JP2018115503A - 簡易建物 - Google Patents

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Abstract

【課題】施工性の向上を図ることができる簡易建物を提供する。
【解決手段】本発明にかかる簡易建物1は、垂木掛け7と、躯体柱9を備え、躯体柱9は上端に位置出し線8a、8b、8cが設けてあり、位置出し線8bを垂木掛け7の左右一方の端部に合わせて躯体柱9を位置決めしてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、簡易建物に関する。
テラス等の簡易建物では、垂木掛けの両端部にそれぞれ躯体柱を取付けるものがある。
図15に示すように、従来の簡易建物では、垂木掛け51の端部に躯体柱53を取付ける場合、予め躯体柱53にねじ挿通孔55を形成しておき、躯体3に墨出しした後、墨出し線57の上に躯体柱53を当てて、墨出し線57を躯体柱53のねじ挿通孔55に一致する位置を目視して、躯体柱53をねじ止めしていた。
しかし、従来の簡易建物では、躯体柱の取付け位置を墨出しにより位置決めをしていたので手間がかかり、施工性が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、施工性の向上を図ることができる簡易建物の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、垂木掛けと、躯体柱を備え、躯体柱は上端に位置出し線が設けてあり、位置出し線を垂木掛けの左右一方の端部に合わせて躯体柱を位置決めしてあることを特徴とする簡易建物である。
請求項1に記載の発明によれば、躯体柱に設けた位置出し線を垂木掛けの左右一方の端部を合わせて躯体柱を位置決めすれば良いので、簡易建物の施工が容易にできる。
第1実施の形態にかかる簡易建物であって、垂木掛けの一端部に躯体柱を取付ける前の状態を示す斜視図である。 第1実施の形態にかかる簡易建物であって、垂木掛けの一端部に躯体柱と垂木掛けキャップを取付けた状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)に示すA−A断面図である。 躯体柱キャップの図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図、(d)は底面図、(e)は背面図である。 垂木掛けの取付け工程を示す斜視図である。 躯体柱本体に上端キャップと妻ばり保持金具を取付ける前の状態を示す図であり、躯体柱本体の背面側から見た斜視図である。 妻ばり及び下端キャップの取付け工程を示す斜視図である。 桁と妻垂木の取付け工程を示す斜視図である。 パネル押えの取付け工程を示す斜視図である。 中桟及び後付けビードの取付け工程を示す斜視図である。 垂木掛けキャップ及び桁キャップの取付け工程を示す斜視図である。 簡易建物の斜視図である。 第2実施の形態であって、垂木掛けの突合せ部に躯体柱を取付ける前の状態を示す斜視図である。 第2実施の形態であって、垂木掛けの突合せ部に躯体柱を取付けた状態を示す斜視図である。 第2実施の形態にかかる簡易建物の図であって、(a)は正面図、(b)は側面図である。 従来の簡易建物であって、垂木掛けの端部に躯体柱を位置決めする工程を示す正面図である。
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明するが、まず、図1〜11を参照して本発明の第1実施の形態について説明する。
図11に示すように、本発明の実施の形態にかかる簡易建物1は、躯体3に設置されるものであり、柱がないタイプのテラスである。躯体3は掃出し窓5を備える外壁である。
簡易建物1は、垂木掛け7と、躯体柱9とを備えている。垂木掛け7は、左右に長い長尺であり、掃出し窓5の上方に取付けてある。左右の躯体柱9の下部には、前方に突出する妻ばり11が取付けてあり、左右の妻ばり11の前端部には桁13が架設されている。垂木掛け7と桁13との間には、左右の妻垂木15及び垂木17が架け渡されており、妻垂木15と垂木17の間及び垂木17、17間には、パネル19が取付けられている。尚、図11において、符号21で示すのは、雨樋である。
図2に示すように、躯体柱9は垂木掛け7の左右端部において、夫々上端を当接させて位置決めされていると共に垂木掛け7に対して垂直に配置されている。
図5及び図6に示すように、躯体柱9は、躯体柱本体9aと、躯体柱本体9aの上端に装着する上端キャプ9bと、躯体柱本体9aの下端に装着する下端キャップ9cとを備えている。上端キャップ9bはASA樹脂(アクリレート・スチレン・アクロナイト)等の樹脂材である。
図3に示すように、上端キャップ9bには、その上端には、垂木掛け7の左右端部に位置決めする為の位置出し線8a、8b、8cが形成されている。この実施の形態では、位置出し線8a〜8cは、それぞれ溝条であり、合計3本形成されている。上端キャップ9bは、左右の躯体柱9に共通して用いるものであり、右躯体柱9では位置出し線8aを垂木掛け7の右端部に位置合わせ、左躯体柱9では位置出し線8bを垂木掛け7の左端部に位置合わせている。尚、中央の位置出し線8cは後述するように、2本の垂木掛け7を左右に配置する場合に用いるものであり、詳細については第2実施の形態で説明する。
また、図2(b)に示すように、上端キャップ9bは、垂木掛け7の下面に当接する当接部14を有し、当接部14の見込寸法W1が躯体柱9の見込寸法W2よりも小さくしてあり、垂木掛け7と上端キャップ9bとの間に、妻垂木15を垂木掛け7にねじ止めするための作業空間Sを形成している。
次に、簡易建物1の施工について説明する。
(1)垂木掛けの取付け
図4に示すように、垂木掛け7にねじの取付穴をあけておき、取付穴が躯体3に設けてある間柱の位置に合うように配置し、躯体3にも取付穴をあけた後、躯体3の取付穴にシーリング材12を注入した後、ねじ22で垂木掛け7を固定する。水平器Lで水平を確認した後、垂木掛け7の全長に亘ってシーリングをする。
(2)躯体柱と妻ばり保持金具の取付け
図5に示すように、躯体柱本体9aの下端から妻ばり保持金具23を装着してねじ18で固定する。次に、躯体柱本体9aの上端に上端キャップ9bを嵌め込む。
(3)躯体柱の取付け
図1に示すように、垂木掛け7の左右端部に各々躯体柱9を取付ける。右側の躯体柱9の取付けは、躯体柱9に設けてある位置出し線8a〜8cについて、右端にある位置出し線8bを合わせ、左側の躯体柱9は左端にある位置出し線8aにそれぞれ垂木掛けの端部を合わせる。その位置で躯体柱9をねじ32で仮止めし、水平器Lで躯体柱9の垂直を確認する。
仮止めしたねじ32を外し、躯体に下穴をあけ、下穴にシーリング材12を注入する。その後、ねじ32及び各ねじ24で躯体柱9を躯体3に固定する。
(4)妻ばりと下端キャップの取付け
図6に示すように、妻ばり保持金具23を内側に挿入するように妻ばり11を装着し、妻ばり11をねじ20で固定した後、妻ばりキャップ25及び下端キャップ9cを取付ける。
(5)桁及び妻垂木の取付け
図7に示すように、左右の妻ばり11、11間に桁13を架設し、次に垂木掛け7の各左右端部と桁13との間に妻垂木15を配置してねじ26で固定する。
(6)垂木及びパネル押えの取付け
図8に示すように、垂木掛け7と桁13との間に、左右に所定間隔をあけて垂木17をねじとめし、妻垂木15と垂木17間及び隣り合う垂木17、17間に、それぞれパネル19を配置する。その後、パネル押え27でパネル19の左右端部を押えて、パネル押え27をねじ28で対応する垂木17及び妻垂木15に固定する。
(7)中桟・後付けビードの取付け
図9に示すように、パネル19の下側から中桟29を対応する垂木17及び妻垂木15にねじ30で止め、パネル19の下側からパネル19の縁に後付けビード31を嵌め入れる。
(8)キャップの取付け
図10に示すように、垂木掛けキャップ33及び桁キャップ35にシーリングした後に垂木掛け7の左右端部に各々垂木掛けキャップ33を取付け、桁13の左右端部に各々桁キャップ35を取付ける。
尚、躯体柱9と妻ばり11の結合部、躯体柱9の上端キャップ9b、妻ばり11と桁13との結合部等の各所にもシーリングする。
第1実施の形態にかかる簡易建物1の作用効果について説明する。
図1に示すように、第1実施の形態にかかる簡易建物1によれば、垂木掛け7に対して躯体柱9を取付けるときには、躯体柱9に設けた位置出し線8a、8bを垂木掛け7の左右一方の端部に合わせて躯体柱9を位置決めすれば良いので、簡易建物の施工が容易にできる。
位置出し線8a、8bは、躯体柱本体9aに装着する上端キャップ9bに形成しているので、躯体柱9の上端面に容易に設けることができる。
垂木掛け7の左右端部が載る躯体柱9の上端面に位置出し線8a、8bを設けているので、躯体柱9と垂木掛け7の左右端部との位置合わせがし易い。
位置出し線8a、8bは、左右対称な位置に設けているので、位置出し線8a、8bを設けた躯体柱9を、垂木掛け7の左右いずれの端部にも共通して用いることができる。
図2(b)及び図7に示すように、上端キャップ9bは、垂木掛け7の下面に当接する当接部14の見込寸法W1が躯体柱9の見込寸法W2よりも小さくして、垂木掛け7と上端キャップ9bとの間にねじ26を止める作業空間Sが形成されているから、垂木掛け7に妻垂木15を固定するねじ26が止め易い。
以下に本発明の他の実施の形態を説明するが、以下に説明する実施の形態において、上述した第1実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することによりその部分の詳細な説明を省略し、以下の説明では第1実施の形態と主に異なる点を説明する。
図14に、本発明の第2実施の形態にかかる簡易建物1を示す。この第2実施の形態では、間口寸法が第1実施の形態にかかる簡易建物の約2倍になっており、第1実施の形態で用いた垂木掛け7を2本用いて、左右に連結している。
図12及び図13に示すように、第2実施の形態にかかる簡易建物1における垂木掛け7、7と躯体柱9の取付けでは、2本の垂木掛け7を左右に突き合せて連結してあり、躯体柱9及び妻ばり11は連結した左右の垂木掛け7、7の左右端部と、中間連結部7aとの合計3箇所に設けている。
中間連結部7aに取付ける躯体柱9は、3つ設けてある位置出し線8a、8b、8cの内の中間に位置する位置出し線8cを、左右の垂木掛け7、7突合せ部に位置を合わせて固定している。
その他の構成及び施工は上述した第1実施の形態と同様である。
この第2実施の形態によれば、上述した第1実施の形態と同様の作用効果を奏すると共に、左右の垂木掛け7、7を突き合せて左右に連結した簡易建物においても、連結した垂木掛け7,7の左右に設ける躯体柱9と共通の躯体柱9を垂木掛け7、7の中間連結部7aにも用いることができ、部品種類を少なくできる。
また、図14に示すように、左右の垂木掛け7、7を突き合せて連結した中間連結部7aには、垂木17がねじ26で固定されるから、躯体キャップ9bについて、垂木掛け7との当接部14の見込寸法W1を躯体柱9の見込寸法W2よりも小さくしたことにより(図2参照)、垂木掛け7に垂木17を固定するねじ26が止め易い。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、簡易建物1は、柱なしテラスに限らず、柱付きテラスであっても良いし、サンルーム等であってもよい。
躯体柱9に形成する位置出し線8a〜8cは、3つ設けることに限らず、位置出し線8a〜8cのいずれか1つのみ設けるものであっても良いし、中間の位置出し線8cを除いて2つの位置出し線8a、8bを設けるものであっても良い。
また、位置出し線8a〜8cは、躯体柱本体9aの上端部に装着する上端キャプ9bに形成したが、これに限らず、躯体柱本体9aの上端部の側面に形成するものであっても良い。
各位置出し線8a〜8cは、溝条に形成することに限らず、線を描いたり、矢印を付するものであっても良い。
1 簡易建物
3 躯体
7 垂木掛け
9 躯体柱
8a〜8c 位置出し線

Claims (1)

  1. 垂木掛けと、躯体柱を備え、躯体柱は上端に位置出し線が設けてあり、位置出し線を垂木掛けの左右一方の端部に合わせて躯体柱を位置決めしてあることを特徴とする簡易建物。
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