JP2018114472A - 水処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】バイオフィルムの抑制のための処置を実行することにより、逆浸透膜の寿命を延ばすことが可能な、水処理システムを提供すること。【解決手段】供給水W11から処理水を製造する水処理システム1であって、供給水W11を透過水W20と濃縮水W30とに分離する逆浸透膜モジュール10と、供給水W11を逆浸透膜モジュール10に向けて供給する供給水ラインL1と、供給水ラインL1に、殺菌力を有し、逆浸透膜モジュール10の逆浸透膜への影響が所定値以下であるため、処理水の製造時に使用可能な第1薬剤を添加する第1薬剤添加装置5と、供給水ラインL1に、逆浸透膜モジュール10の洗浄時に用いる第2薬剤を添加する第2薬剤添加装置7と、第1薬剤添加装置5による第1薬剤の添加、及び、第2薬剤添加装置7による第2薬剤の添加を制御する薬剤添加制御部30と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、逆浸透膜モジュールでのバイオフィルムの発生を抑制する水処理システムに関する。
食品工場、機械工場、化学工場等の洗浄工程等においては、不純物を含まない高純度の純水が使用される。この種の純水を製造するため、水処理システムにおいて、逆浸透膜(以下、「RO膜」ともいう)を用いることにより、供給水から、塩分、重金属イオン、溶解シリカ、硝酸性窒素、細菌類、変異原性物質、有機塩素化合物等を取り除くことができる。しかし、逆浸透膜の使用においては、生物汚染による目詰まり、すなわち逆浸透膜の表面におけるバイオフィルムの形成によって逆浸透膜が閉塞してしまうバイオファウリングの問題が存在する。
この点、特許文献1は、バイオフィルムの抑制のため、逆浸透膜の洗浄あるいは殺菌時に、原水(海水)にpH調整剤、洗浄剤、殺菌剤を注入するろ過システムを開示している。
特開2013−240762号公報
しかしながら、特許文献1に係るろ過システムにおいては、通常運転時には、バイオフィルムの抑制のための処置を何らしていなかった。これにより、バイオフィルムの発生頻度が高くなるため、逆浸透膜の寿命をあまり延ばすことはできなかった。
また、バイオフィルムの抑制のため、殺菌剤を注入する場合、注入する殺菌剤によっては、逆浸透膜の透過性に与える影響が大きい。例えば、殺菌剤が逆浸透膜を破損することにより透過流束が増大し、処理水の純度が低下することがある。一方で、殺菌剤が逆浸透膜に詰まることにより透過流速が減少し、生成される処理水の量が減少することがある。
そこで、本発明は、逆浸透膜の破損のリスクを下げつつ、バイオフィルムの抑制のための処置を実行することにより、逆浸透膜の寿命を延ばすことが可能な、水処理システムを提供することを目的とする。
本発明は、供給水から処理水を製造する水処理システムであって、供給水を透過水と濃縮水とに分離する逆浸透膜モジュールと、供給水を前記逆浸透膜モジュールに向けて供給する供給水ラインと、前記供給水ラインに、殺菌力を有し、前記逆浸透膜モジュールの逆浸透膜への影響が所定値以下であるため、処理水の製造時に使用可能な第1薬剤を添加する第1薬剤添加装置と、前記供給水ラインに、前記逆浸透膜モジュールの洗浄時に用いる第2薬剤を添加する第2薬剤添加装置と、前記第1薬剤添加装置による第1薬剤の添加、及び、前記第2薬剤添加装置による第2薬剤の添加を制御する薬剤添加制御部と、を備える、水処理システムに関する。
また、前記逆浸透膜モジュールに発生するバイオフィルムの量を推定するバイオフィルム量推定部を更に備え、前記薬剤添加制御部は、前記バイオフィルム量推定部により推定されるバイオフィルム量に基づいて、前記第1薬剤及び前記第2薬剤の添加を制御することが好ましい。
また、前記逆浸透膜の劣化度を判定する膜劣化度判定部を更に備え、前記薬剤添加制御部は、前記膜劣化度判定部により判定される前記劣化度に基づいて、前記第2薬剤の添加を制御することが好ましい。
また、前記第1薬剤は、前記水処理システムの通常運転時に用いられることが好ましい。
また、前記第1薬剤は、イソチアゾリン、DBNPA(2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミド)、ナリンギン、酢酸、ヒノキチオール、ナイシン、ポリリジン、プロタミンおよびその塩、クロラミン又はブロマミンをスルファミン酸による安定化剤からなる群から選ばれた少なくとも1つであることが好ましい。
また、前記第2薬剤は、次亜塩素酸、クロラミン、ホルムアルデヒド、オルトフタルアルデヒド、グルタルアルデヒド、ブロノポール、過酸化水素、過酢酸からなる群から選ばれた少なくとも1つであることが好ましい。
また、前記第2薬剤を添加した後、処理水の製造の前に、所定期間、前記第2薬剤の添加を行わずに、供給水を前記逆浸透膜モジュールに向けて供給するリンス工程を実行可能であることが好ましい。
本発明によれば、逆浸透膜の破損のリスクを下げつつ、バイオフィルムの抑制のための処置を実行することにより、逆浸透膜の寿命を延ばすことが可能な、水処理システムを提供することが可能である。
本発明の第1実施形態に係る水処理システムの全体構成図である。 本発明の第2実施形態に係る水処理システムの全体構成図である。 本実施形態の制御部が薬剤添加制御を実行する場合の処理手順を示すフローチャートである。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態である水処理システム1について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の水処理システム1の全体構成図である。
図1に示すように、水処理システム1は、第1薬剤添加装置5と、第2薬剤添加装置7と、加圧ポンプ8と、インバータ9と、逆浸透膜モジュール(以下、「RO膜モジュール」ともいう)10と、定流量弁14と、比例制御排水弁15と、流量センサFMと、制御部30と、を備える。なお、制御部30と被制御対象機器との電気的接続線の図示については、省略している。
水処理システム1は、ラインとして、供給水ラインL1と、透過水ラインL2と、濃縮水ラインL3と、循環水ラインL4と、濃縮排水ラインL5と、を備える。「ライン」とは、流路、経路、管路等の流体の流通が可能なラインの総称である。また、その由来(出所)やその水質によらず、供給水ラインL1、濃縮水ラインL3又は循環水ラインL4を流通する水を、「供給水」ともいい、濃縮水ラインL3、循環水ラインL4又は濃縮排水ラインL5を流通する水を、「濃縮水」ともいう。
供給水ラインL1は、供給水W11〜W14を逆浸透膜モジュール10に向けて供給するラインである。供給水ラインL1は、上流側から下流側に向けて、第1供給水ラインL11と、第2供給水ラインL12とを有する。
第1供給水ラインL11の上流側の端部は、原水W11の水源2に接続されている。第1供給水ラインL11の下流側の端部は、接続部J1において、第2供給水ラインL12及び循環水ラインL4に接続されている。
第2供給水ラインL12の上流側の端部は、接続部J1に接続されている。第2供給水ラインL12の下流側の端部は、逆浸透膜モジュール10の一次側入口ポートに接続されている。第2供給水ラインL12には、第1薬剤添加装置5、第2薬剤添加装置7、及び、加圧ポンプ8が、上流側から下流側に向けてこの順で設けられる。
第1薬剤添加装置5は、供給水ラインL1、濃縮水ラインL3及び循環水ラインL4のうちの1つ以上の供給水が流通するラインに第1薬剤を添加する装置である。本実施形態においては、第1薬剤添加装置5は、供給水ラインL1(第2供給水ラインL12)を流通する供給水W12に第1薬剤を添加することにより、供給水W13を得る装置である。第1薬剤添加装置5は、制御部30と電気的に接続されている。なお、供給水W12に対する第1薬剤の添加量や供給水W12の水質によらず、第1薬剤添加装置5の薬剤添加位置よりも下流側で、第2薬剤添加装置7の薬剤添加位置よりも上流側の供給水ラインL1(第2供給水ラインL12)を流通する水を「供給水W13」ともいう。
本実施形態においては、第1薬剤添加装置5は、逆浸透膜モジュール10におけるバイオフィルムの析出を抑制するために、第1薬剤を添加する。また、逆浸透膜モジュール10において、逆浸透膜の表面にバイオフィルムが付着することを効果的に抑制可能なことから、第1薬剤の例として、下記〔表1〕に示すように、イソチアゾリン、DBNPA(2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミド)、ナリンギン(グレープフルーツ抽出物)、酢酸、ヒノキチオール、ナイシン、ポリリジン、プロタミン及びその塩(しらこたんぱく抽出物)、クロラミン又はブロマミンのスルファミン酸による安定化剤等を挙げることができる。これらの薬剤は、逆浸透膜モジュール10の逆浸透膜への影響が所定値以下であるため、水処理システム1における通常の処理水の製造時に使用可能な薬剤である。ここで、「逆浸透膜への影響が所定値以下」とは、例えば、これらの薬剤を用いても、逆浸透膜モジュール10での透過流速が、初期値の±15%以上変化することがない、ということであってもよい。あるいは、例えば、これらの薬剤を用いても、逆浸透膜モジュール10での塩除去率や電気伝導率の除去率が2%以上低下しない、ということであってもよい。
Figure 2018114472
また、第2薬剤添加装置7は、供給水ラインL1、濃縮水ラインL3及び循環水ラインL4のうちの1つ以上の供給水が流通するラインに第2薬剤を添加する装置である。本実施形態においては、第2薬剤添加装置7は、供給水ラインL1(第2供給水ラインL12)を流通する供給水(供給水W13)に第2薬剤を添加することにより、供給水W14を得る装置である。第2薬剤添加装置7は、制御部30と電気的に接続されている。なお、供給水W13に対する第2薬剤の添加量や供給水W13の水質によらず、第2薬剤添加装置7の薬剤添加位置よりも下流側の供給水ラインL1(第2供給水ラインL12)を流通する水を「供給水W14」ともいう。
本実施形態においては、第2薬剤添加装置7は、逆浸透膜モジュール10のフラッシング時に、第2薬剤を添加する。また、逆浸透膜モジュール10において、逆浸透膜の表面のバイオフィルムを効果的に殺菌可能なことから、第2薬剤の例として、下記〔表2〕に示すように、次亜塩素酸、クロラミン、ホルムアルデヒド、オルトフタルアルデヒド、グルタルアルデヒド、ブロノポール、過酸化水素、過酢酸を挙げることができる。これらの薬剤は、第1薬剤に比較すると殺菌力が高いため、逆浸透膜モジュール10のフラッシング時に好適な薬剤である。
Figure 2018114472
加圧ポンプ8は、供給水W14を吸入し、逆浸透膜モジュール10に向けて圧送(吐出)する装置である。加圧ポンプ8には、インバータ9から周波数が変換された駆動電力が供給される。加圧ポンプ8は、供給(入力)された駆動電力の周波数(以下、「駆動周波数」ともいう)に応じた回転速度で駆動される。
インバータ9は、加圧ポンプ8に、周波数が変換された駆動電力を供給する電気回路(又はその回路を持つ装置)である。インバータ9は、制御部30と電気的に接続されている。インバータ9には、制御部30から指令信号が入力される。インバータ9は、制御部30により入力された指令信号(電流値信号又は電圧値信号)に対応する駆動周波数の駆動電力を加圧ポンプ8に出力する。
供給水W14は、加圧ポンプ8を介して逆浸透膜モジュール10に供給される。また、供給水W14(及びW12、W13)は、供給水W11及び循環水W40(後述)からなる。
逆浸透膜モジュール10は、供給水W14を透過水W20と濃縮水W30とに分離する設備である。詳細には、逆浸透膜モジュール10は、加圧ポンプ8から吐出された供給水W14を、溶存塩類が除去された透過水W20と、溶存塩類が濃縮された濃縮水W30とに膜分離処理する設備である。逆浸透膜モジュール10は、単一又は複数の逆浸透膜エレメント(図示せず)を備える。逆浸透膜モジュール10は、これら逆浸透膜エレメントにより供給水W14を膜分離処理し、透過水W20と濃縮水W30とを製造する。
透過水ラインL2は、逆浸透膜モジュール10で分離された透過水W20を送出するラインである。透過水ラインL2の上流側の端部は、逆浸透膜モジュール10の二次側ポートに接続されている。透過水ラインL2の下流側の端部は、貯留タンク(図示せず)に接続されている。透過水ラインL2には、流量センサFMが設けられる。
流量センサFMは、透過水ラインL2を流通する透過水W20の流量を検出する機器である。流量センサFMは、制御部30と電気的に接続されている。流量センサFMで検出された透過水W20の流量(以下、「検出流量値」ともいう)は、制御部30にパルス信号として送信される。
濃縮水ラインL3は、逆浸透膜モジュール10で分離された濃縮水W30が流通するラインである。濃縮水ラインL3の上流側の端部は、逆浸透膜モジュール10の一次側出口ポートに接続されている。また、濃縮水ラインL3の下流側は、接続部J2において、循環水ラインL4及び濃縮排水ラインL5に分岐している。
循環水ラインL4は、濃縮水ラインL3に接続され、供給水としての濃縮水(循環水W40)を供給水ラインL1に返送するラインである。本実施形態においては、循環水ラインL4は、濃縮水ラインL3を流通する濃縮水W30を循環水W40として、供給水ラインL1における加圧ポンプ8よりも上流側(詳細には、第1薬剤添加装置5よりも上流側)に返送(循環)させるラインである。循環水ラインL4の上流側の端部は、接続部J2において濃縮水ラインL3に接続されている。また、循環水ラインL4の下流側の端部は、接続部J1において、供給水ラインL1に接続されている。循環水ラインL4には、定流量弁14が設けられる。
定流量弁14は、循環水ラインL4を流通する循環水W40の流量を所定の一定流量値に保持するように調節する機器である。定流量弁14において保持される「一定流量値」とは、一定流量値に幅がある概念であり、定流量弁における目標流量値のみに限られない。例えば、定流量機構の特性(例えば、材質や構造に起因する温度特性等)を考慮して、定流量弁における目標流量値に対して、±10%程度の調節誤差を有するものを含む。定流量弁14は、補助動力や外部操作を必要とせずに一定流量値を保持するものであり、例えば、水ガバナの名称で呼ばれるものが挙げられる。なお、定流量弁14は、補助動力や外部操作により動作して、一定流量値を保持するものでもよい。
濃縮排水ラインL5は、濃縮水ラインL3に接続され、濃縮排水W50としての濃縮水を系外へ排出するラインである。本実施形態においては、濃縮排水ラインL5は、接続部J2において濃縮水ラインL3に接続され、逆浸透膜モジュール10で分離された濃縮水W30を、濃縮排水W50として装置外(系外)に排出するラインである。濃縮排水ラインL5には、比例制御排水弁15が設けられる。
比例制御排水弁15は、濃縮排水ラインL5から装置外に排出される濃縮排水W50の流量を調節する弁である。比例制御排水弁15は、制御部30と電気的に接続されている。比例制御排水弁15の弁開度は、制御部30から送信される駆動信号により制御される。制御部30から電流値信号(例えば、4〜20mA)を比例制御排水弁15に送信して、弁開度を制御することにより、濃縮排水W50の排水流量を調節することができる。
制御部30は、CPU及びメモリを含むマイクロプロセッサ(図示せず)により構成される。制御部30において、マイクロプロセッサのCPUは、メモリから読み出した所定のプログラムに従って、水処理システム1に係る各種の制御を実行する。以下、制御部30の機能の一部について説明する。
制御部30は、透過水W20の流量が予め設定された目標流量値となるように、透過水W20の検出流量値(系内の物理量)をフィードバック値として、加圧ポンプ8を駆動するための駆動周波数を演算し、駆動周波数の演算値に対応する指令信号(電流値信号又は電圧値信号)をインバータ9に出力する(以下、「流量フィードバック水量制御」ともいう)流量制御部として機能する。なお、流量フィードバック水量制御における駆動周波数の演算には、例えば、速度形デジタルPIDアルゴリズムを用いることができる。
また、制御部30は、通常運転時に、第1薬剤添加装置5に対し、供給水ラインL1(第2供給水ラインL12)を流通する供給水(供給水W12)に、所定量の第1薬剤の添加を指示する薬剤添加制御部として機能する。
更に、制御部30は、所定のタイミングで、第2薬剤添加装置7に対し、供給水ラインL1(第2供給水ラインL12)を流通する供給水(供給水W13)に、所定量の第2薬剤の添加を指示する薬剤添加制御部としても機能する。水処理システム1においては、第2薬剤の添加時にフラッシングを実行するため、間欠的にフラッシングを実行することができる。
第2薬剤を添加する間も、第1薬剤添加装置5による第1薬剤の添加は継続される。
なお、制御部30が、供給水ラインに添加される薬剤の添加量を調整するように第1薬剤添加装置5及び第2薬剤添加装置7を制御することを「薬剤添加制御」ともいう。
上記のように、第1実施形態に係る水処理システム1は、供給水ラインL1(第2供給水ラインL12)に対し、通常運転時には、逆浸透膜に対する影響が比較的小さい第1薬剤を添加し、フラッシング時には、第1薬剤に加え、第1薬剤に比較すると殺菌力が高い第2薬剤を添加する。
第1薬剤と第2薬剤とでは、殺菌機構が異なる。例えば、第1薬剤では殺菌されなかった菌が第2薬剤により殺菌されることがある一方で、第1薬剤では殺菌される菌が、第2薬剤では殺菌されないことがある。また、第2薬剤ではバイオフィルムを剥がすことが可能である一方で、第1薬剤ではバイオフィルムを剥がすことはできないものの、殺菌ができる、といった違いがある。このため、基本的には、第2薬剤の添加を開始しても、第1薬剤の添加を継続する。
第1薬剤と第2薬剤は、各薬剤の耐性菌を考慮して、各々の種類を変更する。また、各薬剤の相乗作用を考慮して、第1薬剤と第2薬剤の組み合わせを決定する。
上記のように、本発明の水処理システム1においては、第1ステージとして、第1薬剤添加装置5は、供給水ラインL1に第1薬剤を添加する。第2ステージにおいて、第1薬剤の添加に加え、第2薬剤添加装置7は、供給水ラインL1に第2薬剤を添加した状態で、フラッシングを実行する。このフラッシングは、例えば、1時間に1回、1分間程度実行する。第2薬剤が危険性の高い薬剤であったとしても、比例制御排水弁15を開放することにより、ブロー水として濃縮排水ラインL5から装置外(系外)に排出することが可能である。これにより、逆浸透膜モジュール10の2次側に危険性の高い薬剤が持ち込まれることはない。
フラッシングの実行によってもバイオフィルム推定量が減少しない場合には、第3ステージにおいて、ユーザは、逆浸透膜モジュール10の薬品洗浄を実行する。この薬品洗浄には、塩酸、硫酸、水酸化ナトリウム、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)等のキレート剤等、膜に対する負荷の強い薬剤を使用する。薬剤の膜への接触時間は、例えば40分〜1時間程度である。これにより、スケールもスライムもバイオフィルムも除去される。第3ステージの薬品洗浄によっても、逆浸透膜モジュール10に発生したスケール、スライム、バイオフィルムを洗い切れない場合には、第4ステージにおいて、ユーザは、逆浸透膜モジュール10自体を交換する。
〔第1実施形態の効果〕
上述した本実施形態に係る水処理システム1によれば、例えば、以下のような効果が奏される。
本発明の水処理システム1は、供給水W11から処理水を製造する水処理システム1であって、供給水W11を透過水W20と濃縮水W30とに分離する逆浸透膜モジュール10と、供給水W11を逆浸透膜モジュール10に向けて供給する供給水ラインL1と、供給水ラインL1に、殺菌力を有し、逆浸透膜モジュール10の逆浸透膜への影響が所定値以下であるため、処理水の製造時に使用可能な第1薬剤を添加する第1薬剤添加装置5と、供給水ラインL1に、逆浸透膜モジュール10の洗浄時に用いる第2薬剤を添加する第2薬剤添加装置7と、第1薬剤添加装置5による第1薬剤の添加、及び、第2薬剤添加装置7による第2薬剤の添加を制御する薬剤添加制御部30と、を備える。
そのため、2つの薬剤を使い分けることにより、逆浸透膜の破損を抑制しながら、同時に、逆浸透膜自体の交換のコストを抑えるのみならず、薬剤洗浄の頻度を減らすことにより、薬剤のコストをも抑えられる。
また、第1薬剤は、水処理システム1の通常運転時に用いられる。
また、第1薬剤は、イソチアゾリン、DBNPA(2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミド)、ナリンギン、酢酸、ヒノキチオール、ナイシン、ポリリジン、プロタミンおよびその塩、クロラミン又はブロマミンをスルファミン酸による安定化剤からなる群から選ばれた少なくとも1つである。
そのため、膜に対する影響力は少ないが、殺菌力がそれほど強くない薬剤を定常注入することで、膜破損のリスクを低く維持しながら、バイオフィルムの成長を抑制することが可能となると共に、万が一の膜破損の場合の漏れによる安全上のリスクが軽減する。
また、これにより、本発明の水処理システムが生成する処理水は、食品工場、機械工場、化学工場での使用に適するが、特に使用の対象は限定されない。
また、第2薬剤は、次亜塩素酸、クロラミン、ホルムアルデヒド、オルトフタルアルデヒド、グルタルアルデヒド、ブロノポール、過酸化水素、過酢酸からなる群から選ばれた少なくとも1つである。
そのため、フラッシング時の第2薬剤として、たとえ膜に対する影響力が大きくても、殺菌力が高い薬剤を用いることで、バイオフィルムの成長を、より抑制することが可能となる。
また、第2薬剤を添加した後、処理水の製造の前に、所定期間、第2薬剤の添加を行わずに、供給水を逆浸透膜モジュール10に向けて供給するリンス工程を実行可能である。
そのため、フラッシング時の最後には第2薬剤の注入を止めるリンス工程を数秒入れることで、安全性に問題のある第2薬剤を洗い流すことが可能となる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態である水処理システム1Aについて、図面を参照しながら説明する。図2は、本発明の水処理システム1Aの全体構成図である。なお、水処理システム1Aにおいて、水処理システム1と同一の構成要素に対しては同一の符号を用い、その機能の説明は省略する。
第1実施形態である水処理システム1に比較すると、第2実施形態である水処理システム1Aは、透過水ラインL2及び濃縮水ラインL3の各々に、膜劣化度判定部11A及び11Bが設置され、また、濃縮水ラインL3にバイオフィルム量推定部12が設置される点が主として異なる。なお、膜劣化度判定部11A及び11Bに共通する説明を行う場合には、「膜劣化度判定部11」と呼ぶことがある。
膜劣化度判定部11A及び11Bは、以下の方法により、逆浸透膜モジュール10の逆浸透膜の劣化度を判定する。
例えば、透過水ラインL2に設置された膜劣化度判定部11Aは、透過水W20の電気伝導度を計測し、また、濃縮水ラインL3に設置された膜劣化度判定部11Bは、濃縮水W30の電気伝導度を計測する。更に、膜劣化度判定部11A及び11Bは、それぞれにおいて計測された電気伝導度に基づき、逆浸透膜モジュール10におけるEC除去率(電気伝導度除去率)を算出する。そして、膜劣化度判定部11A及び11Bは、このEC除去率を所定の閾値と比較し、閾値を下回った場合には、逆浸透膜が劣化したと判定することが可能である。
あるいは、膜劣化度判定部11は、EC除去率に代えて、塩除去率を算出し、これを閾値と比較することにより、逆浸透膜の劣化度を判断することが可能である。
あるいは、これらの膜劣化度判定部11として圧力計を設けてよい。圧力計からなる膜劣化度判定部11は、これらの圧力計が示す値と、流量センサFMが検知する流量値とに基づき、逆浸透膜モジュール10の膜透過流速の増減を求め、この増減の幅に基づき、逆浸透膜の膜劣化度を判断することが可能である。
バイオフィルム量推定部12は、濃縮水ラインL3を流通する濃縮水W30に基づいて、後述の方法により、逆浸透膜モジュール10に発生したバイオフィルムの量を推定する。なお、図2においては、バイオフィルム量推定部12は、濃縮水ラインL3にのみ設けられているが、バイオフィルム推定方法によっては、濃縮水ラインL3のみならず、例えば、供給水ラインL1(とりわけ第2供給水ラインL12)にも、バイオフィルム量推定部12を設けることが可能である。
また、第1実施形態である水処理システム1においては、制御部30は、所定のタイミングで、第2薬剤添加装置7に対し、供給水ラインL1(第2供給水ラインL12)を流通する供給水W13に対し、フラッシング時に、第2薬剤の添加を指示していた。一方、第2実施形態である水処理システム1Aにおいては、後述の方法により検出/推定されるバイオフィルム量推定値に基づいて、供給水が流通するライン(供給水ラインL1)に添加される薬剤の添加を調整するように、制御部30は、第1薬剤添加装置5及び第2薬剤添加装置7を制御する薬剤添加制御部として機能する。
逆浸透膜モジュール10の逆浸透膜に発生したバイオフィルム量は、バイオフィルム量推定部12により、下記〔表3〕に記載の方法を用いて推定される。
Figure 2018114472
例えば、バイオフィルム量推定部12として、逆浸透膜モジュール10の一次側入口、一次側出口、二次側に圧力計を設け、これらの圧力計が示す数値に基づき、バイオフィルム量を推定することが可能である。より具体的には、逆浸透膜モジュール10での膜圧力損失に基づいて、バイオフィルム量を推定することが可能である。膜圧力損失は、逆浸透膜モジュール10の一次側入口と一次側出口との間の第1差圧、及び、逆浸透膜モジュール10の一次側入口と二次側との間の第2差圧に基づいて算出される。
あるいは、これらの圧力計が示す値と、流量センサFMが検知する流量値とに基づき、逆浸透膜モジュール10の膜透過流束を求め、その変動幅に基づいて、バイオフィルム量を推定することが可能である。
あるいは、定期的に水処理システム1の運転を停止し、逆浸透膜モジュール10を脱着して、逆浸透膜モジュール10の質量の変化を測定することにより、バイオフィルム量を推定することが可能である。また、逆浸透膜モジュール10のハウジング、又は、ハウジングの集合体を質量計の上に置いて、水処理システム1を運転しながら、逆浸透膜モジュール10の質量の変化を測定することにより、バイオフィルム量を推定することも可能である。とりわけ、後者の場合、ハウジングの両端につながる配管として、ゴムホースやナイロンホース等、弾力のある管を用いるとともに、ハウジングの底部に質量計を設置すれば、逆浸透膜モジュール10の質量の絶対値は正しく測定できないものの、質量の変化を測定することが可能である。
図3は、水処理システム1Aによる薬剤添加制御方法を示す。
まず、ステップS1において、膜劣化度判定部11は、上記の方法を用いて逆浸透膜モジュール10の逆浸透膜の劣化度を算出する。
ステップS2において、膜劣化度が第1閾値t1以上の場合(S2:YES)は、処理はステップS5に移行する。膜劣化度が第1閾値t1未満の場合(S2:NO)は、処理はステップS3に移行する。
ステップS3において、バイオフィルム量推定部12は、上記の方法を用いて、逆浸透膜モジュール10に発生したバイオフィルムの量を推定する。
ステップS4において、推定されたバイオフィルム量が第2閾値t2以上の場合(S4:YES)には、処理はステップS6に移行する。推定されたバイオフィルムの量が第2閾値t2未満の場合(S4:NO)には、処理はステップS5に移行する。
ステップS5において、薬剤添加制御部としての制御部30は、第1薬剤添加装置5を制御することにより、第2供給水ラインL12に対し、所定量の第1薬剤を添加する。一方で、第2薬剤添加装置7は、第2供給水ラインL12に対し、第2薬剤を添加しない。その後、処理はステップS1に戻る(リターン)。
ステップS6において、薬剤添加制御部としての制御部30は、第1薬剤添加装置5を制御することにより、第2供給水ラインL12に対し、所定量の第1薬剤を添加する。同時に、制御部30は、第2薬剤添加装置7を制御することにより、第2供給水ラインL12に対し、所定量の第2薬剤を添加する。その後、処理はステップS1に戻る(リターン)。
なお、上記のステップS6において、第2供給水ラインL12に対し第2薬剤を添加した後、水処理システム1は、処理水の製造の前に、所定期間、第2薬剤の添加を行わずに、供給水を逆浸透膜モジュール10に向けて供給するリンス工程を実行することが好ましい。
〔第2実施形態の効果〕
上述した第2実施形態に係る水処理システム1Aによれば、第1実施形態に係る水処理システム1と同様の効果が奏される。
また、本発明の水処理システム1Aは、逆浸透膜モジュール10に発生するバイオフィルムの量を推定するバイオフィルム量推定部12を更に備え、薬剤添加制御部30は、バイオフィルム量推定部12により推定されるバイオフィルム量に基づいて、第1薬剤及び第2薬剤の添加を制御する。
そのため、バイオフィルム量の推定値に応じて、2つの薬剤を組み合せて用いることで、バイオフィルムの抑制の薬剤のコストを最適化できる。
また、本発明の水処理システム1Aは、逆浸透膜の劣化度を判定する膜劣化度判定部11を更に備え、薬剤添加制御部30は、膜劣化度判定部11により判定される劣化度に基づいて、第2薬剤の添加を制御する。
そのため、逆浸透膜の劣化度に応じて、逆浸透膜に対する影響が強い第2薬剤の添加を制御する(抑える)ことにより、逆浸透膜の寿命を延ばすことができる。
〔変形例〕
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、種々の形態で実施することができる。
例えば、通常運転時には、薬剤添加制御部としての制御部30が、第1薬剤添加装置5を制御することにより、供給水ラインL1に第1薬剤を添加し、フラッシング時には、第1薬剤の添加に加えて、薬剤添加制御部としての制御部30が、第2薬剤添加装置7を制御することにより、供給水ラインL1に第2薬剤を添加するとしたが、これには限定されない。具体的には、通常運転時には、供給水ラインL1に第1薬剤のみが添加され、フラッシング時には、供給水ラインL1に第2薬剤のみが添加されるようにしてもよい。
また、水処理システム1及び1Aにおいて、第1薬剤を添加する第1薬剤添加装置5と、第2薬剤を添加する第2薬剤添加装置7とが存在するが、これには限定されない。具体的には、1台の薬剤添加装置が、動作を切り替えることにより、2種の薬剤の各々を添加する構成としてもよい。あるいは、第1薬剤が複数であったり、第2薬剤が複数であったりしてもよい。3台以上の薬剤添加装置が水処理システム1に備わってもよい。
また、第2実施形態である水処理システム1Aにおいて、膜劣化度判定部11A及び11Bを用いて、EC除去率を算出し、このEC除去率を閾値と比較することにより、逆浸透膜の劣化度を判断するとしたが、これには限定されない。
例えば、膜劣化度判定部11Bの設置箇所を濃縮水ラインL3ではなく、供給水ラインL1としてもよい。
また、第2実施形態である水処理システム1Aにおいて、第1薬剤添加装置5は、所定量の第1薬剤を供給水ラインL1に添加し、第2薬剤添加装置7は、所定量の第2薬剤を供給水ラインL1に添加するとしたが、これに制限されない。推定されるバイオフィルム量に応じて、第1薬剤及び第2薬剤の添加量を変更してもよい。
1,1A 水処理システム、5 第1薬剤添加装置、7 第2薬剤添加装置、
10 逆浸透膜モジュール、11 膜劣化度判定部、
12 バイオフィルム量推定部、30 制御部、
L1 供給水ライン、L2 透過水ライン、L3 濃縮水ライン、
L4 循環水ライン、L5 濃縮排水ライン、
L11 第1供給水ライン、L12 第2供給水ライン

Claims (7)

  1. 供給水から処理水を製造する水処理システムであって、
    供給水を透過水と濃縮水とに分離する逆浸透膜モジュールと、
    供給水を前記逆浸透膜モジュールに向けて供給する供給水ラインと、
    前記供給水ラインに、殺菌力を有し、前記逆浸透膜モジュールの逆浸透膜への影響が所定値以下であるため、処理水の製造時に使用可能な第1薬剤を添加する第1薬剤添加装置と、
    前記供給水ラインに、前記逆浸透膜モジュールの洗浄時に用いる第2薬剤を添加する第2薬剤添加装置と、
    前記第1薬剤添加装置による第1薬剤の添加、及び、前記第2薬剤添加装置による第2薬剤の添加を制御する薬剤添加制御部と、
    を備える、水処理システム。
  2. 前記逆浸透膜モジュールに発生するバイオフィルムの量を推定するバイオフィルム量推定部を更に備え、
    前記薬剤添加制御部は、前記バイオフィルム量推定部により推定されるバイオフィルム量に基づいて、前記第1薬剤及び前記第2薬剤の添加を制御する、請求項1に記載の水処理システム。
  3. 前記逆浸透膜の劣化度を判定する膜劣化度判定部を更に備え、
    前記薬剤添加制御部は、前記膜劣化度判定部により判定される前記劣化度に基づいて、前記第2薬剤の添加を制御する、請求項1又は2に記載の水処理システム。
  4. 前記第1薬剤は、前記水処理システムの通常運転時に用いられる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の水処理システム。
  5. 前記第1薬剤は、イソチアゾリン、DBNPA(2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミド)、ナリンギン、酢酸、ヒノキチオール、ナイシン、ポリリジン、プロタミンおよびその塩、クロラミン又はブロマミンをスルファミン酸による安定化剤からなる群から選ばれた少なくとも1つである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の水処理システム。
  6. 前記第2薬剤は、次亜塩素酸、クロラミン、ホルムアルデヒド、オルトフタルアルデヒド、グルタルアルデヒド、ブロノポール、過酸化水素、過酢酸からなる群から選ばれた少なくとも1つである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の水処理システム。
  7. 前記第2薬剤を添加した後、前記処理水の製造の前に、所定期間、前記第2薬剤の添加を行わずに、前記供給水を前記逆浸透膜モジュールに向けて供給するリンス工程を実行可能である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の水処理システム。
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