JP2018108706A - モールドのクリーニング治具 - Google Patents
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Abstract
Description
このクリーニング治具は、
上記サイドプレートを保持するサイドプレート治具と、
上記多数のセグメントを周方向に並べてリング状にされた状態に保持し、それぞれのセグメントのキャビティ面の上下方向下端を上記サイドプレートのキャビティ面の半径方向外端より上方に位置させるセグメント治具と
を備えている。
このモールドのクリーニング方法は、サイドプレート載置工程と、セグメント載置工程と、治具組立工程と、レーザー照射工程とを備えている。
上記サイドプレート載置工程では、上記サイドプレートがサイドプレート治具に保持される。
上記セグメント載置工程では、上記多数のセグメントが周方向に並べてリング状にされた状態でセグメント治具に保持される。
上記治具組立工程では、それぞれのセグメントのキャビティ面の上下方向下端を上記サイドプレートのキャビティ面の半径方向外端より上方に位置させて、上記セグメント治具が上記サイドプレート治具に載置され、上記セグメント治具とサイドプレート治具とが一体に組み立てられる。
上記レーザー照射工程では、上記セグメント治具と上記サイドプレート治具とが一体に組み立てられた状態で、上記セグメントのキャビティ面と上記サイドプレートのキャビティ面とにレーザーが照射される。
サイドプレート取り外し工程では、この吊りボルトでサイドプレート6が吊られてサイドプレート治具14から取り外される。前述のレーザー照射工程では、吊りボルトがサイドプレート6に取り付けられた状態でレーザーが照射されている。図示されないが、セグメント治具12に、吊りボルトと干渉しない様に、凹部や切り欠きが形成されていてもよい。また、この治具組立工程前に吊りボルトがサイドプレート6から取り外されていてもよい。取り外した場合には、このサイドプレート取り外し工程において、吊りボルトがサイドプレート6に取り付けられてもよい。セグメント取り外し工程では、セグメント4がセグメント治具12から取り外される。
図1から図3に示すクリーニング治具が準備された。所定の本数のタイヤを製造した後のモールドが準備された。このクリーニング治具に、このモールドのセグメントと、一方のサイドプレートと、一方のビードリングとが保持された。このセグメントと、一方のサイドプレートと、一方のビードリングとが、レーザーでクリーニングされた。このときの、作業者の手作業時間が測定された。
図5に示すクリーニング治具Jが準備された。このクリーニング治具Jに、このモールドのセグメントと、一方のサイドプレートとが載置された。図5の二点鎖線Bは、レーザーの照射方向を例示している。このクリーニング治具Jでは、レーザーの照射が困難な陰になる領域A(図5の二点鎖線)が形成された。また、サイドプレートに形成されたビードリング固定用のネジ孔を使用して、サイドプレートがクリーニング治具Jに載置された。この載置のため、サイドプレートからビードリングは取り外された。その他は、実施例1と同様にして、このセグメントと、一方のサイドプレートが、レーザーでクリーニングされた。このときの、作業者の手作業時間が測定された。
表1に実施例の手作業時間と比較例の手作業時間との差が示されている。表1の「内周当接面クリーニング時間(分)」は、セグメントの内周当接面のクリーニング時間を表している。実施例では、この内周当接面がレーザーでクリーニングされたので、手作業時間は発生しなかった。表1の「再クリーニング時間(分)」は、レーザーでクリーニングされたキャビティ面の再クリーニングに要した手作業時間を表している。実施例では、キャビティ面の再クリーニングは必要なかった。一方で、比較例では陰になる領域Aのトレッドキャビティ面が再クリーニングされた。表1の「ビードリング取り外し(分)」は、比較例において、サイドプレートからビードリングを取り外すのに要した手作業時間を表している。
実施例でクリーニングされたモールドと、比較例でクリーニングされたモールドとが準備された。それぞれのモールドでタイヤが生産された。タイヤにオーバースピュー(OV/SP)が確認されるまでの生産本数が、表2に表されている。実施例のモールドでは比較例のモールドに比べて、オーバースピュー(OV/SP)が発生するまでの生産本数が多い。実施例のモールドのクリーニングの頻度は、比較例のモールドのクリーニングの頻度に比べて、少なくできる。実施例のモールドは、生産性の向上に寄与する。
4・・・セグメント
6・・・サイドプレート
8・・・ビードリング
10・・・モールド
12・・・セグメント治具
14・・・サイドプレート治具
24・・・内周面
40・・・トレッドキャビティ面
42・・・内周当接面
50・・・サイドキャビティ面
52・・・外周当接面
66・・・ビードキャビティ面
Claims (6)
- タイヤのトレッドを成形する多数のセグメントとタイヤのサイドウォールを成形するサイドプレートとを有するモールドが、レーザーでクリーニングされるときに、このモールドを保持する治具であって、
上記サイドプレートを保持するサイドプレート治具と、
上記多数のセグメントを周方向に並べてリング状にされた状態に保持し、それぞれのセグメントのキャビティ面の上下方向下端を上記サイドプレートのキャビティ面の半径方向外端より上方に位置させるセグメント治具と
を備えている、クリーニング治具。 - 上記セグメント治具が上記サイドプレート治具に着脱可能に取り付けられている請求項1に記載のクリーニング治具。
- 上記セグメント治具が、
上記セグメントの、上記サイドプレートに当接する内周当接面を、上記サイドプレートのキャビティ面の半径方向外端より上方に位置させて、上記セグメントを保持する請求項1又は2に記載のクリーニング治具。 - タイヤのトレッドを成形する多数のセグメントとタイヤのサイドウォールを成形するサイドプレートとを有するモールドを、レーザーでクリーニングする、モールドのクリーニング方法であって、
サイドプレート載置工程と、セグメント載置工程と、治具組立工程と、レーザー照射工程とを備えており、
上記サイドプレート載置工程では、上記サイドプレートがサイドプレート治具に保持され、
上記セグメント載置工程では、上記多数のセグメントが周方向に並べてリング状にされた状態でセグメント治具に保持され、
上記治具組立工程では、それぞれのセグメントのキャビティ面の上下方向下端を上記サイドプレートのキャビティ面の半径方向外端より上方に位置させて、上記セグメント治具が上記サイドプレート治具に載置され、上記セグメント治具とサイドプレート治具とが一体に組み立てられ、
上記レーザー照射工程では、上記セグメント治具と上記サイドプレート治具とが一体に組み立てられた状態で、上記セグメントのキャビティ面と上記サイドプレートのキャビティ面とにレーザーが照射される、
モールドのクリーニング方法。 - 上記サイドプレート載置工程では、上記サイドプレートの半径方向外周面に形成されたネジ孔に吊りボルトが取り付けられ、この吊りボルトで上記サイドプレートが吊られてサイドプレート治具に載置される、請求項4に記載のモールドのクリーニング方法。
- 上記モールドがビードを成形するビードリングを有しており、
上記サイドプレート載置工程において、上記サイドプレート治具に載置される上記サイドプレートの半径方向内側に上記ビードリングが取り付けられている請求項5に記載のモールドのクリーニング方法。
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