JP2018096397A - ダンパ構造体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 シャフトの溝加工が不要でコスト低減が図れ、水分によるシャフトの腐食を防止する。【解決手段】 シャフト14にダイナミックダンパ42を外装し、そのダイナミックダンパ42の内周面とシャフト14の外周面との間に環状隙間50が形成されたダンパ構造体41であって、シャフト14の外周面に熱収縮チューブ51を密着させて取り付け、その熱収縮チューブ51の外周面にダイナミックダンパ42を装着する。【選択図】 図1
Description
本発明は、自動車や各種産業機械の動力伝達系、例えば自動車のドライブシャフトやプロペラシャフトに組み込まれ、回転軸の振動を抑制するダンパ構造体に関する。
例えば、自動車の動力伝達系を構成するシャフトには、エンジンと車輪軸受装置を繋ぐドライブシャフトや、変速機から減速歯車装置に動力を伝達するプロペラシャフトがある。この種のシャフトでは、高速回転に伴って曲げ振動や捩り振動などの有害振動が発生することがある。
自動車に要求される乗り心地や静粛性などを確保するためには、前述の有害振動を抑制する必要がある。この有害振動を抑制するため、シャフトにダイナミックダンパを取り付けたダンパ構造体を採用することにより、固有振動数を調整するようにしている。
このダンパ構造体では、シャフトに発生する有害振動の卓越振動数にダイナミックダンパの固有振動数を合わせる。これにより、シャフトの振動エネルギーをダイナミックダンパの共振により吸収することで、有害振動を抑制するようにしている。
従来のダンパ構造体として、例えば、特許文献1に開示された構造のものが提案されている。この特許文献1で開示されたダンパ構造体は、シャフトの外周面とダイナミックダンパの内周面との間に環状隙間が形成された構造を具備する。
このような構造の場合、雨天での走行時や水溜り上の走行時にシャフトに水がかかり、シャフトの外周面とダイナミックダンパの内周面との間の環状隙間に水分が侵入することがある。このようにして侵入した水分が環状隙間に残留した状態が継続すると、シャフトの腐食を招くことになる。
このような問題を解消するため、特許文献1で開示されたダンパ構造体は、シャフトの外周面とダイナミックダンパの内周面との間の環状隙間を外部と通気させる溝がシャフトの外周面に形成された構造を具備する。
このように、シャフトとダイナミックダンパとの環状隙間を外部と通気させる溝が形成されたことにより、環状隙間に入り込んだ水分がシャフトの溝を伝って外部へ排出されるようになる。これにより、水分が環状隙間に残留し難くなって、水分によるシャフトの腐食を抑制するようにしている。
ところで、シャフトの外周面とダイナミックダンパの内周面との間に環状隙間が形成さえたダンパ構造体に対して、特許文献1では、シャフトとダイナミックダンパとの環状隙間を外部と通気させる溝がシャフトの外周面に形成された構造を開示している。
しかしながら、この特許文献1で開示されたダンパ構造体では、シャフトの外周面に溝を形成するための溝加工が必要となる。このように、溝加工を必要とすることから、ダンパ構造体の製作において、加工工数が増加することになる。この加工工数の増加により、製造コストの低減が困難となる。
そこで、本発明は前述の課題に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、シャフトの溝加工が不要でコスト低減が図れ、水分によるシャフトの腐食を防止し得るダンパ構造体を提供することにある。
本発明のダンパ構造体は、回転軸にダイナミックダンパを外装し、そのダイナミックダンパの内周面と回転軸の外周面との間に環状隙間が形成された構造を具備する。
前述の目的を達成するための技術的手段として、本発明は、回転軸の外周面に筒状部材を密着させて取り付け、その筒状部材の外周面にダイナミックダンパを装着したことを特徴とする。
本発明では、回転軸の外周面に筒状部材を密着させて取り付けたことにより、回転軸の外周面が筒状部材で被覆されている。また、筒状部材の外周面にダイナミックダンパを装着したことにより、ダイナミックダンパの内周面と筒状部材の外周面との間に環状隙間が形成されることになる。
このように、回転軸の外周面が筒状部材に被覆されているので、環状隙間に侵入する水分が回転軸の外周面に接触することはない。つまり、回転軸の外周面が筒状部材により保護されているので、水分による回転軸の腐食を防止することができる。また、筒状部材を使用することにより、回転軸の加工も不要となる。
本発明における筒状部材は、水分に対して耐腐食性を有する素材からなることが望ましい。
このように、水分に対して耐腐食性を有する素材からなる筒状部材を採用すれば、筒状部材の耐久性を向上させることができるので、環状隙間に侵入する水分に対する回転軸の保護が確実に行える。
本発明における筒状部材は、熱収縮チューブであることが望ましい。
このように、筒状部材に熱収縮チューブを採用すれば、熱収縮により筒状部材を回転軸の外周面に密着させることが容易となる。その結果、環状隙間に侵入する水分が回転軸の外周面に接触することを確実に回避できる。
本発明における筒状部材は、ダイナミックダンパよりも大きな軸方向寸法を有することが望ましい。
このように、ダイナミックダンパよりも大きな軸方向寸法を有する筒状部材を採用すれば、ダイナミックダンパを筒状部材の外周面に確実に装着することができる。そのため、環状隙間に侵入する水分が回転軸の外周面に接触することを確実に阻止できる。
本発明における筒状部材は、回転軸に形成された段部を被覆するように回転軸に取り付けられていることが望ましい。
このように、回転軸の段部まで被覆するように回転軸に取付けられた筒状部材を採用すれば、ダイナミックダンパを回転軸に装着するに際して、その回転軸に対して筒状部材が軸方向にずれることを未然に防止できる。その結果、ダイナミックダンパを筒状部材の外周面に確実に装着することができる。
本発明によれば、回転軸の外周面に筒状部材を密着させて取り付け、その筒状部材の外周面にダイナミックダンパを装着したことにより、回転軸の外周面が筒状部材に被覆されているので、環状隙間に侵入する水分が回転軸の外周面に接触することはない。つまり、回転軸の外周面が筒状部材により保護されているので、水分による回転軸の腐食を防止することができる。
その結果、ダンパ構造体において、回転軸の加工が不要でコスト低減が図れ、水分による回転軸の腐食を防止することができる。
本発明に係るダンパ構造体の実施形態を図面に基づいて以下に詳述する。
例えば、自動車の動力伝達系を構成するシャフトには、エンジンと車輪軸受装置を繋ぐドライブシャフトや、変速機から減速歯車装置に動力を伝達するプロペラシャフトがある。この種のシャフトでは、高速回転に伴って曲げ振動や捩り振動などの有害振動が発生することがある。
自動車に要求される乗り心地や静粛性などを確保するためには、前述の有害振動を抑制する必要がある。この有害振動を抑制するため、シャフトにダイナミックダンパを取り付けたダンパ構造体を採用することにより、固有振動数を調整するようにしている。
図5に示す実施形態は、ドライブシャフト11にダイナミックダンパ42を取り付けたダンパ構造体41を例示する。なお、このダンパ構造体41は、ドライブシャフト11以外に、プロペラシャフトにも適用可能である。
ドライブシャフト11は、一般的に、エンジン側(インボード側)に摺動式等速自在継手12を、車輪側(アウトボード側)に固定式等速自在継手13をそれぞれ装備し、両者の等速自在継手12,13をシャフト14で連結した構造を具備する。
摺動式等速自在継手12にはトリポード型やダブルオフセット型がある。例えば、トリポード型等速自在継手12は、外側継手部材15と、トリポード部材16と、複数個のローラ17とで主要部が構成されている。この等速自在継手12は、トリポード部材16およびローラ17からなる内部部品18が外側継手部材15に対して角度変位および軸方向変位可能な構造を具備する。
外側継手部材15は、軸方向に延びる直線状トラック溝19が円筒状内周面20に形成されている。トラック溝19は、外側継手部材15の軸線方向に直線状に延びる断面円弧状のローラ案内面21を有する。トリポード部材16は、先端がトラック溝19の底部付近まで半径方向に延在した脚軸22を有する。
ローラ17は、外側継手部材15のローラ案内面21と脚軸22の外周面との間に複数の針状ころ(図示せず)を介して回転自在に配設される。このローラ17は、トリポード部材16の脚軸22に対して回転しながら、外側継手部材15のトラック溝19のローラ案内面21上を転動する。
この等速自在継手12は、継手内部に封入されたグリース等の潤滑剤の漏洩を防ぐと共に継手外部からの異物侵入を防止するため、外側継手部材15とシャフト14との間に、外側継手部材15の開口部を閉塞するゴム製の蛇腹状ブーツ23をブーツバンド24,25により締め付け固定したシール構造を具備する。
固定式等速自在継手13にはツェッパ型やアンダーカットフリー型がある。例えば、ツェッパ型等速自在継手13は、外側継手部材26と、内側継手部材27と、複数個のボール28と、ケージ29とで主要部が構成されている。この等速自在継手13は、内側継手部材27、ボール28およびケージ29からなる内部部品30が外側継手部材26に対して角度変位可能な構造を具備する。
外側継手部材26は、軸方向に延びる円弧状トラック溝31が球面状内周面32に形成されている。内側継手部材27は、外側継手部材26のトラック溝31と対をなして軸方向に延びる円弧状トラック溝33が球面状外周面34に形成されている。
ボール28は、外側継手部材26のトラック溝31と内側継手部材27のトラック溝33との間に介在して回転トルクを伝達する。ケージ29は、外側継手部材26の内周面32と内側継手部材27の外周面34との間に配されてボール28を保持する。
この等速自在継手13は、継手内部に封入された潤滑剤の漏洩を防止すると共に継手外部からの異物侵入を防止するため、外側継手部材26とシャフト14との間に、外側継手部材26の開口部を閉塞する樹脂製の蛇腹状ブーツ35をブーツバンド36,37により締め付け固定したシール構造を具備する。
以上の構成からなる摺動式等速自在継手12と固定式等速自在継手13とをシャフト14で連結することによりドライブシャフト11を構成する。シャフト14の一端は、スプライン嵌合により摺動式等速自在継手12のトリポード部材16とトルク伝達可能に連結されている。シャフト14の他端は、スプライン嵌合により固定式等速自在継手13の内側継手部材27とトルク伝達可能に連結されている。
この実施形態のダンパ構造体41は、以上で説明したドライブシャフト11のシャフト14にダイナミックダンパ42を装着した構造を具備する。
この実施形態のダンパ構造体41におけるダイナミックダンパ42は、図1に示すように、回転軸であるシャフト14に外嵌固定された筒状の取付部43と、その取付部43に連設された筒状の本体部44と、その本体部44に収容された筒状のダンパ部45とからなる。
取付部43は、本体部44の軸方向両側に対をなして配置されている。それぞれの取付部43の外周面には環状の凹溝46が形成され、この凹溝46に固定用バンド47が嵌合している。また、取付部43の開口部の内周縁部には、面取り48が設けられている。
本体部44は、その軸方向両側に一体的に形成された支持部49により一対の取付部43に対して弾性的に支持されている。この本体部44の内周面と後述の熱収縮チューブ51の外周面との間に環状隙間50が形成されている。
ダンパ部45は、金属製の錘部材で構成されている。また、取付部43と本体部44とは、ゴム等の弾性部材からなる一体成形品であり、ダンパ部45をインサート部材として金型を用いたインサート成形によって形成される。
このダイナミックダンパ42は、ダンパ部45が収容された本体部44を取付部43に対して弾性的に支持する支持部49のばね定数とダンパ部45の質量とによって固有振動数が決定される部品である。
以上の構成からなるダンパ構造体41では、シャフト14に発生する有害振動の卓越振動数にダイナミックダンパ42の固有振動数を合わせる。これにより、シャフト14の振動エネルギーをダイナミックダンパ42の共振により吸収することで、有害振動を抑制する。
このダンパ構造体41は、環状隙間50に侵入した水分によりシャフト14の外周面が腐食することを防止するため、筒状部材である熱収縮チューブ51をシャフト14の外周面に密着させて取り付けた構造を具備する。
この熱収縮チューブ51は、シャフト14よりも大径のチューブ素材をシャフト14に挿入し、そのシャフト14に対して位置決めした状態で加熱して収縮させることにより、シャフト14の外周面に密着するものである。熱収縮チューブ51の素材としては、ポリオレフィン、フッ素系ポリマー、熱可塑性エラストマーやシリコーンゴム等があり、ダンパ構造体41の使用環境に応じたものを選択して使用すればよい。
また、熱収縮チューブ51は、ダイナミックダンパ42の軸方向寸法L1よりも大きな軸方向寸法L2を有する(L1<L2)。このように寸法設定することにより、ダイナミックダンパ42を熱収縮チューブ51の外周面に確実に装着することができる。
以上の構成からなるダンパ構造体41では、ダイナミックダンパ42のシャフト14への装着時、図2に示すように、ダイナミックダンパ42の取付部43を、シャフト14に予め装着された熱収縮チューブ51に外挿する。
この時、取付部43の開口部の内周縁部には面取り48が設けられていることから、熱収縮チューブ51の外周面に引っ掛かることなく、ダイナミックダンパ42の取付部43を熱収縮チューブ51にスムーズに外挿することができる。
ダイナミックダンパ42の位置決め後、バンド47を取付部43の凹溝46に嵌合させ、そのバンド47の締め付けによりダイナミックダンパ42をシャフト14に対して強固に固定する。
以上のようにダイナミックダンパ42がシャフト14に位置決め固定されたダンパ構造体42では、熱収縮チューブ51をシャフト14の外周面に密着させて取り付けたことにより、シャフト14の外周面が熱収縮チューブ51で被覆されている。
また、シャフト14の外周面にダイナミックダンパ42を装着したことにより、ダイナミックダンパ42の内周面と熱収縮チューブ51の外周面との間に環状隙間50が形成されている。これにより、環状隙間50に侵入した水分は熱収縮チューブ51の外周面に接触することになる。
このように、シャフト14の外周面が熱収縮チューブ51に被覆されているので、環状隙間50に侵入した水分がシャフト14の外周面に接触することはない。つまり、シャフト14の外周面が熱収縮チューブ51により保護されているので、水分によるシャフト14の腐食を防止することができる。また、熱収縮チューブ51を使用することにより、従来のようなシャフト14の溝加工が不要となる。
筒状部材として熱収縮チューブ51を採用したことにより、加熱による収縮で熱収縮チューブ51をシャフト14の外周面に容易に密着させることができる。その結果、環状隙間50に侵入する水分がシャフト14の外周面に接触することを確実に回避できる。
熱収縮チューブ51の軸方向寸法L2をダイナミックダンパ42の軸方向寸法L1よりも大きくしたことにより、ダイナミックダンパ42を熱収縮チューブ51の外周面に確実に装着することができる。そのため、環状隙間50に侵入する水分がシャフト14の外周面に接触することを確実に阻止できる。
また、図1および図2に示す実施形態では、シャフト14の同一径部分に熱収縮チューブ51を密着させて装着した場合について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、図3および図4に示す構造であってもよい。なお、図3および図4において、図1および図2と同一部分には同一参照符号を付して重複説明は省略する。
図3に示す実施形態のダンパ構造体41は、熱収縮チューブ52が、シャフト14に形成された段部53を被覆するように取り付けられた構造を具備する。このシャフト14の段部53は、ダイナミックダンパ42の取り付け部位の両側で等速自在継手12,13(図5参照)に向けて縮径するように形成されている。
この実施形態のダンパ構造体42では、シャフト14の段部53まで被覆するようにシャフト14に熱収縮チューブ52を装着したことにより、ダイナミックダンパ42をシャフト14に装着するに際して、以下の利点を有する。
図4に示すように、シャフト14に装着された熱収縮チューブ52の外周面に対して摺接するようにダイナミックダンパ42を外挿するに際して、熱収縮チューブ52がシャフト14の段部53で係止されている。
このことから、そのシャフト14に対して熱収縮チューブ52が軸方向にずれることを未然に防止できる。その結果、ダイナミックダンパ42を熱収縮チューブ52の外周面に確実に装着することができる。
以上で説明した実施形態では、筒状部材として熱収縮チューブ51,52を例示したが、本発明はこれに限定されることなく、水分に対して耐腐食性を有する素材(プラスチックや樹脂など)からなる筒状部材であってもよい。
このように、水分に対して耐腐食性を有する素材からなる筒状部材を採用することにより、筒状部材の耐久性を向上させることができるので、環状隙間50に侵入する水分に対するシャフト14の保護が確実に行える。
本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
14 回転軸(シャフト)
41 ダンパ構造体
42 ダイナミックダンパ
50 環状隙間
51,52 筒状部材(熱収縮チューブ)
53 段部
41 ダンパ構造体
42 ダイナミックダンパ
50 環状隙間
51,52 筒状部材(熱収縮チューブ)
53 段部
Claims (5)
- 回転軸にダイナミックダンパを外装し、前記ダイナミックダンパの内周面と前記回転軸の外周面との間に環状隙間が形成されたダンパ構造体であって、
前記回転軸の外周面に筒状部材を密着させて取り付け、前記筒状部材の外周面に前記ダイナミックダンパを装着したことを特徴とするダンパ構造体。 - 前記筒状部材は、水分に対して耐腐食性を有する素材からなる請求項1に記載のダンパ構造体。
- 前記筒状部材は、熱収縮チューブである請求項1又は2に記載のダンパ構造体。
- 前記筒状部材は、前記ダイナミックダンパよりも大きな軸方向寸法を有する請求項1〜3のいずれか一項に記載のダンパ構造体。
- 前記筒状部材は、前記回転軸に形成された段部を被覆するように回転軸に取り付けられている請求項1〜4のいずれか一項に記載のダンパ構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016238553A JP2018096397A (ja) | 2016-12-08 | 2016-12-08 | ダンパ構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016238553A JP2018096397A (ja) | 2016-12-08 | 2016-12-08 | ダンパ構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018096397A true JP2018096397A (ja) | 2018-06-21 |
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ID=62631391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016238553A Pending JP2018096397A (ja) | 2016-12-08 | 2016-12-08 | ダンパ構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018096397A (ja) |
-
2016
- 2016-12-08 JP JP2016238553A patent/JP2018096397A/ja active Pending
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