JP2018103947A - プリテンショナ、リトラクタ、シートベルト装置及びプリテンショナの製造方法 - Google Patents

プリテンショナ、リトラクタ、シートベルト装置及びプリテンショナの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】樹脂製長尺物に生じる応力集中を緩和しつつ、駆動輪を効率よく回転させることができる、プリテンショナ、リトラクタ、シートベルト装置及びプリテンショナの製造方法を提供する。
【解決手段】リトラクタ1は、乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプール2と、緊急時にウェビングを巻き取って弛みを除去するプリテンショナ3と、を含み、プリテンショナ3は、スプール2を回転させる複数の係合歯41を備えた駆動輪4と、緊急時に駆動輪4に動力を伝達する樹脂製長尺物51と、を含み、複数の係合歯41は、一つの係合歯(第一係合歯411)を樹脂製長尺物51の先端に略面接触させたときに、一つの係合歯(第一係合歯411)に対して反回転方向に隣接する係合歯(第二係合歯412)が樹脂製長尺物51の側面に接触可能な位置関係を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、プリテンショナ、リトラクタ、シートベルト装置及びプリテンショナの製造方法に関し、特に、動力伝達部材として樹脂製長尺物を用いたプリテンショナ、リトラクタ、シートベルト装置及びプリテンショナの製造方法に関する。
自動車等の車両には、一般に、乗員が着座する腰掛部と乗員の背面に位置する背もたれ部とを備えたシートに乗員を拘束するシートベルト装置が設けられている。かかるシートベルト装置は、乗員を拘束するウェビングと、該ウェビングの巻き取りを行うリトラクタと、車体側に設けられ前記ウェビングを案内するガイドアンカーと、前記ウェビングを車体側に固定するベルトアンカーと、前記シートの側面に配置されたバックルと、前記ウェビングに配置されたトングと、を有し、前記トングを前記バックルに嵌着させることによってウェビングにより乗員をシートに拘束している。
かかるリトラクタには、車両衝突時等の緊急時にウェビングの弛みを除去するプリテンショナが配置されていることが多い。また、近年、緊急時にスプールを回転させる動力伝達部材として樹脂製長尺物(樹脂ロッド)を使用することが検討されている(例えば、特許文献1参照)。
特表2014−500178号公報
特許文献1に記載された発明は、駆動ホイールの歯を動力伝達部材(樹脂製長尺物)に食い込ませて効率よくトルクを伝達させるために、駆動ホイールの歯の形状を改善したものである。なお、駆動ホイールは、駆動輪、駆動ギア又はリングギアと称することもある。
ところで、かかる樹脂製長尺物を用いたプリテンショナにおいては、樹脂製長尺物が駆動輪の歯に衝突して駆動輪を回転させる初動時に最も負荷が高くなるところ、初期状態における樹脂製長尺物と駆動輪の歯とが離れている場合には、駆動輪を回転させるまでに無駄なエネルギーを消費してしまう、樹脂製長尺物が駆動輪に衝突した際に樹脂製長尺物の先端に応力が集中してしまう等の問題を生じる。
本発明は上述した問題点に鑑み創案されたものであり、樹脂製長尺物に生じる応力集中を緩和しつつ、駆動輪を効率よく回転させることができる、プリテンショナ、リトラクタ、シートベルト装置及びプリテンショナの製造方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプールを回転させる複数の係合歯を備えた駆動輪と、緊急時に前記駆動輪に動力を伝達する樹脂製長尺物と、を含むプリテンショナにおいて、前記複数の係合歯は、一つの係合歯を前記樹脂製長尺物の先端に略面接触させたときに、前記一つの係合歯に対して反回転方向に隣接する係合歯が前記樹脂製長尺物の側面に接触可能な位置関係を備えている、ことを特徴とするプリテンショナが提供される。
また、本発明によれば、乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプールと、緊急時に前記ウェビングを巻き取って弛みを除去するプリテンショナと、を含むリトラクタにおいて、前記プリテンショナは、前記スプールを回転させる複数の係合歯を備えた駆動輪と、緊急時に前記駆動輪に動力を伝達する樹脂製長尺物と、を含み、前記複数の係合歯は、一つの係合歯を前記樹脂製長尺物の先端に略面接触させたときに、前記一つの係合歯に対して反回転方向に隣接する係合歯が前記樹脂製長尺物の側面に接触可能な位置関係を備えている、ことを特徴とするリトラクタが提供される。
また、本発明によれば、乗員を拘束するウェビングと、該ウェビングの巻き取りを行うリトラクタと、前記シートに配置されたバックルと、前記ウェビングに配置されたトングと、を含むシートベルト装置において、前記リトラクタは、前記ウェビングの巻き取りを行うスプールと、緊急時に前記ウェビングを巻き取って弛みを除去するプリテンショナと、を含み、前記プリテンショナは、前記スプールを回転させる複数の係合歯を備えた駆動輪と、緊急時に前記駆動輪に動力を伝達する樹脂製長尺物と、を含み、前記複数の係合歯は、一つの係合歯を前記樹脂製長尺物の先端に略面接触させたときに、前記一つの係合歯に対して反回転方向に隣接する係合歯が前記樹脂製長尺物の側面に接触可能な位置関係を備えている、ことを特徴とするシートベルト装置が提供される。
上述したプリテンショナ、リトラクタ及びシートベルト装置において、前記一つの係合歯は、前記樹脂製長尺物と面接触する歯面を有していてもよい。また、前記樹脂製長尺物は、前記係合歯の歯面と面接触するテーパ面を有していてもよい。また、前記樹脂製長尺物は、側面に前記隣接する係合歯の先端を係止可能な凹部を有していてもよい。
また、本発明によれば、乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプールを回転させる複数の係合歯を備えた駆動輪と、緊急時に前記駆動輪に動力を伝達する樹脂製長尺物と、を含むプリテンショナの製造方法において、一つの係合歯を前記樹脂製長尺物の先端に略面接触させたときに、前記一つの係合歯に対して反回転方向に隣接する係合歯が前記樹脂製長尺物の側面に接触するように、前記駆動輪を形成した、ことを特徴とするプリテンショナの製造方法が提供される。
上述したプリテンショナの製造方法において、前記樹脂製長尺物の側面に前記隣接する係合歯の先端を係止させる凹部を形成してもよい。
上述した本発明に係るプリテンショナ、リトラクタ、シートベルト装置及びプリテンショナの製造方法によれば、駆動輪の係合歯と樹脂製長尺物の先端とを略面接触させるとともに、反回転方向に隣接する係合歯を樹脂製長尺物の側面に接触させるようにしたことにより、樹脂製長尺物が移動すると同時に駆動輪の係合歯を押圧して駆動輪の回転を促し、駆動輪の回転と同時に駆動輪の係合歯を樹脂製長尺物の側面に噛み込ませることができる。したがって、樹脂製長尺物の運動エネルギーを駆動輪の回転エネルギーに効率よく変換することができ、樹脂製長尺物に生じる応力集中を緩和しつつ、駆動輪を効率よく回転させることができる。
本発明の一実施形態に係るリトラクタを示す部品展開図である。 図1に示したプリテンショナを示す断面図であり、(A)は初期状態、(B)は作動状態、を示している。 図1に示したプリテンショナの部分拡大図であり、(A)は駆動輪と樹脂製長尺物との位置関係を示す図、(B)は駆動輪の動作を示す図、である。 本発明の第二実施形態に係るプリテンショナを示す部分拡大図であり、(A)は駆動輪と樹脂製長尺物との位置関係を示す図、(B)は樹脂製長尺物の先端部を示す斜視図、である。 本発明の他の実施形態に係るプリテンショナを示す部分拡大図であり、(A)は第三実施形態、(B)は第四実施形態、を示している。 本発明の他の実施形態に係るプリテンショナを示す部分拡大図であり、(A)は第五実施形態、(B)は第六実施形態、を示している。 本発明の一実施形態に係るシートベルト装置を示す全体構成図である。
以下、本発明の実施形態について図1〜図7を用いて説明する。ここで、図1は、本発明の一実施形態に係るリトラクタを示す部品展開図である。図2は、図1に示したプリテンショナを示す断面図であり、(A)は初期状態、(B)は作動状態、を示している。図3は、図1に示したプリテンショナの部分拡大図であり、(A)は駆動輪と樹脂製長尺物との位置関係を示す図、(B)は駆動輪の動作を示す図、である。
本発明の一実施形態に係るリトラクタ1は、例えば、図1〜図3(B)に示したように、乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプール2と、緊急時にウェビングを巻き取って弛みを除去するプリテンショナ3と、を含み、プリテンショナ3は、スプール2を回転させる複数の係合歯41を備えた駆動輪4と、緊急時に駆動輪4に動力を伝達する樹脂製長尺物51と、を含み、複数の係合歯41は、一つの係合歯(第一係合歯411)を樹脂製長尺物51の先端に略面接触させたときに、一つの係合歯(第一係合歯411)に対して反回転方向に隣接する係合歯(第二係合歯412)が樹脂製長尺物51の側面に接触可能な位置関係を備えている。
スプール2は、ウェビングを巻き取る巻胴であり、リトラクタ1の骨格を形成するベースフレーム11内に回転可能に収容されている。ベースフレーム11は、例えば、対峙する一対の端面111,112と、これらの端面を連結する側面113と、を有している。ベースフレーム11は、側面113と対峙し端面111,112に接続されるタイプレート114を有していてもよい。また、例えば、端面111側にスプリングユニット12が配置され、端面112側にプリテンショナ3及びロック機構13が配置される。なお、スプリングユニット12、プリテンショナ3、ロック機構13等の配置は、図示した構成に限定されるものではない。
また、ベースフレーム11の端面111には、スプール2を挿通する開口部111aが形成されており、ベースフレーム11の端面112には、ロック機構13のパウル132と係合可能な内歯を有する開口部112aが形成されている。また、ベースフレーム11の端面112の内側には、プリテンショナ3の一部(例えば、駆動輪4、カバー部材55等)が配置される。また、ベースフレーム11の端面112の外側にはロック機構13が配置され、ロック機構13はリテーナカバー14内に収容される。
リテーナカバー14には、車体の急減速を検出するビークルセンサ15が配置されていてもよい。ビークルセンサ15は、例えば、球形の質量体と、質量体の移動によって揺動されるセンサレバーと、を有している。ビークルセンサ15は、ベースフレーム11の端面112に形成した開口部に嵌め込むようにしてもよい。
スプール2は、中心部に空洞を有し、軸心を形成するトーションバー16が挿通され、その一端が接続されている。また、スプール2の一端は、スプリングユニット12の軸芯(スプリングコア)に接続されている。スプリングユニット12は、例えば、スプリングコアに接続されたゼンマイバネと、ゼンマイバネを収容するスプリングケースと、これらの部品を覆うスプリングカバーと、を備えている。
なお、スプール2に巻き取り力を付与する構成は、上述したスプリングユニット12の構成に限定されるものではない。また、図1において、符号17はシャフトベアリングを示している。
また、トーションバー16の他端は、ロック機構13のロッキングベース131に接続されている。ロッキングベース131は、後述するように、ベースフレーム11に係合可能に構成されており、トーションバー16を回転状態と非回転状態とに切り替えることができる。したがって、ロック機構13が作用した状態(ロッキングベース131がベースフレーム11に係合した状態)で、ウェビングを引き出す方向に荷重が負荷された場合であっても、トーションバー16に閾値以上の荷重が生じるまでは、スプール2を非回転状態に保持することができる。そして、トーションバー16に閾値以上の荷重が生じた場合には、トーションバー16が捻れることによって、スプール2が相対的に回転運動を生じ、ウェビングが引き出される。
ロック機構13は、例えば、トーションバー16の他端に接続されるロッキングベース131と、ロッキングベース131に移動可能に配置されたパウル132と、パウル132の軸方向の移動を規制するためのカバープレート133と、ロッキングベース131の外側に回転可能に配置されるロックギア134と、ロックギア134に揺動可能に配置されたフライホイール135と、を備えている。
なお、ロック機構13は、図示した構成に限定されるものではなく、従来から存在している種々の構成のものを任意に選択して使用することができる。また、図1において、符号136はパウルスプリング、符号137はフックスプリングを示している。
ロッキングベース131は、円形状のディスク部131aと、ディスク部131aのスプール2側に形成され駆動輪4を支持する多角柱形状の駆動輪支持部131bと、トーションバー16の他端が挿通されるトーションバー支持部131cと、を有している。図示した実施形態では、スプール2、トーションバー16、ロッキングベース131等が同心軸上に配置されており、これらによってスプール2の回転軸が形成される。
なお、ここでは、駆動輪4をロッキングベース131に固定する場合について説明したが、かかる構成に限定されるものではない。例えば、駆動輪4の内部に、スプール2に接続されたピニオンギアを挿通し、駆動輪4の内歯とピニオンギアの外歯とを必要に応じて係合させることによって、ピニオンギアを介して駆動輪4の回転をスプール2に伝達するようにしてもよい。
上述した構成を有するロック機構13によれば、ウェビングが通常の引き出し速度よりも早い場合、すなわち、ウェビングの引き出し加速度が所定の閾値を超えた場合には、フライホイール135が揺動してリテーナカバー14の内歯に係合し、ロックギア134の回転が規制される。また、ビークルセンサ15が作動した場合には、そのセンサレバーがロックギア134の外歯134aに係合し、ロックギア134の回転が規制される。
そして、ロックギア134の回転が規制されると、ロッキングベース131とロックギア134との間に相対回転が生じ、この相対回転に伴ってパウル132が径方向外方に移動し、パウル132の先端がベースフレーム11の開口部112aに形成された内歯に係合することとなる(すなわち、ロッキングベース131はパウル132を介してベースフレーム11に係合される。)。その結果、ロッキングベース131の回転が規制され、スプール2の回転も規制される。したがって、ウェビングの引き出しがロックされる。
なお、通常時(ウェビングの引き出し加速度が所定の閾値以下の場合)は、ロック機構13は作動せず、スプール2の回転に伴ってロッキングベース131及びロックギア134が一緒に回転することとなる。したがって、通常時には、ロッキングベース131とロックギア134とが相対回転をしないことから、パウル132はベースフレーム11の開口部112aに形成された内歯と干渉しない位置に退避した状態を維持するように構成されている。
プリテンショナ3は、車両衝突時等の緊急時に動力伝達手段5により駆動輪4を回転させてウェビングの弛みを除去する部品である。動力伝達手段5は、従来の動力伝達手段5と同様に、動力伝達部材である樹脂製長尺物51、パイプ52、ガス発生器53、ピストン54、カバー部材55を有している。
樹脂製長尺物51は、塑性変形可能な樹脂製の長尺部材(いわゆる樹脂ロッド)である。ここで、「長尺物」とは、直径に対して長さが十分(例えば、数倍〜数十倍以上)に長い物体を意味している。パイプ52は、樹脂製長尺物51の射出筒を形成する圧力容器である。パイプ52は、一定の長さを要することから、ベースフレーム11の側面に沿って配置されるように屈曲されている。なお、樹脂製長尺物51は、複数に分割されていてもよいし、複数本の樹脂製長尺物51によって構成されていてもよい。
ガス発生器53は、パイプ52の後端部に装着される。ピストン54は、ガス発生器53から供給される作動ガスを受けて、パイプ52の内面をシールしつつ摺動するように形成されている。カバー部材55は、例えば、図2(A)に示したように、駆動輪4の外周を覆うとともに、樹脂製長尺物51の通路55aを形成するように構成されている。
ここで、上述したプリテンショナ3の動作について説明する。図2(A)に示したように、初期状態では、樹脂製長尺物51はパイプ52内に収容されている。このとき、樹脂製長尺物51の先端は、パイプ52の出口部に駆動輪4と干渉しない位置に配置されている。なお、図2(A)及び図2(B)では、説明の便宜上、パイプ52の内面と樹脂製長尺物51との外面との間に若干の隙間を空けているが、実際はこの隙間はほとんどないに等しいものである。
車両衝突時等の緊急時には、ガス発生器53から高圧の作動ガスがパイプ52内に供給される。この作動ガスは、ピストン54を押圧しパイプ52内を摺動させる。ピストン54は、樹脂製長尺物51を押圧しパイプ52内を移動させる。パイプ52から押し出された樹脂製長尺物51は、駆動輪4の外周に形成された係合歯41(具体的には、第一係合歯411)に向かって移動する。第一係合歯411に衝突した樹脂製長尺物51は、図2(B)に示したように、塑性変形しながら係合歯41に係合し、駆動輪4を回転させながら通路55aを移動する。
樹脂製長尺物51を用いたプリテンショナ3では、樹脂製長尺物51が駆動輪4の係合歯41を樹脂製長尺物51の側面に噛み込ませる初動時に負荷が最も高くなる。したがって、かかるプリテンショナ3では、樹脂製長尺物51の運動エネルギーをどのように駆動輪4の回転エネルギーに効率よく変換するかが重要になる。
ここで、駆動輪4と樹脂製長尺物51との位置関係について、図3(A)を参照しつつ説明する。駆動輪4は、図示したように、例えば、同じ形状を有する18本の係合歯41を備えている。なお、係合歯41の本数は任意であり、図示した本数に限定されるものではない。また、駆動輪4の回転中心をOとすれば、係合歯41は、それぞれ先端と回転中心Oとを結ぶ直線Ctに対して左右対称に形成されている。なお、係合歯41は、直線Ctに対して左右非対称に形成されていてもよい。
また、樹脂製長尺物51は、先端面51a及び側面51b(周面)を有する直径Dの円筒形状を有している。先端面51aは、樹脂製長尺物51の中心線Crを垂線とする平面を形成している。
いま、説明の便宜上、図2(A)に示した初期状態において、樹脂製長尺物51の先端面51aに対峙する係合歯41を第一係合歯411と称し、この第一係合歯411に対して駆動輪4の回転方向と反対方向(すなわち、反回転方向)に隣接する係合歯41を第二係合歯412と称するものとする。
図示したように、第一係合歯411は、樹脂製長尺物51の先端面51aと面接触する歯面411aを有している。また、第二係合歯412は、第一係合歯411の歯面411aを樹脂製長尺物51の先端面51aに面接触させたときに、先端412aが樹脂製長尺物51の側面51bに接触するように構成されている。
すなわち、本実施形態に係るプリテンショナ3は、第一係合歯411の歯面411aを樹脂製長尺物51の先端面51aに面接触させたときに、第二係合歯412が樹脂製長尺物51の側面51bに接触するように、駆動輪4が形成されている。かかるプリテンショナ3は、第二係合歯412が樹脂製長尺物51の側面51bに接触したときに、第一係合歯411の歯面411aを樹脂製長尺物51の先端面51aに面接触するように、駆動輪4が形成されていると言い換えることもできる。
なお、駆動輪4の係合歯41の形状を特定する際は、事前に、樹脂製長尺物51の中心線Crの位置及び直径Dの大きさと、駆動輪4の回転中心Oの位置及びピッチ(係合歯41の本数)を特定しておくことが必要である。
かかるプリテンショナ3では、図3(B)に示したように、樹脂製長尺物51が図のSr方向に移動して第一係合歯411に接触すると、駆動輪4は図のRg方向に回転する。そして、図示したように、樹脂製長尺物51の先端面51aが第一係合歯411の歯面411aと面接触した状態なると同時に、第二係合歯412の先端412aが樹脂製長尺物51の側面51bに接触する。
さらに、樹脂製長尺物51が図のSr方向に移動すると同時に、先端面51aが第一係合歯411の歯面411aを押圧して駆動輪4のRg方向の回転を促す。そして、駆動輪4の回転と同時に、第二係合歯412の先端412aが図のRq方向に回転し、樹脂製長尺物51の側面51bに噛み込むこととなる。
したがって、樹脂製長尺物51の運動エネルギーを駆動輪4の回転エネルギーに効率よく変換することができ、樹脂製長尺物51に生じる応力集中を緩和しつつ、駆動輪4を効率よく回転させることができる。
次に、本発明の他の実施形態に係るプリテンショナ3について、図4(A)〜図6(B)を参照しつつ説明する。ここで、図4は、本発明の第二実施形態に係るプリテンショナを示す部分拡大図であり、(A)は駆動輪と樹脂製長尺物との位置関係を示す図、(B)は樹脂製長尺物の先端部を示す斜視図、である。図5は、本発明の他の実施形態に係るプリテンショナを示す部分拡大図であり、(A)は第三実施形態、(B)は第四実施形態、を示している。図6は、本発明の他の実施形態に係るプリテンショナを示す部分拡大図であり、(A)は第五実施形態、(B)は第六実施形態、を示している。
図4(A)及び図4(B)に示した第二実施形態は、樹脂製長尺物51の側面51bに第二係合歯412の先端412aを係止させる凹部51cを形成したものである。すなわち、樹脂製長尺物51は、側面51bに第二係合歯412の先端412aを係止可能な凹部51cを有している。
図4(B)に示したように、凹部51cは、樹脂製長尺物51の側面51bの周方向に渡って環状に形成されている。かかる第二実施形態によれば、プリテンショナ3が作動して、第一係合歯411の歯面411aが樹脂製長尺物51の先端面51aに面接触したときに、第二係合歯412の先端412aを凹部51cに係止させることによって、第二係合歯412を樹脂製長尺物51に係合させやすくすることができる。
図5(A)に示した第三実施形態は、第一係合歯411に樹脂製長尺物51の先端の縁部51dを接触させたときに、第一係合歯411の歯面411aと樹脂製長尺物51の先端面51aとが角度αを有するものである。ここで、角度αは、第一係合歯411の歯面411aと樹脂製長尺物51の先端面51aとを面接触(すなわち、角度α=0°)させようとしたときに生じる製造誤差や組立誤差を含む程度の大きさ(例えば、2〜3°程度)を意味している。なお、図5(A)において、説明の便宜上、角度αを誇張して表現してある。
図5(B)に示した第四実施形態は、樹脂製長尺物51の先端に第一係合歯411の歯面411aに面接触する凸状のテーパ面51eを形成したものである。テーパ面51eは、例えば、樹脂製長尺物51の先端から突出するように形成された円錐面によって構成される。このように、樹脂製長尺物51の先端を加工することによっても第一係合歯411と樹脂製長尺物51とを面接触させることができる。
図6(A)に示した第五実施形態は、第一係合歯411の先端411bに樹脂製長尺物51の先端面51aを接触させたときに、第一係合歯411の歯面411aと樹脂製長尺物51の先端面51aとが角度βを有するものである。ここで、角度βは、第一係合歯411の歯面411aと樹脂製長尺物51の先端面51aとを面接触(すなわち、角度β=0°)させようとしたときに生じる製造誤差や組立誤差を含む程度の大きさ(例えば、2〜3°程度)を意味している。なお、図6(A)において、説明の便宜上、角度βを誇張して表現してある。
図6(B)に示した第六実施形態は、樹脂製長尺物51の先端に第一係合歯411の歯面411aに面接触する凹状のテーパ面51fを形成したものである。テーパ面51fは、例えば、樹脂製長尺物51の先端を円錐形状に窪ませることによって形成される。このように、樹脂製長尺物51の先端を加工することによっても第一係合歯411と樹脂製長尺物51とを面接触させることができる。
図5(A)及び図6(A)に示した実施形態によれば、本明細書において、第一係合歯411と樹脂製長尺物51とが「略面接触」するとは、第一係合歯411の歯面411aと樹脂製長尺物51の先端面51aとを面接触(すなわち、角度α又はβ=0°)させようとしたときに生じる製造誤差や組立誤差を含む意味である。
次に、本発明の実施形態に係るシートベルト装置について、図7を参照しつつ説明する。ここで、図7は、本発明の実施形態に係るシートベルト装置を示す全体構成図である。なお、図7において、説明の便宜上、シートベルト装置以外の部品については、一点鎖線で図示している。また、図7に示したシートベルト装置100は、車両の前部座席(運転席又は助手席)に配置されたシートベルト装置を示している。
図7に示した本実施形態に係るシートベルト装置100は、乗員を拘束するウェビングBと、ウェビングBの巻き取りを行うリトラクタ1と、車体側に設けられウェビングBを案内するガイドアンカー101と、ウェビングBを車体側に固定するベルトアンカー102と、シートSの側面に配置されたバックル103と、ウェビングBに配置されたトング104と、を備え、リトラクタ1は、例えば、図1に示した構成を有している。
シートSは、例えば、乗員が着座する腰掛部S1と、乗員の背面に位置する背もたれ部S2と、乗員の頭部を支持するヘッドレスト部S3と、を備えている。リトラクタ1は、例えば、車体のBピラーTに内蔵される。また、一般に、バックル103は腰掛部S1の側面に配置されることが多く、ベルトアンカー102は腰掛部S1の下面に配置されることが多い。また、ガイドアンカー101は、BピラーTに配置されることが多い。そして、ウェビングBは、一端がベルトアンカー102に接続され、他端がガイドアンカー101を介してリトラクタ1に接続されている。
したがって、トング104をバックル103に嵌着させる場合、ウェビングBはガイドアンカー101の挿通孔を摺動しながらリトラクタ1から引き出されることとなる。また、乗員がシートベルトを装着した場合や降車時にシートベルトを解除した場合には、リトラクタ1のスプリングユニット12の作用により、ウェビングBは一定の負荷がかかるまで巻き取られる。
本発明は上述した実施形態に限定されず、例えば、車両の後部座席に使用されるシートベルト装置に適用してもよいし、車両以外の乗物に使用されるシートベルト装置に適用してもよい等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは勿論である。
1 リトラクタ
2 スプール
3 プリテンショナ
4 駆動輪
5 動力伝達手段
11 ベースフレーム
12 スプリングユニット
13 ロック機構
14 リテーナカバー
15 ビークルセンサ
16 トーションバー
17 シャフトベアリング
41 係合歯
411 第一係合歯
411a 歯面
411b 先端
412 第二係合歯
412a 先端
51 樹脂製長尺物
51a 先端面
51b 側面
51c 凹部
51d 縁部
51e,51f テーパ面
52 パイプ
53 ガス発生器
54 ピストン
55 カバー部材
55a 通路
100 シートベルト装置
101 ガイドアンカー
102 ベルトアンカー
103 バックル
104 トング
111,112 端面
111a,112a 開口部
113 側面
114 タイプレート
131 ロッキングベース
131a ディスク部
131b 駆動輪支持部
131c トーションバー支持部
132 パウル
133 カバープレート
134 ロックギア
134a 外歯
135 フライホイール
136 パウルスプリング
137 フックスプリング

Claims (8)

  1. 乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプールを回転させる複数の係合歯を備えた駆動輪と、緊急時に前記駆動輪に動力を伝達する樹脂製長尺物と、を含むプリテンショナにおいて、
    前記複数の係合歯は、一つの係合歯を前記樹脂製長尺物の先端に略面接触させたときに、前記一つの係合歯に対して反回転方向に隣接する係合歯が前記樹脂製長尺物の側面に接触可能な位置関係を備えている、
    ことを特徴とするプリテンショナ。
  2. 前記一つの係合歯は、前記樹脂製長尺物と面接触する歯面を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のプリテンショナ。
  3. 前記樹脂製長尺物は、前記係合歯の歯面と面接触するテーパ面を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のプリテンショナ。
  4. 前記樹脂製長尺物は、側面に前記隣接する係合歯の先端を係止可能な凹部を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のプリテンショナ。
  5. 乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプールと、緊急時に前記ウェビングを巻き取って弛みを除去するプリテンショナと、を含むリトラクタにおいて、
    前記プリテンショナは、請求項1〜4の何れか一項に記載されたプリテンショナである、ことを特徴とするリトラクタ。
  6. 乗員を拘束するウェビングと、該ウェビングの巻き取りを行うリトラクタと、前記シートに配置されたバックルと、前記ウェビングに配置されたトングと、を含むシートベルト装置において、
    前記リトラクタは、前記ウェビングの巻き取りを行うスプールと、緊急時に前記ウェビングを巻き取って弛みを除去するプリテンショナと、を含み、
    前記プリテンショナは、請求項1〜請求項4の何れか一項に記載されたプリテンショナである、ことを特徴とするシートベルト装置。
  7. 乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプールを回転させる複数の係合歯を備えた駆動輪と、緊急時に前記駆動輪に動力を伝達する樹脂製長尺物と、を含むプリテンショナの製造方法において、
    一つの係合歯を前記樹脂製長尺物の先端に略面接触させたときに、前記一つの係合歯に対して反回転方向に隣接する係合歯が前記樹脂製長尺物の側面に接触するように、前記駆動輪を形成した、
    ことを特徴とするプリテンショナの製造方法。
  8. 前記樹脂製長尺物の側面に前記隣接する係合歯の先端を係止させる凹部を形成した、ことを特徴とする請求項7に記載のプリテンショナの製造方法。

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