JP2008153827A - メッセージ送信方法及びそれを用いた無線伝送装置 - Google Patents

メッセージ送信方法及びそれを用いた無線伝送装置 Download PDF

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誠 船引
Akihiro Tatsuta
明浩 竜田
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Abstract

【課題】 複数の無線伝送装置と有線伝送装置からなる映像伝送システムにおいて、受信装置における自動入力切り替えを可能とすること。
【解決手段】 無線伝送装置が無線インタフェースから物理アドレスを含むメッセージを受信したとき、自身の物理アドレスと受信したメッセージに含まれる物理アドレスから生成した物理アドレスを含むメッセージを有線インタフェースに送信する。このメッセージを受信した伝送装置は、メッセージに含まれる物理アドレスからどの無線伝送装置から受信したメッセージであるか正しく認識することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の伝送装置間で映像及び音声データを伝送するシステムにおいて、伝送装置間に無線が介する場合においても有線ネットワークで使用されるメッセージを用いて入力切り換えなどの動作を有線により接続されているときと同様に行うことを可能としたメッセージ送信方法及びそれを用いた無線伝送装置に関するものである。
複数の伝送装置間で映像及び音声データを伝送するシステムとして、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)規格を採用したシステムが普及している(非特許文献1参照)。HDMI規格においては、各伝送装置がシステムのトポロジを認識するために物理アドレスが用いられる。HDMI規格における物理アドレスは、4ビット(16進数表記では、0〜F)を1つのブロックとし、4つのブロックで構成される。すなわち、物理アドレスは、16ビットで表され、0.0.0.0からF.F.F.Fまでの値をとる。例えば、トポロジのルートとなる装置には物理アドレスとして、0.0.0.0が割り当てられる。また、ルートの装置が複数のHDMI入力端子を持つ場合、各HDMI端子に関連付けられ、ルートの装置がサポートする映像フォーマット情報などを記憶するEDID(Extended Display Identification Data)と呼ばれる記憶領域に、そのHDMI端子に接続された伝送装置に割り当てる物理アドレスが格納される。この物理アドレスは、ルートの装置の物理アドレスとHDMI端子の番号から生成される。
図12にHDMI規格における物理アドレスの割り当て方法を示す。
図12に示すように、トポロジのルートとなるTVには、物理アドレスとして「0.0.0.0」が割り当てられる。図に示すように、TVは2つのHDMI端子を持ち、それぞれ1番、2番と番号が割り当てられているとすると、番号が1番のHDMI端子(端子1)に関連付けられたEDIDには「1.0.0.0」が格納され、端子1に接続された機器には、物理アドレス「1.0.0.0」が割り当てられる。また、番号が2番のHDMI端子(端子2)に関連付けられたEDIDには「2.0.0.0」が格納され、端子2に接続された機器には、物理アドレス「2.0.0.0」が割り当てられる。
また、図12に示すように、TVのHDMI入力端子1に接続された機器がAVアンプである場合、AVアンプには物理アドレス「1.0.0.0」が割り当てられる。さらに、AVアンプのHDMI入力端子にDVDなどが接続された場合、例えば、AVアンプのHDMI入力端子2にDVDが接続された場合、HDMI入力端子2に関連付けられたEDIDには、物理アドレス「1.2.0.0」が格納される。すなわち、AVアンプのHDMI入力端子2番に接続されたDVDには物理アドレス「1.2.0.0」が割り当てられる。このようにHDMIにおいては、TVをルートとしたツリー構造となっており、5階層まで階層的に物理アドレスが割り当てられる。
また、特許文献1には機器の入力切り換えを行うために、物理アドレスを用いて装置を識別する方法が記載されている。この方法では、ディスプレイ装置が自身に接続されている装置からその装置のベンダーID、機器アドレス、物理アドレスを取得し、メモリ部に記憶する。ディスプレイ装置は、リモコン装置からリモコンコードを受信したとき、メーカーコード及び機器コードを抽出し、それに対応するベンダーID及び機器アドレスをメモリ部から検索し、検索されたベンダーID及び機器アドレスに対応付けられている物理アドレスに接続されている装置に入力を切替える。
特開2004−208290号公報(第21頁、図17) High-Definition Multimedia Interface Specification, Version1.1, HDMI Licensing, LLC, California in U.S.A., May 20,2004
しかしながら、無線を用いたシステムにおいては、トポロジがツリー構造でないため、物理アドレスを一意に割り当てる場合には、割り当てることができないという課題を有していた。例えば、TVが2台存在する場合、それぞれのTVから割り当てられる物理アドレスが異なる可能性があるため、有線を用いたシステムと同様に、システム内で物理アドレスを唯一に割り当てることができない。このように物理アドレスが唯一に割り当てることができないため、物理アドレスを用いて入力切り替えを行うことができないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、無線を介するシステムにおいても物理アドレスを重複なく割り当てることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、第1の発明に係る無線伝送方法は、有線インタフェース及び無線インタフェースを具備する無線伝送装置の無線伝送方法において、有線装置識別子を含むメッセージを無線インタフェースから受信したとき、受信したメッセージに含まれる有線装置識別子と自身の有線装置識別子から生成した有線装置識別子を含むメッセージを生成し、有線インタフェースから送信する。
またさらに、受信したメッセージに含まれる有線装置識別子と自身の有線装置識別子とを連結した有線識別子を含むメッセージを生成する。
またさらに、上記無線インタフェースは、ミリ波を用いる。
またさらに、上記有線インタフェースは、HDMIを用いる。
またさらに、上記有線装置識別子は、HDMIで用いられる物理アドレスである。
またさらに、自身の物理アドレスの上位4ビットと受信したメッセージに含まれる物理アドレスの上位12ビットを連結した物理アドレスを含むメッセージを生成する。
またさらに、自身の物理アドレスの上位8ビットと受信したメッセージに含まれる物理アドレスの上位8ビットを連結した物理アドレスを含むメッセージを生成する。
またさらに、自身の物理アドレスが0.0.0.0の場合は、受信したメッセージに含まれる物理アドレスをそのまま含むメッセージを生成する。
本構成によって、装置間に無線が介在する場合においても、伝送装置間で物理アドレスを含むCECメッセージを伝送することが可能となり、受信側の伝送装置でトポロジどおりに割り当てられた物理アドレスを認識できるため、自動入力切り替えを行うことができる。
本発明に係る無線伝送方法及び装置によれば、無線伝送装置間で物理アドレスを含むCECメッセージを伝送することが可能となり、自動入力切り替えが可能となるなどユーザの利便性の向上を図ることができる。
以下、本発明における実施の形態1について図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明における実施の形態1である無線伝送システムのブロック図である。無線伝送システムは、無線伝送装置100、101、102と、伝送装置104、106、107を具備する。なお、本実施の形態においては、無線伝送装置3台と伝送装置3台の場合について説明するが、本発明は、無線伝送装置100、101、102、伝送装置103、104、105と同様の構成を有する無線伝送装置及び伝送装置を複数備えている場合においても適用可能なものである。
図1において、無線伝送装置100は無線インタフェース及び有線インタフェースを具備し、無線インタフェースから映像データ及び音声データを受信し、受信した映像データ及び音声データを有線インタフェースから送信する無線伝送装置、無線伝送装置102は無線インタフェースを具備し、無線インタフェースから映像データ及び音声データを受信する無線伝送装置である。
無線伝送装置101は有線インタフェース及び無線インタフェースを具備し、有線インタフェースにおいて受信した映像データ及び音声データを無線インタフェースから送信する無線伝送装置である。無線伝送装置101は無線伝送装置100、無線伝送装置102に映像データ及び音声データを送信する。無線伝送装置101から無線伝送装置100及び無線伝送装置102への映像及び音声データの伝送は、異なる無線周波数帯を用いて伝送される、もしくは異なる時間に伝送される。
伝送装置104、伝送装置107は有線インタフェースを具備し、有線インタフェースから映像データ及び音声データを送信する伝送装置である。伝送装置104は無線伝送装置101と、伝送装置107は有線伝送装置106と有線インタフェースを介して接続されている。伝送装置106は有線インタフェースを具備し、有線インタフェースから映像データ及び音声データを受信する伝送装置である。伝送装置106は無線伝送装置100、有線伝送装置107と有線インタフェースで接続されている。例えば、有線インタフェースとしては、HDMIを用いる。
図2は、本発明の実施形態に係る無線伝送装置101の構成を示す図である。
無線伝送手段201は電波の送受信及び変復調などの無線伝送処理を行う手段である。
無線伝送手段201は、アンテナ、高周波回路、ベースバンド処理回路などを含むが、どのような無線伝送方式を用いてもよく、本実施形態では説明を省略する。例えば、高速データ伝送にはミリ波帯の電波を用いた無線伝送方式を利用することが考えられる。
媒体アクセス制御手段202は無線伝送におけるアクセス制御を行う手段であり、無線周波数帯域もしくは時間を予約し、予約した無線周波数帯域もしくは時間内に映像音声データを送受信する媒体アクセス制御を行う。データ処理手段203は映像データや音声データの変換処理などを行う手段であり、上位レイヤ処理手段204は上位レイヤにおける処理を行う手段であり、有線装置識別子生成手段205は有線伝送手段を用いてデータ伝送を行うときに用いる装置識別子を割り当てる手段である。媒体アクセス制御手段202.データ処理手段203、上位レイヤ処理手段204、有線装置識別子生成手段205は、ソフトウェアで実現されても、ハードウェア(専用回路)で実現されてもよい。ソフトウェアで実現される場合は、ROM等の記録媒体に記録されている。
有線装置識別子記憶手段206は有線装置識別子生成手段205によって生成された装置識別子を記憶する手段であり、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
有線伝送手段207は有線伝送処理を行う手段である。有線伝送手段207は、映像信号及び音声信号の符号化、復号化、多重化などの処理を行う。例えば、有線伝送手段207としては、HDMIが用いられる。
無線伝送装置101としては、有線伝送と無線伝送の相互変換を行う変換アダプタや、無線機能を持つアンプなどがある。
図3は、本発明の実施の形態1に係る無線伝送装置100の構成を示す図である。
無線伝送手段301は電波の送受信及び変復調などの無線伝送処理を行う手段である。無線伝送手段301は、アンテナ、高周波回路、ベースバンド処理回路などを含むが、どのような無線伝送方式を用いてもよく、本実施形態では説明を省略する。例えば、高速データ伝送にはミリ波帯の電波を用いた無線伝送方式を利用することが考えられる。
媒体アクセス制御手段302は無線伝送におけるアクセス制御を行う手段であり、無線周波数帯域もしくは時間を予約し、予約した無線周波数帯域もしくは時間内に映像音声データを送受信する媒体アクセス制御を行う。データ処理手段303は映像データや音声データの変換処理などを行う手段であり、上位レイヤ処理手段304は上位レイヤにおける処理を行う手段である。媒体アクセス制御手段302、データ処理手段303、上位レイヤ処理手段304は、ソフトウェアで実現されても、ハードウェア(専用回路)で実現されてもよい。ソフトウェアで実現される場合は、ROM等の記録媒体に記録されている。
有線伝送手段305は有線伝送処理を行う手段である。有線伝送手段305は、映像信号及び音声信号の符号化、復号化、多重化などの処理を行う。例えば、有線伝送手段305としては、HDMIが用いられる。
無線伝送装置100としては、有線伝送と無線伝送の相互変換を行う変換アダプタがある。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る無線伝送装置102の構成を示す図である。
無線伝送手段401は電波の送受信及び変復調などの無線伝送処理を行う手段である。無線伝送手段401は、アンテナ、高周波回路、ベースバンド処理回路などを含むが、どのような無線伝送方式を用いてもよく、本実施形態では説明を省略する。例えば、高速データ伝送にはミリ波帯の電波を用いた無線伝送方式を利用することが考えられる。
媒体アクセス制御手段402は無線伝送におけるアクセス制御を行う手段であり、無線周波数帯域もしくは時間を予約し、予約した無線周波数帯域もしくは時間内に映像音声データを送受信する媒体アクセス制御を行う。データ処理手段403は映像データや音声データの変換処理などを行う手段であり、上位レイヤ処理手段404は上位レイヤにおける処理を行う手段であり、映像表示手段405は映像を表示する手段であり、音声出力手段406は音声を出力する手段である。媒体アクセス制御手段402、データ処理手段403、上位レイヤ処理手段404、映像表示手段405、音声出力手段406は、ソフトウェアで実現されても、ハードウェア(専用回路)で実現されてもよい。ソフトウェアで実現される場合は、ROM等の記録媒体に記録されている。また、映像表示手段405、音声出力手段406は、無線伝送手段自身に表示出力しても、外部にデータを出力して、映像表示、音声出力させてもよい。
無線伝送装置102としては、無線機能を備えたTVやパーソナルコンピュータ等の、画像、音声が出力可能な装置である。なお、無線伝送装置100は、映像表示手段、音声表示手段の片方のみを備えた装置でもよく、映像表示機能のみを持つモニター、プロジェクターや、音声出力機能のみを持つスピーカなどでもよい。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る伝送装置106の構成を示す図である。図5において、有線伝送手段501は有線伝送処理を行う手段であり、データ処理手段502は映像データや音声データの変換処理などを行う手段であり、上位レイヤ処理手段503は上位レイヤにおける処理を行う手段であり、映像表示手段504は映像を表示する手段であり、音声出力手段505は音声を出力する手段である。
有線伝送手段501は、映像信号及び音声信号の符号化、復号化、多重化などの処理を行う。例えば、有線伝送手段501としては、HDMIが用いられる。
データ処理手段502、上位レイヤ処理手段503、映像表示手段504、音声出力手段505は、ソフトウェアで実現されても、ハードウェア(専用回路)で実現されてもよい。ソフトウェアで実現される場合は、ROM等の記録媒体に記録されている。また、映像表示手段504、音声出力手段505は、無線伝送手段自身に表示出力しても、外部にデータを出力して、映像表示、音声出力させてもよい。
伝送装置106としては、TVやパーソナルコンピュータ、アンプなどがある。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る伝送装置104及び伝送装置107の構成を示す図である。図6において、有線伝送手段601は有線伝送処理を行う手段であり、データ処理手段602は映像データや音声データの変換処理などを行う手段であり、上位レイヤ処理手段603は上位レイヤにおける処理を行う手段であり、映像音声再生手段604は映像データ及び音声データを出力する手段である。なお、映像音声再生手段604は、映像のみ、音声のみを再生する手段であっても構わない。また、有線伝送手段601は、映像信号、音声信号及び制御信号の符号化、復号化、多重化などの処理を行う。例えば、有線伝送手段601としては、HDMIが用いられる。
上位レイヤ処理手段603、データ処理手段602、映像音声再生手段604は、ソフトウェアで実現されても、ハードウェア(専用回路)で実現されてもよい。ソフトウェアで実現される場合は、ROM等の記録媒体に記録されている。また、伝送装置104、伝送装置107は、DVD、STB、ビデオプレーヤ等の画像、音声が出力可能な装置であり、音声のみを再生するCDプレーヤ、MDプレーヤ、MP3(MPEG1 Layer−3 Audio)プレーヤ等でもよい。
図1において、無線伝送装置101から無線伝送装置100及び無線伝送装置102に対して映像データ及び音声データ伝送が可能である。
本発明に係る実施形態1における処理について、以下、図面を用いて説明する。
図7は、本発明に係る無線伝送装置101の媒体アクセス制御手段202における無線装置識別子取得シーケンスの一例を示す図である。無線伝送装置101は、無線ネットワークに加入するとき、管理装置に対して、認証要求メッセージを送信する(ステップS701)。管理装置は、図1に図示していないが、無線ネットワーク全体の無線伝送装置の加入、離脱を管理する装置である。管理装置は、認証要求メッセージを受信したとき、無線ネットワークで用いる無線装置識別子を含む認証応答メッセージを認証要求メッセージの送信元の無線伝送装置101に送信する(S702)。ここで、管理装置は無線装置識別子の使用状況を管理しており、無線装置識別子が無線ネットワーク内で唯一の値をとるように各無線伝送装置に割り当てる。無線伝送装置101は管理装置から認証応答メッセージを受信したとき、認証応答メッセージに含まれる無線装置識別子を自身の装置識別子として用いる。無線伝送装置100、102においても同様にして無線装置識別子を取得する。また、有線装置識別子が無線伝送装置101及び102に割り当てられる。
以下、本実施の形態では、図8に示すように、有線装置識別子が無線伝送装置100、101及び102に重複なく割り当てられたものとして説明する。また、本実施の形態においては、有線伝送手段は、HDMIであり、有線装置識別子として、1フィールド4ビットの4フィールドで構成された物理アドレスを用いるとする。
図8において、無線伝送装置100、101、102の上段は管理装置から割り当てられた無線装置識別子、下段は物理アドレスとする。図8に示すように、本実施の形態においては、無線伝送装置100には無線装置識別子0と物理アドレス「1.1.0.0」、無線伝送装置101には無線装置識別子10と物理アドレス「9.A.0.0」、無線伝送装置102には無線装置識別子11と物理アドレス「0.0.0.0」、伝送装置104には物理アドレス「9.A.1.0」、伝送装置106には物理アドレス「1.0.0.0」、伝送装置107には物理アドレス「1.2.0.0」が割り当てられ、各自自身の物理アドレスを有線装置識別子記憶手段または、内部の記憶装置(図示せず)に格納している。図8に示すように、
また、無線伝送装置100、101、102は、自身に割り当てられた無線装置識別子及び有線装置識別子をそれぞれメッセージに含めてブロードキャストすることにより、他の無線伝送装置に自身の無線装置識別子及び有線装置識別子を通知する。従って、各無線伝送装置は、自身及び他の無線伝送装置の無線装置識別子及び有線装置識別子を把握している。
図9に無線伝送装置100が自身に接続されている装置を管理するためのポート番号と有線装置識別子の対応表を示す。無線伝送装置100は有線伝送手段305から受信したメッセージに含まれる有線装置識別子より、受信したメッセージがどのポートに接続された伝送装置から送信されたメッセージかを判定することができる。
図10に無線伝送装置100、101、102が内部に記憶しているシステム内の無線伝送装置の無線装置識別子と物理アドレスの対応表を示す。各無線伝送装置は、図10の対応表より受信したメッセージを送信してきた無線伝送装置を特定することができる。
無線伝送装置100が物理アドレスを含むメッセージを受信したときの上位レイヤ処理手段304の処理について述べる。図11は、上位レイヤ処理手段304における処理の一例を示すフローチャートである。
本実施の形態では、伝送装置104から物理アドレス「9.A.1.0」を含むメッセージが送信された場合について説明する。
伝送装置104は有線装置識別子記憶手段605に記憶している自身に割り当てられた有線装置識別子「9.A.1.0」を含むメッセージを、有線伝送手段601を介して無線伝送装置101に出力する。無線伝送装置101は伝送装置104から送信されたメッセージを、有線伝送手段207、上位レイヤ処理手段204を介して受信する。その後、無線伝送装置101は受信した物理アドレス「9.A.1.0」を含むメッセージを媒体アクセス制御手段202、無線伝送手段201を介して送信する。
無線伝送装置100は無線伝送手段301を介して、物理アドレス「9.A.1.0」を含むメッセージを受信したとき、媒体アクセス制御手段302を介して、上位レイヤ処理手段304に受信したメッセージを渡す。上位レイヤ処理手段304は媒体アクセス制御手段302からメッセージ受信通知を検出したとき(ステップS901)、そのメッセージに物理アドレスが含まれているか否かを確認する(ステップS902)。
上位レイヤ処理手段304は、受信したメッセージに物理アドレスが含まれている場合は、自身の物理アドレスと受信したメッセージに含まれる物理アドレスとを連結した物理アドレス生成し(ステップS903)、生成した物理アドレスを含むメッセージを生成する(ステップS904)。本実施の形態では、無線伝送装置100の物理アドレスが「1.1.0.0」であり、受信したメッセージに含まれる物理アドレスが「9.A.1.0」であることから、自身の物理アドレスの最初のフィールドにセットされている値「1」と受信したメッセージに含まれる最初のフィールドから3番目のフィールドにセットされている値「9.A.1」が連結され、「1.9.A.1」が生成される。なお、この連結方法は一例であり、自身の物理アドレスの値及び受信したメッセージに含まれる物理アドレスが異なっても同様の方法で物理アドレスを生成する。
ここで、無線伝送装置100の物理アドレスが上位8ビットを使用している場合、上位8ビット以降に受信したメッセージに含まれる物理アドレスを連結する。本実施の携帯では、無線伝送装置100の物理アドレスは、「1.1.0.0」であることから、受信したメッセージに含まれる物理アドレスが「9.A.0.0」とした場合、その上位8ビット「1.1」に受信したメッセージに含まれる物理アドレスの上位8ビット「9.A」を連結した物理アドレス「1.1.9.A」を生成する。
上位レイヤ処理手段304は、生成した物理アドレスを含むメッセージを送信することを指示するメッセージ送信指示を有線伝送手段305に出力する(ステップS905)。これにより伝送装置106に新しく生成した物理アドレスを含むメッセージが送信される。一方、メッセージに物理アドレスが含まれていない場合は、そのまま、メッセージを送信することを指示するメッセージ送信指示を有線伝送手段305に出力する。
物理アドレス「1.9.A.1」を含むメッセージを受信した伝送装置106は、そのメッセージが無線伝送装置100から送信されたことを、図9の対応表を参照することにより知ることが可能となる。すなわち、メッセージがHDMIで利用されるActive Sourceメッセージである場合は、そのメッセージを受信することにより、例えば、入力が伝送装置107に接続されている端子に接続されていた場合に、入力を無線伝送装置100が接続されている端子に切替えるなどの入力切り替えを実施することが可能となる。この時、無線伝送装置100は図10の対応表より、無線伝送装置101からデータが送信されたことが分かるので、無線伝送装置100からのデータを受信できるように入力を切り替える。
また、伝送装置106は物理アドレスが「1.2.0.0」を含むメッセージを受信した場合には、受信したメッセージが伝送装置107から送信されたことを図9の対応表より知ることができる。この場合は、入力を伝送装置107が接続されている端子に接続する。
これらの動作により、伝送装置106は無線伝送装置101に接続された伝送装置104からのデータと、自身と有線接続されている伝送装置107からのデータを、装置を混同することなく受信することができる。
また、無線伝送装置102が同様のメッセージを受信したときは、自身の物理アドレスが「0.0.0.0」であるので、上位レイヤ処理手段404は受信したメッセージ内の物理アドレスをそのまま処理する。
このように、本発明の実施の形態によれば、無線伝送装置と有線伝送装置が混在した無線伝送システムにおいて、各無線伝送装置、各有線伝送装置に唯一の有線装置識別子を割り当てることができる。
なお、本発明においては、有線装置識別子として、1フィールドが4ビットで、4つのフィールドで構成されるHDMIの物理アドレスを用いたが、これに限定するものではない。
また、本発明においては、無線伝送装置101には1台の伝送装置が接続されているが、2台以上の伝送装置が接続されていても、同様の方法で物理アドレスを生成できる。また、伝送装置106には1台の無線伝送装置と1台の有線伝送装置が接続されているが、複数台の無線伝送装置及び有線伝送装置が接続されていても、図9の対応表を用いることにより、入力切り替えが可能となる。
本発明に係る無線接続方法及び装置は、無線を用いて装置間の接続を自動的に行うことを可能とする効果を有し、装置間で映像及び音声伝送を行う無線伝送装置等として有用である。
本発明における無線伝送システムの構成を示す図 本発明の実施の形態1に係る無線伝送装置101の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る無線伝送装置100の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る無線伝送装置102の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る伝送装置106の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る伝送装置104及び107の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る無線伝送装置間のシーケンスを示す図 本発明の実施の形態1における無線装置識別子、物理アドレスの割り当ての一例を示す図 伝送装置106が管理するポート番号と有線装置識別子の対応表を示す図 無線伝送装置が管理する無線装置識別子と物理アドレスの対応表を示す図 本発明の実施の形態1に係る有線装置識別子生成処理を示すフローチャート 従来の物理アドレス割り当て方法を示した図
符号の説明
100、101、102 無線伝送装置
104、106、107 伝送装置
201、301、401 無線伝送手段
202、302、402 媒体アクセス制御手段
203、303、403、502、602 データ処理手段
204、304、404、503、603 上位レイヤ処理手段
205 有線装置識別子生成手段
206、605 有線装置識別子記憶手段
207、305、501、601 有線伝送手段
405、504 映像出力手段
406、505 音声出力手段
604 映像音声再生手段

Claims (16)

  1. 無線を用いてデータの送受信を行う無線伝送手段と、
    有線装置識別子を含むメッセージを無線伝送手段から受信したとき、受信したメッセージに含まれる有線装置識別子と自身の有線装置識別子から新しい有線装置識別子を生成する上位レイヤ処理手段と、
    上記生成した有線装置識別子を含むメッセージを有線により送信する有線伝送手段とを
    具備することを特徴とする無線伝送装置。
  2. 上記有線装置識別子生成手段は、受信したメッセージに含まれる有線装置識別子と自身の有線装置識別子とを連結した有線識別子を含む新しい有線装置識別子を生成することを特徴とする請求項1記載の無線伝送装置。
  3. 上記無線伝送手段は、ミリ波を用いることを特徴とする請求項1乃至請求項2記載の無線伝送装置。
  4. 上記有線伝送手段は、HDMIを用いることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の無線伝送装置。
  5. 上記有線装置識別子は、HDMIで用いられる物理アドレスであることを特徴とする請求項4記載の無線伝送装置。
  6. 上記有線装置識別子生成手段は、自身の物理アドレスの上位4ビットと受信したメッセージに含まれる物理アドレスの上位12ビットを連結した新しい物理アドレスを生成することを特徴とする請求項5記載の無線伝送装置。
  7. 上記有線装置識別子生成手段は、自身の物理アドレスの上位8ビットと受信したメッセージに含まれる物理アドレスの上位8ビットを連結した新しい物理アドレスを生成することを特徴とする請求項5記載の無線伝送装置。
  8. 上記有線識別子生成手段は、自身の物理アドレスが0.0.0.0の場合は、受信したメッセージに含まれる物理アドレスをそのまま含む新しい物理アドレスとすることを特徴とする請求項5記載の無線伝送装置。
  9. 有線インタフェース及び無線インタフェースを具備する無線伝送装置の無線伝送方法において、
    有線装置識別子を含むメッセージを無線インタフェースから受信したとき、受信したメッセージに含まれる有線装置識別子と自身の有線装置識別子から生成した有線装置識別子を含むメッセージを生成し、有線インタフェースから送信することを特徴とする無線伝送方法。
  10. 受信したメッセージに含まれる有線装置識別子と自身の有線装置識別子とを連結した有線識別子を含むメッセージを生成することを特徴とする請求項9記載の無線伝送方法。
  11. 上記無線インタフェースは、ミリ波を用いることを特徴とする請求項9乃至請求項10記載の無線伝送方法。
  12. 上記有線インタフェースは、HDMIを用いることを特徴とする請求項9乃至請求項11記載の無線伝送方法。
  13. 上記有線装置識別子は、HDMIで用いられる物理アドレスであることを特徴とする請求項12記載の無線伝送方法。
  14. 自身の物理アドレスの上位4ビットと受信したメッセージに含まれる物理アドレスの上位12ビットを連結した物理アドレスを含むメッセージを生成することを特徴とする請求項13記載の無線伝送方法。
  15. 自身の物理アドレスの上位8ビットと受信したメッセージに含まれる物理アドレスの上位8ビットを連結した物理アドレスを含むメッセージを生成することを特徴とする請求項13記載の無線伝送方法。
  16. 自身の物理アドレスが0.0.0.0の場合は、受信したメッセージに含まれる物理アドレスをそのまま含むメッセージを生成することを特徴とする請求項13記載の無線伝送方法。
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