JP2009028668A - α−シアノアクリレート組成物による表面コーティング方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の表面コーティング方法は石膏などの無機多孔質材料の表面を補強する方法に関するものであり、α−シアノアクリレート化合物を揮発性有機溶剤で希釈し、且つ、活性エネルギー線硬化性を付与したα−シアノアクリレート組成物を用いてコーティングを行うことで非常に迅速に硬化し寸法精度が良好でさらに外観良く補強性薄膜を形成することができる表面コーティング方法である。
【解決手段】本発明では必須成分として(A)α−シアノアクリレート化合物、(B)芳香族電子系配位子を含有する周期律第VIII族遷移金属メタロセン化合物、(C)分子内開裂型光ラジカル開始剤、(D)揮発性有機溶剤を含有するα−シアノアクリレート組成物を無機多孔質材料の表面に塗布、含浸または吹き付けなどの方法により被覆し、活性エネルギー線を照射することによりこれを実現できる。
【選択図】なし
【解決手段】本発明では必須成分として(A)α−シアノアクリレート化合物、(B)芳香族電子系配位子を含有する周期律第VIII族遷移金属メタロセン化合物、(C)分子内開裂型光ラジカル開始剤、(D)揮発性有機溶剤を含有するα−シアノアクリレート組成物を無機多孔質材料の表面に塗布、含浸または吹き付けなどの方法により被覆し、活性エネルギー線を照射することによりこれを実現できる。
【選択図】なし
Description
本発明は幅広い被着材質上で迅速、強固に硬化するα−シアノアクリレート組成物の機能を活かしながら、対象物表面をより薄膜でコーティングできることにより、表面補強性及び寸法精度に優れたα−シアノアクリレート組成物による表面コーティング方法に関するものである。
α−シアノアクリレート化合物を主成分とする組成物は、被着体間の貼り合わせ接着に用いると、被着体表面に吸着されている微量の水分や空気中の湿分によりα−シアノアクリレート化合物の分子が急速にアニオン重合することで硬化して、被着体同士を短時間で極めて強固に接着させることから、一液常温硬化型の瞬間接着剤として、金属、プラスチック、ゴム、木材など各種基材間の接着に広く利用されている。
また、α−シアノアクリレート組成物はその硬化物の強度から、しばしばポッティング用途やコーティング用途など貼り合わせではない目的にも用いられる。しかし、このように貼り合わせではなく塗布した部分がオープンな状態では、α−シアノアクリレート化合物は空気中の微量の湿分のみで表面から少しずつ硬化していくため、非常に硬化が遅く、また白化現象の原因にもなってしまう。
白化現象とは被着体の被着部周辺に白い粉がふいたようになる現象であり、被着体表面の外観を著しく損ねてしまう。白化現象は一般に、貼り合わせ接着した際に接着界面からはみ出したα−シアノアクリレート化合物の分子が揮発し、空気中もしくは被着体表面の湿分によって重合した微粒子固体が被着体に付着することで起こる。当然のことながら、ポッティング用途やコーティング用途ではα−シアノアクリレート組成物自体がオープンな状態であるため、白化現象は起きやすい状況といえる。
白化現象を防ぐ方法はこれまでにいくつか提案されている。例えば、アミン含有溶剤を硬化促進剤としてオープン状態にあるα−シアノアクリレート組成物に滴下、もしくはスプレー塗布することで、強制的に硬化させる方法が知られている(特許文献1)。しかしこの方法はアミン臭や溶剤臭を感じ、作業的に好ましいものとは言えず、硬化後の外観が必ずしも良いとは限らない。また、接着剤と硬化促進剤というように2液が必要となり、工程数が増えてしまうなどの欠点がある。
次に、より高分子量のα−シアノアクリレート化合物、例えば炭素数3以上のアルキルエステルモノマー、もしくはアルコキシエチルエステルモノマーなどを用いると、その蒸気圧が小さくなるために蒸発しにくくなり、白化現象も低減させることができる。しかし、蒸発しないわけではないため、完全に白化現象を抑えられるものではない。また、硬化スピードが落ちたり、接着強度、硬化物硬度が低下する傾向がある。
ところで、α−シアノアクリレート組成物に光硬化性を付与し、はみ出し部分に紫外線や可視光などの活性エネルギー線を照射することで硬化させる方法が報告されている(特許文献2,3,4)。
この方法は外観を損なわずに極めて迅速に硬化させることが可能であり、活性エネルギー線照射により短時間で硬化させることができるため、白化現象を抑えるのに大きな効果がある。
無機多孔質材料、例えば石膏は産業上様々な用途に使用されており、工業製品模型や歯科模型、歯科埋没材、美術用、医療ギブス用、トンネル補強用、建材向け石膏ボードなど多岐にわたっている。他方で石膏は表面が比較的もろいと言う欠点を有しており、これを補う目的で各種のコーティング剤を用いて石膏表面を補強して用いられている。特に工業製品模型、歯科模型用途については、石膏表面の欠けや引っ掻き傷がなく、型取りする際の寸法精度が高いことが要求される。つまりコーティング剤は薄ければ薄いほど模型としての精度が高く、且つ十分な硬さ・強さが必要となる。
このようなコーティング剤のひとつとして、しばしばα−シアノアクリレート組成物が利用されている。前述したようにα−シアノアクリレート組成物は補強用材料として十分な硬さ・強さを持っており、また1液常温硬化性であるため扱いが簡便であり、コーティング剤として有用である。加えて、白化現象については光硬化性を付与し、活性エネルギー線照射によって硬化させることで解決することが可能となっている。
他方で、α−シアノアクリレート化合物は常温で最低でも2mPa・s程度の粘度を有しており、多孔質材料に対する浸透性が悪いことから、表面全体に均一な薄膜を形成することが難しく、表面が平滑にならなかったり、コーティング層が厚くなってしまうために模型としての寸法精度が悪い、という問題があった。そこで、α−シアノアクリレート化合物を塩素系もしくはフッ素系溶剤で希釈することで粘度を下げ、乾燥硬化皮膜の膜厚を薄くする試みが報告されている(特許文献5)。
しかし、溶剤で希釈されているためにα−シアノアクリレート化合物本来の硬化性が損なわれる。すなわち、溶剤が揮発した後にα−シアノアクリレート化合物の分子が重合するために、硬化速度は溶剤の揮発速度に依存するようになる。
無機多孔質材料、特に石膏の表面はもろいため、表面をコーティングし補強する必要がある。しかし、コーティング剤の厚さが大きくなると、模型用途などにおいては型としての精度が悪くなるため、できる限り薄膜にする必要がある。また、一般的なα−シアノアクリレート組成物をコーティング剤として用いた場合、白化現象が発生し外観を損ねてしまい、また表面が平滑にならずざらついてしまう恐れがある。更に石膏への浸透性、コーティング剤の薄膜化を向上させようとした場合、塩素系もしくはフッ素系溶剤でα−シアノアクリレート化合物を希釈して用いる方法が報告されているが、希釈により硬化性が低下する。そこで石膏等の無機多孔質材料表面をより薄膜で被覆しながらも迅速に硬化し、さらに白化現象も発生しないようなコーティング方法が強く望まれている。
上記課題を解決するために鋭意検討した結果、α−シアノアクリレート化合物を揮発性有機溶剤で希釈し、且つ、芳香族電子系配位子を含有する周期律第VIII族遷移金属メタロセン化合物、及び分子内開裂型光ラジカル開始剤の各成分を含有したものであるα−シアノアクリレート組成物を無機多孔質材料の表面に塗布、含浸または吹き付けを行い、活性エネルギー線を照射することによりこれを実現できることを発見し、本発明に至った。
この発明によるα−シアノアクリレート組成物による表面コーティング方法は、コーティング剤の無機多孔質材料に対する優れた浸透性、表面硬化性を有しており、コーティング膜の薄膜化や補強効果が十分で、さらに紫外線や可視光などの活性エネルギー線の照射により迅速に揮発及び硬化するため、無機多孔質材料の表面を外観を損なわずに寸法精度よく補強性薄膜を形成する方法を提供する。
以下、本発明を詳細に説明する。本発明に用いられるα−シアノアクリレート化合物(A)の種類としては、従来から公知のα−シアノアクリレート化合物が使用可能である。具体的には、メチル−α−シアノアクリレート、エチル−α−シアノアクリレート、プロピル−α−シアノアクリレート、ブチル−α−シアノアクリレート、シクロヘキシル−α−シアノアクリレート等のアルキル及びシクロアルキル−α−シアノアクリレート、アリル−α−シアノアクリレート、メタリル−α−シアノアクリレート、シクロヘキセニル−α−シアノアクリレート等のアルケニル及びシクロアルケニル−α−シアノアクリレート、プロパンギル−α−シアノアクリレート等のアルキニル−α−シアノアクリレート、フェニル−α−シアノアクリレート、トルイル−α−シアノアクリレート等のアリール−α−シアノアクリレート、ヘテロ原子を含有するメトキシエチル−α−シアノアクリレート、エトキシエチル−α−シアノアクリレート、フルフリル−α−シアノアクリレート、ケイ素を含有するトリメチルシリルメチル−α−シアノアクリレート、トリメチルシリルエチル−α−シアノアクリレート、トリメチルシリルプロピル−α−シアノアクリレート、ジメチルビニルシリルメチル−α−シアノアクリレート等があげられる。この中でも性能的、コスト的な理由からエチル−α−シアノアクリレートが最も好ましい。
本発明に用いられる芳香族電子系配位子を含有する周期律第VIII族遷移金属メタロセン化合物(B)成分の具体例としては、遷移金属が鉄であるフェロセン、オスミウムであるオスモセン、ルテニウムであるルテノセン、コバルトであるコバルセン、ニッケルであるニッケルセンを始めとする周期律第VIII族遷移金属からなるメタロセン化合物を挙げることが出来る。これらメタロセン化合物として、特開2003−277422号公報に記載されている芳香族電子系配位子を有する周期律表第VIII族の遷移金属メタロセン化合物が使用できる。これらの中で好ましい化合物としては、フェロセン、エチルフェロセン、n−ブチルフェロセン、ベンゾイルフェロセン、アセチルフェロセン、t−アミルフェロセン、1,1’−ジメチルフェロセン、1,1’−ジ−n−ブチルフェロセン、1,1’−ジベンゾイルフェロセン、1,1’−ジ(アセチルシクロペンタジエニル)アイロン、ビス(ペンタメチルシクロペンタジエニル)アイロン、ビス(シクロペンタジエニル)オスミウム、ビス(ペンタメチルシクロペンタジエニル)オスミウム、ビス(シクロペンタジエニル)ルテニウム、ビス(ペンタメチルシクロペンタジエニル)ルテニウムであり、この中でより好ましいのはフェロセン、エチルフェロセン、n−ブチルフェロセン、ベンゾイルフェロセンであるが、特に好ましくはフェロセン或いはその誘導体である。
上記(B)成分の配合量は選択する成分や(C)成分との組み合わせによっても異なるが、α−シアノアクリレート化合物(A)成分100重量部に対し、0.0001〜5重量部であり、より好ましくは0.001〜1重量部である。(B)成分の添加量が0.0001重量部未満であると光硬化性が悪くなり、5重量部より多いと保存安定性が低下する。
本発明に用いられる分子内開裂型光ラジカル開始剤(C)成分の具体例としては、(イ)〜(ホ)の光ラジカル開始剤が挙げられ、これらを1種単独で使用しても数種を混合して使用することもできる。
(イ)アセトフェノン系光ラジカル開始剤として、4−フェノキシジクロロアセトフェノン、4−t−ブチル−ジクロロアセトフェノン、4−t−ブチル−トリクロロアセトフェノン、ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、1−(4−ドデシルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル−(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−1−(4−(メチルチオ)フェニル)−2−モルホリノプロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノンなどが挙げられる。
(ロ)ベンゾイン系光ラジカル開始剤として、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンジルメチルケタールなどが挙げられる。
(ハ)アシルフォスフィンオキサイド系光ラジカル開始剤として、メチルイソブチロイル−メチルホスフィネート、メチルイソブチロイル−フェニルホスフィネート、2,4,6−トリメチルベンゾイルフェニルエトキシホスフィンオキサイド、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイドなどが挙げられる。
(ニ)ビスアシルフォスフィンオキサイド系光ラジカル開始剤として、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキサイド、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキサイドなどが挙げられる。
(ホ)その他の光ラジカル開始剤として、ビス(η5−2,4−シクロペンタジエン−1−イル)−ビス(2,6−ジフルオロ−3−(1H−ピロール−1−イル)−フェニル)チタニウム、α−アシロキシムエステル、メチルフェニルグリオキシレート、3,3’,4,4’−テトラ(t−ブチルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)などが挙げられる。
これらの中でより好ましいのは2,4,6−トリメチルベンゾイルフェニルエトキシホスフィンオキサイド、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキサイド、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキサイドである。2,4,6−トリメチルベンゾイルフェニルエトキシホスフィンオキサイド及び2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイドはそれぞれ「ルシリンTPO」、「ルシリンTPO−L」としてBASF社より市販されている。ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキサイドは「Irgacure819」、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキサイドは「Irgacure1700」としてチバ・スペシャルティ・ケミカルズ社より市販されている。なおIrgacure1700は2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−1−オンとビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキサイドの75:25の混合物である。
上記(C)成分の添加量は(B)成分との組み合わせによって異なるが、(A)成分100重量部に対して、概ね0.01〜10重量部であり、より好ましくは0.05〜3.0重量部である。なお、各成分それぞれを2種類以上の混合物として使用する際の添加量は各成分の合計量を上記の添加量とすることが好ましい。(B)成分が0.01重量部以下であると光硬化性が悪く硬化不良を招き、10重量部以上であると組成物の保存性が悪化する。
本発明に用いられる揮発性有機溶剤(D)としては、上記の(A)乃至(C)成分と相溶するが反応性を有しないものを選べばいかなるものでも使用できる。具体的には、n−ヘプタン、n−オクタン、イソオクタン、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソプロピル、ジメエルエーテル、テトラヒドロフラン、ジクロロメタン、クロロホルム、塩化エチレン、1,1−ジクロロメタン、1,2−ジクロロメタン、1,1,1−トリクロロエチレン、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、メチルイソプロピルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン、シクロヘキサノン、ジアセトンアルコールなどが挙げられる。なお、α−シアノアクリレート化合物との相溶性及び地球環境、作業環境上の観点からケトン系溶剤または臭素含有炭化水素系溶剤などがより好ましく、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、メチルイソプロピルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン、シクロヘキサノン及び1−ブロモプロパンが好適に用いられるが、特に好ましくはアセトン、メチルエチルケトン、1−ブロモプロパンである。これらの揮発性有機溶剤はいずれか単独で用いても良いし、混合して用いても良い。
上記(D)成分の添加量は(A)成分100重量部に対して、30〜2000重量部であり、より好ましくは100〜900重量部である。(D)成分の添加量が10重量部未満であると粘度が十分に低くならず、無機多孔質材料への浸透性が不十分となる。2000重量部以上であると無機多孔質材料表面の補強効果が低下する。
また、この発明の効果を損なわない限り、更に下記の成分の幾つかを加えても良い。
(1)アニオン重合禁止剤
(2)ラジカル重合禁止剤
(3)粘度調整剤
(4)硬化促進剤、タフナー及び熱安定剤のような特定添加物
(5)香料、染料、顔料等
(1)アニオン重合禁止剤
(2)ラジカル重合禁止剤
(3)粘度調整剤
(4)硬化促進剤、タフナー及び熱安定剤のような特定添加物
(5)香料、染料、顔料等
(1)アニオン重合禁止剤は、組成物の貯蔵安定性を向上させるために加えられる。既知の禁止剤の例として、二酸化硫黄、三酸化硫黄、酸化窒素、メタンスルホン酸、フッ化ホウ素、フッ化水素やp−トルエンスルホン酸等があげられる。
(2)ラジカル重合禁止剤の例としては、キノン、ヒドロキノン、t−ブチルヒドロキノン、t−ブチルヒドロキシアニソール、t−ブチルカテコール、p−メトキシフェノール等があげられる。
(3)粘度調整剤は組成物の粘度を調整するために加えられる。粘度調整剤の例として、ポリ(メチル)メタクリレート、メタクリレートタイプ共重合体、アクリル系ラバー、セルロース誘導体、ポリビニルアセテート及びポリ(α−シアノアクリレート)等があげられる。この中でも分子量が10万〜40万(g/mol)のポリ(メチル)メタクリレートを使用すると糸引きも少なく粘度調整を行うことができ、より好ましい。
(4)硬化促進剤の例としては、ポリエチレングリコール誘導体、クラウンエーテル及びその誘導体、カリックスアレーン誘導体、チオカリックスアレーン誘導体等があげられる。
上記した各種添加剤の添加量は、本発明の効果を損なわない程度に任意量を添加すればよい。例えば上記したポリ(メチル)メタクリレート、メタクリレートタイプ共重合体などの増粘剤や、アクリル系エラストマー(ゴム)、アクリロニトリル共重合体エラストマー(ゴム)などのエラストマー類、微細シリカフィラー等の充填剤は、1〜50重量%の範囲で比較的多量に添加できるし、また硬化促進剤などは極少量の添加で有効に作用する場合もある。
本発明に含まれるα−シアノアクリレート組成物は、被着体表面の微量の水分による湿気硬化性と活性エネルギー線照射による光硬化性を兼ね備えている。このため、従来のα−シアノアクリレート組成物では困難であった被着体同士の間隔が大きい場合の接着や、接着部からはみ出した部分の硬化、コーティングのように一対の被着体に挟まれていない場合の硬化においても、活性エネルギー線を照射することで速やかに硬化させることができる。
なお、メタロセン化合物の光吸収波長が500nm以上の長波長側にもあるため、この発明のα−シアノアクリレート組成物はより広い波長領域、即ち紫外光、あるいは可視光領域の活性エネルギー線でも光硬化が可能である。
活性エネルギー線照射による硬化方法は、本発明に含まれるα−シアノアクリレート組成物を被コーティング材に塗布した後、高圧水銀灯、ハロゲンランプ、キセノンランプ、太陽光などを利用して主に電子線、紫外線、可視光を照射することによって硬化させるものである。照射光の有効波長はメタロセン化合物、分子内開裂型光ラジカル開始剤の種類によって異なるが、紫外光、可視光が好ましい。
ところで、活性エネルギー線の照射により硬化性が促進されるα−シアノアクリレート組成物は、重合反応時に吸収した活性エネルギー線のエネルギーを熱エネルギーとして放出するため、反応熱が大きい。この熱が有機溶剤の揮発に貢献するため、単純にα−シアノアクリレート組成物を有機溶剤で希釈したときよりも揮発性は大きくなると考えられる。従って、本発明のα−シアノアクリレート組成物による表面コーティング方法は、速揮発性と速硬化性を兼ね備えたコーティング剤により無機多孔質材料の表面に迅速かつ外観よく補強性薄膜を形成することが可能である。
以下に実施例及び比較例をあげて本発明を説明するが、本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではない。また、実施例に先立ちこの発明のα−シアノアクリレート組成物の評価に使用した測定機器等について説明する。
今回は活性エネルギー線照射を一般的な40W蛍光灯(照度は400LUX)にて行った。なお、活性エネルギー線照射にあたり、光源として太陽光、高圧水銀灯、メタルハライドランプ、UV−LEDランプなどを使用すると、より迅速に硬化させることが可能である。
表1に示す原料及び配合割合にてそれぞれα−シアノアクリレート組成物を調整した(実施例1〜9、比較例1〜8及び参考例1)。次に、それぞれの組成物の特性を下記に示す試験方法を用いて評価した。その結果を表1に示す。尚、表1の配合表に記載された配合量は全て重量部である。また、表中の各種略号は次のことを意味する。
〈粘度測定方法〉それぞれの組成物を25℃において、山一電機株式会社製(VM−100A−L)を用いて測定を行った。
〈石膏試験片作成方法〉焼石灰に水を加え、ポリエチレン製キャップで直径30mm、高さ5mmに成形したものを石膏被着体とした。これを各配合のα−シアノアクリレート組成物中に浸漬して石膏表面を含浸被覆した後、実施例1〜9、比較例1〜5、参考例1については直ちに40W蛍光灯の下100cmの位置に置き可視光に曝した。なお、比較例6〜8に関しては含浸被覆後に蛍光灯からの光が当たらない場所に置いた。
〈表面乾燥性〉上記により作成した試験片の表面を、可視光に曝した直後から軽く指で触れ、タックフリーとなるまでの時間でもって評価した。
〈表面盛り上がり〉上記の試験片表面が完全に硬化した後、それぞれの表面凹凸の有無について目視で判断し、盛り上がりがないものを○、盛り上がりがあるものを×とした。
〈接着性〉NBRを被着体として用い、貼り合わせ5秒後に接着している場合を○、接着していない場合を×とした。
〈石膏試験片作成方法〉焼石灰に水を加え、ポリエチレン製キャップで直径30mm、高さ5mmに成形したものを石膏被着体とした。これを各配合のα−シアノアクリレート組成物中に浸漬して石膏表面を含浸被覆した後、実施例1〜9、比較例1〜5、参考例1については直ちに40W蛍光灯の下100cmの位置に置き可視光に曝した。なお、比較例6〜8に関しては含浸被覆後に蛍光灯からの光が当たらない場所に置いた。
〈表面乾燥性〉上記により作成した試験片の表面を、可視光に曝した直後から軽く指で触れ、タックフリーとなるまでの時間でもって評価した。
〈表面盛り上がり〉上記の試験片表面が完全に硬化した後、それぞれの表面凹凸の有無について目視で判断し、盛り上がりがないものを○、盛り上がりがあるものを×とした。
〈接着性〉NBRを被着体として用い、貼り合わせ5秒後に接着している場合を○、接着していない場合を×とした。
表1、2より実施例、比較例、参考例を対比して結果を解説する。まず、有機溶剤が含まれない組成物での試験である比較例1、2をみると、比較例2は有機溶剤を含んだものである実施例1〜9に比べ、乾燥性が劣るだけでなく石膏表面の盛り上がりがみられ、さらに光硬化性のない組成物による比較例1は乾燥性が大幅に劣ることが認められ、型としての寸法精度にも劣ることが分かる。次に、有機溶剤で希釈したのみの組成である比較例3、4、5をみると、光硬化性を付与したものである実施例1、5、9に比べ乾燥性が劣ることが認められた。加えて、比較例1、3、4、5では白化していることが認められた。一方、40W蛍光灯による光照射を行わなかった比較例6〜9においては、有機溶剤による希釈の有無あるいは光硬化性付与の有無に関わらず、乾燥性が劣っていることが認められた。
なお、α−シアノアクリレート組成物を希釈する際の溶剤については、参考例1からトルエンなどの芳香族系溶剤では溶剤自体が可塑剤のような振る舞いをし、α−シアノアクリレート組成物の接着性、硬化性を損なってしまうことがわかる。このことから、ケトン系、塩素系、臭素含有炭化水素などの溶剤がα−シアノアクリレート組成物の希釈には適していることがわかる。他方で塩素系溶剤の大半は、地球環境への負荷、作業者の健康への影響(発ガン性が疑われるため)が問題となっており、法制度においても水質汚濁防止法、大気汚染防止法などにおける規制物質に該当しているため、できる限り使用を避けたいところである。
これらの結果より、α−シアノアクリレート化合物を希釈しただけの組成物によるコーティングでは、組成物中の有機溶剤の揮発速度は環境温度のみに依存するため、コーティング膜の際だった速乾燥性は望めない。一方でα−シアノアクリレート化合物に光硬化性を付与したものを希釈し、被着体表面を被覆した後に活性エネルギー線を照射した場合においては、光重合反応による反応熱により有機溶剤の揮発が促進される、換言するとα−シアノアクリレート化合物の重合と有機溶剤の揮発が双方早くなるため、より迅速かつ外観よく無機多孔質材料表面にコーティングを行うことができる。
Claims (6)
- 以下の(A)〜(D)を必須成分として含有し、湿気及び光により硬化しうるα−シアノアクリレート組成物を無機多孔質材料の表面に被覆した後、活性エネルギー線を照射することにより補強性薄膜を形成することを特徴とする表面コーティング方法。
(A)α−シアノアクリレート化合物
(B)芳香族電子系配位子を含有する周期律第VIII族遷移金属メタロセン化合物
(C)分子内開裂型光ラジカル開始剤
(D)揮発性有機溶剤 - 前記(A)乃至(C)成分の合計100重量部に対して、(D)成分が30〜2000重量部である請求項1に記載の表面コーティング方法。
- 前記(B)成分が、フェロセン誘導体、(C)成分がアシルフォスフィンオキサイド系光ラジカル開始剤またはビスアシルフォスフィンオキサイド系光ラジカル開始剤もしくはその混合物の組み合わせである請求項1または2に記載の表面コーティング方法。
- さらに前記(D)成分が、アセトン、メチルエチルケトン、1−ブロモプロパンから選ばれる1種以上である請求項3に記載の表面コーティング方法。
- 前記の無機多孔質材料が石膏である請求項1,2,3または4に記載の表面コーティング方法。
- 請求項1,2,3,4または5に記載の表面コーティング方法により表面上に補強性薄膜を形成された無機多孔質材料と補強性薄膜との複合体。
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