JP2018097257A - 照明装置及びプロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】高輝度化を実現できる照明装置を提供する。また、前記照明装置を備えるプロジェクターを提供する。【解決手段】励起光を射出する発光素子と、励起光が入射する蛍光体層と、蛍光体層上における励起光のパワー密度を制御する制御装置と、を備え、該光のパワー密度の最大値をx(単位は、W/mm2)、蛍光体層の厚さをy(単位は、mm)としたとき、(1)式を満足する照明装置である。[数1]【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置及びプロジェクターに関するものである。
近年、半導体レーザー等の固体光源と蛍光体層とを組み合わせた照明装置がある。このような照明装置において高輝度化を図るべく、励起光として高輝度且つ高出力な光を用いた場合、蛍光体層の温度が上昇することで温度消光と呼ばれる現象が生じ、蛍光変換効率が低下してしまう。そこで、下記特許文献1に示す照明装置では、セラミックス蛍光体層を放熱基板に金属膜を介して接合することで蛍光体の冷却効率を高めている。
特開2011−129354号公報
しかしながら、上記照明装置においては、高輝度化を図るために蛍光体層上における励起光のパワー密度をより高くすると、蛍光体層が溶けるといった問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、高輝度化を実現できる照明装置を提供することを目的の一つとする。また、前記照明装置を備えるプロジェクターを提供することを目的の一つとする。
本発明の第1態様に従えば、励起光を射出する発光素子と、前記励起光が入射する蛍光体層と、前記蛍光体層上における前記励起光のパワー密度を制御する制御装置と、を備え、前記パワー密度の最大値をx(単位は、W/mm)、前記蛍光体層の厚さをy(単位は、mm)としたとき、(1)式を満足する照明装置が提供される。
Figure 2018097257
第1態様に係る照明装置は、制御装置により励起光のパワー密度を制御することで(1)式を満足することができる。そのため、蛍光体層の融解を防止しつつ、高輝度の蛍光を射出することができる。
上記第1態様において、前記蛍光体層は、YAG蛍光体を含むセラミックスで構成されているのが好ましい。
この構成によれば、有機のバインダーを含む蛍光体に比べて、耐熱性に優れたものとなる。
上記第1態様において、互いに対向する第一面と第二面とを有する支持体と、前記第一面に接続された放熱器と、をさらに備え、前記蛍光体層は前記支持体の前記第二面側に設けられており、前記放熱器は、前記発光素子の発光時に前記第一面の温度を50〜70℃とするように構成されているのが好ましい。
この構成によれば、放熱器として一般的な冷却性能を有したものを採用できるので、コスト低減が図られる。
上記第1態様において、前記蛍光体層と前記第二面との間に設けられた金属層をさらに備えるのが好ましい。
この構成によれば、蛍光体層と支持体とを固定することができる。また、金属層を介して蛍光体層の熱が支持体側に効率良く伝達されるようになる。
上記第1態様において、前記パワー密度の最大値は40W/mm以上であるのが好ましい。
この構成によれば、蛍光体層を十分に薄くしつつ励起光のパワー密度を高くできるので、小さな照射領域から十分な蛍光を生成することができる。すなわち、蛍光の射出領域を小さくできるので、後段の光学系が蛍光体層から射出された蛍光を効率良く取り込むことができる。よって、蛍光の利用効率を高くできる。
上記第1態様において、前記最大値xおよび前記厚さyは(2)式を満足するのが好ましい。
Figure 2018097257
この構成によれば、蛍光体層の融解をより防止することができる。
上記第1態様において、蛍光体層の励起光の吸収係数をαとしたとき、(3)式をさらに満足するのが好ましい。
Figure 2018097257
この構成によれば、蛍光変換効率に影響を及ぼさない程度まで蛍光体層を薄くすることができる。
本発明の第2態様に従えば、上記第1態様に係る照明装置と、前記照明装置からの光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する光変調装置と、前記画像光を投射する投射光学系と、を備えるプロジェクターが提供される。
第2態様に係るプロジェクターは、上記第1態様に係る照明装置を備えるので、明るい画像を投射することができる。
本実施形態に係るプロジェクターの概略構成を示す図。 照明装置の概略構成を示す図。 励起光の光強度分布を示すグラフ。 蛍光変換効率と励起光のパワー密度との関係を求めた実験結果を示すグラフ。 表1に対応するグラフを示す図。 励起光のパワー密度と蛍光体厚みとの間に成り立つ関係を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
まず、本実施形態に係るプロジェクターの一例について説明する。
図1は、本実施形態に係るプロジェクターの概略構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態のプロジェクター1は、スクリーンSCR上にカラー映像を表示する投射型画像表示装置である。プロジェクター1は、照明装置2と、色分離光学系3と、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bと、合成光学系5と、投射光学系6とを備えている。
色分離光学系3は、照明光WLを赤色光LRと、緑色光LGと、青色光LBとに分離する。色分離光学系3は、第1のダイクロイックミラー7a及び第2のダイクロイックミラー7bと、第1の全反射ミラー8a、第2の全反射ミラー8b及び第3の全反射ミラー8cと、第1のリレーレンズ9a及び第2のリレーレンズ9bとを概略備えている。
第1のダイクロイックミラー7aは、照明装置2からの照明光WLを赤色光LRと、その他の光(緑色光LG及び青色光LB)とに分離する。第1のダイクロイックミラー7aは、分離された赤色光LRを透過すると共に、その他の光(緑色光LG及び青色光LB)を反射する。一方、第2のダイクロイックミラー7bは、緑色光LGを反射すると共に青色光LBを透過することによって、その他の光を緑色光LGと青色光LBとに分離する。
第1の全反射ミラー8aは、赤色光LRの光路中に配置されて、第1のダイクロイックミラー7aを透過した赤色光LRを光変調装置4Rに向けて反射する。一方、第2の全反射ミラー8b及び第3の全反射ミラー8cは、青色光LBの光路中に配置されて、第2のダイクロイックミラー7bを透過した青色光LBを光変調装置4Bに導く。緑色光LGは、第2のダイクロイックミラー7bから光変調装置4Gに向けて反射される。
第1のリレーレンズ9a及び第2のリレーレンズ9bは、青色光LBの光路中における第2の全反射ミラー8bの光射出側に配置されている。第1のリレーレンズ9a及び第2のリレーレンズ9bは、青色光LBの光路長が赤色光LRや緑色光LGの光路長よりも長くなることに起因した青色光LBの光損失を補償する機能を有している。
光変調装置4Rは、赤色光LRを画像情報に応じて変調し、赤色光LRに対応した画像光を形成する。光変調装置4Gは、緑色光LGを画像情報に応じて変調し、緑色光LGに対応した画像光を形成する。光変調装置4Bは、青色光LBを画像情報に応じて変調し、青色光LBに対応した画像光を形成する。
光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bには、例えば透過型の液晶パネルが用いられている。また、液晶パネルの入射側及び射出側各々には、偏光板(図示せず。)が配置されている。
また、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bの入射側には、それぞれフィールドレンズ10R,フィールドレンズ10G,フィールドレンズ10Bが配置されている。フィールドレンズ10R,フィールドレンズ10G,フィールドレンズ10Bは、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bそれぞれに入射する赤色光LR,緑色光LG,青色光LBそれぞれを平行化する。
合成光学系5には、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bからの画像光が入射する。合成光学系5は、各々が赤色光LR,緑色光LG,青色光LBに対応した画像光を合成し、この合成された画像光を投射光学系6に向けて射出する。合成光学系5には、例えばクロスダイクロイックプリズムが用いられている。
投射光学系6は、投射レンズ群からなり、合成光学系5により合成された画像光をスクリーンSCRに向けて拡大投射する。これにより、スクリーンSCR上には、拡大されたカラー映像が表示される。
(照明装置)
続いて、本発明の一実施形態に係る照明装置2について説明する。図2は照明装置2の概略構成を示す図である。図2に示すように、照明装置2は、アレイ光源21Aと、コリメーター光学系22と、アフォーカル光学系23と、第1の位相差板28aと、偏光分離素子50Aを含む光学素子25Aと、第1の集光光学系26と、蛍光発光素子27と、第2の位相差板28bと、第2の集光光学系29と、拡散反射素子30と、制御装置20と、インテグレーター光学系31と、偏光変換素子32と、重畳レンズ33aとを備えている。
本実施形態において、インテグレーター光学系31と重畳レンズ33aとは重畳光学系33を構成している。
アレイ光源21Aと、コリメーター光学系22と、アフォーカル光学系23と、第1の位相差板28aと、光学素子25Aと、第2の位相差板28bと、第2の集光光学系29と、拡散反射素子30とは、光軸ax1上に順次並んで配置されている。一方、蛍光発光素子27と、第1の集光光学系26と、光学素子25Aと、インテグレーター光学系31と、偏光変換素子32と、重畳レンズ33aとは、光軸ax2上に順次並んで配置されている。光軸ax1と光軸ax2とは、同一面内にあり、互いに直交する。
アレイ光源21Aは、複数の半導体レーザー211を備える。複数の半導体レーザー211は光軸ax1と直交する面内において、アレイ状に並んで配置されている。半導体レーザー211は、例えば青色の光線B(例えばピーク波長が460nmのレーザー光)を射出する。アレイ光源21Aは、複数の光線Bからなる光線束BLを射出する。本実施形態において、半導体レーザー211は特許請求の範囲の「発光素子」に相当する。
アレイ光源21Aは制御装置20に電気的に接続されている。制御装置20は、複数の半導体レーザー211に供給する電流値を制御することでアレイ光源21aから射出される光の出力を調整可能である。すなわち、制御装置20は、後述する蛍光体層34上における励起光(アレイ光源21Aから射出された光の一部)のパワー密度を制御するものである。
アレイ光源21Aから射出された光線束BLは、コリメーター光学系22に入射する。コリメーター光学系22は、アレイ光源21Aから射出された光線束BLを平行光に変換する。コリメーター光学系22は、例えばアレイ状に並んで配置された複数のコリメーターレンズ22aから構成されている。複数のコリメーターレンズ22aは、複数の半導体レーザー211に対応して配置されている。
コリメーター光学系22を通過した光線束BLは、アフォーカル光学系23に入射する。アフォーカル光学系23は、光線束BLの光束径を調整する。アフォーカル光学系23は、例えば凸レンズ23a,凹レンズ23bから構成されている。
アフォーカル光学系23を通過した光線束BLは第1の位相差板28aに入射する。第1の位相差板28aは、例えば回転可能とされた1/2波長板である。光線束BLは直線偏光である。第1の位相差板28aの回転角度を適切に設定することにより、第1の位相差板28aを透過した光線束BLを、偏光分離素子50Aに対するS偏光成分とP偏光成分とを所定の比率で含む光線とすることができる。
第1の位相差板28aを通過することでS偏光成分とP偏光成分とを含む光線束BLは光学素子25Aに入射する。光学素子25Aは、例えば波長選択性を有するダイクロイックプリズムから構成されている。ダイクロイックプリズムは、光軸ax1に対して45°の角度をなす傾斜面Kを有している。傾斜面Kは、光軸ax2に対しても45°の角度をなしている。
傾斜面Kには、波長選択特性を有する偏光分離素子50Aが設けられている。偏光分離素子50Aは、光線束BLを、偏光分離素子50Aに対するS偏光成分の光線束BLとP偏光成分の光線束BLとに分離する偏光分離機能を有している。具体的に、偏光分離素子50Aは、S偏光成分の光線束BLを反射させ、P偏光成分の光線束BLを透過させる。
また、偏光分離素子50Aは光線束BLとは波長帯が異なる蛍光YLを、その偏光状態にかかわらず透過させる色分離機能を有している。
偏光分離素子50Aから射出されたS偏光の光線束BLは、第1の集光光学系26に入射する。第1の集光光学系26は、光線束BLを励起光として蛍光体層34に向けて集光させる。本実施形態において、光線束BLは特許請求の範囲の「励起光」に相当する。
本実施形態において、第1の集光光学系26は、例えば第1レンズ26a及び第2レンズ26bから構成されている。第1の集光光学系26から射出された光線束BLは、蛍光発光素子27に集光した状態で入射する。
蛍光発光素子27は、蛍光体層34と、蛍光体層34を支持する支持体35と、蛍光体層34を支持体35に固定する固定部材36と、固定部材36と蛍光体層34との間に設けられた反射部37と、支持体35の蛍光体層34を支持する面35aとは反対側の面35bに設けられたヒートシンク38とを有している。本実施形態において、面35aは特許請求の範囲に記載の「第二面」に相当し、面35bは特許請求の範囲に記載の「第一面」に相当する。
蛍光体層34は、光線束BLを吸収して励起され、黄色の蛍光を発する蛍光体からなる。このような蛍光体層34としては、YAG蛍光体を含むセラミックスで構成されている。
なお、YAG蛍光体は複数の結晶粒の焼結体である。蛍光体層34は、有機のバインダーを含む蛍光体層に比べて耐熱性に優れたものとなる。
光線束BLにより励起された蛍光体は、例えば500〜700nmの波長域にピーク波長を有する蛍光(黄色光)YLを射出する。なお、蛍光体層34の表面には不図示の反射防止膜(例えば、ARコート膜)が形成されている。
蛍光体層34の光線束BLが入射する側とは反対側の面は、支持体35に固定部材36を介して固定されている。反射部37は、蛍光体層34で生成された蛍光YLのうち、支持体35に向かって進む成分を反射する。
蛍光体層34で生成された蛍光YLのうち一部の蛍光YLは、反射部37によって反射され、蛍光体層34の外部へと射出される。反射部37としては反射率が高いものが好ましく、本実施形態ではAg膜を用いた。
なお、蛍光体層34で生成された蛍光YLのうち、他の一部の蛍光YLは、反射部37を介さずに蛍光体層34の外部へと射出される。このようにして、蛍光YLが蛍光体層34から射出される。
支持体35としては熱伝導性に優れたものが好ましく、本実施形態では銅板を用いた。本実施形態の支持体35は、例えば、平面形状が10mm角、厚さが3mmの銅板から構成される。固定部材36の形成材料としては熱伝導率の高い材料、例えば半田や銀ペーストを用いた。本実施形態において、固定部材36は特許請求の範囲に記載の「金属層」に相当し、ヒートシンク38は特許請求の範囲に記載の「放熱器」に相当する。
ところで、通常、照明装置2から射出される蛍光YLの輝度を高くするには、蛍光体層34に入射させる励起光(光線束BL)のパワー密度を高くすることが考えられる。しかしながら、パワー密度を高くし過ぎると、蛍光体層34が溶けて損傷するといった問題を生じてしまう。
ここで、励起光のパワー密度の定義について説明する。図3は蛍光体層34上における光線束BLの光の強度分布を示すグラフである。
図3においては、縦軸は光線束BLの光の強度を示しており、横軸は光線束BLが照射される領域の中心からの距離を示している。図3において縦軸に示す光線束BLの光強度は、光線束BLの最大光強度(中心部強度)を1としたときの規格化強度である。
光線束BLの光強度の分布は図3に示すようなガウス分布となっている。光強度が最大光強度の5%以上である領域を、励起スポットSPとする。ここで、BLの光強度の分布はガウス分布以外であっても良い。その場合も励起スポットSPは最大光強度の5%以上の領域で定義する。
本実施形態において、励起光のパワー密度とは、蛍光体層34に照射している光線束BLの光の強度(単位は、W)を上記励起スポットの面積(単位は、mm)で割った値で定義される。すなわち、励起スポットSPにおける光線束BLの光強度の積分値をA、励起スポットSPの面積をSとした場合、励起光のパワー密度はA/Sとなる。
本発明者は、鋭意研究の結果、励起光のパワー密度と該パワー密度に対して許容される蛍光体層の厚みの上限値とに成り立つ関係を見出した。
すなわち、所定のパワー密度の励起光を照射する場合において蛍光体層の厚みをある値以下にすることで蛍光体層を融解させることなく、高輝度の蛍光を生成できるとの知見を得た。そして、この知見に基づいて本発明を完成させた。
図4は蛍光変換効率と励起光のパワー密度との関係を求めた実験の結果を示すグラフである。
グラフ横軸は励起光のパワー密度(単位は、W/mm)であり、グラフ縦軸は蛍光変換効率(相対値)である。ここで、蛍光変換効率とは、蛍光体層に入射した励起光の光量に対する、蛍光体層から射出された蛍光の光量の割合をいう。蛍光変換効率が高いとは、蛍光体層に入射した励起光をより多くの蛍光に変換可能な状態をいう。
また、本実験では蛍光発光素子27とほぼ同一構成からなる三種類の蛍光発光素子を用意した。各蛍光発光素子は、蛍光体層と、支持基板と、固定部材と、反射部と、ヒートシンクとを有しており、蛍光体層の厚みが異なる。
具体的に、厚み0.05mmの蛍光体層を有した蛍光発光素子を三つ(グラフのA〜Cに示す)、厚み0.1mmの蛍光体層を有した蛍光発光素子を一つ(グラフのDに示す)、厚み0.15mmの蛍光体層を有した蛍光発光素子を一つ(グラフのEに示す)だけ用意した。そして、各蛍光発光素子を用いて、それぞれ励起光のパワー密度及び蛍光変換効率を計測した。
図4のグラフに示すように、厚み0.15mmの蛍光体層においてパワー密度が25W/mmを超えると、蛍光変換効率が大幅に低下した。同様に、厚み0.1mmの蛍光体層においてパワー密度が40W/mmを超えると、蛍光変換効率が大幅に低下した。蛍光変換効率が大幅に低下した理由は蛍光体で発生した熱によって蛍光体が融解したためである。
本発明者は、蛍光体層を支持する支持基板の寸法による影響についても検討した。すなわち、支持基板とヒートシンクとを合わせた熱抵抗(単位は、℃/W)について検討した。具体的に、支持基板の寸法(平面サイズ或いは厚さ)を変えた場合の熱抵抗を求め、その結果を下記表1に示す。なお、支持基板の平面サイズとは蛍光体層を支持する面(図2に示す面35aに相当)の寸法である。
Figure 2018097257
図5は表1に示したデータを可視化したグラフである。図5の横軸は支持基板の平面サイズ(単位は、mm)を示し、縦軸は支持基板の厚み(単位は、mm)を示す。
表1及び図5から、ヒートシンクと支持基板とを合わせた熱抵抗は、支持基板の寸法を変えても大きく変化しないことが分かった。本発明者は、蛍光体層が溶けるか否かは支持基板の熱抵抗とはあまり関係が無く、蛍光体層の厚みでほとんど決まるとの知見を得た。
そこで、本実験では、ヒートシンクと支持基板とを合わせた熱抵抗が1.2〜1.4となる領域(図5参照)の支持基板を用いた。例えば、表1に示すように、平面サイズ7mm角の支持基板は厚みを3mm以下とし、平面サイズ10mm角の支持基板は厚みを7mm未満とした。
また、平面サイズ10mm角よりも大きい支持基板を用いる場合、厚みは1mm〜7mmのいずれに設定しても良いが、薄型化及び軽量化を低減するといった観点からは厚みを3mm程度に設定した。
以上のように、本発明者は蛍光体層の厚みと励起光のパワー密度との間に何らかの関係があると考えた。そして、図4のグラフを求めた前述の実験に加え、複数種類の蛍光発光素子を用いて同様の実験を行った。そして、後述するようなパワー密度と蛍光体厚みとの間に成り立つ関係を発見した。
図6は、限界励起光パワー密度と蛍光体厚みとの間に成り立つ関係を示す図である。図6において、横軸は限界励起光パワー密度であり、縦軸は蛍光体層の厚み(単位は、mm)を示す。図6に示される各プロットは各実験結果を示すものである。
本実験では、厚みが0.03mm、0.04mm、0.05mm、0.1mm、0.15mmの蛍光体層を有する蛍光発光素子を複数個ずつ用いた。なお、各蛍光発光素子における蛍光体層の平面サイズはいずれも1.2mm角とした。
励起光のパワー密度を増加させていったとき、例えば図4のグラフEで示したように、蛍光変換効率が急激に低下する直前のパワー密度を計測した。本明細書では、蛍光変換効率が急激に低下する直前のパワー密度を限界励起光パワー密度と定義する。なお、本実験は、支持基板におけるヒートシンク側の面の温度が50〜70℃となるようにして行った。このようにすれば、ヒートシンクとして一般的な冷却性能を有したものを採用することが可能となる。
各厚みに対する限界励起光パワー密度の最大値から図6のグラフに破線で示す近似曲線を求めた。また、平均値から図6のグラフに実線で示す近似曲線を求めた。このグラフは、蛍光体層を融解させないためのパワー密度と蛍光体厚みとの条件を示すものである。
つまり、図6のグラフのハッチングで示される領域A1の蛍光体厚み及び励起光のパワー密度で蛍光を生成すれば、蛍光体層は融解しない。しかし、図6のハッチングで示される領域A1より上の領域の条件では蛍光体層が融解する。また、ダブルハッチングで示される領域A2の蛍光体厚み及び励起光のパワー密度で蛍光を生成すれば、蛍光体層の融解をより防止できる。
本発明者は、図6に示すグラフから下式(1)、式(2)を導出した。式(1)は破線で示した近似曲線を表す近似式であり、式(2)は実線で示した近似曲線を表す近似式である。式(1)、式(2)において、xとは蛍光体層34に入射する励起光(光線束BL)のパワー密度の最大値(単位は、W/mm)を示し、yとは蛍光体層34の厚さ(単位は、mm)を示す。
Figure 2018097257
Figure 2018097257
一方、蛍光体層の厚みを薄くすると、励起光を吸収する量が減って蛍光変換効率(図4参照)も低下する。そのため、蛍光体層の厚みを薄くするにも限度がある。蛍光体層の厚みの下限値は励起光吸収係数によって決まる。
蛍光体層に吸収されない励起光量をIとすると、励起光量Iは下式(4)で表せる。式(4)において、Iは蛍光体層に照射した励起光の光量であり、αは励起光吸収係数であり、yは蛍光体層の厚みである。
I=I*exp(−2αy) 式(4)
ここで、蛍光体において一般的とされる、励起光の90%以上を吸収し、10%以下を透過させる条件で上記式(4)を変形すると、下式(3)が導かれる。この式(3)は、蛍光体層の厚みの下限値を規定したものである。
Figure 2018097257
図2に示した本実施形態の照明装置2によれば、蛍光体層34と、該蛍光体層34に入射する励起光(光線束BL)のパワー密度とが上記式(1)を満足している。具体的に、本実施形態では、励起光のパワー密度が、蛍光体層34の厚みに対応した限界励起光パワー密度を超えないように、制御装置20によりアレイ光源21Aから射出される光線束BLの強度が調整される。
また、蛍光体層34の厚みは、上記式(3)で規定される下限値よりも大きい。そのため、蛍光体層34は、蛍光変換効率が大きく低下しない程度の厚さを有している。
また、本実施形態の蛍光発光素子27において、ヒートシンク38は、励起光の発光時に支持体35の面35bの温度を50〜70℃に保持する放熱性能を有するように構成されている。
これにより、上記式(1)を算出した際に行った実験条件を再現できるので、上記式(1)に基づいて、蛍光体層34の融解を防止することができる。また、ヒートシンク38として一般的な冷却性能を有したものを採用できるので、蛍光発光素子27のコストを低減できる。
本実施形態の照明装置2によれば、蛍光体層34の融解を防止しつつ、蛍光YLの高輝度化をすることができる。
本実施形態においては、蛍光体層34に入射する励起光(光線束BL)のパワー密度の最大値を40W/mm以上とするのが好ましい。このようにすれば、蛍光体層34を十分に薄くしつつ励起光のパワー密度を高くできるので、小さな照射領域から十分な蛍光を生成することができる。すなわち、蛍光の射出領域が小さくなるので、後段の光学系(第1の集光光学系26の第1レンズ26a)が蛍光体層34から射出された蛍光YLを効率良く取り込むことができる。よって、蛍光YLの利用効率を高くできる。
図2に戻る。蛍光体層34から射出された蛍光YLは、非偏光光である。蛍光YLは、第1の集光光学系26を通過した後、偏光分離素子50Aに入射する。そして、この蛍光YLは、偏光分離素子50Aからインテグレーター光学系31に向けて進む。
一方、偏光分離素子50Aから射出されたP偏光の光線束BLは、第2の位相差板28bに入射する。第2の位相差板28bは、偏光分離素子50Aと拡散反射素子30との間の光路中に配置された1/4波長板から構成されている。したがって、偏光分離素子50Aから射出されたP偏光の光線束BLは、この第2の位相差板28bによって、例えば、右回り円偏光の青色光BL1に変換された後、第2の集光光学系29に入射する。
第2の集光光学系29は、例えばレンズ29aから構成され、青色光BL1を集光させた状態で拡散反射素子30に入射させる。
拡散反射素子30は、第2の集光光学系29から射出された青色光BL1を偏光分離素子50Aに向けて拡散反射させる。拡散反射素子30としては、青色光BL1をランバート反射させつつ、且つ、偏光状態を乱さないものを用いることが好ましい。
以下、拡散反射素子30によって拡散反射された光を青色光BL2と称する。本実施形態によれば、青色光BL1を拡散反射させることで略均一な照度分布の青色光BL2が得られる。例えば、右回り円偏光の青色光BL1は左回り円偏光の青色光BL2として反射される。
青色光BL2は第2の集光光学系29によって平行光に変換された後に再び第2の位相差板28bに入射する。
左回り円偏光の青色光BL2は、第2の位相差板28bによってS偏光の青色光BL1に変換される。S偏光の青色光BL1は、偏光分離素子50Aによってインテグレーター光学系31に向けて反射される。
これにより、青色光BL1は、偏光分離素子50Aを透過した蛍光YLと共に、照明光WLとして利用される。すなわち、青色光BL1及び蛍光YLは、偏光分離素子50Aから互いに同一方向に向けて射出され、青色光BL1と蛍光(黄色光)YLとが混ざった白色の照明光WLが生成される。
照明光WLは、インテグレーター光学系31に向けて射出される。インテグレーター光学系31は、例えば、レンズアレイ31a,レンズアレイ31bから構成されている。レンズアレイ31a,31bは、複数の小レンズがアレイ状に配列されたものからなる。
インテグレーター光学系31を透過した照明光WLは、偏光変換素子32に入射する。偏光変換素子32は、偏光分離膜と位相差板とから構成されている。偏光変換素子32は、非偏光の蛍光YLを含む照明光WLを直線偏光に変換する。
偏光変換素子32を透過した照明光WLは、重畳レンズ33aに入射する。重畳レンズ33aはインテグレーター光学系31と協同して、被照明領域における照明光WLによる照度の分布を均一化する。このようにして、照明装置2は照明光WLを生成する。
本実施形態の照明装置2によれば、蛍光体層34の融解を防止しつつ、高輝度の蛍光YLを射出するので、明るい照明光WLを生成することができる。したがって、この照明装置2を備える本実施形態のプロジェクター1によれば、明るい画像を投射することができる。
なお、本発明は上記実施形態の内容に限定されることはなく、発明の主旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、半導体レーザー211に供給する電流値を制御することで励起光のパワー密度を制御する場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されない。例えば、制御装置20によって半導体レーザー211をパルス幅変調で駆動する場合において、電流値やデューティ比を調整することでパワー密度を制御しても良い。
上記実施形態では、3つの光変調装置4R,4G,4Bを備えるプロジェクター1を例示したが、1つの光変調装置でカラー映像を表示するプロジェクターに適用することも可能である。また、光変調装置として、デジタルミラーデバイスを用いてもよい。
上記実施形態では本発明による照明装置をプロジェクターに搭載した例を示したが、これに限られない。本発明による照明装置2は、照明器具や自動車のヘッドライト等にも適用することができる。
1…プロジェクター、2…照明装置、4R,4G,4B…光変調装置、6…投射光学系、20…制御装置、34…蛍光体層、35…支持体、35a…面(第二面)、35b…面(第一面)、38…ヒートシンク(放熱器)、211…半導体レーザー(発光素子)、BL…励起光。

Claims (8)

  1. 励起光を射出する発光素子と、
    前記励起光が入射する蛍光体層と、
    前記蛍光体層上における前記励起光のパワー密度を制御する制御装置と、を備え、
    前記パワー密度の最大値をx(単位は、W/mm)、前記蛍光体層の厚さをy(単位は、mm)としたとき、(1)式を満足する
    照明装置。
    Figure 2018097257
  2. 前記蛍光体層は、YAG蛍光体を含むセラミックスで構成されている
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 互いに対向する第一面と第二面とを有する支持体と、前記第一面に接続された放熱器と、をさらに備え、
    前記蛍光体層は前記支持体の前記第二面側に設けられており、
    前記放熱器は、前記発光素子の発光時に前記第一面の温度を50〜70℃とするように構成されている
    請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記蛍光体層と前記第二面との間に設けられた金属層をさらに備える
    請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記パワー密度の最大値は40W/mm以上である
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の照明装置。
  6. 前記最大値xおよび前記厚さyは(2)式を満足する
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の照明装置。
    Figure 2018097257
  7. 蛍光体層の励起光の吸収係数をαとしたとき、
    (3)式をさらに満足する
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の照明装置。
    Figure 2018097257
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の照明装置と、
    前記照明装置からの光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する光変調装置と、
    前記画像光を投射する投射光学系と、を備える
    プロジェクター。
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