JP2018083669A - 給送装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】先端がカールしたシートを一定方向のカールに矯正することで、円滑にシートを給送させつつ、搬送不良の発生を抑制する。【解決手段】エア給送装置60は、シートSの束を積載する給送トレイ51と、給送トレイ51に設けられ、昇降可能な凸部材62と、給送トレイ51に積載されたシートSの束からシートを1枚ずつ分離して給送するベルト給送ユニット59と、シートSの給送方向に垂直な方向に移動可能なサイドフェンス53,54と、凸部材62の昇降を制御する凸部材位置制御部22およびサイドフェンス53,54の移動を制御するサイドフェンス位置制御部23を有するよう構成した。【選択図】図5

Description

本発明は、給送装置およびこれを備えた画像形成装置に関する。
複写機やプリンタなどの給送装置の給送方式では高生産性と安定性に優れている方式として、給送コロによる摩擦分離給送方式とエアによる分離給送方式があり、エア給送方式では搬送ベルトに負圧のエアで吸着されたシートに対して分離エアを吹付けることによって2枚目以降のシートを分離することで一枚ずつ給送する方式が既に知られている。
しかし、従来のエア給送方式では、シートの先端カールによる連れ送りや不給送という問題があった。具体的に説明すると、フェイスカールの付いたシートを給送する際、カールによる上向きの力により2枚目以降のシートが浮上しすぎてしまい、シート間にエアが入らず、分離できずに重送されるという問題があった。
このような問題に対応するため、トレイ上の先端部がカールしたシート材を円滑に給送する目的で、シート積載面にカール矯正部として凸部と、シートサイズに応じて移動される規制板を有し、シート積載面に複数枚のシートを積載すると、シートは凸部によって上方向に凸状に湾曲される構成が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載された給送装置では、カール矯正部である凸部の湾曲により、シート先端のカールを矯正してシートの分離を行うようになっている。
しかしながら、特許文献1に記載された給送装置は、給送時においてシート積載面の凸部が凸形状を維持している為、シートを分離させるための分離エアの吹付を妨げてしまっていた。この分離エアの吹付の妨げがジャム等の搬送不良を発生させるという問題があった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、先端がカールしたシートを一定方向のカールに矯正することで、円滑にシートを給送させつつ、搬送不良の発生を抑制する給送装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る給送装置は、上記目的を達成するため、シート束を積載するシート積載手段と、前記シート積載手段に設けられ、昇降可能な凸部材と、前記シート積載部に積載された前記シート束からシートを1枚ずつ分離して給送する分離給送手段と、前記シートの給送方向に垂直な方向に移動可能なサイドフェンスと、を有する構成である。
本発明では、先端がカールしたシートを一定方向のカールに矯正することで、円滑にシートを給送させつつ、搬送不良の発生を抑制する給送装置および画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成システムの全体構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る連結型給送装置の構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係るエア給送装置の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るエア給送装置の給送トレイを示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るエア給送装置の給送トレイの動作を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るエア給送装置の制御構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るエア給送装置のカール矯正制御動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るエア給送装置のスタンバイ復帰制御動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るエア給送装置の薄紙カール矯正制御動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る画像形成システム1は、画像形成装置2と、連結型給送装置5a,5bを備える。
画像形成装置2は、給送部3、画像形成部4を有する装置本体2Mを備えたデジタル複合機である。装置本体2Mは、画像形成装置2および連結型給送装置5a,5bの制御を行う制御部20を有する。装置本体2Mは、上面に、タッチパネル等で構成され、各種情報を表示するとともに、制御部20に対する印刷ジョブの実行開始等の各種入力操作を行う操作表示部25を備える。
給送部3は、図1に示すように、それぞれカットシート状のシートSを積層状態で収納可能な複数段の給送カセット31A,31B,31Cを有している。本発明においてシートとは紙(厚紙、薄紙)、コート紙、ラベル紙、OHPシート、フィルム等を含むものとする。各給送カセット31A,31B,31Cには、例えば複数のシートサイズから予め選択されたシートサイズのシートSが、縦又は横の給送方向に向けて収容されるようになっている。
給送部3は、給送カセット31A,31B,31Cに収納されたシートSをそれぞれの最上層側から順次ピックアップして分離給送する給送装置30A,30B,30Cを有している。給送部3には、さらに、各種ローラ32等が設けられており、これらによって、各給送装置30A,30B,30Cから給送されたシートSを画像形成部4の所定の画像形成位置まで搬送する給送経路33が形成されている。
画像形成部4は、露光装置(露光ユニット)41K,41Y,41M,41Cと、感光体ドラム42K,42Y,42M,42Cを備えている。さらに、画像形成部4は、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)およびシアン(C)のトナーが充填された現像装置43K,43Y,43M,43Cと、を備えている。また、画像形成部4は、一次転写部44と、二次転写部45と、定着部46とを備えている。
露光装置41K,41Y,41M,41Cは、例えば、外部のPC(パーソナル・コンピュータ)等から入力される画像に基づいて各色の露光用のレーザ光Lを生成するようになっている。また、露光装置41K,41Y,41M,41Cは、レーザ光で各色の感光体ドラム42K,42Y,42M,42Cを露光して、各感光体ドラム42K,42Y,42M,42Cの表層部に読取画像に対応した各色の静電潜像を形成するようになっている。
現像装置43K,43Y,43M,43Cは、それぞれ対応する感光体ドラム42K,42Y,42M,42Cに薄層状のトナーを近接させるように供給して、静電潜像をトナーにより顕像化する現像を行うようになっている。
画像形成部4は、感光体ドラム42K,42Y,42M,42C上に現像されたトナー像を一次転写部44に一次転写し、一次転写部44に近接する二次転写部45でそのトナー像をシートSに二次転写するようになっている。また、画像形成部4は、シートSに二次転写したトナー像を定着部46により加熱・加圧して溶融させ、シートSにカラー画像を定着させて記録するようになっている。
画像形成部4は、給送部3から給送経路33を経て搬入されたシートSを二次転写部45側に搬送する搬送経路40を有している。この搬送経路40においては、シートSの搬送タイミングおよび搬送速度が調整されるようになっている。そして、シートSは、一次転写部44および二次転写部45でのベルト速度に同期した状態で二次転写部45および定着部46を通過した後、排送トレイ49上に排送されるようになっている。
二次転写部45および定着部46の下方には、それぞれ複数の搬送ローラおよび搬送ガイド等からなるスイッチバック搬送路47および反転搬送路48が配設されている。
スイッチバック搬送路47は、シートSの両面に画像を形成する場合に、任意の一面に画像定着が済んだシートSを一端から進入させた後に、後退(進入時とは逆方向に移動)させるスイッチバック搬送を行うようになっている。
反転搬送路48は、スイッチバック搬送路47Cによりスイッチバック搬送されたシートSの表裏を反転させて、搬送経路40に再度給送するようになっている。
これらスイッチバック搬送路47および反転搬送路48により、一面に対する画像定着処理を終えたシートSは、その進行方向を逆向きに切り替えられた後に表裏反転されて、再び二次転写ニップに進入する。そして、シートSは、他面にも画像の二次転写処理と定着処理とが施された後、排送トレイ49上に排送されるようになっている。
画像形成装置2は、装置本体2M内の給送部3からの給送経路33および搬送経路40を経由したシートSの給送の他、装置本体2Mの側面に設けられた連結通路500を介して連結型給送装置5a,5bを経由したシートSの給送も行えるようになっている。
画像形成システム1において、連結型給送装置5a,5bは、それぞれ、図2に示す連結型給送装置5で構成される。図2に示すように、連結型給送装置5は、2つの給送トレイ51,51と、連結通路501,502間を結ぶ連結シート搬送路503と、給送トレイ51,51と連結通路501間をそれぞれ結ぶシート搬送路504,505と、を有している。給送トレイ51は本発明に係るシート積載手段を構成する。
連結型給送装置5は、連結通路501が画像形成装置2の連結通路500(図1参照)とつながるように画像形成装置2に連結可能な構成となっている。また、連結型給送装置5は、連結通路502が別の連結型給送装置5の連結通路501とつながるように別の連結型給送装置5に連結することができる。
図1に示す画像形成システム1は、画像形成装置2に対してシートSを給送する外付けの給送装置として連結型給送装置5a,5bを備えている。連結型給送装置5aは、各給送トレイ51,51に積載されたシートSをシート搬送路504または505のいずれかを経由して搬送し、画像形成装置2の連結通路500を経由して上記搬送経路40へと送り込む。
連結型給送装置5bは、各給送トレイ51,51に積載されたシートSをシート搬送路504または505のいずれかを経由して自装置内を搬送する。さらに連結型給送装置5bは、連結型給送装置5aの連結シート搬送路503を介して画像形成装置2の連結通路500経由で上記搬送経路40へと送り込む。
画像形成システム1において、画像形成装置2と、連結型給送装置5a,5bは、連結時には電気的に接続され、制御部20の制御下で上記シートSの給送動作が行われる。
再び図2に戻り、連結型給送装置5の構成について説明する。連結型給送装置5において、各給送トレイ51,51は、トレイ底板52と、サイドフェンス53,54と、エンドフェンス55と、昇降機構56と、昇降モータ57と、を有している。
給送トレイ51において、トレイ底板52は複数のシートSを積載する。トレイ底板52は、シートSをシート束として積載した状態で後述する昇降モータ57により駆動される昇降機構56を介して昇降可能に構成されている。
給送トレイ51において、サイドフェンス53,54は、トレイ底板52に積載されたシートSの幅方向の動きを規制する。エンドフェンス55は、トレイ底板52に積載されたシートSのシート搬送方向後端に設けられ、シートSのシート搬送方向とは逆方向へ動きを規制する。昇降機構56は、トレイ底板52と昇降モータ57との間に連結され、昇降モータ57の回転駆動によりトレイ底板52、つまり、トレイ底板52上のシートSを昇降できるようになっている。
連結型給送装置5は、各給送トレイ51,51に収容されたシートSの束に空気を吹き込んでシートSを浮上分離し、一枚ずつ空気で吸着してシート搬送路504,505に送り出すエアピックアップ方式の給送装置、すなわちエア給送装置60を備えている。なお、本実施の形態においては給送装置としてエア給送装置を例に説明するが、給送コロによる摩擦分離方式等の他の方式の給送装置であってもよい。
図2、図3に示すように、エア給送装置60は、給送トレイ51を構成するトレイ底板52、サイドフェンス53,54およびエンドフェンス55と、エア給送ユニット58と、ベルト給送ユニット59と、により構成される。
ベルト給送ユニット59は、給送トレイ51に積載されたシート束からシートSを1枚ずつ分離して給送する。ベルト給送ユニット59は、本発明に係る分離給送手段を構成する。
エア給送ユニット58は、トレイ底板52のシート搬送方向下流側に配置され、シート搬送方向と直交する幅方向の前面端側からシートSに対して空気を吹き付けるブロワファンとして、浮上ファン58a,分離ファン58bを有する。浮上ファン58a,分離ファン58bは、シートSの束に対して幅方向前面端側から空気を吹き付けることで、シートSの最上部より下方の所定領域内のシートSを浮上分離させるものである。
給送トレイ51のサイドフェンス53には、シートSのサイドから空気を吹き込むブロワファンとしてサイドファン53aが備えられている。同様に、サイドフェンス54には、シートSの逆のサイドから空気を吹き込むブロワファンとしてサイドファン54aが備えられている。サイドファン53a,54aは、シートSの束に対してその両サイドから空気を吹き付けることでシートSが浮上分離し易くするものである。
ベルト給送ユニット59は、空気吸引ファン59aと、吸引ダクト59cとを備えるとともに、図3に示すように、吸引チャンバ59dと、送り出しローラ対59e,59fと、吸着ベルト59gと、を有している。
空気吸引ファン59aは、トレイ底板52に積載されたシートSの束の最上部のシートSの上面に開口が対向配置された吸引ダクト59cを介して吸引チャンバ59d内の空気を吸引する(図4参照)。空気吸引ファン59aは、紙粉、炭酸カルシウム、塵、埃が機外へ排出されないように除去するエアフィルタを備えている。
吸着ベルト59gは、吸引チャンバ59dの開口に面して送り出しローラ対59e,59f間に掛け渡された例えばゴム製の無端ベルトから構成される。吸着ベルト59gは、複数の吸引孔を有し、空気吸引ファン59aにより吸引される空気によりシートSが吸着される(図4参照)。送り出しローラ対59e,59fは、モータにより回転駆動され、シートSが吸着された上記吸着ベルト59gをシート搬送下流側へ搬送する。
上述した構成により、ベルト給送ユニット59は、エア給送ユニット58からの空気の吹き付けにより浮上分離されたシートSを、吸引ダクト59cを介した空気の吸入により最上部のものから順に一枚ずつ吸着ベルト59gで吸着する。その後、ベルト給送ユニット59では、送り出しローラ対59e,59fが回転駆動されて吸着ベルト59gが回動され、該吸着ベルト59gの周面に吸着されたシートSのシート搬送方向下流側への送り出し搬送が行われる。
図4を用いて給送トレイ51のより詳細な構成について説明する。
トレイ底板52は、凸部材62と昇降手段61とを有している。凸部材62は、トレイ底板52の中央付近に設けられ、昇降手段61の駆動により図4に示すように一定高さまで上昇する。凸部材62の上昇によりシートSは上に凸となる方向に湾曲する。昇降手段61は、モータ等で駆動され、凸部材62を上昇または下降させる。凸部材62は、後述する下降した状態ではトレイ底板52内に収容される。
サイドフェンス53は、可動手段53bを有している。可動手段53bは、例えばモータ等の駆動によりサイドフェンス53を左右に、すなわち、シートSの給送方向に垂直な方向に移動させる。サイドフェンス54も同様の可動手段54bを有している。可動手段53bおよび可動手段54bの移動によりサイドフェンス53、サイドフェンス54間の間隔が狭まり、シートSの湾曲の形成が補助される。
図5を用いてシートSのカール矯正について説明する。
初期の状態において、図5(a)に示すようにトレイ底板52上にシートSが積載される。図5(a)における凸部材62およびサイドフェンス53,54の位置はカール矯正を行う前の初期位置であり、この状態でシートSのシート幅とサイドフェンス53,54間の幅は略等しくなっている。またトレイ底板52は平坦な状態である。初期の状態において、シートSに上向きの先端カールが発生している場合がある。
次いで、図5(b)に示すように昇降手段61を用いて凸部材62を上昇させ、シートSを上向きに凸に湾曲させる。
次いで、図5(c)に示すように可動手段53b,54bを用いてサイドフェンス53,54をシートサイズ適正位置からシート束方向、即ち図5(c)中の左右方向に一定距離移動させる。これによりシートSに図5(b)の状態よりさらに大きな湾曲が形成され、一定方向のカール矯正がなされる。
シートSのカール矯正を凸部材62の上昇だけでなくサイドフェンス53,54の移動も利用して行ったのは以下の理由による。大容量給送トレイにおいては積載枚数が2〜3000枚程の数になり、積載高さが高くなる。凸部材62の上昇により積載されたシートSの下部は湾曲が形成されるが、積載されたシートSの上部ほど湾曲が形成されにくくなる。その為、サイドフェンス53,54をシート束方向に可動させることで、シートSの湾曲の形成を補助し、シート最下面から最上面まで、全てのシート束に湾曲を形成することが可能となるよう構成した。
先端カールが生じているシートSにおいて、上述のように湾曲を形成することで一定方向のカールに矯正することが可能である。カール矯正は給送動作を行っていない状態で行われ、給送開始時には凸部材62がトレイ底板52に収容され、サイドフェンス53,54が初期位置であるシートサイズ適正位置に戻るので、給送動作を妨げることなく、円滑な給送動作が可能となる。
上記のカール矯正は、ユーザが連続して給送動作を行う場合もあるため、後述する監視タイマ24による監視タイマ時間Tがカール矯正移行設定時間xを超えた場合に行う。これにより、カール矯正動作により、ユーザに待ち時間が発生することを防止する。
凸部材62およびサイドフェンス53,54の移動後に、次の給送ジョブが発生した場合は、昇降手段61および可動手段53b,54bを駆動させて凸部材62およびサイドフェンス53,54を図5(a)に示す初期位置に戻すスタンバイ復帰を行う。
上述のカール矯正についてシートSの紙厚種に応じて行うようにすることもできる。以下では、シートSが紙である場合について説明を行うが、シートSはコート紙、ラベル紙、OHPシート、フィルム等であってもよい。一般的にシートの先端カールが生じやすい紙種は薄紙であり、厚紙は発生しにくい。カール矯正を行うことで、薄紙については先端カールが矯正され、良好な通紙が可能となる反面、厚紙についてはカール矯正によりカールが形成されることで、給送時に搬送口にシートがぶつかり、ジャムを発生させる懸念がある。
給送ジョブが完了した後にシートSの紙厚の情報を制御部20にて読み込み、次に給送されるシートSが薄紙であるか否かを判断する。ここで、薄紙とは坪量が例えば105(g/m)以下のものをいい、厚紙とは坪量が105(g/m2)より大きいものをいうものとする。
制御部20が次に給送されるシートSが薄紙であると判断した場合のみカール矯正を行い、厚紙であると判断した場合はカール矯正を行わず、次の給送まで待機するスタンバイモードに移行する。これにより、先端カールが問題となりやすい薄紙のみをカール矯正する制御とすることで、全ての紙種において、円滑な給送動作を行うことができる。
画像形成装置2において、制御部20は、図6に示すように、エア給送制御部21と、凸部材位置制御部22と、サイドフェンス位置制御部23と、を備えている。制御部20は、凸部材62の昇降、サイドフェンス53,54の移動、シートSのシート厚判定等の各種制御を行う。
エア給送制御部21は、ベルト給送ユニット59に給送ジョブを送り、サイドファン53a,54a、浮上ファン58a、分離ファン58b、空気吸引ファン59aおよびベルト駆動モータ59hを駆動することでシートSのエア搬送制御を行う。
凸部材位置制御部22は、昇降手段61を駆動させることで凸部材62の位置の制御を行う。サイドフェンス位置制御部23は、可動手段53b,54bを駆動させることでサイドフェンス53,54の位置の制御を行う。
次に、制御部20によるエア給送装置60のカール矯正制御動作について図7に示すフローチャートを参照して説明する。
制御部20は、給送ジョブが終了する(ステップS1)と監視タイマ24を起動して給送ジョブの終了後の経過時間である監視タイマ時間Tの計測を開始し(ステップS2)、次の給送ジョブ信号の入力の有無を監視する(ステップS3)。監視タイマ24は、本発明に係る計測手段を構成する。
制御部20は、次のジョブ信号の入力がされた場合(ステップS4)、エア給送制御部21による給送制御を開始する(ステップS5)。
制御部20は、次のジョブ信号の入力がされない場合(ステップS4)、監視タイマ24による計測を継続し(ステップS6)、監視タイマ時間Tが予め定められたカール矯正移行設定時間xを超えると、凸部材位置制御部22により昇降手段61を駆動させ、凸部材62を所定位置より上昇させる(ステップS7)。制御部20は、監視タイマ時間Tがカール矯正移行設定時間xを超えない場合は、ジョブ信号の入力有無の監視を継続する(ステップS6)。
ステップS7で凸部材62を上昇させた後、制御部20は、サイドフェンス位置制御部23により、可動手段53b,54bを駆動させ、サイドフェンス53,54を所定位置よりシートSの給送方向に垂直な方向、すなわち、シート幅が狭まる方向に移動させる(ステップS8)。制御部20は、凸部材62の上昇および、サイドフェンス53,54の移動後、次の給送ジョブまで待機するスタンバイモードに移行する(ステップS9)。
ステップS1〜S9のカール矯正制御を行うことでスタンバイモード中にシート束に湾曲を形成し、シート先端カールを一定方向に矯正することができる。
次に、制御部20によるエア給送装置60のスタンバイ復帰制御について図8に示すフローチャートを参照して説明する。
制御部20は、スタンバイモードに移行した後、次の給送ジョブ信号が入力されると(ステップS11)、サイドフェンス位置制御部23により、可動手段53b,54bを駆動させ、サイドフェンス53,54を図5(a)に示す所定位置、すなわち初期位置に移動させる(ステップS12)。
次いで、制御部20は、凸部材位置制御部22により昇降手段61を駆動させ、凸部材62を図5(a)に示す所定位置、すなわち初期位置まで下降させてトレイ底板52内に収容させる(ステップS13)。
制御部20は、凸部材62の下降および、サイドフェンス53,54の移動後、給送ジョブを開始する(ステップS14)。
ステップS11〜S14のスタンバイ復帰制御を行うことで、スタンバイモード中はシートSのカールを矯正しつつ、給送ジョブの開始時は凸部材62およびサイドフェンス53,54が初期位置に戻るため、給送動作が妨げられることがなく搬送不良を抑制できる。
次に、制御部20によるエア給送装置60の薄紙カール矯正制御について図9に示すフローチャートを参照して説明する。
制御部20は、給送ジョブが終了する(ステップS21)と給送トレイ51に積載されたシートSが所定の基準厚に基づき厚紙であるか薄紙であるかを判定する(ステップS22)。
制御部20は、シートSが厚紙であると判定した場合、次の給送ジョブまで待機するスタンバイモードに移行する(ステップS30)。
制御部20は、シートSが薄紙であると判定した場合、監視タイマ24を起動して給送ジョブの終了後の経過時間である監視タイマ時間Tの計測を開始し(ステップS23)、次の給送ジョブ信号の入力の有無を監視する(ステップS24)。制御部20は、次のジョブ信号の入力がされた場合(ステップS25)、エア給送制御部21による給送制御を開始する(ステップS26)。
制御部20は、次のジョブ信号の入力がされない場合(ステップS26)、監視タイマ24による計測を継続し(ステップS27)、監視タイマ時間Tが予め定められたカール矯正移行設定時間xを超えると、凸部材位置制御部22により昇降手段61を駆動させ、凸部材62を所定位置より上昇させる(ステップS28)。制御部20は、監視タイマ時間Tがカール矯正移行設定時間xを超えない場合は、ジョブ信号の入力有無の監視を継続する(ステップS27)。
ステップS28で凸部材62を上昇させた後、制御部20は、サイドフェンス位置制御部23により、可動手段53b,54bを駆動させ、サイドフェンス53,54を所定位置よりシート幅が狭まる方向に移動させる(ステップS29)。制御部20は、凸部材62の上昇および、サイドフェンス53,54の移動後、次の給送ジョブまで待機するスタンバイモードに移行する(ステップS30)。
ステップS21〜S30の薄紙カール矯正制御を行うことで、先端カールが発生しやすい薄紙のみをカール矯正し、厚紙についてはカール矯正を行わない。厚紙についてはカール矯正制御によるカールが形成されることで、給送時に搬送口にシートがぶつかり、ジャムを発生させる可能性があるためである。したがって、上記の薄紙カール矯正制御を行うことで全ての紙種で円滑な給送動作が可能となる。
このように本実施の形態に係るエア給送装置60は、シートSの束を積載する給送トレイ51と、給送トレイ51に設けられ、昇降可能な凸部材62と、給送トレイ51に積載されたシートSの束からシートを1枚ずつ分離して給送するベルト給送ユニット59と、シートSの給送方向に垂直な方向に移動可能なサイドフェンス53,54と、を有する構成である。
この構成により、エア給送装置60は、凸部材62の上昇とサイドフェンス53,54の移動により給送トレイ51に積載されたシートSに一定方向のカール矯正を行うことができるので、搬送不良を発生させることなく、円滑にシートSの分離給送を行うことができる。
本実施の形態に係るエア給送装置60では、凸部材62の昇降を制御する凸部材位置制御部22およびサイドフェンス53,54の移動を制御するサイドフェンス位置制御部23をさらに有し、凸部材位置制御部22は、ベルト給送ユニット59によるシートSの給送ジョブの終了後、凸部材62を所定位置より上昇させ、サイドフェンス位置制御部23は、サイドフェンス53,54をシートSの給送方向に垂直な方向に所定位置より移動させる構成としてもよい。
この構成により、凸部材62の上昇およびサイドフェンス53,54の移動は、給送ジョブの終了後に行われるので、凸部材62やサイドフェンス53,54により給送動作が妨げられることがない。したがって、エア給送装置60は円滑に給送動作を行うことができる。
本実施の形態に係るエア給送装置60では、制御部20は、給送ジョブの終了後の経過時間を計測する監視タイマ24を有し、経過時間がカール矯正移行設定時間xを超えるまでの間に次の給送ジョブが発生しない場合に、凸部材62を所定位置より上昇させ、かつ、サイドフェンス53,54をシートSの給送方向に垂直な方向に所定位置より移動させる構成としてもよい。
この構成により、エア給送装置60は、給送ジョブの終了後カール矯正移行設定時間xを超えるまでの間はカール矯正を行わないので、エア給送装置60はユーザが連続的に給送ジョブを入力した場合に、カール矯正制御により待ち時間が発生することを防止できる。
本実施の形態に係るエア給送装置60では、制御部20は、凸部材62を所定位置より上昇させ、かつ、サイドフェンス53,54をシートSの給送方向に垂直な方向に所定位置より移動させた状態で、ベルト給送ユニット59に給送ジョブ信号を送信後、サイドフェンス53,54を初期位置に移動させ、かつ、凸部材62を初期位置に下降させる構成としてもよい。
この構成により、エア給送装置60は凸部材62の上昇およびサイドフェンス53,54の移動後に給送ジョブ信号が入力されると、給送動作の妨げとならないよう、凸部材62とサイドフェンス53,54を初期位置に戻すので、円滑に給送動作を行うことができる。
本実施の形態に係るエア給送装置60では、制御部20は、給送ジョブの終了後にシートSのシート厚情報を取り込み、シート厚を判定し、シート厚が所定厚より大きい場合に凸部材62の昇降およびサイドフェンス53,54の移動を制御するよう構成してもよい。
この構成により、エア給送装置60は先端カールが発生した薄紙のみをカール矯正し、厚紙についてはカール矯正を行わない。厚紙についてはカール矯正制御によるカールが形成されることで、給送時に搬送口にシートがぶつかり、ジャムを発生させる可能性があるためである。したがって、厚紙、薄紙を問わず全ての紙種で円滑な給送動作が可能となる。
以上説明したとおり、本発明によれば、先端がカールしたシートを一定方向のカールに矯正することで、円滑にシートを給送させつつ、搬送不良の発生を抑制するという効果を有し、給送装置および画像形成装置の全般に有用である。
1 画像形成システム
2 画像形成装置
3 給送部
4 画像形成部
5,5a,5b 連結型給送装置
20 制御部
21 エア給送制御部
22 凸部材位置制御部
23 サイドフェンス位置制御部
24 監視タイマ
51 給送トレイ
52 トレイ底板
53,54 サイドフェンス
53b,54b 可動手段
59 ベルト給送ユニット(分離給送手段)
60 エア給送装置(給送装置)
61 昇降手段
62 凸部材
S シート
特開平9−309624号公報

Claims (6)

  1. シート束を積載するシート積載手段と、
    前記シート積載手段に設けられ、昇降可能な凸部材と、
    前記シート積載手段に積載された前記シート束からシートを1枚ずつ分離して給送する分離給送手段と、
    前記シートの給送方向に垂直な方向に移動可能なサイドフェンスと、を有することを特徴とする給送装置。
  2. 前記凸部材の昇降および前記サイドフェンスの移動を制御する制御部をさらに有し、
    前記制御部は、前記分離給送手段による前記シートの給送ジョブの終了後、前記凸部材を所定位置より上昇させ、かつ、前記サイドフェンスを前記シートの給送方向に垂直な方向に所定位置より移動させることを特徴とする請求項1に記載の給送装置。
  3. 前記制御部は、前記給送ジョブの終了後の経過時間を計測する計測手段を有し、前記経過時間が所定時間を超えるまでの間に次の給送ジョブが発生しない場合に、前記凸部材を所定位置より上昇させ、かつ、前記サイドフェンスを前記シートの給送方向に垂直な方向に所定位置より移動させることを特徴とする請求項2に記載の給送装置。
  4. 前記制御部は、前記凸部材を所定位置より上昇させ、かつ、前記サイドフェンスを前記シートの給送方向に垂直な方向に所定位置より移動させた状態で、前記分離給送手段に給送ジョブ信号を送信後、前記サイドフェンスを初期位置に移動させ、かつ、前記凸部材を初期位置に下降させることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の給送装置。
  5. 前記制御部は、前記給送ジョブの終了後に前記シートのシート厚情報を取り込み、シート厚を判定し、前記シート厚が所定厚より大きい場合に前記凸部材の昇降および前記サイドフェンスの移動を制御することを特徴とする請求項2ないし請求項4に記載の給送装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1つに記載の給送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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