JP6475221B2 - 遊星ギア装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊星ギアと、軸受けによって遊星ギアを回転可能に支持する遊星キャリアとを備える遊星ギア装置に関する。
特許文献1は遊星ギア装置を開示する。キャリアは、中心軸線から等距離で中心軸線に平行な軸線を有するピニオンシャフトを有する。ピニオンシャフトに遊星ギアとしてのピニオンギアは回転自在に支持されている。ピニオンシャフト内に、端面から軸方向に延びるピニオン油路と、ピニオン油路から径方向に延びてピニオンシャフトの外周面で開口する径方向油路とが形成されている。ピニオン油路および径方向油路を通ってニードルベアリングにオイルは供給される。
実開昭61−157750号公報
ピニオン油路および径方向油路の形成はピニオンシャフトの剛性の低下を引き起こす。特に、小さいピニオンギアでは、剛性が足りず、これら油路を採用することはできない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、遊星ギアが小型化されても軸受けに向かってオイルの供給を確保することができる遊星ギア装置を提供することを目的とする。
本発明の第1側面によれば、遊星ギアと、軸受けによって遊星ギアを回転可能に支持する遊星キャリアと、を有する遊星ギア装置において、前記遊星キャリアには、オイルを半径方向へ誘導可能な複数のと、前記遊星キャリアの溝同士を繋ぐ連結溝とを設け中央部に開口を有する円盤状のワッシャーの前記開口を、前記遊星キャリアの支持筒に回転自在に嵌合して前記溝の一部と前記連結溝とを覆うとともに、前記連結溝と対向する前記ワッシャーの内周にはオイルの通過が可能な凹部を形成し、前記ワッシャーの外方で前記溝の端部に、オイルを溜める油溜まりを設け、前記遊星ギアの端面に径方向に横切る切り欠きを設け、前記遊星ギアの方向から見た場合に前記油溜まりと前記切り欠きとが重なる遊星ギア装置が提供される。
第2側面によれば、第1側面の構成に加えて、前記切り欠きは複数ある。
第3側面によれば、第1または第2側面の構成に加えて、前記溝は複数あり、前記溝同士を繋ぐ連結溝を有する
第1側面によれば、油溜まりに供給されたオイルは油溜まりから溢れ出て切り欠きを通過して軸受けに供給される。こうして軸受けの潤滑は確保される。また遊星キャリアに設けた複数の溝同士を連結することにより、特定の溝に偏ってオイルが供給されることを防止し、個々の溝に供給されるオイルの量が均一化される。しかもワッシャーに凹部を設けることで、ワッシャーの内側をオイルが通過し、溝にオイルを供給できる。
第2側面によれば、切り欠きが複数あることで、より効率的にオイルの供給が可能となる。しかも、遊星ギアの小型化に伴い、何らかの原因で、いずれかの切り欠きで目詰まりが生じても、軸受けに向かって確実にオイルの供給は確保される
第3側面によれば、ワッシャーに凹部を設けることで、いずれの方向からも満遍なく溝にオイルは供給されることができる。
自動二輪車の要部左側面図である。 図1の2−2線に沿った断面図である。 図2の要部拡大図である。 伝動軸の軸心および中間軸の軸心を含む伝面で切った伝動ケースの拡大断面図である。 図3の5矢示部拡大図である。 ギアカバーおよび固定具を省略した状態での図3の6−6線に沿った断面図である。 図3の7−7線に沿った断面図である。 遊星キャリアの拡大垂直断面図である。 遊星キャリアの正面図である。 遊星キャリアの側面図である。 ワッシャーを外した状態で遊星キャリアの正面図である。 遊星ギアの1端面図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。なお、以下の説明では、前後、左右および上下は、自動二輪車(スクーター)に乗車した乗員から見た方向をいう。
図1に示されるように、鞍乗り型車両である自動二輪車Bは車体フレーム11を備える。ここでは、車体フレーム11を構成するピボットフレーム11aやピボットフレーム11aから後上がりに延びるリアフレーム11bが図示される。リアフレーム11bの上方で車体フレーム11には乗車用シート12が支持される。リアフレーム11bの下方でピボットフレーム11aには後輪ユニット13が上下方向に揺動自在に連結される。後輪ユニット13は、車幅方向に水平に延びる車軸14回りで回転する後輪WRと、後輪WRを駆動する動力を生成するパワーユニット15とを備える。後輪ユニット13とリアフレーム11bとの間にはリアクッションユニット16が配置される。リアクッションユニット16はリアフレーム11bに対して後輪WRの上下動を吸収する。
パワーユニット15は、動力源である水冷式のエンジン17と、エンジン17に接続されてエンジン17に空気を供給する吸気装置18と、エンジン17に固定される伝動ケース(外部ケース)19に収容される動力伝達装置21とを備える。後輪WRの車軸14は伝動ケース19と後述される支持アームとで両持ち支持される。エンジン17からの動力は動力伝達装置21を経て後輪WRに伝達される。エンジン17は、クランクケース22を有するエンジン本体23と、クランクケース22に回転自在に支持されて、車幅方向に沿う軸線を有するクランクシャフト24とを有する。吸気装置18は、伝動ケース19の上方に結合されるエアクリーナー25を備える。エアクリーナー25は、エンジン本体23のシリンダーヘッド26に接続されて、エンジン本体23の燃焼室に供給される空気から塵埃を除去する機能を有する。
図2に示されるように、動力伝達装置21は、無段階でクランクシャフト24の回転速度を変速しながらクランクシャフト24の回転動力を伝動軸27に伝達するベルト式無段変速機28と、伝動軸27およびベルト式無段変速機28の間に介設される遠心式の発進クラッチ29と、伝動軸27および後輪WRの車軸14の間に設けられて、高速段および低速段の間で変速段を切り替えながら伝動軸27から中間軸31に回転動力を伝達するとともに、中間軸31から車軸14に減速して回転動力を伝達する機械式変速機32とを備える。伝動軸27、中間軸31および車軸14は相互に平行な軸線を有する。中間軸31には出力ギア33が刻まれる。出力ギア33は、車軸14に固定される被動ギア34に噛み合う。
後輪WRは、車軸14に相対回転不能に支持されるホイールハブ35と、ホイールハブ35に同軸に配置されてホイールハブ35に同軸にタイヤ36を保持するホイールリム37と、ホイールハブ35およびホイールリム37の間を連結する連結部38とを有する。車幅方向に連結部38とベルト式無段変速機28との間の空間に機械式変速機32は配置される。
支持アーム39の車両前後方向前端はエンジン本体23のクランクケース22に締結される。支持アーム39には、内輪で車軸14の一端に連結される第1軸受け41が支持される。第1軸受け41は支持アーム39に回転自在に車軸14を連結する。第1軸受け41は例えばボールベアリングで構成される。第1軸受け41とホイールハブ35との間で車軸14にはスペーサー42が装着される。スペーサー42はホイールハブ35と支持アーム39との間にブレーキディスク43の配置スペースを形成する。
ホイールハブ35の端面には、車軸14と同軸の環状突部44が一体に設けられる。環状突部44にブレーキディスク43が複数のボルト45で締結される。本実施形態では、支持アーム39およびホイールハブ35の間にパーキング用のドラムブレーキ46が配置される。ドラムブレーキ46は、スペーサー42に固定されるブレーキドラム47を有する。ただし、このドラムブレーキ46は省略されてもよい。
伝動ケース19は、クランクケース22から連続して後輪WRの側方で後方に延びるケース主体48と、ケース主体48に結合されて、ケース主体48の外向き面との間に、ベルト式無段変速機28を収容するベルト式無段変速機室49を形成するカバー部材51と、ケース主体48に結合されて後輪WRの外形に倣って延びて、ケース主体48の内向き面との間に、機械式変速機32を収容する機械式変速機室52を形成するギアカバー53とを含む。
ギアカバー53は、内輪で伝動軸27の一端に結合される第2軸受け54を支持する有底円筒体の第2軸受けハウジング55と、内輪で中間軸31の一端に結合される第3軸受け56を支持する有底円筒体の第3軸受けハウジング57と、内輪で車軸14の中間位置に結合される第4軸受け58を支持する貫通円筒体の第4軸受けハウジング59とを備える。第2軸受け54はギアカバー53に回転自在に伝動軸27を連結する。第3軸受け56はギアカバー53に回転自在に中間軸31を連結する。第4軸受け58はギアカバー53に回転自在に車軸14を連結する。ここでは、第2軸受け54、第3軸受け56および第4軸受け58はボールベアリングで構成される。第4軸受けハウジング59には、第4軸受けハウジング59と車軸14との間で液密性を確保する環状のシール部材61、62が組み入れられる。軸方向にシール部材61、62同士の間に第4軸受け58の収容空間は区画される。ギアカバー53には、後輪WRのホイールリム37の環状の稜線に対応して機械式変速機室52内に向かって突出する突出部63が区画される。機械式変速機室52の内側で突出部63の表面は湾曲形状を有する。
ケース主体48は、内輪で伝動軸27の中間位置に結合される第5軸受け64を支持する貫通円筒体の第5軸受けハウジング65と、内輪で中間軸31の他端に結合される第6軸受け66を支持する有底円筒体の第6軸受けハウジング67と、内輪で車軸14の一端に結合される第7軸受け68を支持する有底円筒体の第7軸受けハウジング69とを備える。第5軸受け64はケース主体48に回転自在に伝動軸27を連結する。第6軸受け66はケース主体48に回転自在に中間軸31を連結する。第7軸受け68はケース主体48に回転自在に車軸14を連結する。こうして伝動軸27は第2軸受け54および第5軸受け64で両持ち支持される。中間軸31は第3軸受け56および第6軸受け66で両持ち支持される。車軸14は第4軸受け58および第7軸受け68で両持ち支持される。ここでは、第5軸受け64および第7軸受け68はボールベアリングで構成され、第6軸受け66はニードルベアリングで構成される。第5軸受けハウジング65には、第5軸受けハウジング65と伝動軸27との間で液密性を確保する環状のシール部材71が組み入れられる。
ベルト式無段変速機28は、ベルト式無段変速機室49内に配置されて、クランクシャフト24の一端に連結される駆動プーリー72と、クランクシャフト24と平行な軸心を有する伝動軸27に相対回転可能に支持される従動プーリー73と、駆動プーリー72および従動プーリー73に巻き掛けられる環状のVベルト74とを備える。クランクシャフト24は、クランクケース22から突出してベルト式無段変速機室49に進入する。
駆動プーリー72は、クランクシャフト24に固定される固定プーリー半体75aと、固定プーリー半体75aに対して軸方向に相対変位自在な可動プーリー半体75bとを備える。可動プーリー半体75bは、クランクシャフト24に固定されたランププレート76および可動プーリー半体75bの間に配置されるウエイトローラー77に作用する遠心力によって軸方向に駆動される。固定プーリー半体75aおよび可動プーリー半体75bの間にVベルト74が巻き掛けられる。
従動プーリー73は、伝動軸27に同軸に伝動軸27に相対回転自在に装着される円筒体の内筒78と、内筒78に固定される固定プーリー半体79aと、内筒78に対して軸方向に相対変位自在であって相対回転可能に内筒78に装着される外筒81と、外筒81に固定されて、固定プーリー半体79aに対して軸方向に変位自在に内筒78に支持される可動プーリー半体79bとを備える。固定プーリー半体79aおよび可動プーリー半体79bの間にVベルト74が巻き掛けられる。内筒78および外筒81の間には、可動プーリー半体79bおよび固定プーリー半体79aの間の相対回転位相差に応じて可動プーリー半体79bに軸方向に駆動力を発揮するトルクカム機構82が組み込まれる。可動プーリー半体79bはコイルばね83によって固定プーリー半体79aに弾性的に押しつけられる。
図3に示されるように、発進クラッチ29は、伝動軸27に固定されて、椀形状に形成されたクラッチアウター84と、内筒78に固定されるクラッチインナー85と、クラッチインナー85の複数箇所に軸86回りで回転可能に支持される遠心ウエイト87と、各遠心ウエイト87およびクラッチインナー85の間に設けられるクラッチばね88とを備える。ベルト式無段変速機28から回転駆動力が伝わってクラッチインナー85が回転すると、遠心力の働きで個々の遠心ウエイト87はクラッチばね88の弾性力に抗して遠心方向に開く。エンジン17の回転数が予め決められた発進回転数以上に達すると、個々の遠心ウエイト87に作用する遠心力がクラッチばね88のばね力を上回り、開いた遠心ウエイト87の先端がクラッチアウター84の内周に接触し摩擦接続を確立する。摩擦接続の確立に応じて、内筒78すなわち固定プーリー半体79aとクラッチアウター84すなわち伝動軸27とが結合される。
機械式変速機32は、中間軸31に装着される遊星ギア機構89と、伝動軸27に相対回転不能に結合されて、遊星ギア機構89のリングギア92に接続される第1動力伝達ギア93と、伝動軸27に相対回転自在に装着されて、遊星ギア機構89のサンギア91に接続される第2動力伝達ギア94と、第2動力伝達ギア94に結合されるワンウエイクラッチ95に組み合わせられて、低速段および高速段の間で変速段を切り替える変速クラッチ96とを備える。
図4を併せて参照して、遊星ギア機構89は、中間軸31に相対回転自在に支持されて、中間軸31に同軸に環状に配置される外歯を有するサンギア91と、中間軸31に相対回転自在に支持されてサンギア91を囲繞し、中間軸31に同軸に環状に配置される内歯を有するリングギア92と、中間軸31の軸線に平行な回転軸線を有して、サンギア91の外歯およびリングギア92の内歯に噛み合う複数の遊星ギア97と、中間軸31に相対回転不能に支持されて、遊星ギア97を回転自在に支持する遊星キャリア98とを備える。
リングギア92の外周には第3動力伝達ギア101が一体に形成される。第3動力伝達ギア101は第1動力伝達ギア93に噛み合う。したがって、リングギア92には第1動力伝達ギア93および第3動力伝達ギア101のギア比に応じて伝動軸27から回転動力が伝達される。
遊星キャリア98は中間軸31に同軸に中間軸31に装着された円筒形状の支持筒102を有する。支持筒102は内側のスプラインで中間軸31に相対回転不能に結合される。したがって、遊星キャリア98は中間軸31とともに回転する。
サンギア91は、中間軸31に同軸に形成されて、遊星キャリア98の支持筒102に同軸に相対回転自在に装着される筒体103に連結される。筒体103には、第2動力伝達ギア94に噛み合う第4動力伝達ギア104が一体に形成される。サンギア91は例えばスプラインで筒体103に相対回転不能に結合される。したがって、第4動力伝達ギア104とサンギア91とは一体的に回転する。第4動力伝達ギア104は第3動力伝達ギア101と同径であって同じ歯数のギア歯を有する。
このような遊星ギア機構89では、エンジン17の回転動力に応じて伝動軸27が回転すると、第1動力伝達ギア93から第3動力伝達ギア101に回転力が伝達され、リングギア92が伝動軸27の回転方向と逆向きに中間軸31の軸心回りで回転する。遊星ギア97にはリングギア92と同方向に回転力が作用する。サンギア91には伝動軸27の回転方向とは同方向に回転力が作用する。
このとき、変速クラッチ96が遮断状態にあると、クラッチアウター107は伝動軸27上で相対回転自在に支持される。クラッチアウター107には伝動軸27から動力は伝達されない。したがって、クラッチアウター107にはサンギア91と一体的に回転する第4動力伝達ギア104から伝動軸27の回転方向に逆向きの回転力が作用する。クラッチアウター107の回転はワンウエイクラッチ95で阻止される。その結果、サンギア91は静止状態となる。静止したサンギア91に対して遊星ギア97の回転力は中間軸31回りで遊星キャリア98の回転を引き起こす。こうして中間軸31には予め設定された減速比で伝動軸27から回転駆動力が伝達される。中間軸31の回転は出力ギア33および被動ギア34を経て後輪WRの車軸14に伝達される。機械式変速機32で「低速段(LOW)」は確立される。
伝動軸27の回転速度が増大して変速クラッチ96が接続状態となると、クラッチアウター107にはクラッチインナー108を経て伝動軸27からその回転方向と同方向に回転力が作用する。このとき、変速クラッチ96のクラッチアウター107ではワンウエイクラッチ95による規制が解除される。クラッチアウター107は伝動軸27とともに回転する。クラッチアウター107の回転は第2動力伝達ギア94および第4動力伝達ギア104を経てサンギア91の回転を引き起こす。サンギア91はリングギア92の回転方向と同方向に回転する。遊星ギア機構89ではギアごとの回転差が解消される。遊星キャリア98はリングギア92およびサンギア91と同速度で中間軸31回りに回転する。その結果、機械式変速機32では「高速段(HIGH)」が確立される。そして、機械式変速機32では、ベルト式無段変速機28での変速比が低い状態で変速段の切り替えは生じる。
図5に示されるように、第2動力伝達ギア94は、伝動軸27に相対回転自在に装着され、伝動軸27に同軸の円筒体105を有する。円筒体105はニードルベアリングである第8軸受け106を介して伝動軸27に支持される。第2動力伝達ギア94は第1動力伝達ギア93と同径(D1=D2)であって同じ歯数のギア歯を有する。
変速クラッチ96は、伝動軸27に相対回転自在に支持されて、椀形状に形成されたクラッチアウター107と、クラッチアウター107内で伝動軸27に相対回転不能に連結されるクラッチインナー108と、クラッチインナー108の複数箇所に軸109回りで回転可能に支持される遠心ウエイト111と、各遠心ウエイト111およびクラッチインナー108の間に設けられるクラッチばね(図示せず)とを備える。クラッチアウター107は、第2動力伝達ギア94の円筒体105に相対回転不能に結合される。したがって、第2動力伝達ギア94およびクラッチアウター107は伝動軸27の軸線回りで一体的に回転する。第1動力伝達ギア93、第2動力伝達ギア94の円筒体105およびクラッチインナー108は伝動軸27の段差と第2軸受け54との間に挟まれて伝動軸27の軸方向に相対変位不能に拘束される。
この変速クラッチ96では、伝動軸27とともにクラッチインナー108が回転すると、遠心力の働きで個々の遠心ウエイト111はクラッチばねの弾性力に抗して遠心方向に開く。クラッチインナー108の回転数が予め決められた回転数以上に達すると、個々の遠心ウエイト111に作用する遠心力がクラッチばねのばね力を上回り、遠心ウエイト111がクラッチアウター107の内周に摩擦係合する。摩擦係合の確立に応じて、クラッチアウター107および第2動力伝達ギア94が伝動軸27とともに回転する。
ここで、変速クラッチ96が遮断状態から接続状態となる接続回転数は、発進クラッチ29が遮断状態から接続状態となる接続回転数よりも高く、変速クラッチ96が接続状態から遮断状態となる遮断回転数も発進クラッチ29が接続状態から遮断状態となる遮断回転数よりも高い。
ワンウエイクラッチ95は、クラッチアウター107に固定される複数の回り止め部材112と、それらの回り止め部材112に係り合い可能に伝動ケース19に支持される規制部材113とを備える。図6に示されるように、規制部材113は、外側に延びる3個の取り付け腕部114を有してリング状に形成される。個々の取り付け腕部114はケース主体48に重ねられる。
図7に示されるように、ケース主体48の合わせ面48aにカラー121および規制部材113の取り付け腕部114が順番に重ねられる。合わせ面48aは伝動軸27の軸線27aに直交する。ケース主体48の合わせ面48aにギアカバー53は結合される。結合にあたって複数のボルト122が用いられる。ボルト122はケース主体48を貫通してギアカバー53のねじ穴123にねじ込まれる。ギアカバー53とケース主体48との間に取り付け腕部114およびカラー121は挟まれる。ボルト122やねじ穴123は伝動軸27の軸線27aに平行な軸線を有する。こうして規制部材113は伝動軸27の軸方向に固定される。
ケース主体48の合わせ面48aには円筒形の支持筒124が嵌め込まれる。合わせ面48aには支持筒124を受け入れる有底穴125が区画される。有底穴125は合わせ面48aに直交する軸線を有する円筒空間を区画する。支持筒124の外周面には全域にわたってゴム126が焼き付けられる。支持筒124はカラー121を貫通して取り付け腕部114の支持孔114aに嵌め入れられる。こうして規制部材113は伝動軸27の軸線27a回りに不動に支持される。
図5を参照し、ワンウエイクラッチ95では、伝動軸27の回転方向に対して逆向きにクラッチアウター107に回転力が作用すると、回り止め部材112が規制部材113に係り合って、規制部材113とクラッチアウター107との間で接続状態が確立される。クラッチアウター107の回転は規制される。伝動軸27の回転方向と同方向にクラッチアウター107に回転力が作用すると、規制部材113とクラッチアウター107との間で遮断状態が確立される。係り合いは解除される。クラッチアウター107の回転は許容される。
図4〜図6を参照し、機械式変速機32には可動体に対して潤滑油としてのオイルを供給するオイル供給機構127が組み込まれる。オイル供給機構127は、伝動軸27に形成されて、第2軸受け54側の端面から軸方向に延びる第1油路128と、第1油路128から伝動軸27の径方向に延びて第8軸受け106に向かって伝動軸27の外周面で開口する第2油路129と、中間軸31に形成されて、第6軸受け66側の端面から第3軸受け56側の端面まで軸方向に中間軸31を貫通する第3油路131と、第3油路131から中間軸31の径方向に延びて支持筒102および筒体103の間の摺動域で中間軸31の外周面に開口する第4油路132と、第3油路131から中間軸31の径方向に延びて中間軸31およびリングギア92の間の摺動域で中間軸31の外周面に開口する第5油路133と、伝動軸27および中間軸31よりも上方でケース主体48およびギアカバー53に形成されて、第1〜第4動力伝達ギア93、94、101、104で掻き上げられたオイルを受ける樋形状のオイル受け134と、ギアカバー53に形成されてオイル受け134から重力方向下方に延びて、第2軸受けハウジング55で第1油路128に接続される第1給油路135とケース主体48に形成されてオイル受け134から重力方向下方に延びて、第6軸受けハウジング67で第3油路131に接続される第2給油路136とを備える。第2動力伝達ギア94の円筒体105には、径方向に貫通して円筒体105の内周面および外周面で開口する第6油路137が区画される。
機械式変速機室52内では重力の作用で底にオイルが溜まる。溜まったオイルは、回転する伝動軸27上の第1および第2動力伝達ギア93、94、並びに、回転する中間軸31上の第3および第4動力伝達ギア101、104で攪拌され、機械式変速機室52内を飛散する。飛散するオイルはオイル受け134で収集され、第1給油路135、第1油路128および第2油路129を経て第8軸受け106に供給される。第8軸受け106を潤滑したオイルはさらに第6油路137を伝って第9軸受け120に供給される。同様に、収集されたオイルは、第2給油路136、第3油路131および第4油路132を経て支持筒102および筒体103の摺動域に供給され、第2給油路136、第3油路131および第5油路133を経てリングギア92の摺動域に供給される。
ここでは、第2給油路136は、オイル受け134から第6軸受けハウジング67を通過して上下方向に延びてケース主体48の外面で開口する。こうした第2給油路136はケース主体48の外面からドリル加工で形成されることができる。第2給油路136の下端開口は、ケース主体48にねじ込まれる栓部材138で閉じられる。
図8に示されるように、遊星キャリア98は、前述のように中間軸31に装着される支持筒102と、中心軸線Cxから等距離で中心軸線Cxに平行な軸線Dxを有する複数の支軸141と、支持筒102から径方向外方に広がって支軸141の一端を受け入れる複数の第1受け入れ孔142を有する本体143と、本体143との間に個別に遊星ギア97の収容空間を区画し、本体143から連続して支軸141の他端を受け入れる第2受け入れ孔144を有する支持体145と、支持筒102の外周に嵌め合わせられて、本体143の表面に重ねられるワッシャー146とを備える。遊星ギア97は軸受けとしてのニードルベアリング147を介して支軸141に軸線Dx回りに回転自在に装着される。遊星ギア97は、支軸141の軸線Dxに直交する平面に面接触する端面148を有する。
図9に示されるように、ワッシャー146には、中心軸線Cxに同軸の円形の輪郭を有する開口149が穿たれる。開口149に支持筒102は受け入れられる。開口149の輪郭ではワッシャー146の内径に凹部151が区画される。凹部151は支持筒102の外周との間にオイルの通過を許容する空隙を形成する。凹部151は中心軸線Cx回りで等間隔に配置される。ここでは、支軸141は中心軸線Cx回りで等間隔に配置される。隣接する軸線Dx同士の中心角は60度に設定される。支持体145は中心軸線Cx回りで連続する。図10に示されるように、支軸141同士の間で支持体145および本体143は一体化される。こうした一体化に応じて支持筒102の支持剛性は高められる。
図11に示されるように、本体143の表面には、個々の支軸141に向かって個別に半径方向に延び、外端に油溜まり152を有する複数の溝153と、溝153の内端に接続されて、中心軸線Cx回りで連続する環状の連結溝154とが区画される。油溜まり152を除き、溝153および連結溝154はワッシャー146で覆われる。溝153および連結溝154はワッシャー146と協働でオイルの通路を形成する。開口149の凹部151は連結溝154に等間隔に隙間を形成する。
図12に示されるように、遊星ギア97の端面148には、支軸141の径方向に端面148を横切る複数の小溝(切り欠き)155が区画される。小溝155は、遊星ギア97の外側から内側にオイルを誘導する。遊星ギア97の方向から見た場合に本体143の油溜まり152と小溝155とは重なる。小溝155は軸線Dx回りで等間隔に配置される。ここでは、90度の中心角の間隔で小溝155は配置される。
次にこの実施形態の作用を説明する。遊星ギア機構89は、遊星ギア97と、軸受けとしてのニードルベアリング147によって遊星ギア97を回転可能に支持する遊星キャリア98とを有する。遊星キャリア98には、オイルを半径方向へ誘導可能な溝153があり、溝153の端部に、オイルを溜める油溜まり152を設け、遊星ギア97の端面148に径方向に横切る小溝(切り欠き)155を設け、遊星ギア97の方向から見た場合に油溜まり152と小溝155とが重なる。中心軸線Cx回りで遊星キャリア98に遠心力が作用すると、オイルは溝153を伝って油溜まり152に供給される。油溜まり152のオイルは本体143の表面を伝って遊星ギア97の小溝155の通路に流入する。油溜まり152に供給されたオイルは油溜まり152から溢れ出て本体143の表面を伝って小溝155を通過してニードルベアリング147に供給される。こうしてニードルベアリング147の潤滑は確保される。
小溝155は複数ある。複数あることで、より効率的にオイルの供給が可能となる。しかも、遊星ギア97の小型化に伴い、何らかの原因で、いずれかの小溝155で目詰まりが生じても、ニードルベアリング147に向かって確実にオイルの供給は確保される。
遊星ギア機構89では、溝153は本体143に複数あり、溝153同士を繋ぐ連結溝154を有する。溝153同士を連結することにより、特定の溝153に偏ってオイルが供給されることを防止し、個々の溝153に供給されるオイルの量が均一化される。連結溝154から万遍なく個々の溝153にオイルは供給されることができる。
溝153を覆うワッシャー146があり、ワッシャー146の内径側にオイルの通過が可能な凹部151がある。ワッシャー146に凹部151を設けることで、ワッシャー146の内側をオイルが通過し、連結溝154を経て溝153にオイルを供給できる。
凹部151は複数あり、周方向において均一な間隔で配置されている。ワッシャー146に凹部151を設けることで、いずれの方向からも満遍なく溝153にオイルは供給されることができる。
以上のように、本実施形態に係る遊星ギア機構89は、中心軸線Cxから等距離で中心軸線Cxに平行な軸線Dxを有する複数の支軸141を有する遊星キャリア98と、支軸141に回転自在に装着されて、支軸141の軸線Dxに直交する平面に面接触する端面148を有する複数の遊星ギア97とを備え、遊星ギア97の端面148には、支軸141の径方向に端面148を横切る複数の小溝155が区画される。遊星ギア97の回転時に遊星ギア97は端面148の面接触で軸方向に支持される。小溝155は端面148と平面との間に支軸141の外周面に通じる通路を形成する。通路から支軸141および遊星ギア97の間にオイルは供給されることができる。いずれかの小溝155で目詰まりが生じても、支軸11および遊星ギア97の間に向かって確実にオイルの供給は確保される。しかも、鍛造その他の加工方法で端面148に小溝155は簡単に形成されることができる。
遊星キャリア98は、中間軸(軸体)31に装着される支持筒102と、支持筒102から径方向外方に広がって支軸141の一端を受け入れる複数の第1受け入れ孔142を有する本体143と、本体143との間に個別に遊星ギア97の収容空間を区画し、本体143から連続して支軸141の他端を受け入れる第2受け入れ孔144を有する支持体145とを備える。一体成形された本体143および支持体145に支軸141は支持されることから、遊星ギア97の支持剛性は高められ、遊星ギア97の回転軸線Dxの倒れは抑制されることができる。
このとき、遊星キャリア98の本体143には、個々の支軸141に向かって個別に半径方向に延び、外端に油溜まり152を有する溝153が区画される。遊星キャリア98の本体143には、複数の溝153の内端に接続されて、中心軸線Cx回りで連続する環状の連結溝154が区画される。
以上、本発明の実施形態について説明した。とはいえ、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
89…遊星ギア装置(遊星ギア機構)、97…遊星ギア、98…遊星キャリア、102…支持筒、146…ワッシャー、147…軸受け(ニードルベアリング)、148…端面、149…開口、151…凹部、152…油溜まり、153…溝、154…連結溝、155…切り欠き(小溝)。

Claims (3)

  1. 遊星ギア(97)と、
    軸受け(147)によって遊星ギア(97)を回転可能に支持する遊星キャリア(98)と、
    を有する遊星ギア装置(89)において、
    前記遊星キャリア(98)には、オイルを半径方向へ誘導可能な複数の溝(153)と、前記遊星キャリア(98)の溝(153)同士を繋ぐ連結溝(154)とを設け
    中央部に開口(149)を有する円盤状のワッシャー(146)の前記開口(149)を、前記遊星キャリア(98)の支持筒(102)に回転自在に嵌合して前記溝(153)の一部と前記連結溝(154)とを覆うとともに、前記連結溝(154)と対向する前記ワッシャー(146)の内周にはオイルの通過が可能な凹部(151)を形成し、
    前記ワッシャー(146)の外方で前記溝(153)の端部に、オイルを溜める油溜まり(152)を設け、
    前記遊星ギア(97)の端面(148)に径方向に横切る切り欠き(155)を設け、
    前記遊星ギア(97)の方向から見た場合に前記油溜まり(152)と前記切り欠き(155)とが重なる
    ことを特徴とする遊星ギア装置。
  2. 請求項1に記載の遊星ギア装置において、前記切り欠き(155)は複数あることを特徴とする遊星ギア装置。
  3. 請求項1または2に記載の遊星ギア装置において、前記凹部(151)は複数あり、周方向において均一な間隔で配置されていることを特徴とする遊星ギア装置。
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