JP7283947B2 - 検出装置、コントローラ、検出システム、検出方法及びプログラム - Google Patents
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漏洩を検出する検出部と、前記検出部によって検出された検出結果を出力する出力部と、を備え、前記検出部は、外気温度の計測値と、前記冷凍車両が備える保冷庫の庫内温度の計測値と、前記外気温度と前記庫内温度と前記圧縮機の吐出側の圧力の正常な範囲との関係を定めたマップと、に基づいて、前記圧縮機の吐出側の圧力の正常な範囲の下限値を算出し、前記外気温度と、前記冷凍車両が備える保冷庫の庫内温度と、前記外気温度と前記庫内温度と前記圧縮機の吸入側の圧力の正常な範囲との関係を定めたマップと、に基づいて、前記圧縮機の吸入側の圧力の正常な範囲の下限値を算出し、前記圧縮機の吐出側の圧力の計測値が前記圧縮機の吐出側の圧力の正常な範囲の下限値より低いか、前記圧縮機の吸入側の圧力の計測値が前記圧縮機の吸入側の圧力の正常な範囲の下限値より低い場合、前記冷媒が漏洩していると判定する。
図1は、本発明の一実施形態における冷媒漏洩検出システムの一例を示す図である。
図1に示すとおり冷媒漏洩検出システム1は、検出装置10と、冷凍車両20と、ユーザ端末40と、保守端末50とを含む。冷媒漏洩検出システム1は、冷凍車両20が備える冷凍機30の運転データをネットワーク経由でクラウド上の検出装置10へ収集し、収集した運転データから冷凍機30における冷媒漏れを検出するためのシステムである。冷媒には、フロン類が含まれている。冷凍車両20は、冷凍機30を運転して保冷庫22を所定の温度に維持しつつ、商品などを積載して目的地まで走行する。その間、運転データは、冷凍車両20からクラウド上の検出装置10へ送信される。
なお、図1では、冷凍機30の外部にコントローラ31を記載したが、コントローラ31の機能の一部または全部は、冷凍機30の内部に設けられていてもよい。また、コントローラ31自体は通信機能を有しておらず、外部の通信装置と接続されていて、当該通信装置が、ネットワークを通じて検出装置10と通信を行ってもよい。
冷凍機30は、図2に例示する冷媒回路を備えている。冷媒回路は、圧縮機32、凝縮器33、膨張弁34、蒸発器35、これらを接続する冷媒配管36などによって構成される。圧縮機32の吸入側には圧力センサ37が設けられ、圧縮機32の吐出側には圧力センサ38が設けられている。圧力センサ37は、冷媒回路における低圧を検出し、圧力センサ38は、冷媒回路の高圧を検出する。冷媒は、冷媒回路を矢印の方向に循環する。具体的には、コントローラ31が、圧縮機32を回転駆動する。圧縮機32は、冷媒を圧縮し、圧縮後の高温、高圧の冷媒を吐出する。高温、高圧の冷媒は、凝縮器33に供給され、外気へ放熱し凝縮する。凝縮した冷媒は膨張弁34によって減圧され、蒸発器35へ供給される。蒸発器35は、例えば、保冷庫22に設けられている。蒸発器35は、保冷庫22内の空気と冷媒の間で熱交換を行い、保冷庫22を冷却する。一方、冷媒は保冷庫22との熱交換により吸熱し気化する。気化した冷媒は、圧縮機32へ吸入される。そして、上記の過程が繰り返されて、冷媒が冷媒回路を循環することにより保冷庫22を冷却する。また、凝縮器33の風路風上側に温度センサXX1、蒸発器35の風路風上側に温度センサXX2が設けられている。温度センサXX1は、保冷庫22外の温度(外気温度)を検出し、温度センサXX2は、保冷庫22内の温度(庫内温度)を検出する。ところで、冷凍車両20の走行に伴い、冷凍機30の運転が繰り返されると、経年劣化などにより、図2に例示した蒸発器35等の各機器や冷媒配管36から冷媒が漏れるようになることがある。冷媒が漏れると、冷凍機30の冷却能力が低下する。また、漏洩した冷媒は、温室効果ガスとして環境に負荷を与える。検出装置10は、温度センサXX1、XX2が検出した温度と図4に例示する標準運転圧力マップに基づく適切な圧力範囲と、圧力センサ37、38が検出した圧力を用いて冷媒の漏れを検出する。
データ取得部11は、冷凍車両20のコントローラ31が送信する運転データを取得し、記憶部14に保存する。運転データとは、例えば、圧力センサ37、38が検出した冷媒の圧力である。
検出部12は、運転データに基づいて、冷凍機30における冷媒の漏洩を検出する。
通信部13は、冷凍車両20のコントローラ31、ユーザ端末40等と通信を行う。
記憶部14は、冷凍車両20から収集した運転データを保存する。また、図4に例示するマップを記憶する。
解析部15は、冷凍機30の各機器の状態を撮影した画像や音声を解析する。
入力部16は、ユーザから様々な情報の入力を受け付ける。
出力部17は、様々な情報を出力する。例えば、出力部17は、冷媒漏れの検出結果を出力する。
次に本実施形態の冷媒の漏洩検出方法について説明する。
図3は、本発明の一実施形態における冷媒漏洩検出処理の一例を示す第1のフローチャートである。
冷凍車両20の走行中、冷凍機30は、保冷庫22の庫内温度が設定温度となるように運転している。コントローラ31は、冷凍機30の運転中、所定の時間間隔で圧力センサ37,38が検出した冷媒の圧力と温度センサXX1が検出した外気温度、温度センサXX2が検出した庫内温度を取得し、圧縮機32の吸入側と吐出側の圧力、外気温度、庫内温度を検出装置10へ送信する。検出装置10では、通信部13を介して、データ取得部11が、圧縮機32の吸入側と吐出側の圧力、外気温度、庫内温度を取得する。データ取得部11は、取得した時刻とともに各圧力と温度の値を記憶部14へ書き込んで保存する(ステップS11)。次に検出部12が、冷媒漏れ検出処理の実行時期か否かを判定する(ステップS12)。検出処理の実行時期は、任意に設定された日時である。例えば、フロン排出抑制法では、3か月に1回以上の簡易点検を義務付けている。検出処理の実行時期は、この簡易点検のタイミングに応じて設定された所定の日時であってよい。あるいは、1日毎や1時間毎であってもよいし、1回の走行が終わったタイミングでもよい。実行時期が到来していない場合(ステップS12;No)、検出部12は、実行時期が到来するまで待機する。その間、データ取得部11は、冷凍機30の運転データ(圧縮機32の吸入側と吐出側の圧力)を継続して取得し、保存する。
次に冷媒の漏洩を検出する他の方法について説明する。
図5は、本発明の一実施形態における運転データの他の例を説明する図である。
フロン排出抑制法では、簡易点検時に熱交換器や配管に油のにじみがないこと、熱交換器や配管に腐食が見られないこと、ユニット、機能品に異常振動が見られないことなどを目視で点検するよう求めている。そこで、冷凍機30の冷媒回路の機器等を撮影するカメラ61,62を設け、凝縮器33,蒸発器35や冷媒配管36の状態(油のにじみ、腐食、振動)を撮影する。また、マイク63および録音装置を設け、冷凍機30内の音を記録する。また、振動センサ64を設け、冷凍機30の冷媒回路の各機器の振動を検出する。コントローラ31は、カメラ61,62が撮影した画像データ、マイク63が収音した音声データ、振動センサ64が検出した振動データを取得し、検出装置10へ送信する。検出装置10では、画像データ、音声データ、振動データに基づいて、冷媒漏れの有無を検出する。
なお、図4に示すカメラ61,62、マイク63、振動センサ64の設置位置や設置数は一例であって、これに限定されない。また、カメラ、マイク、振動センサのうち任意の1種類、又は2種類のセンサのみを備える構成としてもよい。
冷凍車両20の走行中、冷凍機30は、保冷庫22の庫内温度が設定温度となるように運転する。カメラ61,62は、例えば、1日に1回以上、画像(静止画又は動画)を撮影する。なお、画像によって冷媒回路の異常振動を検出するためには、例えば、コントローラ31が、冷凍車両20のECUと連携して、冷凍機30の運転中であって冷凍車両20の走行停止中にカメラ61,62へ撮影指示を行うようにしてもよい。また、マイク63は、冷凍機30の運転中に、各機器が発する音を収音する。また、振動センサ64は、冷凍機30の運転中に、各機器が発する振動を検出する。コントローラ31は、カメラ61,62が撮影した画像データ、マイク63が収音した音声データ、振動センサ64が検出した振動データを取得し、検出装置10へ送信する。コントローラ31は、並行して圧力センサ37,38が検出した圧力を検出装置10へ送信してもよい。検出装置10では、通信部13を介して、データ取得部11が、画像データ、音声データ、振動データを取得する。データ取得部11は、画像データ、音声データ、振動データを取得した日時の情報とともに記憶部14へ書き込んで保存する(ステップS21)。次に検出部12が、検出処理の実行時期か否かを判定する(ステップS22)。実行時期が到来していない場合(ステップS22;No)、検出部12は実行時期が到来するまで待機する。その間、データ取得部11は、画像データ、音声データ、振動データの取得、保存を継続する。
また、図5の説明では、画像データ、音声データ、振動データを用いることとしたが、これらのうちの任意の1つ又は2つの運転データを用いて異常の有無の判定を行ってもよい。
図7に冷媒漏洩検出システム1aの要部を示す。図7では、冷凍車両20、冷凍機30の記載は省略してある。コントローラ31aは、データ取得部311と、検出部312と、解析部313と、入出力部314と、を備えている。
データ取得部311は、温度センサXX1、XX2、圧力センサ37、38から検出値を取得し、これらを検出部312へ出力する。また、データ取得部311は、画像データ、音声データ、振動データを取得し、これらを解析部313へ出力する。
検出部312は、検出部12と同様に、図3のフローチャートで説明したような処理を行って冷媒の漏洩を検出する。
解析部313は、解析部15と同様に、図6のフローチャートで説明したような処理を行って冷媒の漏洩を検出する。
入出力部314は、コントローラ31aへのデータの入出力を行う。例えば、入出力部314は、ゲートウェイ等の通信装置60と接続されており、検出部312や解析部313による検出結果を通信装置60へ出力する。
通信装置60は、ネットワークを介して、冷媒漏洩の検出結果を検出装置10aへ送信する。
検出結果取得部18は、コントローラ31aによる冷媒の検出結果を、通信部13を介して取得する。検出結果には、例えば、冷凍車両20の識別情報、冷凍機30の識別情報、検出処理を行った日時、冷媒の漏洩検出処理を実行したときの庫内温度、外気温度、圧縮機32の吐出側圧力、吸入側圧力、それぞれの閾値などの情報が含まれている。
記憶部14は、検出結果取得部18が取得した検出結果を記憶する。
制御部19は、検出結果の記憶部14への記録や、ユーザ端末40への検出結果の送信制御など諸々の制御を行う。
なお、解析部313による処理は、処理負荷が高いため、コントローラ31aは、温度センサXX1、XX2、圧力センサ37、38が検出したデータに基づく冷媒漏洩検出処理のみを行ってもよい。この場合、通信装置60がコントローラ31aから画像データ等を取得し、検出装置10aへ送信する。また、検出装置10aには解析部15を設け、解析部15が冷媒漏洩検出処理を行う。
コンピュータ900は、CPU901、主記憶装置902、補助記憶装置903、入出力インタフェース904、通信インタフェース905を備える。
上述の検出装置10は、コンピュータ900に実装される。そして、上述した各機能は、プログラムの形式で補助記憶装置903に記憶されている。CPU901は、プログラムを補助記憶装置903から読み出して主記憶装置902に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU901は、プログラムに従って、記憶領域を主記憶装置902に確保する。また、CPU901は、プログラムに従って、処理中のデータを記憶する記憶領域を補助記憶装置903に確保する。
例えば、上記の実施形態では、ネットワークを介した所謂クラウドサービスの形式で冷媒の漏洩検出機能を提供する例を挙げたが、運送会社の端末装置(コンピュータ)に検出装置10の機能を発揮するプログラムを実装し、一方、冷凍車両20には、例えば、外部記憶装置を設け、冷凍車両20の走行中に収集した運転データを外部記憶装置に保存し、所定のタイミングで、外部記憶装置に保存した運転データを端末装置へ転送して、図3や図5のフローチャートで説明した検出処理を実行するようにしてもよい。
10、10a・・・検出装置
11、311・・・データ取得部
12、312・・・検出部
13・・・通信部
14・・・記憶部
15・・・解析部
16・・・入力部
17・・・出力部
18・・・検出結果取得部
19・・・制御部
314・・・入出力部
20・・・冷凍車両
30・・・冷凍機
31・・・コントローラ
32・・・圧縮機
33・・・凝縮器
34・・・膨張弁
35・・・蒸発器
36・・・冷媒配管
37、38・・・圧力センサ
40・・・ユーザ端末
50・・・保守端末
60・・・通信装置
Claims (9)
- 冷凍車両が備える圧縮機と凝縮器と膨張弁と蒸発器を含む冷媒回路の状態を示す運転データを、前記冷凍車両からネットワークを介して取得するデータ取得部と、
前記運転データに基づいて、前記冷媒回路における冷媒の漏洩を検出する検出部と、
前記検出部によって検出された検出結果を出力する出力部と、
を備え、
前記検出部は、
外気温度の計測値と、前記冷凍車両が備える保冷庫の庫内温度の計測値と、前記外気温度と前記庫内温度と前記圧縮機の吐出側の圧力の正常な範囲との関係を定めたマップと、に基づいて、前記圧縮機の吐出側の圧力の正常な範囲の下限値を算出し、
前記外気温度の計測値と、前記庫内温度の計測値と、前記外気温度と前記庫内温度と前記圧縮機の吸入側の圧力の正常な範囲との関係を定めたマップと、に基づいて、前記圧縮機の吸入側の圧力の正常な範囲の下限値を算出し、
前記圧縮機の吐出側の圧力の計測値が前記圧縮機の吐出側の圧力の正常な範囲の下限値より低いか、前記圧縮機の吸入側の圧力の計測値が前記圧縮機の吸入側の圧力の正常な範囲の下限値より低い場合、前記冷媒が漏洩していると判定する、
検出装置。 - 前記検出部は、さらに、所定期間に庫内温度が閾値以上、上昇する場合には、冷媒漏れがあると判定する、
請求項1に記載の検出装置。 - 前記データ取得部は、前記運転データとして、前記冷媒回路を撮影した画像データ、前記冷媒回路で発生した音の音声データ、前記冷媒回路で発生した振動の振動データのうち少なくとも一つを取得し、
前記検出部は、所定の期間に取得された前記運転データに基づいて、冷媒の漏洩を検出する、
請求項1から請求項2の何れか1項に記載の検出装置。 - 情報を入力する入力部と、情報を出力する出力部と、
をさらに備え、
前記データ取得部は、前記運転データとして、前記冷媒回路を撮影した画像データ、前記冷媒回路で発生した音の音声データ、前記冷媒回路で発生した振動の振動データのうち少なくとも一つを取得し、
前記出力部は、前記運転データを出力し、
前記入力部は、前記運転データに対する検査員による異常の有無の判定結果の入力を受け付け、
前記検出部は、前記入力部が受け付けた前記検査員による判定結果に基づいて、冷媒の漏洩を検出する、
請求項1から請求項2の何れか1項に記載の検出装置。 - 冷凍車両のコントローラであって、
前記冷凍車両が備える圧縮機と凝縮器と膨張弁と蒸発器を含む冷媒回路の状態を示す運転データを取得するデータ取得部と、
前記運転データに基づいて、前記冷媒回路における冷媒の漏洩を検出する検出部と、
を備え、
前記検出部は、
外気温度の計測値と、前記冷凍車両が備える保冷庫の庫内温度の計測値と、前記外気温度と前記庫内温度と前記圧縮機の吐出側の圧力の正常な範囲との関係を定めたマップと、に基づいて、前記圧縮機の吐出側の圧力の正常な範囲の下限値を算出し、
前記外気温度の計測値と、前記庫内温度の計測値と、前記外気温度と前記庫内温度と前記圧縮機の吸入側の圧力の正常な範囲との関係を定めたマップと、に基づいて、前記圧縮機の吸入側の圧力の正常な範囲の下限値を算出し、
前記圧縮機の吐出側の圧力の計測値が前記圧縮機の吐出側の圧力の正常な範囲の下限値より低いか、前記圧縮機の吸入側の圧力の計測値が前記圧縮機の吸入側の圧力の正常な範囲の下限値より低い場合、前記冷媒が漏洩していると判定する、
コントローラ。 - 圧縮機と凝縮器と膨張弁と蒸発器を含む冷媒回路と、前記冷媒回路の状態を示す運転データを取得し、前記検出装置へ送信する通信手段と、を備える冷凍車両と、
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の検出装置と、
前記検出装置による冷媒の漏洩の有無の検出結果を受信する端末装置と、
を備える検出システム。 - 請求項5に記載のコントローラと、冷凍機とを備える冷凍車両と、
前記コントローラによる冷媒の漏洩についての検出結果を記憶する記憶部、を備えるサーバ端末装置と、
を備える検出システム。 - 冷凍車両が備える圧縮機と凝縮器と膨張弁と蒸発器を含む冷媒回路の状態を示す運転データを、前記冷凍車両からネットワークを介して取得するステップと、
前記運転データに基づいて、前記冷媒回路における冷媒の漏洩を検出するステップと、
前記検出するステップで検出された検出結果を出力するステップと、
を有し、
前記検出するステップでは、
外気温度の計測値と、前記冷凍車両が備える保冷庫の庫内温度の計測値と、前記外気温度と前記庫内温度と前記圧縮機の吐出側の圧力の正常な範囲との関係を定めたマップと、に基づいて、前記圧縮機の吐出側の圧力の正常な範囲の下限値を算出し、
前記外気温度の計測値と、前記庫内温度の計測値と、前記外気温度と前記庫内温度と前記圧縮機の吸入側の圧力の正常な範囲との関係を定めたマップと、に基づいて、前記圧縮機の吸入側の圧力の正常な範囲の下限値を算出し、
前記圧縮機の吐出側の圧力の計測値が前記圧縮機の吐出側の圧力の正常な範囲の下限値より低いか、前記圧縮機の吸入側の圧力の計測値が前記圧縮機の吸入側の圧力の正常な範囲の下限値より低い場合、前記冷媒が漏洩していると判定する、
検出方法。 - コンピュータを、
冷凍車両が備える圧縮機と凝縮器と膨張弁と蒸発器を含む冷媒回路の状態を示す運転データを取得する手段、
前記運転データに基づいて、前記冷媒回路における冷媒の漏洩を検出する手段、
前記検出する手段によって検出された検出結果を出力する手段、
として機能させ、
前記検出する手段は、
外気温度の計測値と、前記冷凍車両が備える保冷庫の庫内温度の計測値と、前記外気温度と前記庫内温度と前記圧縮機の吐出側の圧力の正常な範囲との関係を定めたマップと、に基づいて、前記圧縮機の吐出側の圧力の正常な範囲の下限値を算出し、
前記外気温度の計測値と、前記庫内温度の計測値と、前記外気温度と前記庫内温度と前記圧縮機の吸入側の圧力の正常な範囲との関係を定めたマップと、に基づいて、前記圧縮機の吸入側の圧力の正常な範囲の下限値を算出し、
前記圧縮機の吐出側の圧力の計測値が前記圧縮機の吐出側の圧力の正常な範囲の下限値より低いか、前記圧縮機の吸入側の圧力の計測値が前記圧縮機の吸入側の圧力の正常な範囲の下限値より低い場合、前記冷媒が漏洩していると判定する、
プログラム。
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