JP2018084378A - 冷媒漏洩検知方法及び冷媒漏洩検知手段 - Google Patents

冷媒漏洩検知方法及び冷媒漏洩検知手段 Download PDF

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弘三 堤
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Abstract

【課題】冷媒循環配管を構成する各種機器内において液相状態及びガス状態で存在する冷媒のトータル量を正確に導出することで、所期の冷媒漏洩を検知することができる冷媒漏洩検知方法及び冷媒漏洩検知手段を提供する。
【解決手段】冷媒循環配管1を構成する配管機器のうち一定内容量を有する蓄冷媒機器10,20内の液冷媒の液面レベルをレベルセンサ13,23により検知して、液面レベルに基づき、蓄冷媒機器10,20内の液面レベルよりも下方の液冷媒量を算出するとともに、蓄冷媒機器10,20内の液面レベルよりも上方のガス冷媒量を算出し、少なくとも前記液冷媒量及び前記ガス冷媒量に基づき漏洩検知対象となる現状冷媒量を導出して、前記現状冷媒量と、前記冷媒循環配管内の基準となる基準冷媒量との差分に基づき、前記冷媒循環配管1内の冷媒の漏洩を検知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍空調装置等に適用される循環路であって、例えば熱交換器、圧縮機、蒸発器等及びこれらを接続する延長配管からなる冷媒循環配管の内部において、液相と気相とに状態変化しながら循環する冷媒の漏洩を検知する冷媒漏洩検知方法及び冷媒漏洩検知手段に関する。
従来、冷媒漏洩を検知する方法として、運転状態の冷媒循環配管において、管内が液相状態と認められる冷媒配管内の液冷媒量と、管内がガス(気相)状態と認められる冷媒配管内のガス冷媒量とを、管路に設けた各種センサにより検出された冷媒の圧力及び温度に基づき算出することで、冷媒循環配管内に存在する冷媒の現状トータル量を導出し、更に当該現状トータル量と、既知量として記憶された冷媒の初期トータル量との差分を導出して、冷媒循環配管における冷媒の漏洩量を検知するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−89717号公報(第9頁、第1図)
しかしながら、特許文献1にあっては、冷媒循環配管を構成する機器のうち、一定量の内容量を有するレシーバやクーラーなど、その内部に液相状態の冷媒及びガス状態の冷媒が液面を介しいずれも存在している機器内の冷媒量を正確に算出することができず、結果として冷媒循環配管内の冷媒のトータル量に誤差が生じ、所期の冷媒漏洩を検知できない虞が生じるという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、冷媒循環配管を構成する各種機器内において液相状態及びガス状態で存在する冷媒のトータル量を正確に導出することで、所期の冷媒漏洩を検知することができる冷媒漏洩検知方法及び冷媒漏洩検知手段を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の冷媒漏洩検知方法は、
冷凍空調装置に適用される冷媒循環配管内を循環する冷媒の漏洩を検知する冷媒漏洩検知方法であって、
前記冷媒循環配管を構成する配管機器のうち一定内容量を有する蓄冷媒機器内の液冷媒の液面レベルをレベルセンサにより検知して、
前記液面レベルに基づき、前記蓄冷媒機器内の前記液面レベルよりも下方の液冷媒量を算出するとともに、前記蓄冷媒機器内の前記液面レベルよりも上方のガス冷媒量を算出し、
少なくとも前記液冷媒量及び前記ガス冷媒量に基づき漏洩検知対象となる現状冷媒量を導出して、
前記現状冷媒量と、前記冷媒循環配管内の基準となる基準冷媒量との差分に基づき、前記冷媒循環配管内の冷媒の漏洩を検知することを特徴としている。
この特徴によれば、冷凍空調装置の運転状況に従って変化する蓄冷媒機器内の液面レベルをレベルセンサにより検知することで、この蓄冷媒機器内で液相・気相で存在する冷媒量を算出でき、冷媒循環配管内の漏洩検知対象となる現状冷媒量を正確に導き出すことができるため、当該現状の冷媒量と基準冷媒量との差分に基づき、冷媒の漏洩の有無や漏出量を精度高く検知することができる。
前記基準冷媒量は、前記冷媒循環配管内に初期に導入された冷媒量を前記レベルセンサによる検知に基づき導出した初期冷媒量であることを特徴としている。
この特徴によれば、基準冷媒量が、現状冷媒量と同じレベルセンサに基づき導出されるため、これら基準冷媒量と現状冷媒量との差分を算出することで、レベルセンサの個体差や公差による検出誤差が相殺され、検出精度が高まる。
本発明の冷媒漏洩検知方法に用いられる冷媒漏洩検知手段は、
前記蓄冷媒機器が、該蓄冷媒機器に接続される液冷媒配管よりも広い平面断面を有することを特徴としている。
この特徴によれば、蓄冷媒機器内の液面レベルの変動が液冷媒配管内の変動よりも緩和されるため、液面の変動による検知誤差の虞を回避できる。
前記レベルセンサは、前記蓄冷媒機器に連通する連通管を介して設けられることを特徴としている。
この特徴によれば、蓄冷媒機器から所期の位置まで連通管を延設することで、液面レベルの検知を行い易くなるばかりか、蓄冷媒機器内の液面変動の影響を直接受けることが無く、液面が安定する。
前記蓄冷媒機器は、少なくとも気相から液相に状態変化する冷媒を蓄える第1の蓄冷媒機器と、液相から気相に状態変化する冷媒を蓄える第2の蓄冷媒機器とからなることを特徴としている。
この特徴によれば、冷媒が液相と気相とに状態変化しながら循環する冷媒循環配管内において、気相から液相に状態変化する第1の蓄冷媒機器と、液相から気相に状態変化する冷媒を蓄える第2の蓄冷媒機器とで、液面レベルを検知することで、冷媒循環配管全体の冷媒の液相部分と気相部分との境界が明確になり、延いては冷媒の全体量を正確に導出することができる。
実施例1における冷媒循環配管を示す配管図及びその制御ブロック図である。 (a)は液面計を示す一部断面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。 実施例2における冷媒循環配管を示す配管図である。
本発明に係る冷媒漏洩検知方法及び冷媒漏洩検知手段を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係る冷媒漏洩検知方法につき、図1及び図2を参照して説明する。先ず図1の符号1は、2元冷凍サイクルの冷凍空調装置の低元側冷凍サイクルに適用される冷媒循環配管である。
冷媒循環配管1は、内部が閉系の循環路として、密封状態で連通接続した配管部材からなる。冷媒循環配管1の各構成機器は、その内部に存在する冷媒の相状態ごとに分類すると、内部冷媒が気相状態であるガス冷媒配管2と、気相から液相に状態変化する冷媒を蓄える第1の蓄冷媒機器としてのレシーバ10と、内部冷媒が液相状態である液冷媒配管3と、また液相から気相に状態変化する冷媒を蓄える第2の蓄冷媒機器としてのクーラー20とから構成される。さらにガス冷媒配管2は、主として低圧ガス配管2aと高圧ガス配管2bとからなり、また液冷媒配管3は、主として低圧液配管3aと高圧液配管3bとからなる。
なお本実施例の冷媒循環配管1は、2元冷凍サイクルにおける低元側冷凍サイクルとして構成され、冷媒として沸点が比較的低いR23が適用されており、カスケードコンデンサ9を介し、別の閉系の循環路であって沸点が比較的高い冷媒(R404A等)が適用された高元側冷凍サイクル50と熱交換するものである。R23は、周知のようにオゾン層の破壊がない代替フロンとして適用されるが、一方で地球温暖化係数(GWP)が高い冷媒として知られており、その漏洩を厳密に検知する必要がある。
なお、本実施例では冷媒としてR23が適用されているが、他の代替フロン、アンモニアや炭酸ガス等の冷媒にも適用可能である。また本実施例では2元冷凍サイクルの低元側冷凍サイクルに適用されているが、これに限らず、閉系の循環路を構成するものであれば種々の冷凍空調装置に適用可能である。
図1を参照して冷媒循環配管1の循環路を順に説明する。図1において白抜き矢印は低圧状態の冷媒を示し、また黒塗り矢印は高圧状態の冷媒を示す。
先ず、クーラー20で液相から気相に状態変化した低圧ガス状態の冷媒は、クーラー20から送出されると、該冷媒に含まれる液体部分が液分離器4にて分離され、ガス冷媒配管2のうちの低圧ガス配管2aを介し低元コンプレッサユニット5に導入される。
低元コンプレッサユニット5は、低圧ガスを高圧状態に昇圧するコンプレッサ6と、補機としての油分離器7とから主として構成される。コンプレッサ6は、図示しない回転機構若しくは往復機構等で生じた駆動力により低圧ガスを圧縮して高圧状態に昇圧するものであり、また油分離器7は、冷媒内に混入した潤滑油を分離してコンプレッサ6に戻すものである。
低元コンプレッサユニット5に導入された冷媒は、コンプレッサ6にて昇圧されて高圧ガスとしてガス冷媒配管2のうちの高圧ガス配管2bに送出され、カスケードコンデンサ9に導入される。カスケードコンデンサ9は、本実施例の冷媒循環配管1である低元側冷凍サイクルの凝縮器2cと、高元側冷凍サイクル50の蒸発器50aとを一体に構成した熱交換器である。
すなわちカスケードコンデンサ9に導入された高圧ガス状態の冷媒は、凝縮器2cにて高元側冷凍サイクル50の蒸発器50aとの熱交換により冷却されて、気相から液相に状態変化するとともに、レシーバ10に導入される。
レシーバ10は、比較的大径の横置き略円筒形状の一定内容量を有する耐高圧仕様の密封容器からなり、該密封容器の上端部に冷媒の入口部となる高圧ガス配管2bとの接続部10a、及び該密封容器の下端部に冷媒の出口部となる高圧液配管3bとの接続部10bを備える。さらにレシーバ10は、該密封容器の内部に、上層部に貯留されるガス(気相)状態の冷媒と、下層部に貯留される液相状態の冷媒とが、該液相状態の冷媒の液面を境界面としていずれも存在している。
レシーバ10内部の液面を形成する平面断面は、上下方向に延設される高圧液配管3bの平面断面よりも大なる面積に形成されている。またレシーバ10には、その上側部及び下側部に接続される連通管11,12を介し、液冷媒の液面レベルを計測するための液面計13が連通状態で設けられる。ここで平面断面とは、水平面に平行な断面を意味する。
図2(a),(b)に示されるように、液面計13は、比較的小径の縦置き円筒形状の一定平面断面の耐高圧仕様の密封容器からなり、該密封容器の上部にガス(気相)状態の冷媒が流通する連通管11との接続部13a、及び該密封容器の下部に液相状態の冷媒が流通する連通管12との接続部13bを備えている。すなわち液面計13内はレシーバ10内と連通状態となり同圧となるため、液面計13内の液冷媒の液面レベルは、当該液面計13に連通するレシーバ10内の液冷媒の液面レベルに追従して常に同じ高さに形成される。
更に液面計13について詳述すると、本実施例の液面計13はいわゆるマグネット式液面計であり、液面計13を構成する密封容器の内部には、液相状態の冷媒よりも比重が軽い小径の円柱状のマグネットフロート14が、該密封容器内の液冷媒の液面レベルに従って上下方向に移動可能に配設されている。
また液面計13を構成する密封容器の側部には、上下方向にかけて透明アクリル板等からなる目視窓16が設けられ、更に目視窓16には、目盛として、磁性体からなるロータが上下方向に複数並設されている(図示略)。個々のロータは、密封容器内のマグネットフロート14の高さ位置に応じて、磁力により反転可能に設けられており、例えばマグネットフロート14が位置する液面レベルよりも下方のロータは所定色が施された表面を向き、当該液面レベルよりも上方のロータは、別の色が施された裏面を向くように構成されている。
更に、液面計13を構成する密封容器の目視窓16とは反対側の側部には、反転したロータにより検知した液面レベルの数値データを、電気信号に変換して発信可能なレベル発信器15が設けられている。レベル発信器15は、例えば後述する制御手段30の入力部32に対し図示しない信号ケーブル等により発信可能とされており、アナログ電流で発信若しくはデジタル信号の時間間隔を数秒・数分おき等と短く設定して発信することで、レシーバ10内の液面レベルの常時の監視が可能となる。
なお、管理者は、目視窓16を介し液面計13内のマグネットフロート14の高さ、すなわち液面レベルを、表面・裏面に反転したロータの色の違いで目視確認することもできる。
すなわちレシーバ10は、本発明の冷媒漏洩検知方法に用いられる冷媒漏洩検知手段であって、気相から液相に状態変化する冷媒を蓄える第1の蓄冷媒機器を構成している。
なお、レシーバ10内の液冷媒の液面レベル検知手段として、必ずしも本実施例のマグネット式の液面計13に限られず、例えば差圧式や静電容量式の液面計であってもよい。
レシーバ10の下端部から高圧液配管3bに送出された高圧液状態の冷媒は、膨張弁8を通過することで、低圧液状態となり、低圧液配管3aを介してクーラー20に導入され、該クーラー20内にて液相から気相に状態変化する。
クーラー20は、比較的大径の横置き略円筒形状の一定内容量を有する耐高圧仕様の密封容器からなり、該密封容器の下端部に冷媒の入口部となる低圧液配管3aとの接続部20b、及び該密封容器の上端部に冷媒の出口部となる低圧ガス配管2aとの接続部20aを備える。さらにクーラー20は、該密封容器の内部に、上層部に貯留されるガス(気相)状態の冷媒と、下層部に貯留される液相状態の冷媒とが、該液相状態の冷媒の液面を境界面としていずれも存在している。
クーラー20内部の液面を形成する平面断面は、上下方向に延設される低圧液配管3aの平面断面よりも大なる面積に形成されている。またクーラー20には、その上側部及び下側部に接続される連通管21,22を介し、液冷媒の液面レベルを計測するための液面計23が連通状態で設けられる。
液面計23は、比較的小径の縦置き円筒形状の一定平面断面の耐高圧仕様の密封容器からなり、該密封容器の上部にガス(気相)状態の冷媒が流通する連通管21との接続部、及び該密封容器の下部に液相状態の冷媒が流通する連通管22との接続部を備えている。すなわち液面計23内はクーラー20内と連通状態となり同圧となるため、液面計23内の液冷媒の液面レベルは、当該液面計23に連通するクーラー20内の液冷媒の液面レベルに追従して常に同じ高さに形成される。
クーラー20に設けられた液面計23は、上記したレシーバ10に設けられた液面計13と同様に構成されているため、その詳細な説明は省略する。
すなわちクーラー20は、本発明の冷媒漏洩検知方法に用いられる冷媒漏洩検知手段であって、液相から気相に状態変化する冷媒を蓄える第2の蓄冷媒機器を構成している。
次に、冷媒循環配管1内に存在する冷媒量の検知方法について説明する。
冷媒循環配管1内に存在する冷媒量(重量)の全量は、気相状態で存在する冷媒量(重量)と、液相状態で存在する冷媒量(重量)とを合算することで導出される。全冷媒量(重量)は、後述する制御手段によって算出されるものであり、冷媒循環配管1に配設された圧力ゲージPG1〜PG3及び液面計13,14等と、配管機器内の容積等の既知量を記憶する記憶部31と、これら計測器で計測されたデータに基づき算出する制御部33等を備えた制御手段30により算出される。
冷媒循環配管1のうち、低圧ガス配管2a内には、低圧状態のガス冷媒のみで満たされていると想定される。低圧ガス配管2aの内部容積(V1)は一定量であって既知量のため、変数として低圧ガス配管2aの内部圧力(P1)を圧力ゲージPG2,PG3に基づき計測し、ガス密度を算出することで、低圧ガス配管2a内の冷媒重量である冷媒量(W1)を算出することができる。
また、低圧ガス配管2aを構成する液分離器4内には、厳密には僅かに液冷媒が存在しているが、その量は低圧ガス配管2aの内部容積(V1)に比して極少量であるため、計算に含めずとも計測精度を確保することができる。
なお、別の変数として配管機器の内部温度を実測することで、より精密に冷媒量(重量)を算出できるが、運転時若しくは非運転時の温度として想定される所定値を予め設定することで、温度を実測せずとも計測精度を確保することができる。
同様に、冷媒循環配管1のうち、高圧ガス配管2b内には、高圧状態のガス冷媒のみで満たされていると想定される。高圧ガス配管2bの内部容積(V2)は一定量であって既知量のため、変数として高圧ガス配管2bの内部圧力(P2)を圧力ゲージPG1に基づき計測し、ガス密度を算出することで、高圧ガス配管2b内の冷媒量(W2)を算出することができる。
また冷媒循環配管1のうち、液冷媒配管3を構成する高圧液配管3b及び低圧液配管3a内には、液相状態の冷媒のみで満たされていると想定される。高圧液配管3b及び低圧液配管3aの内部容積(V3)は一定量であって既知量のため、変数として高圧液配管3bの内部圧力(P2)を圧力ゲージPG1に基づき計測し高圧液密度を算出するとともに、変数として低圧液配管3aの内部圧力(P1)を圧力ゲージPG2に基づき計測し低圧液密度を算出することで、高圧液配管3b及び低圧液配管3a内の冷媒量(W3)を算出することができる。
なお、本発明で適用される冷媒は、その液体状態では非圧縮性流体として扱うことができるため、高圧液配管3b及び低圧液配管3aの内部圧力を実測せずとも、計測精度を確保することができる。すなわち、高圧液配管3b及び低圧液配管3a内の冷媒量(W3)は、冷凍空調装置の運転時・非運転時若しくは運転の状態に関わらず、変動の無い常に一定の既知量として扱うことができる。
次に冷媒循環配管1のうち、レシーバ10内の冷媒量の検出について説明する。
先ず、レシーバ10内の液冷媒の液面レベルを上記した液面計13に基づき検知する。本実施例の場合、レシーバ10内の液冷媒の液面レベルは、上記したように、液面計13内のマグネットフロート14の高さ位置に応じて表裏反転するロータによって検知可能となっており、反転したロータにより検知した液面レベルの数値データを、レベル発信器15により電気信号に変換して後述する制御手段30の入力部32に発信することで常時検知される。検知したレシーバ10内の液冷媒の液面レベルを境界として、レシーバ10内の液面レベルよりも下方には液相状態の冷媒が貯留され、また液面レベルよりも上方には気相状態の冷媒が貯留されていると認定できる。なお、レシーバ10内の液面レベルは、管理者が液面計13の目視窓16を介しマグネットフロート14の表裏に施された配色を読み取ることで検知することもできる。
制御手段30の制御部33は、レシーバ10の任意の液面レベルにおける内容積、すなわちレシーバ10内部の下端から当該液面レベルまでの内容積を算出可能とされている。よってレシーバ10内の液面レベルを検知することで、当該液面レベル以下に存在する液冷媒の内容積(V4)を算出し、またレシーバ10の上部に設けられたガス冷媒用の圧力ゲージPG1にて計測したレシーバ10上部の内部圧力(P5)に基づき液密度を算出することで、レシーバ10内部の液冷媒の冷媒量(W4)を算出することができる。
また制御手段30の制御部33は、レシーバ10の任意の液面レベルにおけるガス冷媒量、すなわちレシーバ10内部の当該液面レベルから上端までの内容積を算出可能とされている。よってレシーバ10内の液面レベルを検知することで、当該液面レベル以上に存在するガス冷媒の内容積(V5)を算出し、またレシーバ10の上部に設けられたガス冷媒用の圧力ゲージPG1にて計測したレシーバ10上部の内部圧力(P5)に基づきガス密度を算出することで、レシーバ10内部のガス冷媒の冷媒量(W5)を算出することができる。
次に冷媒循環配管1のうち、クーラー20内の冷媒量の検出について説明する。
先ず、クーラー20内の液冷媒の液面レベルを上記した液面計23に基づき検知する。本実施例の場合、クーラー20内の液冷媒の液面レベルは、上記した液面計13と同様に、液面計23内のマグネットフロートの高さ位置に応じて表裏反転するロータによって検知可能となっており、反転したロータにより検知した液面レベルの数値データを、レベル発信器により電気信号に変換して後述する制御手段30の入力部32に発信することで常時検知される。検知したクーラー20内の液冷媒の液面レベルを境界として、クーラー20内の液面レベルよりも下方には液相状態の冷媒が貯留され、また液面レベルよりも上方には気相状態の冷媒が貯留されていると認定できる。なお、クーラー20内の液面レベルは、管理者が液面計23の目視窓を介しマグネットフロートの表裏に施された配色を読み取ることで検知することもできる。
制御手段30の制御部33は、クーラー20の任意の液面レベルにおける内容積、すなわちクーラー20内部の下端から当該液面レベルまでの内容積を算出可能とされている。よってクーラー20内の液面レベルを検知することで、当該液面レベル以下に存在する液冷媒の内容積(V6)を算出し、またクーラー20の上部に設けられたガス冷媒用の圧力ゲージPG2にて計測したクーラー20上部の内部圧力(P7)に基づき液密度を算出し、クーラー20内部の液冷媒の冷媒量(W6)を算出することができる。
また制御手段30の制御部33は、クーラー20の任意の液面レベルにおけるガス冷媒量、すなわちクーラー20内部の当該液面レベルから上端までの内容積を算出可能とされている。よってクーラー20内の液面レベルを検知することで、当該液面レベル以上に存在するガス冷媒の内容積(V7)を算出し、またクーラー20の上部に設けられたガス冷媒用の圧力ゲージPG2にて計測したクーラー20上部の内部圧力(P7)に基づきガス密度を算出し、レシーバ10内部のガス冷媒の冷媒量(W7)を算出することができる。
以上説明したように、本実施例1においては、低圧ガス配管2a、高圧ガス配管2b、高圧液配管3b及び低圧液配管3a、レシーバ10、及びクーラー20の内部の冷媒量(W1)〜(W7)をそれぞれ算出し、これら全てを合算することにより、閉系の循環路である冷媒循環配管1内に含まれる全冷媒量(WT)を導出でき、この全冷媒量(WT)に基づき冷媒の漏洩を検知することができる。
次に、冷媒漏洩検知を制御する制御手段について説明する。
図1に示されるように、制御手段30は、冷媒漏洩検知手段を構成するものであって、後述する記憶部31、入力部32、制御部33、表示部34及び出力部35から主として構成され、好適には上記した冷媒循環配管1近傍の図示しない監視室等に配設される。
記憶部31は、各配管部材の配管径、延長、内容積等の変動の無い固定値を記憶するものであり、各冷凍空調装置に適用される冷媒循環配管1ごとに設置初期に入力されるものである。また厳密には温度に基づき変化する液密度やガス密度等の値を、代表温度における値に代替して記憶してもよい。
入力部32は、冷媒循環配管1における液面レベルや圧力値等の各種計測値を入力するためのものであり、これらの計測値を電気信号として入力するものでもよいし、管理者が読み取った値をキーボードやタッチパネル等で入力するものでもよい。また入力部32は、冷媒循環配管1における漏洩が発生したと判断される基準となる冷媒重量である漏洩警報設置値(WS)を入力可能とされる。
制御部33は、入力部32に入力された計測値、及び記憶部31に記憶された固定値に基づき、ガス冷媒配管2,液冷媒配管3,レシーバ10及びクーラー20内の液冷媒及びガス冷媒の冷媒量などの計算値を算出し、これらを合計することで冷媒循環配管1における漏洩検知対象となる現状の全冷媒量(WT)を算出するものである。
漏洩警報設置値(WS)は、適宜の数値を設定入力可能であるが、本実施例では、当該冷媒循環配管1内に初期に投入された冷媒の重量である初期全冷媒量(WA)を、上記した現状の全冷媒量(WT)と同様に、液面計13,23にて検出したレシーバ10,クーラー20内の液面レベル等に基づき入力部32に入力された計測値、及び記憶部31に記憶された固定値に基づき算出することで、初期全冷媒量(WA)として取得し、当該初期全冷媒量(WA)から所定の許容誤差及び許容漏洩量(Wa)を差し引いた数値を、漏洩警報設置値(WS)として設定入力される。
また制御部33は、算出した現状の全冷媒量(WT)と漏洩警報設置値(WS)との差分を算出し、全冷媒量(WT)が漏洩警報設置値(WS)を上回っている場合は漏洩の無い通常状態と判断し、また全冷媒量(WT)が漏洩警報設置値(WS)以下となった場合は漏洩が発生した異常状態と判断する。すなわち制御部33は、現状冷媒量と、冷媒循環配管内の基準となる基準冷媒量との差分に基づき、冷媒循環配管1内の冷媒の漏洩を検知する。
表示部34は、記憶部31に記憶された固定値、入力部32に入力された計測値、及び制御部33で算出された計算値を表示するためのものである。特に図示しないが、表示部34は、例えば上記した固定値、計測値、計算値及び全冷媒量(WT)を一覧に表示する一覧表示画面を表示し、あるいは表示部34は、計算値を経時的に線グラフ等で表示するグラフ表示画面を表示する。
また特に図示しないが、表示部34は、制御部33が通常状態と判断した場合は通常画面として例えば青色の背景色で表示し、一方で制御部33が異常状態と判断した場合は、表示部34が異常画面として例えば赤色の背景色、画面の点滅を表示したり、若しくは出力部35が警報音を発することで異常状態を報知する。
また出力部35は、記憶部31に記憶された固定値、入力部32に入力された計測値、制御部33で算出された計算値、そして冷媒循環配管1の通常状態または異常状態を外部に出力するものであり、各種回線を介し外部発信するものでもよいし、または記憶媒体に記録するものでもよい。
上記した冷媒漏洩検知は、常時継続的に行ってもよいし、任意に設定した所定時間毎に間欠的に行ってもよいし、又は冷凍空調機器の運転起動時や一時停止時等の所定イベントが生じたときに行ってもよく、これらを複合して行うこともできる。
好適には冷媒漏洩検知は、冷凍空調機器の運転時には継続的または数分毎に行うとともに、冷凍空調機器の非運転時には数時間毎に行うことで、運転時に漏洩した場合に早期の応急措置を講ずることができ、かつ、外気温の影響を受け易く冷媒が相変化しやすい冷凍空調装置の非運転時に、相変化を原因とする配管内の圧力変動により冷媒が漏洩した場合、当該漏洩状態で運転を開始してしまう虞を回避して復旧措置を講ずることができる。
次に、実施例2に係る冷媒漏洩検知方法につき、図3を参照して説明する。尚、前記実施例と同一構成で重複する説明を省略する。
冷媒循環配管40は、内部が閉系の循環路として密封状態で連通接続した配管部材からなり、後述する保護配管41の他は、上記した実施例1の冷媒循環配管1と構成が同じである。
図3に示されるように、保護配管41は、液分離器4と低元コンプレッサユニット5との間に配設される低圧ガス配管2aから圧力調整弁43を介して分岐された分岐ガス配管42aと、分岐ガス配管42aが接続される一定容量の密封筐体からなる保護容器45と、保護容器45に接続され圧力調整弁44を介して、低元コンプレッサユニット5とカスケードコンデンサ9との間に配設される高圧ガス配管2bに接続された分岐ガス配管42bとから構成される。
すなわち、冷媒循環配管40は、保護配管41の圧力調整弁43、44を閉塞した状態にあっては、実施例1の冷媒循環配管1とほぼ同じ内容積を有し、また保護配管41の圧力調整弁43、44を開放した状態にあっては、冷媒循環配管1に保護配管41を加えた内容積を有する。
圧力調整弁43、44は、例えば運転時において低圧ガス配管2a及び高圧ガス配管2bが適正な所定範囲のガス圧である場合、閉塞状態であり、また一方で、例えば運転停止が一定期間続くと、配管内部の冷媒温度が常温近くに上昇するに伴い、冷媒の一部が蒸発しガス圧が前記した所定範囲を超えて高まる場合、開放状態となり、このようにすることで、保護容器45にガス状態の冷媒を一部流入させ、内部ガス圧の過度の上昇を回避できる。
よって、本実施例の冷媒循環配管40は、例えば運転時においては圧力調整弁43、44が閉塞状態であるとして、実施例1と同様の計測により漏洩検知を行う。一方、例えば運転停止が一定期間続く等の特定の場合、配管内部の冷媒温度が常温近くに上昇するに伴い、冷媒の一部が蒸発し内部ガス圧が高まり、圧力調整弁43、44が一時開放されたと考えられ、主として保護容器45からなる保護配管41内には、一定量のガス冷媒のみで満たされていると想定される。保護配管41の内部容積(V8)は一定量であって既知量のため、変数として保護容器45の内部圧力(P8)を圧力ゲージPG4に基づき計測し、ガス密度を算出することで、保護配管41内の冷媒量(W8)を算出することができる。
本実施例1においては、低圧ガス配管2a、高圧ガス配管2b、高圧液配管3b及び低圧液配管3a、レシーバ10、及びクーラー20の内部の冷媒量(W1)〜(W7)をそれぞれ算出し、更に保護配管41内の冷媒量(W8)を算出して、これら全てを合算することにより、閉系の循環路である冷媒循環配管40内に含まれる全冷媒量(WT)を導出でき、この全冷媒量(WT)に基づき冷媒の漏洩を検知することができる。
以上説明した本発明の冷媒漏洩検知方法によれば、冷凍空調装置の運転状況に従って変化する蓄冷媒機器としてのレシーバ10内,クーラー20内の液面レベルをレベルセンサとしての液面計13,23により検知することで、これらレシーバ10内,クーラー20内で液相・気相で存在する冷媒量を算出でき、冷媒循環配管1内の漏洩検知対象となる現状冷媒量である全冷媒量(WT)を正確に導き出すことができるため、当該全冷媒量(WT)と基準冷媒量である漏洩警報設置値(WS)との差分に基づき、冷媒の漏洩の有無や漏出量を精度高く検知することができる。
また基準冷媒量が、現状冷媒量と同じレベルセンサとしての液面計13,23に基づき導出されるため、これら基準冷媒量と現状冷媒量との差分を算出することで、液面計13,23の個体差や公差による検出誤差が相殺され、検出精度が高まる。
またレシーバ10が、該レシーバ10に接続される液冷媒配管3よりも広い平面断面を有することで、レシーバ10内の液面レベルの変動が液冷媒配管3内の変動よりも緩和されるため、液面の変動による検知誤差の虞を回避できる。
同様にクーラー20が、該クーラー20に接続される液冷媒配管3よりも広い平面断面を有することで、クーラー20内の液面レベルの変動が液冷媒配管3内の変動よりも緩和されるため、液面の変動による検知誤差の虞を回避できる。
更に、液面レベルセンサとしてのフロート14は、レシーバ10、クーラー20に連通管11,12、21,22を介し連通する内筒管に設けられるため、レシーバ10、クーラー20から所期の位置まで連通管11,12、21,22を延設することで、液面レベルの検知を行い易くなるばかりか、レシーバ10、クーラー20内の液面変動の影響を直接受けることが無く、液面が安定する。
気相から液相に状態変化する冷媒を蓄える第1の蓄冷媒機器としてのレシーバ10と、液相から気相に状態変化する冷媒を蓄える第2の蓄冷媒機器としてのクーラー20とで、また液面レベルを検出することで、冷媒循環配管1全体の冷媒の液相部分と気相部分との境界が明確になり、冷媒の全体量を正確に導出することができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、液面レベルを検知する蓄冷媒機器としてレシーバ10及びクーラー20が適用されているが、これに限らず例えば、レシーバ等の気相から液相に状態変化する冷媒を蓄える蓄冷媒機器のみに適用されてもよいし、またはクーラー等の液相から気相に状態変化する冷媒を蓄える蓄冷媒機器のみに適用されてもよい。
1 冷媒循環配管
2 ガス冷媒配管
2a 低圧ガス配管
2b 高圧ガス配管
3 液冷媒配管
3a 低圧液配管
3b 高圧液配管
5 低元コンプレッサユニット
6 コンプレッサ
8 膨張弁
9 カスケードコンデンサ
10 レシーバ(第1の蓄冷媒機器)
11,12 連通管
13,23 液面計(レベルセンサ)
14 マグネットフロート
15 レベル発信器
16 目視窓
20 クーラー(第2の蓄冷媒機器)
21,22 連通管
30 制御手段
40 冷媒循環配管
41 保護配管
45 保護容器
50 高元側冷凍サイクル

Claims (5)

  1. 冷凍空調装置に適用される冷媒循環配管内を循環する冷媒の漏洩を検知する冷媒漏洩検知方法であって、
    前記冷媒循環配管を構成する配管機器のうち一定内容量を有する蓄冷媒機器内の液冷媒の液面レベルをレベルセンサにより検知して、
    前記液面レベルに基づき、前記蓄冷媒機器内の前記液面レベルよりも下方の液冷媒量を算出するとともに、前記蓄冷媒機器内の前記液面レベルよりも上方のガス冷媒量を算出し、
    少なくとも前記液冷媒量及び前記ガス冷媒量に基づき漏洩検知対象となる現状冷媒量を導出して、
    前記現状冷媒量と、前記冷媒循環配管内の基準となる基準冷媒量との差分に基づき、前記冷媒循環配管内の冷媒の漏洩を検知することを特徴とする冷媒漏洩検知方法。
  2. 前記基準冷媒量は、前記冷媒循環配管内に初期に導入された冷媒量を前記レベルセンサによる検知に基づき導出した初期冷媒量であることを特徴とする請求項1に記載の冷媒漏洩検知方法。
  3. 請求項1または2に記載の冷媒漏洩検知方法に用いられる冷媒漏洩検知手段であって、
    前記蓄冷媒機器が、該蓄冷媒機器に接続される液冷媒配管よりも広い平面断面を有することを特徴とする冷媒漏洩検知手段。
  4. 前記レベルセンサは、前記蓄冷媒機器に連通する連通管を介して設けられることを特徴とする請求項3に記載の冷媒漏洩検知手段。
  5. 前記蓄冷媒機器は、少なくとも気相から液相に状態変化する冷媒を蓄える第1の蓄冷媒機器と、液相から気相に状態変化する冷媒を蓄える第2の蓄冷媒機器とからなることを特徴とする請求項3または4に記載の冷媒漏洩検知手段。
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