JP2018118422A - 空気入りタイヤの製造方法、及び剥離装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 加硫タイヤを密着する剛性中子から剥がして剛性中子の取り外し性を向上させる。
【解決手段】 加硫金型から取り出された加硫タイヤ付き剛性中子に対し、剥離工程を行う。剥離工程は、加硫タイヤの少なくとも一方のビード部の外表面と剛性中子の外表面との交わり部に高圧空気を吹き付ける。これにより、高圧空気が剛性中子と加硫タイヤとの間に浸入し、加硫タイヤを密着する剛性中子から剥離させる。
【選択図】図1
【解決手段】 加硫金型から取り出された加硫タイヤ付き剛性中子に対し、剥離工程を行う。剥離工程は、加硫タイヤの少なくとも一方のビード部の外表面と剛性中子の外表面との交わり部に高圧空気を吹き付ける。これにより、高圧空気が剛性中子と加硫タイヤとの間に浸入し、加硫タイヤを密着する剛性中子から剥離させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、加硫タイヤからの剛性中子の取り外し性を向上させた空気入りタイヤの製造方法、及び剥離装置に関する。
近年、タイヤの形成精度を高めるため、剛性中子を用いたタイヤ形成方法(以下「中子工法」という場合がある。)が提案されている。剛性中子は、タイヤ内腔面と略同形状の外形形状を有する中子本体を具える。そして、中子本体上で形成された生タイヤを、剛性中子ごと加硫金型内に投入することにより、中子本体と加硫金型との間に挟まれて、生タイヤが加硫成形される。
図7(A)、(B)に示すように、中子本体2は、周方向に分割された複数の中子セグメント9によって構成される。そして中子セグメント9を、1つずつタイヤ半径方向内側に引き出すことにより、中子本体2をタイヤT1から取り外すことができる。
しかし、加硫後のタイヤT1の内腔面Tsは、中子本体2の外表面Jに密着している。そのため、中子セグメント9の引き出しに大きな力Fが必要となり、無理に引き出した場合には、特に剛性が低いタイヤのサイドウォール部が変形して損傷を招くという問題が生じる。
下記の特許文献には、中子本体の外表面に、ゴム離型性を有する例えばフッ素系樹脂等のコーティング層を形成することが提案されている。しかし、コーティング層を形成した場合、中子本体上で生タイヤを形成する際、未加硫のタイヤ構成部材を中子本体に粘着して保持させることが難くなり、生タイヤの製造効率を損ねる。
本発明は、生タイヤの製造効率を維持しながら、小さな力で中子セグメントを加硫タイヤから引き出しでき、加硫タイヤからの剛性中子の取り外し性を向上させた空気入りタイヤの製造方法、及び剥離装置を提供することを課題としている。
第1の発明は、タイヤ内腔面を成形するための外表面を有する剛性中子の前記外表面上に形成された生タイヤを、前記剛性中子ごと加硫金型内に投入して加硫成形する加硫工程を含む空気入りタイヤの製造方法であって、
前記加硫金型から取り出された加硫タイヤ付き剛性中子に対し、加硫タイヤの少なくとも一方のビード部の外表面と前記剛性中子の外表面との交わり部に高圧空気を吹き付け、この交わり部から前記剛性中子と加硫タイヤとの間に高圧空気を浸入させることにより、加硫タイヤを剛性中子から剥離させる剥離工程を具えることを特徴としている。
前記加硫金型から取り出された加硫タイヤ付き剛性中子に対し、加硫タイヤの少なくとも一方のビード部の外表面と前記剛性中子の外表面との交わり部に高圧空気を吹き付け、この交わり部から前記剛性中子と加硫タイヤとの間に高圧空気を浸入させることにより、加硫タイヤを剛性中子から剥離させる剥離工程を具えることを特徴としている。
本発明に係る前記空気入りタイヤの製造方法において、前記剥離工程は、前記加硫タイヤ付き剛性中子を冷却する冷却工程中に行われることが好ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤの製造方法において、前記剥離工程では、前記加硫タイヤの両側のビード部の外表面と前記剛性中子の外表面との交わり部に、それぞれ高圧空気を吹き付けることが好ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤの製造方法において、前記剥離工程では、前記交わり部におけるタイヤ周方向の複数位置に、高圧空気を吹き付けることが好ましい。
第2の発明は、第1の発明における剥離工程で用いる剥離装置であって、横置き姿勢で支持される加硫タイヤ付き剛性中子に対し、加硫タイヤのビード部の外表面と前記剛性中子の外表面との交わり部に向かって高圧空気を吹き付けるノズルと、前記ノズルを前記交わり部に向かって近離可能に保持する保持手段とを具えることを特徴としている。
本発明に係る前記剥離装置において、前記ノズルは、前記ビード部と同心な環状をなしかつ高圧空気源に導通される配管部のタイヤ周方向の複数位置に設けられるとともに、前記保持手段は、前記配管部を加硫タイヤ付き剛性中子に対して相対的に上下移動させることにより、各前記ノズルを前記交わり部に向かって近離させることが好ましい。
本発明は剥離工程を具え、この剥離工程では、加硫タイヤ付き剛性中子における加硫タイヤのビード部の外表面と剛性中子の外表面との交わり部に、高圧空気を吹き付ける。高圧空気は、前記交わり部から剛性中子と加硫タイヤとの間に浸入し、加硫タイヤを剛性中子から剥がすことができる。
そのため、中子セグメントの加硫タイヤからの引き出し力を減じることができ、タイヤへの損傷を招くことなく、加硫タイヤから中子本体を容易に取り外しすることができる。また中子本体の外表面に、コーティング層を形成する必要がないため、生タイヤの製造効率も維持できる。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。本発明は、剛性中子1を用いた空気入りタイヤの製造方法であって、加硫工程S1(図6に示す)と剥離工程S2(図1に示す)とを含んで構成される。
剛性中子1は、特に規制されることがなく周知構造のものが好適に採用しうる。図5に示すように、本例の剛性中子1は、タイヤ内腔面を成形するためのトロイド状の外表面Jを有する中子本体2と、この中子本体2の中心孔2Hに内挿される円筒状のコア4と、中子本体2の軸心方向両側に配される一対の側板5L、5Uとを具える。
中子本体2は、タイヤ周方向に分割された複数の中子セグメント9から形成される。この中子セグメント9は、周方向に交互に配される第1、第2の中子セグメント9A、9Bから構成される。第1の中子セグメント9Aは、周方向巾が大であり、しかも周方向両端の分割面9Sが、半径方向内方に向かって周方向巾が減じる向きに傾斜する。第2の中子セグメント9Bは、周方向巾が小であり、しかも分割面9Sが、半径方向内方に向かって周方向巾が増す向きに傾斜する。従って、中子本体2では、第2の中子セグメント9Bから順次半径方向内方に一つずつ移動させて、タイヤのビード孔から順次取り出すことができる。
コア4は、中子本体2の前記中心孔2Hに内挿されることにより、各中子セグメント9の半径方向内側への移動を阻止する。なおコア4の外周面と中子本体2の内周面とには、互いに係合して各中子セグメント9を軸心方向に案内する蟻溝及び蟻ほぞ等からなるガイド部11が形成されている。
コア4の軸心方向の一方側の端部には側板5Lが固着され、かつ他方側の端部には側板5Uが脱着自在に取り付けられる。側板5L、5Uは、各中子セグメント9の軸心方向の移動を阻止する。側板5L、5Uには、支持軸部12が同心に突設される。この支持軸部12は、例えば搬送装置、生タイヤ形成機、加硫金型、冷却装置等に設けられるチャック部14(図1、6に示す)に脱着可能に連結される。チャック部14としては、周知のボールロック機構が好適に採用しうる。
そして、中子本体2の外表面J上に、タイヤ構成部材を順次貼り付けることにより、加硫タイヤに近似した外形形状を有する生タイヤTが形成される(生タイヤ形成工程)。
図6に示すように、加硫工程S1では、生タイヤTを剛性中子1ごと加硫金型15内に投入し、剛性中子1と加硫金型15との間で生タイヤTを挟んで加硫成形が行われる。加硫金型15は周知構造をなし、その内部に、生タイヤTを外側加熱する蒸気ジャケット、電気ヒータなどの加熱手段(図示省略)が配されている。また剛性中子1には、生タイヤTを内側加熱する加熱手段16が配される。本例の加熱手段16は、蒸気ジャケットであって、各中子セグメント9には、気密なチャンバー室16Aが形成される。また各中子セグメント9の下側の側面には、チャンバー室16Aに蒸気を吸排する一対のポート17が配される。なお加硫金型15には、各ポート17に接続可能なコネクター(図示省略)が配される。
加硫金型15から取り出された加硫タイヤ付き剛性中子1Aに対して、剥離工程S2が行われる。
図1に示すように、剥離工程S2では、剥離装置20を用い、加硫タイヤT1の少なくとも一方のビード部Tbの外表面bsと剛性中子1の外表面Jとの交わり部Kに、高圧空気を吹き付ける。これにより、交わり部Kから剛性中子1と加硫タイヤT1との間に高圧空気を浸入させ、加硫タイヤT1を剛性中子1から剥離させる。
本例の剥離工程S2では、横置き姿勢で支持される加硫タイヤT1における上側の交わり部KUと、下側の交わり部KLとに、それぞれ高圧空気が吹き付けられる。上側の交わり部KUとは、上側のビード部TbUの外表面bsと剛性中子1の外表面Jとの交わり部を意味する。下側の交わり部KLとは、下側のビード部TbLの外表面bsと剛性中子1の外表面Jとの交わり部を意味する。
図1,2に示すように、本例の剥離装置20は、上側の交わり部KUに高圧空気を吹き付ける上の吹付け手段21Uと、下側の交わり部KLに高圧空気を吹き付ける下の吹付け手段21Lとを具える。
本例では、加硫タイヤ付き剛性中子1Aが、冷却工程S3で用いる冷却装置22により横置き姿勢で保持される。冷却装置22は、支持台23上に、加硫タイヤ付き剛性中子1Aの支持軸部12を支持するチャック部14が、昇降自在に配される。また支持台23には、チャック部14の周囲に、中子本体2の前記ポート17に接続し各チャンバー室16Aに冷却液を供給するコネクタ24が配されている。
前記下の吹付け手段21Lは、前記支持台23に取り付く配管部25を具える。この配管部25は、ビード部Tbと同心な環状をなし、かつ高圧空気源に導通される。また配管部25には、タイヤ周方向の複数位置(例えば4〜8つの位置)に、下側の交わり部KLに向かって高圧空気を吹き付けるノズル26が設けられる。
図3に示すように、ノズル26は、配管部25に取り付くとともに、先端で開口する先細状のノズル孔26Aを有する。本例では、加硫タイヤ付き剛性中子1Aは、チャック部14と一体に昇降移動しうる。従って、本例では、昇降自在なチャック部14が、ノズル26を下側の交わり部KLに向かって近離移動させうる保持手段28を構成している。
図1,2に示すように、上の吹付け手段21Uは、ビード部Tbと同心な環状をなし、かつ高圧空気源Qに導通される上の配管部30を具える。上の配管部30は、例えばガイド付きシリンダである昇降機31のロッド下端に取り付く支持枠32を介して、昇降自在に支持される。本例では、昇降機31は、ガイド34によって横移動可能であり、これにより加硫タイヤ付き剛性中子1Aを冷却装置22に装着(或いは取り外し)する際の、上の吹付け手段21Uとの衝突が防止される。
前記配管部30には、タイヤ周方向の複数位置(例えば4〜8つの位置)に、上側の交わり部KUに向かって高圧空気を吹き付けるノズル33が設けられる。図3に示すように、このノズル33も前記ノズル26と同様、配管部30に取り付き、かつ先端で開口する先細状のノズル孔33Aを具える。
本例では、昇降機31が、ノズル33を上側の交わり部KUに向かって近離移動させる保持手段28を構成している。
図4(A)、(B)に示すように、ノズル26、33から、交わり部Kに向かって吹き付けられる高圧空気は、その風圧によってビード部Tbを部分的に浮き上がらせ、交わり部Kから剛性中子1と加硫タイヤT1との間に浸入できる。この浸入により、密着する剛性中子1から、加硫タイヤT1を強制的に剥がすことができる。高圧空気の浸入は、奥へと次第に進行していくため、広範囲に亘って、加硫タイヤT1を剥がすことができる。また一度剥がされた部分では、吹き付けが停止された後も、微少な空気層ができ、しかも各面が空気によって冷却されゴムの粘着性が減じられるため、剥がれやすい状態が維持される。
なお剥離工程S2は、冷却工程S3中、特には、冷却工程S3の開始初期に行うのが好ましい。この開始初期では、加硫タイヤT1が高温度でありゴムが柔らかい。そのため、高圧空気が浸入しやすく、より高い剥離効果を発揮することができる。なお剥離工程S2は、加硫タイヤT1の内部温度が100℃以上、さらには120℃以上のときに開始するのが好ましい。
なお剥離工程S2では、上側の交わり部KUのみに高圧空気を吹き付けても良い。また下側の交わり部KLのみに高圧空気を吹き付けても良い。また本例のように、上側及び下側の交わり部KU、KLに、同時に高圧空気を吹き付けても良い。また上側及び下側の交わり部KU、KLに、交互に高圧空気を吹き付けても良い。さらには、加硫タイヤ付き剛性中子1Aを回転しながら、交わり部Kに高圧空気を吹き付けることも好ましい。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
本発明の効果を確認するため、加硫金型から取り出された加硫タイヤ(タイヤサイズ215/45R17)付きの剛性中子に対して、剥離工程を行った。剥離工程では、実施例1(上側の交わり部KUのみに高圧空気を吹き付け)、実施例2(下側の交わり部KLのみに高圧空気を吹き付け)、実施例3(上側及び下側の交わり部KU、KLに、同時に高圧空気を吹き付け)を行った。
そして、図7(A)、(B)に準じ、加硫成形後、加硫タイヤから中子本体を分解して取り外す際のタイヤ損傷の発生率を測定した。その結果、実施例1、2、3ともに、タイヤ損傷の発生率を10%以下に減じることができた。なお剥離工程を行わない場合のタイヤ損傷の発生率は55%であった。
1 剛性中子
1A 加硫タイヤ付き剛性中子
2 中子本体
15 加硫金型
20 剥離装置
25、30 配管部
26、33 ノズル
28 保持手段
J 剛性中子の外表面
K、KL、KU 交わり部
S1 加硫工程
S2 剥離工程
S3 冷却工程
T 生タイヤ
T1 加硫タイヤ
Tb、TbL、TbU ビード部
Ts タイヤ内腔面
bs ビード部の外表面
1A 加硫タイヤ付き剛性中子
2 中子本体
15 加硫金型
20 剥離装置
25、30 配管部
26、33 ノズル
28 保持手段
J 剛性中子の外表面
K、KL、KU 交わり部
S1 加硫工程
S2 剥離工程
S3 冷却工程
T 生タイヤ
T1 加硫タイヤ
Tb、TbL、TbU ビード部
Ts タイヤ内腔面
bs ビード部の外表面
Claims (6)
- タイヤ内腔面を成形するための外表面を有する剛性中子の前記外表面上に形成された生タイヤを、前記剛性中子ごと加硫金型内に投入して加硫成形する加硫工程を含む空気入りタイヤの製造方法であって、
前記加硫金型から取り出された加硫タイヤ付き剛性中子に対し、加硫タイヤの少なくとも一方のビード部の外表面と前記剛性中子の外表面との交わり部に高圧空気を吹き付け、この交わり部から前記剛性中子と加硫タイヤとの間に高圧空気を浸入させることにより、加硫タイヤを剛性中子から剥離させる剥離工程を具えることを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。 - 前記剥離工程は、前記加硫タイヤ付き剛性中子を冷却する冷却工程中に行われることを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤの製造方法。
- 前記剥離工程では、前記加硫タイヤの両側のビード部の外表面と前記剛性中子の外表面との交わり部に、それぞれ高圧空気を吹き付けることを特徴とする請求項1または2記載の空気入りタイヤの製造方法。
- 前記剥離工程では、前記交わり部におけるタイヤ周方向の複数位置に、高圧空気を吹き付けることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の空気入りタイヤの製造方法。
- 請求項1〜4の何れかの剥離工程で用いる剥離装置であって、
横置き姿勢で支持される加硫タイヤ付き剛性中子に対し、加硫タイヤのビード部の外表面と前記剛性中子の外表面との交わり部に向かって高圧空気を吹き付けるノズルと、前記ノズルを前記交わり部に向かって近離可能に保持する保持手段とを具えることを特徴とする剥離装置。 - 前記ノズルは、前記ビード部と同心な環状をなしかつ高圧空気源に導通される配管部のタイヤ周方向の複数位置に設けられるとともに、前記保持手段は、前記配管部を加硫タイヤ付き剛性中子に対して相対的に上下移動させることにより、各前記ノズルを前記交わり部に向かって近離させることを特徴とする請求項5記載の剥離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017010570A JP2018118422A (ja) | 2017-01-24 | 2017-01-24 | 空気入りタイヤの製造方法、及び剥離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017010570A JP2018118422A (ja) | 2017-01-24 | 2017-01-24 | 空気入りタイヤの製造方法、及び剥離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018118422A true JP2018118422A (ja) | 2018-08-02 |
Family
ID=63043377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017010570A Pending JP2018118422A (ja) | 2017-01-24 | 2017-01-24 | 空気入りタイヤの製造方法、及び剥離装置 |
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2017
- 2017-01-24 JP JP2017010570A patent/JP2018118422A/ja active Pending
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