JP2018100483A - 手摺 - Google Patents

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Abstract

【課題】 伸縮可能で、かつ、手摺の底面と目地プレートの間の隙間を塞ぐことができる手摺を提供すること。
【解決手段】 左右の躯体間の目地部に設けられる手摺であって、前記躯体の一方の躯体に設けられ、少なくとも底面及び他方の躯体側の側面に開口を有する一方の端部手摺と、該一方の端部手摺に対して前記躯体の他方の躯体に設けられた他方の端部手摺と、前記一方の端部手摺と他方の端部手摺の間に介在し、その一端部側が前記一方の端部手摺内部に挿入されるとともに、他端部側に前記他方の端部手摺が挿入され、底面及び側面に開口を有する中間手摺と、該中間手摺を所定の位置に位置させる位置調整機構と、前記一方の端部手摺、中間手摺及び他方の端部手摺の底部にそれぞれ設けられ、床面との間の隙間を塞ぐ閉塞部材とで構成され、前記一方の端部手摺は、その内側面に支持レールを備え、前記中間手摺の一端部側には該支持レールを転動するローラーを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は目地部を介して設けられた躯体の間の目地部に設けられる手摺に関する。
従来、目地部に設けられる手摺としては、「目地部を介して設けられた左右の躯体に他方の躯体方向へ突出するように設けられた一対の端部壁と、この一対の端部壁がそれぞれスライド移動可能に入り込む、該一対の端部壁の先端部が中央部に位置し、外側端部が一対の端部壁のほぼ中央部に位置する一対の筒状の可動壁と、この一対の筒状の可動壁がそれぞれスライド移動可能に入り込む外側端部が、該一対の筒状の可動壁のほぼ中央部に位置する一対の筒状の可動壁の約2倍の長さの筒状の中央壁と、両端部が前記一対の端部壁に取付けられ、地震により目地部が広くなったり、狭くなるように揺れ動いた場合に、前記中央壁を目地部の中央部に位置させるとともに、一対の筒状の可動壁をスライド移動させて、その揺れ動きを吸収する壁伸縮装置とからなることを特徴とする伸縮壁」が知られている(特許文献1)。
しかしながら、このような伸縮壁(手摺)は、手摺の底面が目地プレートよりも上方に浮いた状態で位置しており、かつ、筒状の壁部材に、小さい壁部材が入り込む構造となっているため、壁部材の底面に目地プレートとの隙間を塞ぐゴム等を設けることができなかった。
また、伸縮壁の底面が段差状になっているため、目地プレート側に隙間を塞ぐゴム等を設けることもできなかった。
そのため、例えば小銭や小物を誤って落としてしまった場合、手摺と目地プレートの隙間から落下物が階下に落ちるという危険があった。
特許第4638520号公報
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、伸縮可能で、かつ、手摺の底面と目地プレートの間の隙間を塞ぐことができる手摺を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明の手摺は、左右の躯体間の目地部に設けられる手摺であって、前記躯体の一方の躯体に設けられ、少なくとも底面及び他方の躯体側の側面に開口を有する一方の端部手摺と、該一方の端部手摺に対して前記躯体の他方の躯体に設けられた他方の端部手摺と、前記一方の端部手摺と他方の端部手摺の間に介在し、その一端部側が前記一方の端部手摺内部に挿入されるとともに、他端部側に前記他方の端部手摺が挿入され、底面及び側面に開口を有する中間手摺と、該中間手摺を所定の位置に位置させる位置調整機構と、前記一方の端部手摺、中間手摺及び他方の端部手摺の底部にそれぞれ設けられ、床面との間の隙間を塞ぐ閉塞部材とで構成され、前記一方の端部手摺は、その内側面に支持レールを備え、前記中間手摺の一端部側には該支持レールを転動するローラーを備える。
また、本発明の手摺は、左右の躯体間の目地部に設けられる手摺であって、前記左右の躯体にそれぞれ対向するように設けられた一対の端部手摺と、該一対の端部手摺が挿入され、底面及び側面に開口を有する一対の中間手摺と、該中間手摺が挿入されるとともに、該中間手摺にスライド移動可能に両端部が支持され、底面及び側面に開口を有する中央手摺と、該中央手摺及び中間手摺を所定の位置に位置させる位置調整機構と、前記一対の端部手摺、一対の中間手摺及び中央手摺の底部にそれぞれ設けられ、床面との間の隙間を塞ぐ閉塞部材とで構成され、前記中央手摺は、その内側面に支持レールを備え、前記一対の中間手摺の中央手摺側の端部には該支持レールを転動するローラーをそれぞれ備える。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)請求項1及び請求項4に記載の各発明においては、一方の手摺(中央手摺)及び中間手摺の底面が開口しているので、一方の端部手摺、中間手摺及び他方の端部手摺の底部に閉塞部材を設けても、この閉塞部材が干渉することなく手摺を伸縮させることができる。
(2)一方の端部手摺(中央手摺)、中間手摺及び他方の端部手摺に床面との間の隙間を塞ぐ閉塞部材それぞれ設けられているので、手摺と床面との間から小物等が階下へ落下することを確実に防止できる。
(3)請求項2及び請求項5に記載の各発明においても、前記(1)〜(2)と同様な効果が得られる。
図1乃至図10は本発明の第1の実施形態を示す説明図である。
図11乃至図14は本発明の第2の実施形態を示す説明図である。
図15乃至図21は本発明の第3の実施形態を示す説明図である。
第1の実施形態を示す手摺の設置状態の平面図(通常時)。 図1の2−2線に沿う断面図。 図1の3−3線に沿う断面図。 手摺の説明図。 一方の端部手摺の斜視説明図。 中間手摺の斜視説明図。 他方の端部手摺の斜視説明図。 地震で目地部が狭くなった正面視側からの動作説明図。 地震で目地部が広くなった正面視側からの動作説明図。 地震で躯体が異なる前後方向に揺れ動いた状態の平面視側からの動作説明図。 第2の実施形態を示す手摺の設置状態の平面図(通常時)。 図11の12−12線に沿う断面図。 手摺の説明図。 中間手摺の斜視説明図。(a)第1の中間手摺の斜視説明図。(b)第2の中間手摺の斜視説明図。 第3の実施形態を示す手摺の設置状態の平面図(通常時)。 図15の16−16線に沿う断面図。 図15の17−17線に沿う断面図。 手摺の説明図。 中央手摺の斜視説明図。 地震で目地部が狭くなった正面視側からの動作説明図。 地震で目地部が広くなった正面視側からの動作説明図。
以下、図面に示す本発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。
図1乃至図10に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は目地部2を介して設けられた一方の躯体3及び他方の躯体4間に設置された手摺である。
なお、左右方向とは図8における左右方向であり、前後方向とは図3における左右方向をいい、上下方向とは図3における上下方向をいう。
また、本発明において躯体とは、建物、道路、スラブ、エレベーターシャフト等の目地プレートを設置可能な建造物をいい、出入口とはドアや扉の設けられた出入口だけではなく、人や車両等が通行できる通路も含むものである。
この手摺1は、一方の端部手摺5と、中間手摺7と、他方の端部手摺6が左右の躯体3、4の間(目地部2)に「入れ子状」に組み合わせられている。
すなわち、図1乃至図4に示すように、その一端部(被取付部)5aが一方の躯体3に取り付けられ、底面及び他方の躯体側の側面に開口を有する一方の端部手摺5と、該一方の端部手摺5に対して前記他方の躯体4に設けられた他方の端部手摺6と、前記一方の端部手摺5と他方の端部手摺6の間に介在し、その一端部側が前記一方の端部手摺5の内部に挿入されているとともに、他端部側が前記他方の端部手摺6に支持され、底面及び両側面に開口を有する中間手摺7と、該中間手摺7を所定の位置に位置付けさせるパンタグラフ状の位置調整機構8と、前記一方の端部手摺5、中間手摺7及び他方の端部手摺6と床面との間の隙間を塞ぐ(取付状態によっては微小な隙間があいていてもよい)閉塞部材9で構成されている。
なお、一方の躯体3と他方の躯体4の間の目地部2は床用目地プレート10によって塞がれており、前記閉塞部材9は、この床用目地プレート10の床面(上面)と一方の端部手摺5、中間手摺7及び他方の端部手摺6の各底面との間の隙間又は他方の躯体4の渡り廊下11の床面と一方の端部手摺5、中間手摺7及び他方の端部手摺6の各底面との間の隙間を塞ぐものである。
前記一方の躯体3は、図1乃至図3等に示すように、本実施形態においては他方の躯体4と対向する位置に開口部12が形成されており、他方の躯体4の該開口部12に対応する部位には、渡り廊下11が形成されている。
本発明の手摺1はこの開口部12の側部の壁面と、渡り廊下11の突出部位の間に設けられるものである。
一方の端部手摺5は、本実施形態においては図5に示すように、正面視略長方形状で、その一端部5aが一方の躯体3に取付部材13を介して取り付けられている。なお、この取付部材13を介して取り付けられる部位には、凸部状の被取付部5aが形成されている。一方の手摺部材5は、底部及び突出端部の側面が開口しており、突出端部の端面は下向きコ字状に形成されている。
一方の手摺部材5の内側の両側面には、それぞれ左右方向に延在する支持レール14が設けられている。
中間手摺7は、本実施形態においては図6に示すように、正面視略長方形状で底面及び左右の側面が開口しており、断面視で下向きコ字状の断面形状に形成されている。
この中間手摺7の一方の躯体3側の端部付近の外側面には、支持レール14を転動するローラー15が設けられている。このローラー15によって中間手摺7の一方の躯体3側が支持される。
中間手摺7の内側の両側面には、それぞれ左右方向に延在するガイドレール16が設けられている。このガイドレール16は、本実施形態においては、断面視略アングル形状で、前記ローラー15よりも低い位置に設けられている。
このガイドレール16を下側から後述する支持ローラー17が支持することにより、中間手摺7の他方の躯体4側が支持される。
なお、本実施形態では支持レール14とガイドレール16はそれぞれ一対設けているが、この一対の支持レール14や一対のガイドレール16を上下方向に所定間隔を隔てて複数個設けてもよい。
他方の端部手摺6は、本実施形態においては図7に示すように、正面視略長方形の板状の部材で、その一端部が他方の躯体4の渡り廊下11の突出端部に取付部材13を介して取り付けられている。
他方の手摺部材6は、本実施形態では突出端部側の外側面には、支持ローラー17がそれぞれ設けられている。この突出端部側は中間手摺7内部に挿入され、前記支持ローラー17は、中間手摺7のガイドレール16を支持した状態となる。
一方の端部手摺5、他方の端部手摺6、中間手摺7は、それぞれ目地部2の約1/2程度の長さに形成されている。
左右の端部手摺5、6を取り付けている取付部材13は、一方の躯体3の壁面又は渡り廊下11の突出端部の壁面に固定される固定部材18と、該固定部材18に前後方向に回動可能に取り付けられるとともに、端部手摺5、6を上下方向に回動可能に取付ける取付ピン19を備える可動部材20とで構成されている。
左右の端部手摺5、6は、この可動部材20の取付ピン19して上下方向に回動可能に取り付けられる。このように取付けることにより、左右の躯体3、4のいずれかが不等沈下したような場合であっても、その動きに追従することができる。
本実施形態においては不等沈下した場合に左右の端部手摺5、6が可動部材20に干渉しないように、可動部材と端部手摺5、6の間に若干の隙間を有して取り付けているが、端部手摺5、6の躯体側の側面を緩やかな山型(取付ピン19の位置が頂点となるような山型)に形成してもよい。
前記中間手摺7は、支持レール14を転動するローラー15及びガイドレール16を支持する支持ローラー17によって支持され、左右の端部手摺5、6に支持された状態で取り付けられる。
なお、支持レール14やガイドレール16を備えているため、一方の端部手摺5と中間手摺7及び中間手摺7と他方の端部手摺6には横方向に隙間が生じるが、この隙間についてもパッキンや後述する閉塞部材8のようなゴム板等で塞ぐことが望ましい。
位置調整機構8は、本実施形態においてはパンタグラフ状のリンク部材21を用いており、その一端部が一方の端部手摺5の内部を通過して、一方の端部手摺5の一方の躯体3側の内部壁面に取り付けられ、その他端部は、他方の端部手摺6の突出端部に取り付けられ、その中央枢支部22は中間手摺7の一方の端部手摺5側の端部付近に位置する。この中央枢支部22には、連結ピン23が設けられており、この連結ピン23の両端部は中間手摺7の内側側面に固定される。これにより、中間手摺7は一方の端部手摺5と他方の端部手摺6の略中間に位置することができる。
閉塞部材9は、本実施形態においては板ゴムで形成されており、一方の端部手摺5、中間手摺7及び他方の端部手摺6の底面に横長のヒレ状にそれぞれ固定される。付言すると、その上下方向の長さは、床面と一方の端部手摺5、中間手摺7及び他方の端部手摺6の間の隙間よりも長く形成されており、その下端部が床面に押圧され外側に湾曲している。このような寸法にすることにより、確実に床面との隙間を塞ぐことができる。
また、前記一方の端部手摺5及び中間手摺7は、その底面が開口しているため、地震によって目地部2が狭くなった場合等も、閉塞部材9が隣接する手摺に衝突すること等がない。
前記床用目地プレート10は、本実施形態においては、一方の躯体3の開口部12の下部壁面に固定された前後方向に延在する目地プレート支持レール24にその一端部が滑り部材等を介して前後方向にスライド移動可能に支持されるとともに、前記渡り廊下12の床面にその他端部が左右方向にスライド移動可能に支持される。この目地プレート10の他端部には、床面との段差を解消するように傾斜面25が形成されている。
本実施形態においては、目地プレート10は一枚の板状のものであるが、例えば、浅皿状の目地プレートにモルタル等を充填した目地プレートや、その他公知の目地プレートを用いてもよい。
地震で躯体3、4が左右方向に揺れ動き目地部2が狭くなると、図8に示すように、目地プレート10は渡り廊下11の床面を左右方向にスライド移動するとともに、中間手摺7が一方の手摺5の内部に入り込み、かつ、他方の手摺6が中間手摺7の内部に入り込むことにより手摺1が縮小し、地震による揺れ動きを吸収する。
地震で躯体3、4が左右方向に揺れ動き目地部2が広くなると、図9に示すように、目地プレート10は渡り廊下11の床面を左右方向にスライド移動するとともに、中間手摺7が一方の手摺5の内部に入り込んでいる長さが小さくなり、ライド移動するとともに、中間手摺7が一方の手摺5の内部に入り込み、かつ、他方の手摺6が中間手摺7の内部に入り込んでいる長さが小さくなることにより、手摺1が伸長し、地震による揺れ動きを吸収する。
地震で躯体3、4が異なる前後方向に揺れ動くと、図10に示すように、一方の端部手摺5を取り付けている可動部材20及び他方の端部手摺6を取り付けている可動部材20が前後方向に回動し、地震による揺れ動きを吸収する。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図11乃至図21に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図11乃至図14に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、複数の手摺部材を用いて中間手摺7Aを形成した点で、このような手摺1Aにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様の作用効果を得ることができる。
付言すると、中間手摺7Aは、本実施形態においては複数個の中間手摺7Aは、本実施形態では第1の中間手摺7a及び第2の中間手摺7bとで構成されている。
第1の中間手摺7aは、正面視略長方形状で底面及び左右の側面が開口しており、断面視で下向きコ字状の断面形状に形成され、一方の躯体3側の端部付近の外側面には、支持レール14を転動するローラー15が設けられている。このローラー15によって第1の中間手摺7aの一方の躯体3側が支持される。
第1の中間手摺7aの内側面には、左右方向に延在するガイドレール16aが上下方向に所定間隔を隔てて設けられている。このガイドレール16aは、本実施形態においては、断面視略リップ溝形状に形成されている。
第2の中間手摺7bは、正面視略長方形状で底面及び左右の側面が開口しており、断面視で下向きコ字状の断面形状に形成され、第1の中間手摺7a側の端部付近の外側面には、第1の中間手摺7aのガイドレール16を転動するローラー15が設けられている。第1の中間手摺7aのガイドレール16とこのローラー15によって、第1及び第2の中間手摺7a、7bは略一体化し、中間手摺7Aを構成する。
また、第2の中間手摺7bの内側面にもガイドレール16を備えており、このガイドレール16を他方の端部手摺6の支持ローラー17が支持する。第2の中間手摺7bのガイドレール16は、略アングル形状に形成されている。
本実施形態では、位置調整機構8Aとして、複数個の中央枢支部22を有するリンク部材21が用いられる。このリンク部材21の中央枢支部22の連結ピン23は第1の中間手摺7a及び第2の中間手摺7bにそれぞれ取り付けられる。
図15乃至図21に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、左右の躯体3、4にそれぞれ対向するように設けられた一対の端部手摺6と、該端部手摺6が挿入されるとともに、該端部手摺6にスライド移動可能に支持され、底面及び側面に開口を有する一対の中間手摺7と、該中間手摺7が挿入されるとともに、該中間手摺7にスライド移動可能に両端部が支持され、底面及び側面に開口を有する中央手摺26と、該中央手摺26及び中間手摺7を所定の位置に位置させる位置調整機構8Aと、前記一対の端部手摺6、一対の中間手摺7及び中央手摺26の底部にそれぞれ設けられ、床面との間の隙間を塞ぐ閉塞部材9とで構成されている点で、このような手摺1Aにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様の作用効果を得ることができる。
中央手摺26は、図19に示すように、その内側面に左右に延在する支持レール14を備え、この支持レール14上をローラー15が転動する。本実施形態においては、中央手摺26の両端部は中間手摺7の上面に支持されているが、この中間手摺7の上面にローラー等を備えてもよい。
中間手摺26は中間手摺7や端部手摺6の約2倍の長さに形成されており、本実施形態では目地部2の約1/2の長さとなっている。
位置調整機構8Aは、本実施形態では3つの中央枢支部22を有するリンク部材21が用いられる。このリンク部材21の中央枢支部22の連結ピン23は一対の中間手摺7及び中央手摺26にそれぞれ取り付けられる。これにより中央手摺26については、常時手摺1Bの中央部分に位置し、中間手摺7は、中央手摺26と端部手摺6の間に位置する。
本実施形態の手摺1Bについても、前記第2の実施形態のように、複数個の中間手摺7Aを備えるものとしてもよい。
なお、本発明の実施形態においては左右の端部手摺を前後上下方向に回動可能な取付部材を介して取り付けているが、ヒンジ部材のように前後方向にのみ回動可能な部材を介して取付けてもよいし、前後方向への揺れ動きを無視できるような場合には、左右の端部手摺を左右の躯体に固定的に取付けてもよい。
また、位置調整機構としてリンク部材を用いるものについて説明したが、例えば左右の躯体等にそれぞれバネ部材の一端部を固定し、これらのバネ部材の他端部を中央手摺や中間手摺に取り付け、任意の位置に位置するように付勢してもよい。
本発明の実施形態においては、他方の端部手摺や一対の端部手摺は本実施形態では中実の略直方体形状としたが、中空で突出端部が下向きコ字状のとなるような正面視長方形状としてもよい。
本発明は目地部に用いる手摺を製造する産業で利用される。
1、1A、1B:手摺、 2:目地部、
3:一方の躯体、 4:他方の躯体、
5:一方の端部手摺、 6:他方の端部手摺、
7、7A:中間手摺、 8、8A:位置調整機構、
9:閉塞部材、 10:床用目地プレート、
11:渡り廊下、 12:開口部、
13:取付部材、 14:支持レール、
15:ローラー、 16:ガイドレール、
17:支持ローラー、 18:固定部材、
19:取付ピン、 20:可動部材、
21:リンク部材、 22:中央枢支部、
23:連結ピン、 24:支持レール、
25:傾斜面、 26:中央手摺。

Claims (4)

  1. 左右の躯体間の目地部に設けられる手摺であって、前記躯体の一方の躯体に設けられ、少なくとも底面及び他方の躯体側の側面に開口を有する一方の端部手摺と、該一方の端部手摺に対して前記躯体の他方の躯体に設けられた他方の端部手摺と、前記一方の端部手摺と他方の端部手摺の間に介在し、その一端部側が前記一方の端部手摺内部に挿入されるとともに、他端部側に前記他方の端部手摺が挿入され、底面及び側面に開口を有する中間手摺と、該中間手摺を所定の位置に位置させる位置調整機構と、前記一方の端部手摺、中間手摺及び他方の端部手摺の底部にそれぞれ設けられ、床面との間の隙間を塞ぐ閉塞部材とで構成され、
    前記一方の端部手摺は、その内側面に支持レールを備え、前記中間手摺の一端部側には該支持レールを転動するローラーを備える手摺。
  2. 前記一方の端部手摺、中間手摺及び他方の端部手摺の底面は、略同じ高さに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の手摺。
  3. 左右の躯体間の目地部に設けられる手摺であって、前記左右の躯体にそれぞれ対向するように設けられた一対の端部手摺と、該一対の端部手摺が挿入され、底面及び側面に開口を有する一対の中間手摺と、該中間手摺が挿入されるとともに、該中間手摺にスライド移動可能に両端部が支持され、底面及び側面に開口を有する中央手摺と、該中央手摺及び中間手摺を所定の位置に位置させる位置調整機構と、前記一対の端部手摺、一対の中間手摺及び中央手摺の底部にそれぞれ設けられ、床面との間の隙間を塞ぐ閉塞部材とで構成され、
    前記中央手摺は、その内側面に支持レールを備え、前記一対の中間手摺の中央手摺側の端部には該支持レールを転動するローラーをそれぞれ備える手摺。
  4. 前記一対の端部手摺、一対の中間手摺及び中央手摺の底面は、略同じ高さに形成されていることを特徴とする請求項3に記載の手摺。
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