JP2018085154A - ディスクトレイ及びトレイホルダ - Google Patents

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陽一 山本
眞一 前田
Shinichi Maeda
眞一 前田
則勝 吉田
Norikatsu Yoshida
則勝 吉田
周治 田渕
Shuji Tabuchi
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Abstract

【課題】ディスクに歪みが生じることを抑えつつ、マガジンの薄型化に寄与することができるディスクトレイを提供する。【解決手段】ディスクトレイの底壁に、最下位のディスクの内周リブを下方から支持する内周リブ支持部を設ける。ディスクトレイの底壁の厚さは、外周部から内周リブ支持部に近づくに従って厚くなるように形成する。静止状態において、最下位のディスクの外周リブとディスクトレイの底壁の上面との間には隙間を形成する。最下位のディスクの外周リブの一部がディスクトレイの底壁の上面に接触するように最下位のディスクが傾斜した状態において、最下位のディスクのデータ記録領域とディスクトレイの底壁の上面との間には、外周リブ又は内周リブの厚さよりも大きい隙間を形成する。【選択図】図7

Description

本開示は、複数枚のディスク(CDやDVDなどのディスク状の情報記憶媒体)を収納するディスクトレイ、及び当該ディスクトレイを収納するトレイホルダに関する。
近年、複数のディスクドライブのそれぞれにディスクを供給するディスク装置が開発されている。この種のディスク装置として、例えば、特許文献1(特開2014−13639号公報)に記載された装置が知られている。図13は、従来のディスク装置の構成を模式的に示す斜視図である。
従来のディスク装置は、装置奥行き方向X1に延在する2つのマガジンストッカー101,101を備えている。2つのマガジンストッカー101,101は、底シャーシ111上において、装置幅方向Y1に互いに対向するように設けられている。なお、図13では、一方(手前側)のマガジンストッカー101の図示を省略している。
各マガジンストッカー101には、複数のマガジン102が収納されている。各マガジン102は、複数枚のディスクを収納するディスクトレイ(マガジントレイともいう)121と、ディスクトレイ121を収納する箱状のトレイホルダ(図示せず)とを有している。2つのマガジンストッカー101,101の間には、複数のマガジン102の中から選択された1つのマガジン102のトレイホルダからディスクトレイ121を引き出し、当該ディスクトレイ121を保持するピッカー103が設けられている。
ピッカー103は、当該保持したディスクトレイ121を、装置後方に配置された複数のディスクドライブ104の近傍まで搬送するように構成されている。ピッカー103には、ディスクトレイ121から複数枚のディスクを押し出すリフター105が一体的に設けられている。
ディスクドライブ104は、ディスクに対して情報の記録又は再生を行う装置である。また、ディスクドライブ104は、トレイを用いてディスクをローディングするトレイ方式のディスクドライブである。複数のディスクドライブ104は、装置高さ方向Z1に積層され、装置後方において各マガジンストッカー101,101に隣接して配置されている。一方のマガジンストッカー101に隣接して積層配置された複数のディスクドライブ104と、他方のマガジンストッカー101に隣接して積層配置された複数のディスクドライブ104との間には、キャリア106が設けられている。
キャリア106は、リフター105により押し出された複数枚のディスクを積層状態で保持し、任意のディスクドライブ104から排出されたトレイの上方で、前記保持した複数枚のディスクから1枚のディスクを分離し、当該分離したディスクを前記トレイに載置するように構成されている。
キャリア106及び複数のディスクドライブ104より更に装置後方には、電気回路及び電源107が設けられている。電気回路及び電源107には、ピッカー103、ディスクドライブ104、キャリア106などの各装置の動作(モータ等)を制御する制御部が設けられている。当該制御部は、例えば、データを管理するホストコンピュータに接続されている。ホストコンピュータは、オペレータの指示に基づき、指定のマガジン102へのデータの書き込み又は読み出し等の動作を行うように制御部に指令を送る。制御部は、当該指令に従い、ピッカー103、ディスクドライブ104、キャリア106などの各装置の動作を制御する。
特開2014−13639号公報
近年、クラウドコンピューティングの進展に伴い、前記ディスク装置においては、データ容量のより一層の増加が求められている。データ容量を増加させるには、単純には、マガジンの数を増加させ、ディスクの収納枚数を増加させればよいと考えられる。
しかしながら、前記ディスク装置は、19インチラックなどの限られたスペースに設置されることが想定されるため、装置が大型化することは望ましくない。このため、装置に占めるマガジンの占有率を下げるために、ディスクトレイの底壁を薄くするなどしてマガジンを薄型化することが検討されている。
しかしながら、ディスクトレイの底壁を薄くした場合、当然ながらディスクトレイの底壁の強度が低下する。これにより、ディスクトレイの底壁が撓んで、ディスクトレイ内に収容されたディスクと接触し、ディスクに歪みが生じて、ディスクに対してデータの記録及び/又は再生を行うことができないことが起こり得る。
本開示の目的は、前記課題を解決することにあって、ディスクに歪みが生じることを抑えつつ、マガジンの薄型化に寄与することができる、ディスクトレイ及びトレイホルダを提供することにある。
本開示におけるディスクトレイは、複数枚のディスクを積層状態で収納するディスクトレイであって、
前記ディスクトレイの底壁には、前記複数枚のディスクのうち最下位に位置するディスクの内周リブを下方から支持する内周リブ支持部が設けられ、
前記ディスクトレイの厚さ方向に切った断面において、前記ディスクトレイの底壁の厚さは、外周部から前記内周リブ支持部に近づくに従って厚くなるように形成され、
静止状態において、前記最下位のディスクの外周リブと前記ディスクトレイの底壁の上面との間には隙間が形成され、
前記最下位のディスクの外周リブの一部が前記ディスクトレイの底壁の上面に接触するように前記最下位のディスクが傾斜した状態において、前記最下位のディスクのデータ記録領域と前記ディスクトレイの底壁の上面との間には、前記外周リブ又は前記内周リブの厚さよりも大きい隙間が形成される、
ように構成されている。
本開示のディスクトレイによれば、ディスクに歪みが生じることを抑えつつ、マガジンの薄型化に寄与することができる。
実施形態に係るディスク装置の外観斜視図である。 図1のディスク装置から1つのマガジンユニットを引き出した状態を示す斜視図である。 図1のディスク装置から1つのマガジンユニットを引き出した状態を示す斜視図である。 マガジンの分解斜視図である。 ディスクトレイの平面図である。 図5のA1−A1線断面図であって、静止状態における各ディスクとディスクトレイとの位置関係を示す図である。 図5のA1−A1線断面図であって、傾斜状態における各ディスクとディスクトレイとの位置関係を示す図である。 トレイホルダの分解斜視図である。 トレイホルダの上ホルダを斜め下方から見た斜視図である。 図9のA2−A2線断面図であって、静止状態における各ディスクとディスクトレイとの位置関係を示す図である。 図9のA2−A2線断面図であって、傾斜状態における各ディスクとディスクトレイとの位置関係を示す図である。 図5のディスクトレイの変形例を示す平面図である。 従来のディスク装置の構成を模式的に示す斜視図である。
(本開示の基礎となった知見)
発明者らは、ディスクに歪みが生じることを抑えつつ、マガジンの薄型化に寄与することができるようにするため、鋭意検討した結果、以下の新規な知見を得た。
前述したように、ディスクトレイの底壁を薄くすると、当然ながらディスクトレイの強度が低下する。また、前記ディスク装置では、ディスクトレイが複数のディスクを積層状態で収納するので、特にディスクトレイの底壁の中央部に複数枚のディスクの荷重がかかり、当該ディスクトレイの底壁の中央部が下方に撓みやすくなる。ディスクトレイに撓みが生じると、複数枚のディスクのうち最下位のディスクの外周部の一部がディスクトレイの底壁の上面に常時接触することになる。このとき、最下位のディスクは、複数枚のディスクの全荷重を受けて、ディスクトレイの底壁の上面に押し付けられることになる。これにより、最下位のディスクに歪みが生じて、ディスクに対してデータの記録及び/又は再生を行うことができないことが起こり得る。特に、ディスクが両面記録再生可能なディスクである場合には、片面記録再生可能なディスクに比べて、主として強度に寄与するベース部分の厚さが薄くなる。このため、ディスク全体の強度が低くなり、ディスクが一層歪み易くなる。
また、マガジンの内部は、密閉空間ではないので、異物が侵入することが起こり得る。マガジンの内部に侵入した異物がディスクのデータ記録領域に接触して傷を付けると、ディスクに対してデータの記録及び/又は再生を行うことが困難になる。
これに対して、発明者らは、ディスクトレイの底壁に、最下位に位置するディスクの内周リブを下方から支持する内周リブ支持部を設け、ディスクトレイの底壁の厚さを外周部から内周リブ支持部に近づくに従って厚くなるように形成する構成を見出した。この構成によれば、ディスクトレイの底壁の中央部側の厚さが厚くなるので、当該底壁の中央部が撓むことを抑えることができる。その結果、ディスクに歪みが生じることを抑えることができる。また、逆に、ディスクトレイの底壁の外周部側の厚さが薄くなるので、底壁が不必要に厚くなることを抑えて、マガジン全体の薄型化に寄与することができる。
また、発明者らは、静止状態において、最下位のディスクの外周リブとディスクトレイの底壁の上面との間に隙間を設ける構成を見出した。この構成によれば、ディスクの外周リブの一部がディスクトレイの底壁の上面に常時接触することを抑えることができる。その結果、ディスクに歪みが生じることを抑えることができる。
また、前記ディスク装置においては、例えば、搬送時にマガジンに振動が加わるなどして、最下位のディスクの外周リブの一部がディスクトレイの底壁の上面に一時的又は瞬間的に接触するように最下位のディスクが傾斜することが起こり得る。これに対して、発明者らは、最下位のディスクが傾斜した状態において、最下位のディスクのデータ記録領域とディスクトレイの底壁の上面との間に、外周リブ又は内周リブの厚さよりも大きい隙間を形成する構成を見出した。この構成によれば、ディスクの外周リブの一部がディスクトレイの底壁の上面に接触した場合であっても、前記隙間によってマガジン内に侵入した異物とディスクのデータ記録領域との接触を抑えることができる。その結果、ディスクのデータ記録領域に傷が付くことを抑えることができる。
これらの新規な知見に基づき、発明者らは、以下の発明に至った。
本開示の第1態様によれば、複数枚のディスクを積層状態で収納するディスクトレイであって、
前記ディスクトレイの底壁には、前記複数枚のディスクのうち最下位に位置するディスクの内周リブを下方から支持する内周リブ支持部が設けられ、
前記ディスクトレイの厚さ方向に切った断面において、前記ディスクトレイの底壁の厚さは、外周部から前記内周リブ支持部に近づくに従って厚くなるように形成され、
静止状態において、前記最下位のディスクの外周リブと前記ディスクトレイの底壁の上面との間には隙間が形成され、
前記最下位のディスクの外周リブの一部が前記ディスクトレイの底壁の上面に接触するように前記最下位のディスクが傾斜した状態において、前記最下位のディスクのデータ記録領域と前記ディスクトレイの底壁の上面との間には、前記外周リブ又は前記内周リブの厚さよりも大きい隙間が形成される、
ように構成された、ディスクトレイを提供する。
本開示の第2態様によれば、前記外周リブと非データ記録領域と前記データ記録領域と前記内周リブとは、それぞれ前記最下位のディスクの下面に設けられ、
前記外周リブは、前記データ記録領域よりも外周側に設けられ、
前記内周リブは、前記データ記録領域よりも内周側に設けられ、
前記非データ記録領域は、前記データ記録領域と前記内周リブとの間に設けられている、
第1態様に記載のディスクトレイを提供する。
本開示の第3態様によれば、前記ディスクトレイの厚さ方向に切った断面において、前記ディスクトレイの底壁の上面は、外周部から前記内周リブ支持部に近づくに従って、前記静止状態にある前記最下位のディスクの下面に対する傾斜角度が大きくなるように形成されている、第1又は2態様に記載のディスクトレイを提供する。
本開示の第4態様によれば、前記ディスクトレイの底壁の上面は、非データ記録領域に対向する領域と前記データ記録領域に対向する領域との境界部分に曲げ部を有する、第1〜3態様のいずれか1つに記載のディスクトレイを提供する。
本開示の第5態様によれば、前記ディスクトレイの底壁の上面において、非データ記録領域に対向する領域の表面は、円錐台面状に形成されている、第1〜4態様のいずれか1つに記載のディスクトレイを提供する。
本開示の第6態様によれば、前記ディスクトレイの底壁の上面には、少なくとも1つの補強リブが内周側から外周側に向けて延在するように立設され、
前記ディスクトレイの厚さ方向に切った断面は、前記補強リブを通るように前記ディスクトレイの厚さ方向に切った断面である、第1〜4態様のいずれか1つに記載のディスクトレイを提供する。
本開示の第7態様によれば、前記複数枚のディスクのそれぞれは、前記外周リブと非データ記録領域と前記データ記録領域と前記内周リブとが上面及び下面に設けられた両面ディスクである、第1〜6態様のいずれか1つに記載のディスクトレイを提供する。
本開示の第8態様によれば、第7態様に記載のディスクトレイを収納する箱状のトレイホルダであって、
前記トレイホルダの天壁の下面には、前記複数枚のディスクのうち最上位に位置するディスクの内周リブを上方から支持する内周リブ支持部が設けられ、
前記ディスクトレイの厚さ方向に切った断面において、前記トレイホルダの天壁の厚さは、外周部から前記内周リブ支持部に近づくに従って厚くなるように形成され、
静止状態において、前記最上位のディスクの外周リブと前記トレイホルダの天壁の下面との間には隙間が形成され、
前記最上位のディスクの外周リブの一部が前記トレイホルダの天壁の下面に接触するように前記最上位のディスクが傾斜した状態において、前記最上位のディスクのデータ記録領域と前記トレイホルダの天壁の下面との間には、前記外周リブ又は前記内周リブの厚さよりも大きい隙間が形成される、
ように構成された、トレイホルダを提供する。
以下、適宜図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者らは、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面及び以下の説明を提供するものであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
また、以下では、説明の便宜上、通常使用時の状態を想定して「上」、「下」、「底」、「天」、「前」、「後」等の方向を示す用語を用いるが、本開示のディスクトレイ、トレイホルダの使用状態等を限定することを意味するものではない。
《実施形態》
図1は、実施形態に係るディスク装置1の外観斜視図である。なお、実施形態においては、図1の左下側を「装置前方」といい、図1の右上側を「装置後方」という。
実施形態に係るディスク装置1は、2つのマガジンストッカー2,2を備えている。2つのマガジンストッカー2,2は、装置幅方向Yに互いに対向するように設けられている。各マガジンストッカー2は、装置幅方向Yに対して直交又は略直交する装置高さ方向Zに積層配置された複数のマガジンユニット3を備えている。
図2及び図3は、ディスク装置1から1つのマガジンユニット3を引き出した状態を示す斜視図である。マガジンユニット3は、図2又は図3に示すように、マガジン4をそれぞれ収納する複数のマガジンホルダ5と、ディスク装置1の筐体1Aの側面に沿って、装置幅方向Y及び装置高さ方向Zに対して直交又は略直交する装置奥行き方向Xにスライド可能に設けられたレール6とを備えている。レール6の前端部(装置前方側の端部)には、装置幅方向Yに延在するように把手部7が取り付けられている。
マガジン4には、複数枚のディスクが収納されている。ディスク装置1には、複数のマガジン4の中から選択された1つのマガジン4に収納された複数枚のディスクを、複数のディスクドライブのそれぞれに供給するディスク供給機構(図示せず)が設けられている。なお、マガジン4以外の構成については、特に限定されるものではなく、種々の構成を採ることができる。例えば、従来のディスク装置の構成と同様の構成を採ることができる。このため、ここでは、マガジン4以外の構成の詳細な説明は省略する。
図4は、マガジン4の分解斜視図である。図4に示すように、マガジン4は、複数枚(例えば、10枚)のディスク100を積層状態で収納するディスクトレイ41と、ディスクトレイ41を収納する箱状のトレイホルダ42とを備えている。トレイホルダ42の前面(Y方向の一側面)には、ディスクトレイ41を挿抜可能な開口部42aが設けられている。
ディスクトレイ41は、外形が平面視において略矩形状に形成されている。ディスクトレイ41は、複数枚のディスク100を互いに密着して積層した状態で収納する。ディスクトレイ41には、複数枚のディスク100のそれぞれに設けられた中心穴100aに挿入され、各ディスク100の面方向の移動を規制する芯棒43が設けられている。この芯棒43により、各ディスク100の面方向の移動による各ディスク100の傷付きが防止される。
図5は、ディスクトレイ41の平面図である。図6は、図5のA1−A1線断面図であって、静止状態における各ディスク100とディスクトレイ41との位置関係を示す図である。図7は、図5のA1−A1線断面図であって、傾斜状態における各ディスク100とディスクトレイ41との位置関係を示す図である。
図6及び図7に示すように、各ディスク100は、外周リブ100bと、非データ記録領域100cと、データ記録領域100dと、内周リブ100eとを備えている。実施形態において、各ディスク100は、外周リブ100bと、非データ記録領域100cと、データ記録領域100dと、内周リブ100eとが上面及び下面に設けられた両面ディスクである。
外周リブ100bは、データ記録領域100dよりも外周側に設けられている。また、外周リブ100bは、ディスク100の上面又は下面に対して交差する方向(例えば、直交する方向)に突出するように設けられている。外周リブ100bは、例えば、ディスク100の中心穴100aを中心とする円環状に形成されている。
内周リブ100eは、データ記録領域100dよりも内周側に設けられている。また、内周リブ100eは、ディスク100の上面又は下面に対して交差する方向(例えば、直交する方向)に突出するように設けられている。内周リブ100eは、例えば、ディスク100の中心穴100aを中心とする円環状に形成されている。
データ記録領域100dは、ディスク100に対して各種データが記録される領域である。非データ記録領域100cは、データ記録領域100dに対して各種データの記録及び/又は再生を行うディスクドライブ(図示せず)のクランパなどが接触する領域であって、ディスク100に対して各種データが記録されない領域である。非データ記録領域100cは、ディスク100の面方向において、データ記録領域100dと内周リブ100eとの間に設けられている。
各ディスク100は、それぞれの外周リブ100b及び内周リブ100eが、隣接すディスク100の外周リブ100b及び内周リブ100eに接触することにより、それぞれのデータ記録領域100dの間に隙間が形成されている。これにより、互いに隣接するディスク100,100のデータ記録領域100d,100d同士が接触しないようになっている。
ディスクトレイ41の底壁41aには、複数枚のディスク100のうち最下位に位置するディスク100の内周リブ100eを下方から支持する内周リブ支持部41bが設けられている。ディスクトレイ41の厚さ方向(装置高さ方向Z)に切った断面において、ディスクトレイ41の底壁41aの厚さは、外周部41cから内周リブ支持部41bに近づくに従って厚くなるように形成されている。
実施形態において、ディスクトレイ41の底壁41aの上面は、図6に示すように、外周部41cから内周リブ支持部41bに近づくに従って、静止状態にある最下位のディスク100の下面に対する傾斜角度が大きくなるように形成されている。具体的には、中間部41dの傾斜角度は、外周部41cの傾斜角度よりも大きく、内周リブ支持部41bの傾斜角度は、中間部41dの傾斜角度よりも大きくなるように形成されている。また、実施形態において、静止状態にある最下位のディスク100の下面は、装置奥行き方向X及び装置幅方向Yに対して平行に配置されている。これにより、静止状態において、最下位のディスク100の外周リブ100bとディスクトレイ41の底壁41aの上面との間には、隙間C1が形成されている。
また、マガジン4に振動が加わるなどして、図7に示すように、最下位のディスク100の外周リブ100bの一部がディスクトレイ41の底壁41aの上面に接触するように最下位のディスク100が傾斜することが起こり得る。この最下位のディスク100の傾斜状態において、最下位のディスク100のデータ記録領域100dとディスクトレイ41の底壁41aの上面との間には、外周リブ100b又は内周リブ100eの厚さ(高さ)よりも大きい隙間C2が形成されている。
また、ディスクトレイ41の底壁41aの上面は、非データ記録領域100cに対向する領域E1とデータ記録領域100dに対向する領域E2との境界部分に曲げ部41eを有している。すなわち、非データ記録領域100cに対向する底壁41aの内周側の部分の厚さの増加量が大きくなっている。
また、実施形態において、非データ記録領域100cに対向する領域E1の表面は、円錐台面状に形成されている。すなわち、領域E1の全体の厚さが領域E2よりも厚くなっている。
図8は、トレイホルダ42の分解斜視図である。図8に示すように、トレイホルダ42は、下ホルダ44と、上ホルダ45とを組み合わせることにより構成されている。下ホルダ44は、ディスクトレイ41が載置されるトレイホルダ42の底壁を構成する。上ホルダ45は、ディスクトレイ41に収納されたディスク100の上面を覆うトレイホルダ42の天壁を構成する。
図9は、上ホルダ45を斜め下方から見た斜視図である。図10は、図9のA2−A2断面図であって、静止状態における各ディスク100と上ホルダ45との位置関係を示す図である。図11は、図9のA2−A2線断面図であって、傾斜状態における各ディスク100と上ホルダ45との位置関係を示す図である。
図9〜図11に示すように、上ホルダ45には、複数枚のディスク100のうち最上位に位置するディスク100の内周リブ100eを上方から支持する内周リブ支持部45aが設けられている。
ディスクトレイ41の厚さ方向に切った断面において、上ホルダ45の厚さは、外周部45bから内周リブ支持部45aに近づくに従って厚くなるように形成されている。また、実施形態において、静止状態にある最上位のディスク100の上面は、装置奥行き方向X及び装置幅方向Yに対して平行に配置されている。これにより、静止状態において、最上位のディスク100の外周リブ100bと上ホルダ45の下面との間には、隙間C3が形成されている。
また、マガジン4に振動が加わるなどして、図11に示すように、最上位のディスク100の外周リブ100bの一部が上ホルダ45の下面に接触するように最上位のディスク100が傾斜することが起こり得る。この最上位のディスク100の傾斜状態において、最上位のディスク100のデータ記録領域100dと上ホルダ45の下面との間には、外周リブ100b又は内周リブ100eの厚さ(高さ)よりも大きい隙間C4が形成されている。
また、上ホルダ45の下面は、非データ記録領域100cに対向する領域E3とデータ記録領域100dに対向する領域E4との境界部分に曲げ部45cを有している。すなわち、非データ記録領域100cに対向する上ホルダ45の内周側の部分の厚さの増加量が大きくなっている。
また、実施形態において、非データ記録領域100cに対向する領域E3の表面は、円錐台面状に形成されている。すなわち、領域E3の全体の厚さが領域E4よりも厚くなっている。
以上のように、実施形態によれば、ディスクトレイ41の底壁41aの厚さが外周部41cから内周リブ支持部41bに近づくに従って厚くなるように形成されている。この構成によれば、ディスクトレイ41の底壁41aの中央部側の厚さが厚くなるので、底壁41aの中央部が撓むことを抑えて、ディスクに歪みが生じることを抑えることができる。また、逆に、ディスクトレイ41の底壁41aの外周部41c側の厚さが薄くなるので、底壁41aが不必要に厚くなることを抑えて、マガジン4の全体の薄型化に寄与することができる。
また、実施形態によれば、静止状態において、最下位のディスク100の外周リブ100bとディスクトレイ41の底壁41aの上面との間に隙間C1が形成されている。この構成によれば、ディスク100の外周リブ100bの一部がディスクトレイ41の底壁41aの上面に常時接触することを抑えることができる。その結果、ディスク100に歪みが生じることを抑えることができる。
また、実施形態によれば、図7に示すように最下位のディスク100が傾斜した状態において、最下位のディスク100のデータ記録領域100dとディスクトレイ41の底壁41aの上面との間に隙間C2が形成されている。この構成によれば、ディスク100の外周リブ100bの一部がディスクトレイ41の底壁41aの上面に接触した場合であっても、隙間C2によってマガジン4内に侵入した異物とディスク100のデータ記録領域100dとの接触を抑えることができる。その結果、データ記録領域100dに傷が付くことを抑えることができる。
従って、実施形態によれば、ディスク100に歪みが生じることを抑えるとともに、データ記録領域100dに傷が付くことを抑えることができるので、より確実にディスク100に対してデータの記録及び/又は再生を行うことができる。
また、実施形態によれば、非データ記録領域100cに対向する領域E1とデータ記録領域100dに対向する領域E2との境界部分に曲げ部41eを有し、底壁41aの内周側の部分の厚さの増加量が大きくなっている。非データ記録領域100cは、異物によって傷が付いても、データの記録及び/又は再生に影響がない部分である。従って、領域E1の厚さを厚くして、ディスクトレイ41の底壁41aの中央部側の平均厚さを増加させることで、底壁41aの中央部が下方に撓むことをより一層抑えることができる。
また、実施形態によれば、底壁41aの非データ記録領域100cに対向する領域E1の表面が円錐台面状に形成され、領域E1の全体の厚さが領域E2よりも厚くなっている。この構成によれば、底壁41aの中央部側の強度をより向上させることができ、底壁41aの中央部が下方に撓むことをより一層抑えることができる。
また、実施形態によれば、上ホルダ45の厚さが外周部45bから内周リブ支持部45aに近づくに従って厚くなるように形成されている。この構成によれば、上ホルダ45の中央部側の厚さが厚くなり、強度が強くなる。その結果、マガジン4が上下反対に置かれ、上ホルダ45の内周リブ支持部45aに複数枚のディスク100の荷重がかかった場合でも、上ホルダ45の中央部が撓むことを抑えて、ディスク100に歪みが生じることを抑えることができる。また、逆に、上ホルダ45の外周部45b側の厚さが薄くなるので、上ホルダ45が不必要に厚くなることを抑えて、マガジン4の全体の薄型化に寄与することができる。
また、実施形態によれば、静止状態において、最上位のディスク100の外周リブ100bと上ホルダ45の下面との間に隙間C3が形成されている。この構成によれば、ディスク100の外周リブ100bの一部が上ホルダ45の下面に常時接触することを抑えることができる。その結果、ディスク100に歪みが生じることを抑えることができる。
また、実施形態によれば、図11に示すように最上位のディスク100が傾斜した状態において、最上位のディスク100のデータ記録領域100dと上ホルダ45との間に隙間C4が形成されている。この構成によれば、ディスク100の外周リブ100bの一部が上ホルダ45の下面に接触した場合であっても、隙間C4によってマガジン4内に侵入した異物とディスク100のデータ記録領域100dとの接触を抑えることができる。その結果、データ記録領域100dに傷が付くことを抑えることができる。
また、実施形態によれば、非データ記録領域100cに対向する領域E3とデータ記録領域100dに対向する領域E4との境界部分に曲げ部45cを有し、上ホルダ45の内周側の部分の厚さの増加量が大きくなっている。従って、領域E3の厚さを厚くして、ディスクトレイ41の底壁41aの中央部側の平均厚さを増加させることで、上ホルダ45の中央部が撓むことをより一層抑えることができる。
また、実施形態によれば、上ホルダ45の非データ記録領域100cに対向する領域E3の表面が円錐台面状に形成され、領域E3の全体の厚さが領域E4よりも厚くなっている。この構成によれば、上ホルダ45の中央部側の強度をより向上させることができ、上ホルダ45の中央部が撓むことをより一層抑えることができる。
なお、前記実施形態では、ディスクトレイ41の底壁41aの領域E1の表面を円錐台面状に形成することにより、底壁41aの厚さが外周部41cから内周リブ支持部41bに近づくに従って厚くなるものとしたが、本開示はこれに限定されない。例えば、図12に示すように、底壁41aの上面に補強リブ46を内周側から外周側に向けて延在するように立設し、補強リブ46を通る断面における底壁41aの厚さが外周部41cから内周リブ支持部41bに近づくに従って厚くなるように構成してもよい。この構成によれば、ディスク100の下面と底壁41aの補強リブ46が設けられていない部分との間の空間を大きくすることができる。その結果、前記空間に大きな異物が侵入しても、当該異物によってディスク100のデータ記録領域100dに傷が付くことを抑えることができる。なお、補強リブ46は、少なくとも1つ以上設けられればよい。
なお、上ホルダ45の領域E3についても同様に、上ホルダ45の下面に補強リブを立設し、補強リブを通る断面における上ホルダ45の厚さが外周部45bから内周リブ支持部45aに近づくに従って厚くなるように構成してもよい。これにより、同様の効果を得ることができる。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施形態を説明した。そのために、添付図面及び詳細な説明を提供した。したがって、添付図面及び詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、前記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、前述の実施形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲又はその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示にかかるディスクトレイ及びトレイホルダは、ディスクに歪みが生じることを抑えつつ、マガジンの薄型化に寄与することができるので、特に、複数のディスクドライブのそれぞれにディスクを供給するディスク装置に有用である。
1 ディスク装置
1A 筐体
2 マガジンストッカー
3 マガジンユニット
4 マガジン
5 マガジンホルダ
6 レール
7 把手部
41 ディスクトレイ
41a 底壁
41b 内周リブ支持部
41c 外周部
41d 中間部
41e 曲げ部
42 トレイホルダ
42a 開口部
43 芯棒
44 下ホルダ
45 上ホルダ
45a 内周リブ支持部
45b 外周部
45c 曲げ部
46 補強リブ
100 ディスク
100a 中心穴
100b 外周リブ
100c 非データ記録領域
100d データ記録領域
100e 内周リブ

Claims (8)

  1. 複数枚のディスクを積層状態で収納するディスクトレイであって、
    前記ディスクトレイの底壁には、前記複数枚のディスクのうち最下位に位置するディスクの内周リブを下方から支持する内周リブ支持部が設けられ、
    前記ディスクトレイの厚さ方向に切った断面において、前記ディスクトレイの底壁の厚さは、外周部から前記内周リブ支持部に近づくに従って厚くなるように形成され、
    静止状態において、前記最下位のディスクの外周リブと前記ディスクトレイの底壁の上面との間には隙間が形成され、
    前記最下位のディスクの外周リブの一部が前記ディスクトレイの底壁の上面に接触するように前記最下位のディスクが傾斜した状態において、前記最下位のディスクのデータ記録領域と前記ディスクトレイの底壁の上面との間には、前記外周リブ又は前記内周リブの厚さよりも大きい隙間が形成される、
    ように構成された、ディスクトレイ。
  2. 前記外周リブと非データ記録領域と前記データ記録領域と前記内周リブとは、それぞれ前記最下位のディスクの下面に設けられ、
    前記外周リブは、前記データ記録領域よりも外周側に設けられ、
    前記内周リブは、前記データ記録領域よりも内周側に設けられ、
    前記非データ記録領域は、前記データ記録領域と前記内周リブとの間に設けられている、
    請求項1に記載のディスクトレイ。
  3. 前記ディスクトレイの厚さ方向に切った断面において、前記ディスクトレイの底壁の上面は、外周部から前記内周リブ支持部に近づくに従って、前記静止状態にある前記最下位のディスクの下面に対する傾斜角度が大きくなるように形成されている、請求項1又は2に記載のディスクトレイ。
  4. 前記ディスクトレイの底壁の上面は、非データ記録領域に対向する領域と前記データ記録領域に対向する領域との境界部分に曲げ部を有する、請求項1〜3のいずれか1つに記載のディスクトレイ。
  5. 前記ディスクトレイの底壁の上面において、非データ記録領域に対向する領域の表面は、円錐台面状に形成されている、請求項1〜4のいずれか1つに記載のディスクトレイ。
  6. 前記ディスクトレイの底壁の上面には、少なくとも1つの補強リブが内周側から外周側に向けて延在するように立設され、
    前記ディスクトレイの厚さ方向に切った断面は、前記補強リブを通るように前記ディスクトレイの厚さ方向に切った断面である、請求項1〜4のいずれか1つに記載のディスクトレイ。
  7. 前記複数枚のディスクのそれぞれは、前記外周リブと非データ記録領域と前記データ記録領域と前記内周リブとが上面及び下面に設けられた両面ディスクである、請求項1〜6のいずれか1つに記載のディスクトレイ。
  8. 請求項7に記載のディスクトレイを収納する箱状のトレイホルダであって、
    前記トレイホルダの天壁の下面には、前記複数枚のディスクのうち最上位に位置するディスクの内周リブを上方から支持する内周リブ支持部が設けられ、
    前記ディスクトレイの厚さ方向に切った断面において、前記トレイホルダの天壁の厚さは、外周部から前記内周リブ支持部に近づくに従って厚くなるように形成され、
    静止状態において、前記最上位のディスクの外周リブと前記トレイホルダの天壁の下面との間には隙間が形成され、
    前記最上位のディスクの外周リブの部一部が前記トレイホルダの天壁の下面に接触するように前記最上位のディスクが傾斜した状態において、前記最上位のディスクのデータ記録領域と前記トレイホルダの天壁の下面との間には、前記外周リブ又は前記内周リブの厚さよりも大きい隙間が形成される、
    ように構成された、トレイホルダ。
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