JP2018113809A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力変換装置のブリッジ回路を構成するパワー半導体スイッチング素子における短絡故障を、精度よく検出して判定する機能を提供する。【解決手段】パワー半導体スイッチング素子7を直列接続したブリッジ回路2と、ゲート駆動回路3と、時間計測手段4と、電圧比較手段5と、ブリッジ回路短絡判定手段6を備える。パワー半導体スイッチング素子7のソース端子電位を基準として、ゲート端子電圧を測定し、前記ブリッジ回路2の短絡故障を精度良く検出して短絡判定を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、直流を交流に変換する、あるいは交流を直流に変換する電力変換装置に係り、特に、電力変換装置のブリッジ回路の短絡故障を検出する機能を備えた電力変換装置に関する。
電力変換装置は、直流電源から供給された直流電力を回転電機などの交流電気負荷に供給するための交流電力に変換する機能、あるいは回転電機により発電された交流電力を直流電源に供給するための直流電力に変換する機能を備えている。この変換機能を果すため、電力変換装置は、複数の半導体素子を有するインバータ回路を備えており、半導体素子が導通動作や遮断動作を繰り返すことにより、直流電力から交流電力へ、あるいは交流電力から直流電力への電力変換を行う。
この電力変換装置において、半導体素子を駆動するゲート回路は、回路の異常時に半導体素子に過大な電流が流れ、半導体素子が発熱やスイッチングサージ電圧で破壊することを防止するために、短絡保護回路を備えている。
従来、電力変換装置のブリッジ回路に使用されているパワー半導体スイッチング素子の短絡保護回路として、パワー半導体スイッチング素子のゲート端子とソース端子間のゲート端子電圧を検出し、基準値とゲート端子電圧を比較し、基準値に対して測定値が上回る状態と下回る状態を複数回検知する場合には正常であると判定し、そのような状態を検出しない場合には短絡していると判定するという構成が提案されている(特許文献1)。
特許第5933107号公報
ワイドギャップ半導体スイッチング素子のように相互コンダクタンスが大きなスイッチング素子の短絡を確実に検知するため、特許文献1の電力変換装置では、短絡時と非短絡時のゲート端子電圧の波形の振動が異なるというところに着目し、このゲート端子電圧の振動を検知することによって、短絡と非短絡を判断するということが提案されている。
この特許文献1に提案されている内容を詳細に検討したところ、原理としては確かに、短絡と非短絡とのゲート端子電圧の波形が異なることから、判定が可能となる。しかし、実際の電気回路に適用すると、短絡している場合であっても、非短絡であると判定されるという障害が発生した。この障害を探求したところ、他の相のブリッジ回路のスイッチング動作によって発生する外来ノイズと、自らの相のブリッジ回路のスイッチング動作によって発生する電圧振動によって、短絡している場合でもゲート端子電圧波形が振動することによって非短絡と判定することが起こるという問題に到達した。
本発明は、前述の問題を解決するためになされたもので、パワー半導体スイッチング素子のゲート端子電圧を測定して、ブリッジ回路の短絡故障を精度良く検出して短絡判定を行う電力変換装置を提供することを目的としている。
本発明は、パワー半導体スイッチング素子がブリッジ接続されたブリッジ回路、前記パワー半導体スイッチング素子を駆動するゲート駆動回路、前記パワー半導体スイッチング
素子の特性に応じて、第1の所定時間が設定され、前記パワー半導体スイッチング素子のゲートをオンにする信号に基づいて前記第1の所定時間を計測し、前記第1の所定時間の経過後は、論理を反転させて信号を出力する時間計測手段、前記パワー半導体スイッチング素子の特性に応じて、第1の基準電圧が設定され、前記パワー半導体スイッチング素子のゲート端子電圧と前記第1の基準電圧を比較する電圧比較手段、および前記時間計測手段の出力信号と前記電圧比較手段に基づいて前記ブリッジ回路の短絡を判定するブリッジ回路短絡判定手段を備え、前記ブリッジ回路短絡判定手段は、前記時間計測手段が論理を反転させて信号を出力する時点において、前記ゲート端子電圧が前記第1の基準電圧以上であることを示す場合には、前記ブリッジ回路が短絡していると判定するようにしたものである。
本発明は、パワー半導体スイッチング素子のソース端子電位を基準として、ゲート端子電圧を測定し、ゲート端子電圧が基準電圧よりも高いか否かを判定しているので、故障を検出する回路構成を単純にでき、ブリッジ回路の短絡故障に係る回路を小型かつ、低コストに構成することができる。
本発明の実施の形態1に係る電力変換装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る電力変換装置におけるゲート駆動回路、時間計測手段、電圧比較手段、およびブリッジ回路短絡判定手段の具体例を示す構成図である。 本発明の実施の形態1に係る電力変換装置におけるブリッジ回路短絡判定の動作を説明するフロー図である。 パワー半導体スイッチング素子のゲートをオンした場合の過渡期におけるゲート端子電圧および第1の所定時間tg1、第1の基準電圧Vref1の設定の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る電力変換装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る電力変換装置におけるゲート短絡故障判定の動作を説明するフロー図である。 パワー半導体スイッチング素子のゲートをオンした場合の過渡期におけるゲート端子電圧および第1の所定時間tg1、第2の所定時間tg2、第1の基準電圧Vref1の設定の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る電力変換装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る電力変換装置におけるゲート短絡故障判定の動作を説明するフロー図である。 パワー半導体スイッチング素子7のゲートオン過渡期におけるゲート端子電圧および第1の所定時間tg1、第1の基準電圧Vref1、第2の基準電圧Vref2の設定の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。なお、図中同一符号は各々同一または相当部分を示す。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による電力変換装置1の構成を示すブロック図である。なお、図中の矢印は信号の流れを表している。本実施の形態1の電力変換装置1は、ブリッジ回路2と、ゲート駆動回路3と、時間計測手段4と、電圧比較手段5と、ブリッジ回路短絡判定手段6を備えている。
また、図2は、本発明の実施の形態1に係る電力変換装置1におけるゲート駆動回路3
、時間計測手段4、電圧比較手段5、ブリッジ回路短絡判定手段6の具体例を示す構成図である。以下、図1と図2を用いて、本発明の実施の形態1の電力変換装置1の構成および機能について説明する。
ブリッジ回路2は、2つのパワー半導体スイッチング素子7を直列に接続し、両側の一対の直流端が充放電可能な直流電源8の両端に接続されている。直流電源8としては、たとえばリチウムイオンバッテリや、キャパシタなどが該当する。パワー半導体スイッチング素子7としては、たとえば、Nチャネル型のMOSFETが使用される。
また、パワー半導体スイッチング素子7のゲート端子およびソース端子は、ゲート駆動回路3および、電圧比較手段5に接続され、ゲート駆動回路3は、制御部(図示しない)からのゲートオン信号またはゲートオフ信号に応じて、パワー半導体スイッチング素子7を駆動する。電圧比較手段5は、たとえばトランジスタで構成されたコンパレータが使用される。また、基準電圧源としては、たとえば、シリーズレギュレータや、シャントアンプ、DCDCコンバータが使用される。
時間計測手段4は、制御部(図示しない)からのゲートオン信号を入力として、時間計測を開始する。時間計測手段4としては、たとえば、フリップフロップおよび発振器を使ったタイマ回路や、図2のようにゲートオン信号をきっかけとしてMOSFET401をオフさせ、コンデンサ402の両端電圧が基準電圧Vth4以上となるまでの時間を定電流値で調整するような回路を使用することができる。
ブリッジ回路短絡判定手段6は、時間計測手段4の出力信号および、電圧比較手段5の出力信号が接続されており、ブリッジ回路短絡判定手段6の具体的な構成としては、たとえば、図2のようなラッチ回路を使用することができる。
図3は、本実施の形態1に係る電力変換装置1におけるブリッジ回路短絡判定手段6の動作を示すフロー図である。以下、図3に示すフロー図を用いて、ブリッジ回路短絡判定手段6のブリッジ回路短絡判定動作について、具体的に説明する。
図3のステップSl00において、時間計測手段4は、制御部(図示せず)が出力したゲート信号を読み込み、ゲートオンであればステップS101へと進み、そうでなければ、ゲートオン信号が来るまで待つ。そしてステップS101では、時間計測手段4が時間計測を開始し、ステップSl02へ進む。
ステップS102では、ブリッジ回路短絡判定手段6において、第1の所定時間が経過したことを示す時間計測手段4の出力信号が論理反転入力されたことをもってステップSl03へと進み、そうでなければステップS102において時間計測手段4の出力信号が反転するのを待つ。
ステップSl03では、ブリッジ回路短絡判定手段6において、電圧比較手段5の出力信号論理を読み取り、ステップS104へ進む。ステップS104では、パワー半導体スイッチング素子7のソース端子を電位基準として測定したゲート端子電圧が、第1の基準電圧以上であれば、ステップS105へ進み、ステップS105において、ブリッジ回路短絡判定手段6は、ブリッジ回路2が短絡故障している旨の論理信号を出力し、処理を終了する。一方、前述のゲート端子電圧が所定の基準電圧未満である場合は、ステップSl06へ進み、ステップS106において、ブリッジ回路短絡判定手段6はブリッジ回路2が短絡故障していない旨の論理信号を出力し、処理を終了する。
前述のステップSl02における第1の所定時間tg1および、ステップSl04にお
ける第1の基準電圧Vref1を設定する方法として、たとえば、図4のように、ゲートオン過渡期のゲート端子電圧およびゲートに充電される電荷量の特性を利用する。すなわち、図4に示すように、ゲートオン過渡期のゲート端子電圧において、ブリッジ回路2が短絡故障している場合と、短絡故障していない場合を比較すると、ミラー電圧の有無が違いとして見られる。したがって、第1の所定時間tg1は、パワー半導体スイッチング素子7のミラー効果期間内の任意の時点に設定する。具体的には、たとえば、ゲート端子に流れる電流をig、パワー半導体スイッチング素子7のゲート端子とソース端子間の電荷をQgs、ゲート端子とドレイン端子間の電荷をQgdとして、次の式1から、
tg1=(Qgs+Qgd)/ig ・・・式1
と設定する。
更には、ブリッジ回路2を構成するパワー半導体スイッチング素子7の相補動作に伴ってゲート駆動回路3が設定するデッドタイムtdを前記式1に加え、次の式2によって、
tg1=(Qgs+Qgd)/ig+td ・・・式2
と設定する。デッドタイムtdを加えることで、パワー半導体スイッチング素子7の寄生ダイオードの逆回復期間における貫通電流でゲート端子電圧が一時的に跳ね上がり、ブリッジ回路2の短絡誤検出を回避することができる。あるいは、時間計測手段4やブリッジ回路短絡判定手段6の動作遅延時間をtdlyとして、動作遅延時間tdlyを加え、
tg1=Qgs/ig+tdly ・・・式3
とする方法が考えられる。
一方、第1の基準電圧Vref1は、パワー半導体スイッチング素子7のミラー電圧の固体ばらつきおよび温度特性も含めて、取り得る値よりも大きい値に設定する。また、ブリッジ回路2の短絡時において、パワー半導体スイッチング素子7のゲート端子とドレイン端子間の寄生容量(Cgd)に変化がないことを利用して、次の式4のように第1の基準電圧Vref1の上限を設定することができる。
Vref1<ig×tg/(Cgs+Cgd)・・・式4
ここで、Cgsは、パワー半導体スイッチング素子7のゲート端子とソース端子間の寄生容量、Cgdは、パワー半導体スイッチング素子7のゲート端子とドレイン端子間の寄生容量である。
加えて、ゲート端子に流れる電流igが定電流となるようにゲート駆動回路3を構成することによって、第1の所定時間tg1を経過した後における実際のゲート端子の電荷量は、時間に比例する関数Qg(tg1)として表すことができる。すなわち、第1の所定時間tg1を経過した後における実際のゲート端子電圧の変動要因が、パワー半導体スイッチング素子7の個体差および温度特性のみとなり、より高精度にブリッジ回路2の短絡故障判定が可能となる。なお、定電流回路の具体的な構成については、種々提案されており、それらの技術が適用できるため、ここでは説明を省略する。
以上のように、実施の形態1では、パワー半導体スイッチング素子7のソース端子電位を基準としてゲート端子電圧を測定し、ブリッジ回路2の短絡故障を検出するので、高耐圧部品および、絶縁距離を不要とすることができ、ブリッジ回路2の短絡故障に係る回路を小型かつ、低コストに構成することができる。
また、スイッチング過渡期のゲート端子電圧立ち上がりにおいて短絡検出を実施するので、短絡検出にかかる時間を短くすることができ、短絡検出の時間遅れに伴う短絡電流の増加を抑えることができる。
加えて、短絡検出時間が短いので、シリコンに比べてスイッチング速度の速い炭化ケイ素、窒化ガリウム系材料等を用いたワイドバンドギャップ半導体スイッチング素子を使用
してブリッジ回路2を構成した場合であっても、前述の短絡故障検出方法が適用でき、電力変換装置の低損失および小型化を図ることができる。
実施の形態2.
先の実施の形態1では、パワー半導体スイッチング素子7のソース端子電位を基準として、ゲート端子電圧を測定し、ブリッジ回路の短絡故障を検出する方法について説明した。これに対して、この実施の形態2では、ゲート端子電圧の測定回数を増やし、より詳細にブリッジ回路2の故障を検出している。
図5は、本発明の実施の形態2による電力変換装置1の構成を示すブロック図である。先の実施の形態1の図1と比較して、時間計測手段4が、第1の時間計測手段4と名を替えると共に、新たに第2の時間計測手段42および、ゲート短絡故障判定手段62が設けられている点が異なっている。その他の構成については、図1と同じであるので説明を省略する。
図5において、第2の時間計測手段42は、第1の時間計測手段4と同じく、制御部(図示せず)からのゲートオン信号を入力として、第2の所定時間を計測する。
そして、第2の時間計測手段42の出力信号は、ゲート短絡故障判定手段62に入力される。ゲート短絡故障判定手段62は、第2の時間計測手段42の出力信号と共に、電圧比較手段5の出力信号が入力される。
第2の時間計測手段42の具体的な構成は、第1の時間計測手段4と同じような回路構成とすることができる。また、ゲート短絡故障判定手段62は、ブリッジ回路短絡判定手段6と同じような構成を採用することができるので、ここでは説明を省略する。
図6は、本実施の形態2に係る電力変換装置1におけるゲート短絡故障判定手段62の動作を示すフロー図である。以下、図6に示すフロー図を用いて、ゲート短絡故障判定手段62のゲート短絡故障判定の動作について、具体的に説明する。
ステップS200において、第2の時間計測手段42は、制御部(図示せず)が出力したゲート信号を読み込み、ゲートオンであればステップS201へと進み、そうでなければ、ゲートオン信号が来るまで待つ。そしてステップS201では、第2の時間計測手段42が時間計測を開始し、ステップS202へ進む。
ステップS202では、ゲート短絡故障判定手段62において、第2の所定時間が経過したことを示す第2の時間計測手段42の出力信号が、論理反転入力されたことをもってステップS203へと進み、そうでなければステップS202において第2の時間計測手段42の出力信号が反転するのを持つ。
ステップS203では、ゲート短絡故障判定手段62において、電圧比較手段5の出力信号論理を読み取り、ステップS204へ進む。ステップS204では、パワー半導体スイッチング素子7のソース端子を電位基準として測定したゲート端子電圧が、第1の基準電圧以上であれば、ステップS205へ進み、ステップS205において、ゲート短絡故障判定手段62はブリッジ回路2のパワー半導体スイッチング素子7において、ゲートが短絡故障していない旨の論理信号を出力し、処理を終了する。一方、前述のゲート端子電圧が所定の基準電圧未満である場合は、ステップS206へ進み、ステップS206において、ゲート短絡故障判定手段62はブリッジ回路2のパワー半導体スイッチング素子7において、ゲートが短絡故障している旨の論理信号を出力し、処理を終了する。
前述のステップS202の第2の所定時間tg2は、パワー半導体スイッチング素子7のミラー効果期間の終了時点よりも後に設定する。具体的には、たとえば、図7のように、パワー半導体スイッチング素子7のゲート端子に充電される総電荷量Qgtを用いて、
tg2=Qgt/ig ・・・式5
と設定する。あるいは、パワー半導体スイッチング素子7のゲート端子電圧が、ゲート駆動回路3のゲート駆動電圧に到達するまでの時間とするようにしても良い。
以上のように、実施の形態2では、パワー半導体スイッチング素子7のソース端子電位を基準として、ゲート端子電圧を測定し、ゲート端子電圧が所定の電圧以上であれば、ブリッジ回路2の短絡故障を検出するので、高耐圧部品および、絶縁距離を不要とすることができ、ブリッジ回路2の短絡故障に係る回路を小型かつ、低コストに構成することができる。
また、スイッチング過渡期のゲート端子電圧立ち上がりにおいて短絡検出を実施するので、短絡検出にかかる時間を短くすることができ、短絡検出の時間遅れに伴う短絡電流の増加を抑えることができる。
加えて、短絡検出時間が短いので、シリコンに比べてスイッチング速度の速い炭化ケイ素、窒化ガリウム系材料等を用いたワイドバンドギャップ半導体スイッチング素子によって構成されるブリッジ回路2においても前述の短絡故障検出方法が適用でき、電力変換装置1の低損失および小型化を図ることができる。
更に、ゲート短絡故障判定手段62を新たに設け、スイッチング過渡期のゲート端子電圧立ち上がりにおいて、ゲート端子電圧を測定し、ゲート端子電圧が所定の電圧未満であれば、パワー半導体スイッチング素子7のゲート短絡故障を判定するので、複数の故障を速やかに検出し、短絡電流による他の回路の2次故障を防止することができる。
実施の形態3.
先の実施の形態2では、パワー半導体スイッチング素子7のソース端子電圧を基準として、ゲート端子電圧を複数回測定し、ブリッジ回路2の短絡故障とパワー半導体スイッチング素子7のゲート短絡故障を検出する方法について説明した。これに対して、本実施の形態3では、ゲート端子電圧を比較する基準電圧を複数設け、より早くブリッジ回路2の故障を検出する方法について説明する。
図8は、本発明の実施の形態3による電力変換装置1の構成を示すブロック図である。先の実施の形態2の図5と比較して、電圧比較手段5が第1の電圧比較手段5と名を替えると共に、新たに第2の電圧比較手段53が設けられ、第2の時間計測手段42がなくなっている点が異なっている。その他の構成については、図5と同じであるので説明を省略する。
図8において、第2の電圧比較手段53は、第1の電圧比較手段5と同じく、パワー半導体スイッチング素子7のゲート端子およびソース端子が接続され、ゲート端子とソース端子間の電圧を測定すると共に第2の基準電圧と比較する。
そして、第2の電圧比較手段53の出力信号は、ゲート短絡故障判定手段62に入力される。ゲート短絡故障判定手段62は、第1の時間計測手段4の出力信号と共に、第2の電圧比較手段53の出力信号が入力される。第2の電圧比較手段53の具体的な構成は、第1の電圧比較手段5と同じような回路構成を採用することができるため、ここでは説明を省略する。
図9は、本実態の形態3に係る電力変換装置1におけるゲート短絡故障判定手段62の動作を示すフロー図である。以下、図9に示すフロー図を用いて、ゲート短絡故障判定手段62のゲート短絡故障判定動作について、具体的に説明する。
ステップS300において、第1の時間計測手段4は制御部(図示せず)が出力したゲート信号を読み込み、ゲートオンであればステップS301へと進み、そうでなければゲートオン信号が来るまで待つ。そしてステップS301では、第1の時間計測手段4が時間計測を開始し、ステップS302へ進む。
ステップS302では、ゲート短絡故障判定手段62において、第1の時間計測手段4の第1の所定時間が経過したことを示す出力信号の論理反転が入力されたことをもってステップS303へと進み、そうでなければステップS302において第1の時間計測手段4の出力信号が反転するのを待つ。
ステップS303では、ゲート短絡故障判定手段62において、第2の電圧比較手段53の出力信号論理を読み取り、ステップS304へ進む。ステップS304では、パワー半導体スイッチング素子7のソース端子を電位基準として測定したゲート端子電圧が、第2の基準電圧以上であれば、ステップS305へ進み、ステップS305において、ゲート短絡故障判定手段62はブリッジ回路2のパワー半導体スイッチング素子7において、ゲートが短絡故障していない旨の論理信号を出力し、処理を終了する。一方、前述のゲート端子電圧が第2の基準電圧未満である場合は、ステップS306へ進み、ステップS306において、ゲート短絡故障判定手段62はブリッジ回路2のパワー半導体スイッチング素子7において、ゲートが短絡故障している旨の論理信号を出力し、処理を終了する。
前述のステップS304における第2の基準電圧Vref2は、パワー半導体スイッチング素子のミラー電圧よりも低い電圧値に設定する。具体的には、たとえば、ゲート端子とソース端子間の寄生容量Cgsを用いて、
Vref2< Qgs/Cgs ・・・式6
と設定する。また、パワー半導体スイッチング素子7のゲート端子とソース端子間の寄生抵抗Rgsを用いて、次の式7のように第2の基準電圧Vref2の下限を設定する。
Vref2> Rgs×ig ・・・式7
以上のように、実施の形態3では、パワー半導体スイッチング素子7のソース端子電位を基準として、ゲート端子電圧を測定し、ゲート端子電圧が所定の電圧以上であれば、ブリッジ回路2の短絡故障を検出するので、高耐圧部品および、絶縁距離を不要とすることができ、ブリッジ回路2の短絡故障に係る回路を小型かつ、低コストに構成することができる。
また、スイッチング過渡期のゲート端子電圧立ち上がりにおいて短絡検出を実施するので、短絡検出にかかる時間を短くすることができ、短絡検出の時間遅れに伴う短絡電流の増加を抑え、高速スイッチングを行う半導体スイッチング素子にもブリッジ回路2の短絡故障検出方法が適用できる。
さらに、ゲート短絡故障判定手段62を新たに設け、スイッチング過渡期のゲート端子電圧立ち上がりのある時点において、ブリッジ回路2の短絡故障判定と同時に、ゲート端子電圧を測定し、ゲート端子電圧が所定の電圧未満であれば、パワー半導体スイッチング素子7のゲート短絡故障を判定するので、複数の故障をより速やかに検出し、短絡電流による他の回路の2次故障を防止することができる。
加えて、短絡検出時間が短いので、シリコンに比べてスイッチング速度の速い炭化ケイ
素、窒化ガリウム系材料等を用いたワイドバンドギャップ半導体スイッチング素子によって構成されるブリッジ回路2においても前述の短絡故障検出方法が適用でき、電力変換装置の低損失および小型化を図ることができる。
なお、前述の実施の形態1から3において、パワー半導体スイッチング素子7のゲート端子に流れる電流igが定電流の場合について説明したが、スイッチング過渡期のパワー半導体スイッチング素子7の損失を、より低減する目的で、定電流値を大小2段階に切り替えられる定電流切り替え手段をゲート駆動回路3に備え、ブリッジ回路2の故障が無いことを判定後に、ゲート端子に流れる電流を小から大に切り替えてもよい。また、定電流切り替え手段は、ブリッジ回路短絡判定手段においてブリッジ回路2に短絡故障がなく、かつゲート短絡故障判定手段において、パワー半導体スイッチング素子のゲート短絡故障がないと判定された場合に、定電流値を小から大に切り換えるように構成することができる。
前述のように、スイッチング過渡期のゲート端子電圧の立ち上がりにおいて短絡検出を実施するので、短絡検出にかかる時間を短くすることができ、定電流切り替えによる大電流をパワー半導体スイッチング素子7のゲート端子に流す前にブリッジ回路2の故障有無が判定でき、無駄な電流を流さなくて済むと同時に、大電流による2次故障を防止することができる。
一方、前述の実施の形態1から3では、ブリッジ回路短絡判定手段6が、スイッチング過渡期のミラー電圧の有無を利用してブリッジ回路2の故障を判定する方法について説明してきたが、パワー半導体スイッチング素子7の寄生ダイオードに還流電流が流れている場合の同期整流動作など、パワー半導体スイッチング素子7のドレイン端子とソース端子間の電位差が小さい状態のソフトスイッチング動作においては、スイッチング過渡期のミラー電圧が見られず、ブリッジ回路2の故障を誤検出する恐れがある。
従って、かかるソフトスイッチング動作においては、制御部(図示せず)が、あらかじめブリッジ回路短絡判定手段6を無効にし、ブリッジ回路の短絡故障を判定しないようにすることで、ブリッジ回路の短絡故障誤検出を回避することができる。また、ゲート端子の短絡故障はミラー電圧の有無に関わらず実施できるので、パワー半導体スイッチング素子7の故障を、スイッチング過渡期において速やかに検出することができる。
なお、この発明は、その発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素を適宜組み合わせ、あるいは、適宜、変更または省略することが可能である。
1 電力変換装置、2 ブリッジ回路、3 ゲート駆動回路、4 時間計測手段、
401 MOSFET、402 コンデンサ、42 第2の時間計測手段、
5 電圧比較手段、53 第2の電圧比較手段、
6 ブリッジ回路短絡判定手段、62 ゲート短絡故障判定手段、
7 パワー半導体スイッチング素子、8 直流電源
本発明は、パワー半導体スイッチング素子がブリッジ接続されたブリッジ回路、前記パワー半導体スイッチング素子を駆動するゲート駆動回路、前記パワー半導体スイッチング素子のゲートをオンにする信号に基づいて時間を計測し、前記パワー半導体スイッチング素子の特性に応じて設定された所定時間の経過後、論理を反転させて信号を出力する時間計測手段、前記パワー半導体スイッチング素子のゲート端子電圧と前記パワー半導体スイッチング素子の特性に応じて設定された基準電圧を比較する電圧比較手段、前記時間計測手段の出力信号と前記電圧比較手段の出力信号に基づいて、前記所定時間の経過後の前記ゲート端子電圧が前記基準電圧以上である場合に前記ブリッジ回路短絡していると判定するブリッジ回路短絡判定手段、および前記時間計測手段の出力信号と前記電圧比較手段の出力信号に基づいて、前記所定時間の経過後の前記ゲート端子電圧が前記基準電圧未満である場合にゲートが短絡していると判定するゲート短絡故障判定手段を備えたものである。
本発明は、パワー半導体スイッチング素子がブリッジ接続されたブリッジ回路、前記パワー半導体スイッチング素子を駆動するゲート駆動回路、前記パワー半導体スイッチング素子のゲートをオンにする信号に基づいて時間を計測し、前記パワー半導体スイッチング素子の特性に応じて設定された第1の所定時間の経過後論理を反転させて信号を出力する第1の時間計測手段、前記パワー半導体スイッチング素子の特性に応じて設定された第2の所定時間の経過後に信号を出力する第2の時間計測手段、前記パワー半導体スイッチング素子のゲート端子電圧と前記パワー半導体スイッチング素子の特性に応じて設定された第1の基準電圧とを比較する第1の電圧比較手段、前記第1の所定時間の経過後に前記ゲート端子電圧と前記第1の基準電圧とを比較した結果に基づいて前記ブリッジ回路の短絡を判定するブリッジ回路短絡判定手段、および前記時間計測手段の出力信号と前記電圧比較手段の出力信号に基づいて、前記第2の所定時間の経過後に前記ゲート端子電圧が前記第1の基準電圧未満である場合にゲートが短絡していると判定するゲート短絡故障判定手段を備えたものである。
また、パワー半導体スイッチング素子がブリッジ接続されたブリッジ回路、前記パワー半導体スイッチング素子を駆動するゲート駆動回路、前記パワー半導体スイッチング素子のゲートをオンにする信号に基づいて時間を計測し、前記パワー半導体スイッチング素子の特性に応じて設定された第1の所定時間の経過後に論理を反転させて信号を出力する第1の時間計測手段、前記パワー半導体スイッチング素子のゲート端子電圧と前記パワー半導体スイッチング素子の特性に応じて設定された第1の基準電圧とを比較する第1の電圧比較手段、前記ゲート端子電圧と前記パワー半導体スイッチング素子の特性に応じて設定された第2の基準電圧とを比較する第2の電圧比較手段、前記第1の所定時間の経過後に前記ゲート端子電圧と前記第1の基準電圧とを比較した結果に基づいて前記ブリッジ回路の短絡を判定するブリッジ回路短絡判定手段、および前記時間計測手段の出力信号と前記電圧比較手段の出力信号に基づいて、前記第1の所定時間の経過後に前記ゲート端子電圧と前記第2の基準電圧とを比較した結果に基づいてゲートの短絡を判定するゲート短絡故障判定手段を備えたものである。

Claims (13)

  1. パワー半導体スイッチング素子がブリッジ接続されたブリッジ回路、前記パワー半導体スイッチング素子を駆動するゲート駆動回路、前記パワー半導体スイッチング素子の特性に応じて、第1の所定時間が設定され、前記パワー半導体スイッチング素子のゲートをオンにする信号に基づいて前記第1の所定時間を計測し、前記第1の所定時間の経過後は、論理を反転させて信号を出力する時間計測手段、前記パワー半導体スイッチング素子の特性に応じて、第1の基準電圧が設定され、前記パワー半導体スイッチング素子のゲート端子電圧と前記第1の基準電圧を比較する電圧比較手段、および前記時間計測手段の出力信号と前記電圧比較手段の出力信号に基づいて前記ブリッジ回路の短絡を判定するブリッジ回路短絡判定手段を備え、前記ブリッジ回路短絡判定手段は、前記時間計測手段が論理を反転させて信号を出力する時点において、前記ゲート端子電圧が前記第1の基準電圧以上であることを示す場合には、前記ブリッジ回路が短絡していると判定するようにしたことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記時間計測手段が、前記パワー半導体スイッチング素子の特性に応じて、第1の所定時間が設定され、前記パワー半導体スイッチング素子のゲートをオンにする信号に基づいて前記第1の所定時間を計測し、前記第1の所定時間の経過後は、論理を反転させて信号を出力する第1の時間計測手段と、前記パワー半導体スイッチング素子の特性に応じて、第2の所定時間が設定され、前記パワー半導体スイッチング素子のゲートをオンにする信号に基づいて前記第2の所定時間を計測し、前記第2の所定時間の経過後は、論理を反転させて信号を出力する第2の時間計測手段を備え、前記第2の時間計測手段の出力信号と前記電圧比較手段の出力信号に基づいて前記パワー半導体スイッチング素子のゲートの短絡を判定するゲート短絡故障判定手段を備え、前記ゲート短絡故障判定手段は、前記第2の時間計測手段が論理を反転させて信号を出力する時点において、前記ゲート端子電圧が前記第1の基準電圧未満であることを示す場合には、前記パワー半導体スイッチング素子のゲートが短絡していると判定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記電圧比較手段が、第1の電圧比較手段と第2の電圧比較手段を備え、前記パワー半導体スイッチング素子の特性に応じて、第1の基準電圧が前記第1の電圧比較手段に設定され、前記第2の基準電圧が前記第2の電圧比較手段に設定され、前記ブリッジ回路短絡判定手段は、前記時間計測手段の出力信号と、前記第1の電圧比較手段の出力信号にもとづき前記ブリッジ回路の短絡故障を判定し、前記時間計測手段の出力信号と、前記第2の電圧比較手段の出力信号にもとづき前記パワー半導体スイッチング素子のゲート短絡故障を判定するゲート短絡故障判定手段を備え、前記ブリッジ回路短絡判定手段は、前記時間計測手段が第1の所定時間を計測し、出力信号が論理反転する時点において、ゲート端子電圧が第2の基準電圧未満であることを示す論理であれば、前記パワー半導体スイッチング素子のゲートが短絡していると判定することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の電力変換装置。
  4. 前記第1の所定時間は、前記パワー半導体スイッチング素子のスイッチング過渡期に生じるミラー効果期間内に設定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電力変換装置
  5. 前記第1の所定時間は、前記ブリッジ回路の相補動作に伴って設けられるデッドタイムをもとに設定することを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  6. 前記第1の基準電圧は、前記パワー半導体スイッチング素子のミラー電圧よりも高い電圧値に設定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  7. 前記ゲート駆動回路は定電流でパワー半導体スイッチング素子を駆動することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  8. 前記第2の所定時間は、前記パワー半導体スイッチング素子のスイッチング過渡期に生じるミラー効果期間の終了時点よりも後に設定することを特徴とする、請求項2または請求項3に記載の電力変換装置。
  9. 前記ゲート駆動回路は定電流でパワー半導体スイッチング素子を駆動すると共に、定電流値を大小の2段階に切り替えられる定電流切り替え手段を有し、前記定電流切り替え手段は、前記ブリッジ回路短絡判定手段においてブリッジ回路の短絡故障がないと判定された場合に、定電流値を小から大に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  10. 前記ゲート駆動回路は定電流でパワー半導体スイッチング素子を駆動すると共に、定電流値を大小の2段階に切り替えられる定電流切り替え手段を有し、前記定電流切り替え手段は、前記ブリッジ回路短絡判定手段においてブリッジ回路の短絡故障がなく、かつ前記ゲート短絡故障判定手段において、パワー半導体スイッチング素子のゲートに短絡故障がないと判定された場合に、定電流値を小から大に切り替えることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電力変換装置。
  11. 前記パワー半導体スイッチング素子がソフトスイッチング動作となる場合は、前記ブリッジ回路短絡判定手段を無効にすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  12. 前記第2の基準電圧は、前記パワー半導体スイッチング素子のミラー電圧よりも低い電圧値に設定することを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置。
  13. 前記パワー半導体スイッチング素子は炭化ケイ素、窒化ガリウム系材料等を用いたワイドバンドギャップ半導体であることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の電力変換装置。
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