JP2018096542A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 表面欠陥を平滑化する方法であって、
   シーラント組成物を表面欠陥を有する表面に塗布するステップと、
   前記表面欠陥を充填するために、前記シーラント組成物を平滑化するステップと、
   前記平滑化したシーラント組成物を硬化させるために、前記平滑化したシーラント組成物を紫外線に曝露するステップと
   を含み、
   前記シーラント組成物が、紫外線硬化性であり、かつ、
   前記シーラント組成物が、
   （ｉ）以下の構造を有する部分を含むチオールを末端基とするポリチオエーテル：
   −Ｒ ^１ −［−Ｓ−（ＣＨ _２ ） _２ −Ｏ−［−Ｒ ^２ −Ｏ−］ _ｍ −（ＣＨ _２ ） _２ −Ｓ−Ｒ ^１ −］ _ｎ −
   ｛式中、
   （１）それぞれのＲ ^１ は独立に、Ｃ _２〜１０ ｎ−アルカンジイル基、Ｃ _２〜６ 分岐アルカンジイル基、Ｃ _６〜８ シクロアルカンジイル基、Ｃ _６〜１０ アルカンシクロアルカンジイル基、−［（−ＣＨ _２ −） _ｐ −Ｘ−］ _ｑ −（−ＣＨ _２ −） _ｒ −、又は少なくとも１つの−ＣＨ _２ −単位がメチル基で置換されている−［（−ＣＨ _２ −） _ｐ −Ｘ−］ _ｑ −（−ＣＨ _２ −） _ｒ −
   ［式中、
   （ｉ）それぞれのＸは、Ｏ、Ｓ及び−ＮＲ ^６ −（式中、Ｒ ^６ は水素若しくはメチルである）から独立に選択され、
   （ｉｉ）ｐは、２〜６の範囲の値を有する整数であり、
   （ｉｉｉ）ｑは、０〜５の範囲の値を有する整数であり、
   （ｉｖ）ｒは、２〜１０の範囲の値を有する整数である］を表し；
   （２）それぞれのＲ ^２ は独立に、Ｃ _２〜１０ ｎ−アルカンジイル基、Ｃ _２〜６ 分岐アルカンジイル基、Ｃ _６〜８ シクロアルカンジイル基、Ｃ _６〜１０ アルカンシクロアルカンジイル基、又は−［（−ＣＨ _２ −） _ｐ −Ｘ−］ _ｑ −（−ＣＨ _２ −） _ｒ −
   ［式中、
   （ｉ）それぞれのＸは、Ｏ、Ｓ及び−ＮＲ ^６ −（式中、Ｒ ^６ は水素若しくはメチルである）から独立に選択され、
   （ｉｉ）ｐは、２〜６の範囲の値を有する整数であり、
   （ｉｉｉ）ｑは、０〜５の範囲の値を有する整数であり、
   （ｉｖ）ｒは、２〜１０の範囲の値を有する整数である］を表し；
   （３）ｍは、０〜１０の有理数であり；
   （４）ｎは、１〜６０の範囲の値を有する整数である｝；
   （ｉｉ）ポリビニルエーテル及び／又はポリアリル化合物を含むアルケニルを末端基とする化合物；ならびに
   （ｉｉｉ）充填剤
   を含む、上記方法。
2. 前記チオールを末端基とするポリチオエーテルが、式（ＩＩ）のチオールを末端基とするポリチオエーテル、式（ＩＩＩ）のチオールを末端基とするポリチオエーテル、又はこれらの組み合わせを含む、請求項１に記載の方法：
   ＨＳ−Ｒ ^１ −［−Ｓ−（ＣＨ _２ ） _２ −Ｏ−［−Ｒ ^２ −Ｏ−］ _ｍ −（ＣＨ _２ ） _２ −Ｓ−Ｒ ^１ −］ _ｎ −ＳＨ （ＩＩ）
   Ｂ−（Ａ−［Ｒ ^３ ］ _ｙ −ＳＨ） _ｚ （ＩＩＩ）
   ｛式中、
   （１）それぞれのＲ ^１ は独立に、Ｃ _２〜１０ ｎ−アルカンジイル基、Ｃ _２〜６ 分岐アルカンジイル基、Ｃ _６〜８ シクロアルカンジイル基、Ｃ _６〜１０ アルカンシクロアルカンジイル基、−［（−ＣＨ _２ −） _ｐ −Ｘ−］ _ｑ −（−ＣＨ _２ −） _ｒ −、又は少なくとも１つの−ＣＨ _２ −単位がメチル基で置換されている−［（−ＣＨ _２ −） _ｐ −Ｘ−］ _ｑ −（−ＣＨ _２ −） _ｒ −
   ［式中、
   （ｉ）それぞれのＸは、Ｏ、Ｓ及び−ＮＲ ^６ −（式中、Ｒ ^６ は水素若しくはメチルである）から独立に選択され、
   （ｉｉ）ｐは、２〜６の範囲の値を有する整数であり、
   （ｉｉｉ）ｑは、０〜５の範囲の値を有する整数であり、
   （ｉｖ）ｒは、２〜１０の範囲の値を有する整数である］を表し；
   （２）それぞれのＲ ^２ は独立に、Ｃ _２〜１０ ｎ−アルカンジイル基、Ｃ _２〜６ 分岐アルカンジイル基、Ｃ _６〜８ シクロアルカンジイル基、Ｃ _６〜１０ アルカンシクロアルカンジイル基、又は−［（−ＣＨ _２ −） _ｐ −Ｘ−］ _ｑ −（−ＣＨ _２ −） _ｒ −
   ［式中、
   （ｉ）それぞれのＸは、Ｏ、Ｓ及び−ＮＲ ^６ −（式中、Ｒ ^６ は水素若しくはメチルである）から独立に選択され、
   （ｉｉ）ｐは、２〜６の範囲の値を有する整数であり、
   （ｉｉｉ）ｑは、０〜５の範囲の値を有する整数であり、
   （ｉｖ）ｒは、２〜１０の範囲の値を有する整数である］を表し；
   （３）ｍは、０〜１０の有理数であり；
   （４）ｎは、１〜６０の範囲の値を有する整数であり；
   （５）Ａは、式（Ｉ）による構造を表し：
   −Ｓ−Ｒ ^１ −［−Ｓ−（ＣＨ _２ ） _２ −Ｏ−［−Ｒ ^２ −Ｏ−］ _ｍ −（ＣＨ _２ ） _２ −Ｓ−Ｒ ^１ −］ _ｎ −Ｓ− （Ｉ）
   ［式中、Ｒ ^１ 、Ｒ ^２ 、ｍ及びｎは、式（ＩＩ）について定義したとおりである］；
   （６）ｙは０又は１であり；
   （７）Ｒ ^３ は、ｙ＝０である場合単結合を表し、ｙ＝１である場合−Ｓ−（ＣＨ _２ ） _２ −［−Ｏ−Ｒ ^２ −］ _ｍ −Ｏ−を表し；
   （８）ｚは、３〜６の整数であり；
   （９）Ｂは、多官能化剤のｚ価残基を表す｝。
3. 前記表面欠陥が、表面の窪みを含む、請求項１に記載の方法。
4. 前記表面欠陥が、２枚の隣接するパネル間のギャップを含む、請求項１に記載の方法。
5. 前記シーラント組成物が、目視的に透明且つ紫外線透過性である、請求項１に記載の方法。
6. 前記シーラント組成物の厚みが、２インチ（５０．８ｍｍ）までである、請求項１に記載の方法。
7. 前記アルケニルを末端基とする化合物が、トリエチレングリコールジビニルエーテルを含む、請求項１に記載の方法。
8. 前記アルケニルを末端基とする化合物が、ジビニルエーテルを含む、請求項１に記載の方法。
9. 前記アルケニルを末端基とする化合物が、ジエチレングリコールジビニルエーテルを含む、請求項１に記載の方法。
10. 前記アルケニルを末端基とする化合物が、以下の式（４）のジビニルエーテルを含む、請求項１に記載の方法：
    ＣＨ _２ ＝Ｈ−Ｏ−（−Ｒ ^２ −Ｏ−） _ｍ −ＣＨ＝ＣＨ _２ （４）
    ｛式中、
    ｍは、１〜４の整数であり；
    Ｒ ^２ は、独立に、Ｃ _２〜１０ ｎ−アルカンジイル基、Ｃ _２〜６ 分岐アルカンジイル基、Ｃ _６〜８ シクロアルカンジイル基、Ｃ _６〜１０ アルカンシクロアルカンジイル基、又は−［（−ＣＨ _２ −） _ｐ −Ｘ−］ _ｑ −（−ＣＨ _２ −） _ｒ −（式中、ｐは、２〜６の範囲の値を有する整数であり、ｑは、０〜５の範囲の値を有する整数であり、ｒは、２〜１０の範囲の値を有する整数である）を表わす｝。
11. 前記アルケニルを末端基とする化合物が、ポリアリル化合物を含む、請求項１に記載の方法。
12. 前記シーラント組成物が、光開始剤を更に含む、請求項１に記載の方法。
13. 前記シーラント組成物が、１重量％〜３０重量％の充填剤を含み、ここで重量％はこの組成物の全重量を基準とする、請求項１に記載の方法。
14. 前記充填剤が、紫外線を遮断しない、請求項１に記載の方法。
15. 前記充填剤が、紫外線を透過または散乱させる、請求項１に記載の方法。