JP4772867B2 - 論理アドレス割り当て方法 - Google Patents

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Description

本発明は、HDMI規格に準拠した複数の装置が無線区間を介して接続されていてもHDMIにおける論理アドレス割り当てを可能とした論理アドレス割り当て方法、及びそのような論理アドレス割り当てを行う無線通信装置に関するものである。
従来のHDMI(High−Definition Multimedia Interface)における論理アドレスの割り当て方法としては、有線で割り当てるものがあった。ここで、HDMIとは、非特許文献1で規格化されているものである。HDMIにおいては、論理アドレスを用いて、装置を識別することにより、各装置間で制御信号の伝送を行い、互いの制御を可能とする(例えば、特許文献1)。
HDMI規格に準拠した複数の装置がHDMIケーブルにより有線接続される場合の論理アドレス割り当て方法について説明する。論理アドレスは、16進数で0からFまでの16個の値をとり、装置の種別に関連付けられる。例えば、装置がTVであれば0の値をとり、装置がDVDプレーヤであれば4又は8の値をとり、装置がセット・トップ・ボックス(STB;Set Top Box)であれば3、6又は7の値をとる。
まず、シンク装置(例えば、TVやプロジェクタなど)に物理アドレス0.0.0.0があらかじめ設定される。シンク装置がHDMI入力ポートを複数備えている場合、各ポートに対応付けられて設置されたEDID(Extended Display Identification Data)の物理アドレス格納領域に、各入力ポートに接続される機器の物理アドレスが格納される。格納される物理アドレスは、当該装置自体の物理アドレスとポート番号に基づいて構成される。例えば、シンク装置のポート番号1の入力ポートに対応付けられたEDIDの物理アドレス格納領域には、1.0.0.0が格納され、ポート番号2の入力ポートに対応付けられたEDIDの物理アドレス格納領域には、2.0.0.0が格納される。シンク装置の入力ポートにソース装置(例えば、DVDプレーヤーやSTBなど)が接続されたとき、ソース装置において接続を示すHPD(Hot Plug Detect)信号が検出される。ソース装置においてHPD信号が検出されたとき、DDC(Display Data Channel)を用いてシンク装置のEDIDの物理アドレス格納領域を読み込み、読み込んだ物理アドレスを当該ソース装置自体の物理アドレスに設定する。ソース装置は、物理アドレスが設定された後、当該ソース装置自体の論理アドレスの割り当てを開始する。
まず、ソース装置は、当該ソース装置自体の種別に関連付けられた論理アドレスから1つを選択する。ソース装置は選択した論理アドレスを宛先としてポーリングメッセージをCEC(Consumer Electronics Control)バス上に出力する。このポーリングメッセージを受信した各装置は、ポーリングメッセージの宛先論理アドレスが当該装置自体の論理アドレスであるとき、ACKを返信する。CECバスにおいてポーリングメッセージに対するACKが返信されないとき、ソース装置は選択した論理アドレスを使用することと決定する。一方、ポーリングメッセージに対するACKが返信されたとき、ソース装置は、ポーリングメッセージの宛先論理アドレスが他の装置にすでに割り当てられていると判断し、当該ソース装置自体の種別に関連付けられた別の論理アドレスを選択する。ソース装置は、選択した論理アドレスを宛先とするポーリングメッセージをCECバス上に出力し、ACKが返信されなければ選択した論理アドレスを使用することと決定する。再度、ACKが返信されたときは、ソース装置は同様に異なる論理アドレスを選択し、ポーリングメッセージを出力する処理を行う。
特開2004−208290号公報。 High-Definition Multimedia Interface Specification, Version1.1, HDMI Licensing, LLC, California in U.S.A., May 20,2004。
しかしながら、各装置が無線区間を介して接続されている状況においては、ある装置から送信されたポーリングメッセージに対して、ポーリングメッセージの宛先論理アドレスを持つ装置がACKを返信した場合においても、ポーリングメッセージを送信した装置がそのACKを規定時間内に受信することができない。そのため、ポーリングメッセージを送信した装置はACKを受信しなかったため、ポーリングメッセージの宛先論理アドレスは利用されていないと判断し、その論理アドレスを当該装置自体のアドレスとして使用する。このように装置間に無線区間を介する状況においては論理アドレスを重複なく割り当てることができないという課題を有していた。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、HDMI規格に準拠した複数の装置が無線区間を介して接続されていても装置間で重複なく論理アドレスを割り当てることを可能とする論理アドレス割り当て方法、及びそのような論理アドレス割り当てを行う無線通信装置を提供することにある。
本発明の第1の態様に係る論理アドレス割り当て方法は、HDMIにおけるCECメッセージを送受信し、少なくとも2つの無線通信装置を含む複数のノード装置を備えた無線通信システムの論理アドレス割り当て方法であって、上記少なくとも2つの無線通信装置は、有線インターフェース、無線インターフェース及びアドレスリスト記憶手段をそれぞれ備え、
上記割り当て方法は、
上記各無線通信装置において、上記有線インターフェースを介して接続されたノード装置の論理アドレスと、上記無線インターフェースを介して接続されたノード装置の論理アドレスとを、当該無線通信装置のアドレスリスト記憶手段に格納するステップと、
上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにおいて、上記有線インターフェースからポーリングメッセージを受信したときに上記アドレスリスト記憶手段の内容に基づいて上記ポーリングメッセージの宛先論理アドレスを判断し、上記ポーリングメッセージの宛先論理アドレスが上記無線インターフェースを介して接続されたノード装置の論理アドレスである場合、上記受信したポーリングメッセージに対するACK信号を上記有線インターフェースから送信するステップとを含むことを特徴とする。
上記論理アドレス割り当て方法において、上記格納するステップは、上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにおいて、
上記有線インターフェースに接続されたノード装置の論理アドレスをアドレスリスト記憶手段に追加するステップと、
上記有線インターフェースを介して当該無線通信装置に接続され、上記アドレスリスト記憶手段に論理アドレスが格納されているノード装置に対する定期的な接続確認を行うステップと、
上記接続確認の結果、当該無線通信装置から切断されたと判断したノード装置の論理アドレスを上記アドレスリスト記憶手段から削除するステップとを含むことを特徴とする。
また、上記論理アドレス割り当て方法において、上記定期的な接続確認を行うステップは、ポーリングメッセージを用いて接続確認を行うことを特徴とする。
さらに、上記論理アドレス割り当て方法において、上記アドレスリスト記憶手段は、当該アドレスリスト記憶手段に格納された論理アドレスに対応するノード装置が、上記アドレスリスト記憶手段を備えた無線通信装置に有線インターフェースを介して接続されているか否かを示すフラグをさらに格納することを特徴とする。
またさらに、上記論理アドレス割り当て方法において、上記アドレスリスト記憶手段は、当該アドレスリスト記憶手段に格納された論理アドレスに対応するノード装置の物理アドレスをさらに含むことを特徴とする。
また、上記論理アドレス割り当て方法において、上記格納するステップは、上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにおいて、
上記有線インターフェースを介して接続されているノード装置が切断されたとき、上記アドレスリスト記憶手段の物理アドレスを参照し、当該ノード装置より下位の階層に接続されている下位のノード装置が存在する場合には、当該下位のノード装置も切断されたと判断するステップと、
当該無線通信装置から切断されたと判断したノード装置の論理アドレスを上記アドレスリスト記憶手段から削除するステップとを含むことを特徴とする。
さらに、上記論理アドレス割り当て方法において、
上記無線通信システムは、上記各ノード装置のための無線アドレスを管理するアドレス管理手段をさらに備え、
上記格納するステップは、上記有線インターフェースを介して上記無線通信装置に接続されたノード装置のための無線アドレスを上記アドレス管理手段から取得し、当該ノード装置の論理アドレスと関連付けて上記アドレスリスト記憶手段に格納するステップを含むことを特徴とする。
またさらに、上記論理アドレス割り当て方法において、
上記有線インターフェースはHDMIの5V信号線を含み、
上記格納するステップは、上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにおいて、
上記有線インターフェースを介して当該無線通信装置に接続され、上記アドレスリスト記憶手段に論理アドレスが格納されているノード装置について、上記5V信号線の電圧値に基づいて当該ノード装置が当該無線通信装置から切断されたか否かを判断するステップと、
当該無線通信装置から切断されたと判断したノード装置の論理アドレスを上記アドレスリスト記憶手段から削除するステップとを含むことを特徴とする。
また、上記論理アドレス割り当て方法は、上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにおいて特定のメッセージを受信したとき、受信したメッセージに含まれる送信元論理アドレスを当該無線通信装置のアドレスリスト記憶手段に追加するステップをさらに含むことを特徴とする。
さらに、上記論理アドレス割り当て方法において、上記特定のメッセージはレポート・フィジカル・アドレス(Report Physical Address)メッセージであることを特徴とする。
またさらに、上記論理アドレス割り当て方法は、上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにおいて上記レポート・フィジカル・アドレス(Report Physical Address)メッセージを受信したとき、受信したメッセージに含まれる送信元論理アドレスと物理アドレスを関連付けて当該無線通信装置のアドレスリスト記憶手段に追加するステップをさらに含むことを特徴とする。
また、上記論理アドレス割り当て方法は、上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにおいて、
上記アドレスリスト記憶手段に格納された内容が変更されたときに、上記アドレスリスト記憶手段の変更内容を示すリスト交換メッセージを上記無線インタフェースを介して他の無線通信装置に送信するステップと、
他の無線通信装置から当該他の無線通信装置のアドレスリスト記憶手段の変更内容を示すリスト交換メッセージを受信したときに、上記受信したリスト交換メッセージに含まれる変更内容に従って、上記無線インターフェースを介して接続されたノード装置の論理アドレスを追加又は削除するステップとを含むことを特徴とする。
さらに、上記論理アドレス割り当て方法において、上記リスト交換メッセージは、上記アドレスリスト記憶手段の内容の少なくとも一部を含むことを特徴とする。
またさらに、上記論理アドレス割り当て方法において、上記各無線通信装置は、当該無線通信装置のアドレスリスト記憶手段が変更される毎に上記リスト交換メッセージを送信することを特徴とする。
また、上記論理アドレス割り当て方法において、上記リスト交換メッセージは、上記アドレスリスト記憶手段において新たに追加又は削除された論理アドレスと、当該論理アドレスの追加又は削除を示すビットとを少なくとも含むことを特徴とする。
さらに、上記論理アドレス割り当て方法において、上記リスト交換メッセージは、上記アドレスリスト記憶手段に格納されたすべてのノード装置に対応する情報を含むことを特徴とする。
またさらに、上記論理アドレス割り当て方法は、上記無線通信装置のアドレスリスト記憶手段に存在しない論理アドレスの中から当該無線通信装置自体の論理アドレスを選択するステップをさらに含むことを特徴とする。
本発明の第2の態様に係る無線通信装置は、HDMIにおけるCECメッセージを送受信し、少なくとも2つの無線通信装置を含む複数のノード装置を備えた無線通信システムにおいて論理アドレスを割り当てる無線通信装置であって、
上記各無線通信装置は、
有線インターフェースと、
無線インターフェースと、
上記有線インターフェースを介して接続されたノード装置の論理アドレスと、上記無線インターフェースを介して接続されたノード装置の論理アドレスとを格納したアドレスリスト記憶手段と、
上記アドレスリスト記憶手段の内容に基づいて、上記有線インターフェース及び上記無線インターフェースを用いた送受信を制御する制御手段とをそれぞれ備え、
上記制御手段は、上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにおいて、上記有線インターフェースからポーリングメッセージを受信したときに上記アドレスリスト記憶手段の内容に基づいて上記ポーリングメッセージの宛先論理アドレスを判断し、上記ポーリングメッセージの宛先論理アドレスが上記無線インターフェースを介して接続されたノード装置の論理アドレスである場合、上記受信したポーリングメッセージに対するACK信号を上記有線インターフェースから送信することを特徴とする。
上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにおいて、上記制御手段は、
上記有線インターフェースに接続されたノード装置の論理アドレスをアドレスリスト記憶手段に追加し、
上記有線インターフェースを介して当該無線通信装置に接続され、上記アドレスリスト記憶手段に論理アドレスが格納されているノード装置に対する定期的な接続確認を実行し、
上記接続確認の結果、当該無線通信装置から切断されたと判断したノード装置の論理アドレスを上記アドレスリスト記憶手段から削除することを特徴とする。
また、上記無線通信装置において、上記定期的な接続確認は、ポーリングメッセージを用いて実行されることを特徴とする。
さらに、上記無線通信装置において、上記アドレスリスト記憶手段は、当該アドレスリスト記憶手段に格納された論理アドレスに対応するノード装置が、上記アドレスリスト記憶手段を備えた無線通信装置に有線インターフェースを介して接続されているか否かを示すフラグをさらに格納することを特徴とする。
またさらに、上記無線通信装置において、上記アドレスリスト記憶手段は、当該アドレスリスト記憶手段に格納された論理アドレスに対応するノード装置の物理アドレスをさらに含むことを特徴とする。
また、上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにおいて、上記制御手段は、
上記有線インターフェースを介して接続されているノード装置が切断されたとき、上記アドレスリスト記憶手段の物理アドレスを参照し、当該ノード装置より下位の階層に接続されている下位のノード装置が存在する場合には、当該下位のノード装置も切断されたと判断し、
当該無線通信装置から切断されたと判断したノード装置の論理アドレスを上記アドレスリスト記憶手段から削除することを特徴とする。
さらに、上記無線通信システムは、上記各ノード装置のための無線アドレスを管理するアドレス管理手段をさらに備え、
上記制御手段は、上記有線インターフェースを介して上記無線通信装置に接続されたノード装置のための無線アドレスを上記アドレス管理手段から取得し、当該ノード装置の論理アドレスと関連付けて上記アドレスリスト記憶手段に格納することを特徴とする。
またさらに、上記無線通信装置において、
上記有線インターフェースはHDMIの5V信号線を含み、
上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにおいて、上記制御手段は、
上記有線インターフェースを介して当該無線通信装置に接続され、上記アドレスリスト記憶手段に論理アドレスが格納されているノード装置について、上記5V信号線の電圧値に基づいて当該ノード装置が当該無線通信装置から切断されたか否かを判断し、
当該無線通信装置から切断されたと判断したノード装置の論理アドレスを上記アドレスリスト記憶手段から削除することを特徴とする。
また、上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにおいて特定のメッセージを受信したとき、当該無線通信装置の制御手段は、受信したメッセージに含まれる送信元論理アドレスを当該無線通信装置のアドレスリスト記憶手段に追加することを特徴とする。
さらに、上記無線通信装置において、上記特定のメッセージはレポート・フィジカル・アドレス(Report Physical Address)メッセージであることを特徴とする。
またさらに、上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにおいて上記レポート・フィジカル・アドレス(Report Physical Address)メッセージを受信したとき、当該無線通信装置の制御手段は、受信したメッセージに含まれる送信元論理アドレスと物理アドレスを関連付けて当該無線通信装置のアドレスリスト記憶手段に追加することを特徴とする。
また、上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにおいて、上記制御手段は、
上記アドレスリスト記憶手段に格納された内容が変更されたときに、上記アドレスリスト記憶手段の変更内容を示すリスト交換メッセージを上記無線インタフェースを介して他の無線通信装置に送信し、
他の無線通信装置から当該他の無線通信装置のアドレスリスト記憶手段の変更内容を示すリスト交換メッセージを受信したときに、上記受信したリスト交換メッセージに含まれる変更内容に従って、上記無線インターフェースを介して接続されたノード装置の論理アドレスを追加又は削除することを特徴とする。
さらに、上記無線通信装置において、上記リスト交換メッセージは、上記アドレスリスト記憶手段の内容の少なくとも一部を含むことを特徴とする。
またさらに、上記各無線通信装置は、当該無線通信装置のアドレスリスト記憶手段が変更される毎に上記リスト交換メッセージを送信することを特徴とする。
また、上記無線通信装置において、上記リスト交換メッセージは、上記アドレスリスト記憶手段において新たに追加又は削除された論理アドレスと、当該論理アドレスの追加又は削除を示すビットとを少なくとも含むことを特徴とする。
さらに、上記無線通信装置において、上記リスト交換メッセージは、上記アドレスリスト記憶手段に格納されたすべてのノード装置に対応する情報を含むことを特徴とする。
またさらに、上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにおいて、上記制御手段は、当該無線通信装置のアドレスリスト記憶手段に存在しない論理アドレスの中から当該無線通信装置自体の論理アドレスを選択することを特徴とする。
従って、本発明に係る論理アドレス割り当て方法及び無線通信装置によれば、HDMI規格に準拠した複数の装置が無線で接続される場合においても、各々の装置に重複なく論理アドレスを割り当てることが可能となり、CECメッセージを用いて装置間の制御を行うことができ、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。
第1の実施形態.
図1は、本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムの構成の一例を示すブロック図であり、図2乃至図4は、図1の無線ノード装置10,20,50及び有線ノード装置30,40,70,60の詳細構成を示すブロック図である。図1乃至図4において、有線ノード装置30,40,70,60は、HDMIの従来の有線インターフェースのみを備えた装置として構成され、無線ノード装置10,20,50は、無線インターフェースと、HDMIの従来の有線インターフェースとを備えた装置として構成される。無線ノード装置20と有線ノード装置30とはHDMIケーブル81を介して接続され、無線ノード装置20と有線ノード装置40とはHDMIケーブル82を介して接続され、有線ノード装置30,70はHDMIケーブル83を介して接続され、無線ノード装置10と有線ノード装置60とはHDMIケーブル84を介して接続され、これらの装置は互いに有線インターフェースを用いてデータの伝送を行う。また、無線ノード装置10,20,50は、無線インターフェースを用いて無線区間を介して互いにデータの伝送を行う。
図2において、無線ノード装置10は、アンテナ17に接続され、無線信号の送受信及び変復調などの処理を行う無線インターフェースとしての無線送受信回路12と、他のノード装置から伝送されたコンテンツ情報を再生のために処理する映像音声処理回路13と、HDMIの入力ポートを備えた有線インターフェース回路14と、これらを制御するコントローラ11とを備える。映像音声処理回路13には、ディスプレイ15及びスピーカ16が接続される。また、コントローラ11は、CECメッセージの送受信を制御するCECコントローラ11Aと、無線通信システム内のすべてのノード装置に無線区間を介した伝送を行うためのアドレスを割り当てるアドレス管理コントローラ11Cとを備え、CECコントローラ11Aには、システム内の各装置の論理アドレスと、無線区間を介した伝送のために必要な情報とを含むアドレスリストテーブルを記憶するアドレスリストメモリ11Bが接続されている。無線送受信回路12は、無線送信するデータをバッファリングし、また再送のために格納する送信データメモリ12Aを備える。
また、図2において、有線ノード装置60は、チューナ、又はDVD等の記録媒体からコンテンツ情報を読み出す映像音声再生装置62と、HDMIの出力ポートを備えた有線インターフェース回路63と、これらを制御するコントローラ61とを備える。有線インターフェース回路63の出力ポートは、HDMIケーブル84を介して無線ノード装置10の有線インターフェース回路14の入力ポートに接続され、これにより、有線ノード装置60はソース装置として動作し、無線ノード装置10はシンク装置として動作する。コントローラ61は、CECメッセージの送受信を制御するCECコントローラ61Aを備え、CECコントローラ61Aには、システム内の各装置の論理アドレスを含むアドレスリストテーブルを記憶するアドレスリストメモリ61Bが接続されている。
図3において、無線ノード装置20は、HDMIの入力ポートを備えた有線インターフェース回路22と、コンテンツ情報の記録又は他の処理を行う映像音声処理回路23と、アンテナ25に接続され、無線信号の送受信及び変復調などの処理を行う無線インターフェースとしての無線送受信回路24と、これらを制御するコントローラ21とを備える。有線インターフェース回路22は、HDMIの出力ポートをさらに備えていてもよい。また、コントローラ21は、CECメッセージの送受信を制御するCECコントローラ21Aを備え、CECコントローラ21Aには、システム内の各装置の論理アドレスと、無線区間を介した伝送のために必要な情報とを含むアドレスリストテーブルを記憶するアドレスリストメモリ21Bが接続されている。無線送受信回路24は、無線送信するデータをバッファリングし、また再送のために格納する送信データメモリ24Aを備える。
また、図3において、有線ノード装置30は、HDMIの入力ポート及び出力ポートを備えた有線インターフェース回路32と、コンテンツ情報の記録又は他の処理を行う映像音声処理回路33と、これらを制御するコントローラ31とを備える。有線インターフェース回路32の出力ポートは、HDMIケーブル81を介して無線ノード装置20の有線インターフェース回路22の入力ポートに接続され、これにより、有線ノード装置30はソース装置として動作し、無線ノード装置20はシンク装置として動作する。また、コントローラ31は、CECメッセージの送受信を制御するCECコントローラ31Aを備え、CECコントローラ31Aには、システム内の各装置の論理アドレスを含むアドレスリストテーブルを記憶するアドレスリストメモリ21Bが接続されている。
また、図3において、有線ノード装置40は、チューナ、又はDVD等の記録媒体からコンテンツ情報を読み出す映像音声再生装置42と、HDMIの出力ポートを備えた有線インターフェース回路43と、これらを制御するコントローラ41とを備える。有線インターフェース回路43の出力ポートは、HDMIケーブル82を介して無線ノード装置20の有線インターフェース回路22の入力ポートに接続され、これにより、有線ノード装置40はソース装置として動作し、無線ノード装置20はシンク装置として動作する。コントローラ41は、CECメッセージの送受信を制御するCECコントローラ41Aを備え、CECコントローラ41Aには、システム内の各装置の論理アドレスを含むアドレスリストテーブルを記憶するアドレスリストメモリ41Bが接続されている。
また、図3において、有線ノード装置70は、チューナ、又はDVD等の記録媒体からコンテンツ情報を読み出す映像音声再生装置72と、HDMIの出力ポートを備えた有線インターフェース回路73と、これらを制御するコントローラ71とを備える。有線インターフェース回路73の出力ポートは、HDMIケーブル83を介して有線ノード装置30の有線インターフェース回路32の入力ポートに接続され、これにより、有線ノード装置70はソース装置として動作し、有線ノード装置30はシンク装置として動作する。コントローラ71は、CECメッセージの送受信を制御するCECコントローラ71Aを備え、CECコントローラ71Aには、システム内の各装置の論理アドレスを含むアドレスリストテーブルを記憶するアドレスリストメモリ71Bが接続されている。
図4において、無線ノード装置50は、HDMIの入力ポート及び出力ポートを備えた有線インターフェース回路52と、チューナ、又はDVD等の記録媒体からコンテンツ情報を読み出す映像音声再生装置53と、アンテナ55に接続され、無線信号の送受信及び変復調などの処理を行う無線インターフェースとしての無線送受信回路54と、これらを制御するコントローラ51とを備える。オプションとして、有線インターフェース回路52は省略されてもよい。コントローラ51は、CECメッセージの送受信を制御するCECコントローラ51Aを備え、CECコントローラ51Aには、システム内の各装置の論理アドレスと、無線区間を介した伝送のために必要な情報とを含むアドレスリストテーブルを記憶するアドレスリストメモリ51Bが接続されている。無線送受信回路54は、無線送信するデータをバッファリングし、また再送のために格納する送信データメモリ54Aを備える。
各無線ノード装置10,20,50のCECコントローラ11A,21A,51Aはそれぞれ、主として以下のような処理を実行する。
(1)CECバスにおいて(すなわちHDMIケーブルを介して有線で)他のノード装置が接続されているか否かを確認する処理。
(2)アドレスリストメモリ11B,21B,51Bのアドレスリストテーブルへの論理アドレスの追加及び削除を行う処理。
(3)HDMIケーブルを介して有線で接続された他のノード装置からのポーリングメッセージに対して代理で応答する処理。
(4)無線ノード装置10,20,50間でアドレスリストテーブルの交換を行う処理。
無線送受信回路12,24,54は、高周波回路、ベースバンド処理回路、媒体アクセス制御回路などを含むが、どのような無線伝送方式を用いてもよく、本実施形態では説明を省略する。例えば、2.4GHz帯や5GHz帯の電波を用いたIEEE802.11で規定された無線伝送方式を利用することやミリ波帯の電波を用いた無線伝送方式を利用することが可能である。
以下、図3の無線ノード装置20のCECコントローラ21Aによって実行される処理について、図5乃至図8のフローチャートを用いて説明する。
図5は、無線ノード装置20のCECコントローラ21Aによって実行されるノード装置接続検出処理を示すフローチャートである。この処理は、無線ノード装置20に有線接続された他のノード装置を検出するために実行される。図5のステップS1において、CECコントローラ21Aは、有線インターフェース回路22を介してレポート・フィジカル・アドレス(Report Physical Address)メッセージを受信する。ここで、レポート・フィジカル・アドレスメッセージは、HDMIで規定されているメッセージであり、あるノード装置の物理アドレスと論理アドレスとの関連付けを他のノード装置に通知するときに使用される(非特許文献1を参照)。ステップS1においてレポート・フィジカル・アドレスメッセージが受信されたとき、次いでステップS2において、アドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルを参照して、受信されたレポート・フィジカル・アドレスメッセージの送信元論理アドレスがアドレスリストテーブルにすでに格納されているか否かを判断し、NOのときはステップS3に進み、YESのときは処理を終了する。ステップS3において、CECコントローラ21Aは、レポート・フィジカル・アドレスメッセージの送信元論理アドレスに設定されている論理アドレスをアドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルに追加するとともに、その論理アドレスに対応するノード装置の項目のフラグを1にセットする。このフラグは、アドレスリストテーブル上の各ノード装置が、当該無線ノード装置20に有線接続されている(フラグ値=1)か、無線区間を介して接続されている(フラグ値=0)かを示すためのものである。ここで、無線ノード装置20自体のフラグ値=1であり、図5の処理に先立って、無線ノード装置20自体の論理アドレスを、フラグ値=1とともにアドレスリストテーブルに格納しておく。
CECコントローラ21Aは、次いでステップS4において、無線区間を介する伝送を行うための識別子としての無線アドレスを、無線ノード装置10のアドレス管理コントローラ11Cから取得する。無線ノード装置10のアドレス管理コントローラ11Cは、無線通信システム内のすべてのノード装置(有線・無線を問わず)に無線区間を介した伝送を行うための無線アドレスを割り当てるアドレス管理処理を実行する。ここで、割り当てられる無線アドレスは、例えば、MACアドレス、もしくはMACアドレスよりもビット数が少なく装置を一意に識別するためのデバイスIDなどであるが、各ノード装置を一意に識別できるものであればどのようなものであってもよい。アドレス管理処理では、各ノード装置が無線通信システムへの加入時にアドレス管理コントローラ11Cとの認証処理を行い、認証処理完了後に無線アドレスが各ノード装置に割り当てられる。本実施形態では、無線ノード装置20のCECコントローラ21Aが、無線ノード装置20のための無線アドレスをアドレス管理コントローラ11Cから取得するとともに、図5のステップS4において、当該無線ノード装置20に有線接続された有線ノード装置10の代理としてアドレス管理コントローラ11Cとの認証処理を実行し、有線ノード装置10のための無線アドレスをアドレス管理コントローラ11Cから取得して、これらの無線アドレスをアドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルに識別子として格納しておく。
図9は、アドレスリストメモリ21B内のアドレスリストテーブルのフォーマットの一例を示す図である。図9において、識別子フィールド101は、無線区間を介して各ノード装置を識別するために使用される無線アドレスを格納するフィールドであり、論理アドレスフィールド102は、レポート・フィジカル・アドレスメッセージの送信元論理アドレスに設定されている論理アドレスが格納されるフィールドであり、フラグフィールド103は、アドレスリストテーブル上の各ノード装置が無線ノード装置20に有線接続されているか否かを示すためのフラグを格納するフィールドである。アドレスリストテーブルは、本実施形態で挙げた以外のフィールドを含んでいてもよい。また、同様の効果を示すものであれば、異なるフォーマットを用いてもよい。
CECコントローラ21Aは、ステップS3及びS4の実行後、ステップS5において、アドレスリストテーブルの内容(全体、又はその変更部分)を含むリスト交換メッセージを、無線送受信回路24を介して他の無線ノード装置10,50に送信する。
図10は、リスト交換メッセージのフォーマットの一例を示す図である。図10において、機器数フィールド201は論理アドレスについての変更(すなわち追加又は削除)のあったノード装置の個数がセットされるフィールドであり、Aビットフィールド202a〜202nは論理アドレスの追加を示すフィールドであり、Dビットフィールド203a〜203nは論理アドレスの削除を示すフィールドであり、アドレスフィールド204a〜204nは削除もしくは追加される論理アドレスを示すフィールドであり、識別子フィールド205a〜205nは各アドレスフィールド204a〜204nに格納されている論理アドレスに対応付けられた識別子(無線アドレス)を示すフィールドである。これらのフィールドに格納される値は、図5のステップS3におけるアドレスの追加及び/又は図6の処理によるアドレスの削除(後述)により生じたアドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルの変更部分に基づいて決定される。リスト交換メッセージ内に含まれるノード装置の項目(Aビットフィールド、Dビットフィールド、アドレスフィールド及び識別子フィールドからなる組)の個数は、機器数フィールド201にセットされた数と同じだけになる。また、リスト交換メッセージには、これらのフィールド以外にMACヘッダなどが付加されるが、説明の簡単化のために省略する。
図11は、リスト交換メッセージのフォーマットの他の一例を示す図である。図11において、このフォーマットは、変更のあった論理アドレスだけではなく、アドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルに格納されたすべての論理アドレスと、それに対応する識別子とを交換する際に利用される。従って、機器数フィールド201には、アドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルに含まれる論理アドレスの個数がセットされ、アドレスフィールド204a〜204n及び識別子フィールド205a〜205nには、アドレスリストテーブル内のすべての論理アドレス及び対応する識別子が含まれる。これらのフィールドに格納される値は、図5のステップS3におけるアドレスの追加及び/又は図6の処理によるアドレスの削除(後述)により生じたアドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルの全体に基づいて決定される。リスト交換メッセージのフォーマットとしては、同様の効果を示すものであれば、図10及び図11に示すものとは異なるフォーマットを用いてもよい。
CECコントローラ21Aは、有線インターフェース回路22を介してノード装置からレポート・フィジカル・アドレスメッセージが受信される毎に、図5のステップS1乃至S5の処理を繰り返す。
図6は、無線ノード装置20のCECコントローラ21Aによって実行される、ノード装置の接続確認のためのポーリング処理を示すフローチャートである。この処理は、アドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルにおいて管理されている無線ノード装置20に有線接続されているはずのノード装置が、実際に存在しているか否かを確認するために実行される。図6のステップS11において、無線ノード装置20のCECコントローラ21Aは、アドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルを参照し、フラグ値=1である(すなわち、無線ノード装置20に有線接続されている)ノード装置の論理アドレスを抽出し、次いでステップS12において、この抽出された論理アドレスを宛先として、有線インターフェース回路22を介して、接続確認のためにポーリンクメッセージを送信する。その後、ステップS13において、CECコントローラ21Aは、有線インターフェース回路22において、ポーリングメッセージに対するACKが検出されたか否かを判断し、YESのときはステップS15に進み、NOのときはステップS14に進む。
ポーリングメッセージを送信してから所定の時間内にACKが受信されなかったとき(ステップS13がNOのとき)は、CECコントローラ21Aは、アドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルから、そのポーリングメッセージの宛先論理アドレスに対応するノード装置の項目を削除する。一方、ポーリングメッセージを送信してから所定の時間内にACK検出通知が入力されたとき(ステップS13がYESのとき)は、CECコントローラ21Aは、ステップS15において、無線ノード装置20のアドレスリストメモリ21Bにおいて当該CECコントローラ21Aが管理する論理アドレスのうち、フラグ値=1であるノード装置に対応するすべての論理アドレスに対してポーリングが完了したか否かを判断する。ステップS15がNOのときはステップS11に戻り、アドレスリストテーブルに含まれるフラグ値=1である他のノード装置(ただし、無線ノード装置20自体は除く。)に対応する論理アドレスに対して同様の動作を行う。一方、ステップS15がYESのときはステップS16に進み、図5のステップS5と同様に、無線送受信回路24を介して他の無線ノード装置10,50にリスト交換メッセージを送信し、処理を終了する。図6のポーリング処理は、所定時間の周期で繰り返し実行される。
図7は、無線ノード装置20のCECコントローラ21Aによって実行されるアドレスリストテーブル更新処理を示すフローチャートである。無線通信システムにおける他の無線ノード装置10,50もまた、無線ノード装置20と同様に図5及び図6の処理を実行し、これにより、無線ノード装置10は、当該無線ノード装置10自体の情報と、無線ノード装置10に有線接続された有線ノード装置60の情報とを、アドレスリストメモリ11Bのアドレスリストテーブルに格納し、無線ノード装置50は、当該無線ノード装置50自体の情報と、無線ノード装置50に有線接続されたノード装置(図1乃至図4に示す例では0個)の情報とを、アドレスリストメモリ51Bのアドレスリストテーブルに格納している。各無線ノード装置10,20,50は、図5のステップS5、図6のステップS16、及び図7の処理において、アドレスリストテーブル内の情報をそれぞれ交換する。
図7のステップS21において、無線ノード装置20のCECコントローラ21Aは、無線送受信回路24を介して、無線ノード装置10又は50からのリスト交換メッセージを受信したとき、次いでステップS22において、受信されたリスト交換メッセージに基づいて、アドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルを更新し、処理を終了する。リスト交換メッセージが例えば図10に示すフォーマットを有する場合、ステップS22において、CECコントローラ21Aは、リスト交換メッセージのAビットフィールド202a〜202nが「1」であるノード装置に対応する論理アドレス及び識別子の値を、リスト交換メッセージからアドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルに追加し、さらに、追加された項目のフラグ値を「0」にセットする。さらに、CECコントローラ21Aは、リスト交換メッセージのDビットフィールド203a〜203nが「1」であるノード装置に対応する論理アドレス、識別子及びフラグを、アドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルから削除する。リスト交換メッセージが図11に示すフォーマットを有する場合にも、CECコントローラ21Aは、リスト交換メッセージの内容に基づいてアドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルを更新する。
これにより、各無線ノード装置10,20,50はそれぞれ、無線通信システム内のすべてのノード装置に係る論理アドレス及び識別子を、そのアドレスリストテーブルに格納することができる。また、各無線ノード装置10,20,50は、アドレスリストテーブルのフラグ値を参照することにより、各ノード装置が当該無線ノード装置に有線接続されているか、それとも無線区間を介して接続されているかを区別することができる。また、当然ながら、各有線ノード装置30,40,60,70のアドレスリストテーブルは、識別子フィールド及びフラグフィールドを持たない。
図8は、無線ノード装置20のCECコントローラ21Aによって実行される代理応答処理を示すフローチャートである。この代理応答は、無線通信システムにおけるいずれかのノード装置が論理アドレス割り当てのためのポーリングメッセージを送信したとき、そのポーリングメッセージの宛先論理アドレスが無線区間を介して接続された他のノード装置によってすでに使用されているときに実行される処理である。
図8のステップS31において、無線ノード装置20のCECコントローラ21Aは、有線インターフェース回路22を介してポーリングメッセージを受信すると、アドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルを参照し、ステップS32において、受信されたポーリングメッセージの宛先論理アドレスがアドレスリストテーブルに格納されているか否かを判断し、YESのときはステップS33に進み、NOのときは処理を終了する。ステップS33において、CECコントローラ21Aはさらに、アドレスリストテーブルにおいて、受信されたポーリングメッセージの宛先論理アドレスに一致する論理アドレスを含む項目のフラグ値が「1」であるか否かを判断し、YESのときは処理を終了し、NOのときはステップS34に進む。ステップS33がYESのときは、無線ノード装置20に有線接続されたいずれかのノード装置がACKを送信するので、無線ノード装置20による代理応答は必要がない。一方、ステップS33がNOのときは、ポーリングメッセージに含まれていた宛先論理アドレスが、無線区間を介して接続された他のノード装置によってすでに使用されているので、ステップS34において、無線ノード装置20のCECコントローラ21Aは、その論理アドレスを使用しているノード装置に代わって、有線インターフェース回路22を介してポーリングメッセージの送信元のノード装置にACKを送信し、処理を終了する。
以上説明したように、無線ノード装置20のCECコントローラ21Aは、アドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルにおけるフラグの値を用いて、代理応答するか否かを判断する。アドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルは、無線通信システム内の各ノード装置についての情報(識別子、論理アドレス、フラグ)を記憶し、特に、各ノード装置が有線インターフェース回路22を介して有線接続されているか、それとも無線区間を介して接続されているかを区別するためのフラグを記憶したことを特徴とする。有線接続されたノード装置の欄は「フラグ=1」のフォーマットになり、一方、図2の処理により取得される、無線区間を介して接続されたノード装置の欄では「フラグ=0」になる。CECコントローラ21Aは、有線インターフェース回路22で受信されたポーリングメッセージの宛先が「フラグ=1」のノード装置であるときは代理応答せず、「フラグ=0」であるときは代理応答する。これにより、本実施形態の無線ノード装置20のCECコントローラ21Aは、有線インターフェース回路22からポーリングメッセージを受信したときにアドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルに基づいて上記ポーリングメッセージの宛先論理アドレスを判断し、上記ポーリングメッセージの宛先論理アドレスが無線区間を介して接続されたノード装置の論理アドレスである場合、上記受信したポーリングメッセージに対するACKを有線インターフェース回路22から送信することを特徴とする。従って、本実施形態の無線通信システムによれば、HDMI規格に準拠した複数のノード装置が無線区間を介して接続される場合においても、各々のノード装置に重複なく論理アドレスを割り当てることが可能となり、CECメッセージを用いてノード装置間の制御を行うことができ、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
以下、図12乃至図14を参照し、図1の無線通信システムの動作の一例について説明する。
無線ノード装置10の電源がONになったとき、無線ノード装置10のCECコントローラ11Aは、当該無線ノード装置10のための論理アドレス及びフラグ値=1をアドレスリストメモリ11Bのアドレスリストテーブルに追加し、無線ノード装置10のための無線アドレスをアドレス管理コントローラ11Cから取得して、識別子としてアドレスリストテーブルに追加する。例えば、無線ノード装置10がTVの場合は、論理アドレスとして「0」がアドレスリストテーブルに追加される。次に、無線ノード装置10は、HDMIケーブル84を介して有線接続されている有線ノード装置60からポーリングメッセージを受信する。例えば、有線ノード装置60がDVDプレーヤである場合、ポーリングメッセージの宛先論理アドレスに「4」がセットされる。このとき、無線ノード装置10のアドレスリストメモリ11Bのアドレスリストテーブルは、ポーリングメッセージに含まれる宛先論理アドレス「4」を含んでいないので、無線ノード装置10はACKを返信しない。これにより、有線ノード装置60は、ポーリングメッセージの宛先論理アドレスに格納した論理アドレスを、当該有線ノード装置60自体の論理アドレスとして使用することを決定する。
続いて、有線ノード装置60は無線ノード装置10にレポート・フィジカル・アドレスメッセージを送信する(図12のステップS41)。無線ノード装置10のCECコントローラ11Aは、レポート・フィジカル・アドレスメッセージを受信したとき、送信元の論理アドレス(すなわち、有線ノード装置60の論理アドレス)をアドレスリストメモリ11Bのアドレスリストテーブルに追加するとともに、その論理アドレスに対応するノード装置の項目のフラグを1にセットする。それと同時に、無線ノード装置10のCECコントローラ11Aは、有線ノード装置60のための無線アドレスをアドレス管理コントローラ11Cから取得して、識別子としてアドレスリストテーブルに追加する。
その後、無線ノード装置10は無線ノード装置20との無線通信を開始する(図12のステップS42)。無線ノード装置10,20間の無線接続が確立した後、無線ノード装置10は、無線ノード装置20にリスト交換メッセージを送信する。リスト交換メッセージ(図10を参照)は、無線ノード装置10の論理アドレス及び有線ノード装置60の論理アドレスと、それらに関連付けられた識別子とが含まれ、さらに、それぞれのAビットには1がセットされる。
無線ノード装置20のCECコントローラ21Aは、リスト交換メッセージを受信したとき、各論理アドレス及び識別子に対応するAビットが1にセットされているので、リスト交換メッセージに含まれる論理アドレス及び識別子をアドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルに追加する。その後、無線ノード装置20のCECコントローラ21Aは、当該無線ノード装置20自体の論理アドレスを決定する。無線ノード装置20のCECコントローラ21Aは、論理アドレスを決定する際においては、アドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルに含まれていない論理アドレスを当該無線ノード装置20自体の論理アドレスとして用いる。無線ノード装置20のCECコントローラ21Aは、当該無線ノード装置20自体の論理アドレスを決定した後、アドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルにその論理アドレスを追加する。CECコントローラ21Aはさらに、追加した論理アドレスに対応するフラグを1にセットするとともに、無線ノード装置20のための無線アドレスを無線ノード装置10のアドレス管理コントローラ11Cから取得して、識別子としてアドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルに追加する。この後、無線ノード装置20のCECコントローラ21Aは、無線ノード装置20の論理アドレス及び識別子を含み、それに対応するAビットが1にセットされたリスト交換メッセージを、無線ノード装置10に送信する。無線ノード装置10のCECコントローラ11Aは、無線ノード装置20からリスト交換メッセージを受信したとき、Aビットに1がセットされているので、リスト交換メッセージに含まれる無線ノード装置20の論理アドレス及びそれに関連付けられている識別子を、アドレスリストメモリ11Bのアドレスリストテーブルに追加するとともに、対応するフラグ値=0をセットする。
次に、無線ノード装置20は、HDMIケーブル81を介して有線接続されている有線ノード装置30からポーリングメッセージを受信する。ポーリングメッセージに含まれる宛先論理アドレスが、無線ノード装置10,20及び有線ノード装置60のいずれの論理アドレスとも異なる場合、無線ノード装置20はACKを返信しない。これにより、有線ノード装置30は、無線ノード装置20に送信したポーリングメッセージの宛先論理アドレスに格納されていた論理アドレスを、当該有線ノード装置30自体のアドレスとして使用することを決定する。
その後、無線ノード装置20は、有線接続されている有線ノード装置30からレポート・フィジカル・アドレスメッセージを受信する(図13のステップS43)。無線ノード装置20のCECコントローラ21Aは、このレポート・フィジカル・アドレスメッセージを受信したとき、送信元の論理アドレス(すなわち、有線ノード装置30の論理アドレス)をアドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルに追加する。CECコントローラ21Aはさらに、追加された論理アドレスに対応するフラグを1にセットするとともに、無線ノード装置30のための無線アドレスを無線ノード装置10のアドレス管理コントローラ11Cから取得して、識別子としてアドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルに追加する。これにより、無線ノード装置20のCECコントローラ21Aは、有線ノード装置30の論理アドレス及びそれに関連付けられた識別子を含み、それに対応するAビットが1にセットされたリスト交換メッセージを、無線ノード装置10に送信する(図13のステップS44)。無線ノード装置10のCECコントローラ11Aは、無線ノード装置20からリスト交換メッセージを受信したとき、Aビットが1にセットされているので、リスト交換メッセージに含まれる有線ノード装置30の論理アドレス及びそれに関連付けられた識別子を、アドレスリストメモリ11Bのアドレスリストテーブルに追加するとともに、対応するフラグ値=0をセットする。続いて、無線ノード装置20は、有線接続されている有線ノード装置40,70とに対して同様の動作を実行し、アドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルに有線ノード装置40,70についての情報を追加し、さらにリスト交換メッセージを無線ノード装置10に送信する。
その後、無線ノード装置10は、無線ノード装置50との無線通信を開始する。無線接続が確立した後、無線ノード装置10は無線ノード装置50にリスト交換メッセージを送信する(図13のステップS45)。このリスト交換メッセージは、無線ノード装置10,20及び有線ノード装置30,40,60,70の論理アドレスと、それらに関連付けられた識別子とを含み、それぞれのAビットには1がセットされている。
無線ノード装置50は、リスト交換メッセージを受信したとき、各論理アドレスに対応するAビットが1にセットされているので、リスト交換メッセージに含まれる論理アドレス及びそれに関連付けられた識別子をアドレスリストメモリ51Bのアドレスリストテーブルに追加するとともに、対応するフラグ値=0をセットする。その後、無線ノード装置50のCECコントローラ51Aは、当該無線ノード装置50自体の論理アドレスを決定する。無線ノード装置20のCECコントローラ21Aは、論理アドレスを決定する際においては、アドレスリストメモリ51Bのアドレスリストテーブルに含まれていない論理アドレスを当該無線ノード装置50自体の論理アドレスとして用いる。無線ノード装置50のCECコントローラ51Aは、当該無線ノード装置50自体の論理アドレスを決定した後、アドレスリストメモリ51Bのアドレスリストテーブルにその論理アドレスを追加する。CECコントローラ51Aはさらに、追加された論理アドレスに対応するフラグを1にセットするとともに、無線ノード装置50のための無線アドレスを無線ノード装置10のアドレス管理コントローラ11Cから取得して、識別子としてアドレスリストメモリ51Bのアドレスリストテーブルに追加する。この後、無線ノード装置50は、無線ノード装置50の論理アドレス及び識別子を含み、それに対応するAビットが1にセットされたリスト交換メッセージを、無線ノード装置10に送信する。無線ノード装置10のCECコントローラ11Aは、無線ノード装置50からリスト交換メッセージを受信したとき、Aビットに1がセットされているので、リスト交換メッセージに含まれる無線ノード装置50の論理アドレス及びそれに関連付けられている識別子を、アドレスリストメモリ11Bのアドレスリストテーブルに追加するとともに、対応するフラグ値=0をセットする。無線ノード装置50は、無線ノード装置10に送信すると同時に、無線ノード装置20にもリスト交換メッセージを送信する。リスト交換メッセージは、無線ノード装置50から無線ノード装置20に直接に送信されてもよいし、無線ノード装置10が無線ノード装置20に送信してもよい。
無線ノード装置10,20は、それらのアドレスリストテーブルにおいてフラグ値=1を有するノード装置(当該無線ノード装置10,20自体を除く)の論理アドレスに対して、定期的にポーリングメッセージを出力する(図6を参照)。すなわち、無線ノード装置10は、アドレスリストメモリ11Bのアドレスリストテーブルにおいてフラグ値=1を有する有線ノード装置60に対してポーリングメッセージを出力し、無線ノード装置20は、アドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルにおいてフラグ値=1を有する有線ノード装置30,40,70に対してポーリングメッセージを出力する。
ここでは、一例として、有線ノード装置30が無線ノード装置20から切断された場合について説明する。無線ノード装置20が有線ノード装置30に対するポーリングメッセージを出力したとき、有線ノード装置30は存在しないので、ACKが返信されない(図14のステップS46)。これにより、無線ノード装置20は有線ノード装置30が切断されたと判断し、アドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルから、有線ノード装置30に対応する論理アドレス、識別子及びフラグを削除する。この後、無線ノード装置20は、有線ノード装置30の論理アドレス及び識別子を含み、それに対応するDビットが1にセットされたリスト交換メッセージを、無線ノード装置10に送信する(図14のステップS47)。
無線ノード装置10のCECコントローラ11Aは、このリスト交換メッセージを受信したとき、Dビットが1にセットされているので、リスト交換メッセージに含まれる論理アドレス及び識別子に対応するノード装置の項目(識別子、論理アドレス、及びフラグ)をアドレスリストメモリ11Bのアドレスリストテーブルから削除する。無線ノード装置20は、無線ノード装置10に送信すると同時に、無線ノード装置50にもリスト交換メッセージを送信する。これにより、同様に、無線ノード装置50のアドレスリストメモリ51Bのアドレスリストテーブルから、リスト交換メッセージに含まれる論理アドレス及び識別子に対応するノード装置の項目(識別子、論理アドレス、及びフラグ)が削除される。リスト交換メッセージは、無線ノード装置20から無線ノード装置50に直接に送信されてもよいし、無線ノード装置10が無線ノード装置50に送信してもよい(図14のステップS48)。
なお、無線ノード装置20のCECコントローラ21Aは、無線通信システム内の各ノード装置の物理アドレスを管理することにより、有線ノード装置30が切断されたことを検出したときに、有線ノード装置30よりも下の階層に接続されている有線ノード装置70も切断されたと判断することもできる。
なお、ポーリングメッセージを複数回送信し、ACKが一度も返信されないときに切断されたと判断してもよい。また、各無線ノード装置10,20,50は、定期的にすべての論理アドレスに対してポーリングメッセージを順番に出力してもよい。
第2の実施形態.
以下、本発明に係る第2の実施形態について説明する。本実施形態は、第1の実施形態の構成に加えて、無線ノード装置20のCECコントローラ21Aが、有線インターフェース回路22において検出されるHDMIの5V信号に基づき、無線ノード装置20に有線接続された他のノード装置の切断を検出することを特徴とする。アドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルはさらに物理アドレスのフィールドを含み、5V信号と物理アドレスに基づいてアドレスリストテーブルから論理アドレスの削除を行う。第1の実施形態と同様である点は説明を省略する。
図15は、本発明の第2の実施形態に係る、図3の無線ノード装置20のCECコントローラ21Aによって実行されるノード装置切断検出処理を示すフローチャートである。図15のステップS51で、無線ノード装置20のCECコントローラ21Aは、有線インターフェース回路22において、有線接続されたいずれかのノード装置(ソース装置)からの5V信号の入力が停止したことを検出する。次いでステップS52において、CECコントローラ21Aは、有線インターフェース回路22において5V信号の入力が停止した入力ポートに接続されていたノード装置に割り当てられていた物理アドレスに対応付けられた識別子、論理アドレス及びフラグを、当該物理アドレスとともに、アドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルから削除する。また、同様に、CECコントローラ21Aは、5V信号の入力が停止した入力ポートに接続されていたノード装置に割り当てられた物理アドレスよりも下の階層の物理アドレスに対応付けられた識別子、論理アドレス及びフラグを、当該物理アドレスとともに、アドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルから削除する。次いでステップS53において、CECコントローラ21Aは、削除後のアドレスリストテーブルの状態を反映したリスト交換メッセージを、無線送受信回路24を介して他の無線ノード装置10,50に送信する。
図16は、本発明の第2の実施形態に係る、図3の無線ノード装置20のアドレスリストメモリ21Bに格納されているアドレスリストテーブルのフォーマットの一例を示す図である。図16において、識別子フィールド101、論理アドレスフィールド102及びフラグフィールド103は図9の場合と同様であり、物理アドレス104は、ノード装置の接続状況に従って割り当てられるアドレスである。
第2の実施形態において、図5の処理は、ステップS1で受信されたレポート・フィジカル・アドレスメッセージに含まれる物理アドレスを、ステップS3においてアドレスリストメモリ21Bのアドレスリストテーブルにさらに追加するように変更される。
変形例.
本発明に係る実施形態の無線通信システムは、図1乃至図4に示した構成に限定されず、さらに他の有線ノード装置及び/又は無線ノード装置を備えていてもよい。例えば、無線ノード装置10,20及び有線ノード装置30等の有線インターフェースに他のソース装置がさらに接続されていてもよく、また、無線インターフェースを介して他のソース装置がさらに接続されていてもよい。
また、無線ノード装置10,20,50は、映像音声処理回路13,23,53を持たず、既存の従来技術の有線ノード装置に接続される無線アダプタ装置として構成されてもよい。
なお、アドレス管理処理は、無線通信システムにおける複数の無線ノード装置のうちのいずれか1つが実行すればよい。従って、無線ノード装置10に代わって無線ノード装置20,50のいずれかがアドレス管理コントローラを備えていてもよく、また、無線ノード装置10,20,50のそれぞれがアドレス管理コントローラを備え、そのうち1つがアドレス管理処理を実行してもよい。
以上説明した実施形態においては、メッセージフォーマット及びテーブルフォーマットの一例を示したが、同様の効果を示すものであれば、異なるフォーマットを用いてもよい。
本発明に係る論理アドレス割り当て方法及び無線通信装置は、複数の機器間で無線を用いて映像伝送を行う無線通信装置等として有用である。
本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムの構成の一例を示すブロック図である。 図1の無線ノード装置10及び有線ノード装置60の詳細構成を示すブロック図である。 図1の無線ノード装置20及び有線ノード装置30,40,70の詳細構成を示すブロック図である。 図1の無線ノード装置50の詳細構成を示すブロック図である。 図3の無線ノード装置20のCECコントローラ21Aによって実行されるノード装置接続検出処理を示すフローチャートである。 図3の無線ノード装置20のCECコントローラ21Aによって実行される、ノード装置の接続確認のためのポーリング処理を示すフローチャートである。 図3の無線ノード装置20のCECコントローラ21Aによって実行されるアドレスリストテーブル更新処理を示すフローチャートである。 図3の無線ノード装置20のCECコントローラ21Aによって実行される代理応答処理を示すフローチャートである。 図3の無線ノード装置20のアドレスリストメモリ21Bに格納されているアドレスリストテーブル1のフォーマットの一例を示す図である。 図5乃至図7のリスト交換メッセージのフォーマットの一例を示す図である。 図5乃至図7のリスト交換メッセージのフォーマットの他の一例を示す図である。 図1の無線通信システムの動作の一例における第1の部分を示すブロック図である。 図1の無線通信システムの動作の一例における第2の部分を示すブロック図である。 図1の無線通信システムの動作の一例における第3の部分を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る、図3の無線ノード装置20のCECコントローラ21Aによって実行されるノード装置切断検出処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る、図3の無線ノード装置20のアドレスリストメモリ21Bに格納されているアドレスリストテーブルのフォーマットの一例を示す図である。
符号の説明
10,20,50…無線ノード装置、
30,40,60,70…有線ノード装置、
11,21,31,41,51,61,71…コントローラ、
11A,21A,31A,41A,51A,61A,71A…CECコントローラ、
11B,21B,31B,41B,51B,61B,71B…アドレスリストメモリ、
11C…アドレス管理コントローラ、
12,24,54…無線送受信回路、
12A,24A,54A…送信データメモリ、
13,23,33…映像音声処理回路、
14,22,32,43,52,63,73…有線インターフェース回路
15…ディスプレイ、
16…スピーカ、
17,25,55…アンテナ、
42,53,62,72…映像音声再生装置、
81,82,83,84…HDMIケーブル、
101…識別子フィールド、
102…論理アドレスフィールド、
103…フラグフィールド、
104…物理アドレスフィールド、
201…機器数フィールド、
202a〜202n…Aビット、
302a〜303n…Dビット、
204a〜204n…アドレスフィールド、
205a〜205n…識別子フィールド。

Claims (32)

  1. HDMIにおけるCECメッセージを送受信し、少なくとも2つの無線通信装置を含む複数のノード装置を備えた無線通信システムの論理アドレス割り当て方法であって、上記少なくとも2つの無線通信装置は、有線インターフェース、無線インターフェース及びアドレスリスト記憶手段をそれぞれ備え、
    上記割り当て方法は、
    上記各無線通信装置において、上記有線インターフェースを介して接続されたノード装置の論理アドレスと、上記無線インターフェースを介して接続されたノード装置の論理アドレスと、上記接続されたノード装置が当該無線通信装置に有線インターフェースを介して接続されているか否かを示すフラグとを、当該無線通信装置のアドレスリスト記憶手段に格納するステップと、
    上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにその有線インターフェースを介して接続された第1のノード装置において、所定の宛先論理アドレスを含むCECのポーリングメッセージを送信するステップと、
    上記第1のノード装置に接続された無線通信装置において、上記有線インターフェースから上記ポーリングメッセージを受信したときに上記アドレスリスト記憶手段の内容に基づいて上記ポーリングメッセージの宛先論理アドレスを判断し、上記ポーリングメッセージの宛先論理アドレスが上記無線インターフェースを介して接続された第2のノード装置の論理アドレスである場合、上記受信したポーリングメッセージに対するACK信号を上記有線インターフェースから送信するステップと
    上記第1のノード装置において、上記第1のノード装置に接続された無線通信装置からの上記ACK信号又は上記第1及び第2のノード装置以外の他のノード装置からのACK信号を受信しなかったとき、上記送信したポーリングメッセージの宛先論理アドレスを上記第1のノード装置自体の論理アドレスとして決定し、これにより上記無線通信システム内で一意的な論理アドレスを決定するステップとを含むことを特徴とする論理アドレス割り当て方法。
  2. 上記格納するステップは、上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにおいて、
    上記有線インターフェースに接続されたノード装置の論理アドレスをアドレスリスト記憶手段に追加するステップと、
    上記有線インターフェースを介して当該無線通信装置に接続され、上記アドレスリスト記憶手段に論理アドレスが格納されているノード装置に対する定期的な接続確認を行うステップと、
    上記接続確認の結果、当該無線通信装置から切断されたと判断したノード装置の論理アドレスを上記アドレスリスト記憶手段から削除するステップとを含むことを特徴とする請求項1記載の論理アドレス割り当て方法。
  3. 上記定期的な接続確認を行うステップは、ポーリングメッセージを用いて接続確認を行うことを特徴とする請求項2記載の論理アドレス割り当て方法。
  4. 上記アドレスリスト記憶手段は、当該アドレスリスト記憶手段に格納された論理アドレスに対応するノード装置の物理アドレスをさらに含むことを特徴とする請求項記載の論理アドレス割り当て方法。
  5. 上記格納するステップは、上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにおいて、
    上記有線インターフェースを介して接続されているノード装置が切断されたとき、上記アドレスリスト記憶手段の物理アドレスを参照し、当該ノード装置より下位の階層に接続されている下位のノード装置が存在する場合には、当該下位のノード装置も切断されたと判断するステップと、
    当該無線通信装置から切断されたと判断したノード装置の論理アドレスを上記アドレスリスト記憶手段から削除するステップとを含むことを特徴とする請求項記載の論理アドレス割り当て方法。
  6. 上記無線通信システムは、上記各ノード装置のための無線アドレスを管理するアドレス管理手段をさらに備え、
    上記格納するステップは、上記有線インターフェースを介して上記無線通信装置に接続されたノード装置のための無線アドレスを上記アドレス管理手段から取得し、当該ノード装置の論理アドレスと関連付けて上記アドレスリスト記憶手段に格納するステップを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の論理アドレス割り当て方法。
  7. 上記有線インターフェースはHDMIの5V信号線を含み、
    上記格納するステップは、上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにおいて、
    上記有線インターフェースを介して当該無線通信装置に接続され、上記アドレスリスト記憶手段に論理アドレスが格納されているノード装置について、上記5V信号線の電圧値に基づいて当該ノード装置が当該無線通信装置から切断されたか否かを判断するステップと、
    当該無線通信装置から切断されたと判断したノード装置の論理アドレスを上記アドレスリスト記憶手段から削除するステップとを含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の論理アドレス割り当て方法。
  8. 上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにおいて特定のメッセージを受信したとき、受信したメッセージに含まれる送信元論理アドレスを当該無線通信装置のアドレスリスト記憶手段に追加するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1乃至7のうちのいずれか1つに記載の論理アドレス割り当て方法。
  9. 上記特定のメッセージはレポート・フィジカル・アドレス(Report Physical Address)メッセージであることを特徴とする請求項記載の論理アドレス割り当て方法。
  10. 上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにおいて上記レポート・フィジカル・アドレス(Report Physical Address)メッセージを受信したとき、受信したメッセージに含まれる送信元論理アドレスと物理アドレスを関連付けて当該無線通信装置のアドレスリスト記憶手段に追加するステップをさらに含むことを特徴とする請求項記載の論理アドレス割り当て方法。
  11. 上記論理アドレス割り当て方法は、上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにおいて、
    上記アドレスリスト記憶手段に格納された内容が変更されたときに、上記アドレスリスト記憶手段の変更内容を示すリスト交換メッセージを上記無線インタフェースを介して他の無線通信装置に送信するステップと、
    他の無線通信装置から当該他の無線通信装置のアドレスリスト記憶手段の変更内容を示すリスト交換メッセージを受信したときに、上記受信したリスト交換メッセージに含まれる変更内容に従って、上記無線インターフェースを介して接続されたノード装置の論理アドレスを追加又は削除するステップとを含むことを特徴とする請求項1乃至10のうちのいずれか1つに記載の論理アドレス割り当て方法。
  12. 上記リスト交換メッセージは、上記アドレスリスト記憶手段の内容の少なくとも一部を含むことを特徴とする請求項11記載の論理アドレス割り当て方法。
  13. 上記各無線通信装置は、当該無線通信装置のアドレスリスト記憶手段が変更される毎に上記リスト交換メッセージを送信することを特徴とする請求項12記載の論理アドレス割り当て方法。
  14. 上記リスト交換メッセージは、上記アドレスリスト記憶手段において新たに追加又は削除された論理アドレスと、当該論理アドレスの追加又は削除を示すビットとを少なくとも含むことを特徴とする請求項12又は13記載の論理アドレス割り当て方法。
  15. 上記リスト交換メッセージは、上記アドレスリスト記憶手段に格納されたすべてのノード装置に対応する情報を含むことを特徴とする請求項12又は13記載の論理アドレス割り当て方法。
  16. 上記無線通信装置のアドレスリスト記憶手段に存在しない論理アドレスの中から当該無線通信装置自体の論理アドレスを選択するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1乃至15のうちのいずれか1つに記載の論理アドレス割り当て方法。
  17. HDMIにおけるCECメッセージを送受信し、少なくとも2つの無線通信装置を含む複数のノード装置を備えた無線通信システムにおいて論理アドレスを割り当てる無線通信装置であって、
    上記各無線通信装置は、
    有線インターフェースと、
    無線インターフェースと、
    上記有線インターフェースを介して接続されたノード装置の論理アドレスと、上記無線インターフェースを介して接続されたノード装置の論理アドレスと、上記接続されたノード装置が当該無線通信装置に有線インターフェースを介して接続されているか否かを示すフラグとを格納したアドレスリスト記憶手段と、
    上記アドレスリスト記憶手段の内容に基づいて、上記有線インターフェース及び上記無線インターフェースを用いた送受信を制御する制御手段とをそれぞれ備え、
    上記制御手段は、上記有線インターフェースを介して接続された第1のノード装置からCECのポーリングメッセージを受信したときに上記アドレスリスト記憶手段の内容に基づいて上記ポーリングメッセージの宛先論理アドレスを判断し、上記ポーリングメッセージの宛先論理アドレスが上記無線インターフェースを介して接続された第2のノード装置の論理アドレスである場合、上記受信したポーリングメッセージに対するACK信号を上記有線インターフェースから送信し、これにより、上記第1のノード装置に、当該無線通信装置からの上記ACK信号又は上記第1及び第2のノード装置以外の他のノード装置からのACK信号が返信されないときに上記ポーリングメッセージの宛先論理アドレスを上記第1のノード装置自体の論理アドレスとして決定させ、これにより上記無線通信システム内で一意的な論理アドレスを決定させることを特徴とする無線通信装置。
  18. 上記制御手段は、
    上記有線インターフェースに接続されたノード装置の論理アドレスをアドレスリスト記憶手段に追加し、
    上記有線インターフェースを介して上記無線通信装置に接続され、上記アドレスリスト記憶手段に論理アドレスが格納されているノード装置に対する定期的な接続確認を実行し、
    上記接続確認の結果、上記無線通信装置から切断されたと判断したノード装置の論理アドレスを上記アドレスリスト記憶手段から削除することを特徴とする請求項17記載の無線通信装置。
  19. 上記定期的な接続確認は、ポーリングメッセージを用いて実行されることを特徴とする請求項18記載の無線通信装置。
  20. 上記アドレスリスト記憶手段は、当該アドレスリスト記憶手段に格納された論理アドレスに対応するノード装置の物理アドレスをさらに含むことを特徴とする請求項17記載の無線通信装置。
  21. 上記制御手段は、
    上記有線インターフェースを介して接続されているノード装置が切断されたとき、上記アドレスリスト記憶手段の物理アドレスを参照し、当該ノード装置より下位の階層に接続されている下位のノード装置が存在する場合には、当該下位のノード装置も切断されたと判断し、
    上記無線通信装置から切断されたと判断したノード装置の論理アドレスを上記アドレスリスト記憶手段から削除することを特徴とする請求項20記載の無線通信装置。
  22. 上記無線通信システムは、上記各ノード装置のための無線アドレスを管理するアドレス管理手段をさらに備え、
    上記制御手段は、上記有線インターフェースを介して上記無線通信装置に接続されたノード装置のための無線アドレスを上記アドレス管理手段から取得し、当該ノード装置の論理アドレスと関連付けて上記アドレスリスト記憶手段に格納することを特徴とする請求項17乃至21のいずれか1つに記載の無線通信装置。
  23. 上記有線インターフェースはHDMIの5V信号線を含み、
    上記制御手段は、
    上記有線インターフェースを介して上記無線通信装置に接続され、上記アドレスリスト記憶手段に論理アドレスが格納されているノード装置について、上記5V信号線の電圧値に基づいて当該ノード装置が上記無線通信装置から切断されたか否かを判断し、
    上記無線通信装置から切断されたと判断したノード装置の論理アドレスを上記アドレスリスト記憶手段から削除することを特徴とする請求項17乃至22のいずれか1つに記載の無線通信装置。
  24. 上記無線通信装置において特定のメッセージを受信したとき、上記制御手段は、受信したメッセージに含まれる送信元論理アドレスを上記アドレスリスト記憶手段に追加することを特徴とする請求項17乃至23のうちのいずれか1つに記載の無線通信装置。
  25. 上記特定のメッセージはレポート・フィジカル・アドレス(Report Physical Address)メッセージであることを特徴とする請求項24記載の無線通信装置。
  26. 上記無線通信装置において上記レポート・フィジカル・アドレス(Report Physical Address)メッセージを受信したとき、上記制御手段は、受信したメッセージに含まれる送信元論理アドレスと物理アドレスを関連付けて上記アドレスリスト記憶手段に追加することを特徴とする請求項25記載の無線通信装置。
  27. 上記少なくとも2つの無線通信装置の1つにおいて、上記制御手段は、
    上記アドレスリスト記憶手段に格納された内容が変更されたときに、上記アドレスリスト記憶手段の変更内容を示すリスト交換メッセージを上記無線インタフェースを介して他の無線通信装置に送信し、
    他の無線通信装置から当該他の無線通信装置のアドレスリスト記憶手段の変更内容を示すリスト交換メッセージを受信したときに、上記受信したリスト交換メッセージに含まれる変更内容に従って、上記無線インターフェースを介して接続されたノード装置の論理アドレスを追加又は削除することを特徴とする請求項17乃至26のうちのいずれか1つに記載の無線通信装置。
  28. 上記リスト交換メッセージは、上記アドレスリスト記憶手段の内容の少なくとも一部を含むことを特徴とする請求項27記載の無線通信装置。
  29. 上記無線通信装置は、上記アドレスリスト記憶手段が変更される毎に上記リスト交換メッセージを送信することを特徴とする請求項28記載の無線通信装置。
  30. 上記リスト交換メッセージは、上記アドレスリスト記憶手段において新たに追加又は削除された論理アドレスと、当該論理アドレスの追加又は削除を示すビットとを少なくとも含むことを特徴とする請求項28又は29記載の無線通信装置。
  31. 上記リスト交換メッセージは、上記アドレスリスト記憶手段に格納されたすべてのノード装置に対応する情報を含むことを特徴とする請求項28又は29記載の無線通信装置。
  32. 上記制御手段は、上記アドレスリスト記憶手段に存在しない論理アドレスの中から上記無線通信装置自体の論理アドレスを選択することを特徴とする請求項17乃至31のうちのいずれか1つに記載の無線通信装置。
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