JP2018103591A - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置が使用者に応じて予約の可否を自動的に判断し、煩わしい作業をしなくても画像形成装置の使用予約をできるようにする。【解決手段】画像形成装置の操作パネルは、ログアウト状態ではジョブの設定等を受け付けず、ログイン状態ではジョブの設定等を受け付ける。通信部が通信機器から画像形成装置の使用状況の確認要求を受信した場合、画像形成装置の制御部は、確認要求を送信した通信機器(要求機器)に対応する使用者である要求者を認識し、要求機器との通信に基づき予約状態にするか否かを判定する。予約状態の間に要求者の使用者情報が入力されたとき、制御部は操作パネルをログアウト状態からログイン状態とする。予約状態の間、制御部は要求者以外の使用者の新たなログインを拒否する。【選択図】図6

Description

本発明は、予約が可能な画像形成装置及び画像形成システムに関する。
原稿やデータに基づく印刷出力には、画像形成装置が用いられる。画像形成装置には、複合機、プリンター、複写機、ファクシミリ装置などがある。画像形成装置では使用の予約を行えるようにすることがある。例えば、特許文献1には、使用を予約できる画像処理装置の一例が特許文献1に記載されている。
具体的に、特許文献1には、複数のユーザーに共有され、ジョブ処理の時間帯の予約設定を受け付け、予約した時間帯でのジョブ制御方法の設定を受け付け、これらの設定に基づき設定された予約時間帯では予約者のジョブを他のユーザーのジョブに対して優先的に処理する画像処理装置が記載されている(特許文献1:請求項1、段落[0005])。
特開2000−242460号公報
複数人で画像形成装置を共用することが多い。会社の場合、例えば、部署単位やフロア単位で画像形成装置が設置される。画像形成装置では、原稿読み取りを伴うコピーや送信のジョブを行うことができる。このようなジョブは、画像形成装置を直接操作しなければ実行できない。複数人で共用するので、画像形成装置を使用したくても、他人が使用中である場合がある。他人が使用中の場合、画像形成装置の使用希望者は、画像形成装置の使用状況を確認する。
例えば、使用希望者は、座席を離れ、使用状況を目視で確認する。コンピューターを用いて、使用状況を確認できる場合もある。この場合、コンピューターを用いて画像形成装置にアクセスする。そして、コンピューターは画像形成装置から使用状況を取得する。これにより、手元のコンピューターで画像形成装置が空いているか否かを確認できる。空くまで、使用希望者は使用状況の確認を繰り返す必要がある。また、空いたので画像形成装置に向かって移動している間に、他人が画像形成装置を使用し始める場合もある。この場合、使用希望者は自分の座席に戻り、再度、使用状況の確認を繰り返すことになる。
使用希望者の手間を減らすため、画像形成装置の使用を予約できるようにすることがある。しかし、使用を予約するには、予約者が各種情報を入力する必要がある。例えば、予約する時間帯、予約する日時、他のユーザーの使用の可否、ジョブに関する情報などを入力する必要がある。そのため、使用予約の作業が煩わしいという問題がある。予約機能があまり活用されていない。
なお、特許文献1記載の技術は、画像形成装置の使用予約のため、多数の設定を行う必要がある(特許文献1:図19等参照)。従って、上記問題を解決することはできない。
本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、画像形成装置が使用者に応じて予約の可否を自動的に判断し、煩わしい作業をしなくても画像形成装置の使用予約をできるようにする。
上記課題解決のため、請求項1に係る画像形成装置は、通信部、操作パネル、ジョブ実行部、情報入力部、記憶部、制御部を備える。前記通信部は、通信機器と通信を行う。前記操作パネルは、ジョブの設定操作を受け付ける。前記ジョブ実行部は、ジョブを実行する。前記情報入力部は、使用者情報の入力を受け付ける。前記記憶部は、各使用者の前記使用者情報を記憶する。前記制御部は、前記情報入力部に入力された前記使用者情報と前記記憶部の前記使用者情報を照合し、使用者を認証する。前記操作パネルは、ログアウト状態ではジョブの設定及びジョブの実行開始指示を受け付けず、ログイン状態ではジョブの設定及び前記実行開始指示を受け付ける。前記通信部が何れかの前記通信機器から画像形成装置の使用状況の確認要求を受信した場合、前記制御部は、前記確認要求を送信した前記通信機器である要求機器との通信に基づき、前記要求機器に対応する使用者である要求者を認識する。前記制御部は、前記要求機器との通信に基づき予約状態にするか否かを判定する。前記制御部は、前記予約状態にすると判定したとき、自機を前記予約状態とする。前記制御部は、前記予約状態にしないと判定したとき、自機を前記前記予約状態としない。前記予約状態の間に前記要求者の前記使用者情報が前記情報入力部に入力されたとき、前記制御部は、前記操作パネルを前記ログアウト状態から前記ログイン状態とする。前記予約状態の間、前記制御部は前記要求者以外の使用者の新たなログインを拒否する。
本発明によれば、画像形成装置は使用者に応じて予約の可否を自動的に判断する。使用者が煩わしい作業をしなくても画像形成装置の使用を予約することができる。
実施形態に係る画像形成システムの一例を示す図である。 実施形態に係る複合機の一例を示す図である。 実施形態に係る通信機器の一例を示す図である。 実施形態に係る使用者登録画面の一例を示す図である。 実施形態に係る複合機の使用状況の確認と使用予約に関する処理の流れの一例を示す図である。 実施形態に係る複合機の使用状況の確認と使用予約に関する処理の流れの一例を示す図である。 通信機器での使用状況の確認用の画面の一例を示す。 通信機器での使用状況の確認用の画面の一例を示す。 実施形態に係る予約履歴データの一例を示す図である。 実施形態に係る予約詳細設定画面の一例を示す図である。
以下、図1〜図10を用いて、本発明の実施形態に係る画像形成装置、通信機器2、画像形成システム100を説明する。本説明では、画像形成装置として複合機1を例に挙げて説明する。但し、本実施の形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定するものではなく単なる説明例にすぎない。なお、以下の説明では、複合機1の使用状況を確認するための確認要求を複合機1に送信した通信機器2を「要求機器」と称する。要求機器に対応する使用者を「要求者」と称する。
(画像形成システム100の概略構成)
まず、図1に基づき、実施形態に係る画像形成システム100の一例を説明する。図1は、実施形態に係る画像形成システム100の一例を示す図である。
画像形成システム100は、複合機1を含む。また、画像形成システム100は少なくとも1台の通信機器2を含む。通信機器2は、複合機1と通信可能な機器である。通信機器2は、スマートフォン、タブレットコンピューター、PCでもよい。図1では、通信機器2としてスマートフォンとPCを例示している。複合機1は、スマートフォン、タブレットコンピューターと無線通信によりデータをやりとりできる。また、複合機1は、有線又は無線ネットワークを介してPCとデータをやりとりできる。
(画像形成装置)
次に、図2を用いて実施形態に係る複合機1の一例を説明する。図2は、実施形態に係る複合機1の一例を示す図である。
複合機1は制御部10、記憶部11、画像読取部12(ジョブ実行部に相当)、操作パネル13(情報入力部に相当)、印刷部14(ジョブ実行部に相当)、通信部15(ジョブ実行部に相当)、位置検知部16、カードリーダー17(情報入力部に相当)を含む。
制御部10は複合機1の動作を制御する。制御部10は、CPU10a、画像処理部10bを含む。記憶部11は、ROM、RAM、HDDのような装置の組み合わせである。記憶部11は、各種データ、制御用プログラムを記憶する。例えば、記憶部11は制御用データ、設定データ、画像データのようなデータを記憶する。CPU10aは、記憶部11に記憶されたプログラム、データに基づき複合機1の各部(画像読取部12、操作パネル13、印刷部14、通信部15、位置検知部16、カードリーダー17)を制御する。
原稿読み取りを伴うジョブ(コピージョブや送信ジョブ)のとき、制御部10は、画像読取部12に原稿の読み取りを行わせる。画像読取部12は原稿の画像データを生成する。操作パネル13は、表示パネル13a、タッチパネル13b、ハードキー13cを含む。表示パネル13aは、画面、画像を表示する。制御部10は、ジョブの設定に用いる操作画像を表示パネル13aに表示させる。操作画像は、例えば、キーやボタンである。
タッチパネル13bは、表示パネル13aに対して設けられる。タッチパネル13bはタッチ位置を認識する。制御部10は、タッチパネル13bの出力に基づき、操作された操作画像を認識する。制御部10は使用者の操作内容(設定内容)を認識する。操作パネル13は、ハードキー13cを含む。制御部10は操作されたハードキー13cを認識する。例えば、ハードキー13cの1つとしてスタートキーが設けられる。使用者は、スタートキーを操作してジョブの実行開始指示を行える。このように、操作パネル13は、使用者の操作を受け付ける。使用者は操作パネル13にジョブに関する設定を行える。
印刷部14は、給紙部14a、搬送部14b、画像形成部14c、定着部14dを含む。印刷のとき、制御部10は給紙部14aに用紙を給紙させる。制御部10は用紙を搬送部14bに搬送させる。制御部10は、画像データに基づくトナー像を画像形成部14cに形成させる。制御部10は搬送される用紙へのトナー像の転写を画像形成部14cに行わせる。制御部10は、用紙に転写されたトナー像の定着を定着部14dに行わせる。制御部10は、搬送部14bや定着部14dに定着後の用紙を機外に排出させる。
通信部15は、ネットワーク通信部15aと無線通信部15bを含む。ネットワーク通信部15aは、有線ネットワークを介し、通信機器2と通信する。ネットワーク通信部15aにより、制御部10は通信機器2とデータ(信号)をやりとりできる。ネットワーク通信部15aは、ネットワーク通信用の回路を含む。ネットワーク通信部15aは、通信機器2から送信された印刷用データを受信できる。印刷用データは画像データやページ記述言語で記述されたデータを含む。制御部10は受信した印刷用データに基づき、印刷部14に印刷させる(プリントジョブ)。
無線通信部15bは、無線通信により通信機器2と通信できる。無線通信部15bは、無線通信用の回路、メモリー、アンテナを含む。無線通信部15bにより、制御部10は通信機器2とデータ(信号)をやりとりできる。
位置検知部16は、複合機1の設置位置を検知するための回路である。例えば、位置検知部16は、衛星からのGPS信号に基づき、複合機1の位置を検知する。位置検知部16は、処理回路、メモリー、アンテナを含む。アンテナはGPS信号を受信する。メモリーは、GPS信号に基づく位置検知に関するデータやプログラムを記憶する。位置検知部16のアンテナは、複数の人工衛星から発信されたそれぞれのGPS信号を受信する。異なる人工衛星から発信されたGPS信号に基づき、処理回路は、複合機1の現在位置を演算で求める。制御部10は、位置検知部16の処理に基づき、複合機1の位置(座標)を認識する。なお、位置検知部16は、GPS信号以外の信号を用いて、複合機1の位置を検知してもよい。
カードリーダー17は、使用者情報4を記憶したIDカードを読み取る装置である。カードリーダー17は、カードリーダー17にセットされた、または、かざされたIDカードから使用者情報4を読み取る。使用者情報4に基づく認証の詳細は後述する。
(通信機器2)
次に、図3を用いて、実施形態に係る通信機器2の一例を説明する。図3は、実施形態に係る通信機器2の一例を示す図である。
通信機器2は、処理部20、記憶デバイス21、ディスプレイ22、入力デバイス23、送受信部24、位置検知部25を含む。
処理部20は、通信機器2の動作を制御する。例えば、処理部20はCPUやSoCを含む基板である。記憶デバイス21は、ROM、RAM、フラッシュメモリーを含む。記憶デバイス21は、制御プログラム、制御データ、画像データを記憶する。また、記憶デバイス21は、複数のアプリケーション3を記憶する。アプリケーション3には、複合機1の使用状況を確認するための確認用アプリケーション3aが含まれる。処理部20は、通信機器2の記憶デバイス21に記憶されたOS、プログラム、アプリケーション3、データに基づき、通信機器2の動作を制御する。
ディスプレイ22は、処理部20の制御により、画像、画面を表示する。ディスプレイ22は、液晶パネルや有機ELパネルのような表示用パネルである。入力デバイス23は、使用者の操作を受け付けるデバイスである。入力デバイス23にはタッチパネル2、キーボード、マウスなどを用いることができる。他のデバイスを入力デバイス23として用いてもよい。入力デバイス23からの信号に基づき、処理部20は、使用者の操作内容を認識する。例えば、入力デバイス23からの信号に基づき、処理部20は、アイコン、ボタン、キー、タブのような操作用画像が操作されたことを認識する。使用者は、入力デバイス23を操作してアプリケーション3を起動(利用)できる。処理部20は、起動要求がなされたアプリケーション3を実行する。
送受信部24は、複合機1と通信を行う。無線通信により複合機1と通信する通信機器2の場合、送受信部24は、アンテナ、通信回路、通信メモリーを含む。有線通信により複合機1と通信する通信機器2の場合、送受信部24は、ネットワーク通信用の回路、通信メモリー、ソケットを含む。送受信部24は、無線又は有線により、複合機1の通信部15(ネットワーク通信部15a又は無線通信部15b)とデータを送受信する。
位置検知部25は、通信機器2の設置位置を認識するための回路である。例えば、位置検知部25は、衛星からのGPS信号に基づき、通信機器2の位置(座標)を認識する。位置検知部25は、処理回路、メモリー、GPS信号を受信するアンテナを含む。メモリーは、GPS信号に基づく位置検知に関するデータやプログラムを記憶する。位置検知部25のアンテナは、複数の人工衛星から発信されたそれぞれのGPS信号を受信する。位置検知部25の処理回路は、異なる人工衛星から発信されたGPS信号に基づき、通信機器2の現在位置を演算で求める。処理部20は、位置検知部25の処理に基づき、通信機器2の位置(座標)を認識できる。
(使用者の登録と使用者の認証)
次に、図2、図4を用いて、実施形態に係る複合機1での使用者の登録と使用者の認証の一例を説明する。図4は、実施形態に係る使用者登録画面51の一例を示す図である。
制御部10は使用者を認識する。言い換えると、制御部10は複合機1の使用者を認証する。これにより、制御部10は、誰が複合機1を使用しているか、誰のジョブを実行しているかを認識できる。使用者の認証のため、予め各使用者の情報(使用者情報4)が複合機1に登録される。操作パネル13を操作することにより、使用者を登録することができる。例えば、使用者の登録は複合機1の管理者が行う。登録された使用者情報4は記憶部11に記憶される(図1参照)。
所定の操作がなされたとき、制御部10は、使用者登録画面51を表示パネル13aに表示させる。図4は使用者登録画面51の一例を示す。図4に示すように、使用者に関する項目として、ユーザー名、ログインパスワード、ログインユーザー名、所属部門、アクセスレベル、通信機器アドレス、メールアドレスなどがある。各項目に1つの変更キーK1が設けられる。管理者は、設定したい項目に対応するキーを操作する。変更キーK1が操作されたとき、制御部10は、ソフトウェアキーボード画面を表示パネル13aに表示させる。管理者は、ソフトウェアキーボード画面を操作する。そして、設定したい項目の内容を入力する。このように、管理者は登録しようとする使用者の情報を入力する。
例えば、ユーザー名の項目に対応する変更キーK1が操作されたとき、制御部10は、ソフトウェアキーボード画面を表示させる。管理者は、登録しようとする使用者のユーザー名を入力する。図4は、使用者のユーザー名として、「abcdef」を設定した状態を示す。
登録キーK2が操作されたとき、制御部10は、各項目の内容を使用者情報4として記憶部11に記憶させる。複合機1の使用を許可する使用者ごとに、使用者情報4の入力と登録がなされる。制御部10は、記憶部11に記憶された使用者情報4を用いて、使用者を認証する。
なお、新規キーK3を操作することにより、新たな使用者の登録を開始することができる。新規キーK3が操作されたとき、各項目の情報がリセットされる。呼び出しキーK4を操作することにより、使用者を選択することができる。そして、選択した使用者の(登録済の)使用者情報4を呼び出すことができる。登録済みの使用者情報4が呼び出されたとき、管理者は変更したい項目の変更キーK1を操作する。これにより、登録済みの使用者情報4のうち、所望の項目の内容を変更することができる。使用者情報4の変更があったとき、制御部10は、変更後の使用者情報4を記憶部11に記憶させる。
ここで、使用者は通信機器2を用いて、複合機1の使用状況を確認できる。使用者は通信機器2を介して複合機1にアクセスできる。そこで、図4に示すように、使用者が使用する(所持する)通信機器2のアドレスを登録することができる。通信機器2を特定できようなアドレスが設定される。例えば、通信機器2のMACアドレスを登録することができる。他種のアドレスを登録できるようにしてもよい。通信部15は、通信時、通信機器2のアドレスを取得する。制御部10は、使用者情報4の中から取得したアドレスと一致するアドレスを探す。制御部10は、アドレスが一致した使用者を通信機器2に対応する使用者と認識する。
次に、使用者の認証を説明する。複合機1を使用するには、使用者の認証を受ける必要がある。使用者を認証できたとき、制御部10は、操作パネル13をログアウト状態からログイン状態とする。ログイン状態では、コピーや送信のようなジョブに関する設定やジョブの実行開始指示を行うことができる。ログイン状態でジョブの実行開始指示がなされたとき(スタートキーが操作されたとき)、制御部10は、ジョブ実行部にジョブを開始させる。
なお、コピージョブの場合、原稿の読み取りと印刷が行われる。そのため、コピージョブの場合、ジョブ実行部には、画像読取部12、印刷部14が含まれる。スキャン送信ジョブの場合、原稿読み取りと画像データの送信が行われる。そのため、スキャン送信ジョブの場合、ジョブ実行部には、画像読取部12、通信部15が含まれる。
ログアウト状態(ログインしていない状態)では、制御部10は、ジョブに関する設定画面を表示パネル13aに表示させない。そのため、ログイン状態では、ジョブに関する設定を行うことができない。また、ログアウト状態では、操作パネル13にジョブの実行開始指示がなされても、制御部10は、ジョブ実行部にジョブを開始させない。
使用者が認証を受けるには(ログインするには)、操作パネル13に、使用者情報4を入力する必要がある。複合機1では、ログインユーザー名とパスワードの入力が求められる。他種の使用者情報4の入力を求めてもよい。使用者は、操作パネル13に表示されたソフトウェアキーボード画面を操作する。タッチパネル13bは、ログインユーザー名とパスワードの入力を受け付ける。制御部10は、タッチパネル13bの出力に基づき、入力されたログインユーザー名とパスワードを認識する。
制御部10は、記憶部11に記憶された使用者情報4と、入力された使用者情報4(ログインユーザー名及びパスワード)を照合する。具体的に、制御部10は、記憶部11に記憶された使用者情報4のうち、入力されたログインユーザー名及びパスワードと一致する使用者を検索する。制御部10は、一致した使用者を複合機1の使用者と認証する。制御部10は、操作パネル13をログイン状態とする。一致する使用者がいない場合、制御部10は、操作パネル13をログアウト状態で維持する。なお、所定のログアウト条件が満たされたとき、制御部10は、操作パネル13をログイン状態からログアウト状態にする。例えば、ジョブ完了後、または、操作パネル13に最後に操作がなされてから所定時間が経過したとき、制御部10は、ログイン状態の操作パネル13を自動的にログアウト状態にする。
なお、IDカードを利用して使用者の認証が行われてもよい。この場合、各使用者は、IDカードを所持する。使用者のIDカードには、自己の使用者情報4が記憶される。複合機1を使用したい使用者は、カードリーダー17にIDカードを読み取らせる。カードリーダー17は、IDカードに記憶された使用者情報4を読み出す。制御部10は、記憶部11に記憶された使用者情報4のうち、カードリーダー17が読み出した使用者情報4と一致する使用者を検索する。制御部10は、一致した使用者を複合機1の使用者と認証する。制御部10は操作パネル13をログイン状態とする。一致する使用者がいない場合、制御部10は操作パネル13をログアウト状態で維持する。このように、操作パネル13やカードリーダー17が情報入力部として機能する。
(使用状況の確認と使用予約)
次に、図5〜図9に基づき、実施形態に係る複合機1の使用状況の確認と使用予約に関する処理の流れの一例を説明する。図5、図6は、実施形態に係る複合機1の使用状況の確認と使用予約に関する処理の流れの一例を示す図である。一連の流れを図5、図6に分割している。図7、図8は、通信機器2での使用状況の確認用の画面の一例を示す。図9は実施形態に係る予約履歴データ6の一例を示す図である。
各使用者は、通信機器2を用いて複合機1の使用状況を確認することができる。言い換えると、リモートでスマートフォンやPCから複合機1の使用状況を確認することができる。使用状況を確認したい場合、使用状況の確認に用いるアプリケーション3(確認用アプリケーション3a)を起動する必要がある。使用者は、通信機器2を操作し、確認用アプリケーション3aを起動させる。確認用アプリケーション3aの起動指示がなされたとき、処理部20は、確認用アプリケーション3aを読み出す。処理部20は、確認用アプリケーション3aを起動させる。
図5のフローチャートのスタートは、確認用アプリケーション3aの起動後、使用者が複合機1の使用状況の確認を行うための入力を入力デバイス23に行った時点である。言い換えると、使用者が使用状況を問い合わせるための操作を通信機器2に行った時点である。この入力操作に応じて、処理部20は複合機1の通信部15に向けて確認要求を送受信部24に送信させる(ステップ♯1)。そして、複合機1の通信部15は確認要求を受信する。
図7、図8は、通信機器2で確認用アプリケーション3aを起動させている状態を示す。図7、図8では、通信機器2としてスマートフォンを用いる例を示す。図7、図8の確認用アプリケーション3aでは、複合機1(画像形成装置)とチャット形式でやりとりが行われる。使用状況を問い合わせるとき、使用者は、使用状況を問い合わせるためのテキストを入力する。所定の操作(画面のタッチ)がなされたとき、処理部20は、ソフトウェアキーボード画面をディスプレイ22に表示させる。使用者は、ソフトウェアキーボード画面で使用状況の問い合わせるためのテキストを入力する。図7、図8では、「使用状況を教えて」のテキストを入力した例を示している。
処理部20は入力された文字列を認識する。入力されたテキストに基づき、処理部20は、使用者の要求を認識する。処理部20は、自然言語処理を行って使用者の要求を認識する。例えば、処理部20は、「を」の部分を助詞と認識する。処理部20は、「教えて」の部分に基づき、要求であることを認識する。そして、処理部20は、「使用状況」の部分に基づき、複合機1の使用状況の確認要求であると認識する。この認識に基づき、処理部20は、複合機1の通信部15に向けて、確認要求を送受信部24に送信させる。
制御部10は、確認要求を送信した通信機器2である要求機器に対応する使用者(要求者)を認識する(ステップ♯2)。通信部15は、要求機器のアドレスを取得する。制御部10は、使用者情報4のうち、通信部15が取得したアドレスと一致する使用者を認識する。制御部10はこの使用者を要求機器に対応する使用者(要求者)と認識する。
また、確認用アプリケーション3aで使用者名や、ログインユーザー名や、ログインパスワードのような使用者情報4を登録できるようにしてもよい。通信機器2で登録された使用者情報4は、通信機器2の記憶デバイス21に不揮発的に記憶される。処理部20は、記憶デバイス21に記憶された使用者情報4を付した確認要求を送受信部24に送信させてもよい。この場合、通信部15は、使用者情報4が付された確認要求を受信する。制御部10は、添付された使用者情報4に基づき、要求者を認識できる。
制御部10は複合機1の使用状況を確認する(ステップ♯3)。ジョブを実行している場合、制御部10は、ジョブ実行中と認識する。例えば、コピージョブを実行中のとき、制御部10はコピージョブ実行中と認識する。また、操作パネル13がログイン状態である場合、制御部10は、使用中と認識する。また、操作パネル13がログアウト状態であり、ジョブも実行していないとき、制御部10は、複合機1が空いていると認識する。予約状態であるとき、制御部10は複合機1が予約状態であると認識する。
続いて、制御部10は、要求機器に向けて、複合機1の使用状況を示すデータを通信部15に送信させる(ステップ♯4)。つまり、複合機1は使用状況を通信機器2に送信する。送受信部24はデータを受信する。図7、図8に示すように、処理部20は、受信したデータに基づくメッセージをディスプレイ22に表示させる。図7、図8は、使用中である旨のメッセージが通信機器2で表示された例を示す。ジョブ実行中のメッセージが表示される場合もある。複合機1が空いている旨のメッセージが表示される場合もある。予約状態である旨のメッセージが表示される場合もある。
制御部10は、送受信部24に向けて、要求機器の位置情報の要求を通信部15に送信させる(ステップ♯5)。処理部20は、受信した要求に基づき、通信部15に向けて位置情報を送受信部24に送信させる(ステップ♯6)。位置情報の要求を受けたとき、通信機器2の位置検知部25は現在位置を検知する。処理部20は、検知できた現在位置を示す位置情報を送信させる。処理部20は、確認用アプリケーション3aの起動からステップ♯5の間に現在位置の検知を位置検知部25に行わせておいてもよい。この場合、複合機1からの位置情報の要求を受けて直ぐに位置情報を送信することができる。
制御部10は、通信部15が取得した位置情報に基づき、複合機1と要求機器の距離を求める(ステップ♯7)。複合機1の位置検知部16は、複合機1の位置(座標)を検知できる。制御部10は、要求機器の座標と複合機1の座標に基づき、距離を求める。
制御部10は、求めた距離が予め定められた基準距離L1以上であるか否かを確認する(ステップ♯8)。例えば、基準距離L1は、10〜15m程度とすることができる。求めた距離が基準距離L1未満のとき、制御部10は、複合機1を予約状態にしないと判定する(ステップ♯9)。複合機1を予約状態にしないと判定したとき、本フローは終了する(エンド)。その結果、複合機1は予約状態とならない。
求めた距離が基準距離L1以上のとき(ステップ♯8のYes)、制御部10は、要求機器に対応する使用者(要求者)が予約不要者であるか否かを確認する(ステップ♯10)。制御部10は、予約履歴データ6に基づき予約不要者を判定する。予約履歴データ6及び予約不要者の判定の詳細は後述する。
要求者が予約不要者でないとき(ステップ♯10のNo)、制御部10は、複合機1を予約状態にすると判定する(ステップ♯11)。そして、制御部10は、複合機1を予約状態とする(ステップ♯12)。要求者の使用を確保するため、制御部10は複合機1を予約状態とする。複合機1を予約状態にしたとき、制御部10は、予約した旨の通知を通信部15に送信させてもよい。具体的に、制御部10は、要求機器の送受信部24に向けて、複合機1の予約通知を通信部15に送信させる。予約通知を受信したとき、要求機器の処理部20は、複合機1の予約が完了した旨のメッセージをディスプレイ22に表示させる(図7参照)。
要求者が予約不要者であるとき(ステップ♯10のYes)、制御部10は、要求機器の送受信部24に向けて、予約が必要か否かの問い合わせを通信部15に送信させる(ステップ♯13)。予約要否の問い合わせを送受信部24が受信したとき、要求機器の処理部20は、問い合わせに対応するメッセージをディスプレイ22に表示させる。図8のうち、上から3つ目のメッセージは、ステップ♯13の問い合わせに対応するメッセージである。図8に示すように、処理部20は、予約必要回答用の予約ボタンK5をディスプレイ22に表示させる。予約ボタンK5が操作されたとき、処理部20は、通信部15に向けて予約必要回答を送受信部24に送信させる。つまり、予約必要回答は、問い合わせに対する応答である。
制御部10は、要求機器から予約必要回答を受信したか否かを確認する(ステップ♯14)。言い換えると、制御部10は、要求機器で予約ボタンK5が操作されたか否かを確認する。ここで、予約必要回答を待ち続けることは、制御部10の処理の負担を増加させる。そこで、予約必要回答を待つ時間に制限を設けてもよい。制御部10は、問い合わせの送信から予め定められた待ち時間が経過するまで予約必要回答を待つようにしてもよい。予約必要回答がないまま待ち時間が経過したとき、制御部10は、ステップ♯14がNoであると判定する。また、制御部10は、要求機器の使用者以外の者が新たに認証を受けたとき、制御部10は、ステップ♯14がNoであると判定してもよい。
要求機器からの予約必要回答がないとき(ステップ♯14のNo)、制御部10は複合機1を予約状態にしないと判定する(ステップ♯9)。そして、本フローは終了する(エンド)。予約必要回答を受信したとき(ステップ♯14のYes)、制御部10は、複合機1を予約状態とする(ステップ♯12)。図8では、予約必要回答に基づく予約通知を受信したときの通信機器2で表示されるメッセージの一例を示している。
予約状態の間、制御部10は、要求者以外の使用者の新たなログインを拒否する。予約状態になってから解除されるまでの間に要求者以外の使用者情報4が情報入力部に入力されても、制御部10は、操作パネル13をログアウト状態で維持させる。
ここで、予約状態にする前から別の使用者がログインしている場合もある。言い換えると、予約状態とした時点で、別の使用者が操作パネル13でジョブの設定を行っている場合がある。当該別の使用者については、制御部10は、予約状態でも、ジョブの設定及びジョブの実行開始指示を操作パネル13に受け付けさせる。また、当該別の使用者によりジョブの実行開始指示がなされたとき、制御部10は、そのジョブを最後までジョブ実行部に実行させる。この場合、ジョブの開始に伴い、制御部10は操作パネル13をログアウト状態にする。なお、当該別の使用者が操作パネル13を最後に操作してから所定時間が経過したとき、制御部10は、操作パネル13を自動的にログアウト状態にする。
また、予約状態の間、制御部10は、規制対象外のジョブを除き、新たなジョブをジョブ実行部に実行させない。予約状態にする前からログインしていた使用者により実行開始指示されたジョブは規制対象外のジョブである。また、予約状態とした時点で実行されているジョブは停止しない。制御部10は、予約状態とした時点で実行されているジョブについては最後までジョブ実行部に実行させる。ジョブ終了時に操作パネル13がログイン状態であるとき、制御部10は操作パネル13をログアウト状態にする。
複合機1を予約状態としたとき、制御部10は予約履歴データ6を記憶部11に更新させる(ステップ♯15)。予約履歴データ6は予約状態にした使用者(要求者)と予約状態にした日時を含む(図1、図9参照)。予約履歴データ6は使用者ごとに記録される。
続いて、制御部10は、通信部15が要求機器からの予約キャンセル通知を受信したか否かを確認する(ステップ♯16)。予約キャンセル通知は、予約通知の応答として送信される。予約通知を受信したとき、要求機器の処理部20は、複合機1の予約した旨のメッセージとともに、予約キャンセルボタンK6をディスプレイ22に表示させる(図7、図8参照)。予約キャンセルボタンK6が操作されたとき、処理部20は、予約キャンセル通知を送受信部24に送信させる。
予約キャンセル通知を受信したとき(ステップ♯16のYes)、制御部10は、予約履歴データ6を記憶部11に更新させる(ステップ♯17)。記憶部11は、キャンセルされた予約に対応するデータに、予約キャンセルを示すデータを付加する。予約履歴データ6は、各予約の履歴を含む。ステップ♯17の更新により、予約の履歴ごとに、予約がキャンセルされたか否かを示すデータが付される。図9に示す予約履歴データ6のうち、上から1番目と4番目の予約の履歴には、予約キャンセル通知がなされたことを示すデータが付されている。予約キャンセル通知を受信したとき、制御部10は、複合機1の予約状態を解除する(ステップ♯18)。そして、本フローは終了する(エンド)。予約状態の解除により、だれでも複合機1を利用できるようになる。
ここで、ステップ♯10における予約不要者の判定を説明する。ステップ♯10では、制御部10は、要求者が予約不要者であるか否かを確認する。制御部10は、予約履歴データ6に基づき判定する。具体的に、制御部10は、複合機1を予約したものの、所定回数連続して予約をキャンセルしている使用者を予約不要者と判定する。所定回数は適宜設定することができる。例えば、所定回数は3回とできる。
ステップ♯10の判定のとき、制御部10は、使用者のうち、直近の所定回数の予約の全てをキャンセルしている使用者を予約不要者と判定する。なお、直近の所定回数の予約の全てをキャンセルしていない使用者については、制御部10は、予約不要者でないと判定する。そして、制御部10は、判定した予約不要者に要求者が含まれているか否かを確認する。含まれているとき、制御部10は、要求者が予約不要者と認識する。含まれていないとき、制御部10は、要求者が予約不要者ではないと認識する。
予約キャンセル通知を受信していないとき(ステップ♯16のNo)、制御部10は、複合機1が使用中であるか否かを確認する(ステップ♯19)。予約状態になる前から実行していたジョブをまだ実行しているとき、制御部10は複合機1が使用中と判定する。また、予約状態になる前からログインしている使用者がまだログインしているとき、制御部10は、複合機1が使用中と判定する。予約状態への移行前からログインしている使用者が実行開始指示を出したジョブを実行しているとき、制御部10は複合機1が使用中と判定する。ジョブを実行しておらず、また、ログアウト状態のとき、制御部10は複合機1が使用中でないと判定する。
使用中であるとき(ステップ♯19のYes)、フローはステップ♯16に戻る。複合機1が使用中でないと判定できたとき(ステップ♯19のNo)、制御部10は、空き通知を通信部15に送信させる(ステップ♯20)。空き通知は、複合機1が空いていることを知らせる通知である。具体的に、制御部10は、要求機器の送受信部24に向けて、空き通知を通信部15に送信させる。空き通知を受信したとき、処理部20は、複合機1が空いた旨のメッセージをディスプレイ22に表示させる。これにより、使用者は複合機1が使用中でないことを認識できる。
複合機1が空いたので、要求者は複合機1を使用できる。そこで、制御部10は、要求者の使用者情報4の入力があったか否かを確認する(ステップ♯21)。言い換えると、制御部10は、要求者のログインがあったか否かを確認する。具体的に、制御部10は、要求者に対応する使用者情報4(ログインユーザー名やパスワード)の操作パネル13への入力の有無を確認する。あるいは、制御部10は、カードリーダー17が要求者に対応する使用者情報4を記憶したIDカードを読み取ったか否かを確認する。
要求者の使用者情報4の入力があったとき(ステップ♯21のYes)、制御部10は、操作パネル13を要求者によるログイン状態とする(ステップ♯22)。そして、制御部10は、複合機1の予約状態を解除する(ステップ♯20→エンド)。これにより、要求者は、操作パネル13に、ジョブに関する設定を行うことができる。また、要求者は、複合機1にジョブを実行させることができる。他人の使用終了を待たずに、要求者は複合機1を使用できる。
要求者の使用者情報4の入力がないとき(ステップ♯21のNo)、制御部10は、制御部10は、空き通知から予め定められた自動解除時間が経過したか否かを確認する(ステップ♯23)。予約状態では、他の使用者が複合機1を使用できない。予約状態が長く続きすぎることは好ましくない。複合機1の使用の機会を制限しすぎるおそれがある。自動解除時間は適宜定めることができる。例えば、自動解除時間は、1〜数分(3分)程度とすることができる。
そこで、空き通知から予め定められた自動解除時間が経過したとき(ステップ♯23のYes)、制御部10は、複合機1の予約状態を解除する(ステップ♯20→エンド)。言い換えると、制御部10は、要求者の使用の確保を自動的に止める。一方、空き通知から予め定められた自動解除時間が経過していないとき(ステップ♯23のNo)、フローは、ステップ♯21に戻る。
(使用者ごとの予約に関する設定)
次に、実施形態に係る複合機1での使用者ごとの予約に関する設定の一例を説明する。図10は実施形態に係る予約詳細設定画面52の一例を示す図である。
複合機1では、使用者ごとに、使用予約に関する詳細な設定を行うことができる。複合機1では、予約詳細設定画面52が用意される。タッチパネル13b、又は、ハードキー13cに所定の操作がなされたとき、制御部10は、予約詳細設定画面52を表示パネル13aに表示させる。なお、使用者登録画面51で使用者の登録が行われたとき、制御部10は、登録した使用者に関する予約詳細設定画面52を表示パネル13aに表示させてもよい。
予約詳細設定画面52には、使用者表示欄C1、使用者選択キーK7、必要キーK8、不必要キーK9、基準距離記入欄C2、履歴判定ONキーK10、履歴判定OffキーK11が設けられる。例えば、複合機1の管理者が予約詳細設定画面52で設定を行う。
制御部10は、設定する使用者を使用者表示欄C1に表示させる。使用者選択キーK7が操作されたとき、制御部10は登録されている使用者の一覧を表示パネル13aに表示させる。予約に関する設定を行う使用者を一覧の中から選択することができる。図10は、「abcdef」という使用者が選択されている状態を示す。
必要キーK8と不必要キーK9は、選択している使用者による複合機1の予約を認めるか否かを設定するためのキーである。必要キーK8は、複合機1の予約を許可するためのキーである。不必要キーK9は、複合機1の予約を一切認めないようにするためのキーである。操作パネル13は、使用者ごとに、複合機1の予約を許可するか否かの設定を受け付ける。必要キーK8が操作された使用者が要求者のときのみ、制御部10は複合機1を予約状態とする。
基準距離記入欄C2が操作されたとき、制御部10は、数字入力用のソフトウェアキーボード画面を表示パネル13aに表示させる。このソフトウェアキーボード画面で数字を入力する。これにより、選択している使用者の基準距離L1を設定することができる。つまり、操作パネル13は、使用者ごとの基準距離L1の設定を受け付ける。記憶部11は、使用者ごとに設定された基準距離L1を記憶する(図1参照)。制御部10は、要求者に対応する基準距離L1に基づき、複合機1を予約状態にするか否かを判定する。
予約履歴データ6に基づき複合機1の予約を行うか否かの判定を行うとき、履歴判定ONキーK10が操作される。履歴判定ONキーK10が操作された使用者が要求者の場合、図5のフローチャートのステップ♯10が実行される。ステップ♯10がYesのとき、ステップ♯13、ステップ♯14が実行される。
複合機1の予約を行うか否かの判定に予約履歴データ6を用いないとき、履歴判定OffキーK11が操作される。履歴判定OffキーK11が操作された使用者が要求者の場合、図5のフローチャートのステップ♯10はスキップされる。その結果、要求機器と複合機1の距離が基準距離L1以上であれば、制御部10が複合機1を予約状態とする。このように、予約履歴データ6を用いるか否かを設定することができる。使用者ごとに、予約のされやすさに差を持たせることができる。
このようにして、実施形態に係る画像形成装置は、通信部15、操作パネル13、ジョブ実行部(画像読取部12、画像形成部14c、通信部15)、情報入力部(操作パネル13、カードリーダー17)、記憶部、制御部10を備える。通信部15は、通信機器2と通信を行う。操作パネル13は、ジョブの設定操作を受け付ける。ジョブ実行部は、ジョブを実行する。情報入力部は、使用者情報4の入力を受け付ける。記憶部は、各使用者の使用者情報4を記憶する。制御部10は、情報入力部に入力された使用者情報4と記憶部の使用者情報4を照合し、使用者を認証する。操作パネル13は、ログアウト状態ではジョブの設定及びジョブの実行開始指示を受け付けず、ログイン状態ではジョブの設定及び実行開始指示を受け付ける。通信部15が何れかの通信機器2から画像形成装置の使用状況の確認要求を受信した場合、制御部10は、確認要求を送信した通信機器2である要求機器との通信に基づき、要求機器に対応する使用者である要求者を認識する。制御部10は、要求機器との通信に基づき予約状態にするか否かを判定する。制御部10は、予約状態にすると判定したとき、自機を予約状態とする。制御部10は、予約状態にしないと判定したとき、自機を予約状態としない。予約状態の間に要求者の使用者情報4が情報入力部に入力されたとき、制御部10は操作パネル13をログアウト状態からログイン状態とする。予約状態の間、制御部10は要求者以外の使用者の新たなログインを拒否する。
これにより、使用希望者は使用状況の確認要求をするだけで画像形成装置の使用を予約することができる。使用予約のために使用者は複雑な設定、操作を行う必要がない。容易に画像形成装置の使用を予約することができる。また、予約を認めるか否かは、画像形成装置が自動的に判断する。確認要求を受信したとき、必ず予約状態にするわけではない。予約が必要か否かは自動的に判断される。
画像形成装置と距離が離れている者は、画像形成装置が空いているか確認しづらい場合が多い。また、画像形成装置と距離が離れている場合、画像形成装置に向かって移動している間に、別の人が画像形成装置の使用を開始することもある。つまり、割り込まれることがある。一方、画像形成装置と距離が近いほど、動作音や目視で画像形成装置が空いているか確認しやすい。そこで、通信部15が確認要求を受信した場合、制御部10は、要求機器の位置を示す位置情報を要求機器から通信部15に取得させる。制御部10は、取得された位置情報に基づき画像形成装置と要求機器の距離を求める。求めた距離が予め定められた基準距離L1以上のとき、制御部10は予約状態にすると判定する。求めた距離が基準距離L1未満のとき、制御部10は予約状態にしないと判定する。これにより、画像形成装置と距離が離れている使用者は、確認要求を行うだけで、画像形成装置を予約状態とすることができる。画像形成装置と距離が離れている使用者は、何度も画像形成装置の使用状況を確認しなくてすむ。また、割り込みされる懸念を無くすこともできる。
また、操作パネル13は、使用者ごとの基準距離L1の設定を受け付ける。記憶部は、使用者ごとに設定された基準距離L1を記憶する。通信部15が確認要求を受信した場合、制御部10は、要求者について設定された基準距離L1に基づき、予約状態にするか否かを判定する。これにより、各使用者について基準距離L1を設定することができる。各使用者の基準距離L1の値を調整することにより、使用者単位で予約のされやすさを設定することができる。例えば、座席が画像形成装置に近く、画像形成装置の空き使用状況を容易に確認できる使用者の予約の必要性は低い。このような使用者については、基準距離L1を、座席から画像形成装置までの距離よりも長くする。これにより、座席から確認要求を送信しても予約状態になることがない。座席の位置が画像形成装置から遠く、画像形成装置の空き使用状況を確認しづらい使用者の予約の必要性は高い。このような使用者については、基準距離L1を、座席から画像形成装置までの距離よりも短くする。これにより、距離が遠い使用者の使用を確保することができる。
また、自機を予約状態とした場合、制御部10は要求機器に向けて予約通知を通信部15に送信させる。予約通知の応答として予約キャンセル通知を要求機器から受信したとき、制御部10は予約状態を解除する。これにより、不要な予約を解除することができる。
また、制御部10は、通信機器2ごとに予約キャンセル通知を受信した履歴を含む予約履歴データ6を記憶部に記憶させる。制御部10は、予約履歴データ6に基づき予約不要者を判定する。要求者が予約不要者のとき、制御部10は予約状態にしないと判定する。これにより、過去の使用者の操作(通信機器2からの返信)に基づき、画像形成装置を予約状態にするか否かを判断することができる。予約不要を返信する可能性が高いとき、画像形成装置を予約状態にしないようにすることができる。
また、予約履歴データ6を用いる設定が操作パネル13になされている場合、制御部10は、予約履歴データ6に基づき予約状態にするか否かを判定する。予約履歴データ6を用いない設定が操作パネル13になされている場合、制御部10は、予約履歴データ6に基づき予約状態するか否かを判定しない。これにより、予約履歴データ6に基づき判定を行うか否かを選択することができる。
また、予約不要者に対応する通信機器2から確認要求を受信した場合、制御部10は、要求機器に向けて、予約が必要か否かの問い合わせを通信部15に送信させる。通信部15が問い合わせに対する応答として予約必要回答を受信したとき、制御部10は自機を予約状態とする。これにより、予約不要を返信する可能性が高い使用者については、確認をとったうえで画像形成装置を予約状態にすることができる。従って、必要がないのに画像形成装置を予約状態にすることをなくすことができる。
また、通信部15が確認要求を受信した場合、制御部10は、要求機器に向けて、使用状況を通信部15に送信させる。これにより、画像形成装置の使用状況を要求機器の使用者に知らせることができる。
予約状態の間、確認要求の送信者以外の者は画像形成装置を使用できない。他人の使用が制限される。そこで、制御部10は、予約状態にした後、自機が使用中でないと判定したとき、要求機器に向けて空き通知を通信部15に送信させる。空き通知を送信してから情報入力部への要求者の使用者情報4の入力がないまま予め定められた自動解除時間が経過したとき、制御部10は予約状態を解除する。これにより、他人の使用を長時間制限することを防ぐことができる。
また、本発明は、画像形成システム100の発明としても捉えることができる。具体的に、画像形成システム100は、通信機器2と画像形成装置を含む。画像形成装置は、通信部15、操作パネル13、ジョブ実行部(画像読取部12、画像形成部14c、通信部15)、情報入力部(操作パネル13、カードリーダー17)、記憶部、制御部10を備える。通信部15は、通信機器2と通信を行う。操作パネル13は、ジョブの設定操作を受け付ける。ジョブ実行部は、ジョブを実行する。情報入力部は、使用者情報4の入力を受け付ける。記憶部は、各使用者の使用者情報4を記憶する。制御部10は、情報入力部に入力された使用者情報4と記憶部の使用者情報4を照合し、使用者を認証する。操作パネル13は、ログアウト状態ではジョブの設定及びジョブの実行開始指示を受け付けず、ログイン状態ではジョブの設定及び実行開始指示を受け付ける。通信部15が何れかの通信機器2から画像形成装置の使用状況の確認要求を受信した場合、制御部10は、確認要求を送信した通信機器2である要求機器との通信に基づき、要求機器に対応する使用者である要求者を認識する。制御部10は、要求機器との通信に基づき予約状態にするか否かを判定する。制御部10は、予約状態にすると判定したとき、自機を予約状態とする。制御部10は、予約状態にしないと判定したとき、自機を予約状態としない。予約状態の間に要求者の使用者情報4が情報入力部に入力されたとき、制御部10は、操作パネル13をログアウト状態からログイン状態とする。予約状態の間、制御部10は要求者以外の使用者の新たなログインを拒否する。
又、本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、携帯機器に利用可能である。また、携帯機器と画像形成装置(判定対象装置)を備えた画像形成システムに利用可能である。
100 画像形成システム 1 複合機(画像形成装置)
10 制御部 11 記憶部
12 画像読取部(ジョブ実行部) 13 操作パネル(情報入力部)
14c 画像形成部(ジョブ実行部) 15 通信部(ジョブ実行部)
17 カードリーダー(情報入力部) 2 通信機器
6 予約履歴データ L1 基準距離

Claims (10)

  1. 通信機器と通信を行う通信部と、
    ジョブの設定操作を受け付ける操作パネルと、
    ジョブを実行するジョブ実行部と、
    使用者情報の入力を受け付ける情報入力部と、
    各使用者の前記使用者情報を記憶する記憶部と、
    前記情報入力部に入力された前記使用者情報と前記記憶部の前記使用者情報を照合し、使用者を認証する制御部と、を備え、
    前記操作パネルは、ログアウト状態ではジョブの設定及びジョブの実行開始指示を受け付けず、ログイン状態ではジョブの設定及び前記実行開始指示を受け付け、
    前記通信部が何れかの前記通信機器から画像形成装置の使用状況の確認要求を受信した場合、
    前記制御部は、
    前記確認要求を送信した前記通信機器である要求機器との通信に基づき、前記要求機器に対応する使用者である要求者を認識し、
    前記要求機器との通信に基づき予約状態にするか否かを判定し、
    前記予約状態にすると判定したとき、自機を前記予約状態とし、
    前記予約状態にしないと判定したとき、自機を前記前記予約状態とせず、
    前記予約状態の間に前記要求者の前記使用者情報が前記情報入力部に入力されたとき、前記操作パネルを前記ログアウト状態から前記ログイン状態とし、
    前記予約状態の間、前記要求者以外の使用者の新たなログインを拒否することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記通信部が前記確認要求を受信した場合、
    前記制御部は、
    前記要求機器の位置を示す位置情報を前記要求機器から前記通信部に取得させ、
    取得された前記位置情報に基づき画像形成装置と前記要求機器の距離を求め、
    求めた前記距離が予め定められた基準距離以上のとき、前記予約状態にすると判定し、
    求めた前記距離が前記基準距離未満のとき、前記予約状態にしないと判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記操作パネルは、使用者ごとの前記基準距離の設定を受け付け、
    前記記憶部は、使用者ごとに設定された前記基準距離を記憶し、
    前記通信部が前記確認要求を受信した場合、
    前記制御部は、前記要求者について設定された前記基準距離に基づき、前記予約状態にするか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 自機を前記予約状態とした場合、
    前記制御部は、前記要求機器に向けて予約通知を前記通信部に送信させ、前記予約通知の応答として予約キャンセル通知を前記要求機器から受信したとき、前記予約状態を解除することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記通信機器ごとに前記予約キャンセル通知を受信した履歴を含む予約履歴データを前記記憶部に記憶させ、
    前記予約履歴データに基づき予約不要者を判定し、
    前記要求者が前記予約不要者のとき、前記予約状態にしないと判定することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記予約履歴データを用いる設定が前記操作パネルになされている場合、
    前記制御部は、前記予約履歴データに基づき前記予約状態にするか否かを判定し、
    前記予約履歴データを用いない設定が前記操作パネルになされている場合、
    前記制御部は、前記予約履歴データに基づき前記予約状態するか否かを判定しないことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記予約不要者に対応する前記通信機器から前記確認要求を受信した場合、
    前記制御部は、前記要求機器に向けて、予約が必要か否かの問い合わせを前記通信部に送信させ、
    前記通信部が前記問い合わせに対する応答として予約必要回答を受信したとき、自機を前記予約状態とすることを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
  8. 前記通信部が前記確認要求を受信した場合、
    前記制御部は、前記要求機器に向けて、使用状況を前記通信部に送信させることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、
    前記予約状態にした後、自機が使用中でないと判定したとき、前記要求機器に向けて空き通知を通信部に送信させ、
    前記空き通知を送信してから前記情報入力部への前記要求者の前記使用者情報の入力がないまま予め定められた自動解除時間が経過したとき、前記予約状態を解除することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 通信機器と画像形成装置と、を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記通信機器と通信を行う通信部と、
    ジョブの設定操作を受け付ける操作パネルと、
    ジョブを実行するジョブ実行部と、
    使用者情報の入力を受け付ける情報入力部と、
    各使用者の前記使用者情報を記憶する記憶部と、
    前記情報入力部に入力された前記使用者情報と前記記憶部の前記使用者情報を照合し、使用者を認証する制御部と、を備え、
    前記操作パネルは、ログアウト状態ではジョブの設定及びジョブの実行開始指示を受け付けず、ログイン状態ではジョブの設定及び前記実行開始指示を受け付け、
    前記制御部は、
    使用者を認証したとき、前記操作パネルを前記ログアウト状態から前記ログイン状態に移行させ、
    前記通信部が何れかの前記通信機器から画像形成装置の使用状況の確認要求を受信した場合、
    前記確認要求を送信した前記通信機器である要求機器との通信に基づき、前記要求機器に対応する使用者である要求者を認識し、
    前記要求機器との通信に基づき予約状態にするか否かを判定し、
    前記予約状態にすると判定したとき、自機を前記予約状態とし、
    前記予約状態にしないと判定したとき、自機を前記前記予約状態とせず、
    前記予約状態の間に前記要求者の前記使用者情報が前記情報入力部に入力されたとき、前記操作パネルを前記ログアウト状態から前記ログイン状態にし、
    前記予約状態の間、前記要求者以外の使用者の新たなログインを拒否することを特徴とする画像形成システム。
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