JP2018091250A - 給水装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】騒音の低下が可能であって、且つ、高い冷却効率を有する給水装置を提供すること。
【解決手段】 給水装置1は、ベース11と、ベース11に設けられたケーシング12と、ケーシング12の一部に設けられ、インペラを有する渦流ポンプ14と、重力方向に延設され、渦流ポンプ14に接続される回転軸32、放熱フィン33を複数備えるモータフレーム31、モータフレーム31の上部に設けられ、上面に吸気口を有するファンカバー34、及び、ファンカバー34内に設けられ、ファンカバー34の吸気口から吸い込んだ空気をモータフレーム31に送風するモータファンを具備するモータ13と、インペラの羽根枚数にモータ13の回転速度を乗じた周波数及び周波数の高調波を含む周波数帯域において高い吸音率を有する吸音材54と、ベース11に固定され、ケーシング12、渦流ポンプ14及びモータ13を覆う、吸音材54が内面に設けられたポンプカバー18と、を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 給水装置1は、ベース11と、ベース11に設けられたケーシング12と、ケーシング12の一部に設けられ、インペラを有する渦流ポンプ14と、重力方向に延設され、渦流ポンプ14に接続される回転軸32、放熱フィン33を複数備えるモータフレーム31、モータフレーム31の上部に設けられ、上面に吸気口を有するファンカバー34、及び、ファンカバー34内に設けられ、ファンカバー34の吸気口から吸い込んだ空気をモータフレーム31に送風するモータファンを具備するモータ13と、インペラの羽根枚数にモータ13の回転速度を乗じた周波数及び周波数の高調波を含む周波数帯域において高い吸音率を有する吸音材54と、ベース11に固定され、ケーシング12、渦流ポンプ14及びモータ13を覆う、吸音材54が内面に設けられたポンプカバー18と、を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、構成品を覆うポンプカバーを備える給水装置に関する。
現在、液体を二次側に供給する給水装置として、ポンプケーシング、インペラ、モータから構成されるポンプ、アキュムレータ及び電装部等をベース上に配置し、これら構成部品をポンプカバーによって覆うことで一体に構成する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような給水装置には、例えば、渦流ポンプが用いられる。
給水装置は、例えば、空冷ファンを有する全閉外扇型のモータを縦軸に配置してベース上に設けられており、給水装置のコンパクト化が図られている。また、重量物であるモータがポンプケーシングに載って配置されることから、振動伝達を防止する弾性体を介してポンプケーシングをベースに載せるだけで、モータ自体を支持する必要がない。このため、給水装置は、ユニット構造が簡便になる。
また、小水量になるほど消費電力が大きくなるため、多くの家庭で使用される10L/min程度の流量での効率が低かった。そこで、インバータを使用して吐出し圧力一定制御を行うことにより、小水量側での消費電力を削減することが可能な技術も知られている。
上述した給水装置は、縦軸のモータを給水装置に採用した場合、モータフレーム上部の強制空冷ファンが吸い込む空気は、モータフレームと熱交換されて外気より高くなり、冷却効率が悪い。このため、モータ及び電装部の周囲雰囲気の温度が高くなり、モータの軸受や電装部のコンデンサ等の寿命が低下するという問題点があった。
また、渦流ポンプを用いた給水装置は、ケーシングライナー部の隔壁に吐出し水流が衝突する衝突音により、渦巻きポンプに比べ、騒音レベルが高いといった難点があった。この衝突音の周波数は、毎秒あたりの回転速度及び羽根枚数の積を基音とする高調波成分からなる。
当該騒音を低減するため、ポンプカバーに吸音材を貼り付けることも考えられるが、断熱効果により、モータや電装部の温度上昇がさらに悪化するといった難点があった。
そこで、本発明は、騒音の低下が可能であって、且つ、高い冷却効率を有する給水装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の給水装置は次のように構成されている。
本発明の一態様として、ベースと、前記ベースに設けられたケーシングと、前記ケーシングの一部に設けられ、インペラを有する渦流ポンプと、重力方向に延設され、前記ポンプ部に接続される回転軸、放熱フィンを複数備えるモータフレーム、前記モータフレームの上部に設けられ、上面に吸気孔を有するファンカバー、及び、前記ファンカバー内に設けられ、前記ファンカバーの前記吸気孔から吸い込んだ空気を前記モータフレームに送風するファンを具備するモータと、前記インペラの羽根枚数に前記モータの回転速度を乗じた周波数及び前記周波数の高調波を含む周波数帯域において高い吸音率を有する吸音材と、前記ベースに固定され、前記ケーシング、前記ポンプ部及び前記モータを覆う、前記吸音材が内面に設けられたカバーと、を備える。
本発明によれば、騒音の低下が可能であって、且つ、高い冷却効率を有する給水装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態に係る給水装置1を、図1乃至図3を用いて説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る給水装置1の構成を一部断面で示す正面図、図2は給水装置1の構成を一部断面で示す側面図、図3は給水装置1を用いた吸音率とポンプ部14の周波数との関係の一例を示す説明図である。
図1は本発明の第1の実施形態に係る給水装置1の構成を一部断面で示す正面図、図2は給水装置1の構成を一部断面で示す側面図、図3は給水装置1を用いた吸音率とポンプ部14の周波数との関係の一例を示す説明図である。
図1及び図2に示すように、給水装置1は、ベース11と、ケーシング12と、モータ13と、ポンプ部14と、検出装置15と、アキュムレータ16と、電装部17と、ポンプカバー18と、を備えている。
ベース11は、ケーシング12、モータ13、ポンプ部14、検出装置15、アキュムレータ16、電装部17及びポンプカバー18を支持する。ベース11は、第1ベース11aと、第1ベース11a上に設けられる第2ベース11bと、第1ベース11a及び第2ベース11bの間に介在される防振ゴム11cと、を備えている。ベース11は、例えば、第1ベース11a及び第2ベース11bが、防振ゴム11cを介在させてボルト等の締結部材11dにより一体に固定される。また、ベース11は、第1ベース11a及び第2ベース11bの間に、空間11eが構成される。
第1ベース11aは、ポンプカバー18を固定可能に構成される。第1ベース11aは、給水装置1の底部側の外形状を構成する。第2ベース11bは、第1ベース11aの内面との間に空間を構成可能、且つ、面方向で第1ベース11aとの間に隙間が生じるように、第1ベース11aよりも小さな形状に構成される。例えば、第2ベース11bは、ケーシング12、ポンプ部14、検出装置15、アキュムレータ16及び電装部17を配置可能な形状に構成される。
ケーシング12は、吸込口21aを有する吸込管路21と、自吸室23と、2つの吐出口24aを有する吐出管路24と、吸込管路21の二次側であって、且つ、自吸室23の一次側に設けられ、ポンプ部14の後述するケーシングライナー41と、を備えている。ケーシング12は、第2ベース11bに、ボルト等の締結部材によって防振ゴム等を介して固定される。また、ケーシング12は、ポンプ部14の一部を構成する。
吸込管路21は、配管が接続される吸込口21aを有している。吸込管路21は、吸込口21aに逆止弁22を備えている。自吸室23は、その内部に呼び水を供給可能に、プラグ23a等で閉塞される孔部を備えている。また、自吸室23の上面には検出装置15が設けられ、検出装置15を介して吐出管路24に接続される。吐出管路24は、配管が接続される吐出口24aを両端に有している。例えば、吐出口24aの一方が配管と接続され、吐出口24aの他方がキャップ等により閉塞される。
モータ13は、その回転軸32が重力方向に沿って配置される、縦軸の全閉外扇型のモータである。具体的には、モータ13は、モータフレーム31と、モータフレーム31内に設けられた固定子と、モータフレーム31内に設けられた回転子と、回転子に接続された回転軸32と、を備えている。
また、モータ13は、モータフレーム31の外周面に軸心に沿って延設された複数の放熱フィン33と、モータフレーム31の上端に設けられたファンカバー34と、回転軸32の一方の端部に設けられ、ファンカバー34に覆われたモータファンと、を備えている。
ファンカバー34は、複数の吸気孔を上面に有する。換言すると、ファンカバー34は、所定の内径を有する吸気口に格子が設けられることで複数の吸気孔が構成される。ファンカバー34は、モータフレーム31に対して開口する。具体的には、ファンカバー34は、その下方の開口の内径がモータフレーム31の外径よりも大径に形成されることで、モータフレーム31との間に空気の流路となる間隙が形成される。
モータファンは、モータ13の上方の空気をファンカバー34の上面の吸気孔から吸い込み、モータフレーム31及びファンカバー34の隙間からモータフレーム31の放熱フィン33に沿って下方に送風可能に形成されている。
ポンプ部14は、渦流ポンプである。ポンプ部14は、ケーシング12に設けられたケーシングライナー41と、ケーシングライナー41内に設けられるインペラと、ケーシングライナーを覆うケーシングカバー43と、を備えている。インペラは、回転軸32に固定される。
図3に示すように、検出装置15は、内部を通過する液体の圧力及び流量を検出可能に形成されている。検出装置15は、自吸室23及び吐出管路24に渡って設けられ、自吸室23及び吐出管路24間の流路を構成する。
アキュムレータ16は、ポンプ部14の二次側に設けられる。アキュムレータ16は、例えば、吐出管路24の一部に設けられる。
電装部17は、モータ13及び検出装置15に信号線を介して接続される。電装部17は、検出装置15で検出された圧力及び流量に基づいてモータ13を制御可能に構成される。
ポンプカバー18は、クランプやネジ等により第1ベース11aに固定される。ポンプカバー18は、モータ13、ポンプ部14、検出装置15、アキュムレータ16及び電装部17を覆う。ポンプカバー18は、下面が開口し、正面及び上面の稜部が傾斜する略立方体状に形成されている。ポンプカバー18は、ケーシング12の吸込口21a及び吸込口21aに接続された配管を接続する接続部を外部に露出させる第1開口部51と、2つの吐出口24a及び吐出口24aに接続された配管を接続する接続部を外部に露出させる2つの第2開口部と、を備えている。ポンプカバー18の内面には、吸音材54が設けられる。
ポンプカバー18は、例えば、稜部が所定の曲率半径を有する曲面により構成される。ここで、所定の曲率半径の曲面の稜部とは、吸音材54をポンプカバー18の内面に貼り付けた場合に、吸音材54の曲げが容易であって、且つ、貼り付けた吸音材54はがれにくい曲率である。当該曲率は、吸音材54の厚さや材料等により適宜設定される。具体例として、稜部は、少なくとも吸音材54の厚さよりも大きい曲率半径を有する。
また、ポンプカバー18の高さは、第1ベース11aに固定したときに、吸音材54の下面からモータ13のファンカバー34までの距離がモータファンの吸気口直径の30%以上となる高さに構成される。
吸音材54は、所謂発泡材と呼ばれる発泡性樹脂材料により形成される。吸音材54は、ポンプカバー18の正面であって、第1開口部51の上部及び第2開口部の上部からポンプカバー18の天井面まで設けられる。また、吸音材54は、ポンプカバー18の背面であって、且つ、背面の中心から第2開口部側とは逆側、換言すると、背面であってモータ13と対向する部位に設けられる。例えば、吸音材54は、ポンプカバー18の内面に、接着剤や両面テープ等により接着されることで固定される。
吸音材54は、図1及び図2に示すように、ポンプカバー18の内面であって、且つ、モータ13及びアキュムレータ16の上方に貼り付けられている。
吸音材54は、ポンプ部14による騒音が生じる騒音周波数において高い吸音率を有する厚さの吸音材が用いられる。ここで、騒音周波数とは、ポンプ部14のインペラの羽根枚数にモータ13の回転速度を乗じたインペラ周波数の周波数帯域及びその第2次高調波となる周波数帯域である。
ポンプ部14のインペラの羽根枚数にモータ13の回転速度を乗じたインペラ周波数の周波数帯域が1253〜2150Hzであり、その第2次高調波となる周波数帯域が2506〜4522Hzである場合を説明する。この場合には、周波数帯域が1253〜4522Hzといった中周波数帯域を吸音するために、吸音材54は、厚みが30mmの吸音材が用いられる。
このように構成された給水装置1によれば、吸音材54によりポンプ部14による騒音が生じる騒音周波数の周波数帯域を吸音することが可能となる。具体的には、図3に示すように、ポンプ部14により騒音が生じるインペラ周波数の周波数帯域及びその第2次高周波となる周波数帯域において、吸音材54は、高い吸音率を生じる。これにより、給水装置1は、騒音を低下させることが可能となる。
また、給水装置1は、吸音材54とファンカバー34との距離を、モータファンの吸気口直径の30%以上とすることで、モータファンの吐出風速が低減することを極力防止することが可能となる。結果、吸音材54をポンプカバー18に設ける構成としても、冷却効率が低下することを防止できる。
以下、具体的に、回転速度が3030min−1であり、且つ、吸気口直径が100mmのモータ13を用いた給水装置1で説明する。
ポンプカバー18を設けないときのモータファンの吐出風速が6.35m/sである。本願のポンプカバー18を設け、吸音材54とモータファンとの距離を、モータファンの吸気口直径の30%である30mmとした場合には、モータファンの吐出風速は6.24m/sで、ポンプカバー18を有さない構成に比べて98.3%の吐出風速を確保できる。
ポンプカバー18を設けないときのモータファンの吐出風速が6.35m/sである。本願のポンプカバー18を設け、吸音材54とモータファンとの距離を、モータファンの吸気口直径の30%である30mmとした場合には、モータファンの吐出風速は6.24m/sで、ポンプカバー18を有さない構成に比べて98.3%の吐出風速を確保できる。
これに対し、ポンプカバー18を設け、吸音材54とモータファンとの距離を、モータファンの吸気口直径の20%である20mmとした場合には、モータファンの吐出風速は5.10m/sとなり、ポンプカバー18を有さない構成に比べて80.3%まで吐出風速が減少する。同様に、ポンプカバー18を設け、吸音材54とモータファンとの距離を、モータファンの吸気口直径の10%である10mmとした場合には、モータファンの吐出風速は4.70m/sとなり、ポンプカバー18を有さない構成に比べて74.0%まで吐出風速が減少する。
このように、給水装置1は、吸音材54とファンカバー34との距離をモータファンの吸気口直径の30%以上とすることで、モータファンの吐出風速をポンプカバー18を設けない場合と同程度維持することが可能となり、高い冷却効率を有する。
また、給水装置1は、第1ベース11aと所定の空間11eを有して配置される第2ベース11bを有するベース11を有することで、冷却風がポンプカバー18内で循環することから、より高い冷却効率を有することが可能となる。
高い冷却効率を有することで、給水装置1は、モータ13の軸受や電装部17のコンデンサ等の寿命の低下を防止することが可能となる。
上述したように本発明の一実施形態に係る給水装置1によれば、騒音の低下が可能であって、且つ、高い冷却効率を有する。
なお、本発明は、上述の一実施形態に限定されるものではない。例えば、給水装置1は、より高い冷却効率を得るために、ケーシング12や電装部17に冷却用のフィンを設ける構成であってもよい。また、ポンプカバー18の内面のモータ13の上方に第1吸音材を貼り付け、ポンプカバー18の内面のアキュムレータ16の上方に、第1吸音材よりも厚みが薄く、高調波成分を吸音する第2吸音材54bを貼り付ける構成であってもよい。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
1…給水装置、11…ベース、11a…第1ベース、11b…第2ベース、11c…防振ゴム、11d…締結部材、11e…空間、12…ケーシング、13…モータ、14…ポンプ部、14…渦流ポンプ、15…検出装置、16…アキュムレータ、17…電装部、18…ポンプカバー、21…吸込管路、21a…吸込口、22…逆止弁、23…自吸室、23a…プラグ、24…吐出管路、24a…吐出口、31…モータフレーム、32…回転軸、33…放熱フィン、34…ファンカバー、41…ケーシングライナー、43…ケーシングカバー、51…第1開口部、54…吸音材。
本発明の一態様として、ベースと、前記ベースに設けられたケーシングと、前記ケーシングの一部に設けられ、インペラを有する渦流ポンプと、重力方向に延設され、前記渦流ポンプに接続される回転軸、放熱フィンを複数備えるモータフレーム、前記モータフレームの上部に設けられ、上面に吸気口を有するファンカバー、及び、前記ファンカバー内に設けられ、前記ファンカバーの前記吸気口から吸い込んだ空気を前記モータフレームに送風するファンを具備するモータと、前記インペラの羽根枚数に前記モータの回転速度を乗じた周波数及び前記周波数の高調波を含む周波数帯域において高い吸音率を有する吸音材と、前記ベースに固定され、前記ケーシング、前記渦流ポンプ及び前記モータを覆う、前記吸音材が内面に設けられたポンプカバーと、を備え、前記吸音材の前記ファンカバーの前記吸気口と対向する下面から前記ファンカバーまでの距離は、前記吸気口の直径の30%以上である。
なお、本発明は、上述の一実施形態に限定されるものではない。例えば、給水装置1は、より高い冷却効率を得るために、ケーシング12や電装部17に冷却用のフィンを設ける構成であってもよい。また、ポンプカバー18の内面のモータ13の上方に第1吸音材を貼り付け、ポンプカバー18の内面のアキュムレータ16の上方に、第1吸音材よりも厚みが薄く、高調波成分を吸音する第2吸音材54bを貼り付ける構成であってもよい。
この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] ベースと、
前記ベースに設けられたケーシングと、
前記ケーシングの一部に設けられ、インペラを有する渦流ポンプと、
重力方向に延設され、前記渦流ポンプに接続される回転軸、放熱フィンを複数備えるモータフレーム、前記モータフレームの上部に設けられ、上面に吸気口を有するファンカバー、及び、前記ファンカバー内に設けられ、前記ファンカバーの前記吸気口から吸い込んだ空気を前記モータフレームに送風するファンを具備するモータと、
前記インペラの羽根枚数に前記モータの回転速度を乗じた周波数及び前記周波数の高調波を含む周波数帯域において高い吸音率を有する吸音材と、
前記ベースに固定され、前記ケーシング、前記渦流ポンプ及び前記モータを覆う、前記吸音材が内面に設けられたポンプカバーと、
を備えることを特徴とする給水装置。
[2] 前記吸音材の下面から前記ファンカバーまでの距離は、前記吸気口の直径の30%以上であることを特徴とする[1]に記載の給水装置。
[3] 前記ベースは、設置面に設置され、前記ポンプカバーを固定する第1ベースと、前記第1ベースと隙間を空けて配置され、前記ケーシング、前記渦流ポンプ及び前記モータを支持する第2ベースと、を備えることを特徴とする[1]に記載の給水装置。
[4] 前記ポンプカバーの稜部は、前記吸音材の厚さよりも大きい曲率半径を有する曲面により構成されることを特徴とする[1]に記載の給水装置。
この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] ベースと、
前記ベースに設けられたケーシングと、
前記ケーシングの一部に設けられ、インペラを有する渦流ポンプと、
重力方向に延設され、前記渦流ポンプに接続される回転軸、放熱フィンを複数備えるモータフレーム、前記モータフレームの上部に設けられ、上面に吸気口を有するファンカバー、及び、前記ファンカバー内に設けられ、前記ファンカバーの前記吸気口から吸い込んだ空気を前記モータフレームに送風するファンを具備するモータと、
前記インペラの羽根枚数に前記モータの回転速度を乗じた周波数及び前記周波数の高調波を含む周波数帯域において高い吸音率を有する吸音材と、
前記ベースに固定され、前記ケーシング、前記渦流ポンプ及び前記モータを覆う、前記吸音材が内面に設けられたポンプカバーと、
を備えることを特徴とする給水装置。
[2] 前記吸音材の下面から前記ファンカバーまでの距離は、前記吸気口の直径の30%以上であることを特徴とする[1]に記載の給水装置。
[3] 前記ベースは、設置面に設置され、前記ポンプカバーを固定する第1ベースと、前記第1ベースと隙間を空けて配置され、前記ケーシング、前記渦流ポンプ及び前記モータを支持する第2ベースと、を備えることを特徴とする[1]に記載の給水装置。
[4] 前記ポンプカバーの稜部は、前記吸音材の厚さよりも大きい曲率半径を有する曲面により構成されることを特徴とする[1]に記載の給水装置。
Claims (4)
- ベースと、
前記ベースに設けられたケーシングと、
前記ケーシングの一部に設けられ、インペラを有する渦流ポンプと、
重力方向に延設され、前記渦流ポンプに接続される回転軸、放熱フィンを複数備えるモータフレーム、前記モータフレームの上部に設けられ、上面に吸気口を有するファンカバー、及び、前記ファンカバー内に設けられ、前記ファンカバーの前記吸気口から吸い込んだ空気を前記モータフレームに送風するファンを具備するモータと、
前記インペラの羽根枚数に前記モータの回転速度を乗じた周波数及び前記周波数の高調波を含む周波数帯域において高い吸音率を有する吸音材と、
前記ベースに固定され、前記ケーシング、前記渦流ポンプ及び前記モータを覆う、前記吸音材が内面に設けられたポンプカバーと、
を備えることを特徴とする給水装置。 - 前記吸音材の下面から前記ファンカバーまでの距離は、前記吸気口の直径の30%以上であることを特徴とする請求項1に記載の給水装置。
- 前記ベースは、設置面に設置され、前記ポンプカバーを固定する第1ベースと、前記第1ベースと隙間を空けて配置され、前記ケーシング、前記渦流ポンプ及び前記モータを支持する第2ベースと、を備えることを特徴とする請求項1に記載の給水装置。
- 前記ポンプカバーの稜部は、前記吸音材の厚さよりも大きい曲率半径を有する曲面により構成されることを特徴とする請求項1に記載の給水装置。
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