶するEEPROM等を備えており,以下に示す制御回路40の処理や機能は,MPUがROMに記憶されたプログラムを実行することによって実現される。
なお,後述のレコーダ2に内蔵された電子回路5が具備する制御回路50,及びテレビジョン受像機3に内蔵された電子回路6が具備する制御回路60も,同様の構成を有している。
制御回路40は,操作部11に対する操作に応じた制御信号を,チューナ43等の電子回路4の各構成要素に送信する。
また,制御回路40は,チューナ43及び録画・再生回路46を制御することにより,チューナ43に入力される放送信号からEPG情報(電子番組ガイド情報)を抽出し,そのEPG情報を当該制御回路40が備えるEEPROMに記録するEPG情報取得処理を定期的に実行する。EPG情報は,周知のとおり,各放送チャンネルにおける放送番組のタイトル情報や放送時間帯,ジャンル情報等の放送番組それぞれに関する情報である。
なお,後述のレコーダ2に内蔵された電子回路5が具備する制御回路50,及びテレビジョン受像機3に内蔵された電子回路6が具備する制御回路60も,同様の構成を有している。
制御回路40は,操作部11に対する操作に応じた制御信号を,チューナ43等の電子回路4の各構成要素に送信する。
また,制御回路40は,チューナ43及び録画・再生回路46を制御することにより,チューナ43に入力される放送信号からEPG情報(電子番組ガイド情報)を抽出し,そのEPG情報を当該制御回路40が備えるEEPROMに記録するEPG情報取得処理を定期的に実行する。EPG情報は,周知のとおり,各放送チャンネルにおける放送番組のタイトル情報や放送時間帯,ジャンル情報等の放送番組それぞれに関する情報である。
外部の信号発信装置から携帯電話機1に向けて発信され,アンテナ部12により受信された無線信号,或いは放送信号は,アンテナ端子部12aを経由して受信回路42,或いはチューナ43に受信される。
まず,携帯電話機1の通話機能について説明する。
受信回路42は,受信した信号の中から通話音声の信号を抽出して受信用の音声処理回路49aへ送信する。音声処理回路49aは,通話音声の信号に各種処理を施して受話部13に対して出力する。これにより,受信した音声が受話部13から出力される。
受信回路42は,受信した信号の中から通話音声の信号を抽出して受信用の音声処理回路49aへ送信する。音声処理回路49aは,通話音声の信号に各種処理を施して受話部13に対して出力する。これにより,受信した音声が受話部13から出力される。
また,通話中において,ユーザ(話者)が送話部14に向けて発した通話音声は音声信号に変換される。送信用の音声処理回路49bは,音声信号に各種の信号処理を施して処理後の音声信号を前記送信回路47に送信する。そして,送信回路47は,音声信号を無線送信する信号に変換し,変換後の信号を,前記アンテナ端子部12aを通じて前記アンテナ部12に対して出力する。
次に,携帯電話機1の地上デジタル放送の受信機能について説明する。
チューナ43は,アンテナ部12により受信された地上デジタル放送信号(ワンセグ放送信号)の中から,制御回路40からの制御信号に基づいて,特定のチャンネルの放送信号を選局する。更に,チューナ43は,選局した放送信号に含まれる映像信号と音声信号を抽出して,それぞれ,映像処理回路41と音声処理回路49aに送信する。
チューナ43は,アンテナ部12により受信された地上デジタル放送信号(ワンセグ放送信号)の中から,制御回路40からの制御信号に基づいて,特定のチャンネルの放送信号を選局する。更に,チューナ43は,選局した放送信号に含まれる映像信号と音声信号を抽出して,それぞれ,映像処理回路41と音声処理回路49aに送信する。
映像処理回路41は,チューナ43から受信した映像信号に各種処理を施して表示部10に対して出力する。これにより,放送番組の映像が,表示部10に表示される。また,音声処理回路49aは,チューナ43から受信した音声信号に各種処理を施してスピーカ(図示省略)に対して出力する。これにより,放送番組の音声が,前記スピーカから出力される。
次に,携帯電話機1の放送番組録画機能について説明する。
チューナ43により抽出された放送番組の映像信号及び音声信号は,制御回路40からの録画を指示する制御信号に基づいて,録画・再生回路46に伝送される。さらに,録画・再生回路46は,チューナ43から伝送されてきた映像信号及び音声信号に基づく録画データを圧縮符号化し,その録画データを記憶メディア44(第1の録画データ記憶手段の一例)に記録する録画処理を実行する。このようにして,携帯電話機1において,放送番組を録画した録画データが生成される(第1の録画手段の一例)。なお,携帯電話機1における録画データは,前述したように解像度の低い映像データの他,音声データ及び録画した放送番組の識別情報となり得るタイトル情報や,録画開始時刻及び録画終了時刻等の付加情報を含むデータである。
チューナ43により抽出された放送番組の映像信号及び音声信号は,制御回路40からの録画を指示する制御信号に基づいて,録画・再生回路46に伝送される。さらに,録画・再生回路46は,チューナ43から伝送されてきた映像信号及び音声信号に基づく録画データを圧縮符号化し,その録画データを記憶メディア44(第1の録画データ記憶手段の一例)に記録する録画処理を実行する。このようにして,携帯電話機1において,放送番組を録画した録画データが生成される(第1の録画手段の一例)。なお,携帯電話機1における録画データは,前述したように解像度の低い映像データの他,音声データ及び録画した放送番組の識別情報となり得るタイトル情報や,録画開始時刻及び録画終了時刻等の付加情報を含むデータである。
次に,携帯電話機1の放送番組再生機能について説明する。
録画・再生回路46は,制御回路40から録画データ再生の指示を受けた場合に,記憶メディア44に記憶された録画データを読み出し,その録画データを複号化しながら,この録画データに基づく映像信号と音声信号を,それぞれ映像処理回路41と音声処理回路49aに送信するための再生処理を実行する。
録画データに基づく映像信号と音声信号は,それぞれ映像処理回路41と音声処理回路49aから表示部10と前記スピーカに送信され,このようにして,録画データに基づく映像が表示部10に表示され,また,録画データに基づく音声が前記スピーカから出力される。
録画・再生回路46は,制御回路40から録画データ再生の指示を受けた場合に,記憶メディア44に記憶された録画データを読み出し,その録画データを複号化しながら,この録画データに基づく映像信号と音声信号を,それぞれ映像処理回路41と音声処理回路49aに送信するための再生処理を実行する。
録画データに基づく映像信号と音声信号は,それぞれ映像処理回路41と音声処理回路49aから表示部10と前記スピーカに送信され,このようにして,録画データに基づく映像が表示部10に表示され,また,録画データに基づく音声が前記スピーカから出力される。
更に,制御回路40は,操作部11において録画データ送信操作がなされたことを検知した場合に,記憶メディア44に記憶された録画データを,赤外線送受信回路45の高速赤外線通信機能によってレコーダ2に送信する機能を有している。
[レコーダ]
図2に示すように,レコーダ2に内蔵された電子回路5は,インターフェース回路55,制御回路50,チューナ57,録画・再生回路56,記憶部54(第2の録画データ記憶手段の一例),赤外線受信回路53及びHDMI接続部58を具備している。ここで,記憶部54としては,HDD,或いはDVDを採用することができる。なお,図2において,記憶部54は「HDD/DVD」と記載されている。
上記赤外線受信回路45は,IrSS規格に準拠した高速赤外線データ受信機能を実現する回路である。なお,IrSS規格(「IrSS」は,Infrared Data Associationの商標)の通信プロトコルは,IrSimple規格における片方向通信機能(ここでは,受信機能)を実現するプロトコルである。
また,インターフェース回路55は,IrDA規格に準拠したコマンド受信機能を実現する回路である。従って,赤外線受信回路53は,リモートコントローラ7又は携帯電話機1からIrDA規格に準拠して送信されるコマンドを受信可能である。
レコーダ2は,IrDAに準拠した赤外線通信機能により,リモートコントローラ7又は上記遠隔操作機能を具備する携帯電話機1からのコマンド信号を受信し,受信したコマンド信号に応じた処理を実行する機能を有している。
図2に示すように,レコーダ2に内蔵された電子回路5は,インターフェース回路55,制御回路50,チューナ57,録画・再生回路56,記憶部54(第2の録画データ記憶手段の一例),赤外線受信回路53及びHDMI接続部58を具備している。ここで,記憶部54としては,HDD,或いはDVDを採用することができる。なお,図2において,記憶部54は「HDD/DVD」と記載されている。
上記赤外線受信回路45は,IrSS規格に準拠した高速赤外線データ受信機能を実現する回路である。なお,IrSS規格(「IrSS」は,Infrared Data Associationの商標)の通信プロトコルは,IrSimple規格における片方向通信機能(ここでは,受信機能)を実現するプロトコルである。
また,インターフェース回路55は,IrDA規格に準拠したコマンド受信機能を実現する回路である。従って,赤外線受信回路53は,リモートコントローラ7又は携帯電話機1からIrDA規格に準拠して送信されるコマンドを受信可能である。
レコーダ2は,IrDAに準拠した赤外線通信機能により,リモートコントローラ7又は上記遠隔操作機能を具備する携帯電話機1からのコマンド信号を受信し,受信したコマンド信号に応じた処理を実行する機能を有している。
まず,レコーダ2の放送番組録画機能について説明する。
前述のように,携帯電話機1からレコーダ2に対して,レコーダ2により録画すべき放送番組の識別情報を含む録画指示のコマンド信号が送信される。
一方,レコーダ2において,インターフェース回路55が,携帯電話機1から録画すべき放送番組の識別情報(例えば,番組タイトルの情報)を含む録画指示のコマンド信号を受信し(放送番組識別情報取得手段の一例),そのコマンド信号を制御回路50に伝送する。
さらに,制御回路50が,その録画指示コマンドに含まれる識別情報と予め取得して当該制御回路50が備えるEEPROM(所定の記憶手段の一例)に記憶されたEPG情報とに基づいて,上記携帯電話機1から送信された上記識別情報に対応する放送番組の放送中の放送チャンネルを特定し,所定の制御信号をチューナ57等の電子回路5の各構成要素に送信することにより,その放送チャンネルを選局する。さらに,制御回路50は,選局した放送チャンネルで放送中の放送番組の録画処理を録画・再生回路56に実行させる(外部指示録画制御手段の一例)。これにより,録画・再生回路56によって録画データが記憶部54に記録される。
前述のように,携帯電話機1からレコーダ2に対して,レコーダ2により録画すべき放送番組の識別情報を含む録画指示のコマンド信号が送信される。
一方,レコーダ2において,インターフェース回路55が,携帯電話機1から録画すべき放送番組の識別情報(例えば,番組タイトルの情報)を含む録画指示のコマンド信号を受信し(放送番組識別情報取得手段の一例),そのコマンド信号を制御回路50に伝送する。
さらに,制御回路50が,その録画指示コマンドに含まれる識別情報と予め取得して当該制御回路50が備えるEEPROM(所定の記憶手段の一例)に記憶されたEPG情報とに基づいて,上記携帯電話機1から送信された上記識別情報に対応する放送番組の放送中の放送チャンネルを特定し,所定の制御信号をチューナ57等の電子回路5の各構成要素に送信することにより,その放送チャンネルを選局する。さらに,制御回路50は,選局した放送チャンネルで放送中の放送番組の録画処理を録画・再生回路56に実行させる(外部指示録画制御手段の一例)。これにより,録画・再生回路56によって録画データが記憶部54に記録される。
即ち,チューナ57は,制御回路50からの制御信号の内容に従って,地上デジタル放送信号,BSデジタル放送信号,及び110度CSデジタル放送信号の中から,上記識別情報に対応する放送番組を放送中のチャンネルを選局し,更に,選局した放送チャンネルの映像信号及び音声信号を抽出し,その抽出信号を録画・再生回路56に伝送する。
録画・再生回路56は,チューナ57から伝送される映像信号及び音声信号(選局された放送チャンネルの信号)に基づいて,圧縮符号化された録画データを生成し,その録画データを記憶部54(第2の録画データ記憶手段の一例)に記録する録画処理を実行する(第2の録画手段の一例)。以下,このようにして録画・再生回路56によって生成及び記憶部54に記録される録画データを内部録画データという。ここで,レコーダ2における録画データは,前述したように解像度の高い映像データの他,音声データ及び録画した放送番組の識別情報となり得るタイトル情報や,録画開始時刻及び録画終了時刻等の付加情報を含むデータである。
録画・再生回路56は,チューナ57から伝送される映像信号及び音声信号(選局された放送チャンネルの信号)に基づいて,圧縮符号化された録画データを生成し,その録画データを記憶部54(第2の録画データ記憶手段の一例)に記録する録画処理を実行する(第2の録画手段の一例)。以下,このようにして録画・再生回路56によって生成及び記憶部54に記録される録画データを内部録画データという。ここで,レコーダ2における録画データは,前述したように解像度の高い映像データの他,音声データ及び録画した放送番組の識別情報となり得るタイトル情報や,録画開始時刻及び録画終了時刻等の付加情報を含むデータである。
なお,上記においては,レコーダ2が,携帯電話機1からのコマンド信号を受信すると同時に,放送信号の記憶を開始する場合を説明したが,録画予約機能を有するレコーダ2によれば,携帯電話機1からのコマンド信号を受信した後,当該コマンド信号により指定された時間を経過後に放送信号の記憶を開始することも可能である。なお,録画予約機能は周知の機能であるので,ここでは詳細な説明は省略する。
また,制御回路56は,チューナ57及び録画・再生回路56を制御することにより,チューナ57に入力される放送信号からEPG情報を抽出し,そのEPG情報を当該制御回路56が備えるEEPROMに記録するEPG情報取得処理を定期的に実行する。
次に,レコーダ2の録画データ再生機能について説明する。
レコーダ2は,リモートコントローラ7,或いは携帯電話機1から,再生すべき放送番組の識別情報を含むコマンド信号を受信したとき,識別情報に対応する放送番組の録画データを,記憶部54から録画・再生回路56に送信する。
録画・再生回路56は,録画データを複号化しながら,この録画データに基づく映像信号,音声信号,及び制御系の信号を,HDMI接続部58を通じてテレビジョン受像機に送信するための再生処理を実行する。
レコーダ2は,リモートコントローラ7,或いは携帯電話機1から,再生すべき放送番組の識別情報を含むコマンド信号を受信したとき,識別情報に対応する放送番組の録画データを,記憶部54から録画・再生回路56に送信する。
録画・再生回路56は,録画データを複号化しながら,この録画データに基づく映像信号,音声信号,及び制御系の信号を,HDMI接続部58を通じてテレビジョン受像機に送信するための再生処理を実行する。
録画・再生回路56は,上記再生処理において,録画データに基づく再生信号である映像信号及び音声信号と,その映像信号及び音声信号を出力することを要求する制御コマンドとをHDMI接続部58及び信号ケーブル8を通じてテレビジョン受像機3に送信する。このHDMI接続部58及び信号ケーブル8は,HDMI規格に準拠しており,信号ケーブル8は,TMDS信号伝送ラインとCEC信号伝送ラインとを有している。
TMDS信号伝送ラインは,映像信号と音声信号を,一方向にのみ伝送するものである。このようなTMDS信号伝送ラインによって,録画データに基づく映像信号と音声信号が,レコーダ2からテレビジョン受像機3に送信される。
このようにして,レコーダ2内に記憶された録画データに基づく映像が,テレビジョン受像機3の画像表示部30に表示され,レコーダ2内に記憶された録画データに基づく音声が,テレビジョン受像機3のスピーカ31から出力される。
また,CEC信号伝送ラインは,制御コマンドの信号を双方向に伝送可能な信号伝送媒体である。
TMDS信号伝送ラインは,映像信号と音声信号を,一方向にのみ伝送するものである。このようなTMDS信号伝送ラインによって,録画データに基づく映像信号と音声信号が,レコーダ2からテレビジョン受像機3に送信される。
このようにして,レコーダ2内に記憶された録画データに基づく映像が,テレビジョン受像機3の画像表示部30に表示され,レコーダ2内に記憶された録画データに基づく音声が,テレビジョン受像機3のスピーカ31から出力される。
また,CEC信号伝送ラインは,制御コマンドの信号を双方向に伝送可能な信号伝送媒体である。
ところで,レコーダ2の記憶部54に記憶された録画データの中には,レコーダ2により生成された内部録画データの他に,携帯電話機1により生成され,携帯電話機1から高速赤外線通信を通じてレコーダ2に送信された外部録画データも含まれている。
このような外部録画データは,携帯電話機1から高速赤外線通信を通じてレコーダ2の受信回路53により受信され(録画データ無線受信手段の一例),受信回路53から制御回路50を経由して,制御回路50のEEPROM,或いは記憶部54に記憶される(受信録画データ記憶手段の一例)。
このような外部録画データは,携帯電話機1から高速赤外線通信を通じてレコーダ2の受信回路53により受信され(録画データ無線受信手段の一例),受信回路53から制御回路50を経由して,制御回路50のEEPROM,或いは記憶部54に記憶される(受信録画データ記憶手段の一例)。
制御回路50は,制御回路50のEEPROM,或いは記憶部54に記憶された録画データに,同一放送番組の前段部分を録画した内部録画データと後段部分を録画した外部録画データとが存在する場合,この内部録画データと外部録画データを連結して一つの録画データに作り変える録画データ連結機能(録画データ連結手段の一例)を有している。
ところで,外部録画データは,携帯電話機1において狭帯域の地上デジタル放送信号に基づく録画処理によって生成されたものであるため,レコーダ2によって広帯域の地上デジタル放送信号に基づく録画処理により得られた内部録画データよりも映像データの解像度が低い。
従って,このような外部録画データに基づく映像を,そのままテレビジョン受像機3の画像表示部30に表示させた場合,その映像表示エリアの一部に小さく表示される小さな映像となる。また,外部録画データに基づく映像を,テレビジョン受像機3の画像表示部30に単に拡大表示させた場合,その映像の画質は,輪郭部分がギザギザになる等,内部録画データに基づく映像の画質に比べて劣化する。
そこで,制御回路50は,両録画データ(内部録画データ及び外部録画データ)を連結する際に,外部録画データに含まれる低解像度の映像データに対してスムージング処理等を施すことによって高解像度化することにより,両録画データそれぞれの映像データの解像度を内部録画データ(外部指示録画制御手段を通じて記録された録画データに相当)の解像度に一致させつつ連結することによって1つの録画データ(以下,連結録画データという)を生成し,その連結録画データを記憶部54に記録する(録画データ連結手段の一例)。
従って,このような外部録画データに基づく映像を,そのままテレビジョン受像機3の画像表示部30に表示させた場合,その映像表示エリアの一部に小さく表示される小さな映像となる。また,外部録画データに基づく映像を,テレビジョン受像機3の画像表示部30に単に拡大表示させた場合,その映像の画質は,輪郭部分がギザギザになる等,内部録画データに基づく映像の画質に比べて劣化する。
そこで,制御回路50は,両録画データ(内部録画データ及び外部録画データ)を連結する際に,外部録画データに含まれる低解像度の映像データに対してスムージング処理等を施すことによって高解像度化することにより,両録画データそれぞれの映像データの解像度を内部録画データ(外部指示録画制御手段を通じて記録された録画データに相当)の解像度に一致させつつ連結することによって1つの録画データ(以下,連結録画データという)を生成し,その連結録画データを記憶部54に記録する(録画データ連結手段の一例)。
そして,録画・再生回路56は,制御回路50から連結録画データの再生指示を受けた場合,その連結録画データの再生処理を実行する。これにより,携帯電話機1により録画された放送番組の前段部分と,当該録画装置2により録画された同一番組の後段部分とが連続再生され,ユーザは,その再生映像をテレビジョン受像機3の画像表示部30により高解像度でかつ連続して視聴することができる。
なお,上記のように,同一番組の録画データである外部録画データと内部録画データが制御回路50の連結機能により自動的に連結されるようにする他,ユーザに,外部録画データと内部録画データの連結を行うか否かを携帯電話機1の操作部11を通じて選択させるような構成とすることも可能である。
なお,上記のように,同一番組の録画データである外部録画データと内部録画データが制御回路50の連結機能により自動的に連結されるようにする他,ユーザに,外部録画データと内部録画データの連結を行うか否かを携帯電話機1の操作部11を通じて選択させるような構成とすることも可能である。
[テレビジョン受像機]
上述のように,図1に示すテレビジョン受像機3の画像表示部30に,レコーダ2に記憶された録画データの映像信号に基づく映像が表示されると共に,スピーカ31,31から,録画データの音声信号に基づく音声が出力される。
このテレビジョン受像機3を制御するためのコマンド信号,例えば,受信する放送信号を選局させるコマンド信号,画像表示部30に表示する映像とスピーカ31から出力する音声を,現在選局されている放送信号に基づくものから録画データに基づくものに切替えるコマンド信号等は,リモートコントローラ7,或いは携帯電話機1から送信される。
上述のように,図1に示すテレビジョン受像機3の画像表示部30に,レコーダ2に記憶された録画データの映像信号に基づく映像が表示されると共に,スピーカ31,31から,録画データの音声信号に基づく音声が出力される。
このテレビジョン受像機3を制御するためのコマンド信号,例えば,受信する放送信号を選局させるコマンド信号,画像表示部30に表示する映像とスピーカ31から出力する音声を,現在選局されている放送信号に基づくものから録画データに基づくものに切替えるコマンド信号等は,リモートコントローラ7,或いは携帯電話機1から送信される。
図2に示すように,テレビジョン受像機3に内蔵された電子回路6は,インターフェース回路65,制御回路60,チューナ67,画像切替回路62,画像処理回路61,音声切替回路63,音声処理回路64,及び,レコーダとのHDMI接続部68を具備している。
リモートコントローラ7,或いは携帯電話機1から送信されたコマンド信号は,インターフェース回路65を経由して,制御回路60に受信される。
制御回路60は,受信したコマンド信号に基づく制御信号を,チューナ67や画像切替回路62,音声切替回路63等の電子回路の構成要素に出力する。
制御回路60は,受信したコマンド信号に基づく制御信号を,チューナ67や画像切替回路62,音声切替回路63等の電子回路の構成要素に出力する。
チューナ67は,制御回路60からの制御信号に基づき,地上デジタル放送,BSデジタル放送,110度CSデジタル放送の中から,指定された放送番組に対応するチャンネルの放送信号を選局する。さらに,チューナ67は,選局した放送信号から映像信号及び音声信号を抽出し,その映像信号及び音声信号のそれぞれを画像切替回路62及び音声切替回路63のそれぞれに伝送する。
また,レコーダ2から送信された録画データに基づく映像信号と音声信号は,HDMI接続部68により受信され,HDMI接続部68は,受信した映像信号及び音声信号を,それぞれ画像切替回路62及び音声切替回路63に伝送する。
画像切替回路62及び音声切替回路63は,制御回路60からの制御信号に基づいて,チューナ67から伝送されてくる信号,或いは録画装置2からHDMI接続部68を通じて伝送されてくる信号の何れかを選択し,選択した方の信号を,それぞれ画像処理回路61及び音声処理回路64に伝送する。これにより,当該テレビジョン受像機3が直接入力した放送信号に基づく映像,或いは録画装置2から出力される録画データの再生信号に基づく映像の何れかが画像表示部30に表示される。同様に,当該テレビジョン受像機3が直接入力した放送信号に基づく音声,或いは録画装置2から出力される録画データの再生信号に基づく音声の何れかが,アンプ69により増幅された後,スピーカ31から出力される。
画像切替回路62及び音声切替回路63は,制御回路60からの制御信号に基づいて,チューナ67から伝送されてくる信号,或いは録画装置2からHDMI接続部68を通じて伝送されてくる信号の何れかを選択し,選択した方の信号を,それぞれ画像処理回路61及び音声処理回路64に伝送する。これにより,当該テレビジョン受像機3が直接入力した放送信号に基づく映像,或いは録画装置2から出力される録画データの再生信号に基づく映像の何れかが画像表示部30に表示される。同様に,当該テレビジョン受像機3が直接入力した放送信号に基づく音声,或いは録画装置2から出力される録画データの再生信号に基づく音声の何れかが,アンプ69により増幅された後,スピーカ31から出力される。
このようなテレビジョン受像機3の映像表示部30に,録画データに基づく映像が表示されるとき,当該録画データが,携帯電話機1による外部録画データとレコーダ2による内部録画データとを連結してなる連結録画データであっても,当該連結録画データは,上述のレコーダ2の録画データ連結機能により処理されたものであるから,テレビジョン受像機3の画像表示部30においては,当該連結録画データの外部録画データに基づく映像が,内部録画データに基づく映像と同等の画質で表現される。従って,当該連結録画データに基づく映像がテレビジョン受像機3の画像表示部30に表示されるとき,外部録画データと内部録画データとの連結部分であっても,画質の不自然な変化を生じることなく,当該連結録画データに基づく映像は,連続的に変化する。
このようにして,ユーザは,同一放送番組の互いに異なる時間帯の部分を,携帯電話機1とレコーダ2により録画した場合であっても,当該放送番組をレコーダ2により連続して録画した場合と同様に,当該放送番組をテレビジョン受像機3により連続して視聴することができる。
このようにして,ユーザは,同一放送番組の互いに異なる時間帯の部分を,携帯電話機1とレコーダ2により録画した場合であっても,当該放送番組をレコーダ2により連続して録画した場合と同様に,当該放送番組をテレビジョン受像機3により連続して視聴することができる。
上記のように,放送番組の異なる時間帯の部分が携帯電話機1とレコーダ2によりそれぞれ録画される状況としては,例えば,ユーザが外出先で携帯電話機1により放送番組を録画しており,当該放送番組の放送途中で帰宅し,帰宅後,携帯電話機1により録画している放送番組を,レコーダ2に録画させる場合が考えられれる。
このように,ユーザが,現在携帯電話機1により現在録画している放送番組をレコーダ2により録画しようとするとき,上記のような携帯電話機1の遠隔操作機能を利用することによって,レコーダ2に対して,携帯電話機1により現在録画している放送番組を録画するように指示するコマンド信号を送信することができる。
このことによって,ユーザは,携帯電話機1により現在録画している放送番組をレコーダ2に録画させるための操作を,レコーダ2用の操作部(たとえば,リモートコントローラ7)を用いて改めて行う場合に比べて,容易,且つ迅速に行えるようになる。
また,ユーザは,このような携帯電話機1の遠隔操作機能を利用することによって,外出先から,携帯電話機1により現在録画している放送番組を,レコーダ2に録画させるための操作を行うことができる。
このことによって,ユーザは,携帯電話機1により現在録画している放送番組をレコーダ2に録画させるための操作を,レコーダ2用の操作部(たとえば,リモートコントローラ7)を用いて改めて行う場合に比べて,容易,且つ迅速に行えるようになる。
また,ユーザは,このような携帯電話機1の遠隔操作機能を利用することによって,外出先から,携帯電話機1により現在録画している放送番組を,レコーダ2に録画させるための操作を行うことができる。
以下,上記のように,同一放送番組の前段部分と後段部分が,それぞれ携帯電話機1とレコーダ2によって録画された場合のレコーダ2の制御回路50による処理手順を,図2に示すブロック図と図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
なお,以下に示すS0,S1,S2,…は,処理手順(ステップ)の識別符号を表す。
まず,録画装置2における制御回路50は,携帯電話機1から特定の放送番組の録画を指示するコマンド信号をインターフェース回路55を通じて受信(取得)する処理を実行する(S0,放送番組識別情報取得手段の一例)。その録画を指示するコマンド信号には,放送番組の識別情報(例えば,番組のタイトル情報等)が含まれる。なお,インターフェース回路55は,前述したように,携帯電話機1からコマンド信号をIrDA規格に準拠したプロトコルにより赤外線信号を通じて受信する。以下に示すステップS1以降の処理は,このステップS0において録画指示のコマンド信号が受信された時点から開始する。なお,録画指示のコマンドは,携帯電話機1の遠隔操作機能によって,携帯電話機1からレコーダ2に対して送信される。
なお,以下に示すS0,S1,S2,…は,処理手順(ステップ)の識別符号を表す。
まず,録画装置2における制御回路50は,携帯電話機1から特定の放送番組の録画を指示するコマンド信号をインターフェース回路55を通じて受信(取得)する処理を実行する(S0,放送番組識別情報取得手段の一例)。その録画を指示するコマンド信号には,放送番組の識別情報(例えば,番組のタイトル情報等)が含まれる。なお,インターフェース回路55は,前述したように,携帯電話機1からコマンド信号をIrDA規格に準拠したプロトコルにより赤外線信号を通じて受信する。以下に示すステップS1以降の処理は,このステップS0において録画指示のコマンド信号が受信された時点から開始する。なお,録画指示のコマンドは,携帯電話機1の遠隔操作機能によって,携帯電話機1からレコーダ2に対して送信される。
このように,携帯電話機1の遠隔操作機能を用いて,レコーダ2に録画すべき放送番組を指示するとき,ユーザは,携帯電話機1の表示部10にテレビ番組表を表示させ,該テレビ番組表によって,録画する放送番組を選ぶことができる。従って,当該番組表をテレビジョン受像機3の映像表示部30に表示する必要がない。このことによって,他のユーザが当該テレビジョン受像機3により他の放送番組を視聴している場合にも,このユーザの番組の視聴を妨げることない。
また,携帯電話機1の制御回路40は,録画・再生回路46による録画中である場合,操作部11に対するごく簡易な操作に応じて,その録画中の放送番組の識別情報(番組のタイトル情報等)をIrDA規格に準拠したプロトコルにより赤外線信号を通じて録画装置2に対して送信する(放送番組識別情報送信手段の一例)。この場合,携帯電話機1の表示部10に前記番組表を表示する必要もなく,携帯電話機1によるレコーダ2の操作が更に容易になる。
また,携帯電話機1の制御回路40は,録画・再生回路46による録画中である場合,操作部11に対するごく簡易な操作に応じて,その録画中の放送番組の識別情報(番組のタイトル情報等)をIrDA規格に準拠したプロトコルにより赤外線信号を通じて録画装置2に対して送信する(放送番組識別情報送信手段の一例)。この場合,携帯電話機1の表示部10に前記番組表を表示する必要もなく,携帯電話機1によるレコーダ2の操作が更に容易になる。
そして,制御回路50は,携帯電話機1から特定の放送番組の録画を指示するコマンド信号を受信した場合,指定された識別情報(コマンド信号に含まれる放送番組の識別情報)に対応する放送番組の録画を行うことができるか否かを判別する(S1)。なお,携帯電話機1から録画中の放送番組の識別情報を含む録画指示のコマンド信号が送信された場合,その識別情報は,携帯電話機1の記憶メディア44に記録された録画データに対応する放送番組の識別情報である。
具体的には,制御回路50は,当該制御回路50が備えるEEPROMに予め記憶されたEPG情報に基づいて,指定された識別情報(番組のタイトル情報等)を番組情報として含む放送番組の放送が未だ終了していないか否かを判別することにより,指定された識別情報に対応する放送番組を録画可能であるかを判別する。また,制御回路50は,不図示の時刻計時回路により計時された現在時刻と,上記EEPROMに記憶されたEPG情報における放送時間帯の情報との比較により,各放送番組が現在放送中であるか否かを判別する。
具体的には,制御回路50は,当該制御回路50が備えるEEPROMに予め記憶されたEPG情報に基づいて,指定された識別情報(番組のタイトル情報等)を番組情報として含む放送番組の放送が未だ終了していないか否かを判別することにより,指定された識別情報に対応する放送番組を録画可能であるかを判別する。また,制御回路50は,不図示の時刻計時回路により計時された現在時刻と,上記EEPROMに記憶されたEPG情報における放送時間帯の情報との比較により,各放送番組が現在放送中であるか否かを判別する。
そして,制御回路50は,指定された上記識別情報に対応する放送番組の録画が不可であると判別した場合(S1のNO),HDMI接続部58及びCEC信号伝送ラインを通じて,テレビジョン受像機3の映像表示部30に,「この番組は録画できません」等の,当該放送番組を録画できない旨のメッセージの表示を行なわせる制御コマンドを送信する(S2)。これにより,テレビジョン受像機3の制御回路60は,画像処理回路61を制御することによって指定されたメッセージを画像表示部30に表示させる。
一方,制御回路50は,指定された上記識別情報に対応する放送番組の録画が可能であると判別した場合(S1のYES),さらに,EPG情報におけるその放送番組の放送開始時刻と現在時刻とを比較することにより,指定された放送番組の放送が既に開始されているか否かを判別する(S3)。
そして,制御回路50は,指定された放送番組の放送が未だ開始されていないと判別した場合(S3のYES),前述した放送番組録画機能により,指定された放送番組の録画処理を実行する(S4)。即ち,制御回路50は,上記EEPROMに予め記憶されたEPG情報に基づいて,ステップS0の処理により取得した放送番組の識別情報に対応する放送番組を放送中の放送チャンネルをチューナ57を制御することによって選局し,その放送チャンネルで放送中の放送番組の録画データを録画・再生回路56を制御することによって記憶部54に記録させる(S4,外部指示録画制御手段の一例)。
一方,制御回路50は,録画を指示された放送番組の放送が未だ開始されていないと判別した場合(S3のNO),録画予約処理を実行する(S5)。
そして,制御回路50は,指定された放送番組の放送が未だ開始されていないと判別した場合(S3のYES),前述した放送番組録画機能により,指定された放送番組の録画処理を実行する(S4)。即ち,制御回路50は,上記EEPROMに予め記憶されたEPG情報に基づいて,ステップS0の処理により取得した放送番組の識別情報に対応する放送番組を放送中の放送チャンネルをチューナ57を制御することによって選局し,その放送チャンネルで放送中の放送番組の録画データを録画・再生回路56を制御することによって記憶部54に記録させる(S4,外部指示録画制御手段の一例)。
一方,制御回路50は,録画を指示された放送番組の放送が未だ開始されていないと判別した場合(S3のNO),録画予約処理を実行する(S5)。
また,制御回路50は,ステップS4における録画処理の開始後の所定期間内に(例えば,その録画処理が終了するまでに,或いはその録画処理が終了して所定時間が経過するまでに),赤外線受信回路53を通じて携帯電話機1から前述した外部録画データの受信があるか否かを監視する(S6)。そして,制御回路50は,携帯電話機1から外部録画データの受信があった場合,赤外線受信回路53を通じて受信したその外部録画データを記憶部54に記録し(S7),処理を次のステップS8へ移行させる。
一方,制御回路50は,携帯電話機1から外部録画データを所定期間内に受信しなかった場合,ステップS7の処理をスキップさせ,処理を次のステップS8へ移行させる。
一方,制御回路50は,携帯電話機1から外部録画データを所定期間内に受信しなかった場合,ステップS7の処理をスキップさせ,処理を次のステップS8へ移行させる。
次に,ステップS8において,制御回路50は,ステップS4で開始した録画処理の終了後,その録画処理により記憶部54に記録された内部録画データについて,その録画対象となった放送番組と同一の放送番組を録画した外部録画データ(ステップS7で携帯電話機1から受信及び記憶部54に記録した外部録画データ)が記憶部54に記憶されているか否かを判別する(S8)。
具体的には,制御回路50は,内部録画データに含まれる放送番組の識別情報(前述した付加情報の一部)と,ステップS7の処理により記憶部54に記録した外部録画データに含まれる放送番組の識別情報とが一致するか否かを判別することにより,両録画データが同一の放送番組を録画したものであるか否かを判別する。
具体的には,制御回路50は,内部録画データに含まれる放送番組の識別情報(前述した付加情報の一部)と,ステップS7の処理により記憶部54に記録した外部録画データに含まれる放送番組の識別情報とが一致するか否かを判別することにより,両録画データが同一の放送番組を録画したものであるか否かを判別する。
さらに,制御回路50は,外部録画データ及び内部録画データが,同一の放送番組の録画データであると判別した場合(S8のYES),即ち,外部録画データ及び内部録画データが,それぞれ同一放送番組の前段部分及び後段部分の録画データである場合,以下のステップS9〜S11又はステップS12〜S14の処理を実行することにより,外部録画データ及び内部録画データを,それぞれの映像データの解像度をステップS4の処理により得られた内部録画データの解像度に一致させつつ連結する。なお,制御回路50は,連結後の録画データを記憶部54に記録し,連結の元となった外部録画データ及び内部録画データを記憶部54から削除する。また,制御回路50は,両録画データの連結処理の実行後,処理を前述したステップS0へ戻す。
一方,制御回路50は,ステップS4の処理により得られた内部録画データの放送番組と同一の放送番組を録画した外部録画データが記憶部54に記憶されていない(ステップS6において所定期間内に外部録画データが受信されなかった場合を含む)と判別した場合(S8のNO),処理を前述したステップS0へ戻す。これにより,ステップS4の録画処理により記録された内部録画データは,そのまま一つの録画データとして記憶部54に記憶された状態となる。
一方,制御回路50は,ステップS4の処理により得られた内部録画データの放送番組と同一の放送番組を録画した外部録画データが記憶部54に記憶されていない(ステップS6において所定期間内に外部録画データが受信されなかった場合を含む)と判別した場合(S8のNO),処理を前述したステップS0へ戻す。これにより,ステップS4の録画処理により記録された内部録画データは,そのまま一つの録画データとして記憶部54に記憶された状態となる。
以下,外部録画データを内部録画データと連結する処理手順について,図3も参照しながら説明する。図3は,外部録画データの録画時間帯P1(携帯電話機1による録画時間帯)と,内部録画データの録画時間帯P2(レコーダ2による録画時間帯)との関係を模式的に示したものである。
まず,制御回路50は,外部録画データの録画終了時刻(録画時間帯P1の終了時刻)が,内部録画データの録画開始時刻(録画時間帯P2の開始時刻)以降であるか否かを判別する(S9)。この判別は,各録画データに含まれる前記付加情報に基づいて行われる。
まず,制御回路50は,外部録画データの録画終了時刻(録画時間帯P1の終了時刻)が,内部録画データの録画開始時刻(録画時間帯P2の開始時刻)以降であるか否かを判別する(S9)。この判別は,各録画データに含まれる前記付加情報に基づいて行われる。
そして,制御回路50は,外部録画データの録画終了時刻が,図3(a)に示すように,内部録画データの録画開始時刻以降であると判別した場合(S9のYES),携帯電話機1において放送番組の前段部分について録画された外部録画データから,同一の放送番組の後段部分について当該レコーダ2において録画された内部録画データと重複する時間帯の部分P3を削除し(S10),外部録画データの終了時刻を内部録画データの録画開始時刻に合わせて両録画データを連結する(S11)。その際,制御回路50は,前述したように,外部録画データにおける映像データにスムージング処理等を施すことにより,外部録画データにおける映像データの解像度を,内部録画データにおける映像データの解像度と一致させる。同時に,制御回路50は,外部録画データ及び内部画像データにおける音声データに所定の処理を施すことにより,両録画データの音声データの音質及び音量を一致させた上で両録画データを連結する。
また,携帯電話機1の遠隔操作機能を用いて,レコーダ2に対して,携帯電話機1により現在録画中の放送番組の録画開始を指示し,更に,レコーダ2が当該放送信号の録画を開始すると同時に携帯電話機1による当該放送番組の録画を終了することによって,図3(b)に示すように,携帯電話機による録画時間帯P1と,レコーダによる録画時間帯P2とに重複部分がなく,携帯電話機1による記憶終了時刻と,レコーダ2による記憶開始時刻とを一致させることも可能である。この場合,外部録画データの一部を削除する上記ステップ(S12)が不要となる。
一方,制御回路50は,外部録画データの録画終了時刻(録画時間帯P1の終了時刻)が,図3(c)に示すように,内部録画データの録画開始時刻(録画時間帯P1の開始時刻)よりも前であると判別した場合(S9のNO),更に,両録画データの録画時間帯が所定時間以上離れているか否か(外部録画データの録画終了時刻から内部録画データの録画開始時刻までに所定時間以上が経過しているか否か)を判別する(S12)。
そして,制御回路50は,両録画データの録画時間帯が所定時間以上離れていると判別した場合(S12のYES),図3(d)に示すように,両録画データの間に番組内容の一部が欠落している旨のメッセージを出力するメッセージ画像データP4,例えば「番組内容の一部が欠落しています」等のメッセージを表示するための画像データを挿入し(S13),その上で,上記ステップS11と同様に,外部録画データと内部録画データとを連結する(S14)。
そして,制御回路50は,両録画データの録画時間帯が所定時間以上離れていると判別した場合(S12のYES),図3(d)に示すように,両録画データの間に番組内容の一部が欠落している旨のメッセージを出力するメッセージ画像データP4,例えば「番組内容の一部が欠落しています」等のメッセージを表示するための画像データを挿入し(S13),その上で,上記ステップS11と同様に,外部録画データと内部録画データとを連結する(S14)。
また,制御回路50は,ステップS12において,外部録画データ及び内部録画データそれぞれの録画時間帯が所定時間内に近接している(重複もしていない)と判別した場合(S12のNO),外部録画データと内部録画データとをそのまま(データの一部削除や挿入を行うことなく)上記ステップS11と同様に連結する(S14)。
以上に示したように,レコーダ2は,一つの放送番組の前段部分と後段部分とが,それぞれ携帯電話機1とレコーダ2により録画された場合,図4に示した処理を実行することにより,携帯電話機1の録画処理により得られた外部録画データと,レコーダ2の録画処理により得られた内部録画データとをそれらの解像度を一致させて連結し,連結した録画データ(前記連結録画データ)を一つの放送番組を連続して録画したのと同様の一連の録画データとして記録する。
以上に示したように,レコーダ2は,一つの放送番組の前段部分と後段部分とが,それぞれ携帯電話機1とレコーダ2により録画された場合,図4に示した処理を実行することにより,携帯電話機1の録画処理により得られた外部録画データと,レコーダ2の録画処理により得られた内部録画データとをそれらの解像度を一致させて連結し,連結した録画データ(前記連結録画データ)を一つの放送番組を連続して録画したのと同様の一連の録画データとして記録する。
その後,レコーダ2における制御回路50は,携帯電話機1又はリモートコントローラ7から,レコーダ2に記憶されている録画データの情報の一覧表示を指示するコマンド信号を受信した場合に,内部録画データの情報に加え,前記連結録画データ及び前記外部録画データそれぞれに関する情報をも含む一覧表示画面の映像信号を,HDMI接続部58を通じて出力する。これにより,その一覧表示画面がテレビジョン受像機3の画像表示部30に表示される。
さらに,制御回路50は,その一覧表示画面の表示中(出力中)に,携帯電話機1又はリモートコントローラ7から再生対象を選択する操作がなされた場合に,その選択操作に従って録画データ(内部録画データ,連結録画データ又は外部録画データ)を選択し,選択した録画データに基づく再生処理を録画・再生回路56に実行させる。
さらに,制御回路50は,その一覧表示画面の表示中(出力中)に,携帯電話機1又はリモートコントローラ7から再生対象を選択する操作がなされた場合に,その選択操作に従って録画データ(内部録画データ,連結録画データ又は外部録画データ)を選択し,選択した録画データに基づく再生処理を録画・再生回路56に実行させる。
以上に示した実施形態においては,同一の放送番組を携帯電話機1とレコーダ2とにより分担して録画する例を示したが,携帯電話機1が備える録画機能及び遠隔操作機能,並びに録画データの送信機能を,例えば,電話機能を具備しないPDA等の他の携帯型電子機器に適用することも考えられる。
本発明は,録画装置及び携帯電話機等の携帯型電子機器に利用可能である。
1…携帯電話機
2…レコーダ
3…テレビジョン受像機
7…リモートコントローラ
10…表示部
11…操作部
30…映像表示部
2…レコーダ
3…テレビジョン受像機
7…リモートコントローラ
10…表示部
11…操作部
30…映像表示部
Claims (8)
- 録画データが記録される第1の録画データ記憶手段及び受信した放送信号について選局された放送チャンネルの放送番組の録画データを前記第1の録画データ記憶手段に記録する第1の録画手段を備えた携帯型電子機器と,
録画データが記録される第2の録画データ記憶手段及び受信した放送信号について選局された放送チャンネルの放送番組の録画データを前記第2の録画データ記憶手段に記録する第2の録画手段を備えた録画装置と,を備えた録画システムであって,
前記携帯型電子機器が,
前記第1の録画データ記憶手段に記録された録画データに対応する放送番組の識別情報を無線伝送媒体を通じて前記録画装置に対して送信する放送番組識別情報送信手段と,
前記第1の録画データ記憶手段に記録された放送番組の一部についての録画データを前記録画装置に対して無線伝送媒体を通じて送信する録画データ無線送信手段と,を具備し,
前記録画装置が,
前記携帯型電子機器から前記放送番組の識別情報を無線伝送媒体を通じて取得する放送番組識別情報取得手段と,
所定の記憶手段に予め記憶された電子番組ガイド情報に基づいて,前記放送番組識別情報取得手段により取得された前記放送番組の識別情報に対応する放送番組を放送中の放送チャンネルを選局し,該放送チャンネルで放送中の放送番組の録画データを前記第2の録画手段により前記第2の録画データ記憶手段に記録させる外部指示録画制御手段と,
前記携帯型電子機器から放送番組の一部についての録画データを無線伝送媒体を通じて受信する録画データ無線受信手段と,
前記録画データ無線受信手段による受信データを前記第2の録画データ記憶手段に記録する受信録画データ記録手段と,
前記受信録画データ記録手段及び前記外部指示録画制御手段を通じて前記録画データ記憶手段に記録された両録画データをそれぞれの映像データの解像度を前記外部指示録画制御手段を通じて記録された録画データの解像度に一致させつつ連結することによって1つの録画データを生成し,該1つの録画データを前記第2の録画データ記憶手段に記録する録画データ連結手段と,を具備してなることを特徴とする録画システム。 - 録画データが記録される録画データ記憶手段及び受信した放送信号について選局された放送チャンネルの放送番組の録画データを前記録画データ記憶手段に記録する録画手段を備えた録画装置であって,
外部の携帯型電子機器から放送番組の識別情報を無線伝送媒体を通じて取得する放送番組識別情報取得手段と,
所定の記憶手段に予め記憶された電子番組ガイド情報に基づいて,前記放送番組識別情報取得手段により取得された前記放送番組の識別情報に対応する放送番組を放送中の放送チャンネルを選局し,該放送チャンネルで放送中の放送番組の録画データを前記録画手段により前記録画データ記憶手段に記録させる外部指示録画制御手段と,
前記携帯型電子機器から放送番組の一部についての録画データを無線伝送媒体を通じて受信する録画データ無線受信手段と,
前記録画データ無線受信手段による受信データを前記録画データ記憶手段に記録する受信録画データ記録手段と,
前記受信録画データ記録手段及び前記外部指示録画制御手段を通じて前記録画データ記憶手段に記録された両録画データをそれぞれの映像データの解像度を前記外部指示録画制御手段を通じて記録された録画データの解像度に一致させつつ連結することによって1つの録画データを生成し,該1つの録画データを前記録画データ記憶手段に記録する録画データ連結手段と,
を具備してなることを特徴とする録画装置。 - 前記録画データ無線受信手段が,IrSS規格又はIrSimple規格に準拠した無線受信手段である請求項2に記載の録画装置。
- 前記放送番組識別情報取得手段が,IrDA規格に準拠した無線受信手段である請求項2又は3のいずれかに記載の録画装置。
- 録画データが記録される録画データ記憶手段及び受信した放送信号について選局された放送チャンネルの放送番組の録画データを前記録画データ記憶手段に記録する録画手段を備えた携帯型電子機器であって,
前記録画データ記憶手段に記録された録画データに対応する放送番組の識別情報を無線伝送媒体を通じて外部の録画装置に対して送信する放送番組識別情報送信手段と,
前記録画データ記憶手段に記録された放送番組の一部についての録画データを前記録画装置に対して無線伝送媒体を通じて送信する録画データ無線送信手段と,
を具備してなることを特徴とする携帯型電子機器。 - 前記放送番組識別情報送信手段が,前記録画手段による録画中にその録画中の放送番組の識別情報を無線伝送媒体を通じて前記録画装置に送信してなる請求項5に記載の携帯型電子機器。
- 前記録画データ無線送信手段が,IrSS規格又はIrSimple規格に準拠した無線通信手段である請求項5又は6のいずれかに記載の携帯型電子機器。
- 前記放送番組識別情報送信手段が,IrDA規格に準拠した無線送信手段である請求項5〜7のいずれかに記載の携帯型電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007161420A JP2009004869A (ja) | 2007-06-19 | 2007-06-19 | 録画システム,録画装置,携帯型電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007161420A JP2009004869A (ja) | 2007-06-19 | 2007-06-19 | 録画システム,録画装置,携帯型電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009004869A true JP2009004869A (ja) | 2009-01-08 |
Family
ID=40320819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007161420A Pending JP2009004869A (ja) | 2007-06-19 | 2007-06-19 | 録画システム,録画装置,携帯型電子機器 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009004869A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010257546A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Onkyo Corp | コンテンツ抽出装置およびそのプログラム |
-
2007
- 2007-06-19 JP JP2007161420A patent/JP2009004869A/ja active Pending
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JP2010257546A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Onkyo Corp | コンテンツ抽出装置およびそのプログラム |
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