JP2018105477A - クラッチ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(1−1)構成の説明
(1−1−1)横型ブラインド全体の構成
図1に示す本発明の第1実施形態に係る横型ブラインドは、ヘッドボックス1から垂下される複数本のラダーコード2(スラット支持コード)によってスラット3が支持され、ラダーコード2の下端にはボトムレール4が接続されている。ラダーコード2の近傍には、ヘッドボックス1から複数本の昇降コード5が垂下されており、昇降コード5の上端部はヘッドボックス1内に配設される巻取コーン7に巻着され、下端部はボトムレール4を支持している。
クラッチ装置13は、図2〜図4に示すように、左ケース20及び右ケース30からなるケース部材14(図2参照)に、第1部材としての回転軸40、係合子としての変移部材50、切替部材としての切離し軸70及びレバー80、第2部材としての大ギヤ60及び小ギヤ90が収容されて構成される。なおクラッチ装置13は、ヘッドボックス1内に左ケース20が図1の左側、右ケース30が図1の右側となるよう配置される。なお、本実施形態において、各部材は樹脂製でありそれぞれ一体成形されるものであるが、他の材料によって成形されてもよく、複数の部材を組み合わせて成形したものであってもよい。
左ケース20は、底部21及び底部21の外縁から右方向に向かって延びる壁部22とを備えており、これら底部21と壁部22によって筒状の収容空間23を形成している。収容空間23は、回転軸40、変移部材50、大ギヤ60、切離し軸70及びレバー80を収容する円筒状の大収容空間23aと、小ギヤ90を収容する円筒状の小収容空間23bとが連続するように形成される。小収容空間23bは、大収容空間23aよりも上方位置において、前後対称に2つ形成される。また、左ケース20の底部21には、昇降軸10が貫通する貫通孔24と、チルト軸12が貫通する貫通孔25が形成される。また、左ケース20の壁部22の外面には、右ケース30の被係合部35と係合して左ケース20と右ケース30を固定する係合部26を備える。
回転軸40は、左ケース20の貫通孔24と嵌り合う嵌合部41(図4参照)と、嵌合部41の右側に連続する円盤部42と、円盤部42の中心から軸方向右側に延び、嵌合部41と同径である円筒状の筒状部43(図3参照)とが一体に形成されて構成される。また、回転軸40の軸方向中心部分は、上述した昇降軸10を相対回転不能に貫通させる角柱状の貫通孔44が形成されており、円盤部42の右端面には、右側に開口するガイド溝45が形成されている。ガイド溝45は、図5に示すように、貫通孔44回りを全周にわたって形成され、4つの角部45aを有する略矩形形状となっている。
変移部材50は、図3、図4及び図5等に示すように、薄い円環状部材を2つに分割したような略円弧形状をなす一対の部材であり、それぞれ円弧形状の円弧部51と、当該円弧部51の中央から径方向外側に突出する突出部52から構成される。円弧部51の内径は、回転軸40の外径よりも僅かに大きくなるよう形成される。突出部52は、左側に突出する左向き突起52a(図4参照)と、右側に突出する右向き突起52b(図3参照)を備えている。左向き突起52aは、円筒形状であり、ガイド溝45の幅よりも僅かに小さな径となっていて、ガイド溝45内を移動できるようになっている。一方、右向き突起52bは、径方向内側のみが円筒形をなしており(図5及び図6参照)、変移部材50の径方向の移動に伴って、後述する切離し軸70の係合溝74と係合及び係合解除が可能となっている(図6(a)及び図6(b)参照)。また、右向き突起52bの径方向内側の面は、切離し軸70の外縁部75と当接する当接面53となっている。
大ギヤ60は、図3、図4示すように、側面に複数(例えば、32歯)のギヤ歯61を有する円環状の部材であり、ギヤ歯61は小ギヤ90のギヤ歯91と噛みあうようになっている。大ギヤ60の左端面の互いに対角な2箇所には、図4及び図7に示すように、径方向に連続する扇型の凹部62が形成されており、凹部62は大ギヤ60の軸方向の厚みの約半分の深さを有している。凹部62の円周方向の幅は、変移部材50の突出部52の円周方向の幅の約2個分となっており、この凹部62に変移部材50の突出部52が位置付けられる。
切離し軸70は、図3、図4及び図10に示すように、円環状の底部71及び、底部71から右方向に向かって延びる一対の壁部72とを備える。底部71の中心は、回転軸40の筒状部43が貫通するよう当該筒状部43の外径より僅かに大きな径を有する貫通孔73を有する。また、図4に示すように、底部71の左端面には、円周方向に90度間隔で4つの係合溝74を有しており、変移部材50の右向き突起52bと係合可能となっている。そして、係合溝74のない部分の側面は、右向き突起52bの当接面53と当接する外縁部75となっている。
レバー80は、図3、図4及び図9に示すように、長円形をなすリング状の本体部81と、本体部81から長軸方向両側に突出する突出部82,83とから形成される。本体部81外周の一対の平行面81a間の距離は、平行面72a間の距離よりも僅かに小さくなっており、レバー80は切離し軸70の収容空間78を壁部72の平行面72aに沿って平行に移動できるようになっている。突出部82は、軸方向左側から突出する半円部82aと、半円部82aの右側から延び、半円部82aよりも長い矩形部82bと、矩形部82bから軸方向左向きに突出する円柱部82cとを有している。半円部82aと円柱部82cの間には間隙82dが形成されている(図4、図9参照)。また、突出部82は、矩形部82bから軸方向右向きに突出し、後述する右ケース30のスライド孔33及び停止孔34と係合する円柱状のスライド突起84も有している。なお、突出部83は、大ギヤ60の段部64に位置付けられることで、組付け時にレバー80が軸方向に位置決めされる。
小ギヤ90は、図3及び図4に示すように、側面に複数(例えば、12歯)のギヤ歯91を有する円柱状の部材であり、ギヤ歯91は大ギヤ60のギヤ歯61と噛みあうようになっている。小ギヤ90の径方向中心には、チルト軸12を貫通させて一体回転させる貫通孔92が形成されている。
右ケース30は、左ケース20の底部21とほぼ同一形状をなし、昇降軸10が貫通する貫通孔31と、チルト軸12が貫通する貫通孔32を備える。また、貫通孔31の径方向外側には、図11に示すように、レバー80のスライド突起84が摺動する円弧状のスライド孔33と、スライド孔33の両端に形成され、スライド孔33から径方向内側に延びる規制部としての停止孔34とが形成される。なお、本実施形態において、スライド孔33は約180度の範囲においで形成される。また、右ケース30は、縁部から左側へ突出し、左ケース20の係合部26と係合して左ケース20と右ケース30を固定する被係合部35を備えている。そして、回転軸40、変移部材50、大ギヤ60、切離し軸70及びレバー80を左ケース20の大収容空間23aに収容し、小ギヤ90を小収容空間23bに収容した状態で、左ケースの係合部26に右ケース30の被係合部35が係合するよう右ケース30を組み付けることで、クラッチ装置13(図2参照)が構成される。
次に、上記の構成の横型ブラインドの動作、特に昇降軸10の回転を選択的にチルト軸12に伝達するクラッチ装置13の動作について、図14のタイミングチャートを中心として、図5〜図11の各部材の関係を示す説明図、図12の断面図、及び図13のスラットの動作を示す説明図も用いて説明する。なお、以下では、図13(a)に示すスラット3が全閉となった状態から、スラット3が上昇しつつ回動して図13(b)の水平状態を経て、図13(c)の逆全閉状態となり、その後、上昇を続ける際の説明を行う。スラット3を下降させつつ逆全閉状態から全閉状態とするには、以下の動作を逆に行えば良い。
<局面(i)>
スラット3が全閉状態である時に、操作コード9をスラット3の上昇方向に操作すると、回転軸40が回転し、スラット3が上昇を開始する。
回転軸40の回転に伴って、図5(a)〜(c)及び図6(a)、(b)に示すように、一対の変移部材50の各左向き突起52aが回転軸40のガイド溝45に沿ってガイド溝45の角部45aに移動し、これにより変移部材50同士が離反する。
変移部材50が離反すると、変移部材50の各右向き突起52bと切離し軸70の係合溝74の係合が解除され(図6(b)参照)、切離し軸70に対して変移部材50が相対回転可能となる。
この状態でさらに回転軸40が回転すると、変移部材50の各左向き突起52aが回転軸40のガイド溝45の壁面に押されることにより変移部材50が回転する。この際、大ギヤ60の凹部62は変移部材50の突出部52約2個分の幅を有していることから大ギヤ60には回転が伝達せず、変移部材50には回転抵抗がかからないため変移部材50同士は離反した状態のままである(図6(b)〜(c)参照)。また、切離し軸70はレバー80に対して相対回転不能に組付けられており、レバー80はそのスライド突起84が右ケース30の停止孔34に係合していて回転不能となっているため、切離し軸70及びレバー80も回転しない。この結果、変移部材50は切離し軸70に対して相対回転し、変移部材50の右向き突起52bが切離し軸70の係合溝74の位置から当該切離し軸70の外縁部75に沿って周方向に移動(摺動)する。
変移部材50の突出部52が凹部62の壁面62aと係合すると(図6(c)及び図7(b)参照)、変移部材50と大ギヤ60が連動して回転可能となる。
<局面(iii)〜局面(iv)>
この状態で回転軸40が回転すると、変移部材50及び大ギヤ60が連動して回転し、大ギヤ60と噛み合う小ギヤ90を経由してチルト軸12が回転して、スラット3が回動する。一方、切離し軸70及びレバー80は回転しないため、切離し軸70及びレバー80に対して変移部材50及び大ギヤ60が相対回転して、図8に示すように、大ギヤ60の隆起部65がレバー80の半円部82aと円柱部82cとの間の間隙82dを摺動する。
その後、図8(b)〜(c)に示すように、大ギヤ60とレバー80の相対回転によりレバー80の間隙82dが相対的に大ギヤ60の隆起部65の山部65aにさしかかると(実際には大ギヤ60側が回転している)、図10に示すように、レバー80が軸に垂直な方向に移動し、レバー80のスライド突起84と右ケース30の停止孔34との係合が解除され(図11(a)〜(b)参照)、レバー80が右ケース30に対して相対回転可能となる。
上記の状態で回転軸40が回転すると、変移部材50はもはや近接方向に動作できないため、ガイド溝45に沿って移動できなくなり、変移部材50の右向き突起52bが切離し軸70を略接線方向に押圧する(締め付ける)ことによって、図12(a)及び図12(b)の状態で回転軸40と変移部材50が一体回転するようになる。その結果、回転軸40、変移部材50及び切離し軸70が連動して回転するようになり、変移部材50と連動する大ギヤ60、切離し軸70と連動するレバー80も含めて一体回転する。これにより、大ギヤ60と噛み合う小ギヤ90も回転し、スラット3が全閉状態から逆全閉状態へと回動する。つまり、変移部材50(係合子)の状態が変移することに起因して、回転軸40(第1部材)と大ギヤ60及び小ギヤ90(第2部材)が一体回転するようになる。なお、この際、レバー80のスライド突起84は右ケース30のスライド孔33を移動する(図11(c)参照)。
レバー80のスライド突起84が右ケース30のスライド孔33端部に到達すると、レバー80及びこれと連動する切離し軸70は回転不能となる(図11(d)参照)。つまり、切替部材を構成する切離し軸70及びレバー80は、右ケース30に対して、スライド孔33が形成された約180度の範囲のみ回転可能であるといえる。そして、これら切離し軸70及びレバー80が回転不能になることに伴って、以下に示すように、入力部材である回転軸40と出力部材である大ギヤ60,小ギヤ90の連動回転が終了する。
局面(v)の状態で回転軸40が回転すると、切離し軸70に対して変移部材50(及び大ギヤ60、小ギヤ90)が相対回転するようになり、図8(d)〜(e)に示すように、レバー80の間隙82dが相対的に大ギヤ60の隆起部65の山部65aを下って、レバー80が軸に垂直な方向に移動し、レバー80のスライド突起84は右ケース30の停止孔34を径方向内側に移動して係合する。なお、変移部材50の右向き突起52bはこの状態でも切離し軸70を押圧しようとする(締め付けようとする)が、ガイド溝45が左向き突起52aを回転方向へと押し出すように作用することで、左向き突起52aは角部45a(図5参照)近傍に保持されたまま回転軸40と同時に回転することが可能となっている。したがって、切離し軸70が回転不能であっても、変移部材50の右向き突起52bは切離し軸70の外縁部75に沿って周方向に摺動することができるようになっている。
<局面(vi)>
切離し軸70に対する変移部材50及び大ギヤ60の相対回転により、変移部材50の右向き突起52bが切離し軸70の係合溝74の位置まで回転すると、変移部材50は接近方向に動作可能となり、変移部材50の右向き突起52bは切離し軸70の係合溝74と係合する。ちょうどこの時、レバー80の突出部82に大ギヤ60の凹部63の壁面63aが当接して(図8(d)参照)、大ギヤ60は回転不能となる。このタイミングが一致するのは、局面(ii)から局面(iii)において変移部材50が大ギヤ60に対して回転する角度をθ1、局面(iii)から局面(iv)において大ギヤ60(変移部材50)が回転してレバー80が隆起部65の山部65aを登るまでの角度をθ2、局面(v)から局面(vi)において、大ギヤ60(変移部材50)が回転してレバー80が隆起部65の山部65aを下って凹部63の壁面63aに当接するまでの角度θ3とすると、θ1+θ2+θ3=90°(隣り合う係合溝74間の角度)となるよう構成しているためである。
変移部材50の右向き突起52bが切離し軸70の係合溝74と係合した後、さらに回転軸40が回転すると、上述の右向き突起52bと係合溝74が係合及び係合の解除を繰り返しながら変移部材50の左向き突起52aがガイド溝45に沿って移動し、変移部材50同士が接近と離反の往復運動を行う。この際、レバー80、切離し軸70及び大ギヤ60はそれぞれ図11(d)、図8(d)に示す状態であって回転不能であり、図6(c)に示すように変移部材50も大ギヤ60と係合していて回転はできない。以上のことから、大ギヤ60及び小ギヤ90は回転せず、スラット3は回動せずに上昇動作のみとなる。
<局面(vii)>
回転軸40の回転を停止すると、スラット3の上昇が停止する。
前記のような横型ブラインドでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(イ)ケース部材14(右ケース30)の停止孔34によりレバー80及び切離し軸70の回転が規制されると、変移部材50と切離し軸70の係合が解除されることで、回転軸40と小ギヤ90との連動が遮断され、昇降軸10とチルト軸12の連動が遮断される。この時、回転軸40が回転しても単に変移部材50が開閉運動をするのみで、回転軸40及び変移部材50と大ギヤ60及び切離し軸70等との間で回転軸40の回転による摩擦は生じないため、昇降操作時の操作力を軽減させることが可能となる。
(ロ)昇降軸10とチルト軸12の連動と非連動とを切替えるためのクラッチ装置13の部材が径方向のみに移動し、軸方向には移動しない構成となっているため、クラッチ装置13の軸方向の寸法を軽減でき、クラッチ装置13のコンパクト化を図ることができる。
(ハ)ケース部材14が小収容空間23bを前後対称な位置に2つ有しているため、ヘッドボックス1内におけるチルト軸12の配設位置を選択でき、また、クラッチ装置13の配置向きも状況に応じて変更することが容易となる。
(ニ)ケース部材14の停止孔34が径方向内側に延びており、レバー80のスライド突起84が停止孔34を内側に移動することでレバー80が軸周りのいずれの方向にも回転できないようになっていることから、昇降軸10とチルト軸12が非連動である全閉状態又は逆全閉状態においてラダーコード2側を誤って引っ張った際に、レバー80が回転して非連動状態が解除されてしまわないようになっている。
・上記実施形態では、右ケース30のスライド孔33及び停止孔34は軸方向に貫通していたが、レバー80(切替部材)のスライド突起84の係合及びスライドが可能であれば、スライド孔33及び停止孔34は非貫通であってもよい。
・回転軸40のガイド溝45は略矩形形状であったが、ガイド溝45は回転中心からの距離が周方向で異なっていればよく、楕円形あるいは多角形等とすることができる。
(2−1)構成の説明
(2−1−1)横型ブラインド全体の構成
本実施形態は、第1実施形態に類似しており、以下、相違点を中心に説明する。第1実施形態では、ラダーコード2の上端がチルトドラム11に取着され、チルトドラム11を貫通するチルト軸12を回転させることでスラット3の角度調節を行っていたが、本実施形態では、ラダーコード2の上端が、昇降軸10の回転を選択的に伝達するクラッチ装置113の備えるチルトドラム190に取着されており(図17、図18参照)、当該チルトドラム190を回転させることでスラット3の角度調節を行う。なお、図15に示すように、本実施形態においてクラッチ装置113は各ラダーコード2ごとに配設される。
クラッチ装置113は、図16〜図18に示すように、ドラムケース120及びサポートキャップ130からなるケース部材114(図16参照)に、第1部材としての内ドラム140、状態変更機構としてのコロ150、係合子としての切替軸170、第2部材としての外ドラム160及びチルトドラム190が収容されて構成される。なおクラッチ装置113は、ヘッドボックス1内にドラムケース120が図15の左側、サポートキャップ130が図15の右側となるよう配置される。なお、本実施形態においても、各部材は樹脂製でありそれぞれ一体成形される。ただし、他の材料によって成形されてもよく、複数の部材を組み合わせて成形したものであってもよい。
ドラムケース120は、図17及び図18に示すように、底部121と、底部121の左上方の前後方向中央部に配置される台形状の基部122と、基部122から右方向に延びる水平部123と、基部122の左端から上方に延びる円盤状の背面部124と、背面部124から右側に向かって延びる筒状部125とを備える。背面部124には昇降軸が貫通する貫通孔124aが形成されている(図18参照)。底部121と水平部123は平行に形成され、これら底部121と水平部123の間には、後述するサポートキャップ130の被挟持部132を挟持する挟持空間126が形成される。また、背面部124と筒状部125は同軸上に位置し、背面部124の外径は筒状部125の外径よりもやや大きくなっており、背面部124の右端側には段部127が形成されている。加えて、水平部123と筒状部125の間は間隙128となっている。
チルトドラム190は、ラダーコード2を取り付けるコード取着部191を備えた円筒状の部材であり、コード取着部191は、軸方向左端近傍の、円筒の円周方向の約半分が欠けて横断面が円弧状となった半円筒部192が形成される。また、半円筒部192の右側には内径が狭くなった円筒状の挟径部193が形成され、挟径部193の右側には、挟径部193より内径が広く、円筒の円周方向の一部が欠けて横断面が円弧状となる広径部194が形成される。
外ドラム160は、厚肉円筒状のドラム部161と、ドラム部161の右端部から径方向外側に扇状に延びる接続部162と、接続部162の径方向外縁部から左側へ延び横断面形状が円弧状となる円弧状板部163とを備える。ドラム部161の外径はドラムケース120の筒状部125の内径よりも僅かに小さくなっており、クラッチ装置113の組み付け時には、ドラム部161がドラムケース120の筒状部125と嵌合し、円弧状板部163はドラムケース120の間隙128に位置付けられるようになっている。ドラム部161の径方向中心部は、内ドラム140を収容する円筒状の収容空間164となっている。円弧状板部163の円周方向端部は、上述したチルトドラム190の被係合面197と係合する係合面165となっており、外ドラム160が回転すると、僅かに相対回転した後、被係合面197と係合面165が係合して、これらチルトドラム190と外ドラム160が連動して回転するようになっている。また、円弧状板部163の軸方向左端部は、チルトドラム190の第1段部195と当接する当接面166となっている(図18参照)。
内ドラム140は、図17,図18及び内ドラム140の拡大図である15(a)に示すように、側面142に亘って形成され、有限端を有する案内溝であるガイド溝180(図21参照)を有する円筒状の本体部141と、本体部141の左側に形成され、本体部141よりも外径の小さい左側小径部143(図18参照)と、本体部141の右側に形成され、本体部141よりも外形の小さい右側小径部144を備える。本体部141の円周方向1箇所には、軸方向に亘って係合凹部145が形成されており、係合凹部145の左端部及び右端部は後述する切替軸170の長円部172及び接続部174(特許請求の範囲における係合部)と係合するよう半円形となっている。また、内ドラム140の径方向中心部には、昇降軸10が挿入されて角軸である昇降軸10と一体回転するよう構成された角孔146が軸方向に亘って設けられている。なお、ガイド溝180の構成及び機能については後述する。
切替軸170は、図20(b)の拡大図に示すように、軸方向に延びる略円柱状の円柱部171と、円柱部171の左端部近傍から径方向に延び横断面が長円形である長円部172と、円柱部171の右側に設けられ、円柱部171よりも大径であり、円柱部171と同軸上に形成される大径部173と、大径部173から上述した長円部172と同方向に延びる長円形の接続部174と、接続部174から径方向右側に突出する円柱状の回転突起175(接続部174の軸方向縁部)とを備える。円柱部171には、周方向の対向する2箇所に、それぞれ大径部173の後方から後端まで連続する摺動溝176が形成される。なお、長円部172及び接続部174の突出する向きと摺動溝176の周方向の位置は、位相が90度ずれている。また、円柱部171の左端は、図18に示すように、長円部172よりも左側に突出し、外ドラム160の壁部167に設けられた支持孔167bに挿入される挿入部177となっている。
コロ150は、図20(b)に示すように、横断面が略U字をなし、切替軸170の円柱部171を跨ぐ跨ぎ部151と、跨ぎ部151の開口の向き(図20(b)の下方)及び軸方向と垂直な方向に突出し、ガイド溝180に沿って移動するガイド突起152とを備える。跨ぎ部151の内側面には、切替軸170の摺動溝176と係合する互いに対向する一対の摺動突起153が形成されており、組み付けた時にコロ150が軸方向のみ移動可能となるよう構成されている。
サポートキャップ130は、図17及び図18に示すように、軸方向右側の壁部131からドラムケース120の挟持空間126に挟持される被挟持部132と、外ドラム160の外側面とチルトドラム190の広径部194の内側面の間に差し込まれる差込部133を備える。また、壁部131は、軸方向の貫通する貫通孔134を備え、この貫通孔134は内ドラム140の右側小径部144を支持する円形の支持孔134a、支持孔134aよりも大径とされ、支持孔134aの上側に位置する円弧状のスライド孔134bと、スライド孔134bの両端部から径方向外側に延びる規制部としての停止孔134cから形成される。ここで、本実施形態では、スライド孔134bは約180度の範囲においで形成される。
内ドラム140のガイド溝180は、コロ150のガイド突起152が昇降軸10と連動する内ドラム140の回転に伴って相対的に移動するよう構成されている。コロ150は、ガイド突起152のガイド溝180上の移動に伴って切替軸170の円柱部171(図20(b)参照)に沿って軸方向に移動する。図21の展開図において、内ドラム140がスラット3の上昇方向に回転した場合にガイド突起152は上から下に相対移動し、内ドラム140がスラット3の下降方向に回転した場合に下から上に相対移動する(実際にはコロ150は移動せず、内ドラム140側が回転する)。
以上のような構成要素を備えるクラッチ装置113を組み立てるには、図17及び図18に示すように、まずドラムケース120の筒状部125にチルトドラム190の挟径部193を嵌合させる。この時、挟径部193の左側面193a(図18参照)がドラムケース120の背面部124の段部127(図17参照)と当接することで、チルトドラム190は軸方向に位置決めされる。
次に、上記の構成の横型ブラインドの動作、特にクラッチ装置113の動作について、図25のタイミングチャートを中心として、図21のガイド溝の展開図、図22〜図24の各部材の関係を示す説明図、さらには図13のスラットの動作を示す説明図も用いて説明する。なお、以下では、図13(a)に示すようなスラット3が全閉となった状態から、スラット3が上昇しつつ回動して図13(b)のような水平状態を経て、図13(c)の逆全閉状態となり、その後、上昇を続ける際の説明を行う。スラット3を下降させつつ逆全閉状態から全閉状態とするには、以下の動作を逆に行えば良い。
<局面(i)>
スラット3が全閉状態である時(図13(a)参照)に、操作コード9をスラット3の上昇方向に操作すると、昇降軸10の回転と連動して内ドラム140が回転し、スラット3が上昇を開始する。このとき、コロ150のガイド突起152の一方は、内ドラム140のガイド溝180内に位置している(図22(a)参照)。
内ドラム140の回転に伴い、切替軸170に取付けられたコロ150のガイド突起152が内ドラム140のガイド溝180の下降周回溝182をスラット上昇方向に移動する(図21の矢印A1参照)。この際、ガイド突起152の移動に伴って、コロ150は軸方向に摺動する。
コロ150のガイド突起152がガイド溝180の終端部186に到達すると、内ドラム140の回転に伴ってコロ150が終端部186の壁面186aに押圧され、コロ150及び切替軸170が円柱部171の軸を中心に内ドラム140とは反対向きに回転して、切替軸170の長円部172及び接続部174が内ドラム140の係合凹部145と係合する(図19、図22(a)〜(b)及び図23(a)〜(b)参照)。この際、切替軸170の回転突起175がサポートキャップ130の停止孔134cからスライド孔134bに移動する(図24(a)〜(b)参照)。
<局面(ii)〜局面(iii)>
上記係合状態で内ドラム140が回転すると、内ドラム140及び切替軸170が内ドラム140の軸を中心に一体となって回転する。この際、これら内ドラム140及び切替軸170を収容する外ドラム160及び外ドラム160と係合するチルトドラム190もこれらと一体となって回転する(図22(b)〜(c)〜(d)及び図24(b)〜(c)参照)。その結果、チルトドラム190に取り付けられたラダーコード2が動作し、スラット3が全閉状態から逆全閉状態へと回動する。つまり、切替軸170(係合子)の状態が変移することに起因して、内ドラム140(第1部材)と外ドラム160及びチルトドラム190(第2部材)が一体回転するようになる。なお、この際、切替軸170の長円部17及び接続部174と内ドラム140の係合凹部145の係合状態は解除されない。また、この局面(ii)〜局面(iii)の間で操作コード9による操作をやめ、内ドラム140の回転を停止させることで、スラット3を任意の角度に調整することができる。
<局面(iii)>
切替軸170の回転突起175がサポートキャップ130の反対側の停止孔134cまで回転(公転)すると、切替軸170及びこれと一体回転していた外ドラム160はこれ以上の回転が不能となる。つまり、切替軸170(切替部材)は、サポートキャップ130に対して、スライド孔134bが形成された約180度の範囲のみ回転可能であるといえる。そして、切替軸170が回転不能になることに伴って、入力部材である内ドラム140と外ドラム160の連動回転が終了し、出力部材であるチルトドラム190の回転も不能となって、スラット3のチルト動作が終了する。この状態において、スラット3は逆全閉状態となる(図13(c)参照)。そして、回転突起175が停止孔134cに当接すると、内ドラム140の係合凹部145の回転により、これと係合する切替軸170の長円部172及び接続部174が径方向外側に押し出され、切替軸170が円柱部171の軸を中心に回転(自転)する(図22(d)〜(e)及び図24(d)〜(e)参照)。このとき、コロ150も切替軸170とともに回転するため、コロ150の反対側のガイド突起152が、終端部186と対向する下降分岐溝183の終端部185に位置付けられる(図21参照)。以上に示すように、本実施形態では、局面(ii)〜局面(iii)の間、入力部材である内ドラム140と出力部材であるチルトドラム190が有限角連動回転するようになっている。
その後、さらに回転軸40を回転させると、切替軸170に対して内ドラム140が相対回転し、スラット3の上昇/下降動作のみが継続する。この際、コロ150のガイド突起152がガイド溝180を移動する(図21の矢印A2参照)。
<局面(iv)>
回転軸40の回転を停止させると、スラット3の上昇が停止する。本実施形態では、局面(ii)〜局面(iii)における、切替軸170(係合子)の長円部172及び接続部174が内ドラム140の係合凹部145と係合する(図19、図22(a)〜(b)及び図23(a)〜(b)参照)ときの切替軸170の状態を、特許請求の範囲における「係合状態」とする。また、この状態以外、つまり、切替軸170が内ドラム140の回転に伴って近接及び離反動作を続ける状態が「非係合状態」である。また、切替軸170を回転させる部材、つまり、内ドラム140のガイド溝180及びコロ150が、特許請求の範囲における「状態変更機構」である。
前記のような横型ブラインドでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(イ)ケース部材114(サポートキャップ130)の停止孔134cに回転突起175が係止されて切替軸170及び外ドラム160の回転が規制されると、内ドラム140と切替軸170の係合が解除されることで、内ドラム140とチルトドラム190の連動が遮断され、昇降軸10とチルト軸12の連動が遮断される。この時、内ドラム140が回転しても単にコロ150のガイド突起152が内ドラム140のガイド溝180を移動するのみで、内ドラム140と他の部材の間で回転による摩擦は生じないため、昇降操作時の操作力を軽減させることが可能となる。
(ロ)本実施形態のクラッチ装置113各部材は、全て前後方向に対称な形状となっていることから、クラッチ装置113を前後入れ替えて設置することが可能である。
・上述した実施形態では、図21に示すガイド溝180が内ドラム140の側面142に形成され、切替軸170が外ドラム160に取り付けられる構成、であったが、図26に示すように、ガイド溝180を外ドラム160の内周面260に形成し、切替軸170を内ドラム140に形成された保持凹部178に取り付ける構成とすることもできる。この場合も、上述した実施形態と同様、切替軸170にコロ150が取り付けられ、コロ150のガイド突起152がガイド溝180に沿って移動する。そして、ガイド突起152がガイド溝180の終端部186に到達して壁面186aに押圧され、コロ150及び切替軸170が回転すると、切替軸170の長円部172及び接続部174が外ドラム160の内周面260に形成された係合凹部261(上記実施形態の係合凹部145に対応)と係合することで、内ドラム140と外ドラム160が一体回転する構成となっている。このような構成であっても、上記実施形態と同様、図25のタイミングチャートに示す動作をして、内ドラム140(入力部材)と外ドラム160(出力部材)とが有限角連動回転することができる。
・上述した実施形態では、外ドラム160とチルトドラム190は別体として形成されていたが、これら外ドラム160とチルトドラム190を一体に形成することも可能である。
12:チルト軸
<第1実施形態>
13:クラッチ装置
30:右ケース(状態変更機構)
34:停止孔(規制部)
40:回転軸(第1部材)
50:変移部材(係合子)
60:大ギヤ(第2部材)
70:切離し軸(切替部材、状態変更機構)
80:レバー(切替部材、状態変更機構)
90:小ギヤ(第2部材)
<第2実施形態>
113:クラッチ装置
134c:停止孔(規制部)
140:内ドラム(第1部材)
150:コロ(状態変更機構)
160:外ドラム(第2部材)
170:切替軸(係合子)
180:ガイド溝(状態変更機構)
190:チルトドラム(第2部材)
Claims (8)
- 第1部材と第2部材の間で相対回転と一体回転の2つのモードに切替可能なクラッチ装置であって、
前記第1部材と前記第2部材を一体回転させる係合状態と前記第1部材と前記第2部材を相対回転させる非係合状態との間で変移する係合子を備え、
前記係合子を前記非係合状態から前記係合状態に変移させる状態変更機構を備える、クラッチ装置。 - 前記係合子は、前記係合状態と前記非係合状態とにかかわらず、前記第2部材と連動回転可能に構成される、請求項1に記載のクラッチ装置。
- 前記状態変更機構は、前記係合子と係合可能な切替部材を備えており、
前記係合子は、前記切替部材と係合すると径方向内側に移動不能となって前記第1部材と係合するよう構成される、請求項1又は請求項2に記載のクラッチ装置。 - 前記状態変更機構は、前記切替部材の所定角度以上の回転を規制する規制部をさらに備え、前記切替部材の回転が規制されると、前記係合子が前記切替部材に対して相対回転して、これら係合子と切替部材の係合が解除される、請求項3に記載のクラッチ装置。
- 前記第1部材は、当該第1部材の回転軸と略垂直な面に無端状のガイド溝を備え、前記係合子は、前記ガイド溝に向かって突出するガイド突起を備えており、
前記係合子は、前記ガイド突起が前記ガイド溝に沿って移動することにより径方向に近接又は離反するよう構成される、請求項3又は請求項4に記載のクラッチ装置。 - 前記第2部材は前記第1部材よりも外周側に形成されており、
前記係合子は係合部を有しており、当該係合部が径方向内側に移動して前記第1部材と係合することで、前記係合子が前記第1部材と連動して回転するとともに、前記係合状態となるよう構成される、請求項1又は請求項2に記載のクラッチ装置。 - 前記係合部の軸方向縁部を保持して前記係合子を係合状態に維持する小径溝と、前記係合部の軸方向縁部を保持してを非係合状態に維持する大径溝とを備える、請求項6に記載のクラッチ装置。
- 前記状態変更機構は、前記係合子に設けられた突起と、前記第1部材又は前記第2部材のいずれかに設けられた有限案内溝であり、
前記突起が前記有限案内溝の有限端に当接することで、前記係合子が前記係合状態に変位するよう構成される、請求項6又は請求項7に記載のクラッチ装置。
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JPH08232982A (ja) * | 1991-10-20 | 1996-09-10 | Takeda Giken Kogyo:Kk | クラッチ |
JPH0979293A (ja) * | 1995-09-18 | 1997-03-25 | Tsubakimoto Emason:Kk | 過負荷保護機構 |
-
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- 2016-12-28 JP JP2016255153A patent/JP2018105477A/ja active Pending
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