JP2018099195A - ミシン - Google Patents

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Abstract

【課題】上糸を横切って上糸を捕捉及び牽引する天秤を備えるミシンにおいて、第1針目の作動サイクルから上糸を捕捉及び牽引可能としつつ、糸抜けを阻止することを目的とする。【解決手段】ミシン1は、上糸200の糸道4を横断して上糸200を捕捉し牽引する天秤7と、上糸200に調子圧を与える上糸調子器8とを備える。このミシン1において、上糸調子器8は、針3の第1針目の往復運動で上糸200を解放し、針3の第2針目以降の往復運動で上糸200へゼロでない調子圧を与える。【選択図】図9

Description

本発明は、上糸を横切るように糸掛合部を移動させて当該糸掛合部で上糸を捕捉及び牽引する天秤を備えたミシンに関する。
ミシンは、上糸の糸輪を形成し、上糸の糸輪に下糸を挿通することで、上糸と下糸を交絡させて縫い目を形成する。上糸は、糸駒から針に挿通され、下糸は、剣先を有する釜に収納される。糸輪は、上糸が挿通した針が下死点から上昇することで形成される。釜の剣先が糸輪を捕捉し、糸輪を捕捉した状態で釜が回転することで、上糸と下糸が交絡する。
糸輪相当分の上糸は天秤により供給される。水平天秤と呼ばれる装置において、糸掛合部は上糸を横切るように往動する(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。水平天秤の糸掛合部はフック状を成し、往路で上糸を捕捉して、上糸をV字状に牽引する。糸掛合部は復路で上糸から離間し、以って上糸の捕捉が解かれる。これにより、上糸に緩みが生じる。この緩み分が上糸の糸輪相当分となる。
従来、操作スイッチがオフとなると、ミシンは針を上死点で停止させていた。水平天秤において針が上死点にあるとき、糸掛合部は、往路始点から上糸を通過した後の往路途中の位置に停止する。そのため、操作スイッチがオフの最中、上糸を交換すると、操作スイッチをオンにした後の第1針目の作動サイクルでは、糸掛合部は、上糸を通過した後の往路途中から往路終点に向かうことになる。
糸掛合部が上糸を通過した後の往路途中から動作すると、糸掛合部は、最初の往路において上糸を横切ることができず、最初の往路では上糸を捕捉及び牽引できない。上糸が捕捉及び牽引されなければ、上糸に緩みは生じず、糸輪相当分の供給量が不足し、剣先が上糸を捕捉できない虞が生じる。すなわち、第1針目の作動サイクルでは縫い目が形成できない所謂目飛びの虞がある。
そこで、糸掛合部が往路始点から上糸の間に位置するときに稼働停止するミシンが提案されている(例えば特許文献2参照)。このミシンでは、上糸交換後、第1針目の作動サイクルから上糸を確実に捕捉及び牽引できるので、糸輪相当分の緩みが上糸に生じ、第1針目の作動サイクルにおける目飛びが防止される。
しかしながら、第1針目の作動サイクルで作出される上糸の緩み相当分は、ミシンの押え足側と上糸調子器側から供給される可能性がある。布に縫い目が存在しておらず、縫い目による押え足側からの供給に歯止めが無い為である。押え足側と上糸調子器側の何れから、どの程度が供給されるかは、押え足と上糸調子器の上糸把持力のバランスに依る。
ユーザにより、縫製前の準備として押え足の底側から上糸が引き出される。この引き出し量が少なく、且つ糸掛合部の牽引によって押え足側から多くの上糸が糸輪相当分のために供給されることになると、布から上糸が抜けてしまう所謂糸抜けの虞が生じる。
特開平2−111392公報 特開2002−224481号公報
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたもので、上糸を横切って上糸を捕捉及び牽引する天秤を備えるミシンにおいて、第1針目の作動サイクルから上糸を捕捉及び牽引可能としつつ、糸抜けを阻止することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るミシンは、上糸と下糸とを針と釜の協働動作によって交絡させて縫い目を形成するミシンであって、前記上糸の糸道を横断して前記上糸を捕捉し牽引する天秤と、前記上糸に調子圧を与える調子器と、を備え、前記調子器は、前記針の第1針目において前記天秤が前記上糸の牽引動作をしている間、前記上糸への調子圧の付与を解除すること、を特徴とする。
前記調子器は、前記上糸を挟んで面で対向する固定皿及び可動皿と、前記可動皿を前記固定皿との接触方向に付勢するバネ体と、前記バネ体の付勢力に抗して前記可動皿を前記固定皿から離す開放レバーと、を備え、前記第1針目において前記天秤が前記上糸の牽引動作をしている間、前記開放レバーで前記可動皿を前記固定皿から離間させて前記上糸への調子圧の付与を解除するようにしてもよい。
前記調子器を制御するコントローラを備え、前記調子器は、前記上糸に調子圧を与え、また前記上糸の調子圧を解除するモータを備え、前記コントローラは、前記第1針目では、前記上糸への調子圧を解除するように前記モータを作動させ、前記第2針目以降では、前記上糸に調子圧を与えるように前記回転モータを作動させるようにしてもよい。
前記上糸が設置若しくは交換されて以降、又は糸切動作を含む縫製中断後、最初の針の往動運動を検知するセンサを備え、前記調子器は、前記上糸が設置若しくは交換されて以降、又は糸切動作を含む縫製中断後、最初の針の往動運動を前記第1針目として、前記センサの検出に基づき調子圧を制御するようにしてもよい。
前記第1針目は、前記上糸が設置若しくは交換されて以降、又は糸切動作を含む縫製中断後、最初の針の往動運動であるようにしてもよい。
本発明によれば、糸掛合部が上糸を横切る天秤を備えていても、第1針目の作動サイクルで糸抜けが発生してしまうことが抑制される。
ミシン全体の構成を示す図であり、(a)は外観を示し、(b)は内部構成の概略を示す。 天秤の詳細構成を示す斜視図である。 糸掛合部の移動軌跡を示す図である。 上糸調子器の分解斜視図である。 上糸調子器の正面斜視図である。 上糸調子器の正面図である。 上糸調子器の上面図である。 上糸調子器の背面斜視図である。 ミシンのコントローラの構成を示すブロック図である。 上糸の開放タイミングを示すタイミングチャートである。 第1針目における上糸調子器の作動状態と上糸牽引時の力のバランスを示す図である。 第2針目以降における上糸調子器の作動状態と上糸牽引時の力のバランスを示す図である。
(ミシンの全体構成)
図1に示すミシン1は、針板21に載置された布地100に対して針3を貫通させ、上糸200と下糸300とを交絡させて縫い目を形成することで、該布地100を縫製する家庭用、職業用又は工業用の装置である。上糸200は糸道4を通って針3に挿通され、更に押え足22の底で押え付けられており、押え足22からユーザによって任意量引き出される。
このミシン1は、針棒31と釜5を有する。針棒31は、針板21に対して垂直に延び、延び方向に往復動可能に取り付けられる。針棒31は、針板21側の先端で針3を支持している。釜5は、一平面が開口した内部中空のドラム形状を有し、針板21に対して水平又は垂直に取り付けられ、円周方向に回転可能となっている。この釜5は、周面に糸輪を捕捉するための剣先を有し、下糸300を巻いたボビンを内部に収容する。
尚、ミシン1において垂直とは針板21を基準とする方向であり、一般的には鉛直方向と一致する。ミシン1において水平は、垂直と直交する方向である。
このミシン1において、針棒31の往復動によって、針3が上糸200を伴って布地100を貫通する。この針3が下死点から上昇する時に、布地100との摩擦によって針3の上昇に追従しきれなかった上糸200が糸輪を形成する。釜5が剣先で糸輪を捕捉しながら回転し、下糸300を繰り出したボビンが釜5の回転に伴って糸輪をくぐる。このとき、下糸300も上糸200の糸輪をくぐり、上糸200と下糸300とが交絡し、縫い目となる。
針棒31と釜5は、共通のミシンモータ6を動力源として、各々の伝達機構を介して駆動する。針棒31には、水平に延びた上軸61がクランク機構62を介して連結されている。上軸61の回転をクランク機構62が直線運動に変換して針棒31に伝達することで、針棒31は上下動する。
釜5には、水平に延びた下軸63が歯車機構64を介して連結されている。釜5が水平に設置されている場合、歯車機構64は、例えば軸角を90度とする円筒ウォームギアである。下軸63の回転を歯車機構64が90度変換して釜5に伝えることで、釜5は水平回転する。
このミシン1は、天秤7と上糸調子器8を有する。天秤7は、上糸200の糸道4に介在自在な装置であり、上糸200の引き締めと緩めを制御する。天秤7は、上糸200を引き締めることで、上糸200を糸駒から繰り出させ、また縫い目を引き締める。また天秤7は、上糸200を緩めることで、縫い目形成に必要な上糸200を供給する。
上糸調子器8は、上糸200の糸道4に設置され、上糸200の調子を制御する。上糸調子器8は、作動サイクル中、天秤7が適切に上糸200を引き締めることができるように、糸駒から天秤7との間の糸道4で上糸200を挟み込んで調子圧をかける。
(天秤)
図2は、天秤7の詳細構成を示す斜視図である。図2に示す天秤7は、上糸200の糸道4を横切る糸掛合部71を有し、糸掛合部71の往復運動によって上糸200の捕捉、捕捉中の牽引、及び解放を繰り返す装置である。糸道4を横切る糸掛合部71は、糸道4の垂直に延びる区間を水平に横切ることが一般的であり、水平に往動運動する糸掛合部71を有する天秤7は水平天秤と呼ばれる。
上軸61には、糸掛合部71を水平運動させるための歯車機構72が設置されている。上軸61の周面に円筒ウォームギア72aが形成され、上軸61との直交軸を有する円筒ホイール72bが円筒ウォームギア72aに噛合する。この円筒ウォームギア72aと円筒ホイール72bによって歯車機構72を成す。この歯車機構72は、軸角を90度とし、垂直面上での回転運動を水平面上での回転運動に変換する。
円筒ホイール72bはクランクシャフトを兼ねる。円筒ホイール72bには、外形が卵形状のプレートにより成るクランクアーム73が連結する。クランクアーム73は、一部の周面が半径方向に膨出している。このクランクアーム73の膨出部には、鈍角に開いたブーメラン形状の天秤体74がクランクピンを介して連結されている。天秤体74は、クランクアーム73側を基端として先端側に糸掛合部71を有している。天秤体74の屈曲点には揺動リンク75がクランクピンを介して連結されている。揺動リンク75は、一端が機枠等に接続された固定端となっている。
尚、天秤体74において、クランクアーム73との連結点と糸掛合部71とは高さが異なっており、天秤体74は、水平面に沿ってブーメラン形状に屈曲する他、高さ方向に2度屈曲して段部が設けられ、連結点側と糸掛合部71側とを高さを相違させて延びている。
この天秤7によると、糸掛合部71は、揺動リンク75に規制されて、揺動リンク75の固定端を中心に水平面を円弧状に往復運動する。また、天秤体74が揺動リンク75に規制されて向きを変化させることにより、糸掛合部71は、揺動リンク75との連結点を中心に水平面に円弧状に往復運動する。この両往復運動の合成により、糸掛合部71は、図3に示すように、往路71aと復路71bで異なる軌跡を辿る。糸掛合部71は、往路前半で円弧状に膨らんだ軌跡を辿り、復路後半で円弧状に引っ込んだ軌跡を辿る。
図2及び図3に示すように、天秤7は、糸掛合部71の往路71a前半に描かれる円弧状の軌跡と上糸200の糸道4が交差するように設置される。また、糸掛合部71は、往路始端71cから糸道4を臨む側面がフック状を成している。そのため、糸掛合部71は、往路71aで糸道4を横切り、糸道4に存在する上糸200を引っ掛けるように捕捉し、往動の継続によって掻き込むように上糸200を牽引する。また、糸掛合部71は、復路71bで上糸200から離間して上糸200を捕捉状態から解放し、糸道4を回避して復路終端、すなわち往路始端71cに戻る。
(上糸調子器)
図4は、上糸調子器8の分解図であり、図5は、上糸調子器8の正面斜視図であり、図6は、上糸調子器8の正面図であり、図7は、上糸調子器8の上面図であり、図8は、上糸調子器8の背面斜視図である。
図4乃至8に示すように、上糸調子器8は、固定皿801と可動皿802とを面を向かい合わせにして備えている。固定皿801と可動皿802は間に上糸200の糸道4を挟むように設置されている。可動皿802は、固定皿801に至るシャフト803に遊貫され、固定皿801と接離する方向にスライド可能となっている。固定皿801に可動皿802が接触すると、糸道4を通る上糸200が固定皿801と可動皿802によって挟まれ、上糸200は押圧力を受ける。この押圧力が上糸200の調子圧である。上糸200は、固定皿801に対する可動皿802の密着強さに応じた調子圧を受ける。
以下、固定皿801と可動皿802が接離する方向を皿接離方向といい、特に固定皿801に可動皿802が接触する向きを皿接触方向、固定皿801から可動皿802が離れる向きを皿離間方向という。また、皿接離方向と直交し、上軸61が延びる水平面に沿った方向を前後方向という。
上糸調子器8は、可動皿802の裏面側、すなわち固定皿801を臨む面とは反対側に、可動皿802を固定皿801に向けて押し出すプッシャ804を備えている。プッシャ804は、複数の突起を可動皿802側に備え、可動皿802の全体に均等に力をかけて押し出し可能となっている。プッシャ804の裏側、すなわち可動皿802を臨む面とは反対側には、圧縮バネ807が設けられている。プッシャ804と圧縮バネ807はシャフト803に挿通され、圧縮バネ807は、皿接離方向に延在している。圧縮バネ807の先端がプッシャ804の裏面に接続されている。
圧縮バネ807の付勢力がプッシャ804を介して可動皿802を固定皿801に押し込み、圧縮バネ807の収縮量に応じた調子圧が可動皿802と固定皿801との間にかかる。この上糸調子器8は、圧縮バネ807を収縮させる調子設定ロッド808を備えている。
調子設定ロッド808は、圧縮バネ807を挟んでプッシャ804とは反対側に位置する。この調子設定ロッド808は、シャフト803に遊貫された押圧板808aと、皿接離方向と直交する前後方向に延在したピン体808bとを一体化して備えている。押圧板808aは、圧縮バネ807の外径と同一又は若干広い円盤面と、この円盤面の中心から膨出して圧縮バネ807に嵌る円筒体とを有し、圧縮バネ807と嵌合している。
ピン体808bは、皿接離方向に長尺な長孔809に軸支されており、調子設定ロッド808は長孔809でガイドされて皿接離方向に平行移動する。調子設定ロッド808は、皿接触方向に平行移動することで、押圧板808aで圧縮バネ807を収縮させる。圧縮バネ807の収縮量は調子設定ロッド808の移動量で決まる。
この上糸調子器8は、調子設定ロッド808を平行移動させる回転モータ810と歯車811を備えている。回転モータ810はステッピングモータやサーボモータである。回転モータ810の回転軸と歯車811は、直接又は他の歯車を介して噛合している。歯車811の平坦面と調子設定ロッド808のピン体808bとは直交関係にあり、ピン体808bは、歯車811の第1平坦面812に接触している。
歯車811の第1平坦面812には、歯車811の回転中心から外周へ螺旋を描きながら徐々に拡がる螺旋溝813が形成されている。調子設定ロッド808のピン体808bは螺旋溝813内に嵌っている。歯車811はカムとなり、調子設定ロッド808はカムフォロアとなる。歯車811が回転すると、調子設定ロッド808は、長孔809に規制されつつ、歯車811の中心側から外周側へ押し出され、圧縮バネ807を皿接触方向に収縮させる。すなわち、上糸200の調子圧はモータ806の回転量に応じて制御される。
更に、上糸調子器8は、皿間開放機構816を備えている。皿間開放機構816は、圧縮バネ807とは別系統で、固定皿801と可動皿802とが上糸200に与える調子圧が少なくともゼロになるまで、可動皿802を固定皿801から離間させる。この調子圧の解除は、固定皿801と可動皿802との離間による調子圧がゼロとなる状態の他、固定皿801と可動皿802は離間しているが、上糸200が固定皿801若しくは可動皿802と擦れている状態も含む。
皿間開放機構816は、可動皿802とプッシャ804を皿離間方向に押し戻す開放レバー817を備えている。開放レバー817は前後方向に延び、先端がプッシャ804の上方に至る。開放レバー817は、ピン820を中心に回動する。開放レバー817の先端が辿る移動軌跡には、突出片805が介在している。突出片805は、開放レバー817の先端を境に固定皿801とは反対側に存在する。
この突出片805は、プッシャ804から延設されたプレートを折り曲加工して形成され、プッシャ804を基端に開放レバー817の先端が通る移動軌跡に至るまで立ち上がっている。開放レバー817が突出片805を皿離間方向へ押し出すと、プッシャ804は圧縮バネ807の付勢力に抗して皿離間方向に移動して、固定皿801から離れる。
プッシャ804と可動皿802とは連結具821で連結されている。連結具821は、コの字形状を有し、プッシャ804と可動皿802を挟持している。この連結具821は、プッシャ804の移動に随伴し、可動皿802を皿離間方向に引き擦る。すなわち、開放レバー817は、プッシャ804を固定皿801から遠ざけるとともに、連結具821を介して可動皿802を固定皿801から遠ざける。
開放レバー817は、突出片805と当接する先端を有する長尺直線部818を有し、この長尺直線部818の反対側がコの字に返されることにより、長尺直線部818と並走する短尺直線部819を有する。短尺直線部819は、長尺直線部818を境に固定皿801とは反対側に折れ曲がって延びる。
この開放レバー817は、図7及び8に示すように、短尺直線部819の先端を歯車811の第2平坦面814に接触させている。第2平坦面814は、螺旋溝813が形成された第1平坦面812の裏面である。短尺直線部819の先端は、歯車811の回転に伴って、歯車811と同心円の移動軌跡を第2平坦面814上に描く。第2平坦面814には、歯車811の一定角度範囲に延在する台形状の膨出部815が形成されている。膨出部815の形成位置は短尺直線部819の移動軌跡上である。更に、膨出部815の形成位置は、ロッド806が螺旋溝813の中心又は最外部に位置するときに、短尺直線部819が膨出部815を登上する場所である。
膨出部815の斜面は移動軌跡に向き、短尺直線部819は、引っ掛かること無く膨出部815を登上可能となっている。膨出部815を登上したときに短尺直線部819を押し上げる力は、長尺直線部818と直交する成分を有する。この成分によって、長尺直線部818は、ピン820を中心に回転する。これにより、長尺直線部818はピン820を中心に円弧状に移動して突出片805を押し出し、プッシャ804と可動皿802を固定皿801から離す。
(コントローラ)
図9は、ミシン1のコントローラ9の構成を示すブロック図である。図9に示すように、ミシン1には、ミシンモータ6と上糸調子器8等を制御するコントローラ9が内蔵されている。コントローラ9は、所謂コンピュータ又はマイコンと周辺装置で構成される。コンピュータ又はマイコンは、CPUとも呼ばれる演算制御装置、ROMとも呼ばれるプログラム及びデータを格納したメモリ、並びにRAMとも呼ばれるワークメモリを備える。周辺装置は、ミシンモータ6や上糸調子器8等のモータドライバとユーザの入力手段となる操作部93を含む。操作部93は、タッチパネルやダイヤルやフットコントローラ等である。
このコントローラ9は、プログラムの実行により少なくとも演算制御部とモータドライバを主体とする駆動制御部91と調子制御部92とを備える。調子制御部92は、調子設定部921と開放処理部922とを備える。
駆動制御部91は、操作部93に停止操作が入力されると、針3が所定位置に移動したときにミシンモータ6への駆動信号を出力停止する。駆動信号の出力停止タイミングは、天秤7の糸掛合部71が往路始端に位置したときである。つまり、針3が上死点に移動したときである。
調子制御部92は、上糸調子器8を制御する。詳細には回転モータ810の回転量を制御する。調子設定部921は、上糸調子情報に応じて回転モータ810を回転させて、固定皿801と可動皿802とに上糸200を挟持させ、押圧力を上糸200にかける。上糸調子情報は、操作部93に入力された上糸200への調子を決定するための内容であり、風合い等の選択、または縫い模様、布送り量、布厚、縫い速度、針の振幅等の縫い条件である。
開放処理部922は、回転モータ810を作動させて皿間開放機構816を起動して、固定皿801と可動皿802との間を開ける。図10は、皿間開放機構816の駆動タイミングを示すタイミングチャートである。開放処理部922は、ミシン1が前回停止してから、針3が最初に往復動する第1針目の作動サイクルの終了までは、固定皿801と可動皿802の間を開け、上糸200への調子圧をゼロにする。第1針目の作動サイクルが終了すると、第2針目以降の作動サイクルでは、皿間開放機構816による固定皿801からの可動皿802の引き離しを終了させる。
換言すると、第1針目の作動サイクルの終了までは、開放処理部922が上糸調子器8を制御し、皿間開放機構816を活性化させて上糸200への調子圧の付与を解除し、第2針目の作動サイクル以降は、調子制御部921の制御により上糸調子情報に従って上糸200に調子圧を与える。調子圧の付与を解除するとは例えば調子圧をゼロにすればよい。調子圧を与えるとは、例えばゼロを超える圧力を与えればよい。
尚、上糸200を設置若しくは交換した後の最初の針3の往復運動、及び糸切動作を伴う縫製中断後の最初の針3の往復運動が第1針目の作動サイクルである。それ以外、たとえば単に縫製動作を一時停止させた後に再開させた場合の再開後の作動サイクルは、第2針目以降の作動サイクルとすることが望ましい。なぜなら、上糸200を交換せずにミシン1の動作を再開させた場合には、既に歯止めとなる縫い目が存在しており、所謂糸抜けは生じないためである。これらを区別して制御するためには、上糸200の設置若しくは交換は、上糸センサ(不図示)による上糸の有無の検出を行うか、又は可動皿802、プッシャ804若しくは突出片805の位置を変える動作等の交換予備動作をセンサによって検知すればよく、同様に糸切動作を伴う縫製中断は、糸切機構(不図示)の動作をセンサによって検知すればよい。
(作用)
まず、図11に示すように、第1針目の作動サイクルにおいて、天秤7が上糸200を捕捉し、上糸200を牽引する。このとき、天秤7は上糸200に張力Tを与える。張力Tは、糸駒側と押え足22側の両方に及ぶ。
一方、第1針目の作動サイクルにおいて、開放処理部922は、開放レバー817の短尺直線部819を膨出部815に登上させておく。換言すると、開放処理部922は、膨出部815が短尺直線部819の従動位置に合致するように、回転モータ810を回転させておく。開放レバー817は、膨出部815に押しやられてピン820を中心に回動し、図11に示すように、突出片805を皿離間方向に押し出す。突出片805は開放レバー817によって皿離間方向に移動し、突出片805を有するプッシャ804も圧縮バネ807を圧縮しながら皿離間方向に移動し、固定皿801から離れる。また、プッシャ804は、連結具821を連れて固定皿801から離れる。連結具821は、可動皿802と固定皿801を連結させているので、可動皿802も固定皿801から離間する。
そのため、図11に示すように、第1針目の作動サイクルが終了するまでの間は、固定皿801と可動皿802との間が開いている。糸道4を通る上糸200は、固定皿801と可動皿802に挟まれず、上糸200にかかる調子圧F1はゼロとなっている。従って、第1針目の作動サイクルが終了するまでの間は、糸駒から上糸200を繰り出す力は張力Tである。一方、上糸200は押え足22から押え付け力F2が与えられている。押え足22から上糸200が抜ける力は、張力Tから押え付け力F2を減じた力となる。
即ち、第1針目の作動サイクルでは、糸駒から上糸200を繰り出す力は、押さえ付け力F2で減殺された糸抜けの力よりも大きい。そのため、天秤7に牽引されることで作出された上糸200の経路長変化分は、上糸200の移動が容易となっている糸駒側から補われ、押え足22からの供給分はゼロ乃至抑制される。従って、押え足22側から上糸200が抜けてしまう所謂糸抜けの虞が減少する。
第2針目以降の作動サイクルでは、上糸調子情報に対応して回転モータ810を回転させておく。この回転量では、膨出部815と短尺直線部819とは位置が不一致である。そのため、開放レバー817が回動することはなく、図12に示すように、開放レバー817は突出片805と当接せず、皿間開放機構816は固定皿801と可動皿802とを離間させる力を生じさせない。
回転モータ810の回転により歯車811は対応量回転し、調子設定ロッド808は、螺旋溝813内の従動と長孔809による規制で、皿接触方向に沿って移動している。図12に示すように、圧縮バネ807は、調子設定ロッド808によって皿接触方向から圧縮され、プッシャ804を圧縮量に応じた付勢力で皿接触方向に押し出す。プッシャ804は圧縮バネ807の付勢力に応じて可動皿802を固定皿801に押し付ける。
そのため、固定皿801と可動皿802とが密接し、糸道4を通る上糸200に回転モータ810の回転量に応じた調子圧F1(≠0)がかかる。すなわち、第2針目以降の作動サイクルでは、上糸200には、糸駒側からの一方的な繰り出しを抑制する摩擦力が上糸調子器8から与えられている。
図12に示すように、第2針目以降の作動サイクルでは、上糸調子器8が上糸200にゼロでない調子圧F1をかけており、糸駒から上糸200を繰り出す力T1は、張力Tから調子圧F1を減殺した力となる。但し、第2針目の作動サイクルでは布地100に縫い目が形成されており、この縫い目が歯止めとなることで、糸抜けさせる張力Tと同等の抗力F3が押さえ足22側に生じている。
そのため、糸駒から上糸200を繰り出す力T1(=T−F1)と押え足22から糸抜けさせようとする力T2(=T−F3)とのバランスは、T1>T2となり、第2針目以降の作動サイクルでも、天秤7による牽引で生じる上糸200の経路長変化分は糸駒側から供給される。従って、第2針目以降の作動サイクルでも所謂糸抜けは防止されている。
(効果)
このように、本実施形態のミシン1は、上糸200の糸道4を横断して上糸200を捕捉し牽引する天秤7と、上糸200に調子圧を与える上糸調子器8とを備える。このミシン1において、上糸調子器8は、針3の第1針目の往復運動で上糸200に付与する調子圧を解除し、針3の第2針目以降の往復運動で上糸200へゼロでない調子圧を与えるようにした。
これにより、第1針目は、糸抜けの歯止めとなる縫い目が形成されていなくとも、天秤7の糸掛合部71が生じさせた経路変化分の上糸200を、糸駒側から供給することが容易となり、糸抜けを抑制することができる。一方、第2針目以降は、上糸200に調子圧が与えられるので、天秤7の引き締め時に糸駒から上糸200が一方的に繰り出されることが抑制され、天秤7の引き締めが実効的に働き、縫い目を良好に形成することができる。
尚、糸抜けは天秤7による上糸200の牽引動作によって生じるので、第1針目の作動サイクルの全過程で調子圧を解除していなくとも、少なくとも天秤7による上糸200の牽引動作の最中において調子圧を解除していればよい。
また、糸掛合部71を往路始端で停止させず、第1針目の作動サイクルで上糸200の捕捉及び牽引がなかったとしても、上糸調子器8が上糸200を解放していれば、針3が下降する際に針3と上糸200との間の摩擦力によって糸駒側からの上糸200の供給現象がある程度生じる。そのため、ミシン1の停止操作の際には、針3を上死点で停止させてもよく、第1針目の作動サイクルで上糸200が捕捉及び牽引されなかったとしても、目飛びや糸抜けを一定程度抑制することができる。
従って、このミシン1では、糸掛合部71が往路始端で止まるように停止操作させておくことが望ましいが、これに限られず、糸掛合部71が糸道4を通過した状態から第1針目の作動サイクルが始めるようにしてもよい。針3が上死点で停止していれば、ユーザの安全性を高めることもできる。
また、この上糸調子器8は、糸道4を挟んで面で対向する固定皿801及び可動皿802と、可動皿802を固定皿801との皿接触方向に付勢する圧縮バネ807と、該圧縮バネ807の付勢力に抗して可動皿802を固定皿801から離す開放レバー817とを備える。そして、この上糸調子器8において、第1針目は開放レバー817で可動皿802を固定皿801から離間させるようにした。すなわち、上糸調子器8の制御によって糸抜けを抑制するようにした。これにより、ミシン1の部品増大はなく、コスト高となることを抑制できる。
ここで、上糸調子器8は第1針目では可動皿802を固定皿801から離間させればよく、離間させる機構としては適当な何れをも採用できる。例えば、ソレノイドやボイスコイルモータ等の直線運動を生むアクチュエータを開放レバー817に備え付けるようにし、このソレノイドやボイスコイルモータをコントローラ9で制御するようにしてもよい。
尚、調子設定ロッド808と圧縮バネ807とを固定しておき、調子設定ロッド808が皿接離方向に移動するに連れて、圧縮バネ807を自由長に延ばし、更に圧縮バネ807を皿接離方向に引き摺るようにしてもよい。これによっても、圧縮バネ807とプッシャ804及び連結具821を介して接続された可動皿802は、固定皿801から離間する。
また、プッシャ804を廃し、圧縮バネ807と可動皿802とを直接接続するようにしても、上糸200へ調子圧をかけることができ、可動皿802に直接又は間接的に突出片805を接続することで、皿間開放機構816によって可動皿802を固定皿801から離間させることもできる。
また、連結具821を廃し、プッシャ804を可動皿802から離間させるようにしても、固定皿801と可動皿802との間には密着力が生じなくなるので、上糸200には固定皿801と可動皿802と摺れ合う以上の摩擦力は生じない。この程度の摩擦力であれば、押え足22側の押え圧とのバランスにおいて、第1針目の作動サイクルで糸抜けが生じる可能性は十分に低減できる。
(他の実施形態)
以上のように本発明の実施形態を説明したが、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。そして、この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 ミシン
21 針板
22 押え足
3 針
31 針棒
4 糸道
5 釜
6 ミシンモータ
61 上軸
62 クランク機構
63 下軸
64 歯車機構
7 天秤
71 糸掛合部
72 歯車機構
72a 円筒ウォームギア
72b 円筒ホイール
73 クランクアーム
74 天秤体
75 揺動リンク
8 上糸調子器
801 固定皿
802 可動皿
803 シャフト
804 プッシャ
805 突出片
807 圧縮バネ
808 調子設定ロッド
809 長孔
810 回転モータ
811 歯車
812 第1平坦面
813 螺旋溝
814 第2平坦面
815 膨出部
816 皿間開放機構
817 開放レバー
818 長尺直線部
819 短尺直線部
820 ピン
821 連結具
9 コントローラ
91 駆動制御部
92 調子制御部
921 調子設定部
922 開放処理部
93 操作部
100 布地
200 上糸
300 下糸

Claims (5)

  1. 上糸と下糸とを針と釜の協働動作によって交絡させて縫い目を形成するミシンであって、
    前記上糸の糸道を横断して前記上糸を捕捉し牽引する天秤と、
    前記上糸に調子圧を与える調子器と、
    を備え、
    前記調子器は、前記針の第1針目において前記天秤が前記上糸の牽引動作をしている間、前記上糸への調子圧の付与を解除すること、
    を特徴とするミシン。
  2. 前記調子器は、
    前記上糸を挟んで面で対向する固定皿及び可動皿と、
    前記可動皿を前記固定皿との接触方向に付勢するバネ体と、
    前記バネ体の付勢力に抗して前記可動皿を前記固定皿から離す開放レバーと、
    を備え、
    前記第1針目において前記天秤が前記上糸の牽引動作をしている間、前記開放レバーで前記可動皿を前記固定皿から離間させて前記上糸への調子圧の付与を解除すること、
    を特徴とする請求項1記載のミシン。
  3. 前記調子器を制御するコントローラを備え、
    前記調子器は、前記上糸に調子圧を与え、また前記上糸の調子圧を解除するモータを備え、
    前記コントローラは、
    前記第1針目において前記天秤が前記上糸の牽引動作をしている間、前記上糸への調子圧を解除するように前記モータを作動させること、
    を特徴とする請求項1又は2記載のミシン。
  4. 前記上糸が設置若しくは交換されて以降の、又は糸切動作を含む縫製中断後の、最初の針の往復運動を検知するセンサを備え、
    前記調子器は、
    前記上糸が設置若しくは交換されて以降の、又は糸切動作を含む縫製中断後の、針の往復運動の前記第1針目を前記センサで検出した結果に基づき調子圧を制御すること、
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のミシン。
  5. 前記第1針目は、前記上糸が設置若しくは交換されて以降、又は糸切動作を含む縫製中断後、縫目形成動作における最初の針の往動運動であること、
    を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のミシン。
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