JP2018115451A - 腰壁 - Google Patents

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Abstract

【課題】専用の部材や特別な工法を用いることなく耐風強度を確保できる腰壁を提供する。【解決手段】住宅1に設けられた腰壁であって、腰壁100の上端部に横架された上梁120と、下端部が住宅1の基礎2に固定されると共に上端部が上梁120の長手方向における中途部と固定された中間通し柱113と、を具備する。【選択図】図7

Description

本発明は、建築物に設けられた腰壁の技術に関する。
従来、建築物に設けられた腰壁の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載の腰壁においては、上端部に横架された所定の横架材を具備する。前記横架材は、水平板状のウェブの両端部にそれぞれ垂直板状のフランジが突設されると共に、建築物側のフランジに上方へ延出した突出部が一体的に形成され、断面視略H字状に構成される。そして、前記腰壁においては、上述の如き構成の横架材に対して、屋外側のフランジに上枠材が載置されると共に、当該上枠材の建築物側の面を突出部の板面に屋外側から当接させる。そして、建築物側からネジが打ち込まれることによって、上枠材と突出部とが固定される。
このような構成により、前記腰壁は、面外方向からの力(例えば風圧)に対して高い強度(耐風強度)を確保することができる。
特開2007−9441号公報
しかしながら、特許文献1に記載の腰壁においては、上述の如き構成の横架材等の専用の部材を用いる必要があるため、部品コストが増大したり、特別な工法を用いて施工性が悪化したりする等の不都合があった。
本発明は以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、専用の部材や特別な工法を用いることなく耐風強度を確保できる腰壁を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、建築物に設けられた腰壁であって、前記腰壁の上端部に横架された第一の横架材と、下端部が前記建築物の基礎に固定されると共に上端部が前記第一の横架材の横架方向における中途部と固定された通し柱と、を具備するものである。
請求項2においては、前記第一の横架材は、前記横架方向において前記通し柱を挟んだ一方側と他方側とが別体で形成されているものである。
請求項3においては、前記第一の横架材の下方で横架された第二の横架材をさらに具備し、前記通し柱は、前記第二の横架材に固定されているものである。
請求項4においては、前記第二の横架材は、前記横架方向において前記通し柱を挟んだ一方側と他方側とが別体で形成されているものである。
請求項5においては、前記第二の横架材は、前記腰壁の下部に横架された第三の横架材と、上下方向において前記第一の横架材と前記第三の横架材との間の中途部に横架された第四の横架材と、を含み、前記第四の横架材は、前記第一の横架材及び前記第三の横架材よりも前記上下方向の幅が長く形成されているものである。
請求項6においては、前記第四の横架材は、前記上下方向に互いに離間して複数配置されているものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、専用の部材や特別な工法を用いることなく耐風強度を確保できる。
請求項2においては、耐風強度を効果的に確保できる。
請求項3においては、耐風強度を効果的に確保できる。
請求項4においては、耐風強度を効果的に確保できる。
請求項5においては、耐風強度を効果的に確保できる。
請求項6においては、耐風強度を効果的に確保できる。
本発明の第一実施形態に係る腰壁が設けられた住宅を示した正面図。 (a)同じく、側面図。(b)図2(a)の一部断面図。 住宅の一階の構成を示した平面図。 住宅の二階の構成を示した平面図。 住宅の南西部分を示した斜視図。 腰壁の構造を示した斜視図。 腰壁の構造を示した正面図。 本発明の第二実施形態に係る腰壁の構造を示した正面図。
以下では、図中の矢印に基づいて、東西方向、南北方向及び上下方向を定義して説明を行う。なお、後述する住宅1においては、南側が正面側であるものとする。
以下では、図1から図5を用いて、本発明の第一実施形態に係る腰壁100が設けられた住宅1の概要について説明する。
なお、図5においては、簡略化のために屋根4の図示を省略している。
図1及び図2に示すように、住宅1は、一戸建ての住宅であり、具体的には二階建ての木造住宅である。住宅1は、主として基礎2と、当該基礎2の上方に設けられた建物本体3(構造躯体)と、前記建物本体3の上方に設けられた屋根4と、後述するバルコニー49の周囲等に設けられた腰壁100と、を具備する。建物本体3には、屋内空間を取り囲むように形成された外壁10が含まれる。なお図面において、腰壁100は、外壁10と区別するために、適宜二点鎖線の斜線部分により図示を行っている。なお、外壁10及び腰壁100の構成についての詳細な説明は後述する。住宅1の一階及び二階には、種々の部屋や区画が形成される。
まず、図3を用いて、住宅1の一階の構成について説明する。
住宅1の一階には、玄関ポーチ21、玄関22、一階廊下23、一階トイレ24、折り返し階段25、リビング26、ダイニング27、キッチン28、洗面室29、浴室31及びテラス32が形成される。
玄関ポーチ21は、一階の南東部分に形成される。玄関ポーチ21の北側には、玄関22が形成される。玄関22には、玄関扉33が設けられる。一階廊下23は、玄関22から西側へ延びるように形成される。一階廊下23の北側には、一階トイレ24が形成される。また、一階廊下23の北側、且つ、一階トイレ24の西側には、折り返し階段25が形成される。折り返し階段25の下方には、階段下収納34が設けられる。
一階廊下23の南側には、リビング26が形成される。リビング26の西側には、リビング側扉35が形成される。
一階廊下23の西側の突き当り部分には、ダイニング27が形成される。ダイニング27の南側には、ダイニング側扉36が形成される。ダイニング27の西側には、当該ダイニング27と連接してキッチン28が形成される。キッチン28の南側には、キッチン側扉37が形成される。
キッチン28の西側には、洗面室29が形成される。洗面室29の北側には、浴室31が形成される。洗面室29の南側には、テラス32が形成される。
このような構成の住宅1の一階においては、テラス32が、屋外に形成されると共に、ダイニング27、キッチン28及び洗面室29に沿って、東西方向に長く形成される。住宅1の居住者は、リビング側扉35、ダイニング側扉36又はキッチン側扉37を介して、住宅1の屋内と屋外(テラス32)とを行き来することができる。
次に、図4及び図5を用いて、住宅1の二階の構成について説明する。
住宅1の二階には、洋和室42、第一洋室43、二階廊下44、折り返し階段25、二階トイレ45、第二洋室46、主寝室47、床座48、バルコニー49及び吹き抜け部51が形成される。
洋和室42は、二階の北東部分に形成される。洋和室42の南側には、第一洋室43が形成される。二階廊下44は、洋和室42及び第一洋室43の出入り口近傍から西側へ延びるように形成される。二階廊下44の北側には、折り返し階段25が形成される。また、二階廊下44の北側、且つ、折り返し階段25の南西側には、二階トイレ45が形成される。
二階廊下44の南側、且つ、第一洋室43の西側には、第二洋室46が形成される。第二洋室46には、第二洋室窓54が設けられる。第二洋室46の西側には、吹き抜け部51が形成される。吹き抜け部51は、一階(テラス32)を屋上へと解放させる。吹き抜け部51の南側部分には、後述するバルコニー49の南側部分に形成された腰壁100が、東側に延びるように形成される。
二階廊下44の西側の突き当り部分には、主寝室47が形成される。主寝室47は、東西方向に長く形成され、その北東側部分にウォークインクロゼット55が設けられる。主寝室47の南側には、吹き抜け部51が形成される。主寝室47には、主寝室窓56が設けられる。
主寝室47の西側には、床座48が形成される。床座48の南側、且つ、吹き抜け部51の西側には、バルコニー49が形成される。バルコニー49の上方は、屋根4が設けられず、屋外へと解放される。バルコニー49の東側(吹き抜け部51側)部分には、ガラスパネル手摺57が設けられる。また、バルコニー49の南側及び西側部分には、腰壁100が形成される。
このような構成の住宅1の二階においては、吹き抜け部51が、屋外に形成されると共に、主寝室47に沿って東西方向に長く形成される。こうして、住宅1の居住者は、第二洋室窓54、主寝室窓56又はガラスパネル手摺57を介して、吹き抜け部51(ひいては、一階に形成されたテラス32)を視認することができる。また、吹き抜け部51及び主寝室窓56を介して、北西部分に形成された主寝室47へと、南方向からの太陽光を取り入れることができる。
以下では、図1から図5を用いて、外壁10の構成について詳細に説明する。
外壁10は、複数の柱や梁、外壁材等によって構成される。複数の柱は、それぞれ長手方向を上下方向へ向け、水平方向に所定の間隔をあけて配置される。複数の柱には、通し柱110や管柱115等が含まれる。図3及び図4に示すように、通し柱110及び管柱115は、住宅1の構成に応じて適宜な箇所に配置される。
外壁10は、住宅1の東側、西側、南側及び北側の四方において、当該住宅1の屋内空間と屋外空間とを仕切るように形成される。四方のうち、東側、西側及び北側の外壁10は、平面視で直線状に延びるように形成される。西側の外壁10は、前記バルコニー49の西側部分の腰壁100と一体的に形成される。また、西側の外壁10のうち、南側の下部には、開口部(裏口38)が形成される。裏口38の奥側(東側)には、テラス32が形成される。
四方のうち、南側の外壁10は、平面視で東側部分が直線状に延びると共に、西側の一部分が北側に凹むように形成される。なお以下では、南側の外壁10のうち、前記東側部分を「第一南側外壁11」と称し、前記凹むように形成された部分を「第二南側外壁12」と称し、最も西側の部分を「第三南側外壁13」と称する。
第一南側外壁11の東側の下部には、開口部(玄関ポーチ21)が形成される。玄関ポーチ21の奥側(北側)には、玄関22が形成される。第二南側外壁12は、上述の如く、北側に凹むように形成されることにより、テラス32及び吹き抜け部51を区画する。第一南側外壁11と第三南側外壁13とは、東西方向に互いに離間して形成される。第一南側外壁11と第三南側外壁13との間(テラス開放部39)の奥側(北側)には、テラス32が形成される。
第一南側外壁11及び第二南側外壁12は、上下方向において、住宅1の一階及び二階に亘るように形成される。これに対して、第三南側外壁13は、上下方向において、住宅1の一階部分にのみ形成される。第三南側外壁13及びテラス開放部39の上方には、前記バルコニー49の南側部分の腰壁100が形成される。第一南側外壁11、第二南側外壁12及び第三南側外壁13は、前記バルコニー49の南側部分の腰壁100と一体的に形成される。
以下では、図3から図7を用いて、本発明の第一実施形態に係る腰壁100の構成について詳細に説明する。
ここで、本実施形態において、腰壁100は、バルコニー49の南側及び西側部分に形成されている。以下では、バルコニー49の南側部分に形成された腰壁100について説明するものとする。また、以下の説明において「腰壁100」とは、バルコニー49の南側部分に形成された腰壁を指すものとする。
なお、図6及び図7は、腰壁100の構造を説明するための図であり、外壁材等の図示を省略している。
腰壁100は、面方向を南北方向へ向けると共に、平面視で東西方向に直線状に延びるように形成される。腰壁100の上端部は、東西方向(水平方向)における両端部を除いて、自由端となっている(例えば、控え梁のような部材で拘束されていない)。本実施形態に係る腰壁100は、面外方向からの力(例えば風圧)に対して高い強度(耐風強度)を確保するように形成される。なお、面外方向とは、腰壁100の面に対して垂直な方向(本実施形態においては、南北方向)を指すものとする。腰壁100は、通し柱110、上梁120、下梁130、中間梁140、束材150及び控え梁160を具備する。
通し柱110は、一階から二階へと階を跨ぐように形成された柱である。通し柱110の下端部は、基礎2(より詳細には、基礎2に設けられた土台)に固定される。腰壁100において通し柱110は、複数(本実施形態においては、3本)設けられる。なお以下では、腰壁100を構成する3本の通し柱110のうち、最も西側に配置される通し柱110を「西側通し柱111」と称し、最も東側に配置される通し柱110を「東側通し柱112」と称し、西側通し柱111と東側通し柱112との間に配置される通し柱110を「中間通し柱113」と称する。
西側通し柱111は、上述の如く3本の通し柱110のうち、最も西側に配置された通し柱である。西側通し柱111は、腰壁100だけでなく、住宅1の外壁10を構成している。具体的には、西側通し柱111は、第三南側外壁13の最も西側に配置される。こうして、西側通し柱111は、平面視で住宅1の南西部分の隅部に配置される。西側通し柱111の上端部は、腰壁100の最上部に位置している。西側通し柱111は、中間通し柱113と、当該西側通し柱111の北側に隣接する通し柱(図3及び図5に示す、通し柱110a)と、のそれぞれの間に、バルコニー49の床部を支持するための梁が横架される。
東側通し柱112は、上述の如く3本の通し柱110のうち、最も東側に配置された通し柱である。東側通し柱112は、腰壁100だけでなく、住宅1の外壁10を構成している。具体的には、東側通し柱112は、第一南側外壁11の最も西側に配置される。こうして、東側通し柱112は、平面視でリビング26及び第二洋室46の南西部分の隅部に配置される。東側通し柱112の上端部は、腰壁100の最上部よりも上方(建物本体3の最上部)に位置している。東側通し柱112は、当該東側通し柱112の北側に隣接する通し柱(図3及び図5に示す、通し柱110b)と、当該東側通し柱112の東側に隣接する通し柱(図3に示す、通し柱110c)と、のそれぞれの間に、第二洋室46等の床部を支持するための梁が横架される。
中間通し柱113は、上述の如く3本の通し柱110のうち、西側通し柱111と東側通し柱112との間に配置された通し柱である。中間通し柱113は、腰壁100だけでなく、住宅1の外壁10を構成している。具体的には、中間通し柱113は、第三南側外壁13の最も東側に配置される。こうして、中間通し柱113は、平面視でバルコニー49の南東部分の隅部に配置される。中間通し柱113の上端部は、腰壁100の最上部に位置している。
上梁120は、3本の通し柱110(西側通し柱111、中間通し柱113及び東側通し柱112)を水平に連結する梁(頭つなぎ)である。上梁120は、面外方向への力に対し曲げ破壊しない断面を有した耐風梁により構成される。すなわち、上梁120は、面外方向への力による変形に対して抵抗し得るように構成される。本実施形態において、上梁120は、上下方向幅(図7に示すW1)が39cmとなるように形成される。また、上梁120は、東西方向(長手方向)の長さ(図7に示すL3)が800cmとなるように形成される。
上梁120は、東西方向における西側部分と東側部分とが別体として形成される。具体的には、上梁120は、東西方向において、中間通し柱113を挟んで2つに分割(分断)されている。なお以下では、上梁120の前記西側部分を「西側上梁121」と称し、前記東側部分を「東側上梁122」と称する。
西側上梁121は、西側通し柱111と中間通し柱113との間に横架される。西側上梁121の西側端部は、西側通し柱111に固定される。また、西側上梁121の東側端部は、中間通し柱113に固定される。なお、西側上梁121と、西側通し柱111及び中間通し柱113と、の固定は、一般的な柱梁接合金物を使用して行われる。本実施形態において、西側上梁121は、東西方向(長手方向)の長さ(図7に示すL1)が200cmとなるように形成される。
東側上梁122は、中間通し柱113と東側通し柱112との間に横架される。東側上梁122の西側端部は、中間通し柱113に固定される。また、東側上梁122の東側端部は、東側通し柱112に固定される。なお、東側上梁122と、中間通し柱113及び東側通し柱112と、の固定は、一般的な柱梁接合金物を使用して行われる。本実施形態において、東側上梁122は、東西方向(長手方向)の長さ(図7に示すL2)が600cmとなるように形成される。
下梁130は、3本の通し柱110(西側通し柱111、中間通し柱113及び東側通し柱112)の上下方向の中途部(腰壁100の下部(下端部近傍))を連結する梁である。本実施形態において、下梁130は、上下方向幅(図7に示すW3)が39cmとなるように形成される。また、下梁130は、東西方向(長手方向)の長さ(図7に示すL3)が800cmとなるように形成される。
下梁130は、東西方向における西側部分と東側部分とが別体として形成される。具体的には、下梁130は、東西方向において、中間通し柱113を挟んで2つに分割(分断)されている。なお以下では、下梁130の前記西側部分を「西側下梁131」と称し、前記東側部分を「東側下梁132」と称する。なお、西側下梁131及び東側下梁132は、配置される位置を除いて、西側上梁121及び東側上梁122とそれぞれ略同様に構成される。
具体的には、西側下梁131は、西側通し柱111と中間通し柱113との間に横架される。西側下梁131の西側端部は、西側通し柱111に固定される。また、西側下梁131の東側端部は、中間通し柱113に固定される。なお、西側下梁131と、西側通し柱111及び中間通し柱113と、の固定は、一般的な柱梁接合金物を使用して行われる。本実施形態において、西側下梁131は、東西方向(長手方向)の長さ(図7に示すL1)が200cmとなるように形成される。
東側下梁132は、中間通し柱113と東側通し柱112との間に横架される。東側下梁132の西側端部は、中間通し柱113に固定される。また、東側下梁132の東側端部は、東側通し柱112に固定される。なお、東側下梁132と、中間通し柱113及び東側通し柱112と、の固定は、一般的な柱梁接合金物を使用して行われる。本実施形態において、東側下梁132は、東西方向(長手方向)の長さ(図7に示すL2)が600cmとなるように形成される。
中間梁140は、3本の通し柱110(西側通し柱111、中間通し柱113及び東側通し柱112)の上下方向の中途部(上梁120と下梁130との間)を連結する梁である。中間梁140は、上下方向において上梁120と下梁130との間の略中央に配置される。
本実施形態において、中間梁140は、上下方向幅(図7に示すW2)が42cmとなるように形成される。すなわち、中間梁140は、上梁120及び下梁130それぞれよりも上下方向幅が長く形成される。換言すれば、中間梁140は、腰壁100に設けられた複数の梁のうち、最も上側に配置された梁(上梁120)及び最も下側に配置された梁(下梁130)よりも上下方向幅が長く形成される。また、中間梁140は、東西方向(長手方向)の長さ(図7に示すL3)が800cmとなるように形成される。
中間梁140は、東西方向における西側部分と東側部分とが別体として形成される。具体的には、中間梁140は、東西方向において、中間通し柱113を挟んで2つに分割(分断)されている。なお以下では、中間梁140の前記西側部分を「西側中間梁141」と称し、前記東側部分を「東側中間梁142」と称する。なお、西側中間梁141及び東側中間梁142は、配置される位置を除いて、西側上梁121及び東側上梁122とそれぞれ略同様に構成される。
具体的には、西側中間梁141は、西側通し柱111と中間通し柱113との間に横架される。西側中間梁141の西側端部は、西側通し柱111に固定される。また、西側中間梁141の東側端部は、中間通し柱113に固定される。なお、西側中間梁141と、西側通し柱111及び中間通し柱113と、の固定は、一般的な柱梁接合金物を使用して行われる。本実施形態において、西側中間梁141は、東西方向(長手方向)の長さ(図7に示すL1)が200cmとなるように形成される。
東側中間梁142は、中間通し柱113と東側通し柱112との間に横架される。東側中間梁142の西側端部は、中間通し柱113に固定される。また、東側中間梁142の東側端部は、東側通し柱112に固定される。なお、東側中間梁142と、中間通し柱113及び東側通し柱112と、の固定は、一般的な柱梁接合金物を使用して行われる。本実施形態において、東側中間梁142は、東西方向(長手方向)の長さ(図7に示すL2)が600cmとなるように形成される。
このような構成の上梁120、下梁130及び中間梁140において、上梁120の上端部から下梁130の下端部までの上下方向幅(図7に示すW4)は、180cmとなるように形成される。こうして、これらの梁に外壁材等が取り付けられた腰壁100は、全体として高さ(上下方向幅)が180cm以上となる。
また、本実施形態においては、上梁120の上端部から下梁130の下端部までの上下方向幅(すなわち、180cm)のうち、当該上梁120、下梁130及び中間梁140の上下方向幅の合計(120cm)が占める割合が、約6割に設定される。
束材150は、複数設けられ、上梁120と中間梁140との間や、中間梁140と下梁130との間に適宜配置されるものである。本実施形態において、束材150は、東西方向に互いに隣接する束材150(または、通し柱110)との間の長さ(図7に示すL4)が100cmとなるように形成される。
控え梁160は、腰壁100の面外方向への変形を抑制するための梁である。控え梁160は、長手方向を南北方向(すなわち、面外方向)へ向けて配置される。控え梁160は、下梁130の長手方向中途部(より詳細には、東側下梁132の長手方向における中央部)と、通し柱110a及び通し柱110bの間に配置された通し柱(図3及び図5に示す、通し柱110d)との間に横架される。控え梁160の南側端部は、東側下梁132に固定される。控え梁160の北側端部は、通し柱110dに固定される。
以上のように、第一実施形態に係る腰壁100は、
住宅1(建築物)に設けられた腰壁であって、
前記腰壁100の上端部に横架された上梁120(第一の横架材)と、
下端部が住宅1の基礎2に固定されると共に上端部が前記上梁120(第一の横架材)の長手方向(横架方向)における中途部と固定された中間通し柱113(通し柱)と、を具備するものである。
このような構成により、腰壁100は、専用の部材や特別な工法を用いることなく耐風強度を確保できる。
具体的には、腰壁100は、例えば南側から北側へ吹く風による風圧を受けるものであるため、面外方向に変形し(撓み)易いものである。しかしながら、腰壁100においては、上述の如く中間通し柱113が上梁120の長手方向における中途部と固定されている。ここで、中間通し柱113とは、住宅1の基礎2に固定されるものであって、建物本体3を構成するものである。したがって、腰壁100が風圧を受けた場合であっても、面外方向への変形を効果的に抑制することができる。
また、中間通し柱113は、上述の如く建物本体3を構成するものであり、住宅1の一般的な構成部材である。したがって、腰壁100においては、面外方向への変形を効果的に抑制するための専用の部材や特別な工法を用いる必要がないため、部品コストの増大や施工性の悪化を抑制することができる。さらに、腰壁100においては、一般的な腰壁を構成する部材の強度や剛性を強くしたり、当該腰壁の上端部を面外方向から支持する控え梁等の部材を追加したりすることなく、耐風強度を確保することができる。
また、本実施形態に係る腰壁100は、長手方向の長さが800cmであり、一般的な腰壁と比べて長く形成されている。したがって、腰壁100は、一般的な腰壁と比べて面外方向への撓みが発生し易いが、上述の如き構成を有するため、効果的に耐風強度を確保できる。
また、腰壁100においては、
前記上梁120(第一の横架材)は、
前記長手方向(横架方向)において前記中間通し柱113(通し柱)を挟んだ一方側と他方側とが別体で形成されているものである。
このような構成により、上梁120においては、西側上梁121(一方側)の撓み、及び、東側上梁122(他方側)の撓みによる当該上梁120の全体としての撓みを、別体で形成されていない場合の撓みよりも小さくすることができる。こうして、腰壁100においては、上梁120の撓みを極力抑制でき、耐風強度を効果的に確保できる。特に本実施形態において、上梁120は、全体として長手方向の長さが800cmであって、比較的長く形成されるものであるため、上述の如く別体で形成することにより大きな効果を得ることができる。
また、腰壁100においては、
前記上梁120(第一の横架材)の下方で横架された第二の横架材(中間梁140及び下梁130)をさらに具備し、
前記中間通し柱113(通し柱)は、
前記第二の横架材に固定されているものである。
このような構成により、中間通し柱113に対して撓む方向への力がかかった(風圧を受けた)場合であっても、上梁120とは異なる梁により当該中間通し柱113の長手方向中途部を固定しているため、当該中間通し柱113の撓みを極力抑制することができる。こうして、腰壁100においては、耐風強度を効果的に確保できる。
また、腰壁100においては、
前記第二の横架材(中間梁140及び下梁130)は、
前記長手方向(横架方向)において前記中間通し柱113(通し柱)を挟んだ一方側と他方側とが別体で形成されているものである。
このような構成により、上述の如き上梁120だけでなく、中間梁140及び下梁130も別体で形成されている。すなわち、中間梁140においては、西側中間梁141(一方側)の撓み、及び、東側中間梁142(他方側)の撓みによる当該中間梁140の全体としての撓みを、別体で形成されていない場合の撓みよりも小さくすることができる。また、下梁130においては、西側下梁131(一方側)の撓み、及び、東側下梁132(他方側)の撓みによる当該下梁130の全体としての撓みを、別体で形成されていない場合の撓みよりも小さくすることができる。こうして、腰壁100においては、中間梁140及び下梁130の撓みを極力抑制でき、耐風強度を効果的に確保できる。
また、腰壁100においては、
前記第二の横架材は、
前記腰壁100の下部に横架された下梁130(第三の横架材)と、
上下方向において前記上梁120(第一の横架材)と前記下梁130(第三の横架材)との間の中途部に横架された中間梁140(第四の横架材)と、を含み、
前記中間梁140(第四の横架材)は、
前記上梁120(第一の横架材)及び前記下梁130(第三の横架材)よりも前記上下方向の幅が長く形成されているものである。
ここで、腰壁100において、中間通し柱113に対して撓む方向への力がかかった(風圧を受けた)場合、当該中間通し柱113固定された3本の梁のうち、上端部に配置された上梁120や下部(下端部近傍)に配置された下梁130よりも、中間梁140の方が大きな力を受けることとなる。そこで、腰壁100においては、中間梁140の上下方向の幅が長くなるように形成し、当該中間梁140の強度を他の梁よりも高く設定している。こうして、腰壁100においては、耐風強度を効果的に確保できる。
なお一般的に、腰壁に関しては、意匠の観点から様々な外観が要求される。このような要求には、高さを高くする(上下方向幅を長くする)ことや、長手方向(水平方向)の長さを長くすることや、構成材料(面外方向の幅)を太くしないこと等が含まれる。ただし、このような外観に関する要求を満たすと、耐風圧性の低下を招く恐れもあった。しかしながら、本実施形態に係る腰壁100の構造とすることにより、外観に関する要求を満たしながらも、耐風圧性に関する要求も満たすことができるため、当該腰壁100は一般的な腰壁と比較した有利な効果を有している。
なお、住宅1は、建築物の実施の一形態である。
また、中間通し柱113は、通し柱の実施の一形態である。
また、上梁120は、第一の横架材の実施の一形態である。
また、下梁130及び中間梁140は、第二の横架材の実施の一形態である。
また、下梁130は、第三の横架材の実施の一形態である。
また、中間梁140は、第四の横架材の実施の一形態である。
また、腰壁100は、腰壁の実施の一形態である。なお、本発明に係る「腰壁」とは、少なくとも上端部が、水平方向における両端部を除いて、例えば控え梁のような部材で拘束されていない壁を指すものである。
以上、一実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、建築物の実施の一形態として木造住宅を例示したが、これに限定するものではなく、軽量鉄骨等の木造以外の構造の住宅であってもよい。また、建築物は、住宅に限定するものではなく、オフィスビルや病院等であってもよい。
また、腰壁100の大きさ、すなわち腰壁100を構成する各種の部材(上梁120等)の大きさは、本実施形態のものに限定するものではない。
また、腰壁100の長手方向における中途部に、通し柱として中間通し柱113だけ(すなわち、1本の通し柱だけ)が配置されているが、複数の通し柱が配置されるものであってもよい。また、中間通し柱113が配置される場所は、本実施形態に係るものに限定するものではなく、例えば腰壁100の長手方向における中央部等であってもよい。
また、本実施形態においては、腰壁100が備える3本の梁(上梁120、中間梁140及び下梁130)の全てが別体で形成されているが、これに限定するものではない。例えば、3本の梁のうち1本だけが別体であったり、3本の梁のうち2本だけが別体であったりすることができる。また、このような場合、別体である梁は、3本の梁のうちの任意の梁を選択することができる。なお、腰壁100は、中間通し柱113を具備するものであれば、3本の梁のいずれかが必ずしも別体で形成されなくてもよい。
また、中間梁140の構成は、本実施形態に係るものに限定するものではない。以下において詳細に説明する。
以下では、図8を用いて、中間梁140の別例である中間梁240を備えた、本発明の第二実施形態に係る腰壁200の構造について説明する。
中間梁240が中間梁140と大きく異なる点は、中間梁240は、上下方向に互いに離間して配置された第一中間梁240a及び第二中間梁240bを有する点である。すなわち、中間梁240は、上下方向において複数段となるように形成される。
第一中間梁240aは、東西方向において、中間通し柱113を挟んで2つ(第一西側中間梁241a及び第一東側中間梁242a)に分割されている。また、第二中間梁240bは、東西方向において、中間通し柱113を挟んで2つ(第二西側中間梁241b及び第二東側中間梁242b)に分割されている。
第一中間梁240aは、上下方向幅(図8に示すW2a)が21cmとなるように形成される。また、第二中間梁240bは、上下方向幅(図8に示すW2b)が21cmとなるように形成される。すなわち、中間梁240の上下方向幅(第一中間梁240a及び第二中間梁240bの上下方向幅を合算した長さ)は、上梁120及び下梁130それぞれよりも長く形成される。
以上のように、第二実施形態に係る腰壁200においては、
前記中間梁240(第四の横架材)は、
前記上下方向に互いに離間して複数配置されているものである。
このような構成により、中間通し柱113に対して撓む方向への力がかかった(風圧を受けた)場合であっても、上梁120とは異なる梁により当該中間通し柱113の長手方向中途部を固定しているため、当該中間通し柱113の撓みを極力抑制することができる。こうして、腰壁200においては、耐風強度を効果的に確保できる。
また、中間梁240においては、第一中間梁240a及び第二中間梁240bそれぞれの上下方向幅は、上梁120や下梁130よりも短く形成されるが、中間梁240の全体としての上下方向幅は、上梁120や下梁130よりも長く形成される。このような構成により、腰壁200においては、耐風強度を効果的に確保できる。
なお、第二実施形態に係る腰壁200においては、中間梁240が2本配置される構成としたが、3本以上配置されるものであってもよい。
1 住宅
2 基礎
113 中間通し柱
120 上梁

Claims (6)

  1. 建築物に設けられた腰壁であって、
    前記腰壁の上端部に横架された第一の横架材と、
    下端部が前記建築物の基礎に固定されると共に上端部が前記第一の横架材の横架方向における中途部と固定された通し柱と、を具備する、
    ことを特徴とする腰壁。
  2. 前記第一の横架材は、
    前記横架方向において前記通し柱を挟んだ一方側と他方側とが別体で形成されている、
    請求項1に記載の腰壁。
  3. 前記第一の横架材の下方で横架された第二の横架材をさらに具備し、
    前記通し柱は、
    前記第二の横架材に固定されている、
    請求項1又は請求項2に記載の腰壁。
  4. 前記第二の横架材は、
    前記横架方向において前記通し柱を挟んだ一方側と他方側とが別体で形成されている、
    請求項3に記載の腰壁。
  5. 前記第二の横架材は、
    前記腰壁の下部に横架された第三の横架材と、
    上下方向において前記第一の横架材と前記第三の横架材との間の中途部に横架された第四の横架材と、を含み、
    前記第四の横架材は、
    前記第一の横架材及び前記第三の横架材よりも前記上下方向の幅が長く形成されている、
    請求項4に記載の腰壁。
  6. 前記第四の横架材は、
    前記上下方向に互いに離間して複数配置されている、
    請求項5に記載の腰壁。
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