JP2018084675A - 現像剤容器およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

現像剤容器およびこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】回転部材の離脱を抑制し、且つ回転部材の容易な組み付けを担保する。【解決手段】本発明のトナーコンテナ10は、容器本体30の一対の側壁43Fr,43Rrに軸方向両端部を回転可能に支持されている搬送スクリュー33と、搬送スクリュー33の一部を覆っている位置規制部34と、を備え、搬送スクリュー33は、位置規制部34の内側で軸周りに回転可能な大径部65と、大径部65よりも小径となる小径部66と、を含み、位置規制部34は、大径部65の通過を規制し、且つ小径部66の通過を許容する切欠き部71を含み、小径部66は位置規制部34の内側から軸方向にずらして配置され、大径部65は位置規制部34の内側に配置されている。【選択図】図5

Description

本発明は、現像剤を収容する現像剤容器およびこれを備えた画像形成装置に関する。
画像形成装置は、像担持体上の静電潜像をトナー像に現像する現像装置を備えている。現像剤は、現像剤容器に収容され、現像剤容器から現像装置に供給される。
特許文献1に記載の現像剤循環攪拌装置は、現像容器内のトナーを搬送するスパイラルロールを備えている。スパイラルロールの軸は、現像容器の軸方向中央に形成された仕切壁を貫通している。この軸の両端部は、現像容器の一対の側壁に回転可能に支持されている。仕切壁は、トナーの搬送路を左右に分割するために設けられている。
特開平08−062957号公報
例えば、輸送中や交換作業中に誤って現像剤循環攪拌装置(トナーコンテナ)を落下させてしまうことがある。上記した現像剤循環攪拌装置では、落下した時の衝撃によって、スパイラルロールの軸の端部が現像容器の側壁から抜けることがあった。また、上記した現像剤循環攪拌装置では、スパイラルロールの軸が中央の仕切壁を貫通しているため、スパイラルロールが必要以上に長くなり、スパイラルロールの組み付け作業が困難になることがあった。
本発明は、上記のような課題を解決するために、回転部材の離脱を抑制し、且つ回転部材の容易な組み付けを担保する現像剤容器およびこれを備えた画像形成装置を提供する。
上記した目的を達成するため、本発明の現像剤容器は、現像剤を収容する容器本体と、前記容器本体の内部空間を挟んで対向した一対の側壁に軸方向両端部を回転可能に支持されている回転部材と、前記回転部材の一部を覆うように前記容器本体に設けられている位置規制部と、を備え、前記回転部材は、前記位置規制部の内側で軸周りに回転可能な外径に形成されている大径部と、前記大径部よりも小さな外径に形成されている小径部と、を含み、前記位置規制部は、前記大径部の通過を規制し、且つ前記小径部の通過を許容する切欠き部を含み、前記小径部は前記位置規制部の内側から軸方向にずらして配置され、前記大径部は前記位置規制部の内側に配置されている。
この場合、前記回転部材は、前記軸方向両端部の少なくとも一方を前記側壁から分離させた状態で前記切欠き部を通過した前記小径部を前記位置規制部の内側に配置した着脱位置と、前記回転部材を撓ませて前記軸方向両端部を前記一対の側壁に支持させることで前記小径部を前記位置規制部の内側から軸方向にずらして前記大径部を前記位置規制部の内側に配置した支持位置と、の間で移動可能に設けられていることが好ましい。
この場合、前記回転部材は、前記容器本体に収容された前記現像剤を前記容器本体に開口した排出口に向けて搬送する搬送スクリューであり、前記搬送スクリューは、回転軸の周面に螺旋状の螺旋羽根を固定して構成されている前記大径部と、前記回転軸の一部で構成されている前記小径部と、を含んでいることが好ましい。
他の場合、前記回転部材は、前記容器本体に収容された前記現像剤を前記容器本体に開口した排出口に向けて搬送する搬送スクリューであり、前記搬送スクリューは、回転軸の周面に螺旋状の螺旋羽根を固定して構成されている前記大径部と、前記回転軸の周面の一部に前記螺旋羽根よりも小さな外径を有した螺旋状の小径羽根を固定して構成されている前記小径部と、を含んでいることが好ましい。
この場合、前記位置規制部は、前記大径部の軸方向に隣接する前記螺旋羽根の間隔よりも軸方向に長く形成されていることが好ましい。
この場合、前記位置規制部は、前記回転部材を囲むように前記容器本体の内面から延びている一対の規制片を含み、前記切欠き部は、前記一対の規制片の先端の間に構成されていることが好ましい。
この場合、前記小径部は、前記回転部材の軸方向中央付近に形成され、前記位置規制部は、前記容器本体の軸方向中央付近に設けられていることが好ましい。
この場合、前記一対の側壁の何れか一方に設けられ、前記回転部材の軸方向一端部を回転可能に支持している軸受部と、前記一対の側壁の何れか他方に回転可能に取り付けられ、前記回転部材の軸方向他端部に連結されている連結部材と、を備え、前記連結部材は、前記回転部材に回転不能に嵌合している連結軸と、前記連結軸と同一軸心上に設けられ、前記回転部材を回転させる駆動源に接続されている連結ギアと、を含んでいることが好ましい。
上記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、上記のいずれかに記載の現像剤容器を備えている。
本発明によれば、回転部材が容器本体から離脱することを抑制することができる。また、回転部材を容器本体に容易に組み付けることができる。
本発明の一実施形態に係るカラープリンターの内部構造を模式的に示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るトナーコンテナを示す斜視図である。 図2のIII−III断面図である。 図2のIV−IV断面図である。 本発明の一実施形態に係るトナーコンテナの貯留部等を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトナーコンテナの搬送スクリューおよび位置規制部等を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るトナーコンテナの搬送スクリューを着脱位置に配置した状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るトナーコンテナの搬送スクリューの組み付け過程を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るトナーコンテナの搬送スクリューを支持位置に配置した状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態の第1変形例に係るトナーコンテナの搬送スクリューを示す断面図である。 本発明の一実施形態の第2変形例に係るトナーコンテナの位置規制部等を示す断面図である。 本発明の一実施形態の第3変形例に係るトナーコンテナの位置規制部等を示す断面図である。 本発明の一実施形態の第4変形例に係るトナーコンテナの位置規制部等を示す断面図である。 本発明の一実施形態の第5変形例に係るトナーコンテナを示す断面図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、図1の紙面手前が正面であり、各図に示す「Fr」は「前」を示し、「Rr」は「後」を示し、「L」は「左」を示し、「R」は「右」を示し、「U」は「上」を示し、「D」は「下」を示している。
<画像形成装置の全体構成>
図1を参照して、画像形成装置の一例としてのカラープリンター1の全体の構成について説明する。図1はカラープリンター1の内部構造を模式的に示す正面図である。
カラープリンター1は、略直方体状の外観を構成する装置本体2を備えている。装置本体2の内部下側には、シートS(の束)を収容する給紙カセット3が着脱可能に設けられている。装置本体2の上面には、排紙トレイ4が設けられている。なお、シートSは、紙製に限らず、樹脂製のシート等を含む。
また、カラープリンター1は、給紙部5と、画像形成部6と、定着部7と、を装置本体2の内部に備えている。給紙部5は、給紙カセット3から排紙トレイ4まで延びる搬送路8の上流端部に設けられている。定着部7は搬送路8の下流側に設けられ、画像形成部6は搬送路8において給紙部5と定着部7との間に設けられている。
画像形成部6は、4つのトナーコンテナ10と、中間転写ベルト11と、4つのドラムユニット12と、光走査装置13と、を含んでいる。4つのトナーコンテナ10は、排紙トレイ4の下側で左右方向に並設されている。中間転写ベルト11は、各トナーコンテナ10の下側で回転可能に設けられている。4つのドラムユニット12は、中間転写ベルト11の下側で左右方向に並設されている。光走査装置13は、各ドラムユニット12の下側に配設されている。
4つのトナーコンテナ10は、4色(イエロー,マゼンタ,シアン,ブラック)のトナー(現像剤)を収容している。4色のトナーに対応した4つのドラムユニット12は、それぞれ、感光体ドラム20と、帯電装置21と、現像装置22と、一次転写ローラー23と、クリーニング装置24と、を含んでいる。なお、トナーは、磁性トナーから成る一成分現像剤でもよいし、トナーとキャリアとを含む二成分現像剤でもよい。
各感光体ドラム20は、中間転写ベルト11の下面に接触している。各帯電装置21は、感光体ドラム20の表面を帯電させる。各感光体ドラム20は、光走査装置13から出射された走査光を受け、静電潜像を担持する。各現像装置22は、トナーコンテナ10から供給されたトナーを用いて感光体ドラム20の表面の静電潜像をトナー像に現像する。各一次転写ローラー23は、感光体ドラム20上のトナー像を、回転した中間転写ベルト11に順番に一次転写する。中間転写ベルト11には、4色のトナー像を重ねることでフルカラーのトナー像が形成される。中間転写ベルト11の右側には、二次転写ローラー25が接触し、二次転写ニップを形成している。シートSは、給紙部5によって給紙カセット3から搬送路8に送り出される。フルカラーのトナー像は、二次転写ニップを通過するシートSに二次転写された後、定着部7を通過することでシートSに定着される。その後、シートSは、排紙トレイ4に排出される。なお、各クリーニング装置24は、転写後に感光体ドラム20上に残ったトナーを除去する。
<トナーコンテナの詳細な構成>
次に、図1ないし図4を参照して、現像剤容器の一例としてのトナーコンテナ10について説明する。図2はトナーコンテナ10を示す斜視図である。図3は、図2のIII−III断面図である。図4は、図2のIV−IV断面図である。
図1に示すように、装置本体2の上部には、4つのトナーコンテナ10を左右方向に並べて装着するための装着部2Aが設けられている。装着部2Aは、各トナーコンテナ10を前後方向にスライド可能に支持している。ユーザーは、装置本体2の前面に設けた開閉カバー(図示せず)を開放して各トナーコンテナ10の交換作業を行う。
なお、ブラックのトナーを収容するトナーコンテナ10は他の3つのトナーコンテナ10よりも大容量に形成され、他の3つのトナーコンテナ10は同一容量に形成されている。このように容量の相違はあるが、4つのトナーコンテナ10の基本構成は同様であるため、以下、シアン(C)のトナーを収容するトナーコンテナ10について説明する。
図2ないし図4に示すように、トナーコンテナ10は、容器本体30と、シャッター機構31と、攪拌部材32と、搬送スクリュー33と、を含んでいる。容器本体30は、トナーを収容している。シャッター機構31は、容器本体30の排出口30Aを開閉する機構である。攪拌部材32は、容器本体30に収容されたトナーを攪拌するための部材である。回転部材の一例としての搬送スクリュー33は、容器本体30に収容されたトナーを排出口30Aに向けて搬送するための部材である。
<容器本体の構成>
図2に示すように、容器本体30は、例えば、合成樹脂材料で前後方向に長い略直方体状に形成されている。容器本体30は、略バスタブ状の貯留部40の上面開口を閉塞する蓋部41を含んでいる。容器本体30の前面には、取っ手付きのカバー30Bが取り付けられている。容器本体30の内部には、トナーを貯留するための貯留空間SP(内部空間)が形成されている(図3参照)。
図3および図4に示すように、貯留部40は、底部42の四辺に立設した側壁43Fr,43Rr,43L,43Rを含んでいる。側壁43Fr,43Rr,43L,43Rの上端部には、フランジ40Aが形成されている。底部42は、下方に凸となるように湾曲した攪拌凹部42Aと搬送凹部42Bとを含んでいる。攪拌凹部42Aは、背面(正面)から見て搬送凹部42Bの左側で搬送凹部42Bよりも左右方向に大きく形成されている(図3参照)。搬送凹部42Bの後部には、排出口30Aが開口している。搬送凹部42Bの後部上面には、排出口30Aを覆うように略半円筒状の筒状部42Cが形成されている。搬送凹部42Bの後部は筒状部42Cに覆われることで略円筒状に形成されている。
図4に示すように、前側の側壁43Frの内面には、攪拌軸受部44と搬送軸受部45とが突設されている。攪拌軸受部44および搬送軸受部45は、それぞれ略円筒状に形成されている。攪拌軸受部44は、側壁43Frにおいて攪拌凹部42Aの曲率中心付近に設けられている。搬送軸受部45は、側壁43Frにおいて搬送凹部42Bの曲率中心付近に設けられている。一方、後側の側壁43Rrには、円形の攪拌支持穴46と円形の搬送支持穴47とが開口している。攪拌支持穴46は、側壁43Rrにおいて攪拌凹部42Aの曲率中心付近に形成されている。搬送支持穴47は、側壁43Rrにおいて搬送凹部42Bの曲率中心付近に形成されている。
図3および図4に示すように、蓋部41の下端部には、貯留部40のフランジ40Aに対向する蓋側フランジ41Aが形成されている。蓋部41は、両フランジ40A,41Aを接合することで、貯留部40に固定されている。この状態で、貯留部40の上面開口が蓋部41によって封止されている。
<シャッター機構の構成および作用>
図3および図4に示すように、シャッター機構31は、シャッター保持部48の内部にスライド可能に保持されたシャッター49を含んでいる。シャッター保持部48は、排出口30Aを覆うように搬送凹部42Bの下面に設けられている。シャッター保持部48には、排出口30Aに連通可能な第1連通穴48Aが開口している。シャッター49は、略矩形板状に形成されている。シャッター49には、第2連通穴49Aが形成されている。
シャッター49は、第2連通穴49Aを排出口30Aおよび第1連通穴48Aに一致させる開放位置(図4参照)と、第2連通穴49Aを排出口30Aおよび第1連通穴48Aからずらした閉鎖位置と、の間でスライド可能に設けられている。トナーコンテナ10が装着部2Aから取り外された状態で、シャッター49は、付勢部材(図示せず)に付勢されて閉鎖位置に保持されている。これにより、トナーの漏出を防止することができる。一方、トナーコンテナ10を装着部2Aに装着する過程で、シャッター49は、装着部2Aに設けられた係合部(図示せず)に係合し、閉鎖位置から開放位置にスライドする。これにより、トナーコンテナ10と現像装置22とがトナー搬送路(図示せず)を介して連通し、容器本体30内のトナーを現像装置22に補給することができる。
<攪拌部材の構成>
図3および図4に示すように、攪拌部材32は、攪拌回転軸50と、攪拌羽根51と、を含んでいる。攪拌回転軸50は、容器本体30内で軸周りに回転可能に支持されている。攪拌羽根51は、攪拌回転軸50に固定されている。
攪拌回転軸50は、例えば、合成樹脂材料で前後方向に長い棒状に形成されている。攪拌回転軸50の前端部は、攪拌軸受部44に回転可能に嵌合している。攪拌回転軸50の後端部は、攪拌支持穴46を貫通した攪拌連結部材52に連結されている。したがって、攪拌部材32(攪拌回転軸50)は、攪拌凹部42Aの上方で、貯留空間SPを挟んで対向した一対の側壁43Fr,43Rrの間に架設されている。
攪拌羽根51は、例えば、可撓性を有した合成樹脂フィルムで形成されている。攪拌羽根51は攪拌回転軸50と略同一長さの矩形状に形成され、その長手方向一辺が攪拌回転軸50に固定されている。攪拌羽根51の径方向の寸法は、攪拌回転軸50の軸心と攪拌凹部42Aの内面とを結ぶ距離よりも長く設定されている(図3参照)。また、攪拌羽根51には、自由端から攪拌回転軸50側に向けて複数のスリット51Aが形成されている(図4参照)。
図4に示すように、攪拌回転軸50の後端部は、攪拌連結部材52を介して後側の側壁43Rrに支持されている。攪拌連結部材52は、攪拌ギア52Aの軸心から軸方向に延びた攪拌連結軸52Bを含んでいる。攪拌ギア52Aは、いわゆる平歯車であって、装置本体2内に設けられた駆動モーター64から駆動力の伝達を受けるようになっている。攪拌連結軸52Bは、後方から側壁43Rrの攪拌支持穴46に挿入され、攪拌支持穴46に回転可能に支持されている。攪拌連結軸52Bの先端部は、攪拌回転軸50の後端部に回転不能に嵌合している。
<搬送スクリューの構成>
図3および図4に示すように、搬送スクリュー33は、搬送回転軸60と、螺旋羽根61と、逆螺旋羽根62と、を含んでいる。搬送回転軸60は、容器本体30内で軸周りに回転可能に支持されている。螺旋羽根61および逆螺旋羽根62は、搬送回転軸60の周面に設けられている。搬送回転軸60と各螺旋羽根61,62とは、例えば、合成樹脂材料で一体に形成されている。
図4に示すように、搬送回転軸60は、前後方向に長い棒状に形成されている。搬送回転軸60の前端部は、搬送軸受部45に回転可能に支持されている。搬送回転軸60の後端部には、嵌合軸部60Aが一体に形成されている。嵌合軸部60Aは、搬送回転軸60と同一軸心を有し、搬送回転軸60よりも太い略円筒状に形成されている。嵌合軸部60Aは、搬送支持穴47を貫通した搬送連結部材63に連結されている。したがって、搬送スクリュー33(搬送回転軸60)は、搬送凹部42Bの上方で、前後一対の側壁43Fr,43Rrの間に架設されている。なお、嵌合軸部60Aは、排出口30Aの上方に位置している。
螺旋羽根61は、搬送回転軸60の周面から径方向に突出し、且つ搬送回転軸60の軸方向に沿って螺旋状に形成されている。螺旋羽根61の外径は、搬送凹部42Bと筒状部42Cとで構成されている円筒の内径よりも僅かに小さく形成されている。
逆螺旋羽根62は、嵌合軸部60Aの周面から径方向に突出し、且つ1〜2巻きの螺旋状に形成されている。逆螺旋羽根62は、排出口30Aよりも下流側(後側)に設けられている。逆螺旋羽根62は、螺旋羽根61とは螺旋方向が逆(逆位相)で、且つ螺旋羽根61と同一直径(外径)に形成されている。嵌合軸部60Aは搬送回転軸60よりも大径であるため、逆螺旋羽根62のトナー搬送力は、螺旋羽根61のトナー搬送力よりも小さくなっている。
搬送回転軸60の後端部(嵌合軸部60A)は、搬送連結部材63を介して後側の側壁43Rrに支持されている。搬送連結部材63は、搬送ギア63Aの軸心から軸方向に延びた搬送連結軸63Bを含んでいる。搬送ギア63A(連結ギア)は、搬送連結軸63Bと同一軸心上に設けられた所謂平歯車であって、ギア列等(図示せず)を介して駆動モーター64に接続されている。搬送ギア63Aは、中間ギア63Cを介して攪拌ギア52Aに噛み合っている。搬送連結軸63Bは、後方から側壁43Rrの搬送支持穴47に挿入され、搬送支持穴47に回転可能に支持されている。搬送連結軸63Bの先端部は、嵌合軸部60Aに回転不能に嵌合している。
<トナーコンテナの作用>
画像形成処理によってトナーが消費されると、カラープリンター1の制御装置は、駆動モーター64を駆動制御して、トナーの補給動作を実行する。駆動モーター64の駆動力は、搬送ギア63A(搬送連結部材63)を回転させると共に、中間ギア63Cを介して攪拌ギア52A(攪拌連結部材52)を回転させる。すると、攪拌部材32および搬送スクリュー33も回転する。攪拌部材32の攪拌羽根51は側壁43L,43Rや攪拌凹部42A等の内面に付着したトナーを掻き取りながら、貯留空間SP内のトナーを攪拌する。また、攪拌部材32は、攪拌凹部42A上のトナーを搬送凹部42Bに向けて押し出す。搬送スクリュー33は、搬送凹部42B上のトナーを排出口30Aに向けて搬送する。排出口30Aまで搬送されたトナーは、逆螺旋羽根62の回転によって塞き止められ、排出口30Aから現像装置22に向けて排出される(図4の実線太矢印参照)。なお、筒状部42Cは、排出口30Aを覆うことで、排出口30Aの上方に搬送されるトナー量を制限する。これにより、排出口30Aから排出されるトナー量が略一定に維持されているため、トナーの過補給を防止することができる。
ところで、例えば、トナーコンテナ10を誤って床面に落下させた場合、落下の衝撃によって搬送回転軸60が大きく撓み(曲り)、その前端部が搬送軸受部45から抜ける虞があった。仮に、搬送回転軸60の前端部が側壁43Frを貫通するほど長く形成した場合、上記のような搬送回転軸60の離脱を抑制することができる。しかし、搬送回転軸60が長くなると、トナーコンテナ10の大型化や搬送スクリュー33の組み付け作業を困難にする等の問題を生じさせる。そこで、本実施形態に係るトナーコンテナ10は、搬送スクリュー33の離脱を抑制し、且つ搬送スクリュー33の容易な組み付けを担保する位置規制部34を備えている。
図5および図6を参照して、位置規制部34およびこれに覆われる搬送スクリュー33等について説明する。図5はトナーコンテナ10の貯留部40等を示す斜視図である。図6はトナーコンテナ10の搬送スクリュー33および位置規制部34等を示す断面図である。
<大径部および小径部>
位置規制部34の詳細な説明に先立ち、搬送スクリュー33の構成について更に説明する。図5に示すように、搬送スクリュー33は、大径部65と、それよりも小さな外径に形成されている小径部66と、を含んでいる。大径部65は、搬送回転軸60(嵌合軸部60A)の周面に螺旋羽根61(逆螺旋羽根62)を固定して構成されている部分である。小径部66は、搬送回転軸60の一部で構成されている部分である。換言すれば、小径部66は、螺旋羽根61の一部を省略し、搬送回転軸60で構成されている。小径部66は、搬送スクリュー33の前後方向(軸方向)で略中央に形成されている。つまり、大径部65は、小径部66を除く搬送スクリュー33の略全体を指している。
<位置規制部の構成>
図5および図6に示すように、位置規制部34は、搬送スクリュー33の一部を覆うように容器本体30内に設けられている。位置規制部34は、容器本体30の搬送凹部42Bの前後方向で略中央に設けられている。位置規制部34は、搬送スクリュー33を囲むように搬送凹部42Bの内面から延びている一対の規制片70を含んでいる。一対の規制片70は、搬送凹部42B(貯留部40)と同一材料で、搬送凹部42Bと一体に形成されている。一対の規制片70は、左右対称となるように搬送凹部42Bに立設した板状の部材である。一対の規制片70は、搬送凹部42Bから上方に向かって互いに接近するように湾曲している。一対の規制片70は全体的に略半円筒を構成し、搬送凹部42Bと一対の規制片70とで構成されている略円筒の内径は螺旋羽根61の外径よりも僅かに大きく形成されている。すなわち、上記した大径部65は、位置規制部34の内側で軸周りに回転可能な外径に形成されている。なお、右側の規制片70の下部は右側の側壁43Rと一体になっている。
位置規制部34(一対の規制片70)は、小径部66よりも前後方向に短く形成されている。また、位置規制部34は、大径部65の前後方向に隣接する螺旋羽根61の間隔(1ピッチ)よりも前後方向に僅かに長く形成されている。位置規制部34は、小径部66よりも短く、且つ螺旋羽根61の1ピッチ以上に形成されていればよい。なお、小径部66は、螺旋羽根61の1.5ピッチ程度の長さに形成されている。
位置規制部34は、大径部65の通過を規制し、且つ小径部66の通過を許容する切欠き部71を含んでいる。具体的には、切欠き部71は、一対の規制片70の先端の間に構成されている。切欠き部71は、略半円筒を構成する一対の規制片70の最上部に形成されている。切欠き部71の左右幅(一対の規制片70の先端の間隔)は、小径部66(搬送回転軸60)の直径以上に形成されている。
<搬送スクリューの組み付け>
次に、図7ないし図9を参照して、搬送スクリュー33を容器本体30(貯留部40)に組み付ける手順について説明する。図7は搬送スクリュー33を着脱位置P1に配置した状態を示す断面図である。図8は搬送スクリュー33の組み付け過程を示す断面図である。図9は搬送スクリュー33を支持位置P2に配置した状態を示す断面図である。
図7に示すように、作業者は、搬送スクリュー33を下方に凸となるように大きく撓ませた状態で、貯留部40の内部に進入させ、搬送スクリュー33の後端部を筒状部42Cの下側(搬送凹部42Bと筒状部42Cとの間)に挿入する。続いて、作業者は、搬送スクリュー33を撓ませた状態で、小径部66を位置規制部34の切欠き部71から位置規制部34(一対の規制片70)の内側に進入させる。すると、搬送スクリュー33は、前後両端部を一対の側壁43Fr,43Rrから分離させた状態で切欠き部71を通過した小径部66を位置規制部34の内側に配置した着脱位置P1に変位する。搬送スクリュー33は、着脱位置P1に変位することで、位置規制部34の内側に進入または位置規制部34の内側から離脱することができるようになっている。
次に、図8に示すように、作業者は、搬送回転軸60の後端部が側壁43Rrに当接するまで、搬送スクリュー33を後方にスライドさせる。続いて、作業者は、位置規制部34よりも前方に位置する搬送スクリュー33を上方に凸となるように撓ませ、搬送回転軸60の前端部を搬送軸受部45に嵌合させる。この状態で、小径部66は位置規制部34よりも後方に配置され、大径部65は位置規制部34の内側に配置されている。
次に、図9に示すように、作業者は、搬送連結部材63の搬送連結軸63Bを側壁43Rrの搬送支持穴47に挿入し、搬送連結軸63Bを嵌合軸部60Aに嵌合させる。この状態で、搬送スクリュー33(搬送回転軸60)の前後両端部が一対の側壁43Fr,43Rrに回転可能に支持されている。また、搬送スクリュー33は、自身を撓ませて前後両端部を一対の側壁43Fr,43Rrに支持させることで小径部66を位置規制部34の内側から後方(軸方向)にずらして大径部65を位置規制部34の内側に配置した支持位置P2に変位する。以上によって、容器本体30(貯留部40)に対する搬送スクリュー33の組み付け作業が完了する。
なお、搬送スクリュー33の組み付け後、作業者は攪拌部材32を貯留部40に組み付ける。作業者は、攪拌回転軸50の前端部を攪拌軸受部44に嵌合させた後、側壁43Rrの攪拌支持穴46に挿入した攪拌連結部材52(攪拌連結軸52B)を攪拌回転軸50の後端部に嵌合させる(図4参照)。この状態で、攪拌部材32が一対の側壁43Fr,43Rrに回転可能に支持されている。その後、蓋部41(蓋側フランジ41A)が貯留部40(フランジ40A)に接合され、トナーコンテナ10の組み立てが完了する。なお、トナーは、トナーコンテナ10に形成された充填口(図示せず)から貯留空間SPに充填される。
以上説明した本実施形態に係るトナーコンテナ10では、搬送スクリュー33は着脱位置P1と支持位置P2との間で移動可能に設けられていた。すなわち、搬送スクリュー33の小径部66を位置規制部34の切欠き部71に進入させた後、搬送スクリュー33を撓ませて両端部を一対の側壁43Fr,43Rrに支持させると、搬送スクリュー33の大径部65が位置規制部34の内側に移動する構成とした。大径部65は切欠き部71を通過不能な外径であるため、搬送スクリュー33は、外的な衝撃(例えば、トナーコンテナ10が落下した場合)等によって撓む(曲る)と、位置規制部34(各規制片70)の内面に当接し、大きく撓むことを規制されることになる。したがって、トナーコンテナ10に大きな衝撃が加わったとしても、搬送スクリュー33は、大きく撓むことなく、位置規制部34の内側(支持位置P2)に保持される。これにより、搬送スクリュー33の撓みによって搬送スクリュー33の前端部が側壁43Frから分離することを抑制することができる。そして、搬送スクリュー33の両端部を一対の側壁43Fr,43Rrに支持させた状態を維持することができる。
また、位置規制部34は搬送スクリュー33の撓みを規制するため、搬送スクリュー33は一対の側壁43Fr,43Rrに架け渡すことのできる長さに形成されればよい。これにより、搬送スクリュー33の不要な延長を抑制することができるため、搬送スクリュー33を容器本体30(貯留部40)に容易に組み付けることができる。
また、本実施形態に係るトナーコンテナ10では、搬送スクリュー33の螺旋羽根61の一部を除去して小径部66が形成されていた。これにより、既存のスクリューをベースにして、簡単且つ低コストで小径部66を含む搬送スクリュー33を構成することができる。なお、小径部66には螺旋羽根61が存在しないため、トナーの搬送能力が小径部66で若干低下している。しかし、小径部66の長さは、搬送スクリュー33全体に比べて非常に小さいため、必要十分なトナーの搬送能力が確保されている。
また、本実施形態に係るトナーコンテナ10では、位置規制部34が大径部65の螺旋羽根61の1ピッチよりも軸方向に長く形成されていた。この構成によれば、支持位置P2に配置された搬送スクリュー33が撓んだ時に、螺旋羽根61は位置規制部34の内面に当接する。これにより、搬送スクリュー33の撓みを適切に規制することができ、搬送スクリュー33を支持位置P2に保持することができる。
また、本実施形態に係るトナーコンテナ10によれば、各規制片70を容器本体30に一体で形成したことで、位置規制部34(各規制片70)を別部材で形成した場合に比べて、容器本体30および位置規制部34の製造コストを削減することができる。
また、本実施形態に係るトナーコンテナ10では、位置規制部34は、搬送スクリュー33の径方向の変位量が最大になる前後方向(軸方向)中央部に設けられていた。この構成によれば、位置規制部34によって搬送スクリュー33の撓みを有効に抑えることができ、且つ搬送スクリュー33の組み付け時に必要な撓み量を確保することができる。以上のように、小径部66は搬送スクリュー33の前後方向中央付近に形成されていることが好ましいが、小径部66の形成位置は搬送スクリュー33の前後方向中央から前方または後方にずれていてもよい。
さらに、本実施形態に係るトナーコンテナ10によれば、搬送スクリュー33の前端部を搬送軸受部45に支持させた後に、搬送連結部材63を介して搬送スクリュー33の後端部を側壁43Rrに支持させることができる。これにより、搬送スクリュー33を貯留部40に容易且つ迅速に組み付けることができる。
なお、本実施形態に係るトナーコンテナ10では、位置規制部34の切欠き部71は、小径部66の直径以上に形成されていたが、本発明はこれに限定されない。合成樹脂製の各規制片70は基端部を支点に左右方向に弾性変形するため、一対の規制片70を互いに離すように弾性変形させることで小径部66を通過させることができる。したがって、各規制片70を弾性変形させない状態(標準状態)で、切欠き部71の幅を小径部66の外径よりも小さく形成してもよい。これにより、位置規制部34から搬送スクリュー33が離脱するリスクを更に低減することができる。
<第1変形例>
上記したトナーコンテナ10では、小径部66が螺旋羽根61の一部を省略することで構成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図10に示すように、第1変形例に係るトナーコンテナ10では、小径部67は、搬送回転軸60の周面の一部に螺旋羽根61よりも小さな外径を有した螺旋状の小径羽根68を固定して構成されていてもよい。この場合、位置規制部34の切欠き部71は、小径羽根68の通過を許容するように形成されている。このように、小径部67がトナーを搬送する小径羽根68を有しているため、小径部66が搬送回転軸60である場合に比べて、トナーの搬送力の低下を抑制することができる。
<第2〜第4変形例>
なお、本実施形態(第1変形例を含む。)に係るトナーコンテナ10では、位置規制部34の一対の規制片70が左右対称に湾曲していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図11に示すように、一対の規制片72は、搬送凹部42Bから上方に延びた上端部が互いに接近するように屈曲していてもよい(第2変形例)。また、例えば、図12に示すように、一対の規制片73が左右非対称となるように形成され、切欠き部71が左側に形成されていてもよい(第3変形例)。さらに、図13に示すように、1つの規制片74が側壁43Rから左下側に湾曲するように延びた状態に形成されていてもよい(第4変形例)。この場合、規制片74の先端と搬送凹部42Bとの間に切欠き部71が構成されている。
<第5変形例>
なお、本実施形態(各変形例を含む。以下同じ。)に係るトナーコンテナ10では、後側の側壁43Rrに、攪拌部材32や搬送スクリュー33の後端部を嵌合させる軸受部が存在していないが、本発明はこれに限定されない。図14に示すように、側壁43Rrに搬送スクリュー33等の後端部を回転可能に支持する軸受部80,81が設けられていてもよい。この場合、各軸受部80,81は、各支持穴46,47の周縁部に形成されていることが好ましい。この場合、搬送スクリュー33の組み付け作業では、作業者は、小径部66を位置規制部34の切欠き部71に通し、搬送スクリュー33の後端部を軸受部81に嵌合させる。したがって、搬送スクリュー33は、その前端部を側壁43Frから分離させた状態で小径部66を位置規制部34の内側に配置した着脱位置P1に変位する。その後、作業者は、搬送スクリュー33を撓ませて、その前端部を搬送軸受部45に嵌合させ、搬送スクリュー33を支持位置P2に移動させる。なお、攪拌部材32も、搬送スクリュー33の組み付けと略同様の手順で、貯留部40に組み付けられる。
なお、本実施形態に係るトナーコンテナ10では、攪拌部材32および搬送スクリュー33の後端部が各連結部材52,63を介して側壁43Rrに支持されていたが、これに限らず、搬送スクリュー33等の前端部が搬送連結軸63B等を介して支持されていてもよい。
なお、本実施形態に係るトナーコンテナ10では、位置規制部34は、回転部材の一例として搬送スクリュー33の離脱を抑制していたが、これに限らず、攪拌部材30等、一対の側壁43Fr,43Rrに架設された部材の離脱を抑制するように構成されていてもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係る現像剤容器およびこれを備えた画像形成装置における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。
1 カラープリンター(画像形成装置)
10 トナーコンテナ(現像剤容器)
30 容器本体
30A 排出口
33 搬送スクリュー(回転部材)
34 位置規制部
43Fr,43Rr 側壁
45 搬送軸受部(軸受部)
60 搬送回転軸(回転軸)
61 螺旋羽根
63 搬送連結部材(連結部材)
63A 搬送ギア(連結ギア)
63B 搬送連結軸(連結軸)
64 駆動モーター(駆動源)
65 大径部
66、67 小径部
68 小径羽根
70、72、73、74 規制片
71 切欠き部
P1 着脱位置
P2 支持位置
SP 貯留空間(内部空間)

Claims (9)

  1. 現像剤を収容する容器本体と、
    前記容器本体の内部空間を挟んで対向した一対の側壁に軸方向両端部を回転可能に支持されている回転部材と、
    前記回転部材の一部を覆うように前記容器本体に設けられている位置規制部と、を備え、
    前記回転部材は、
    前記位置規制部の内側で軸周りに回転可能な外径に形成されている大径部と、
    前記大径部よりも小さな外径に形成されている小径部と、を含み、
    前記位置規制部は、前記大径部の通過を規制し、且つ前記小径部の通過を許容する切欠き部を含み、
    前記小径部は前記位置規制部の内側から軸方向にずらして配置され、前記大径部は前記位置規制部の内側に配置されていることを特徴とする現像剤容器。
  2. 前記回転部材は、前記軸方向両端部の少なくとも一方を前記側壁から分離させた状態で前記切欠き部を通過した前記小径部を前記位置規制部の内側に配置した着脱位置と、前記回転部材を撓ませて前記軸方向両端部を前記一対の側壁に支持させることで前記小径部を前記位置規制部の内側から軸方向にずらして前記大径部を前記位置規制部の内側に配置した支持位置と、の間で移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の現像剤容器。
  3. 前記回転部材は、前記容器本体に収容された前記現像剤を前記容器本体に開口した排出口に向けて搬送する搬送スクリューであり、
    前記搬送スクリューは、
    回転軸の周面に螺旋状の螺旋羽根を固定して構成されている前記大径部と、
    前記回転軸の一部で構成されている前記小径部と、を含んでいることを特徴とする請求項1または2に記載の現像剤容器。
  4. 前記回転部材は、前記容器本体に収容された前記現像剤を前記容器本体に開口した排出口に向けて搬送する搬送スクリューであり、
    前記搬送スクリューは、
    回転軸の周面に螺旋状の螺旋羽根を固定して構成されている前記大径部と、
    前記回転軸の周面の一部に前記螺旋羽根よりも小さな外径を有した螺旋状の小径羽根を固定して構成されている前記小径部と、を含んでいることを特徴とする請求項1または2に記載の現像剤容器。
  5. 前記位置規制部は、前記大径部の軸方向に隣接する前記螺旋羽根の間隔よりも軸方向に長く形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の現像剤容器。
  6. 前記位置規制部は、前記回転部材を囲むように前記容器本体の内面から延びている一対の規制片を含み、
    前記切欠き部は、前記一対の規制片の先端の間に構成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の現像剤容器。
  7. 前記小径部は、前記回転部材の軸方向中央付近に形成され、
    前記位置規制部は、前記容器本体の軸方向中央付近に設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の現像剤容器。
  8. 前記一対の側壁の何れか一方に設けられ、前記回転部材の軸方向一端部を回転可能に支持している軸受部と、
    前記一対の側壁の何れか他方に回転可能に取り付けられ、前記回転部材の軸方向他端部に連結されている連結部材と、を備え、
    前記連結部材は、
    前記回転部材に回転不能に嵌合している連結軸と、
    前記連結軸と同一軸心上に設けられ、前記回転部材を回転させる駆動源に接続されている連結ギアと、を含んでいることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の現像剤容器。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の現像剤容器を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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