JP2018113960A - 吊り下げた家禽の内臓の除去装置および除去方法 - Google Patents

吊り下げた家禽の内臓の除去装置および除去方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018113960A
JP2018113960A JP2018003901A JP2018003901A JP2018113960A JP 2018113960 A JP2018113960 A JP 2018113960A JP 2018003901 A JP2018003901 A JP 2018003901A JP 2018003901 A JP2018003901 A JP 2018003901A JP 2018113960 A JP2018113960 A JP 2018113960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
poultry
removal device
bracket
bracket halves
internal organs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018003901A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6609647B2 (ja
Inventor
ラウレンティウス ゾマーデイク、ヘルマヌス
Laurentius Zomerdijk Hermanus
ラウレンティウス ゾマーデイク、ヘルマヌス
キクストラ,エーヴェルト
Kikstra Evert
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meyn Food Processing Technology BV
Original Assignee
Meyn Food Processing Technology BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meyn Food Processing Technology BV filed Critical Meyn Food Processing Technology BV
Publication of JP2018113960A publication Critical patent/JP2018113960A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6609647B2 publication Critical patent/JP6609647B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C21/00Processing poultry
    • A22C21/06Eviscerating devices for poultry
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C21/00Processing poultry
    • A22C21/0007Poultry shackles

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Processing Of Meat And Fish (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

【課題】単一動作によって内臓が取り除かれ、内臓を損傷する危険性を排除した状態で、内臓の除去を行うことができる家禽の内臓の除去装置を提供する。【解決手段】上下方向に移動可能かつ家禽の体腔に対し出し入れ可能な内臓除去器具を備え、器具は、その下端においてヒンジ7により互いに連結されヒンジの周りに回転可能な二つのブラケット半体2′、2′′を有する。ブラケット半体は、ヒンジの直上において互いに協働する挟み面を有して、開位置から閉位置に向けて互いに近づく方向に移動したときに、家禽の内臓の一部をクランプする。ブラケット半体の隣に位置する支持ブラケット9は、ブラケット半体と同時にかつ連動して上下方向に移動可能であり、かつ家禽の体腔に対して出し入れ可能であり、ブラケット半体に対して近づいたり遠ざかったりすることで二つのブラケット半体の間の位置をとる。【選択図】図8A1

Description

本発明は、殺して脚により吊り下げた家禽からの内臓の除去方法と除去装置とに関する。
上記の除去装置は内臓除去器具を有し、この内臓除去器具は、昇降可能かつ家禽の体腔に出し入れ可能である。内臓除去器具は、ヒンジにて互いに接続された二つのブラケット半体を、複数有する。
特許文献1(国際公開第2016−013931号)は、殺して脚により吊り下げた家禽から内臓を除去するための装置と方法を開示する。そこでは、内臓除去器具が用いられ、この内臓除去器具は、下端部においてロッドで互いに接続された二つの部材を備える。そして、この内臓除去器具は吊り下げのための前処理器具と協働する。この前処理器具は、内臓除去器具が家禽の体腔から引き上げられる前の段階において、内臓除去器具が肝臓を越えて体腔の胸側に沿って進むのに先立って、砂のうを吊り上げる。
特許文献2(ヨーロッパ公開公報第0839455号)は、殺された鳥類から内臓を除去する装置を開示する。この装置は、殺した鳥をその総排泄口を上向きにして保持する手段と、食道を把持する手段とを備える。食道把持手段は、少なくとも二つの挟み部材を有し、これらの挟み部材は、互いに近接する方向に移動して、これらの挟み部材の間に食道をクランプ可能である。この装置は、はさみ部材の次に遮蔽板を有することで、組織が急激に挟み部材間に入り込むのを防止したうえで、除去器具を鳥類の体腔に確実に挿入するように構成されている。
特許文献3(ヨーロッパ公開公報第0497014号)は、殺した家禽の体から内臓を除去する方法と、脚により吊り下げたこのような殺した家禽の体から内臓を除去する装置とを開示する。この装置は、昇降可能かつ家禽の体腔に出し入れ可能な内臓除去器具を備える。この内臓除去器具は二つのブラケット半体を有し、これらのブラケット半体は、下端においてヒンジによって互いに接続されることで、ヒンジのまわりにおいて回転方向に移動可能である。二つのブラケット半体は、ヒンジの直上において、協働するクランプ面を有する。ブラケット半体が開位置からヒンジまわりの回転動作を行うことによって互いに近づく方向に移動したときに、これらのクランプ面は、互いに離反した位置から互いに接近する方向に移動することで、家禽の内臓の一部をクランプする。
特許文献3(ヨーロッパ公開公報第0497014号)にて知られている方法においては、内臓除去器具は、家禽の体腔の最も低い部位に到達するまで、開位置で家禽の体腔内に導入される。その後、二つのブラケット半体は、開位置から閉位置に向けて移動され、それによって殺した家禽の残りの部分から内臓組織の接続を破断する。その結果、家禽の内臓の一部分、特に食道が、クランプされる。次に、二つのブラケット半体は、閉位置で、クランプした内臓と一緒に、殺した家禽の体腔から外部へ移動される。
国際公開第2016−013931号(特表2017−526346号公報) ヨーロッパ公開公報第0839455号 ヨーロッパ公開公報第0497014号(特開平5−076273号公報)
本発明の目的は、こうした公知の方法と装置を改良して、従来技術よりも優れた効果を発揮できるようにすることにある。この点は、以下の説明から明らかになる。
本発明は方法と装置とについての異なった特徴に関する複数の発明概念を有する。これらの発明概念は、互いに独立したものであるとともに、互いに結合することによって最大限の効果を発揮することができる。
本発明の第1の発明概念においては、内臓除去器具が、二つのブラケット半体の隣に位置する支持ブラケットをさらに有する。この支持ブラケットは、二つのブラケット半体と同時にかつ連動して、上下方向に移動可能であるとともに家禽の体腔に対して出し入れ可能である。このとき、支持ブラケットは、二つのブラケット半体の間の位置を取ることができるとともに、二つのブラケット半体に対して近づく方向と、二つのブラケット半体から離れる方向とに移動可能である。このため、内臓除去工程において、支持ブラケットは、二つのブラケット半体と同時にかつ連動して、上下方向へ移動しかつ家禽の体腔に対して出入りするのみならず、二つのブラケット半体が体腔内の最も低い位置に到達したときにおいて、二つのブラケット半体が体腔から取り出される前に、二つのブラケット半体の間の位置に移動することになる。この特徴は、いくつかの内臓に対する引張力によって、これらのいくつかの内臓のうちのいずれかが極端に下方へ滑って、これらのいくつかの内臓のうちの一部が、二つのブラケット半体の開口を通って、予測に反して早期に移動することを防止する点において、特に有益である。このような二つのブラケット半体の開口を通った早期の移動があると、腸が伸ばされることで装置を汚染し、またその後に処理される家禽にその汚染が及ぶことがある。この特徴によって、さらに、いくつかの内臓を家禽の体腔から除去するときまたは除去した後に、いくつかの内臓の一部のひっくり返りがある方向に起こって、内臓組織が器具のヒンジを覆うことになることを、防止することができる。この、望ましくない方向への被さりを防止できないと、内臓除去工程において、内臓組織が、結局のところ器具の下端においてヒンジを覆ってしまうことになる。そうなってしまうと、いくつかの内臓を最も好適な位置から内臓の搬送コンベヤへ引き継ぐことが不可能になる。このことは、内臓除去器具が回転式(メリーゴーラウンド構造)の装置に装着されるときに顕著である。それによって、いくつかの内臓を単一動作で処理することが不可能になる。追加的な処理が必要となることで、工程の自動化にとって不利なものとなる。
国際公開第2001−052658号の図9〜図11に示される実施例によって、実質的にU形に形成され互いに回転する二つの動作片であって、その前端において二重回転構造により連結されたものが教示されていることが、注目に値する。これらのU形の動作片は、家禽の腹部の皮膚から腹部の脂肪を分離させるための剥ぎ取り部材として用いられるものであって、脚により吊り下げた鳥類の体腔からいくつかの内臓を除去するという本発明の課題とは何ら関係がない。これらの二つの実質的にU形の動作片は、平板の形態の支持体と協働する剥ぎ取り部材を構成するものであるという点と、剥ぎ取り部材は、この目的のために支持体に沿って上下に移動されて、胸部の脂肪を胸部の皮膚から剥ぎ取るものである点とが、さらに注目に値する。剥ぎ取り部材と平板とは、本発明で規定するところの、家禽の体腔への、あるいは家禽の体腔からの、同時のかつ連動した移動は、それゆえに行わない。
本発明の装置によれば、この装置が、家禽の体腔から除去されたいくつかの内臓のための搬送シャックルと協働するように構成されており、支持ブラケットが、搬送シャックルと二つのブラケット半体との間に位置されていることが好ましい。この特徴は、搬送シャックルが、通常は内臓除去装置が装着されている上述の回転式の装置の周辺に近接した位置にあるときに、搬送シャックルの単一動作によっていくつかの内臓が取り除かれる、ということを意味する。このときに、搬送シャックルが、内臓の一部あるいはいくつかの内臓をクランプするための挟み部材を備えることが好適である。
上述のように、本発明の他の特徴は、互いに分離することができるかあるいは互いに結合することができるところの、それぞれ別の特徴を構成する。このような特徴の一つとして、家禽の内臓の一部をクランプした二つのブラケット半体が家禽の体腔の外へ向けて移動する間に、吊り下げられた家禽の首を把持するための首用クランプを、本発明の装置が備えている点が挙げられる。従来技術においては、殺された家禽の体が脚により吊り下げられ重力の作用によって所定位置に保持されているときに、いくつかの内臓が体腔から単に引っ張り出されるだけである。しかしながら、重力は反力として常に十分なものではなく、またクランプされたいくつかの内臓とともに二つのブラケット半体を体腔から取り除く動作の結果として、内臓除去の際に、殺した家禽を傾けることになりかねない。すると、いくつかの内臓が、特に肝臓が、体腔に接触したり、殺した体の外部へ向けて除去器具が通り抜けるための傾斜した穴部に接触したりして、損傷を受けることになりかねない。首用クランプによって殺した家禽の向きが固定され、いくつかの内臓を損傷する危険性を排除した状態で、このいくつかの内臓の除去を行うことができる。これによって、処理したいくつかの内臓と、それに対応する殺した家禽との廃棄を防止することができる。
本発明の別の特徴と組み合わせて適用することができる他の独立した特徴として、二つのブラケット半体が湾曲部を有し、二つのブラケット半体が接近した位置にあるときに、クランプ面に近接した上部にこの湾曲部によって開口が形成される。これに対し、二つのブラケット半体が開位置にあって挟み面が互いに距離をおいたときに、挟み面に近接した開口は実質的に閉じられる。砂のうや肝臓などの、いくつかの内臓のうちの大部分が、この開口を通って、支持ブラケットから遠ざかる方向に取り出される。それによって、取り出しが完了した後に内臓組織が二つのブラケット半体のヒンジを覆うことが無いようにすることができる。対象となる臓器が開口を通過するには大きすぎる場合に、いくつかの内臓が不適切な方向へ取り出されて二つのブラケット半体のヒンジを覆うことになることを、前述の支持ブラケットが防止する。
本発明の内臓除去装置を概略的に示す図であって、本発明の説明に寄与しない部材を省略した図である。 除去されたいくつかの内臓のための搬送シャックルの図示を省略した、図1の装置を表す図である。 内臓除去装置の内臓除去器具の二つのブラケット半体が開位置にあるときを示す図である。 内臓除去装置の内臓除去器具の二つのブラケット半体が閉位置にあるときを示す図である。 家禽の体腔から除去されたいくつかの内臓のための搬送シャックルを示す図である。 家禽の体腔から除去されたいくつかの内臓のための搬送シャックルを示す図である。 内臓除去装置を家禽の体腔の内部へ向けて移動させるときの最初のステップを示す図である。 内臓除去装置を家禽の体腔の内部へ向けて移動させるときの最初のステップを示す図である。 内臓除去具が家禽の体腔の最も低い位置にあって同除去器具が開状態にあり、かつ支持ブラケットが内臓除去器具の二つのブラケット半体の間でまだ動いていないときを表す等角投影図である。 内臓除去器具が家禽の体腔の最も低い位置にあって同除去器具が開状態にあり、かつ支持ブラケットが内臓除去具の二つのブラケット半体の間でまだ動いていないときを表す断面図である。 内臓除去器具が家禽の体腔の最も低い位置にあって、支持ブラケットが内臓除去器具の二つのブラケット半体の間に移動される直前に同除去器具が閉位置に移動された状態を表す等角投影図である。 内臓除去器具が家禽の体腔の最も低い位置にあって、支持ブラケットが内臓除去器具の二つのブラケット半体の間に移動される直前に同除去器具が閉位置に移動された状態を表す断面図である。 内臓除去器具が家禽の体腔の最も低い位置にあって、同除去器具が閉位置に移動され、かつ支持ブラケットが内臓除去器具の二つのブラケット半体の間に移動されたときの状態を表す等角投影図である。 内臓除去器具が家禽の体腔の最も低い位置にあって、同除去器具が閉位置に移動され、かつ支持ブラケットが内臓除去器具の二つのブラケット半体の間に移動されたときの状態を表す断面図である。 家禽の首を首用クランプによってクランプしながら内臓除去器具が上方へ移動している状態を表す等角投影図である。 家禽の首を首用クランプによってクランプしながら内臓除去器具が上方へ移動している状態を表す断面図である。 普通の大きさのいくつかの内臓が本発明にもとづく内臓除去器具によって取り除かれている状態を表す第1例の等角投影図である。 普通の大きさのいくつかの内臓が本発明にもとづく内臓除去器具によって取り除かれている状態を表す第1例の断面図である。 普通以上の大きさのいくつかの内臓が本発明にもとづく内臓除去器具によって取り除かれかつ搬送シャックルに受け継がれている状態を表す第2例の等角投影図である。 普通以上の大きさのいくつかの内臓が本発明にもとづく内臓除去器具によって取り除かれてかつ搬送シャックルに受け継がれている状態を表す第2例の断面図である。
本発明の装置についての例示的な実施の形態であって特許請求の範囲を限定ものではないものを表した図面を参照して、本発明をさらに説明する。
図面において、同一の参照番号が付された場合には、その参照番号は同一の部材を示す。
図1は、本発明の内臓除去装置1を、家禽の体腔から取り出されいくつかの内臓6を受け継いで搬送するために用いられる搬送シャックル5とともに、概略的に示す図である。この点については、さらに後述する。このような内臓除去装置1は、好ましくは、同様の内臓除去装置が複数設けられた回転式(メリーゴーラウンド構造)の装置に装着されていることが好ましい。この回転式の装置は、本発明にとって本質的なものではないため、以下においては図示しない。実際には、殺した家禽が処理ラインによって回転式の機械に連続的に供給され、殺した家禽は高速でその内臓が除去される。このことは、回転式の機械における多数の内臓除去装置によって可能となる。内臓が除去されるべきである殺した家禽のそれぞれは、内臓が除去されるときに、当業者にとって公知であり、このために図示を省略した手法によって、脚により吊り下げられる。
内臓除去装置1は、後述のように昇降しかつ家禽の体腔に出し入れするように移動可能な内臓除去器具2を有する。内臓除去器具2を昇降させるために、ロッド4に沿って摺動するキャリア3が装着されている。しかしながら、他の解決手法も実行可能であり、図示の構成は本発明にとって本質的ではない。
内臓除去器具2は、図2においてよく表されているように、二つのブラケット半体2′、2′′を有する。図2では、明確化のために、搬送シャックルは示されていない。
図3Aと図3Bとは、器具2の下端において二つのブラケット半体2′、2′′がヒンジ7によって互いに接続されていることを示し、それによって二つのブラケット半体2′、2′′はヒンジ7のまわりに回転運動することが可能である。二つのブラケット半体2′、2′′は、ヒンジ7の直上に、互いに協働する挟み面8、8′を有する。挟み面8、8′は、二つのブラケット半体2′、2′′が図3Aに示される開位置から図3Bに示される閉位置に向けて互いに近づく方向に移動したときに、家禽の内臓6の一部をクランプするものである。図3Aは、開位置において挟み面8、8′どうしが互いに距離をおいていることを示している。これに対し、図3Bは、閉位置においては、挟み面8、8′どうしが開位置から互いに近づく方向に移動したことを示している。図1および図2は、二つのブラケット半体2′、2′′が、図3Bの閉位置にあることを示し、そのときに内臓保持器具2はいくつかの内臓6をクランプして保持している。
図3Aおよび図3Bは、さらに、二つのブラケット半体2′、2′′が湾曲部を備えていることを示している。図3Bに示すように二つのブラケット半体2′、2′′が閉位置にあって挟み面8、8′どうしが互いに近づく方向に移動したときに、二つのブラケット半体2′、2′′の湾曲部によって、挟み面8、8′に近接して開口11が形成される。これに対し、図3Aに示すように二つのブラケット半体2′、2′′が閉位置にあって挟み面8、8′どうしが互いに離れているときに、挟み面8、8′に近接した開口11は、実質的に閉じられる、すなわち消失される。
特に、図1および図2は、内臓除去器具2が、二つのブラケット半体2′、2′′に隣接する位置に、さらに支持ブラケット9を備えているという特徴をも示している。この支持ブラケット9は、二つのブラケット半体2′、2′′と同時にかつ連動して、昇降可能、かつ家禽の体腔に対して出し入れ可能である。この目的のために、支持ブラケット9も、ロッド4に沿って摺動するキャリア3に装着されていることが好ましい(ただし本質的ではない)。支持ブラケット9が確実に二つのブラケット半体2′、2′′と同時にかつ連動して昇降可能かつ家禽の体腔に対して出し入れ可能である限り、他の構成を採用することもできる。
支持ブラケット9は、内臓除去器具2の二つのブラケット半体2′、2′′に対して近づいたり遠ざかったりする移動ができるように、ヒンジ9′によってキャリア3に回転可能に装着されている。それによって、支持ブラケット9は、二つのブラケット半体2′、2′′どうしの間に位置するように構成されている。この点についてはさらに後述する。
支持ブラケット9は、このような構成であるので、いくつかの内臓に作用される引張力によってこれらの内臓のうちの一部が過大に下方へ滑り落ちることを防止できる位置を取ってその位置を維持することができる。つまり、いくつかの内臓のうちの一部が、二つのブラケット半体2′、2′′の間の開口11を通って、望ましくない早期に動いてしまうことを防止できる位置を取ってその位置を維持することができる。内臓の一部が二つのブラケット半体2′、2′′の間の開口11を通ってこのように早期に動いてしまうと、腸が引き伸ばされてしまい、それによって、装置を汚染してしまうとともに、その後に処理される家禽をも汚染してしまう。支持ブラケット9は、さらに、いくつかの内臓6を家禽の体腔から除去するときまたはその後に、これらの内臓6の一部が、望ましくない方向にひっくり返ることを防止して、それによっていくつかの内臓6の組織が器具2の下端のヒンジ7を覆ってしまうことを防止する。ここでは、内臓除去器具2が装着されている回転式の装置の周縁に入り込む搬送シャックル5と協働する能力を、内臓除去器具2が備えていることが重要である。それによって、搬送シャックル5が、単一動作によって家禽の体腔から除去されたいくつかの内臓6を引き継いで、それを処理ラインの下流側に向けて搬送することになる。搬送シャックル5が回転式の機械の周縁へ入り込むことは、そのときに支持ブラケット9が搬送シャックル5と二つのブラケット半体2′、2′′との間に位置することを意味する。搬送シャックル5が内臓除去器具2から単一動作によっていくつかの内臓6を引き継ぐことができるように、図4Aおよび図4Bに明示されているように、搬送シャックル5が、内臓またはいくつかの内臓の一部をクランプするための挟み部材5′、5′′を備えていることが好ましい。
図5に示すように、内臓除去装置1は、吊り下げられた家禽の首をクランプするための首用クランプ10を、選択的に備えることができる。図5において、首用クランプ10は開状態にある。しかし、二つのブラケット半体2′、2′′が家禽の内臓6の一部を掴んだ状態で家禽の体腔の外へ向けて移動するときには、首用クランプ10は閉じられる。この点は、以下において、図8A1、図8A2、図8B1、図8B2、図9A、図9Bを参照して説明する。まず、図5(そして支持ブラケット9を省略した状態の装置構成を描いた図6)は、内臓保持器具2を家禽の体腔に入り込ませる初期移動について示す。この図5においては、二つのブラケット半体2′、2′′は開状態にあり、そして器具2は鳥類の胸側における砂のう12と肝臓13との位置を通過する。
図7Aと図7Bとは、内臓除去器具2が、家禽の体腔における最も下側の位置に到達した状態を示し、そのときに、二つのブラケット半体2′、2′′は、なお開状態にある。同様に、支持ブラケット9は、二つのブラケット半体2′、2′′の隣において初期の「開位置」にあり、かつ二つのブラケット半体2′、2′′が「閉位置」であるときのこれら二つのブラケット半体2′、2′′どうしの間の位置から距離をおいている。図7Aおよび図7Bにおいては、明確化のために、砂のう12と、肝臓13と、二つのブラケット半体2′、2′′によってクランプされる食道14との相対位置が示されている。
図8A1および図8B1においては、続いて首用クランプ10が閉じられ、そして二つのブラケット半体2′、2′′を閉位置に移動させることによって食道14がクランプされることが示されている。砂のう12は、なおも内臓除去器具2と支持ブラケット9との間に位置しており、支持ブラケット9は、いくつかの内臓6が望ましくない方向にひっくり返って、器具2の下端におけるヒンジ7をいくつかの内臓6の組織が覆ってしまうことを防止する。
砂のう12に滑りが発生したり、または、砂のう12やいくつかの内臓6のうちの他の部分に、二つのブラケット半体2′、2′′の間の開口11を通って望ましくない変位が発生することで、これらが支持ブラケット9と二つのブラケット半体2′、2′′とで規定される位置から遠ざかったりすることを防止するために、支持ブラケット9が、図8A2および図8B2に示されるところの、二つのブラケット半体2′、2′′の間の位置へ、移動または転回される。ここに説明する例では、この移動は、支持ブラケット9をキャリア3に装着するためのヒンジ9′によって可能である。しかしながら、支持ブラケット9の移動は、他の既知の手段によって行わせることも可能である。通常は、支持ブラケット9の移動は、ブラケット半体2′、2′′の移動と同様に、支持ブラケット9に接続されるカム輪であって、内臓除去装置1が装着されている回転式の機械に設けられたカム体に対して従動する前記のカム輪によって、制御される。この点は、当業者にとってよく知られた技術であり、さらなる説明は不要である。この装置は、好ましくは次のように構成されている。すなわち、二つのブラケット半体2′、2′′が家禽の体腔におけるもっとも低い位置に到達し、そして内臓除去器具2を家禽の体腔から引き出す前に、支持ブラケット9を、内臓除去器具2の二つのブラケット半体2′、2′′の間へ移動させるように構成されていることが好ましい。支持ブラケット9は、除去作業中において食道の位置を確実に維持して、搬送シャックル5が内臓除去器具2におけるいくつかの内臓6を単一動作によって引き出すことができるようにする目的で設けられているヒンジ7を、内臓組織が望ましくなく覆うことを防止する。
図9Aと図9Bとは、内臓除去器具2と支持ブラケット9とを鳥類から外部へ取り出した状態を示す。この内臓除去器具2と支持ブラケット9との移動は、同時にかつ連動して行われ、図8A2および図8B2に示されるように、家禽の体腔におけるもっとも低い位置から開始される。その移動中に、食道14は内臓除去器具2の二つのブラケット半体2′、2′′によってクランプされ、そして好ましくは家禽の首は首用クランプ10によってクランプされる。このように死んだ家禽の食道14と首とを同時にクランプすることで、死んだ家禽からいくつかの内臓6を効率的に分離することができる。内臓除去器具2と支持ブラケット9とを同時にかつ連動して移動させることにより、いくつかの内臓6の一部が望ましくない方向にひっくり返って、内臓の組織が内臓除去器具2のヒンジ7を覆ってしまうことを、支持ブラケット9が継続的にかつ効果的に防止する。
図10Aおよび図10Bは、二つのブラケット半体2′、2′′が湾曲部を有し、この湾曲部によって二つのブラケット半体2′、2′′がその閉状態のときに開口11の限界を定めているので(図3を参照してすでに説明済)、砂のう12と、心臓15や肝臓13などの他の器官とを、開口11を通して移動させたときに、いくつかの内臓6が内臓除去器具2によって吊り下げられ、そのときにいくつかの内臓6のうちのいずれの部分もが内臓除去器具2のヒンジ7を覆わないようにされる。これによって、搬送シャックル5が、単一の動作により、内臓除去器具2が装着された回転式の機械の周縁に入り込み、食道14を掴んで内臓除去器具2から引き出すことが可能である。
図11Aおよび図11Bは、砂のう12の寸法が、二つのブラケット半体2′、2′′が閉位置にあるときに砂のう12が内臓除去器具2の中央の開口11を通って移動することができない程度のものであるという、別の状況を示す。この状況において、いくつかの内臓6は、家禽の体腔から取り除かれた後にも、家禽の体腔の内部における元の向きが維持されている。そして図11Aおよび図11Bは、搬送シャックル5が、同様に、内臓除去器具2が装着された回転式の機械の周縁へ入り込んだうえで、食道14を掴んで内臓除去器具2から引き取り可能であり、そのときに、内臓組織が二つのブラケット半体2′、2′′のヒンジ7を覆うことで搬送シャックル5によるいくつかの内蔵6の引き出しの妨害となることを防止することを、示している。
上記においては、本発明の装置の例示的な実施の形態を参照して本発明を説明した。しかし本発明は、上記の特別な実施の形態に限定されるものではなく、本発明から逸脱することなしに様々に変形可能である。上記において説明した例示的な実施の形態は、添付の特許請求の範囲を厳格に解釈するために用いられるべきではない。そのように用いられるのではなく、上記した実施の形態は、特許請求の範囲をその例示的な実施の形態に限定することなしに、同特許請求の範囲の表現を単に説明するためのものである。したがって、本発明の保護の範囲は添付の特許請求の範囲のみに基づいて解釈されるべきであり、特許請求の範囲の表現に疑義が生じたときには上記の例示的な実施の形態を用いて解決すべきである。

Claims (12)

  1. 殺されたうえで脚により吊り下げられた家禽の内臓を除去するための除去装置(1)であり、
    前記除去装置は、上下方向に移動可能であるとともに家禽の体腔に対して出し入れ可能な内臓除去器具(2)を備え、
    前記内臓除去器具(2)は二つのブラケット半体(2′、2′′)を有し、これら二つのブラケット半体(2′、2′′)は、内臓除去器具(2)の下端においてヒンジ(7)により互いに連結されていて、ヒンジ(7)の周りに回転運動が可能であり、
    前記二つのブラケット半体(2′、2′′)は、前記ヒンジ(7)の直上において、互いに協働する挟み面(8、8′)を有し、これらの挟み面(8、8′)は、ヒンジ(7)の周りの回転によって開位置から閉位置に向けて互いに向かい合う方向に回転運動したときに、家禽のいくつかの内臓(6)のうちの一部をクランプするものであって、
    内臓除去器具(2)は、さらに二つのブラケット半体(2′、2′′)の隣に位置する支持ブラケット(9)を備え、
    この支持ブラケット(9)は、二つのブラケット半体(2′、2′′)と同時にかつ連動して、上下方向に移動可能であるとともに家禽の体腔に対して出し入れ可能であり、
    前記支持ブラケット(9)は、二つのブラケット半体(2′、2′′)に対して近づいたり遠ざかったりすることが可能であって、二つのブラケット半体(2′、2′′)の間の位置をとることができるものであることを特徴とする内臓除去装置。
  2. 支持ブラケット(9)は、いくつかの内臓(6)を家禽の体腔から除去するときまたは除去した後に、いくつかの内蔵(6)の組織が器具(2)のヒンジ(7)を覆うことになる方向に、前記いくつかの内臓(6)のうちの一部がひっくり返ることを防止するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の内臓除去装置。
  3. 除去装置(1)は、家禽の体腔から除去されたいくつかの内臓(6)のための搬送シャックル(5)と協働するように構成され、支持ブラケット(9)は、前記搬送シャックル(5)と二つのブラケット半体(2′、2′′)との間に位置されていることを特徴とする請求項1または2記載の内臓除去装置。
  4. 搬送シャックル(5)は、いくつかの内臓(16)の一部をクランプするための挟み部材(5′、5′′)を備えていることを特徴とする請求項3記載の内臓除去装置。
  5. 二つのブラケット半体(2′、2′′)が家禽の内臓(6)の一部をクランプしながら家禽の体腔から外部へ移動するときに、吊り下げ支持された家禽の首をクランプする首用クランプ(10)をさらに備えることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項記載の内臓除去装置。
  6. 殺されたうえで脚により吊り下げられた家禽の内臓を除去するための除去装置(1)であり、
    前記除去装置(1)は、上下方向に移動可能であるとともに家禽の体腔に対して出し入れ可能な内臓除去器具(2)を備え、
    前記内臓除去器具(2)は二つのブラケット半体(2′、2′′)を有し、これら二つのブラケット半体(2′、2′′)は、内臓除去器具(2)の下端においてヒンジ(7)により互いに連結されていて、ヒンジ(7)の周りに回転運動が可能であり、
    前記二つのブラケット半体(2′、2′′)は、前記ヒンジ(7)の直上において、互いに協働する挟み面(8、8′)を有し、これらの挟み面(8、8′)は、これらの挟み面(8、8′)が互いに離れている開位置から、挟み面(8、8′)が前記開位置から互いに近づく方向に移動した閉位置に向けて、前記二つのブラケット半体(2′、2′′)が互いに近づく方向に移動したときに、家禽の内臓(6)の一部をクランプするものであり、
    前記二つのブラケット半体(2′、2′′)は湾曲部を有し、この湾曲部は、前記二つのブラケット半体(2′、2′′)が開位置と閉位置との一方にあるときにこれらの二つのブラケット半体(2′、2′′)が開口(11)を規定するように構成されており、
    前記湾曲部は、二つのブラケット半体(2′、2′′)が閉位置にあるときに開口(11)が挟み面(8、8′)の直近に存在し、かつ挟み面(8、8′)が互いに離れているところの二つのブラケット半体(2′、2′′)が開位置にあるときに、挟み面(8、8′)の直近の前記開口(11)が閉じられるかまたは消失していることになるように構成されていることを特徴とする内臓除去装置。
  7. 回転式の機械に装着されたものであることを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項記載の内臓除去装置。
  8. 脚により吊り下げられた家禽の内臓を除去するための方法であって、
    内臓除去器具(2)であって、この内臓除去器具(2)の下端においてヒンジ(7)によって互いに接続されかつヒンジ(7)の周りに回転運動が可能な二つのブラケット半体(2′、2′′)を備えた前記内臓除去器具(2)を用い、そのときに、前記二つのブラケット半体(2′、2′′)は、前記ヒンジ(7)の直上において、互いに協働する挟み面(8、8′)を有し、これらの挟み面(8、8′)は、これらの挟み面(8、8′)が互いに離れている開位置から、挟み面(8、8′)が前記開位置から互いに近づく方向に移動した閉位置に向けて、前記二つのブラケット半体(2′、2′′)が互いに近づく方向に移動したときに、家禽の内臓(6)の一部をクランプするものであり、
    挟み面(8、8′)が互いに離れている開位置にある内臓除去器具(2)を、家禽の体腔内に導入して、同家禽の体腔の最も下側の位置まで移動させ、
    二つのブラケット半体(2′、2′′)をヒンジ(7)の周りの回転によって開位置から閉位置に向けて互いに近づく方向に移動させ、それにより内臓組織と家禽におけるそれ以外の組織との接続を破断して、家禽の内臓(6)の一部をクランプし、
    そして、閉位置の二つのブラケット半体(2′、2′′)を、クランプした内臓(6)の一部とともに、殺した家禽の体腔から取り除く、に際して、
    内臓除去器具(2)に、二つのブラケット半体(2′、2′)の隣の位置から二つのブラケット半体(2′、2′)の間の位置に向けて移動可能な支持ブラケット(9)を設置し、前記支持ブラケット(9)を、二つのブラケット半体(2′、2′′)の動きと同時にかつ連動させて、上下方向に移動させるとともに家禽の体腔に対して出し入れさせ、そのときに、二つのブラケット半体(2′、2′′)を体腔から取り出す前において、二つのブラケット半体(2′、2′′)が体腔内におけるもっとも低い位置に到達した時に、支持ブラケット(9)を二つのブラケット半体(2′、2′)の間の位置へ移動させることを特徴とする脚により吊り下げられた家禽の内臓の除去方法。
  9. いくつかの内臓(6)を家禽の体腔から除去しているときまたは除去した後に、いくつかの内蔵の(6)の組織が器具(2)の下端のヒンジ(7)を覆う方向に、前記いつくかの内臓(6)の部分がひっくり返ることを、支持ブラケット(9)によって防止することを特徴とする請求項8記載の脚により吊り下げられた家禽の内臓の除去方法。
  10. 家禽の体腔から除去されたいくつかの内臓(6)のための搬送シャックル(5)を設置するとともに、支持ブラケット(9)が搬送シャックル(5)と二つのブラケット半体(2′、2′)との間に位置するように前記搬送シャックル(5)を配置することを特徴とする請求項8または9記載の脚により吊り下げられた家禽の内臓の除去方法。
  11. 二つのブラケット半体(2′、2′)を、殺した家禽の体腔からクランプした内臓と一緒に外部へ移動させるときに、殺した家禽の首を所定の位置に固定することを特徴とする請求項8から10までのいずれか1項記載の脚により吊り下げられた家禽の内臓の除去方法。
  12. 内臓除去器具(2)を回転式の機械に装着することを特徴とする請求項8から11までのいずれか1項記載の脚により吊り下げられた家禽の内臓の除去方法。
JP2018003901A 2017-01-16 2018-01-15 吊り下げた家禽の内臓の除去装置および除去方法 Active JP6609647B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL2018174 2017-01-16
NL2018174A NL2018174B1 (en) 2017-01-16 2017-01-16 Evisceration apparatus and a method for eviscerating sus-pended poultry

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018113960A true JP2018113960A (ja) 2018-07-26
JP6609647B2 JP6609647B2 (ja) 2019-11-20

Family

ID=58213289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018003901A Active JP6609647B2 (ja) 2017-01-16 2018-01-15 吊り下げた家禽の内臓の除去装置および除去方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US10258053B2 (ja)
EP (1) EP3415013B1 (ja)
JP (1) JP6609647B2 (ja)
KR (1) KR102068885B1 (ja)
CN (1) CN108378120B (ja)
BR (1) BR102018000864B1 (ja)
DK (1) DK3415013T3 (ja)
MX (1) MX2018000323A (ja)
NL (1) NL2018174B1 (ja)
RU (1) RU2678131C1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4890861A (ja) * 1972-03-04 1973-11-27
JP2015097527A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 マイン フード プロセッシング テクノロジー ビー.ヴィ. 家禽の腹部から内臓物を除去する装置及び方法
WO2016013931A1 (en) * 2014-07-24 2016-01-28 Marel Stork Poultry Processing B.V. Method and device for evisceration of slaughtered poultry

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL9100153A (nl) * 1991-01-30 1992-08-17 Meyn Maschf Inrichting voor het uithalen van slachtvogels.
CA2079962A1 (en) * 1991-10-21 1993-04-22 Emanuel Hili Eviscerating spoon
NL9300815A (nl) * 1992-09-10 1994-04-05 Stork Pmt Werkwijze en inrichting voor het verwijderen en verwerken van een organenpakket van een slachtdier.
US5569072A (en) * 1996-01-19 1996-10-29 Johnson Food Equipment, Inc. Poultry processing mechanism having carcass stabilizer
DK0814666T3 (da) * 1996-01-19 2003-08-18 Johnson Food Equipment Inc Fremgangsmåde og apparat til udtagning af fjerkræ, hvor kroen følger med
DE69618599T3 (de) * 1996-10-30 2009-06-10 Systemate Holland B.V. Ausnehmer
NL1006580C2 (nl) * 1997-07-14 1999-01-15 Stork Pmt Werkwijze en inrichting voor het verwerken van geslacht gevogelte, alsmede transportorgaan voor toepassing in een dergelijke werkwijze en inrichting.
NL1014994C2 (nl) 2000-01-17 2001-07-18 Stork Pmt Werkwijze en inrichting voor het scheiden van buikvet van buikvel van gevogelte.
NL1015682C2 (nl) * 2000-01-18 2001-07-19 Stork Pmt Uithaalorgaan, inrichting en werkwijze voor het verwerken van een ingewandenpakket van een slachtdier.
DK200301518A (da) * 2003-10-15 2005-04-16 Linco Food Systems As Indvoldsudtagning
US7500910B2 (en) * 2007-08-06 2009-03-10 Johnson Food Equipment, Inc. Device and method for clamping and cutting
US7976376B2 (en) * 2007-08-13 2011-07-12 Bally Gaming, Inc. Methods for providing amusement
JP2015216901A (ja) * 2014-05-20 2015-12-07 株式会社前川製作所 食鳥屠体用首皮筋入れ装置及び方法
NL2015690B1 (en) * 2015-10-29 2017-05-31 Meyn Food Proc Technology Bv Evisceration apparatus and a method for eviscerating suspended poultry.
NL2015691B1 (en) * 2015-10-29 2017-05-31 Meyn Food Proc Technology Bv Evisceration apparatus and a method for eviscerating suspended poultry.

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4890861A (ja) * 1972-03-04 1973-11-27
JP2015097527A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 マイン フード プロセッシング テクノロジー ビー.ヴィ. 家禽の腹部から内臓物を除去する装置及び方法
WO2016013931A1 (en) * 2014-07-24 2016-01-28 Marel Stork Poultry Processing B.V. Method and device for evisceration of slaughtered poultry

Also Published As

Publication number Publication date
US20180199581A1 (en) 2018-07-19
CN108378120A (zh) 2018-08-10
NL2018174B1 (en) 2018-07-26
KR20180084649A (ko) 2018-07-25
EP3415013A1 (en) 2018-12-19
MX2018000323A (es) 2018-11-09
BR102018000864A2 (pt) 2018-10-30
US10258053B2 (en) 2019-04-16
JP6609647B2 (ja) 2019-11-20
KR102068885B1 (ko) 2020-01-21
RU2678131C1 (ru) 2019-01-23
EP3415013B1 (en) 2020-03-18
BR102018000864B1 (pt) 2022-10-25
CN108378120B (zh) 2021-05-07
DK3415013T3 (da) 2020-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
NL1015682C2 (nl) Uithaalorgaan, inrichting en werkwijze voor het verwerken van een ingewandenpakket van een slachtdier.
JP6687598B2 (ja) 屠殺された家禽の内臓摘出のための方法およびデバイス
JP5948395B2 (ja) 家禽の腹部から内臓物を除去する装置及び方法
JP6470283B2 (ja) 食肉解体された家禽から摘出された内臓群を仕分けするためのガイド部材、ガイドアセンブリ、システムおよび方法
JP6289582B2 (ja) 懸吊された家禽の内臓を摘出するための方法及び内臓摘出装置
KR101844756B1 (ko) 매달린 가금류의 내장 적출 장치 및 내장 적출 방법
JP6609647B2 (ja) 吊り下げた家禽の内臓の除去装置および除去方法
KR20220032529A (ko) 가금류의 내장 적출 방법, 사전 내장 적출 장치, 내장 적출 시스템 및 수집기 장치
JP2010187613A (ja) 魚体の身欠き方法及び魚体の処理方法並びに魚体の背骨掴み装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191028

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6609647

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250