JP2005204233A - デジタル放送受信装置、デジタル放送送信装置、受信方法、プログラム、記録媒体および録画再生装置 - Google Patents
デジタル放送受信装置、デジタル放送送信装置、受信方法、プログラム、記録媒体および録画再生装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】特定のCMの視聴率向上に偏ることなく、視聴者のCMの視聴頻度に応じて特典映像を見せることでCM視聴率を全体的に上げることを目的にする。
【解決手段】 本編ストリームと、CMストリームと、特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを受信し、内容を解析して、CM再生検出情報とストリーム切り替え検出情報とを抽出し、CM再生検出情報を検出すると、CMの視聴回数が記録されるCM視聴履歴を作成し、ストリーム切り替え検出情報を検出すると、視聴回数に対応して特典映像ストリームを指定する特典映像リストから当該特典映像ストリームを選択し、再生する。
【選択図】図2
【解決手段】 本編ストリームと、CMストリームと、特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを受信し、内容を解析して、CM再生検出情報とストリーム切り替え検出情報とを抽出し、CM再生検出情報を検出すると、CMの視聴回数が記録されるCM視聴履歴を作成し、ストリーム切り替え検出情報を検出すると、視聴回数に対応して特典映像ストリームを指定する特典映像リストから当該特典映像ストリームを選択し、再生する。
【選択図】図2
Description
本発明は、デジタル放送において、映像、音声、データを受信するデジタル放送受信装置、デジタル放送送信装置、受信方法、プログラム、記録媒体および録画再生装置に関する。
番組とCMが相互に放送される地上波放送局のように、視聴者から視聴料金を徴収しない放送局にとって、CM放送は大きな収入源となっている。通常、視聴率の高い番組内にCMが放送されると、CMの視聴率も高いと考えられるため、CM放送料金は視聴率が高い番組に放送される場合、高く設定され、スポンサーはゴールデンタイムや、視聴率の高い番組でのCM放送に対して高価な放送料金を支払っている。
しかし、CMは、放送局側から一方的に放送されるものであるので、視聴者は、興味のないCMが放送された場合などは、ザッピングを行ったり、あるいは、番組を録画したり、録画した番組を再生するときに、CMをスキップすることが行われてきた。
このように、視聴者がCMを視聴しないということは、放送局側にとって、貴重な収入源が減少するおそれがある。
しかし、CMは、放送局側から一方的に放送されるものであるので、視聴者は、興味のないCMが放送された場合などは、ザッピングを行ったり、あるいは、番組を録画したり、録画した番組を再生するときに、CMをスキップすることが行われてきた。
このように、視聴者がCMを視聴しないということは、放送局側にとって、貴重な収入源が減少するおそれがある。
そこで、視聴者のCM離れを防止する装置および方法が開示されている(例えば、特許文献1、2、3参照)。
特開2002−125166号公報
特開2003−143498号公報
特開2003−108866号公報
特許文献1に記載された発明は、視聴者の属性に基づき視聴者に最適なCMを放送するものであり、特許文献2に記載された発明は、同様に視聴者の視聴者ニーズに応じたCMを放送するものである。また、特許文献3に記載された発明は、視聴者のニーズに応じた最適な商品を提供するように、CM放送に代わる新しい広告手法を導入したものである。
しかしながら、特許文献1、2、3によるものは、予め入力された視聴者の属性、視聴者ニーズ、ニーズ等に対応して最適なCMを放送等するものであるので、興味のないCMについては、依然として、ザッピングやスキップという問題は残っている。
よって、特定のCMについて視聴率は上がるかも知れないが、全体的にCMの視聴率を上げるものではない。
なお、特許文献1には、視聴者による視聴回数を電話回線等の通信手段を用いて把握し、視聴回数に応じた広告料金の課金を可能にすることが記載されているが、視聴回数に基づいて視聴者のCM離れを直接防止するものではない。
よって、特定のCMについて視聴率は上がるかも知れないが、全体的にCMの視聴率を上げるものではない。
なお、特許文献1には、視聴者による視聴回数を電話回線等の通信手段を用いて把握し、視聴回数に応じた広告料金の課金を可能にすることが記載されているが、視聴回数に基づいて視聴者のCM離れを直接防止するものではない。
そこで本発明は、特定のCMの視聴率向上に偏ることなく、視聴者のCMの視聴頻度に応じて特典映像を見せることでCM視聴率を全体的に上げることを目的にする。
前記従来の課題を解決するために、本発明は、デジタル放送において、映像、音声、データを受信するデジタル放送受信装置であって、本編ストリームと、CMストリームと、特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを受信するストリーム受信手段と、前記ストリーム受信手段で受信したストリームから、前記CM再生検出情報と、前記ストリーム切り替え検出情報とを抽出するTS解析手段と、前記CM再生検出情報を検出すると、CMの視聴回数が記録されるCM視聴履歴を作成する視聴履歴作成手段と、前記ストリーム切り替え検出情報を検出すると、前記視聴回数に対応して特典映像ストリームを指定する特典映像リストから当該特典映像ストリームを選択し、再生するストリーム選択手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記特典映像リストは、前記ストリーム切り替え検出情報に含まれることを特徴とする。
さらに、本発明は、前記特典映像リストは、外部記憶メモリ、又は通信により取得されることを特徴とする。
また、本発明は、前記CM視聴履歴には、前記CM再生検出情報の受信時刻も含まれ、前記視聴履歴作成手段は、前記CM再生検出情報と、当該CM再生検出情報の受信時刻とから前記CM視聴履歴を作成することを特徴とする。
また、本発明は、前記CM再生検出情報には、CMのスポンサーを識別するスポンサー識別子が含まれ、前記視聴履歴作成手段は、スポンサー識別子毎に前記CM視聴履歴を作成することを特徴とする。
また、本発明は、さらに、番組ストリームは特典映像を選択するための視聴者ニーズを入力するタイミングを示唆する視聴者ニーズ入力検出情報を含み、本編ストリーム再生中に前記視聴者ニーズ入力検出情報を検知すると、視聴者がニーズを入力するための手段を提供する視聴者ニーズ入力手段を備え、前記ストリーム選択手段は、前記ストリーム切り替え検出情報を検出すると、前記視聴回数と前記視聴者ニーズ入力検出情報に対応して特典映像ストリームを指定する特典映像リストから当該特典映像ストリームを選択し、再生することを特徴とする。
また、本発明は、前記CM再生検出情報は、CMストリームに同期して、一定間隔毎に存在することを特徴とする。
また、本発明は、前記ストリーム切り替え検出情報は、特典映像ストリームに同期して、特典映像ストリームの開始時に存在することを特徴とする。
また、本発明は、前記視聴者ニーズ入力検出情報は、本編ストリームに同期して、本編ストリームのある一定区間内において存在することを特徴とする。
また、本発明は、前記ストリーム受信手段が受信した、本編ストリームと、CMストリームと、特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを録画する録画手段と、該録画手段が録画したストリームを読み出すストリーム読み出し手段とを備え、前記TS解析手段は、前記ストリーム読み出し手段で読み出したストリームから、前記CM再生検出情報と、前記ストリーム切り替え検出情報とを抽出することを特徴とする。
また、本発明は、デジタル放送において、映像、音声、データを録画する録画再生装置であって、本編ストリームと、CMストリームと、特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを読み出すストリーム読み出し手段と、前記ストリーム読み出し手段で読み出したストリームから、前記CM再生検出情報と、前記ストリーム切り替え検出情報とを抽出するTS解析手段と、前記CM再生検出情報を検出すると、CMの視聴回数が記録されるCM視聴履歴を作成する視聴履歴作成手段と、前記ストリーム切り替え検出情報を検出すると、前記視聴回数に対応して特典映像ストリームを指定する特典映像リストから当該特典映像ストリームを選択し、再生するストリーム選択手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、デジタル放送において、映像、音声、データを受信するデジタル放送受信方法であって、本編ストリームと、CMストリームと、特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを受信するストリーム受信ステップと、前記受信した内容を解析して、ストリームから、前記CM再生検出情報と、前記ストリーム切り替え検出情報とを抽出するTS解析ステップと、前記CM再生検出情報を検出すると、CMの視聴回数が記録されるCM視聴履歴を作成する視聴履歴作成ステップと、前記ストリーム切り替え検出情報を検出すると、前記視聴回数に対応して特典映像ストリームを指定する特典映像リストから当該特典映像ストリームを選択し、再生するストリーム選択ステップと、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、デジタル放送において、映像、音声、データを受信するデジタル放送受信装置に、本編ストリームと、CMストリームと、特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを受信するストリーム受信ステップと、前記受信した内容を解析して、ストリームから、前記CM再生検出情報と、前記ストリーム切り替え検出情報とを抽出するTS解析ステップと、前記CM再生検出情報を検出すると、CMの視聴回数が記録されるCM視聴履歴を作成する視聴履歴作成ステップと、前記ストリーム切り替え検出情報を検出すると、前記視聴回数に対応して特典映像ストリームを指定する特典映像リストから当該特典映像ストリームを選択し、再生するストリーム選択ステップと、を実行させることを特徴とするプログラムである。
また、本発明は、そのプログラムが格納されたことを特徴とする読み取り自在の記録媒体である。
また、本発明は、そのプログラムが格納されたことを特徴とする読み取り自在の記録媒体である。
また、本発明は、デジタル放送において、映像、音声、データを録画する録画再生方法であって、本編ストリームと、CMストリームと、特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを読み出すストリーム読み出しステップと、前記読み出したストリームから、前記CM再生検出情報と、前記ストリーム切り替え検出情報とを抽出するTS解析ステップと、前記CM再生検出情報を検出すると、CMの視聴回数が記録されるCM視聴履歴を作成する視聴履歴作成ステップと、前記ストリーム切り替え検出情報を検出すると、前記視聴回数に対応して特典映像ストリームを指定する特典映像リストから当該特典映像ストリームを選択し、再生するストリーム選択ステップと、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、デジタル放送において、映像、音声、データを録画する録画再生装置に、本編ストリームと、CMストリームと、特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを読み出すストリーム読み出しステップと、前記読み出したストリームから、前記CM再生検出情報と、前記ストリーム切り替え検出情報とを抽出するTS解析ステップと、前記CM再生検出情報を検出すると、CMの視聴回数が記録されるCM視聴履歴を作成する視聴履歴作成ステップと、前記ストリーム切り替え検出情報を検出すると、前記視聴回数に対応して特典映像ストリームを指定する特典映像リストから当該特典映像ストリームを選択し、再生するストリーム選択ステップと、を実行させることを特徴とするプログラムである。
また、本発明は、本編ストリームと、CMストリームと、特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを送信することを特徴とする。
本発明によれば、本編ストリームと、CMストリームと、特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを受信してその内容を解析し、CM再生検出情報を検出すると、CMの視聴回数が記録されるCM視聴履歴を作成し、ストリーム切り替え検出情報を検出すると、前記視聴回数に対応して特典映像ストリームを指定する特典映像リストから当該特典映像ストリームを選択し、再生するので、視聴者がCMを視聴すればするほど、視聴者にとって嬉しい特典映像を提供することによって、視聴者のCM離れを阻止することができる。
また、本発明によれば、視聴者は、特典映像ストリームを視聴するためには、CMの種類に関係なく、CMを視聴するようになるので、特定のCMの視聴率向上に偏ることなく、CM視聴率を全体的に上げることができる。
また、本発明によれば、視聴者は、特典映像ストリームを視聴するためには、CMの種類に関係なく、CMを視聴するようになるので、特定のCMの視聴率向上に偏ることなく、CM視聴率を全体的に上げることができる。
また、本発明によれば、特典映像リストを、外部記憶メモリや通信により外部から取得することもできるので、特典映像リストを記録したCDなど記録媒体を雑誌の付録につけて販売したり、特典映像リストをネット経由で入手することによって、視聴者のニーズに合った多くの特典映像を提供することができ、視聴者が希望する特典映像を見るためにCMを視聴することにより、さらにCM視聴率をあげることが可能となる。
さらに、本発明によれば、CM再生検出情報の受信時刻についてもCM視聴履歴として作成することができるので、古いデータを削除することも容易に行うことができる。
さらに、本発明によれば、CM再生検出情報の受信時刻についてもCM視聴履歴として作成することができるので、古いデータを削除することも容易に行うことができる。
また、本発明によれば、CM視聴履歴の視聴回数だけでなく、これに視聴者の視聴者ニーズ入力検出情報についても加えて、それらに応じて特典映像ストリームを再生しうるようにしたので、視聴者にとって視聴者ニーズに沿った嬉しい特典映像が与えられるので、視聴者のCM離れをより一層阻止することができる
また、本発明によれば、録画再生装置によって番組ストリームを再生するときに、視聴者がCMを早送りした場合には、CM再生検出情報は検出されず、CM視聴履歴は更新されないので、その結果、付加価値の高い特典映像ストリームを視聴者は視聴することができなくなる。したがって、視聴者によるCM早送りを防止することによりCM離れをより阻止することができる。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1について、図1乃至図12を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信装置及び受信方法は、各テレビ局から送信されるデジタル放送において、映像、音声、データを受信するものである。テレビ局側に設けられたデジタル放送送信装置から、本編ストリームと、CMストリームと、特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリーム(TS)が送信される。そして、デジタル放送受信側では、図1(a)に示すように、a−1,a−3,a−5の時間帯に設けられた本編ストリームとa−2,a−4の時間帯に設けられたCMストリームで構成される番組Aにおいて、本編終了後にストリーム切り替え検出情報がきたときに、CMの視聴頻度に対応して特典映像としてストリームA,B,Cの中からストリームを選択して再生するものである。ストリームA,B,Cはa−6の時間帯に設けられる。特典映像としては本編(番組)又はCMに関連した映像があり、番組に関連した映像では、例えば、ドラマでは、出演者に関するお宝映像,ドラマに出てくるお店や小物のショッピング情報(番組づくりで協賛しているスポンサーに連携した情報),スポーツ中継では、お気に入りチームの情報や選手のインタビュー映像,ニュースでは、視聴者が指定したニュースの多角的な視点にたった詳細映像などがあげられ、また、CMに関連した映像では、例えば、スポンサーからのプレゼント応募映像,視聴者のニーズによる詳細なCM映像,スポンサーのサービス享受権利取得映像などがあげられる。
なお、送信システムとしては、例えば、MPEG−2方式多重方式が採用され、そのMPEG−2方式多重方式で規定されているトランスポートストリーム(TS)と呼ばれる信号が使用されている。トランスポートストリームは、一本のストリームの中に複数のプログラムを構成することができ、誤りの起こる可能性のある伝送路を想定して設計されているため、劣悪な伝送路も考慮する必要があるテレビ放送に多く適用されている。その実用例としては、スカイパーフェクTVやDirecTV,BSディジタル放送,米国のDVTなどがあげられる。
本発明の実施の形態1について、図1乃至図12を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信装置及び受信方法は、各テレビ局から送信されるデジタル放送において、映像、音声、データを受信するものである。テレビ局側に設けられたデジタル放送送信装置から、本編ストリームと、CMストリームと、特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリーム(TS)が送信される。そして、デジタル放送受信側では、図1(a)に示すように、a−1,a−3,a−5の時間帯に設けられた本編ストリームとa−2,a−4の時間帯に設けられたCMストリームで構成される番組Aにおいて、本編終了後にストリーム切り替え検出情報がきたときに、CMの視聴頻度に対応して特典映像としてストリームA,B,Cの中からストリームを選択して再生するものである。ストリームA,B,Cはa−6の時間帯に設けられる。特典映像としては本編(番組)又はCMに関連した映像があり、番組に関連した映像では、例えば、ドラマでは、出演者に関するお宝映像,ドラマに出てくるお店や小物のショッピング情報(番組づくりで協賛しているスポンサーに連携した情報),スポーツ中継では、お気に入りチームの情報や選手のインタビュー映像,ニュースでは、視聴者が指定したニュースの多角的な視点にたった詳細映像などがあげられ、また、CMに関連した映像では、例えば、スポンサーからのプレゼント応募映像,視聴者のニーズによる詳細なCM映像,スポンサーのサービス享受権利取得映像などがあげられる。
なお、送信システムとしては、例えば、MPEG−2方式多重方式が採用され、そのMPEG−2方式多重方式で規定されているトランスポートストリーム(TS)と呼ばれる信号が使用されている。トランスポートストリームは、一本のストリームの中に複数のプログラムを構成することができ、誤りの起こる可能性のある伝送路を想定して設計されているため、劣悪な伝送路も考慮する必要があるテレビ放送に多く適用されている。その実用例としては、スカイパーフェクTVやDirecTV,BSディジタル放送,米国のDVTなどがあげられる。
本発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信装置は、図2に示すように、ストリーム受信手段201,TSデコード手段202,AVデコード手段203,出力手段204,視聴履歴作成手段(CM視聴履歴作成手段)205,ストリーム選択手段206,再生ストリームリスト取得手段207,視聴履歴が格納された視聴履歴記憶手段208,再生ストリームリスト(特典映像リスト)が格納された再生ストリームリスト記憶手段209から構成されている。
ストリーム受信手段201は、番組の一部が複数の特典映像ストリーム(本実施形態の場合、3つのストリームA,B,C)で構成される番組ストリームと、特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示すストリーム切り替え検出情報と、CM再生を特定するCM再生検出情報を受信する。CM再生検出情報を受信することによって、視聴者が対応するCMを視聴したことを確認することができる。
TSデコード手段202は、TS(トランスポートストリーム)データをデコードして、デコードしたTSの内容を解析するものであり、ストリーム受信手段201が受信したストリームからCM再生検出情報と、ストリーム切り替え検出情報とを抽出する。また、TSデコード手段202は、TS(トランスポートストリーム)内の映像および/または音声を含むパケットを再生し、AVデコード手段203へ出力する。AVデコード手段203は、再生されたパケットを出力用の映像および/または音声に変換し、出力手段204に出力する。出力手段204はモニタおよびスピーカからなり、ストリームを再生する。
視聴履歴作成手段205は、TSデコード手段202が解析したストリームから、CM再生検出情報を検出すると、CMの視聴回数が記録されるCM視聴履歴を作成し、視聴履歴記憶手段208に格納する。
ストリーム選択手段206は、TSデコード手段202が解析したストリームから、ストリーム切り替え検出情報を検出すると、視聴履歴記憶手段208に格納されたCM視聴履歴の視聴回数に対応して、特典映像ストリームを指定する、再生ストリームリスト記憶手段209に格納された再生ストリームリスト(特典映像リスト)から当該特典映像ストリームを選択し、再生する。ストリーム選択手段206は、選択された特典映像ストリームの映像および/または音声を含むパケットに、TSデコード手段202からAVデコード手段203へ出力するパケットを変更させる。これにより、出力手段204からは、ストリーム選択手段206によって選択された特典映像ストリームが出力される。
なお、再生ストリームリスト記憶手段209に格納された複数のリストは、再生ストリームリスト取得手段207が、ストリーム切り替え検出情報に含まれた再生ストリームリストから取得して格納したものである。
なお、再生ストリームリスト記憶手段209に格納された複数のリストは、再生ストリームリスト取得手段207が、ストリーム切り替え検出情報に含まれた再生ストリームリストから取得して格納したものである。
次に、図3を参照して、ストリーム受信手段201が受信するTS(トランスポートストリーム)の構造例について説明する。
例えば、フジテレビが放送する番組A(番組IDを有している)は、図1(a)で示したように、本編ストリーム(a−1,a−3,a−5の時間帯に設定)と、CMストリーム(a−2,a−4の時間帯に設定)と、再生ストリームリストが含まれるストリーム切り替え検出情報(a−6の時間帯に設定)から構成されている。
本編ストリーム(a−1の時間帯に設定)は、本編ストリーム(a−1の時間帯に設定)に関するPMT(プログラムマップテーブル)のデータ(PMTa−1),映像データ(Dv−a1),音声データ(Da−a1)から構成され、また本編ストリーム(a−3の時間帯に設定)は、本編ストリーム(a−3の時間帯に設定)に関するPMT(プログラムマップテーブル)のデータ(PMTa−3),映像データ(Dv−a3),音声データ(Da−a3)から構成され、また本編ストリーム(a−5の時間帯に設定)は、本編ストリーム(a−5の時間帯に設定)に関するPMT(プログラムマップテーブル)のデータ(PMTa−5),映像データ(Dv−a5),音声データ(Da−a5)から構成されている。なお、PMT(プログラムマップテーブル)は、スランスポートストリーム(TS)で規定されるテーブル情報の一つである。
例えば、フジテレビが放送する番組A(番組IDを有している)は、図1(a)で示したように、本編ストリーム(a−1,a−3,a−5の時間帯に設定)と、CMストリーム(a−2,a−4の時間帯に設定)と、再生ストリームリストが含まれるストリーム切り替え検出情報(a−6の時間帯に設定)から構成されている。
本編ストリーム(a−1の時間帯に設定)は、本編ストリーム(a−1の時間帯に設定)に関するPMT(プログラムマップテーブル)のデータ(PMTa−1),映像データ(Dv−a1),音声データ(Da−a1)から構成され、また本編ストリーム(a−3の時間帯に設定)は、本編ストリーム(a−3の時間帯に設定)に関するPMT(プログラムマップテーブル)のデータ(PMTa−3),映像データ(Dv−a3),音声データ(Da−a3)から構成され、また本編ストリーム(a−5の時間帯に設定)は、本編ストリーム(a−5の時間帯に設定)に関するPMT(プログラムマップテーブル)のデータ(PMTa−5),映像データ(Dv−a5),音声データ(Da−a5)から構成されている。なお、PMT(プログラムマップテーブル)は、スランスポートストリーム(TS)で規定されるテーブル情報の一つである。
また、CMストリーム(a−2の時間帯に設定)は、CMストリーム(a−2の時間帯に設定)に関するPMT(プログラムマップテーブル)のデータ(PMTa−2),映像データ(Dv−a2),音声データ(Da−a2),CM視聴確認用ストリームイベントを示すCM再生検出情報(CMInfo−a2)から構成され、またCMストリーム(a−4の時間帯に設定)は、CMストリーム(a−4の時間帯に設定)に関するPMT(プログラムマップテーブル)のデータ(PMTa−4),映像データ(Dv−a4),音声データ(Da−a4),CM再生検出情報(CMInfo−a4)から構成されている。CM再生検出情報(CMInfo−a2,CMInfo−a4)は、CMストリーム(a−2,a−4の時間帯に設定)に同期して、一定間隔毎に存在している。
そして、ストリーム切り替え検出情報(a−6の時間帯に設定)は、ストリーム切り替え検出情報(a−6の時間帯に設定)に関するPMT(プログラムマップテーブル)のデータ(PMTa−6),特典映像ストリームAに関する映像データ(Dv−a6),特典映像ストリームAに関する音声データ(Da−a6),ストリーム切り替え検出情報(EXInfo−a6),特典映像ストリームBに関する映像データ(Dv−a6−1),特典映像ストリームBに関する音声データ(Da−a6−1),特典映像ストリームCに関する映像データ(Dv−a6−2),特典映像ストリームCに関する音声データ(Da−a6−2)から構成されている。ストリーム切り替え検出情報(a−6の時間帯に設定)は、特典映像ストリームA,B,Cに同期して、特典映像ストリームA,B,Cの開始時に存在している。
そして、ストリーム切り替え検出情報(a−6の時間帯に設定)は、ストリーム切り替え検出情報(a−6の時間帯に設定)に関するPMT(プログラムマップテーブル)のデータ(PMTa−6),特典映像ストリームAに関する映像データ(Dv−a6),特典映像ストリームAに関する音声データ(Da−a6),ストリーム切り替え検出情報(EXInfo−a6),特典映像ストリームBに関する映像データ(Dv−a6−1),特典映像ストリームBに関する音声データ(Da−a6−1),特典映像ストリームCに関する映像データ(Dv−a6−2),特典映像ストリームCに関する音声データ(Da−a6−2)から構成されている。ストリーム切り替え検出情報(a−6の時間帯に設定)は、特典映像ストリームA,B,Cに同期して、特典映像ストリームA,B,Cの開始時に存在している。
また同じ時間帯において、例えば日本テレビが放送する番組B(番組IDを有している)も、番組Aと同様に本編ストリーム(b−1,b−3,b−5の時間帯に設定)と、CMストリーム(b−2,b−4の時間帯に設定)と、再生ストリームリストが含まれるストリーム切り替え検出情報(b−6の時間帯に設定)から構成されている。
PMT(プログラムマップテーブル)のデータ構造については、図4に示すように、例えば、CMストリーム(a−2の時間帯に設定)に関するPMT(プログラムマップテーブル)のデータ(PMTa−2)構造であれば、チャンネルを示すプログラム番号(0x23),映像データ(Dv−a2)のパケットID(0x1201),音声データ(Dv−a2)のパケットID(0x1301),プライベート・セクションの領域に設けられたCM再生検出情報(CMInfo−a2)のパケットID(0x1501)から構成されている。
そのうち、CM再生検出情報(CMInfo−a2)のデータ構造は、図5に示すように、CMを特定するCMのID(0x1234)とスポンサー識別子からなる。
そのうち、CM再生検出情報(CMInfo−a2)のデータ構造は、図5に示すように、CMを特定するCMのID(0x1234)とスポンサー識別子からなる。
次に、ストリーム切り替え検出情報(EXInfo−a6)のデータ構造は、図6に示すように、番組のIDに対応して設定され、例えば、番組ID(0x1234)の場合、視聴者によるCM視聴回数が5回以下であれば、特典映像として取得先が現TSで、映像のパケットID(0x1201),音声のパケットID(0x1301)で特定されるストリームCに切り替えられ、また、視聴者によるCM視聴回数が6回〜20回であれば、特典映像として取得先が現TSで、映像のパケットID(0x1202),音声のパケットID(0x1302)で特定されるストリームBに切り替えられ、さらに、視聴者によるCM視聴回数が21回以上であれば、特典映像として取得先がURL(www.asahi.co.jp)で、映像のパケットID(0x1203),音声のパケットID(0x1303)で特定されるストリームAに切り替えられるように条件が定められている。なお、ストリーム切り替え検出情報(EXInfo−a6)も、CM再生検出情報と同様に、プライベート・セクションの領域に設けられている。
また、視聴履歴作成手段205によって作成される視聴履歴のデータ構造は、図7に示すように、番組のIDに対応してCMの視聴回数が書き込まれるようになっている。ここでは、現在のところ、番組ID(0x1234)の視聴回数は5回で、番組ID(0x2677)の視聴回数は92回であることを示している。
また、再生ストリームリスト取得手段207によって取得された再生ストリームリストのデータ構造は、図8に示すようになっている。すなわち、本実施形態では、再生ストリームリスト取得手段207は、ストリーム切り替え検出情報から再生ストリームリストを取得するので、再生ストリームリストの内容は、図6で示したストリーム切り替え検出情報の内容と同じであり、放送日時に対応して格納されている。
次に、図9に示すフローチャートを参照して、CMの視聴履歴に応じてストリームを切替える処理について具体的に説明する。
ストリーム受信手段201が、番組ストリームを受信すると、TSデコード手段202は、TSをデコードする(ステップ(以下、括弧内では「ステップ」という語を省略する)901)。そして、映像および/または音声のパケットをAVデコード手段203に出力する(902)。これによって、AVデコード処理が行われ、その内容が出力手段204から出力される。
そして、TSデコード手段202は、PMT(プログラムマップテーブル)にプライベート・セクションが含まれるか否か判断し(903)、含まれているとそのプライベート・セクションを取得し(904)、プライベート・セクション内の情報種別がCM再生検出情報か、ストリーム切り替え検出情報かを判断する(905,906)。
ストリーム受信手段201が、番組ストリームを受信すると、TSデコード手段202は、TSをデコードする(ステップ(以下、括弧内では「ステップ」という語を省略する)901)。そして、映像および/または音声のパケットをAVデコード手段203に出力する(902)。これによって、AVデコード処理が行われ、その内容が出力手段204から出力される。
そして、TSデコード手段202は、PMT(プログラムマップテーブル)にプライベート・セクションが含まれるか否か判断し(903)、含まれているとそのプライベート・セクションを取得し(904)、プライベート・セクション内の情報種別がCM再生検出情報か、ストリーム切り替え検出情報かを判断する(905,906)。
その結果、情報種別がCM再生検出情報であると判断されると、TSデコード手段202は、CM再生検出情報を視聴履歴作成手段205に出力する(907)。
これに対応して、視聴履歴作成手段205は、TSの番組IDを抽出し(908)、視聴履歴からその番組IDに関するCMの視聴回数を読出し(909)、視聴回数を1イクレメントし(910)、視聴履歴に当該番組IDに関するCMの視聴回数としての書き込みを行う(911)。そして、ステップ901に戻る。
これに対応して、視聴履歴作成手段205は、TSの番組IDを抽出し(908)、視聴履歴からその番組IDに関するCMの視聴回数を読出し(909)、視聴回数を1イクレメントし(910)、視聴履歴に当該番組IDに関するCMの視聴回数としての書き込みを行う(911)。そして、ステップ901に戻る。
一方、ステップ906で、情報種別がストリーム切り替え検出情報であると判断されると、TSデコード手段202は、ストリーム切り替え検出情報をストリーム選択手段206に出力する(912)。
これに対応して、ストリーム選択手段206は、ストリーム切り替え検出情報から再生ストリームリストと番組のIDを抽出し(913)、視聴履歴からその番組IDに関するCMの視聴回数を読出し(914)、再生ストリームリストから視聴回数に対応した再生ストリームを検索し(915)、TSデコード手段202に、AVデコード手段203に出力するパケットの変更を指示する(916)。
これに対応して、ストリーム選択手段206は、ストリーム切り替え検出情報から再生ストリームリストと番組のIDを抽出し(913)、視聴履歴からその番組IDに関するCMの視聴回数を読出し(914)、再生ストリームリストから視聴回数に対応した再生ストリームを検索し(915)、TSデコード手段202に、AVデコード手段203に出力するパケットの変更を指示する(916)。
これによって、AVデコード処理が行われ、視聴回数に対応してストリーム選択手段206によって選択された特典映像に関するストリームが出力手段204から出力される。すなわち、本実施形態の例にしたがって、番組ID(0x1234)の場合、CMの視聴回数が5回以下であれば、特典映像として、ストリームCが出力され、また視聴回数が6回〜20回であれば、特典映像として、ストリームBが出力され、さらに視聴回数が21回以上であれば、特典映像として、ストリームAが出力される。
よって、視聴者がCMを視聴すればするほど、視聴者にとって嬉しい特典映像を与えるようにすることによって、視聴者のCM離れを阻止することができる。
よって、視聴者がCMを視聴すればするほど、視聴者にとって嬉しい特典映像を与えるようにすることによって、視聴者のCM離れを阻止することができる。
なお、本実施形態では、再生ストリームリスト取得手段207は、再生ストリームリスト(特典映像リスト)を、ストリーム切り替え検出情報に含まれた再生ストリームリストから取得して再生ストリームリスト記憶手段209に格納するようにしたが、これに限定されることなく、例えば、図10に示すように、ストリーム(本編ストリームおよび/またはCMストリーム)の中に直接含まれた再生ストリームリストから取得し、再生ストリームリスト記憶手段209に格納するようにしてよい。さらには、図11に示すように、SDカードメモリなどの外部I/F手段1101を介して、外部記憶装置やインターネット通信により取得し、再生ストリームリスト記憶手段209に格納するようにしてもよい。これによれば、特典映像リストを、外部記憶メモリや通信により外部から取得することもできるので、特典映像リストを記録したCDなど記録媒体を雑誌の付録につけて販売したり、特典映像リストをネット経由で入手することによって、視聴者のニーズに合った多くの特典映像を提供することができ、視聴者が希望する特典映像を見るためにCMを視聴することにより、さらにCM視聴率をあげることが可能となる。
また、図12に示すように、時刻管理手段1201を設け、視聴履歴作成手段205は、CM再生検出情報の受信時刻について検出し、その受信時刻を視聴者のCM視聴履歴に付加するようにしてもよく、これによれば、古いデータを抽出して削除することが可能である。
また、本実施形態では、視聴履歴作成手段205は、番組のIDに対応してCM視聴履歴を作成するものであったが、例えば、半日、一日、一週間、あるいは特定の時間帯など、時間を区切り、視聴者が視聴したCMのスポンサー毎、より具体的には図5に示したスポンサー識別子毎にCM視聴履歴を作成するようにしてもよく、これによれば、放送される全CMを対象に特典映像ストリームを与えることができる。
また、本実施形態では、視聴履歴作成手段205は、番組のIDに対応してCM視聴履歴を作成するものであったが、例えば、半日、一日、一週間、あるいは特定の時間帯など、時間を区切り、視聴者が視聴したCMのスポンサー毎、より具体的には図5に示したスポンサー識別子毎にCM視聴履歴を作成するようにしてもよく、これによれば、放送される全CMを対象に特典映像ストリームを与えることができる。
(実施の形態2)
次に本発明の実施の形態2について、図13乃至図17を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態2に係るデジタル放送受信装置及び受信方法は、実施の形態1で示した図1(a)に、複数の特典映像ストリームから視聴者のニーズに合った特典映像ストリームを選択するために、視聴者のニーズを入力させるためのタイミングを示唆する視聴者ニーズ入力検出情報をさらに加えたものであり、図1(b)に示すように、各テレビ局から送信されるデジタル放送において、映像、音声、データを受信するもので、本編ストリーム(c−1,c−3,c−5の時間帯に設定)とCMストリーム(c−4の時間帯に設定)に、視聴者ニーズ入力検出情報のストリーム(c−2の時間帯に設定)が組み込まれて構成される番組Cにおいて、番組の最後にストリーム切り替え検出情報がきたときに、CMの視聴頻度と視聴者ニーズに対応して特典映像としてストリームA,B,C,D,E,Fの中からストリームを選択して再生するものである。
次に本発明の実施の形態2について、図13乃至図17を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態2に係るデジタル放送受信装置及び受信方法は、実施の形態1で示した図1(a)に、複数の特典映像ストリームから視聴者のニーズに合った特典映像ストリームを選択するために、視聴者のニーズを入力させるためのタイミングを示唆する視聴者ニーズ入力検出情報をさらに加えたものであり、図1(b)に示すように、各テレビ局から送信されるデジタル放送において、映像、音声、データを受信するもので、本編ストリーム(c−1,c−3,c−5の時間帯に設定)とCMストリーム(c−4の時間帯に設定)に、視聴者ニーズ入力検出情報のストリーム(c−2の時間帯に設定)が組み込まれて構成される番組Cにおいて、番組の最後にストリーム切り替え検出情報がきたときに、CMの視聴頻度と視聴者ニーズに対応して特典映像としてストリームA,B,C,D,E,Fの中からストリームを選択して再生するものである。
また本発明の実施の形態2に係るデジタル放送受信装置は、図2に示した、実施の形態1に係るデジタル放送受信装置と同様に、ストリーム受信手段201,TSデコード手段202,AVデコード手段203,出力手段204,視聴履歴作成手段(CM視聴履歴作成手段)205,ストリーム選択手段206,再生ストリームリスト取得手段207,視聴履歴が格納された視聴履歴記憶手段208,再生ストリームリスト(特典映像リスト)が格納された再生ストリームリスト記憶手段209から構成されている。
そして、特に、TSデコード手段202は、特典映像を選択する時の条件として利用する視聴者ニーズ入力検出情報を取得し、本編ストリーム再生中に視聴者ニーズ入力検出情報を検知すると、視聴者が視聴者ニーズ情報を入力するための視聴者ニーズ入力手段を備え、またストリーム選択手段206は、ストリーム切り替え検出情報を検知すると、CM視聴履歴の視聴回数と視聴者ニーズ情報により選択できる複数のストリームを登録している特典映像リストから該当ストリームを選択し、そのリストに対応する特典映像ストリームを再生させる。
そして、特に、TSデコード手段202は、特典映像を選択する時の条件として利用する視聴者ニーズ入力検出情報を取得し、本編ストリーム再生中に視聴者ニーズ入力検出情報を検知すると、視聴者が視聴者ニーズ情報を入力するための視聴者ニーズ入力手段を備え、またストリーム選択手段206は、ストリーム切り替え検出情報を検知すると、CM視聴履歴の視聴回数と視聴者ニーズ情報により選択できる複数のストリームを登録している特典映像リストから該当ストリームを選択し、そのリストに対応する特典映像ストリームを再生させる。
番組CのTS(トランスポートストリーム)のデータ構造は、例えば図13で示すようになっている。
図1(b)で示したように、本編ストリーム(c−1の時間帯に設定)は、本編ストリーム(c−1の時間帯に設定)に関するPMT(プログラムマップテーブル)のデータ(PMTc−1),映像データ(Dv−c1),音声データ(Da−c1)から構成され、また本編ストリーム(c−3の時間帯に設定)は、本編ストリーム(c−3の時間帯に設定)に関するPMT(プログラムマップテーブル)のデータ(PMTc−3),映像データ(Dv−c3),音声データ(Da−c3)から構成され、また本編ストリーム(c−5の時間帯に設定)は、本編ストリーム(c−5の時間帯に設定)に関するPMT(プログラムマップテーブル)のデータ(PMTc−5),映像データ(Dv−c5),音声データ(Da−c5)から構成されている。また、CMストリーム(c−4の時間帯に設定)は、CMストリーム(c−4の時間帯に設定)に関するPMT(プログラムマップテーブル)のデータ(PMTc−4),映像データ(Dv−c4),音声データ(Da−c4),CM視聴確認用ストリームイベントを示すCM再生検出情報(CMInfo−c4)から構成されている。
また、視聴者ニーズ入力検出情報のストリーム(c−2の時間帯に設定)は、視聴者ニーズ入力検出情報のストリーム(c−2の時間帯に設定)に関するPMT(プログラムマップテーブル)のデータ(PMTc−2),映像データ(Dv−c2),音声データ(Da−c2),視聴者ニーズ入力検出情報(UserInfo−c2)から構成されている。なお、視聴者ニーズ入力検出情報(UserInfo−c2)は、本編ストリームに同期して、本編ストリームのある一定区間内において存在している。
図1(b)で示したように、本編ストリーム(c−1の時間帯に設定)は、本編ストリーム(c−1の時間帯に設定)に関するPMT(プログラムマップテーブル)のデータ(PMTc−1),映像データ(Dv−c1),音声データ(Da−c1)から構成され、また本編ストリーム(c−3の時間帯に設定)は、本編ストリーム(c−3の時間帯に設定)に関するPMT(プログラムマップテーブル)のデータ(PMTc−3),映像データ(Dv−c3),音声データ(Da−c3)から構成され、また本編ストリーム(c−5の時間帯に設定)は、本編ストリーム(c−5の時間帯に設定)に関するPMT(プログラムマップテーブル)のデータ(PMTc−5),映像データ(Dv−c5),音声データ(Da−c5)から構成されている。また、CMストリーム(c−4の時間帯に設定)は、CMストリーム(c−4の時間帯に設定)に関するPMT(プログラムマップテーブル)のデータ(PMTc−4),映像データ(Dv−c4),音声データ(Da−c4),CM視聴確認用ストリームイベントを示すCM再生検出情報(CMInfo−c4)から構成されている。
また、視聴者ニーズ入力検出情報のストリーム(c−2の時間帯に設定)は、視聴者ニーズ入力検出情報のストリーム(c−2の時間帯に設定)に関するPMT(プログラムマップテーブル)のデータ(PMTc−2),映像データ(Dv−c2),音声データ(Da−c2),視聴者ニーズ入力検出情報(UserInfo−c2)から構成されている。なお、視聴者ニーズ入力検出情報(UserInfo−c2)は、本編ストリームに同期して、本編ストリームのある一定区間内において存在している。
そして、ストリーム切り替え検出情報(c−6の時間帯に設定)は、ストリーム切り替え検出情報(c−6の時間帯に設定)に関するPMT(プログラムマップテーブル)のデータ(PMTc−6),特典映像ストリームAに関する映像データ(Dv−c6−1),特典映像ストリームAに関する音声データ(Da−c6−1),ストリーム切り替え検出情報(EXInfo−c6),特典映像ストリームBに関する映像データ(Dv−c6−2),特典映像ストリームBに関する音声データ(Da−c6−2),特典映像ストリームCに関する映像データ(Dv−c6−3),特典映像ストリームCに関する音声データ(Da−c6−3),特典映像ストリームDに関する映像データ(Dv−c6−4),特典映像ストリームDに関する音声データ(Da−c6−4),特典映像ストリームEに関する映像データ(Dv−c6−5),特典映像ストリームEに関する音声データ(Da−c6−5),特典映像ストリームFに関する映像データ(Dv−c6−6),特典映像ストリームFに関する音声データ(Da−c6−6)から構成されている。なお、ストリーム切り替え検出情報(c−6の時間帯に設定)は、特典映像ストリームA,B,C,D,E,Fに同期して、特典映像ストリームA,B,C,D,E,Fの開始時に存在している。
視聴者ニーズ入力検出情報(UserInfo−c2)は、プライベート・セクションの領域に設けられ、そのデータ構造は、図14に示すように、タイトル(例えば、プロ野球中継の場合に試合をしているチームのうち、応援チーム選択)と選択される候補数(2)とその候補の内容(例えば、「1」を阪神,「2」を巨人)から構成されている。
なお、視聴者による条件入力の画面は、例えば、図17に示すようになっていて、視聴者はリモコンによって選択することができる。
なお、視聴者による条件入力の画面は、例えば、図17に示すようになっていて、視聴者はリモコンによって選択することができる。
そして、ストリーム切り替え検出情報(EXInfo−c6)のデータ構造は、図15に示すように、番組のIDに対応して、CM視聴回数と視聴者ニーズ入力の内容の組み合せによって設定され、例えば、視聴者ニーズ入力が未入力で、かつ視聴者によるCM視聴回数が5回以下であれば、特典映像として、映像のパケットID(0x1201),音声のパケットID(0x1301)で特定されるストリームAに切り替えられ、また、視聴者ニーズ入力が候補「1」の阪神で、かつ視聴者によるCM視聴回数が5回以下であれば、特典映像として、映像のパケットID(0x1202),音声のパケットID(0x1302)で特定されるストリームBに切り替えられ、また、視聴者ニーズ入力が候補「2」の巨人で、かつ視聴者によるCM視聴回数が5回以下であれば、特典映像として、映像のパケットID(0x1203),音声のパケットID(0x1303)で特定されるストリームCに切り替えられる。また、視聴者ニーズ入力が未入力で、かつ視聴者によるCM視聴回数が6回以上であれば、特典映像として、映像のパケットID(0x1204),音声のパケットID(0x1304)で特定されるストリームDに切り替えられ、また、視聴者ニーズ入力が候補「1」の阪神で、かつ視聴者によるCM視聴回数が6回以上であれば、特典映像として、映像のパケットID(0x1205),音声のパケットID(0x1305)で特定されるストリームEに切り替えられ、また、視聴者ニーズ入力が候補「2」の巨人で、かつ視聴者によるCM視聴回数が6回以上であれば、特典映像として、映像のパケットID(0x1206),音声のパケットID(0x1306)で特定されるストリームFに切り替えられる。
次に、図16に示すフローチャートを参照して、CMの視聴履歴と視聴者ニーズ入力検出情報に応じてストリームを切替える処理について具体的に説明する。
ストリーム受信手段201が、番組ストリームを受信すると、TSデコード手段202は、TSをデコードする(901)。そして、映像および/または音声のパケットをAVデコード手段203に出力する(902)。これによって、AVデコード処理が行われ、その内容が出力手段204から出力される。
そして、TSデコード手段202は、PMT(プログラムマップテーブル)にプライベート・セクションが含まれるか否か判断し(903)、含まれているとそのプライベート・セクションを取得し(904)、プライベート・セクション内の情報種別がCM再生検出情報か、視聴者ニーズ入力検出情報か、ストリーム切り替え検出情報かを判断する(905,1601,1607)。
ストリーム受信手段201が、番組ストリームを受信すると、TSデコード手段202は、TSをデコードする(901)。そして、映像および/または音声のパケットをAVデコード手段203に出力する(902)。これによって、AVデコード処理が行われ、その内容が出力手段204から出力される。
そして、TSデコード手段202は、PMT(プログラムマップテーブル)にプライベート・セクションが含まれるか否か判断し(903)、含まれているとそのプライベート・セクションを取得し(904)、プライベート・セクション内の情報種別がCM再生検出情報か、視聴者ニーズ入力検出情報か、ストリーム切り替え検出情報かを判断する(905,1601,1607)。
その結果、情報種別がCM再生検出情報であると判断されると、TSデコード手段202は、CM再生検出情報を視聴履歴作成手段205に出力する(907)。
これに対応して、視聴履歴作成手段205は、TSから番組のIDを抽出し(908)、視聴履歴からその番組のIDに関するCMの視聴回数を読出し(909)、視聴回数を1イクレメントし(910)、視聴履歴に当該番組IDに関するCMの視聴回数としての書き込みを行う(911)。そして、ステップ901に戻る。
これに対応して、視聴履歴作成手段205は、TSから番組のIDを抽出し(908)、視聴履歴からその番組のIDに関するCMの視聴回数を読出し(909)、視聴回数を1イクレメントし(910)、視聴履歴に当該番組IDに関するCMの視聴回数としての書き込みを行う(911)。そして、ステップ901に戻る。
一方、ステップ1601で、情報種別が視聴者ニーズ入力検出情報であると判断されると、TSデコード手段202は、視聴者ニーズ入力検出情報を視聴履歴作成手段205に出力する(1602)。
これに対応して、視聴履歴作成手段205は、視聴者ニーズ入力検出情報から入力情報を抽出し(1603)、視聴履歴から入力候補を読出し(1604)、視聴者入力を行い(1605)、視聴履歴に視聴者が選択した入力候補(例えば、「1」阪神,「2」巨人)の書き込みを行う(1606)。そして、ステップ901に戻る。
これに対応して、視聴履歴作成手段205は、視聴者ニーズ入力検出情報から入力情報を抽出し(1603)、視聴履歴から入力候補を読出し(1604)、視聴者入力を行い(1605)、視聴履歴に視聴者が選択した入力候補(例えば、「1」阪神,「2」巨人)の書き込みを行う(1606)。そして、ステップ901に戻る。
一方、ステップ1607で、情報種別がストリーム切り替え検出情報であると判断されると、TSデコード手段202は、ストリーム切り替え検出情報をストリーム選択手段206に出力する(1608)。
これに対応して、ストリーム選択手段206は、ストリーム切り替え検出情報から再生ストリームリストと番組のIDとさらに入力情報を抽出し(1609)、視聴履歴からその番組のIDに関するCM視聴回数と入力情報を読出し(1610)、再生ストリームリストから視聴回数と入力情報に対応した再生ストリームを検索し(1611)、TSデコード手段202に、AVデコード手段203に出力するパケットの変更を指示する(1612)。
これに対応して、ストリーム選択手段206は、ストリーム切り替え検出情報から再生ストリームリストと番組のIDとさらに入力情報を抽出し(1609)、視聴履歴からその番組のIDに関するCM視聴回数と入力情報を読出し(1610)、再生ストリームリストから視聴回数と入力情報に対応した再生ストリームを検索し(1611)、TSデコード手段202に、AVデコード手段203に出力するパケットの変更を指示する(1612)。
これによって、AVデコード処理が行われ、視聴回数と入力情報に対応してストリーム選択手段206によって選択された特典映像に関するストリームが出力手段204から出力される。すなわち、本実施形態の例にしたがって、番組ID(0x1234)の場合、入力情報が未入力でCMの視聴回数が5回以下であれば、特典映像として、ストリームAが出力され、また入力情報が阪神で視聴回数が5回以下であれば、特典映像として、ストリームBが出力され、さらに入力情報が巨人で視聴回数が5回以下であれば、特典映像として、ストリームCが出力される。また、入力情報が未入力で視聴回数が6回以上であれば、特典映像として、ストリームDが出力され、また入力情報が阪神で視聴回数が6回以上であれば、特典映像として、ストリームEが出力され、さらに入力情報が巨人で視聴回数が6回以上であれば、特典映像として、ストリームFが出力される。
よって、視聴者がCMを視聴すればするほど、視聴者にとって視聴者ニーズに沿った嬉しい特典映像、例えば、阪神ファンには、試合後の阪神のチームあるいは選手に関する映像、巨人ファンには、試合後の巨人のチームあるいは選手に関する映像を与えるようにすることによって、視聴者のCM離れをより一層阻止することができる。
よって、視聴者がCMを視聴すればするほど、視聴者にとって視聴者ニーズに沿った嬉しい特典映像、例えば、阪神ファンには、試合後の阪神のチームあるいは選手に関する映像、巨人ファンには、試合後の巨人のチームあるいは選手に関する映像を与えるようにすることによって、視聴者のCM離れをより一層阻止することができる。
なお、実施の形態1では、CMの視聴回数を5回以下と6回〜20回と21回以上の3通りにし、これに対応した3通りの特典映像ストリームA,B,Cを提供するようにし、また実施の形態2では、CMの視聴回数を5回以下と6回以上の2通り、入力情報を、未入力,阪神,巨人の3通りにして、これらから6通りの組み合わせに対応した特典映像ストリームA,B,C,D,E,Fを提供するようにしたが、組み合せの数や回数は限定されるものではなく、種々考えられる。
また、実施の形態1,2では図1で示したように、番組の最後を複数の特典映像ストリームで番組ストリームを構成したが、特に最後に限定されるものではなく、番組の一部が複数の特典映像ストリームで構成されていればよい。
また、実施の形態1,2では図1で示したように、番組の最後を複数の特典映像ストリームで番組ストリームを構成したが、特に最後に限定されるものではなく、番組の一部が複数の特典映像ストリームで構成されていればよい。
(実施の形態3)
次に本発明の実施の形態3について、図18を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態3に係る録画再生装置は、デジタル放送において、映像、音声、データを録画するものであり、実施の形態1に関する図2で示した構成のうち、再生ストリームリスト取得手段207にかえて、読出し手段1801とストレージ1802を備え、ストリーム受信手段201を取り除いたものである。
そして、読出し手段1801は、DVDやBD(Blu−ray Disc)などに記憶されたストリームを読み出すものであり、本編ストリームとCMストリームと特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを読み出す。
次に本発明の実施の形態3について、図18を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態3に係る録画再生装置は、デジタル放送において、映像、音声、データを録画するものであり、実施の形態1に関する図2で示した構成のうち、再生ストリームリスト取得手段207にかえて、読出し手段1801とストレージ1802を備え、ストリーム受信手段201を取り除いたものである。
そして、読出し手段1801は、DVDやBD(Blu−ray Disc)などに記憶されたストリームを読み出すものであり、本編ストリームとCMストリームと特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを読み出す。
そして読み出し手段1801で読み出されたCM再生検出情報と、特典映像ストリームの切り替えタイミングを特定するストリーム切り替え検出情報は、TSデコード手段202に送られ、情報の内容が抽出される。視聴履歴作成手段205は、CMストリームを再生する毎にCM再生検出情報を検知し、CM視聴履歴を作成する。また、ストリーム選択手段206は、ストリーム切り替え検出情報を検知すると、CM視聴履歴の視聴回数により選択できる複数ストリームが記憶されている再生ストリームリスト記憶手段209内の再生ストリームリスト(特典映像リスト)から該当リストを選択し、そのリストに対応する特典映像ストリームをTSデコード手段202からAVデコード手段203,出力手段204に送り再生させる。
これによれば、ストレージ1802から番組ストリームを再生するときに、視聴者がCMを早送りした場合には、早送りの開始と終了は視聴履歴作成手段205に伝えられ、それに対応して、視聴履歴作成手段205は、早送り中であればCM再生検出情報の検出を行わないようになっている。よって、CM視聴履歴は更新されないので、付加価値の高い特典映像ストリームを視聴者は視聴することができなくなる。したがって、録画再生装置において、視聴者によるCM早送りを防止することによりCM離れをより阻止することができる。
(実施の形態4)
次に本発明の実施の形態4について、図19を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態4に係るデジタル放送受信装置は、実施の形態1と同様に、デジタル放送において、映像、音声、データを受信するものであり、実施の形態1に関する図2で示した構成のうち、再生ストリームリスト取得手段207にかえて、読出し手段1801とストレージ1802と更に録画手段1901を備えたものである。
そして、録画手段1901は、ストリーム受信手段201が受信した、本編ストリームとCMストリームと特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを録画し、DVDやBD(Blu−ray Disc)などに記憶する。また、読出し手段1801は、DVDやBD(Blu−ray Disc)などに記憶されたストリームを読み出すものであり、本編ストリームとCMストリームと特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを読み出す。
次に本発明の実施の形態4について、図19を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態4に係るデジタル放送受信装置は、実施の形態1と同様に、デジタル放送において、映像、音声、データを受信するものであり、実施の形態1に関する図2で示した構成のうち、再生ストリームリスト取得手段207にかえて、読出し手段1801とストレージ1802と更に録画手段1901を備えたものである。
そして、録画手段1901は、ストリーム受信手段201が受信した、本編ストリームとCMストリームと特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを録画し、DVDやBD(Blu−ray Disc)などに記憶する。また、読出し手段1801は、DVDやBD(Blu−ray Disc)などに記憶されたストリームを読み出すものであり、本編ストリームとCMストリームと特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを読み出す。
そして読み出し手段1801で読み出されたCM再生検出情報と、特典映像ストリームの切り替えタイミングを特定するストリーム切り替え検出情報は、TSデコード手段202に送られ、情報の内容が抽出される。視聴履歴作成手段205は、CMストリームを再生する毎にCM再生検出情報を検知し、CM視聴履歴を作成する。また、ストリーム選択手段206は、ストリーム切り替え検出情報を検知すると、CM視聴履歴の視聴回数により選択できる複数ストリームが記憶されている再生ストリームリスト記憶手段209内の再生ストリームリスト(特典映像リスト)から該当リストを選択し、そのリストに対応する特典映像ストリームをTSデコード手段202からAVデコード手段203,出力手段204に送り再生させる。
このように、デジタル放送受信装置に録画機能を組み込ませることもできる。
本発明にかかるデジタル放送受信装置、デジタル放送送信装置、受信方法、および録画再生装置は、CM視聴回数に対応して視聴者が見たがっている特典映像ストリームを視聴者に提供するものに適用しうる。
201 ストリーム受信手段
202 TSデコード手段(TS解析手段)
203 AVデコード手段
204 出力手段
205 視聴履歴作成手段(CM視聴履歴作成手段)
206 ストリーム選択手段
207 再生ストリームリスト取得手段
208 視聴履歴記憶手段
209 再生ストリームリスト記憶手段
1101 外部I/F手段
1201 時刻管理手段
1801 読出し手段
1802 ストレージ
1901 録画手段
202 TSデコード手段(TS解析手段)
203 AVデコード手段
204 出力手段
205 視聴履歴作成手段(CM視聴履歴作成手段)
206 ストリーム選択手段
207 再生ストリームリスト取得手段
208 視聴履歴記憶手段
209 再生ストリームリスト記憶手段
1101 外部I/F手段
1201 時刻管理手段
1801 読出し手段
1802 ストレージ
1901 録画手段
Claims (17)
- デジタル放送において、映像、音声、データを受信するデジタル放送受信装置であって、
本編ストリームと、CMストリームと、特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを受信するストリーム受信手段と、
前記ストリーム受信手段で受信したストリームから、前記CM再生検出情報と、前記ストリーム切り替え検出情報とを抽出するTS解析手段と、
前記CM再生検出情報を検出すると、CMの視聴回数が記録されるCM視聴履歴を作成する視聴履歴作成手段と、
前記ストリーム切り替え検出情報を検出すると、前記視聴回数に対応して特典映像ストリームを指定する特典映像リストから当該特典映像ストリームを選択し、再生するストリーム選択手段と、
を備えることを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 前記特典映像リストは、前記ストリーム切り替え検出情報に含まれることを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
- 前記特典映像リストは、外部記憶メモリ、又は通信により取得されることを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
- 前記CM視聴履歴には、前記CM再生検出情報の受信時刻も含まれ、
前記視聴履歴作成手段は、前記CM再生検出情報と、当該CM再生検出情報の受信時刻とから前記CM視聴履歴を作成することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。 - 前記CM再生検出情報には、CMのスポンサーを識別するスポンサー識別子が含まれ、
前記視聴履歴作成手段は、スポンサー識別子毎に前記CM視聴履歴を作成することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。 - さらに、番組ストリームは特典映像を選択するための視聴者ニーズを入力するタイミングを示唆する視聴者ニーズ入力検出情報を含み、本編ストリーム再生中に前記視聴者ニーズ入力検出情報を検知すると、視聴者がニーズを入力するための手段を提供する視聴者ニーズ入力手段を備え、
前記ストリーム選択手段は、前記ストリーム切り替え検出情報を検出すると、前記視聴回数と前記視聴者ニーズ入力検出情報に対応して特典映像ストリームを指定する特典映像リストから当該特典映像ストリームを選択し、再生することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。 - 前記CM再生検出情報は、CMストリームに同期して、一定間隔毎に存在することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
- 前記ストリーム切り替え検出情報は、特典映像ストリームに同期して、特典映像ストリームの開始時に存在することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
- 前記視聴者ニーズ入力検出情報は、本編ストリームに同期して、本編ストリームのある一定区間内において存在することを特徴とする請求項6に記載のデジタル放送受信装置。
- 前記ストリーム受信手段が受信した、本編ストリームと、CMストリームと、特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを録画する録画手段と、
該録画手段が録画したストリームを読み出すストリーム読み出し手段とを備え、
前記TS解析手段は、前記ストリーム読み出し手段で読み出したストリームから、前記CM再生検出情報と、前記ストリーム切り替え検出情報とを抽出することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。 - デジタル放送において、映像、音声、データを録画する録画再生装置であって、
本編ストリームと、CMストリームと、特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを読み出すストリーム読み出し手段と、
前記ストリーム読み出し手段で読み出したストリームから、前記CM再生検出情報と、前記ストリーム切り替え検出情報とを抽出するTS解析手段と、
前記CM再生検出情報を検出すると、CMの視聴回数が記録されるCM視聴履歴を作成する視聴履歴作成手段と、
前記ストリーム切り替え検出情報を検出すると、前記視聴回数に対応して特典映像ストリームを指定する特典映像リストから当該特典映像ストリームを選択し、再生するストリーム選択手段と、
を備えることを特徴とする録画再生装置。 - デジタル放送において、映像、音声、データを受信するデジタル放送受信方法であって、
本編ストリームと、CMストリームと、特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを受信するストリーム受信ステップと、
前記受信した内容を解析して、ストリームから、前記CM再生検出情報と、前記ストリーム切り替え検出情報とを抽出するTS解析ステップと、
前記CM再生検出情報を検出すると、CMの視聴回数が記録されるCM視聴履歴を作成する視聴履歴作成ステップと、
前記ストリーム切り替え検出情報を検出すると、前記視聴回数に対応して特典映像ストリームを指定する特典映像リストから当該特典映像ストリームを選択し、再生するストリーム選択ステップと、
を備えることを特徴とするデジタル放送受信方法。 - デジタル放送において、映像、音声、データを受信するデジタル放送受信装置に、
本編ストリームと、CMストリームと、特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを受信するストリーム受信ステップと、
前記受信した内容を解析して、ストリームから、前記CM再生検出情報と、前記ストリーム切り替え検出情報とを抽出するTS解析ステップと、
前記CM再生検出情報を検出すると、CMの視聴回数が記録されるCM視聴履歴を作成する視聴履歴作成ステップと、
前記ストリーム切り替え検出情報を検出すると、前記視聴回数に対応して特典映像ストリームを指定する特典映像リストから当該特典映像ストリームを選択し、再生するストリーム選択ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 前記請求項13に記載のプログラムが格納されたことを特徴とする読み取り自在の記録媒体。
- デジタル放送において、映像、音声、データを録画する録画再生方法であって、
本編ストリームと、CMストリームと、特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを読み出すストリーム読み出しステップと、
前記読み出したストリームから、前記CM再生検出情報と、前記ストリーム切り替え検出情報とを抽出するTS解析ステップと、
前記CM再生検出情報を検出すると、CMの視聴回数が記録されるCM視聴履歴を作成する視聴履歴作成ステップと、
前記ストリーム切り替え検出情報を検出すると、前記視聴回数に対応して特典映像ストリームを指定する特典映像リストから当該特典映像ストリームを選択し、再生するストリーム選択ステップと、
を備えることを特徴とする録画再生方法。 - デジタル放送において、映像、音声、データを録画する録画再生装置に、
本編ストリームと、CMストリームと、特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを読み出すストリーム読み出しステップと、
前記読み出したストリームから、前記CM再生検出情報と、前記ストリーム切り替え検出情報とを抽出するTS解析ステップと、
前記CM再生検出情報を検出すると、CMの視聴回数が記録されるCM視聴履歴を作成する視聴履歴作成ステップと、
前記ストリーム切り替え検出情報を検出すると、前記視聴回数に対応して特典映像ストリームを指定する特典映像リストから当該特典映像ストリームを選択し、再生するストリーム選択ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 本編ストリームと、CMストリームと、特典映像ストリームと、CMストリーム再生を検出するCM再生検出情報と、複数特典映像ストリームに切り替えるタイミングを示唆するストリーム切り替え検出情報から構成される番組ストリームを含むトランスポートストリームを送信することを特徴とするデジタル放送送信装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004010654A JP2005204233A (ja) | 2004-01-19 | 2004-01-19 | デジタル放送受信装置、デジタル放送送信装置、受信方法、プログラム、記録媒体および録画再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004010654A JP2005204233A (ja) | 2004-01-19 | 2004-01-19 | デジタル放送受信装置、デジタル放送送信装置、受信方法、プログラム、記録媒体および録画再生装置 |
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JP2005204233A true JP2005204233A (ja) | 2005-07-28 |
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ID=34823322
Family Applications (1)
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JP2004010654A Pending JP2005204233A (ja) | 2004-01-19 | 2004-01-19 | デジタル放送受信装置、デジタル放送送信装置、受信方法、プログラム、記録媒体および録画再生装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008005437A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Canon Inc | 映像再生記録装置及びその制御方法、並びにコンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 |
WO2008120523A1 (ja) | 2007-03-29 | 2008-10-09 | Nec Corporation | 再生ルール評価装置、再生ルール評価方法、記憶媒体、及びプログラム |
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-
2004
- 2004-01-19 JP JP2004010654A patent/JP2005204233A/ja active Pending
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