JP2018103111A - 塗工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基材上に塗布された塗料におけるスジ等の塗工不良の発生を抑制することが可能な塗工装置を提供すること。【解決手段】本開示の塗工装置は、先端面に塗料を吐出するための吐出口を有するダイと、ダイに対して基材を移動させる移動装置と、を備え、ダイに対して移動する基材に対して、ダイから塗料を本体部吐出し、基材上に塗料を塗布するための、塗工装置である。基材がダイに対して移動する速度をV(m/分)とし、ダイの先端面と、基材の移動方向の上流側において先端面に隣接する斜面と、の成す鋭角の角度をΦ(°)とした場合に、「45−900/V≦Φ≦30+500/V」を満たす。【選択図】図4

Description

本開示は、塗工装置に関する。
特開2010−051953号公報(特許文献1)には、塗工用のダイとして、先端面にスリット状の開口(吐出口)を有するダイが開示される。ダイ塗工では、スリットダイの吐出口から、ダイに対して移動する基材上へ、塗料を吐出することで、基材上に塗料が塗布される。
特開2010−051953号公報
本発明者らは、塗工および乾燥等の工程によって得られる製品(電極シート等)の製造効率を従来よりさらに高めるために、塗料として不揮発成分の含有量が多い高粘度の塗料(ペースト)を使用して乾燥工程の時間を短縮すること、および、基材の移動速度を速くして単位時間当たりの塗工面積を増やすことについて、検討を行った。
その結果、本発明者らは、電極シート等の製造工程において、高粘度の塗料を使用し、基材の移動速度を速くした場合、基材上に塗布された塗料にスジ等の部分的な塗工不良が生じやすくなるという問題があることを見出した。
本開示は、上記の課題に鑑みて、塗工装置を用いた電極シート等の製造効率を高めつつ、基材上に塗布された塗料におけるスジ等の塗工不良の発生を抑制することが可能な塗工装置を提供することを目的とする。
本開示の塗工装置は、先端面に塗料を吐出するための吐出口を有するダイと、前記ダイに対して基材を移動させる移動装置と、を備え、
前記ダイに対して移動する前記基材に対して、前記ダイから前記塗料を本体部吐出し、前記基材上に前記塗料を塗布するための、塗工装置である。
前記基材が前記ダイに対して移動する速度をV(m/分)とし、
前記ダイの前記先端面と、前記基材の移動方向の上流側において前記先端面に隣接する斜面と、の成す鋭角の角度をΦ(°)とした場合に、
45−900/V≦Φ≦30+500/V
を満たす。
本開示の塗工装置を用いることで、電極シート等の製造効率を高めつつ、基材上に塗布された塗料におけるスジ等の塗工不良の発生を抑制することができる。その理由は次のように考えられる。
図6を参照して、塗工時において、通常は、基材3の移動方向(塗料1の移動方向)に沿って、空気の流れ(点線矢印)が発生する。なお、この空気は、ダイ2の側方(図6の紙面に垂直な方向)に排出されるため、塗料1に混入せず、塗料1の塗工は通常は妨げられない。
しかし、ダイ2の先端面24(ダイブロック21,22の先端部212,222)において、幅方向の任意の領域(例えば、図8の領域C)で、図7に点線矢印で示されるように、空気の流れがぶつかりあい、乱流が発生して、空気流れの滞留部分が発生する場合がある。特に、塗工速度(基材3がダイ2に対して移動する速度)を速くした場合、このような乱流による空気の対流部分が発生しやすくなる。空気が滞留した部分では、塗料が空気を巻き込む場合があり、その結果、基材上に塗布された塗料に、スジ(線状の未塗工部)10a、スケ(他より塗工量が少ない部分)などの塗工不良が発生する(図8参照)。
なお、一時的にこのような塗工不良部が生じても、塗料の粘度が低ければ、塗料の流動によって不良部がある程度補修される。もしくは、流動性が高いために、不良そのものが生じにくい。しかし、塗料の粘度が高まると、塗料の流動性(塗工性)が低化するため、塗工不良部がそのまま残存し易くなる。
これに対して、本発明者らは、意外にも、ダイの先端部の形状(基材の移動方向の上流側において先端面に隣接する斜面の角度)を調整することにより、ダイの先端面と基材との間の近傍(上記の上流側)において、空気の流れを整えることができ、塗料による空気の巻き込みを抑制できることを見出した。
すなわち、基材がダイに対して移動する速度をV(m/分)とし、ダイの先端面と、基材の移動方向の上流側において先端面に隣接する斜面と、の成す鋭角の角度をΦ(°)とした場合に、Φを「45−900/V」以上「30+500/V」以下の範囲に調整することにより、塗工速度を速くし、高粘度の塗料を用いることにより、電極シート等の製造効率を高めた場合でも、塗料による空気の巻き込みを抑制できることが、本発明者らによって見出された。
したがって、本開示の塗工装置によれば、塗工装置を用いた電極シート等の製造効率を高めつつ、基材上に塗布された塗料におけるスジ等の塗工不良の発生を抑制することができる。
実施形態の塗工装置を説明するための断面模式図である。 実施形態の塗工装置におけるダイを示す斜視図である。 図2に示すダイの分解斜視図である。 実施形態の塗工装置におけるダイの特徴を説明するための断面模式図である。 実施例に用いたダイを説明するための断面模式図である。 通常の塗工時の空気の流れを示す断面模式図である。 塗工不良が発生する場合の塗工時の空気の流れを示す断面模式図である。 基材上の塗料に塗工不良が発生した状態を示す模式図である。
以下、本開示の実施形態について説明する。ただし、本開示はこれらに限定されるものではない。
[塗工装置]
図1を参照して、本実施形態の塗工装置は、ダイ2に対して移動する基材3に対して、ダイ2から塗料1を本体部吐出し、基材3上に塗料1を塗布するための装置である。
塗料1は、塗布性からは低粘度のペーストであることが好ましいが、乾燥コストを低減するために溶媒量を減らすと、背反として塗料の粘度が増大する。塗料の粘度は、例えば、5000〜15000mPa・秒程度である。本実施形態の塗工装置は、このような高粘度の塗料を用いる場合において、特に有用である。なお、粘度(mPa・秒)は、E型回転粘度計を用いて、剪断速度2.51/秒(1rpmに相当)の条件で測定され得る。
塗工装置としては、例えば、ダイコーターなどが挙げられる。ダイコーターの方式は、ロール・ツー・ロール方式であってもよく、枚葉方式であってもよい。なお、図1に示されるように、ロール・ツー・ロール方式のダイコーターでは、通常、ダイ2は移動せず、基材3のみが(実線矢印の方向に)移動する。
ダイ2の導入口20aに接続された塗料タンク等から、塗料1(ペースト)がダイ2の貯留部20に供給される(図3参照)。塗料1は、貯留部20からシム23によって形成されるスロットを経由して、ダイ2の先端面24の吐出口24aから連続的に吐出され、ロール4上で移動している基材3に対して塗料1が塗布される。
具体的に、塗工装置は、ダイ2と、ダイ2に対して基材3を移動させる移動装置と、を備える。例えば、図1に示されるようなロール・ツー・ロール方式の塗工装置において、上記の移動装置は、ロール4と、それを回転させる駆動装置(図示せず)と、から構成される装置である。
ダイ2は、基材3に対して所定の間隔を空けて設置される。なお、基材3は、先端面24の近傍において先端面24と略平行な方向に移動する。
ダイ2の先端面24(ダイリップ)と基材3との隙問(ギャップ)は、所望の塗工幅を達成でき、エアーを巻き込まない程度に、狭くする必要がある。ただし、ダイ2の先端面24における塗料1の圧力が高くなり過ぎて、基材3の切断等が起こらないように、ある程度広くする必要がある。このようなギャップは、通常、μmオーダーであり、例えば、50〜80μm程度である。
なお、例えば、図1に示されるような塗工装置において、ギャップとは、図4(b)に示される上述の仮想面P1(先端面24を含む平面)と仮想面P2(仮想面P1と平行であり、基材3のダイ2側に接する平面)との間の距離Aである。
[ダイ]
図2は、本実施形態の塗工装置におけるダイを示す斜視図であり、図3はその分解斜視図である。主に図2を参照して、本実施形態のダイ2は、その先端面に、塗料を吐出するためのスリット状の吐出口24aを有している。
主に図3を参照して、ダイ2は、一対のダイブロック21,22と、切欠部23aを有するシム23と、を含む。シム23は、一対のダイブロック21,22の間に挟持され、切欠部23aによって、塗料を(導入口20aから貯留部20を経て)吐出口24aへ流すための隙間(スロット)が形成されている。
なお、図2〜図4を参照して、ダイブロック21,22の本体部211,221は、厚みが一定である。一方、ダイ2の先端部212,222の各々の厚みは、本体部211,221から先端面24(吐出口24a)に向かってテーパー状に薄くなっている。ダイ2の先端部212の先端面212a(先端面24)における厚み(図4(b)に示すBの長さ)は、例えば、2〜4mm程度である。
なお、先端面24は、平面であり、図4(a)に示されるように、ダイブロック21の先端面212a、ダイブロック22の先端面222a、シム23の先端面23b、および、吐出口24aの開口面を含む面である。
そして、図4(a)および(b)を参照して、本開示の塗工装置に用いられるダイにおいて、ダイ2の先端面24(上記の仮想面P1)と、基材3の移動方向の上流側(図の下方側)において先端面24に隣接する斜面212bと、の成す鋭角の角度をΦ(°)とする。なお、斜面212bは平面であり、斜面212bと先端面24とは、吐出口24aの長手方向(基材3の幅方向)と平行な直線(交線)で接している。また、基材3がダイ2に対して移動する速度をV(m/分)とする。
この場合において、本実施形態に用いられるダイ2のダイブロック21の先端部212の形状は、
45−900/V≦Φ≦30+500/V
を満たすように、設計されている。
Vは、比較的高速であることが好ましく、例えば、35〜60m/分程度である。本実施形態の塗工装置は、このようにダイ2に対する基材3の移動速度が速い場合において、特に有用である。
本開示によれば、ダイに対する基材の相対的な移動速度V(m/分)を考慮してダイの先端形状が調整されるため、基材の移動速度(搬送速度)が異なる場合でも、塗工不良を抑制するために適切なダイの先端形状を容易に設計することができる。
なお、本実施形態のダイ2を構成するダイブロック21,22およびシム23の材質は、特に限定されないが、例えば、金属、樹脂などでよく、好ましくは金属である。金属としては、例えば、ステンレス鋼(SUS合金)が挙げられる。
本実施形態のダイ、および、それを備えた塗工装置は、例えば、電極集電体上に電極合材を含む塗料を塗布し、その塗料を乾燥させて電極合材層を形成して、電極を製造するために、好適に使用することができる。
このような電極の製造方法などにおいては、塗料を乾燥させる工程に時間を要するため、製造効率を高める観点からは、乾燥工程の時間を短縮することが望ましい。そのためには、塗料中の固形分含量を高めることが望ましい。しかし、塗料の粘度が高くなると、塗料の塗工性が低下し、塗布された塗料にスジ等の塗工不良が生じやすくなる。
また、塗工速度(基材の移動速度)を速くすることも、製造効率を高める観点からは望ましい。しかし、塗工速度が速くなると、図7に点線の矢印で示されるように、乱流が発生し易くなるため、塗布された塗料にさらにスジ等の塗工不良が生じやすくなる。
したがって、高粘度の塗料(ペースト)を用いて、塗工速度の速い塗工を行う場合において、本開示の塗工装置は特に有用である。
なお、本実施形態の塗工装置を用いて製造された電極は、例えば、リチウムイオン二次電池の電極として用いることができる。そのリチウムイオン二次電池は、例えば、ハイブリッド自動車、電気自動車用等の電源として用いることができる。
以下、実施例が説明される。ただし以下の例は、本開示の発明の範囲を限定するものではない。
〔実施例1〜12および比較例1〜10〕
(正極合材ペーストAおよびBの調製)
まず、以下の材料を準備した。
正極活物質:LiNi1/3Co1/3Mn1/32
導電材 :アセチレンブラック
バインダ :ポリフッ化ビニリデン
溶媒 :N−メチル−2−ピロリドン
正極集電箔:Al箔(厚さ15μm)
連続二軸混練機に、正極活物質並びにABペースト(導電材、バインダおよび溶媒)を投入し、混練することにより、正極合材ペーストAを得た。固形分の配合比(質量比)は、正極活物質:導電材:バインダ=90:8:2とした。また、ペースト中の固形分率(NV)は63.5質量%とした。正極合材ペーストAの粘度は、10000mPa・sであった。
また、材料(正極活物質)の吸油量を変更した点以外は、正極合材ペーストAと同様にして、正極合材ペーストBを得た。正極合材ペーストBの粘度は、5000mPa・sであった。
なお、各々の正極合材ペーストの粘度(mPa・S)は、B型回転粘度計を用いて、剪断速度2.51/秒(1rpmに相当)の条件で測定した。測定結果は、表1の「粘度」の欄にも示されている。
(正極シートの作製)
まず、角度Φ(ダイの先端面24と、基材の移動方向の上流側において先端面24に隣接する斜面212bと、の成す鋭角の角度)が20°であるダイを用意した。角度Φを変更したダイを全て製作すると費用が高くなるため、図5に示されるように、このダイのダイブロック21の先端部212に、簡易的に板25を設置して角度Φを表1に示すとおりに変化させて、実験を行った。
そのようなダイを備える、図1に示されるような塗工装置(ダイコーター)を用いて、上記で得た正極合材ペースト(塗料1)を正極集電箔(基材3)の片面に塗布した。なお、ダイから吐出される正極合材ペーストの流量は0.95g/minであり、正極合材(不揮発成分)の目付量は、9.6mg/cmであった。塗布された正極合材ペーストAを乾燥させて、正極集電箔上に正極合材層を形成することで、正極シートを製造した。
なお、実施例3、4、11および12、並びに、比較例3、4および10では、正極合材ペーストB(粘度5000mPa・秒)を使用し、それ以外では、正極合材ペーストA(粘度10000mPa・秒)を使用した。
《計算値》
表1の「塗工速度V(m/分)」(ダイに対する基材の相対的な移動速度)の値から、以下の式によってΦminおよびΦmaxの値を算出した。
Φmin=45−900/V
Φmax=30+500/V
計算値を、表1の「計算値」の欄の「Φmin」および「Φmax」の欄に示す。
《電極ロス率評価》
上記のようにして、実施例1〜12および比較例1〜10で作製された各々の正極シート(長さ4000m)について、4000mの長さに対して、電極合材層(乾燥後)にスジが発生した部分の長さの比率(電極ロス率)を目視および欠点検査機の計測値(ラインセンサカメラ)により測定した。測定値を表1の「電極ロス率(%)」の欄に示す。なお、表1の「判定」の欄において、「○」は、電極ロス率が0%であったこと(良)を意味し、「×」は、電極ロス率が0%でなかったこと(不良)を意味する。
Figure 2018103111
表1に示される実施例1、2および比較例1、2の結果から、Φmin≦Φ≦Φmaxを満たす場合(実施例1および2)は、スジ発生による電極の不良は発生せず、Φが上記の範囲外である場合(比較例1および2)は、電極(電極合材層)にスジが発生することが分かる。
また、実施例5〜10および比較例5〜9の結果から、塗工速度を35〜60m/分の範囲で変更しても、同様に、Φmin≦Φ≦Φmaxを満たす場合(実施例5〜10)は、スジ発生による電極の不良は発生せず、Φが上記の範囲外である場合(比較例5〜9)は、電極にスジが発生することが分かる。ただし、塗工速度が遅くなると、スジによる塗工不良が発生しても、電極ロス率は低くなる傾向があった。
なお、実施例3、4および比較例3、4の結果、並びに、実施例11、12および比較例10の結果から、上記と同様に、Φmin≦Φ≦Φmaxを満たす場合は、スジ発生による電極の不良は発生せず、Φが上記の範囲外である場合は、電極にスジが発生することが分かる。ただし、塗料(ペースト)の粘度が低くなると、スジによる不良が発生しても、電極ロス率は低くなる傾向があった。
したがって、塗工速度が速く、塗料の粘度が高い場合において、特に本開示の塗工装置によるスジ発生の抑制効果が有用であることが分かる。
今回開示された実施形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 塗料
2 ダイ
20 貯留部
20a 導入口
21,22 ダイブロック
211,221 本体部
212,222 先端部
212a,222a 先端面
212b 斜面
23 シム
23a 切欠部
24 先端面
24a 吐出口
25 板
3 基材
4 ロール
P1,P2 仮想面

Claims (1)

  1. 先端面に塗料を吐出するための吐出口を有するダイと、
    前記ダイに対して基材を移動させる移動装置と、を備え、
    前記ダイに対して移動する前記基材に対して、前記ダイから前記塗料を吐出し、前記基材上に前記塗料を塗布するための、塗工装置であって、
    前記基材が前記ダイに対して移動する速度をV(m/分)とし、
    前記ダイの前記先端面と、前記基材の移動方向の上流側において前記先端面に隣接する斜面と、の成す鋭角の角度をΦ(°)とした場合に、
    45−900/V≦Φ≦30+500/V
    を満たす、塗工装置。
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