JP2018108086A5 - - Google Patents

Claims (19)

1. 三つの重鎖超可変領域（ＨＶＲ−Ｈ１、ＨＶＲ−Ｈ２及びＨＶＲ−Ｈ３）及び三つの軽鎖超可変領域（ＨＶＲ−Ｌ１、ＨＶＲ−Ｌ２、及びＨＶＲ−Ｌ３）を含む単離された抗ヘマグルチニン抗体であって、
   （ａ）ＨＶＲ−Ｈ１は、配列番号１７８のアミノ酸配列を含み；
   （ｂ）ＨＶＲ−Ｈ２は、配列番号１７９のアミノ酸配列を含み；
   （ｃ）ＨＶＲ−Ｈ３は、配列番号１８０及び１８１からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み；
   （ｄ）ＨＶＲ−Ｌ１は、配列番号１８２、１８３、１８４、１８５、及び１８６からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み；
   （ｅ）ＨＶＲ−Ｌ２は、配列番号１８７のアミノ酸配列を含み；且つ
   （ｆ）ＨＶＲ−Ｌ３は、配列番号１８８、１８９及び１９０からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、
   抗ヘマグルチニン抗体。
2. 配列番号１１３、１１７、１１９、１２２、１２４、１２６、１２８、１３０、及び１３２からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、請求項１に記載の単離された抗ヘマグルチニン抗体。
3. 配列番号１１１及び１１５からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む重鎖可変領域を含む、請求項１に記載の単離された抗ヘマグルチニン抗体。
4. 重鎖可変領域及び軽鎖可変領域を含み、重鎖可変領域は、配列番号１１１及び１１５からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、軽鎖可変領域は、配列番号１１３、１１７、１１９、１２２、１２４、１２６、１２８、１３０、及び１３２からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項１に記載の単離された抗ヘマグルチニン抗体。
5. 配列番号１１２、１１６、１１８、１２１、１２３、１２５、１２７、１２９、及び１３１からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、請求項１に記載の単離された抗ヘマグルチニン抗体。
6. 配列番号１１０、１１４、及び１２０からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む重鎖を含む、請求項１に記載の単離された抗ヘマグルチニン抗体。
7. 重鎖及び軽鎖を含み、重鎖は、配列番号１１０、１１４、及び１２０からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、軽鎖は、配列番号１１２、１１６、１１８、１２１、１２３、１２５、１２７、１２９、及び１３１からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項１に記載の単離された抗ヘマグルチニン抗体。
8. 重鎖可変領域が配列番号１１５のアミノ酸配列を含み、且つ軽鎖可変領域が配列番号１１７のアミノ酸配列を含む、請求項４に記載の単離された抗ヘマグルチニン抗体。
9. 重鎖が配列番号１１４のアミノ酸配列を含み、且つ軽鎖が配列番号１１６のアミノ酸配列を含む、請求項７に記載の単離された抗ヘマグルチニン抗体。
10. 必要とする個体において、Ａ型インフルエンザウイルス感染を治療、抑制、又は予防するための医薬であって、請求項１から９の何れか一項に記載の抗ヘマグルチニン抗体を含む組成物の有効量を含む、医薬。
11. 追加の治療剤を更に含む、請求項１０に記載の医薬。
12. 追加の治療剤が、ノイラミニダーゼ阻害剤、抗ヘマグルチニン抗体、又は抗Ｍ２抗体である、請求項１１に記載の医薬。
13. 請求項１から９の何れか一項に記載の抗体を含む組成物。
14. 請求項１から９の何れか一項に記載の抗体及び薬学的に許容される担体を含む、薬学的組成物。
15. 請求項１から９の何れか一項に記載の抗体をコードする単離された核酸。
16. 請求項１５に記載の核酸を含む宿主細胞。
17. 抗体が産生されるように、請求項１６に記載の宿主細胞を培養することを含む、抗体を産生する方法。
18. 医薬の製造における、請求項１から９の何れか一項に記載の抗ヘマグルチニン抗体の使用。
19. 医薬は、Ａ型インフルエンザウイルス感染の治療、抑制、又は予防のためである、請求項１８に記載の使用。