JP2018101616A - スイッチ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】スイッチ装置を提供する。
【解決手段】スイッチ装置は、スイッチ及び作動素子を含む。スイッチ用の作動素子は、U字形の作動区分を含む。作動区分は、長さが異なる2つの別のアームを含む。長いアームは、力をスイッチのボタンに伝達するように構成され、長いアームの自由端は、作動素子を保持するように構成される。短いアームは、力を入力するように構成され、長いアームに対して斜めに整列して配置される。
【選択図】図1
【解決手段】スイッチ装置は、スイッチ及び作動素子を含む。スイッチ用の作動素子は、U字形の作動区分を含む。作動区分は、長さが異なる2つの別のアームを含む。長いアームは、力をスイッチのボタンに伝達するように構成され、長いアームの自由端は、作動素子を保持するように構成される。短いアームは、力を入力するように構成され、長いアームに対して斜めに整列して配置される。
【選択図】図1
Description
[0001] 本開示は、追加的な作動素子を用いて、押しボタンによって作動されるスイッチを備える、スイッチ装置に関する。
[0002] 追加的な作動素子を備えたスイッチ装置は既に公知である。これらの追加的な作動素子により、スイッチの使用を、装置の異なる条件に、特に異なる作動力及び切換経路に適応させることが可能となる。いくつかの長い切換経路及び様々な高い作動力への適応に加えて、異なる作用方向からの力に対して適応することが望まれる。
[0008] 以下に続く実施は、上記各図と併せて本開示の説明に使用される。
[0009] 以後、本開示の実施形態における技術的解決法が、本開示の実施形態において、添付図面と併せて明確かつ完全に説明される。説明した実施形態は、本開示の実施形態の全てではなく、ほんの一部に過ぎないことは明らかである。本開示の実施形態に基づき、当業者によって創造的作業なしに得られる他の全ての実施形態は、本開示の保護範囲内に属する。図面は、単に参考及び説明を提供するためであり、本開示を限定しないことを理解されたい。図面で表した接続部は、単に説明の明確性のためであり、接続様式を限定しない。
[0010] ある構成部品が別の構成部品に「固定された」と説明するとき、それは、別の構成部品に直接接続することができ、又は同時に中間の構成部品が存在できることにも注意されたい。本明細書における全ての技術用語及び科学用語は、別段の定めがない限り、当業者によって通常理解されるのと同じ意味を有する。本開示で用いる用語は、単に具体的な実施形態を説明するためであり、発明を限定しない。
[0011] 本開示の1つの実施形態によるスイッチ装置が図1に示される。少なくとも1つの実施形態では、スイッチ装置は、スイッチ10及び立方形のスイッチハウジング12を備える。スイッチ10の頂板から押しボタン11が突出している。押しボタン11は、図1に示す矢印の方向に沿って押圧され、ハウジング12内でスイッチ接触を起動するように構成される。少なくとも1つの実施形態では、スイッチ10はマイクロスイッチである。
[0012] スイッチ装置は追加的な作動素子20をさらに備える。作動素子20は、スイッチ10の頂板に沿って延び、押しボタン11に対向して配置される。作動素子20はばねのような動く部分である。取り付けのために、ハウジング12の一側壁の左側に回し支持部分14が形成され、作動素子20を回し可能に支持する。作動素子20の端側面上に、図面の左側面に支持部分26が形成された状態で、回し支持部分14は、弾性の板部材で形成された作動素子20を回し可能に支持し、結果として支持部分26は、回し支持部分14で支持される。少なくとも1つの実施形態では、支持部分26は丸い開口部であり、回し支持部分14は円柱であり、支持部分26は、回し支持部分14上に回転可能にスリーブ嵌合される。
[0013] 作動素子20は、図2に示すようなU字形の外形として配置され、2つのアーム21及び22を備える。長いアーム21の中央領域上に湾曲部23が形成され、支持部分26に延びている。長いアーム21の自由端には両側に分岐部25がそれぞれ配置される。長いアームの自由端には戻しアーム27も配置される。戻しアーム27は、長いアーム21に対して実質的に直角に湾曲しており、その結果作動素子20は、付勢された後に弾力的に戻ることができ、ボタン11が再び解放される。図5に示すように、戻しアーム27は、ハウジング12の収容溝13に収容されて制動部分20を固定する。確実な固定のために、この領域の戻しアーム27は、フラグの形に仕立てられ、フラグと一緒に収容スロット13内に載っている。
[0014] 作動素子20の長いアーム21は、押しボタン11に力を伝達するように構成される。長いアーム21は、スイッチ10の押しボタン11に押し当てられ、力が加わると、押しボタン11をその作動方向に沿って押圧してスイッチ10のハウジング12内に至らせ、押圧されてスイッチ接触を起動する。作動素子20の短いアーム22に外力が作用し、すなわち、力は短いアーム22に加わる。少なくとも1つの実施形態では、図3で最も分かるように、短いアーム22は、長いアーム21に対して斜めに整列している。この向きによって、作用部材30’は、その当接側31’を短いアーム22に押し付けて移動するとき、この短いアーム22に力F2を及ぼすことができる。
[0015] 少なくとも1つの実施形態では、短いアーム22の自由端に湾曲部24が配置され、結果として湾曲部24と短いレッグ22との間に鈍角αが形成され、この実施形態では湾曲部の湾曲角は135°である。湾曲部24は、スイッチ10の他側にある作用部材30からスイッチ10に力F1が作用できる向きとされ、その理由は、力F1は、作用部材30の当接側31で、作動素子20内に導入された短いアーム22の湾曲部24に接触するからである。さらに、力は、上方から直線状に又は作用部材から傾けることができる。
[0016] 図4を一緒に参照されたい。図4には、別の作動素子30”が示される。この実施形態では、作動素子30”はロックシステムのつめである。作動素子30”は当接側31を備え、当接側31”は、少なくとも1つの実施形態では、短いアーム22の湾曲部24に回転作動力F3を加えることができる。この回転作動力は、反対の回転方向にもかける得ることを理解されたい。
[0017] このように、この新しいスイッチ装置を用いれば、可変的に展開可能なスイッチ10が得られ、それは、電気装置に異なる向きに設置することができ、その理由は、直線力F1、F2及び回転力F3の両方が発生可能なためである。少なくとも1つの実施形態では、追加的な作動素子20は、この場合デザインが非常に小型である。作動素子20は、ほとんどスイッチ10の影に位置し、このスイッチ10を越えて広がらない。過度のストロークは短いアーム22によって遮られる。これは、長いアーム21上に段部を形成するように、短いアーム22の湾曲部24の下方に長いアーム21の湾曲部23を配置する事実によってさらに助ける。湾曲部23は、短いアーム22の湾曲部24の曲率の角度αよりも大きい又は同じ曲率の角度βであることが好ましく、その結果、短いアーム22は、過度のストローク時に、長いレッグ21の方向でスイッチ10の接触システムの切換点を越えて低下することができ、スイッチ装置の寿命を延ばす。
[0018] さらに、図2に示すように、長いアーム21の分岐部25の下側に支持点28が設けられる。作動部分20に力を加えた場合、作動素子20は、支持部分26の周りにわずかに旋回し、それ以後、支持点28を持つ長いアーム21は、スイッチハウジング12の頂板で支持される。
[0019] 少なくとも1つの実施形態では、作動素子20は、金属薄板から形成される。しかしながら、プラスチックのような他の板ばね材料も可能である。
[0020] この発明によるスイッチ装置は、かさばる追加的な動作レバーなくして、大きな作動経路に適応することができる。さらに、異なる作用方向からの作動力は、作動素子を変更することなく、スイッチ装置によって吸収することができる。
[0021] 本実施形態では、短いレッグの湾曲部は、長いレッグに接触し又は長いレッグに所定のそれ部から接触するようにできる。その結果、ばね特性は、それに応じて影響されることができる。
[0022] 本実施形態では、作動素子20は、ハウジング12に取り付けることが好ましい。他の実施形態では、作動素子20は、装置にスイッチ10の周りに取り付けることができる。作動素子20は、異なる配置でスイッチ10と協働するように適応した形状にすることを理解されたい。
[0023] 本実施形態では、ハウジング12の収容溝13に戻しアーム27が収容されて、作動素子20を固定する。他の実施形態では、戻しアーム27は、接着剤又はスイッチ10のハウジング12に接続されたリベットによって固定することができ、或いはスイッチ10のハウジングと一体に形成することができる。
[0024] 本発明は、1つ以上の実施形態を参照して説明したが、実施形態の上記説明は、当業者が発明を実行し又は使用することを可能にするためだけに使用される。当業者であれば、本発明の趣旨又は範囲から逸脱することなく、様々な修正が可能であることを理解されたい。本明細書に例示された実施形態は、本発明の限定であると解釈すべきでなく、本発明の範囲は、以下に続く請求項を参照することによって決定されるものである。
[0025] 本開示の望ましい実施形態を上述したが、それらは、本開示を限定することは意図しない。本開示の精神及び原理の範囲における全ての修正、均等な置換及び改善は、本開示の保護範囲にある。
10 スイッチ
11 押しボタン
12 ハウジング
14 回し支持部分
26 支持部分
27 戻しアーム
11 押しボタン
12 ハウジング
14 回し支持部分
26 支持部分
27 戻しアーム
Claims (12)
- スイッチ装置であって、
スイッチであって、そのハウジングから押しボタンが突出し、押圧されて前記スイッチを起動するように構成されたスイッチと、
前記スイッチ上に配置され、力が加わると前記スイッチの前記押しボタンを動作させる弾性の作動素子と、
前記作動素子は、U字形の外形として配置され、長さが異なる2つの別のアームを備え、長いアームは、前記スイッチの前記押しボタンに力を伝達するように構成され、前記長いアームの自由端は、前記作動素子を保持するために構成されることと、
短いアームは、前記力を入力するように構成され、前記長いアームに対して斜めに整列して配置されることと、を特徴とするスイッチ装置。 - 前記短いアームは、その自由端に前記長いアームに対面する湾曲部を備え、前記作動素子の休止位置において、前記短いアームの前記湾曲部は前記長いアームに接触しない、請求項1に記載のスイッチ装置。
- 支持部分を備えた前記長いアームの自由端には両側に分岐部がそれぞれ配置され、前記スイッチの前記ハウジング上に、前記作動素子を保持するために回し支持部分が相応して形成される、請求項1に記載のスイッチ装置。
- 前記支持部分は円形開口部であり、前記回し支持部分は円柱であり、前記支持部分は、前記回し支持部分上に回転可能にスリーブ嵌合される、請求項3に記載のスイッチ装置。
- 前記長いアームの前記自由端に戻しアームが配置される、請求項1に記載のスイッチ装置。
- 前記ハウジング上には、前記戻しアームを収容するために収容溝が配置される、請求項5に記載のスイッチ装置。
- 前記戻しアームは、前記スイッチの前記スイッチハウジングと一体に形成される、請求項5に記載のスイッチ装置。
- 前記長いアームの中央領域上に湾曲部が形成され、前記短いアームの前記湾曲部の下方に配置され、前記長いアームの前記湾曲部には、前記長いアーム上に段部が形成される、請求項2に記載のスイッチ装置。
- 前記短いアームの前記湾曲部の角度は、前記長いレッグの前記湾曲部の角度以下ある、請求項8に記載のスイッチ装置。
- 前記作動素子は、金属薄板又はプラスチックで形成される、請求項1に記載のスイッチ装置。
- 前記長いアームの前記自由端は、前記スイッチに取り付けて前記作動素子を保持する、請求項1に記載のスイッチ装置。
- 前記長いアームの前記自由端は、前記スイッチの周りに取り付け、前記スイッチとは別個に配置された前記作動素子を保持する、請求項1に記載のスイッチ装置。
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