JP2018096396A - 回転体のオイル排出構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】エア噛みの発生を効果的に抑制することができる回転体のオイル排出構造を提供する。
【解決手段】回転体95のオイル排出構造は、内部に回転体95を回動自在に収容する外部ケース53に固定される固定具115を備え、固定具115は、外部ケース53の突出部63に沿って形成される切り欠き部117を有し、切り欠き部117と突出部63との間には第1の隙間139が形成され、回転体95の回転によって流出するオイルは切り欠き部117と第1の隙間139とを通って外部ケース53側へ排出される。
【選択図】図5

Description

本発明は、回転体のオイル排出構造に関する。
特許文献1はワンウエイクラッチ組立体を開示する。ワンウエイクラッチ組立体は、側方から外輪(回転体)を覆う側板を備える。側板には円形の孔が穿たれる。爪(ラチェット)やスプリングに供給された潤滑油(オイル)は孔から外側に排出される。
特開2002−310200号公報
しかしながら、こうした構成では、外輪の回転中、外輪から径方向外側に飛び散るオイルは孔から外側に向かって飛び散る。オイルの飛び散りに応じてエア噛みの発生が懸念される。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、エア噛みの発生を効果的に抑制することができる回転体のオイル排出構造を提供することを目的とする。
本発明の第1側面によれば、回転体のオイル排出構造であって、内部に前記回転体を回動自在に収容する外部ケースに固定される固定具を備え、前記固定具は、前記外部ケースの突出部に沿って形成される切り欠き部を有し、前記切り欠き部と前記突出部との間には第1の隙間が形成され、前記回転体の回転によって流出するオイルは前記切り欠き部と前記第1の隙間とを通って前記外部ケース側へ排出される回転体のオイル排出構造が提供される。
第2側面によれば、第1側面の構成に加えて、前記回転体の軸方向から見たときに、前記突出部は円弧形状を有する。
第3側面によれば、第1または第2側面の構成に加えて、前記突出部の表面は湾曲形状を有する。
第4側面によれば、第1〜第3側面のいずれかの構成に加えて、前記回転体は、回転可能な外輪と、回転が規制された内輪とで構成され、前記固定具は、前記外輪の少なくとも一部を覆いながら、前記内輪を固定する。
第5側面によれば、第4側面の構成に加えて、前記外輪と一体になって回転する回転部と、前記内輪との間に第2の隙間があり、前記内輪のさらに内側から供給されるオイルは、前記第2の隙間を通って排出される。
第1側面によれば、切り欠き部と近接して突出部が設けられていることで、切り欠き部から勢いよく排出されたオイルは突出部によって受け止められ、周囲へ飛び散ることが抑制される。飛び散りが低減されることで、エア噛みの発生は抑制される。固定具が突出部に接近しても、切り欠き部の働きで固定具と突出部との干渉は回避されることから、外部ケースの内部空間に固定具は効率的に収容されることができ、ひいては外部ケースの小型化に寄与することができる。
第2側面によれば、突出部は円弧形状を有しているため、半径方向のどの方向にも勢いよく排出されたオイルを受け止めることができる。
第3側面によれば、突出部は湾曲形状を有していることから、勢いよく排出されたオイルが飛び散ることなく受け止めることができる。
第4側面によれば、固定具により、回転する外輪の一部が覆われていることで、オイルの飛び散りを防ぐことができる。
第5側面によれば、内輪の内側から供給されるオイルも第2の隙間を通ることで排出できる。
自動二輪車の要部左側面図である。 図1の2−2線に沿った断面図である。 図2の要部拡大図である。 図3の4矢示拡大断面図である。 図3の5矢示部拡大図である。 ギアカバーおよび固定具を省略した状態での図3の6−6線に沿った断面図である。 図6に対応し、固定具を装着した状態での断面図である。 固定具の取り付け状態を示すための図3の8−8線に沿った断面図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。なお、以下の説明では、前後、左右および上下は、自動二輪車(スクーター)に乗車した乗員から見た方向をいう。
図1に示されるように、鞍乗り型車両である自動二輪車Bは車体フレーム11を備える。ここでは、車体フレーム11を構成するピボットフレーム11aやピボットフレーム11aから後上がりに延びるリアフレーム11bが図示される。リアフレーム11bの上方で車体フレーム11には乗車用シート12が支持される。リアフレーム11bの下方でピボットフレーム11aには後輪ユニット13が上下方向に揺動自在に連結される。後輪ユニット13は、車幅方向に水平に延びる車軸14回りで回転する後輪WRと、後輪WRを駆動する動力を生成するパワーユニット15とを備える。後輪ユニット13とリアフレーム11bとの間にはリアクッションユニット16が配置される。リアクッションユニット16はリアフレーム11bに対して後輪WRの上下動を吸収する。
パワーユニット15は、動力源である水冷式のエンジン17と、エンジン17に接続されてエンジン17に空気を供給する吸気装置18と、エンジン17に固定される伝動ケース(外部ケース)19に収容される動力伝達装置21とを備える。後輪WRの車軸14は伝動ケース19と後述される支持アームとで両持ち支持される。エンジン17からの動力は動力伝達装置21を経て後輪WRに伝達される。エンジン17は、クランクケース22を有するエンジン本体23と、クランクケース22に回転自在に支持されて、車幅方向に沿う軸線を有するクランクシャフト24とを有する。吸気装置18は、伝動ケース19の上方に結合されるエアクリーナー25を備える。エアクリーナー25は、エンジン本体23のシリンダーヘッド26に接続されて、エンジン本体23の燃焼室に供給される空気から塵埃を除去する機能を有する。
図2に示されるように、動力伝達装置21は、無段階でクランクシャフト24の回転速度を変速しながらクランクシャフト24の回転動力を伝動軸27に伝達するベルト式無段変速機28と、伝動軸27およびベルト式無段変速機28の間に介設される遠心式の発進クラッチ29と、伝動軸27および後輪WRの車軸14の間に設けられて、高速段および低速段の間で変速段を切り替えながら伝動軸27から中間軸31に回転動力を伝達するとともに、中間軸31から車軸14に減速して回転動力を伝達する機械式変速機32とを備える。伝動軸27、中間軸31および車軸14は相互に平行な軸線を有する。中間軸31には出力ギア33が刻まれる。出力ギア33は、車軸14に固定される被動ギア34に噛み合う。
後輪WRは、車軸14に相対回転不能に支持されるホイールハブ35と、ホイールハブ35に同軸に配置されてホイールハブ35に同軸にタイヤ36を保持するホイールリム37と、ホイールハブ35およびホイールリム37の間を連結する連結部38とを有する。車幅方向に連結部38とベルト式無段変速機28との間の空間に機械式変速機32は配置される。
支持アーム39の車両前後方向前端はエンジン本体23のクランクケース22に締結される。支持アーム39には、内輪で車軸14の一端に連結される第1軸受け41が支持される。第1軸受け41は支持アーム39に回転自在に車軸14を連結する。第1軸受け41は例えばボールベアリングで構成される。第1軸受け41とホイールハブ35との間で車軸14にはスペーサー42が装着される。スペーサー42はホイールハブ35と支持アーム39との間にブレーキディスク43の配置スペースを形成する。
ホイールハブ35の端面には、車軸14と同軸の環状突部44が一体に設けられる。環状突部44にブレーキディスク43が複数のボルト45で締結される。本実施形態では、支持アーム39およびホイールハブ35の間にパーキング用のドラムブレーキ46が配置される。ドラムブレーキ46は、スペーサー42に固定されるブレーキドラム47を有する。ただし、このドラムブレーキ46は省略されてもよい。
伝動ケース19は、クランクケース22から連続して後輪WRの側方で後方に延びるケース主体48と、ケース主体48に結合されて、ケース主体48の外向き面との間に、ベルト式無段変速機28を収容するベルト式無段変速機室49を形成するカバー部材51と、ケース主体48に結合されて後輪WRの外形に倣って延びて、ケース主体48の内向き面との間に、機械式変速機32を収容する機械式変速機室52を形成するギアカバー53とを含む。
ギアカバー53は、内輪で伝動軸27の一端に結合される第2軸受け54を支持する有底円筒体の第2軸受けハウジング55と、内輪で中間軸31の一端に結合される第3軸受け56を支持する有底円筒体の第3軸受けハウジング57と、内輪で車軸14の中間位置に結合される第4軸受け58を支持する貫通円筒体の第4軸受けハウジング59とを備える。第2軸受け54はギアカバー53に回転自在に伝動軸27を連結する。第3軸受け56はギアカバー53に回転自在に中間軸31を連結する。第4軸受け58はギアカバー53に回転自在に車軸14を連結する。ここでは、第2軸受け54、第3軸受け56および第4軸受け58はボールベアリングで構成される。第4軸受けハウジング59には、第4軸受けハウジング59と車軸14との間で液密性を確保する環状のシール部材61、62が組み入れられる。軸方向にシール部材61、62同士の間に第4軸受け58の収容空間は区画される。ギアカバー53には、後輪WRのホイールリム37の環状の稜線に対応して機械式変速機室52内に向かって突出する突出部63が区画される。機械式変速機室52の内側で突出部63の表面は湾曲形状を有する。
ケース主体48は、内輪で伝動軸27の中間位置に結合される第5軸受け64を支持する貫通円筒体の第5軸受けハウジング65と、内輪で中間軸31の他端に結合される第6軸受け66を支持する有底円筒体の第6軸受けハウジング67と、内輪で車軸14の一端に結合される第7軸受け68を支持する有底円筒体の第7軸受けハウジング69とを備える。第5軸受け64はケース主体48に回転自在に伝動軸27を連結する。第6軸受け66はケース主体48に回転自在に中間軸31を連結する。第7軸受け68はケース主体48に回転自在に車軸14を連結する。こうして伝動軸27は第2軸受け54および第5軸受け64で両持ち支持される。中間軸31は第3軸受け56および第6軸受け66で両持ち支持される。車軸14は第4軸受け58および第7軸受け68で両持ち支持される。ここでは、第5軸受け64および第7軸受け68はボールベアリングで構成され、第6軸受け66はニードルベアリングで構成される。第5軸受けハウジング65には、第5軸受けハウジング65と伝動軸27との間で液密性を確保する環状のシール部材71が組み入れられる。
ベルト式無段変速機28は、ベルト式無段変速機室49内に配置されて、クランクシャフト24の一端に連結される駆動プーリー72と、クランクシャフト24と平行な軸心を有する伝動軸27に相対回転可能に支持される従動プーリー73と、駆動プーリー72および従動プーリー73に巻き掛けられる環状のVベルト74とを備える。クランクシャフト24は、クランクケース22から突出してベルト式無段変速機室49に進入する。
駆動プーリー72は、クランクシャフト24に固定される固定プーリー半体75aと、固定プーリー半体75aに対して軸方向に相対変位自在な可動プーリー半体75bとを備える。可動プーリー半体75bは、クランクシャフト24に固定されたランププレート76および可動プーリー半体75bの間に配置されるウエイトローラー77に作用する遠心力によって軸方向に駆動される。固定プーリー半体75aおよび可動プーリー半体75bの間にVベルト74が巻き掛けられる。
従動プーリー73は、伝動軸27に同軸に伝動軸27に相対回転自在に装着される円筒体の内筒78と、内筒78に固定される固定プーリー半体79aと、内筒78に対して軸方向に相対変位自在であって相対回転可能に内筒78に装着される外筒81と、外筒81に固定されて、固定プーリー半体79aに対して軸方向に変位自在に内筒78に支持される可動プーリー半体79bとを備える。固定プーリー半体79aおよび可動プーリー半体79bの間にVベルト74が巻き掛けられる。内筒78および外筒81の間には、可動プーリー半体79bおよび固定プーリー半体79aの間の相対回転位相差に応じて可動プーリー半体79bに軸方向に駆動力を発揮するトルクカム機構82が組み込まれる。可動プーリー半体79bはコイルばね83によって固定プーリー半体79aに弾性的に押しつけられる。
図3に示されるように、発進クラッチ29は、伝動軸27に固定されて、椀形状に形成されたクラッチアウター84と、内筒78に固定されるクラッチインナー85と、クラッチインナー85の複数箇所に軸86回りで回転可能に支持される遠心ウエイト87と、各遠心ウエイト87およびクラッチインナー85の間に設けられるクラッチばね88とを備える。ベルト式無段変速機28から回転駆動力が伝わってクラッチインナー85が回転すると、遠心力の働きで個々の遠心ウエイト87はクラッチばね88の弾性力に抗して遠心方向に開く。エンジンの回転数が予め決められた発進回転数以上に達すると、個々の遠心ウエイト87に作用する遠心力がクラッチばね88のばね力を上回り、開いた遠心ウエイト87の先端がクラッチアウター84の内周に接触し摩擦接続を確立する。摩擦接続の確立に応じて、内筒78すなわち固定プーリー半体79aとクラッチアウター84すなわち伝動軸27とが結合される。
機械式変速機32は、中間軸31に装着される遊星ギア機構89と、伝動軸27に相対回転不能に結合されて、遊星ギア機構89のリングギア92に接続される第1動力伝達ギア93と、伝動軸27に相対回転自在に装着されて、遊星ギア機構89のサンギア91に接続される第2動力伝達ギア94と、第2動力伝達ギア94に結合されるワンウエイクラッチ95に組み合わせられて、低速段および高速段の間で変速段を切り替える変速クラッチ96とを備える。
図4を併せて参照して、遊星ギア機構89は、中間軸31に相対回転自在に支持されて、中間軸31に同軸に環状に配置される外歯を有するサンギア91と、中間軸31に相対回転自在に支持されてサンギア91を囲繞し、中間軸31に同軸に環状に配置される内歯を有するリングギア92と、中間軸31の軸線に平行な回転軸線を有して、サンギア91の外歯およびリングギア92の内歯に噛み合う複数の遊星ギア97と、中間軸31に相対回転不能に支持されて、遊星ギア97を回転自在に支持する遊星キャリア98とを備える。
リングギア92の外周には第3動力伝達ギア101が一体に形成される。第3動力伝達ギア101は第1動力伝達ギア93に噛み合う。したがって、リングギア92には第1動力伝達ギア93および第3動力伝達ギア101のギア比に応じて伝動軸27から回転動力が伝達される。
遊星キャリア98は中間軸31に同軸に中間軸31に装着された円筒形状のボス102を有する。ボス102は内側のスプラインで中間軸31に相対回転不能に結合される。したがって、遊星キャリア98は中間軸31とともに回転する。
サンギア91は、中間軸31に同軸に形成されて、遊星キャリア98のボス102に同軸に相対回転自在に装着される筒体103に連結される。筒体103には、第2動力伝達ギア94に噛み合う第4動力伝達ギア104が一体に形成される。サンギア91は例えばスプラインで筒体103に相対回転不能に結合される。したがって、第4動力伝達ギア104とサンギア91とは一体的に回転する。第4動力伝達ギア104は第3動力伝達ギア101と同径であって同じ歯数のギア歯を有する。
このような遊星ギア機構89では、エンジン17の回転動力に応じて伝動軸27が回転すると、第1動力伝達ギア93から第3動力伝達ギア101に回転力が伝達され、リングギア92が伝動軸27の回転方向と逆向きに中間軸31の軸心回りで回転する。遊星ギア97にはリングギア92と同方向に回転力が作用する。サンギア91には伝動軸27の回転方向とは同方向に回転力が作用する。
このとき、変速クラッチ96が遮断状態にあると、クラッチアウター107は伝動軸27上で相対回転自在に支持される。クラッチアウター107には伝動軸27から動力は伝達されない。したがって、クラッチアウター107にはサンギア91と一体的に回転する第4動力伝達ギア104から伝動軸27の回転方向に逆向きの回転力が作用する。クラッチアウター107の回転はワンウエイクラッチ95で阻止される。その結果、サンギア91は静止状態となる。静止したサンギア91に対して遊星ギア97の回転力は中間軸31回りで遊星キャリア98の回転を引き起こす。こうして中間軸31には予め設定された減速比で伝動軸27から回転駆動力が伝達される。中間軸31の回転は出力ギア33および被動ギア34を経て後輪WRの車軸14に伝達される。機械式変速機32で「低速段(LOW)」は確立される。
伝動軸27の回転速度が増大して変速クラッチ96が接続状態となると、クラッチアウター107にはクラッチインナー108を経て伝動軸27からその回転方向と同方向に回転力が作用する。このとき、変速クラッチ96のクラッチアウター107ではワンウエイクラッチ95による規制が解除される。クラッチアウター107は伝動軸27とともに回転する。クラッチアウター107の回転は第2動力伝達ギア94および第4動力伝達ギア104を経てサンギア91の回転を引き起こす。サンギア91はリングギア92の回転方向と同方向に回転する。遊星ギア機構89ではギアごとの回転差が解消される。遊星キャリア98はリングギア92およびサンギア91と同速度で中間軸31回りに回転する。その結果、機械式変速機32では「高速段(HIGH)」が確立される。そして、機械式変速機32では、ベルト式無段変速機28での変速比が低い状態で変速段の切り替えは生じる。
図5に示されるように、第2動力伝達ギア94は、伝動軸27に相対回転自在に装着され、伝動軸27に同軸の円筒体105を有する。円筒体105はニードルベアリングである第8軸受け106を介して伝動軸27に支持される。第2動力伝達ギア94は第1動力伝達ギア93と同径(D1=D2)であって同じ歯数のギア歯を有する。
変速クラッチ96は、伝動軸27に相対回転自在に支持されて、椀形状に形成されたクラッチアウター107と、クラッチアウター107内で伝動軸27に相対回転不能に連結されるクラッチインナー108と、クラッチインナー108の複数箇所に軸109回りで回転可能に支持される遠心ウエイト111と、各遠心ウエイト111およびクラッチインナー108の間に設けられるクラッチばね(図示せず)とを備える。クラッチアウター107は、第2動力伝達ギア94の円筒体105に相対回転不能に結合される。したがって、第2動力伝達ギア94およびクラッチアウター107は伝動軸27の軸線回りで一体的に回転する。第1動力伝達ギア93、第2動力伝達ギア94の円筒体105およびクラッチインナー108は伝動軸27の段差と第2軸受け54との間に挟まれて伝動軸27の軸方向に相対変位不能に拘束される。
この変速クラッチ96では、伝動軸27とともにクラッチインナー108が回転すると、遠心力の働きで個々の遠心ウエイト111はクラッチばねの弾性力に抗して遠心方向に開く。クラッチインナー108の回転数が予め決められた回転数以上に達すると、個々の遠心ウエイト111に作用する遠心力がクラッチばねのばね力を上回り、遠心ウエイト111がクラッチアウター107の内周に摩擦係合する。摩擦係合の確立に応じて、クラッチアウター107および第2動力伝達ギア94が伝動軸27とともに回転する。
ここで、変速クラッチ96が遮断状態から接続状態となる接続回転数は、発進クラッチ29が遮断状態から接続状態となる接続回転数よりも高く、変速クラッチ96が接続状態から遮断状態となる遮断回転数も発進クラッチ29が接続状態から遮断状態となる遮断回転数よりも高い。
図6に示されるように、ワンウエイクラッチ95は、伝動軸27に同軸に伝動軸27に装着される内輪112と、内輪112に同軸に配置されて内輪112に対して相対回転する外輪113と、内輪112および外輪113の間に配置される複数のローラーカム114とを備える。ローラーカム114には、内輪112に対して伝動軸27の軸心回りに第1方向に外輪113が回転する際に内輪112および外輪113の間にローラーカム114を噛み込ませて内輪112に対して外輪113の相対回転を阻止し内輪112および外輪113の間で接続状態を確立し、内輪112に対して伝動軸27の軸心回りに第1方向と反対向きの第2方向に外輪113が回転する際に外輪113の滑りを許容して内輪112および外輪113の間で遮断状態を確立するカム面が形成される。ここでは、内輪112は不動に固定される。したがって、第1方向に外輪113に回転力が加わっても、ローラーカム114の噛み込みに応じて内輪112に対して外輪113は拘束され、外輪113の回転は阻止される。反対に第2方向に回転力が加わると、ローラーカム114の噛み込みは生じずに内輪112に対して外輪113は空転する。
図7に示されるように、内輪112は固定具115で伝動ケース19のケース主体48に固定される。固定具115は、外輪113の外周を囲む環状の板形状に形成される支持体116と、支持体116および内輪112に結合されて支持体116に対して内輪112を固定し、特定の中心角にわたって外輪113の一部を臨ませる切り欠き部117を有して、ローラーカム114および外輪113を覆うカバー118とを有する。支持体115には、外側に広がる3つの取り付け腕部119が形成される。取り付け腕部119はケース主体48に重ねられる。カバー118は、内輪112を囲んで内輪112の全周にわたって内輪112に溶接される環状に形成される。カバー118の外周は、切り欠き部117を除いて支持体116に溶接されて固定される。外輪113および内輪112の軸方向から見たときに、切り欠き部117は、突出部63の形状を反映して、伝動軸27の軸心27aに曲率中心を有する円弧形状を有する。
図8に示されるように、ケース主体48の合わせ面48aにカラー121および固定具115の取り付け腕部119が順番に重ねられる。合わせ面48aは伝動軸27の軸線27aに直交する。ケース主体48の合わせ面48aにギアカバー53は結合される。結合にあたって複数のボルト122が用いられる。ボルト122はケース主体48を貫通してギアカバー53のねじ穴123にねじ込まれる。ギアカバー53とケース主体48との間に取り付け腕部119およびカラー121は挟まれる。ボルト122やねじ穴123は伝動軸27の軸線27aに平行な軸線を有する。こうして固定具115は伝動軸27の軸方向に固定される。
ケース主体48の合わせ面48aには円筒形の支持筒124が嵌め込まれる。合わせ面48aには支持筒124を受け入れる有底穴125が区画される。有底穴125は合わせ面48aに直交する軸線を有する円筒空間を区画する。支持筒124の外周面には全域にわたってゴム126が焼き付けられる。支持筒124はカラー121を貫通して取り付け腕部119の支持孔119aに嵌め入れられる。こうして固定具115は伝動軸27の軸線27a回りに不動に支持される。
図5を参照し、ワンウエイクラッチ95の内輪112はニードルベアリングである第9軸受け120を介して第2動力伝達ギア94の円筒体105に相対回転自在に支持される。ワンウエイクラッチ95の外輪113はクラッチアウター107に固定される。したがって、外輪113はクラッチアウター107と一体的に回転する。ワンウエイクラッチ95では、伝動軸27の回転方向に対して逆向きにクラッチアウター107に回転力が作用すると、内輪112および外輪113の間でローラーカム114が噛み込み、固定具115とクラッチアウター107との間で接続状態が確立される。ローラーカム114の噛み込みに応じて内輪112に対して外輪113は拘束され、外輪113の回転は規制される。伝動軸27の回転方向と同方向にクラッチアウター107に回転力が作用すると、ローラーカム114は外輪113の滑りを許容し、固定具115とクラッチアウター107との間で遮断状態が確立される。ローラーカム114の噛み込みは生じず、固定具115に対してクラッチアウター107は空転する。クラッチアウター107の回転は許容される。
図4〜図6を参照し、機械式変速機32には可動体に対して潤滑油としてのオイルを供給するオイル供給機構127が組み込まれる。オイル供給機構127は、伝動軸27に形成されて、第2軸受け54側の端面から軸方向に延びる第1油路128と、第1油路128から伝動軸27の径方向に延びて第8軸受け106に向かって伝動軸27の外周面で開口する第2油路129と、中間軸31に形成されて、第6軸受け66側の端面から第3軸受け56側の端面まで軸方向に中間軸31を貫通する第3油路131と、第3油路131から中間軸31の径方向に延びてボス102および筒体103の間の摺動域で中間軸31の外周面に開口する第4油路132と、第3油路131から中間軸31の径方向に延びて中間軸31およびリングギア92の間の摺動域で中間軸31の外周面に開口する第5油路133と、伝動軸27および中間軸31よりも上方でケース主体48およびギアカバー53に形成されて、第1〜第4動力伝達ギア93、94、101、104で掻き上げられたオイルを受ける樋形状のオイル受け134と、ギアカバー53に形成されてオイル受け134から重力方向下方に延びて、第2軸受けハウジング55で第1油路128に接続される第1給油路135とケース主体48に形成されてオイル受け134から重力方向下方に延びて、第6軸受けハウジング67で第3油路131に接続される第2給油路136とを備える。第2動力伝達ギア94の円筒体105には、径方向に貫通して円筒体105の内周面および外周面で開口する第6油路137が区画される。
機械式変速機室52内では重力の作用で底にオイルが溜まる。溜まったオイルは、回転する伝動軸27上の第1および第2動力伝達ギア93、94、並びに、回転する中間軸31上の第3および第4動力伝達ギア101、104で攪拌され、機械式変速機室34内を飛散する。飛散するオイルはオイル受け134で収集され、第1給油路135、第1油路128および第2油路129を経て第8軸受け106に供給される。第8軸受け106を潤滑したオイルはさらに第6油路137を伝って第9軸受け120に供給される。同様に、収集されたオイルは、第2給油路136、第3油路131および第4油路132を経てボス102および筒体103の摺動域に供給され、第2給油路136、第3油路131および第5油路133を経てリングギア92の摺動域に供給される。
ここでは、第2給油路136は、オイル受け134から第6軸受けハウジング67を通過して上下方向に延びてケース主体48の外面で開口する。こうした第2給油路136はケース主体48の外面からドリル加工で形成されることができる。第2給油路136の下端開口は、ケース主体48にねじ込まれる栓部材138で閉じられる。
図5に示されるように、固定具115の切り欠き部117はギアカバー53の突出部63に沿って形成される。切り欠き部117は突出部63の内壁面にワンウエイクラッチ95の外輪113の一部を向き合わせる。ここで、固定具115とギアカバー53との間には切り欠き部117に繋がる第1の隙間139が形成される。ワンウエイクラッチ95の回転によって外輪113から飛散するオイルは切り欠き部117および第1の隙間139を通ってギアカバー53側に排出される。オイル排出構造は切り欠き部117と第1の隙間139とで構成される。
クラッチアウター107と内輪112との間には第2の隙間141が形成されている。第2の隙間141は、内輪112の内側の空間と外側の空間とを相互に接続する。したがって、第9軸受け120を潤滑したオイルはクラッチアウター107の遠心力に応じて第2の隙間141から第1の隙間139に向かって流出する。
次にこの実施形態の作用を説明する。ワンウエイクラッチ95のオイル排出構造は、内部にワンウエイクラッチ95を収容する伝動ケース19に固定される固定具115を備え、固定具115は、伝動ケース19の突出部63に沿って形成される切り欠き部117を有し、切り欠き部117と突出部63との間には第1の隙間139が形成され、ワンウエイクラッチ95の外輪113の回転によって流出するオイルは切り欠き部117と第1の隙間139とを通ってギアカバー53側へ排出される。切り欠き部117と近接して突出部63が設けられていることで、切り欠き部117から勢いよく排出されたオイルは突出部63によって受け止められ、周囲へ飛び散ることが抑制される。飛び散りが低減されることで、エア噛みの発生は抑制される。固定具115が突出部63に接近しても、切り欠き部117の働きで固定具115と突出部63との干渉は回避されることから、伝動ケース19の内部空間に固定具115は効率的に収容されることができ、ひいては伝動ケース19の小型化に寄与することができる。
前述のように、伝動軸27の軸方向から見たときに、突出部63は円弧形状を有することから、突出部63は半径方向のどの方向にも勢いよく排出されたオイルを受け止めることができる。加えて、突出部63は湾曲形状を有していることから、勢いよく排出されたオイルが飛び散ることなく受け止められることができる。
ワンウエイクラッチ95は、回転可能な外輪113と、回転が規制された内輪112とで構成され、固定具115は、外輪113の少なくとも一部を覆いながら、内輪112を固定する。固定具115により、回転する外輪113の一部が覆われていることで、オイルの飛び散りを防ぐことができる。
このオイル排出構造では、外輪113と一体になって回転するクラッチアウター107と、内輪112との間に第2の隙間141があり、内輪112のさらに内側から供給されるオイルは、第2の隙間141を通って排出される。したがって、内輪112の内側から供給されるオイルも第2の隙間141を通ることで排出できる。
前述のように、動力伝達装置21は、内輪112と、内輪112に同軸に配置されて内輪112に対して相対回転する外輪113と、内輪112および外輪113を収容する伝動ケース19に固定されて、外輪113の外周を囲む支持体116と、支持体116および内輪112に結合されて支持体116に対して内輪112を固定し、伝動ケース19の内壁面に外輪113の一部を向き合わせる切り欠き部117を有して、内輪112および外輪113の側面を覆うカバー118とを備える。このとき、カバー118と伝動ケース19の内壁面との間には切り欠き部117に繋がる隙間139が形成される。
外輪113の回転中、外輪113から径方向外側に飛び散るオイルは切り欠き部117から外側に向かって勢いよく排出される。切り欠き部117から排出されたオイルは伝動ケース19の内壁面に当たって受け止められる。オイルは隙間139から伝動ケース19の内壁面を伝って効率的に回収される。オイルの飛び散りが低減されるので、エア噛みの発生は抑制される。しかも、切り欠き部117の働きで、伝動ケース19はできる限り外輪113に近づくことができ、したがって、伝動ケース19の小型化に寄与することができる。
以上、本発明の実施形態について説明した。とはいえ、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
19…外部ケース(伝動ケース)、63…突出部、95…回転体(ワンウエイクラッチ)、107…回転部(クラッチアウター)、112…内輪、113…外輪、115…固定具、117…切り欠き部、139…第1の隙間、141…第2の隙間。

Claims (5)

  1. 回転体(95)のオイル排出構造であって、
    内部に前記回転体(95)を回動自在に収容する外部ケース(19)に固定される固定具(115)を備え、
    前記固定具(115)は、前記外部ケース(19)の突出部(63)に沿って形成される切り欠き部(117)を有し、
    前記切り欠き部(117)と前記突出部(63)との間には第1の隙間(139)が形成され、
    前記回転体(95)の回転によって流出するオイルは前記切り欠き部(117)と前記第1の隙間(139)とを通って前記外部ケース(19)側へ排出される
    ことを特徴とする回転体のオイル排出構造。
  2. 請求項1に記載の回転体のオイル排出構造であって、前記回転体(95)の軸方向から見たときに、前記突出部(63)は円弧形状を有することを特徴とする回転体のオイル排出構造。
  3. 請求項1または2に記載の回転体のオイル排出構造であって、前記突出部(63)の表面は湾曲形状を有することを特徴とする回転体のオイル排出構造。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の回転体のオイル排出構造であって、前記回転体(95)は、回転可能な外輪(113)と、回転が規制された内輪(112)とで構成され、前記固定具(115)は、前記外輪(113)の少なくとも一部を覆いながら、前記内輪(112)を固定することを特徴とする回転体のオイル排出構造。
  5. 請求項4に記載の回転体のオイル排出構造であって、前記外輪(113)と一体になって回転する回転部(107)と、前記内輪(112)との間に第2の隙間(141)があり、前記内輪(112)のさらに内側から供給されるオイルは、前記第2の隙間(141)を通って排出されることを特徴とする回転体のオイル排出構造。
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