次に、本発明の一実施の形態よる表示装置について、IEEE1394インタフェースを備えたテレビジョン受像機を例に、図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施の形態によるテレビジョン受像機が接続された無線AV伝送システムの説明図である。
図1に示した無線AV伝送システム1では、それぞれIEEE1394インタフェースを有するテレビジョン受像機10,第1のAV機器21,第1の通信機31が、第1のIEEE1394バス41を介して接続され、第1の1394ネットワーク51が形成されている。また、それぞれIEEE1394インタフェースを有する第2のAV機器22,第3のAV機器23,第2の通信機32が、第2のIEEE1394バス42を介して接続され、第2の1394ネットワーク52が形成されている。
第1の1394ネットワーク51における第1の通信機31と第2の1394ネットワーク52における第2の通信機32との間は、例えばワイヤレス1394,1394over802.11等といったIEEE1394以外の通信規格による無線通信区間61を介して相互通信可能に接続されている。図1に示した無線AV伝送システム1の場合では、第1の通信機31と第2の通信機32との間は、IEEE802.11によって無線通信接続されている。
このように、IEEE1394インタフェースを有する1394機器同士10・21・31(22・23・32)がIEEE1394バス41(42)を介して接続された1394ネットワーク51(52)では、接続機器の増減時、バスリセット発生時等に、コンフィグレーションプロセスが起動され、バスの初期化、ツリーの識別、自己認識が行われ、各1394機器にノードIDが割り当てられる。これらの処理は通常、各機器のIEEE1394インタフェースに設けられたPHYチップ(Physical Layer Chip )が行い、ネットワーク内で、通常、各機器10・21・31(22・23・32)に対して1つのノードIDが割り当てられる。
図1の例では、第1の1394ネットワーク51上では、上述したコンフィグレーションプロセスの起動によって、テレビジョン受像機10にはノード0、第1のAV機器21にはノード1、第1の通信機31にはノード2がそれぞれ設定され、第2の1394ネットワーク52上では、上述したコンフィグレーションプロセスの起動によって、第2の通信機32にはノード0,第2のAV機器22にはノード1,第3のAV機器23にはノード2がそれぞれ設定されている状態を示している。
これに対し、各1394機器10,21,31,22,23,32には、ノードIDとは別に、全世界で一意に存在する64ビットのGUID(Global Unique Identifier)が割り当てられている。通常、GUIDは、ノード毎に必ず存在するConfiguration ROM(以下、ConfigROMと省略する。)に記憶されている。
図1の例では、各機器10,21,31,22,23,32には1つのConfigROMが存在し、このConfigROMの中には各機器自身のGUIDや、機器名,メーカ名等の機器情報が予め格納されている。
なお、以下では、図1に示したテレビジョン受像機10のGUIDは0xxxxx10、第1のAV機器21のGUIDは0xxxxx21、第1の通信機31のGUIDは0xxxxx31であり、第2のAV機器22のGUIDは0xxxxx22、第3のAV機器23のGUIDは0xxxxx23、第2の通信機32のGUIDは0xxxxx32であるものとして説明する。
次に、図1に示した無線AV伝送システム1において、互いに接続された第1の通信機31及び第2の通信機32が、それぞれ相手方通信機が接続されている第2の1394ネットワーク52上のAV機器22・23又は第1の1394ネットワーク51上のAV機器21を、自身が接続されている第1の1394ネットワーク51又は第2の1394ネットワーク52上にエミュレートを行う構成について説明する。
まず、図1に示した第1の通信機31及び第2の通信機32の一実施例について、第1の通信機31により説明する。なお、第2の通信機32については、その構成は第1の通信機31と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
図2は、図1に示した無線AV伝送システムにおいて、本発明の一実施の形態によるテレビジョン受像機が接続されている第1の1394ネットワークの構成図である。
図2において、第1の通信機31は、無線I/F部301,プロトコル変換部302,無線機器情報送受信部303,管理制御部304,内部機器情報記憶部305,外部機器情報記憶部306,1394機器情報送受信部307,及び1394I/F部308を備えて構成されている。
無線I/F部301は、IEEE802.11規格による無線伝送におけるネゴシエーション等のPHYレベルの基本機能を備え、無線伝送のプロトコルに従ったパケットを無線通信区間61を介して送・受信する機能を有する。
プロトコル変換部302は、無線I/F部301からAsynchronousパケット(以下、Asyncパケットと略称する)と同等のパケットを包括する無線パケットを受信し、その受信した無線パケットをIEEE1394バス上で伝送可能なAsyncパケットに変換し、1394I/F部308に供給する。
このとき、プロトコル変換部302に備えられたGUID−Node変換部は、GUIDで示された無線パケットの送信先や送信元を、後述する内部機器情報記憶部305及び外部機器情報記憶部306に記憶されている管理テーブルを参照して、第1の1394ネットワーク51のノードIDによる送信先や送信元に変換する。
また、プロトコル変換部302は、1394I/F部308からAsyncパケットを受信し、その受信したAsyncパケットを当該Asyncパケットと同等のパケットを包括した無線パケットに変換し、無線I/F部301に供給する。
このとき、プロトコル変換部302に備えられたNode−GUID変換部は、ノードIDで示されたAsyncパケットの送信先や送信元を、後述の内部機器情報記憶部305及び外部機器情報記憶部306に記憶されている管理テーブルを参照して、GUIDによる送信先と送信元に変換する。
1394I/F部308は、PHYチップの機能を備えており、第1のIEEE1394バス41を介して接続された1394機器のテレビジョン受像機10又は第1のAV機器21との間で、IEEE1394通信方式に従ったAsyncパケットの送受信を行い、例えば、リピート、ケーブルの状態認識、バスの初期化、アービトレーション(arbitration)を実行する。
内部機器情報記憶部305は、第1の通信機31が接続されている第1の1394ネットワーク51の第1のIEEE1394バス41上に存在する第1の通信機31自身も含めた1394機器のトポロジー構成、すなわち第1の通信機31,テレビジョン受像機10,第1のAV機器21のトポロジー構成と、各1394機器31,10,21の管理テーブルとを記憶する。各管理テーブルには、対応する1394機器31,10,21のConfigROM等の情報が蓄積される構成になっている。
外部機器情報記憶部306は、図1に示した無線AV伝送システム1の場合、第1の通信機31と通信可能な第2の通信機32が設けられた外部の第2の1394ネットワーク52における第2の1394バス42上に、第1の通信機31と通信可能な第2の通信機32を介して存在する第2のAV機器22,第3のAV機器23のトポロジー構成と、各1394機器22,23の管理テーブルとを記憶する。各管理テーブルには、対応する1394機器22,23のConfigROM等の情報が蓄積される構成になっている。
ここで、内部機器情報記憶部305及び外部機器情報記憶部306それぞれに設けられる管理テーブルの一実施例について、図3を基に説明する。
図3は、第1の1394ネットワークに接続されている第1の通信機の外部機器情報記憶部及び内部機器情報記憶部に備えられた管理テーブルの説明図である。
管理テーブル320は、内部機器情報記憶部305又は外部機器情報記憶部306に記憶された1394機器毎に対応させて設けられている。各管理テーブル320は、機器情報が有効なものであるか又は無効なものであるかを示すバリッドフラグ321、当該管理テーブルが1394機器をエミュレートしているものであるか否かを示すエミュレートフラグ322、当該管理テーブルが設けられている内部機器情報記憶部305及び外部機器情報記憶部306を備えた通信機が接続されている1394ネットワーク上での1394機器それぞれのノードIDを記憶するノードID領域323、当該管理テーブルに対応する1394機器のGUIDをはじめとしたConfigROMの中の機器名,メーカ名等といった機器情報が記憶されるGUID領域324、プラグレジスタのアドレスと値を登録するためのレジスタ領域325を有する。
なお、管理テーブル320に配置する情報は、図3に示した例に限定されるものではなく、例えば、Config ROM以外のデータを配置することも可能である。
無線機器情報送受信部303は、無線I/F部301を介して受信した無線伝送のプロトコルに従ったパケットから機器構成の変化通知や機器構成情報の提供要求を受信し、管理制御部304に供給する。
また、無線機器情報送受信部303は、管理制御部304から供給される指示に基づいて、機器構成の変化通知や機器構成情報の提供要求を無線I/F部301を介して送信出力する。
また、無線機器情報送受信部303は、無線I/F部301を介して受信した無線伝送のプロトコルに従ったパケットから、先に自身から送信した機器構成情報の提供要求に応答した機器構成情報データを受信し、管理制御部304に供給する。
また、無線機器情報送受信部303は、外部から受信した機器構成情報の提供要求に応答して管理制御部304によって生成され供給される機器構成情報データを、無線I/F部301を介して無線伝送のプロトコルに従ったパケットでその提供要求の送信元に送信出力する。
1394機器情報送受信部307は、1394I/F部308を介して受信したAsyncパケットからテレビジョン受像機10からの第1の通信機31がエミュレートしている1394機器(図1の場合、第2のAV機器22,第3のAV機器23)のエミュレート機器情報の提供要求を受信し、管理制御部304に供給する。
1394機器情報送受信部307は、先に受信したテレビジョン受像機10からのエミュレート機器情報の提供要求に応答して管理制御部304から供給されるエミュレートしている機器の機器構成情報データを1394I/F部308に供給し、1394I/F部308を介してAsyncパケットによりテレビジョン受像機10に送信出力する。
管理制御部304は、上述した第1の通信機31の各部を作動制御する。
次に、第1の1394ネットワーク51における第1のIEEE1394バス41上に接続されたテレビジョン受像機10の構成について説明する。
図2において、テレビジョン受像機10は、1394I/F部101、AV情報受信部102、GUI(Graphical User Interface)画面合成部103、出力表示部104、機器情報送受信部105、管理制御部106、接続機器情報記憶部107、付設されたリモコン操作器110の操作信号を受信するリモコン受信部108を備えて構成されている。
1394I/F部101は、PHYチップの機能を備えており、第1のIEEE1394バス41を介して接続された第1の通信機31及び第1のAV機器21との間で、IEEE1394通信方式に従ったAsyncパケットの送受信を行い、例えば、リピート、ケーブルの状態認識、バスの初期化、アービトレーションを実行する。
AV情報受信部102は、受信したAsyncパケットから映像情報,音声情報,又はこれらの組み合わせからなるAV情報を受信し、これを復号・復調したAVデータをGUI画面合成部103に供給する。
GUI画面合成部103は、第1の1394ネットワーク51に実際又は仮想的に接続されているAV機器21,22,23の何れかに対して、ユーザがテレビジョン受像機10側から操作を行う場合等の際に用いられるGUI(Graphical User Interface)データを蓄積又は生成し、これら蓄積又は生成されたGUIデータを、管理制御部106からの指示に基づいてAV情報受信部102から供給されるAVデータに合成し、このGUIデータを合成したAVデータを出力表示部104に供給出力する。
出力表示部104は、例えばECD(Electro Chromic Display),ELD(Electro Luminescence Display)等といった表示部やその駆動部等を有し、GUI画面合成部103から供給されるGUIデータが必要に応じて合成されているAVデータを、駆動部を介して表示部から表示出力する構成になっている。
機器情報送受信部105は、管理制御部106から供給される指示に基づき機器情報の提供要求を1394I/F部101を介して第1の通信機31宛にAsyncパケットで送信出力するとともに、管理制御部106から供給されるリモコン操作器110の操作に対応したAV/C(Audio / Video Compatibility)コマンドを1394I/F部101を介して該当する実際又は仮想的に接続された1394機器21,22,23宛にAsyncパケットで送信出力する。
また、機器情報送受信部105は、1394I/F部101を介して受信したAsyncパケットから、先に送信した機器情報の提供要求に応答した第1の通信機31から送信されるエミュレートしている1394機器22,23の機器構成情報データや、1394I/F部101を介して実際に接続されている1394機器21,31の機器構成情報データを受信して、管理制御部106に供給する。
接続機器情報記憶部107は、テレビジョン受像機10に第1の1394ネットワーク51を介して実際に接続されている1394機器21,31の機器情報、並びに仮想的に接続されている1394機器22,23の機器情報等が記憶される。
リモコン受信部108は、リモコン操作器110からIrDA(Infrared Data Association)等の通信規格に基づいて発信される操作信号を受信し、これを管理制御部106に供給する。
管理制御部106は、上述したテレビジョン受像機10の各部を作動制御する。
次に、第1の通信機31及び第2の通信機32に接続された1394機器に関して、第1の通信機31が、第1のIEEE1394バス41及び第2のIEEE1394バス42上の全ての機器10,21,31,32,22,23を認識する処理のシーケンスを、図4に基づいて説明する。
図4は、第1の通信機による機器認識と機器情報を内部及び外部機器情報記憶部の管理テーブルに登録するシーケンスを示す図である。
まず、図1における第1のIEEE1394バス41において、実際に接続されている1394機器の増減等に起因して、バスリセットが発生した場合を例に説明する。
さらに具体的には、第1のIEEE1394バス41へのテレビジョン受像機10の新たな接続によって、第1の1394ネットワーク51上において実際に接続されている1394機器の増加により、第1のIEEE1394バス41にバスリセットが発生した場合を例に説明する。
また、これに伴い、今回の第1のIEEE1394バス41でのバスリセット前には、第1の通信機31の内部機器情報記憶部305は、第1のIEEE1394バス41に対して第1の通信機31及び第1のAV機器21が接続されているトポロジー構成と、第1の通信機31及び第1のAV機器21それぞれの管理テーブルが記憶されている状態になっているものとする。
また、第1の通信機31の外部機器情報記憶部306は、第2のIEEE1394バス42に対して、第1の通信機31と無線通信可能に接続された第2の通信機32を除いた、第2のAV機器22及び第3のAV機器23がそれぞれ接続されているトポロジー構成と、第2のAV機器22及び第3のAV機器23それぞれの管理テーブルが記憶されている状態になっているものとする。
そして、第1の通信機31の内部機器情報記憶部306における第1の通信機31の管理テーブルのノードIDには1が、第1のAV機器21の管理テーブルのノードIDには0が設定され、外部機器情報記憶部306における第2のAV機器22の管理テーブルのノードIDには2が、第3のAV機器23の管理テーブルのノードIDには3が設定されている場合を想定する。
以下では、このような状況において、第1のIEEE1394バス41に対するテレビジョン受像機10の新たな接続によってバスリセットが発生した場合に関して、第1の通信機31が、第1のIEEE1394バス41上、及び無線接続されている第2の通信機32が接続されている第2のIEEE1394バス42上の1394機器を認識する制御構成について説明する。
第1のIEEE1394バス41に対するテレビジョン受像機10の新たな接続によって第1のIEEE1394バス41でバスリセットが発生すると(図4、ステップS11)、第1のIEEE1394バス41上の各1394機器10,21,31の1394I/F部101,308,…それぞれに備えられたIEEE1394PHYの間でバスの初期化動作が実行され、各1394機器10,21,31に、第1のIEEE1394バス41上におけるノードが新たに割り当てられる(図4、ステップS12)。
本例では、テレビジョン受像機10にはノード0が、第1のAV機器21にはノード1が、第1の通信機31にはノード2が、それぞれ割り当てられたものとする。
なお、第2のIEEE1394バス42上では、今回のバスリセット以前に、第2の通信機32にはノード0が、第2のAV機器22にはノード1が、第3のAV機器23にはノード3が、それぞれ割り当てられているものとする。
これに基づき、第1の通信機31では、その管理制御部304は、内部機器情報記憶部306の各管理テーブルのノードIDに記憶されている最大値1(すなわち,今回バスリセット前に第1のIEEE1394バス41に実際に接続されている1394機器の機器数に対応)と、今回のバスリセットに対して1394I/F部308で実行されたバスの初期化動作によって割り当てられたノードの最大値2(すなわち,今回バスリセット時に第1のIEEE1394バス41に実際に接続されている1394機器の機器数に対応)とを比較して、実際に接続されている1394機器の増減を確認する。
そして、実際に接続されている1394機器の増減が生じている場合には、管理制御部304は、外部機器情報記憶部306の各管理テーブルのノードIDに記憶されている値を1394I/F部308で実行されたバスの初期化動作によって割り当てられたノードIDの最大値2に合わせて更新し、内部機器情報記憶部305及び外部機器情報記憶部306それぞれの各管理テーブルのノードID間で値の重複や途中抜けが無いようにする。したがって、今回の第1のIEEE1394バス41に対するテレビジョン受像機10の新たな接続によるバスリセットの場合は、管理制御部304は、外部機器情報記憶部306における第2のAV機器22の管理テーブルのノードIDを3に更新し、第3のAV機器23の管理テーブルのノードIDを4に更新する(図4、ステップS13)。
第1の通信機31では、自身を含め、第1のIEEE1394バス41上の各1394機器10,21,31のノードIDが決まると、管理制御部304は、その1394I/F部308が、自身を除く第1のIEEE1394バス41に接続されているノード0,1それぞれからConfigROMの記憶情報を、第1のIEEE1394バス41を介して順番に読み出す(図4、ステップS14)。
本例では、ノード2は第1の通信機31自身であるので除かれ、第1の通信機31は、ノード0のテレビジョン受像機10に備えられたConfigROMの記憶情報を,ノード1の第1のAV機器21に備えられたConfigROMの記憶情報を、第1のIEEE1394バス41を介して順番に読み出すことになる。この読み出したテレビジョン受像機10及び第1のAV機器21それぞれのConfig ROMの記憶情報には、通常、GUIDや機器名,メーカ名等といった機器情報が含まれている。
第1の通信機31では、1394I/F部308が自身を除く第1のIEEE1394バス41に接続されているノード0のテレビジョン受像機10,ノード1の第1のAV機器21それぞれのConfigROMの記憶情報を読み出すと、その管理制御部304が、内部機器情報記憶部306に第1のIEEE1394バス41上に存在するノード0、1、2のトポロジー構成を記憶するとともに、各ノード0、1、2に対応させた管理テーブルを登録する(図4、ステップS15)。
この場合、管理制御部304は、内部機器情報記憶部306にノード0に対応する管理テーブルを生成し、そのバリッドフラグを有効にし、エミュレートフラグをOFF状態にし、ノードIDを0に設定するとともに、GUID領域にはノード0に該当するテレビジョン受像機10のConfigROMから読み出したGUID0xxxxx10や機器名,メーカ名等といった機器情報を、レジスタ領域にはプラグレジスタのノード0に対応するアドレスと値を書き込んで登録する。
また、管理制御部304は、内部機器情報記憶部306にノード1に対応させて管理テーブルを生成し、同様にして、そのバリッドフラグを有効にし、エミュレートフラグをOFF状態にし、ノードIDを1に設定するとともに、GUID領域にはノード1に該当する第1のAV機器21のConfigROMから読み出したGUID0xxxxx21や機器名,メーカ名等といった機器情報を、レジスタ領域にはプラグレジスタのノード1に対応するアドレスと値を書き込んで登録する。
また、管理制御部304は、内部機器情報記憶部306にノード2に対応させて管理テーブルを生成し、同様にして、そのバリッドフラグを有効にし、エミュレートフラグをOFF状態にし、ノードIDを2に設定するとともに、GUID領域には第1の通信機31自身のConfigROMから読み出したGUID0xxxxx31や機器名,メーカ名等といった機器情報を、レジスタ領域にはプラグレジスタのノード2に対応するアドレスと値を書き込んで登録する。
第1の通信機31では、その管理制御部304が第1のIEEE1394バス41でバスリセットが発生した後の内部機器情報記憶部305への上述したトポロジー構成と各ノード0、1、2の管理テーブルの登録が完了すると、無線機器情報送受信部303を介して、無線I/F部301から第2の通信機32に機器構成の変化通知を送信する(図4、ステップS16)。
なお、第1のIEEE1394バス41においてバスリセットが発生したものの、内部機器情報記憶部305内に記憶されている情報が今回のバスリセット前と後とで変わりがなかった場合には、第1の通信機31は第2の通信機32に対して機器構成の変化通知を送信しないようにすることも可能である。
第1の通信機31では、この第2の通信機32に送信した機器構成の変化通知に呼応して、第2の通信機32から、機器構成情報の提供要求を含む無線伝送のプロトコルに従ったパケットを無線機器情報送受信部303が無線I/F部301を介して受信すると、その管理制御部304は次に述べる機器構成情報提供処理を行う(図4、ステップS17)。
一方、第1の通信機31から無線伝送のプロトコルに従ったパケットによる機器構成の変化通知を受信した第2の通信機32は、第1の通信機31が接続されている第1のIEEE1394バス41上の機器構成に関する情報を要求する機器構成情報の提供要求を含む無線伝送のプロトコルに従ったパケットを、第1の通信機31に対して無線送信する。
第1の通信機31では、この第2の通信機32からの機器構成情報の提供要求を無線機器情報送受信部303が無線I/F部301を介して受信すると、管理制御部304は、その内部機器情報記憶部305に記憶されている第1の通信機31を除いた1394機器(この場合、テレビジョン受像機10及び第1のAV機器21)のトポロジー構成とそれぞれの管理テーブルに登録されているGUIDや機器名,メーカ名等といった機器情報に基づく機器構成情報データを生成し、無線機器情報送受信部303は、この機器構成情報データを無線I/F部301を介して無線伝送のプロトコルに従ったパケットで、第2の通信機32に対して送信出力する(図4、ステップS18)。
一方、第1の通信機31から先に送信した機器構成情報要求に対する機器構成情報データをその無線I/F部301を介して無線機器情報送受信部303により受信した第2の通信機32は、その外部機器情報記憶部306の更新登録処理を行う。
更新登録処理を行うに当たり、第2の通信機32の管理制御部304は、この受信した機器構成情報データを基に、外部機器情報記憶部306に、第1のIEEE1394バス41に接続されているノード0のテレビジョン受像機10,ノード1の第1のAV機器21それぞれに対応させた管理テーブルを生成する(図4、ステップS19)。
この場合、管理制御部304は、外部機器情報記憶部306に第1の1394ネットワーク51におけるノード0のテレビジョン受像機10に対応する管理テーブルを生成し、そのバリッドフラグを有効にし、エミュレートフラグをON状態にし、内部機器情報記憶部305の各管理テーブルのノードIDに記憶されている最大値2(すなわち,今回バスリセット前に第2のIEEE1394バス42に実際に接続されている1394機器の機器数に対応)を考慮して、仮想ノードとしてノードIDは3に設定するとともに、GUID領域にはテレビジョン受像機10のGUID0xxxxx10や機器名,メーカ名等といった機器情報を、レジスタ領域にはプラグレジスタのノード3に対応するアドレスと値を書き込んで登録する。
また、管理制御部304は、外部機器情報記憶部306に第1の1394ネットワーク51におけるノード1の第1のAV機器21に対応する管理テーブルを生成し、そのバリッドフラグを有効にし、エミュレートフラグをON状態にし、仮想ノードとしてノードIDは4に設定変更するとともに、GUID領域には第1のAV機器21のGUID0xxxxx21や機器名,メーカ名等といった機器情報を、レジスタ領域にはプラグレジスタのノード4に対応するアドレスと値を書き込んで登録する。
その上で、第2の通信機32は、その1394機器情報送受信部307が1394I/F部308を介して第2のIEEE1394バス42にバスリセットを発生させて、今度は第2の1394ネットワーク52上に仮想的に接続されるようになった第1の1394ネットワーク51上のテレビジョン受像機10及び第1のAV機器21のノードを、第2の1394ネットワーク52上の第2のIEEE1394バス42に実際に接続されている第2のAV機器22並びに第3のAV機器23が見ることができるようにする。
無線AV伝送システム1において互いに無線接続された第1の通信機31及び第2の通信機32は、上述した如くの処理を行って、実際に接続されている1394機器の増減等によるノード変化に対応できるようになっている。
なお、上記説明では、第1のIEEE1394バス41において、実際に接続されている1394機器の増減等が起こった場合について説明したが、第2のIEEE1394バス42において、実際に接続されている1394機器の増減等が起こった場合についても、上述した第1の通信機31と第2の通信機32とのそれぞれ処理が入れ替わるだけであるので、その説明は省略する。
その上で、本実施の形態では、テレビジョン受像機10は、上述した第1の通信機31による機器認識と機器情報を内部及び外部機器情報記憶部の管理テーブルに登録するシーケンスに関連して、テレビジョン受像機10自身が接続されている第1の1394ネットワーク51の第1のIEEE1394バス41に実際又は仮想的に接続されているテレビジョン受像機10以外の1394機器21,31,22,23それぞれのGUIDや機器名,メーカ名等といった機器情報の取得を行える構成になっている。
次に、このテレビジョン受像機10による、自身と同じ1394ネットワーク51に実際又は仮想的に接続されている他の1394機器21,31,22,23それぞれの機器情報の取得処理について、図5により説明する。
図5は、本実施の形態によるテレビジョン受像機により行われる、自身と同じ1394ネットワークに実際又は仮想的に接続されている他の1394機器それぞれの機器情報の取得のためのシーケンス図(フローチャート)である。
テレビジョン受像機10は、例えば図4のステップS11に示したように、テレビジョン受像機10自身が接続されている第1の1394ネットワーク51の第1のIEEE1394バス41上で、例えば図4のステップS11に示したようなバスリセットが発生すると、その管理制御部106はこのバスリセットの発生を1394I/F部101を介して検出する(図5、ステップS11)。そして、テレビジョン受像機10は、1394I/F部101を介して、図4のステップS12,S13に示したノードの割り当てが完了すると、予め1394ネットワーク上における不特定の通信機との間で定められた特定コマンドの送信指示を機器情報送受信部105に供給し、この機器情報送受信部105は、1394I/F部101を介して、この特定コマンドが含まれたAsyncパケットを第1のIEEE1394バス41上に例えばブロードキャストで送出する(図5、ステップS21)。
そして、テレビジョン受像機10では、この特定コマンドが含まれたAsyncパケットを第1のIEEE1394バス41上に送出した後、予め定められている応答時間内にこの送出した特定コマンドに対する応答が含まれているAsyncパケットを、機器情報送受信部105が1394I/F部101を介して受信したか否かを監視する構成になっている。
この場合、テレビジョン受像機10では、その管理制御部106が、予め定められた所定時間内に機器情報送受信部105がこの特定コマンドに対する応答を1394I/F部101を介して受信しない場合は、テレビジョン受像機10が接続されている第1の1394ネットワーク51の第1のIEEE1394バス41上に、別の1394ネットワークに接続可能な通信機(第1の通信機31が相当)が接続されていないものと認識し、上述した同じ1394ネットワーク51に接続されているAV機器の機器情報の取得処理を、例えば、図4のステップS14で説明したと同様な順番読み出しによって取得し、取得したAV機器の機器情報を接続機器情報記憶部107に格納する。
一方、図1に示した無線AV伝送システム1の場合では、テレビジョン受像機10が接続されている第1の1394ネットワーク51には、第2の1394ネットワーク52の第2の通信機32と無線接続された第1の通信機31が接続されている。
このような場合、第1の通信機31では、テレビジョン受像機10から前述した特定コマンドが含まれたAsyncパケットを1394I/F部308を介して1394機器情報送受信部307が受信することになる。
そして、第1の通信機31では、その管理制御部304が、テレビジョン受像機10からの特定コマンドを1394機器情報送受信部307が受信すると、その特定コマンドに応じた形式の応答を生成し、1394機器情報送受信部307から1394I/F部308を介して、受信した当該特定コマンドの送信元のノード(すなわち、テレビジョン受像機10に割り当てられているノード0)に対して送信する。
これにより、テレビジョン受像機10は、この第1の通信機31からの特定コマンドに応じた応答が含まれているAsyncパケットを、1394I/F部101を介して機器情報送受信部105が受信することによって、その管理制御部106は、第2の1394ネットワーク52の第2の通信機32と無線接続された第1の通信機31の存在と、その該当ノード、すなわち図1の無線AV伝送システム1の場合はテレビジョン受像機10から認識できるノード2〜4の中からノード2を特定することができる(図5、ステップS22)。
そして、テレビジョン受像機10は、第1の通信機31の存在とその該当ノード(ノード2)を把握すると、その管理制御部106は、該当ノードのノード2に対して、機器情報の提供要求を含むAsyncパケットを、機器情報送受信部105から1394I/F部101を介して送信する(図5、ステップS23)。
第1の通信機31では、このテレビジョン受像機10からの機器情報の提供要求を1394機器情報送受信部307が1394I/F部308を介して受信すると、管理制御部304は、その内部機器記憶部306に記憶されている、テレビジョン受像機10と同じ第1の1394ネットワーク51上に実際に存在する1394機器(この場合、第1のAV機器21及び第1の通信機31が該当)のトポロジー構成とそれぞれの管理テーブルに登録されているGUIDや機器名,メーカ名等といった機器情報と、その外部機器記憶部306に記憶されている第1の通信機31がエミュレートしている1394機器(この場合、第2の1394ネットワーク52上の第2のAV機器22及び第3のAV機器23)のトポロジー構成とそれぞれの管理テーブルに登録されているGUIDや機器名,メーカ名等といった機器情報とに基づき、テレビジョン受像機10から見える各ノード(ノード1〜4)についての機器構成情報データを生成する。そして、1394機器情報送受信部307は、この生成された機器構成情報データを含むAsyncパケットを、1394I/F部308を介して、この要求元のノード(ノード0)のテレビジョン受像機10に対して送信する。
テレビジョン受像機10は、第1の通信機31からの機器構成情報データを機器情報送受信部105が1394I/F部101を介して受信すると、管理制御部106は、機器情報送受信部105が取得したテレビジョン受像機10から見える各ノード(ノード1〜4)についての機器情報を接続機器情報記憶部107に格納し、自身と同じ1394ネットワーク51に実際又は仮想的に接続されている他の1394機器それぞれの機器情報の取得処理を終了する(図5、ステップS24,S25)。
図6は、本実施の形態によるテレビジョン受像機が接続機器情報記憶部に取得した機器情報の説明図である。
図6に示すように、上述の処理を経て、テレビジョン受像機10は、自身と同じ1394ネットワーク51に実際又は仮想的に接続されている他の1394機器21,31,22,23それぞれの機器情報を接続機器情報記憶部107に管理テーブル120として蓄積しておくことができる。
なお、上記説明では、テレビジョン受像機10自身が存在する第1の1394ネットワーク51上の第1のIEEE1394バス41でバスリセットが起きた場合で説明したが、テレビジョン受像機10自身が存在していない第2の1394ネットワーク52上の第2のIEEE1394バス42でバスリセットが起きた場合についても、同様に対処することができる。また、テレビジョン受像機10が、自身が接続されている1394ネットワーク51上の実際又は仮想的に接続されている自身以外の1394機器31,21〜23それぞれのGUIDや機器名,メーカ名等といった機器情報を取得するタイミングは、上述したバスリセット時に限るものではなく、例えば図5のステップS21で説明した特定コマンドが含まれたAsyncパケットを定期的に送信して機器情報を取得することも可能である。
次に、本実施の形態によるテレビジョン受像機10のリモコン操作器110を操作して、テレビジョン受像機10でテレビジョン放送の受信映像以外のDVD,ビデオ等といった外部AV機器の出力映像(外部AV映像)を視聴する場合について説明する。
本実施の形態の場合、リモコン操作器110から外部AV映像への切り替え操作がユーザによってなされると、その切り替え指示がリモコン受信部108から供給されたテレビジョン受像機10の管理制御部106は、外部AV映像選択用のGUI映像の生成指示をGUI画面合成部103に供給する。管理制御部106は、このGUI映像の生成指示に基づきGUI画面合成部103が外部AV映像選択用のGUIを生成するにあたって、図6のステップS25で説明した接続機器情報記憶部107に蓄積した管理テーブル120の機器情報を随時供給し、GUI画面合成部103は、この供給された機器情報を基に外部AV映像選択用のGUIの構成内容を調整してGUIを生成する。このGUI画面合成部103による外部AV映像選択用のGUIの構成内容を調整について、出力表示部104に表示される外部AV映像選択用画面に基づいて説明する。
図7は、リモコン操作器を操作してテレビジョン受像機で視聴する外部AV映像の選択画面である。
選択画面400において、各被選択機器表示410は、接続機器情報記憶部107に蓄積されている管理テーブルの数、すなわちテレビジョン受像機10から見ることができるノードの数に応じてGUI画面合成部103によって生成調整される。
“D−VHS1”,“D−VHS1”,“D−VHS3”といった各機器名表示411、“メーカA”,“メーカB”,“メーカC”といった各メーカ名表示412、及び“機器A”,“機器B”,“機器C”といった各機器表示413は、接続機器情報記憶部107に蓄積されている対応する機器の管理テーブルにおけるGUIDや機器名,メーカ名等といった機器情報に応じてGUI画面合成部103によって生成調整される。
さらに、外部表示414は、接続機器情報記憶部107に蓄積されている対応する機器の管理テーブルにおけるエミュレートフラグのON/OFFに応じてGUI画面合成部103によって生成調整される。図示の例では、外部表示414が表示されていない“機器A”は、テレビジョン受像機10が接続されている第1の1394ネットワーク51に同じく接続されている第1のAV機器21であることを表し、外部表示414が表示されている“機器B”,“機器C”は、テレビジョン受像機10が接続されている第1の1394ネットワーク51とは通信機31,32を介して無線接続されている別の第2の1394ネットワーク52上の第2のAV機器22及び第3のAV機器23であることを表している。
したがって、本実施の形態によれば、テレビジョン受像機10の出力表示部104にOSD表示される外部AV映像選択用画面を参照しながら、ユーザがテレビジョン受像機10のリモコン操作器110を操作して視聴する外部AV映像を選択する場合であっても、単にノードの値ではなく、被選択されるAV機器の上述した機器情報を確認しがら、ユーザは所望の外部AV映像を供給可能なAV機器を確実かつ容易に選択することができる。
また、ユーザが所望の外部AV映像を供給可能なAV機器を選択した後、テレビジョン受像機10の管理制御部106は、選択したAV機器の機器又は機器名に合わせて、その後のGUI画面を準備することができ、ユーザがテレビジョン受像機10のリモコン操作器110を操作してGUI画面上で選択した操作は、管理制御部106が対応するAV/Cコマンドを生成して機器情報送受信部105から1394I/F部101を介し、このAV/Cコマンドを含むAsyncパケットが選択されたAV機器に対応するノードに送出される。この場合、例えば、選択されたAV機器がテレビジョン受像機10が接続されている第1の1394ネットワーク51とは別の第2の1394ネットワーク52に接続されている第2の1394ネットワーク52に接続されている第2のAV機器22である場合は、テレビジョン受像機10はこのAV/Cコマンドを含むAsyncパケットを次のようにして第2のAV機器22に送信する。
まず、テレビジョン受像機10からは、このAV/Cコマンドを含むAsyncパケットを、第2のAV機器22をエミュレートしている第1の通信機31に対応するノード2宛に、第1のIEEE1394バス41を介して送信する。第1の通信機31は、このノード2宛のAV/Cコマンドを含むAsyncパケットを受信し、送信元をテレビジョン受像機10のGUIDとし、送信先を第2のAV機器22のGUIDとしたこのAV/Cコマンドを含むAsyncパケットと同等のパケットを包括した無線パケットに変換し、この無線パケットを第2の通信機32に対して無線伝送のプロトコルに従って送信する。第2の通信機32は、この第1の通信機31からの無線パケットを無線伝送のプロトコルに従って受信し、この受信した、送信元をテレビジョン受像機10のGUIDとし、送信先を第2のAV機器22のGUIDとしたこのAV/Cコマンドを含むAsyncパケットと同等のパケットを包括した無線パケットを、送信元を第2の通信機32が接続されている第2の1394ネットワーク52上のテレビジョン受像機10に該当するノードとし、送信先を第2の1394ネットワーク52上の第2のAV機器22のノードとしたAV/Cコマンドを含むAsyncパケットに変換して、第2のIEEE1394バス42を介して送信する。これにより、第2のAV機器22は、この受信したAsyncパケットに含まれるAV/Cコマンドに応じて、制御作動されることになる。
したがって、以上説明した本実施の形態によるテレビジョン受像機10によれば、テレビジョン受像機10が自身が接続されている1394ネットワーク51上の実際又は仮想的に接続されている自身以外の1394機器31,21〜23それぞれのGUIDや機器名,メーカ名等といった機器情報を取得し、この取得した機器情報に基づいて、テレビジョン受像機10が外部AV映像の選択等の操作用のGUIを表示することにより、次に述べるような効果を奏する。
まず、テレビジョン受像機10自身がもともと内蔵している、機器選択(外部AV映像選択),機器操作画面を利用するため、第1の通信機31又は第2の通信機32にディスプレイや、テレビジョン受像機10に伝送するAV情報にOSDを重畳するための構成を追加しなくてもよい。
そのため、AV出力機器としてのIEEE1394インタフェースを備えたテレビジョン受像機10を1394ネットワーク51に接続するだけで、テレビジョン受像機10自身が接続された1394ネットワーク51に接続されているAV機器21や、通信機31,32を介して接続された別の1394ネットワーク52に接続されているAV機器22,23を、テレビジョン受像機10側からそのGUIを使用して作動制御することができる。
さらに、その際のGUIも、テレビジョン受像機10で選択されたAV機器21〜23の機器情報(例えば、AV機器が再生専用の記録機か、再生・録画用の記録機か等の個々のAV機器の機器情報)に合わせて調整しながら生成することができるので、その設定操作も容易になる。
また、ユーザが使用したいAV機器21〜23の設置場所を考慮することなく、同じインタフェースで機器選択、操作を行うことができる。
なお、上記説明では、IEEE1394インタフェースを備えたテレビジョン受像機を例に本発明の表示装置について説明したが、例えば、表示用モニター,パソコン,携帯電話端末装置,PDA(携帯型情報端末装置)といったIEEE1394インタフェースを備え表示手段を有したAV機器であっても、本発明は適用可能である。