JP2018111285A - 液体吐出装置及びインクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1に示すように、複合機1は、概ね薄型の直方体に形成されており、その上面に表示部及び操作ボタンなどを有する。液体吐出装置及びインクジェット記録装置の一例であるプリンタ部10が、複合機1の下部に設けられている。複合機1は、スキャナ機能及びプリント機能などの各種の機能を有している。
次に、プリンタ部10の内部構造について説明する。図2及び図3に示すように、プリンタ部10は、給送部20と、搬送ローラ対35と、記録部40と、ホルダ17と、排紙ローラ対36と、ASF(Auto Sheet Feed)モータ20M(図5参照)と、LF(Line Feed)モータ35M(図5参照)と、メンテナンス部60と、制御部5(図5参照)とを含む。
図2に示すように、給送部20が給紙トレイ15の上側に設けられている。給送部20は、給紙ローラ21とアーム22を有する。給紙ローラ21は、アーム22の先端に軸支されている。アーム22は、支軸22aに回動自在に支持され、バネなどにより付勢されて給紙ローラ21が給紙トレイ15に接触するように下側へ回動されている。また、アーム22は、給紙トレイ15の挿抜の際に上方へ退避可能に構成されている。給紙ローラ21は、伝達機構(不図示)を介してASFモータ20Mの動力が伝達されて回転し、給紙トレイ15内に積載された用紙Pが、搬送路25へ給送される。
図2に示すように、給紙トレイ15は、斜壁部15aを有する。斜壁部15aは、給紙トレイ15に支持される用紙Pが給紙ローラ21によって給送されるときに、用紙Pを搬送路25に案内する。
搬送路25は、図2に示すように、所定間隔で対向する外側ガイド部材25a及び内側ガイド部材25bによって形成されている。搬送路25は、給紙トレイ15の後側の端部から上方且つプリンタ部10の前側へ曲がって構成されている。給紙トレイ15から給送された用紙Pは、搬送路25により下方から上方へUターンするように案内されて記録部40に至る。
搬送ローラ対35は、下側に配置された搬送ローラ35aと上側に配置されたピンチローラ35bとを有する。搬送ローラ35aは、後述のようにLFモータ35Mの動力が伝達されて回転する。ピンチローラ35bは、搬送ローラ35aの回転に伴って連れ回る。搬送ローラ35aとピンチローラ35bとは、協働して用紙Pを上下方向A1から挟持し、用紙Pを記録部40へ搬送する。
図2及び図3に示すように、記録部40は、記録ヘッド41と、ヘッド移動機構50と、プラテン45とを有する。ヘッド移動機構50は、キャリッジ51を含む。キャリッジ51は、走査方向(左右方向A3であって、用紙Pの搬送方向と直交する方向)へ往復移動する。記録ヘッド41は、キャリッジ51に支持されている。
次に、メンテナンス部60について、図3、図4及び図6を参照しつつ説明する。メンテナンス部60は、吐出面41bに形成された吐出口41aのインク乾燥の防止や記録ヘッド41内の気泡及び異物の除去を行う。メンテナンス部60は、図3に示すように、プラテン45の右側に設けられている。メンテナンス部60が配置される具体的な位置は、画像記録領域G1から右側に外れるメンテナンス領域G2に配置されている。メンテナンス部60は、キャップ機構61と、ワイパー部材62と、移動機構64と、メンテフレーム65と、吸引ポンプ66と、切換機構67と、廃液タンク68とを含む。
図5に示すように、制御部5は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などを含み、これらが協働して、ASFモータ20M、LFモータ35M、CRモータ50M、記録ヘッド41等の動作を制御する。
次に、プリンタ部10のメンテナンス動作について、図6を参照しつつ以下に説明する。制御部5は、吸引パージを実行するためのパージ信号を受信すると、まずはカラーインクを排出する第1吸引パージ処理を実行する。なお、パージ信号を受信する際に、記録ヘッド41(キャリッジ51)が画像記録領域G1に配置されている状態として以下説明する。
制御部5は、ワイパー部材62を待機位置と拭取位置との間で移動させるときの制御として、ワイパーブレード75に付着しているインクの飛散を考慮しない第1モードと、ワイパーブレード75に付着しているインクの飛散を抑制する第2モードとを有している。第1モード及び第2モードは、ロッカーによるキャリッジ51の固定を解除するために回転カム82を回転させる際のASFモータ20Mの回転速度の調整方法をそれぞれ規定している。そして、制御部5は、図7のフローチャートにしたがって制御する。図7は、PCから記録指示が入力されたときの制御部5の動作を示すフローチャートである。
図8は、第1実施形態の一例の第1モード90及び第2モード91における移動開始位置L1から移動停止位置L2までのワイパーブレード75の速度変化を示す図である。第1実施形態の第1モード90は、ワイパーブレード75を、第1閾値T1を超える速度V2を含む速度で移動させるモードである。また、第1実施形態の第2モード91は、ワイパーブレード75を第1閾値T1以下の速度で移動させるモードである。
図9は、第2実施形態の一例の第1モード92及び第2モード93における移動開始位置L1から移動停止位置L2までのワイパーブレード75の加速度及び減速度の変化を示す図である。第2実施形態の第1モード92は、ワイパーブレード75を、第2閾値T2を超える加速度AC2及び第3閾値T3を超える減速度DE2を含む加速度及び減速度で移動させるモードである。また、第2実施形態の第2モード93は、ワイパーブレード75を第2閾値T2以下の加速度及び第3閾値T3以下の減速度で移動させるモードである。
第3実施形態は第1実施形態及び第2実施形態を組み合わせた形態である。すなわち、図8及び図9に示すように、第3実施形態の第1モードは、ワイパーブレード75を、第2閾値T2を超える加速度AC2で加速させて第1閾値T1を超える速度V2とし、第1閾値T1を超える速度V2から第3閾値T3を超える減速度DE2で減速させるモードである。また、第3実施形態の第2モードは、ワイパーブレード75を、第2閾値T2以下の加速度で加速させて第1閾値T1以下の速度とし、第1閾値T1以下の速度から第3閾値T3以下の減速度で減速させるモードである。
なお、上記の実施形態では、用紙にインクを吐出して印刷を行っているが、これに限定されるものではない。例えば、配線基板の基材に導電材の液体を吐出して配線パターンを形成する産業用のプリンタや、布にインクを吐出して印刷するプリンタ等にも本発明を適用することができる。
上記の第1実施形態に基づくインクジェット記録装置は、液体を吐出するノズルの一例としての吐出面41bと、吐出面41bに接触可能な拭取位置と吐出面41bから離間した待機位置との間で移動し、拭取位置において吐出面41bに付着したインクを拭き取るワイパーブレード75とを備える。またインクジェット記録装置は、ワイパーブレード75を、第1閾値T1を超える速度V2を含む速度で移動させる第1モード90と、ワイパーブレード75を第1閾値T1以下の速度で移動させる第2モード91と、を実行可能な制御部5を備える。そして、ワイパーブレード75を移動させる場合、ワイパーブレード75が吐出面41bを拭き取ってから所定時間以内であれば、制御部5は第2モード91を実行する。
5 制御部
41b 吐出面(ノズル)
75 ワイパーブレード
90、92 第1モード
91、93 第2モード
L1 移動開始位置
L2 移動停止位置
T1 第1閾値
T2 第2閾値
T3 第3閾値
V1 第1速度
Claims (8)
- 液体を吐出するノズルと、
前記ノズルに接触可能な拭取位置と前記ノズルから離間した待機位置との間で移動し、前記拭取位置において前記ノズルに付着した前記液体を拭き取るワイパーブレードと、
前記ワイパーブレードを、第1閾値を超える速度を含む速度で移動させる第1モードと、前記ワイパーブレードを前記第1閾値以下の速度で移動させる第2モードと、を実行可能な制御部とを備え、
前記ワイパーブレードを移動させる場合、前記ワイパーブレードが前記ノズルを拭き取ってから所定時間以内であれば、前記制御部は前記第2モードを実行することを特徴とする液体吐出装置。 - 前記第2モードは、前記ワイパーブレードの速度を前記拭取位置又は前記待機位置の一方である移動開始位置から徐々に速くして前記第1閾値以下の第1速度とし、前記拭取位置又は前記待機位置の他方である移動停止位置の手前で前記第1速度から徐々に遅くして前記移動停止位置で前記ワイパーブレードを停止させるモードであることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
- 液体を吐出するノズルと、
前記ノズルに接触可能な拭取位置と前記ノズルから離間した待機位置との間で移動し、前記拭取位置において前記ノズルに付着した前記液体を拭き取るワイパーブレードと、
前記ワイパーブレードを、第2閾値を超える加速度及び第3閾値を超える減速度を含む加速度及び減速度で移動させる第1モードと、前記ワイパーブレードを前記第2閾値以下の加速度及び前記第3閾値以下の減速度で移動させる第2モードと、を実行可能な制御部とを備え、
前記ワイパーブレードを移動させる場合、前記ワイパーブレードが前記ノズルを拭き取ってから所定時間以内であれば、前記制御部は前記第2モードを実行することを特徴とする液体吐出装置。 - 前記第2モードは、前記ワイパーブレードを前記拭取位置又は前記待機位置の一方である移動開始位置から前記第2閾値以下の等加速度で加速して一定速度とし、前記拭取位置又は前記待機位置の他方である移動停止位置の手前で前記一定速度から前記第3閾値以下の等減速度で減速して前記移動停止位置で停止させるモードであることを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
- 液体を吐出するノズルと、
前記ノズルに接触可能な拭取位置と前記ノズルから離間した待機位置との間で移動し、前記拭取位置において前記ノズルに付着した前記液体を拭き取るワイパーブレードと、
前記ワイパーブレードを、第2閾値を超える加速度で加速させて第1閾値を超える速度とし、前記第1閾値を超える速度から第3閾値を超える減速度で減速させる第1モードと、前記ワイパーブレードを、前記第2閾値以下の加速度で加速させて前記第1閾値以下の速度とし、前記第1閾値以下の速度から前記第3閾値以下の減速度で減速させる第2モードと、を実行可能な制御部とを備え、
前記ワイパーブレードを移動させる場合、前記ワイパーブレードが前記ノズルを拭き取ってから所定時間以内であれば、前記制御部は前記第2モードを実行することを特徴とする液体吐出装置。 - 前記第2モードは、前記ワイパーブレードを前記拭取位置又は前記待機位置の一方である移動開始位置から前記第2閾値以下の等加速度で加速して第1速度とし、前記拭取位置又は前記待機位置の他方である移動停止位置の手前で前記第1速度から前記第3閾値以下の等減速度で減速して移動停止位置で停止させるモードであることを特徴とする請求項5に記載の液体吐出装置。
- 前記ワイパーブレードが前記拭取位置と前記待機位置との間を移動する時間は、前記第2モードを実行した場合より前記第1モードを実行した場合が短く、
前記ワイパーブレードを移動させる場合、前記ワイパーブレードが前記ノズルを拭き取ってから前記所定時間を超えていれば、前記制御部は前記第1モードを実行することを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載の液体吐出装置。 - 請求項1から請求項7の何れか一項に記載の液体吐出装置を備えたインクジェット記録装置。
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2017
- 2017-01-13 JP JP2017004263A patent/JP6816518B2/ja active Active
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