JP2018118966A5 - - Google Patents

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150mg錠については、上記の(1)〜(4)の工程における各添加物の添加量を表14に記載のとおりに変更した。
25mg錠については、上記の(1)〜(4)の工程における各添加物の添加量を表14に記載のとおりに変更し、後添加混合物Aの製造に際して、300gのデンプングリコール酸ナトリウムに加えて3770gの直打用D−マンニトールを添加した。
また、25mg錠については、上記の後添加混合物Aにさらに70gのステアリン酸カルシウムを添加してV−20混合装置(徳寿工作所)を用いて混合して打錠用末とした。
(7)水に対する溶出性
水に対する溶出性は良好であり、25mg錠、75mg錠、150mg錠のいずれについても、保存開始時、40℃75%相対湿度で1箇月保存後、3箇月保存後、6箇月保存後の各時点において、15分後に85%以上溶出していた(表14B参照)。
(11)錠剤硬度の経時的な変化
錠剤硬度は良好であり、打錠直後の錠剤硬度の平均値は、25mg錠が64.9N、75mg錠が64.4N、150mg錠が70.0Nであった(表14B参照)。
40℃75%相対湿度中にPTPシートで1箇月間保存した後の錠剤硬度も良好であり、錠剤硬度の平均値は、25mg錠が30.0N、75mg錠が34.6N、150mg錠が44.6Nであった(表14B参照)。
40℃75%相対湿度中にPTPシートで3箇月間保存した後の錠剤硬度も良好であり、錠剤硬度の平均値は、25mg錠が34.2N、75mg錠が39.4N、150mg錠が47.5Nであった(表14B参照)。
40℃75%相対湿度中にPTPシートで6箇月間保存した後の錠剤硬度も良好であり、錠剤硬度の平均値は、25mg錠が26.6N、75mg錠が26.6N、150mg錠が44.3Nであった(表14B参照)。
(12)ラクタム体量の経時的な変化
保存安定性も良好であり、40℃75%相対湿度中にポリ塩化ビニルフィルムとアルミニウム箔でできたPTPシートで包装して保存したときの保存開始時のラクタム体の量の平均値は、25mg錠が0.007%、75mg錠が0.005%、150mg錠が0.005%であったのに対して、保存1箇月後のラクタム体の量は、25mg錠が0.018%、75mg錠が0.011%、150mg錠が0.010%であった(表14B参照)。
同様に、40℃75%相対湿度中にポリ塩化ビニルフィルムとアルミニウム箔でできたPTPシートで包装して3箇月間保存した後のラクタム体の量の平均値は、25mg錠が0.036%、75mg錠が0.022%、150mg錠が0.021%であった(表14B参照)。
その結果、プレガバリン錠150mgの苦味は、プレガバリン原薬と比較して顕著に苦味が抑制されていた(表14C)。一方、プレガバリン原薬については、原薬の細かさに起因して口中への苦味の広がり、または後味の不快さが顕著であった(表14C)。
苦みが抑制された理由としては、プレガバリン錠とすることで、プレガバリン原薬が、HPC、還元麦芽糖水飴、及びデンプングリコール酸ナトリウムに覆われることによって苦味を感じにくくなったためと考えられた。
以上の実験結果から、表14に記載の25mg錠、75mg錠、150mg錠は、いずれも、3年間の使用期限までの期間を通じてラクタム体の生成を1.0%以下に保つことができ、3年間の使用期限までの期間を通じて十分な硬度を保つことができ、3年間の使用期限までの期間を通じて十分な溶出性を有し、キャッピング、スティッキング、ラミネーションなどの打錠障害が生じず、粉流れも良く、ロスなく歩留まり良く安定的に製造することができ、各錠剤の質量のバラつきもなく、良好な含量均一性を有することがわかった。
しかも、表14に記載の25mg錠、75mg錠、150mg錠は、いずれも、分割したり、解砕したりして、非圧縮状態にした後でもラクタム体の生成を1.0%以下に保つことができることが確認できた。
また、表14に記載の25mg錠、75mg錠、150mg錠は、カプセル剤よりも小さく、しかも、のどに付着しにくく、フィルムコーティングすることができ、割線を入れることで分割も可能であった。
さらに、表14に記載の25mg錠、75mg錠、150mg錠は、十分に苦みを抑制できていることが確認できた。

Claims (6)

  1. プレガバリン及び薬学的に許容可能なその塩からなる群から選択される1以上の活性成分を含有し、
    該活性成分が、糖衣基剤、水溶性フィルムコーティング基剤、腸溶性フィルムコーティング基剤、D−マンニトール、及び、ステアリン酸カルシウムからなる群から選択される1以上の成分で被覆された顆粒(但し、該顆粒は、1以上の任意の添加物を含有し、該顆粒及び該顆粒に接する被覆は、ヒドロキシプロピル置換セルロース以外のセルロース系添加物を含有しない)中に存在することにより、
    該活性成分が、前記顆粒の外に存在する、ヒドロキシプロピル置換セルロース以外のセルロース系添加物(但し、前記顆粒の外にヒドロキシプロピル置換セルロースが存在しても良い)と接触しない製剤構造を有し、
    ヒドロキシプロピル置換セルロース以外のセルロース系添加物と前記活性成分とが接触する状態で打錠することにより生じる、経時的なラクタム体の生成が抑制された即時放出性の口腔内崩壊錠。
  2. カルボキシメチル基で修飾されたデンプン又は薬学的に許容可能なその塩、糖アルコール、ステアリン酸カルシウム、乳糖水和物、及びヒドロキシプロピル置換セルロースからなる群から選択される1以上の成分を含有する、請求項1に記載の錠剤。
  3. エリスリトール、マンニトール、イソマルト、還元水飴、還元麦芽糖水飴、マルチトール、ソルビトールからなる群から選択される1以上の糖アルコールを含有する、請求項1または2に記載の錠剤。
  4. プレガバリン及び薬学的に許容可能なその塩からなる群から選択される1以上の活性成分が、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、含水二酸化ケイ素、タルク、酸化チタン、ポビドン、クロスポビドン、マクロゴール、ショ糖脂肪酸エステル、ヒプロメロース、ゼラチン、デンプン、部分アルファー化デンプン、リン酸二水素カルシウムからなる群から選択される1以上の成分と接触しない製剤構造を有する、請求項1〜のいずれか一項に記載の錠剤。
  5. α化デンプン、白糖、アラビアゴム、ゼラチンからなる群から選択される1以上の成分を錠剤重量の1.7%以上含有しない、請求項1〜のいずれか一項に記載の錠剤。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載の即時放出性の口腔内崩壊錠の製造方法であって、以下の工程を含む方法:
    (1) プレガバリン及び薬学的に許容可能なその塩からなる群から選択される1以上の活性成分を、1以上の任意の添加物(但し、該添加物は、ヒドロキシプロピル置換セルロース以外のセルロース系添加物を含有しない)とともに混合する工程、
    (2) 前記の混合物にヒドロキシプロピル置換セルロース溶液を噴霧して造粒する工程、
    (3) 前記の造粒物を、糖衣基剤、水溶性フィルムコーティング基剤、腸溶性フィルムコーティング基剤、D−マンニトール、及び、ステアリン酸カルシウムからなる群から選択される1以上の成分を含有する被覆材(但し、該被覆材は、ヒドロキシプロピル置換セルロース以外のセルロース系添加物を含有しない)で被覆する工程、
    (4) 記の被覆造粒物を、ヒドロキシプロピル置換セルロース以外のセルロース系添加物1以上含有する添加剤もしくは造粒物とともに混合して打錠する工程。

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