JP2018083301A - 樹脂−ゴム複合曲がりホースの製造方法 - Google Patents
樹脂−ゴム複合曲がりホースの製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】未加硫の樹脂−ゴム複合ホースを所定長に切断するステップ12と、マンドレルの軸方向に引張力を加え(ステップ14)、このマンドレルを未加硫の樹脂−ゴム複合ホースに挿入するステップ15と、前記引張力を除くステップ16と、前記引張力を除いたマンドレルが挿入されている前記樹脂−ゴム複合ホースを、予め所定の曲げ形状が付与された曲げ成型用治具としての曲げ成型用外型にセットするステップ17と、このセットした状態で加硫し、製品としての曲がり形状を有した曲がりホースに成型するステップ18と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
樹脂チューブの外側に複数のゴム層と、この複数のゴム層間に介在する補強層とが被覆された、樹脂−ゴム複合ホースを所定長に切断する工程と、
前記樹脂−ゴム複合ホースの内径よりも大きな外径を有したゴム製のマンドレルの両端に軸方向の引張力を加え、このマンドレルの外径を前記樹脂−ゴム複合ホースの内径よりも小さくする工程と、
外径が、前記樹脂−ゴム複合ホースの内径よりも小さくなった前記マンドレルを、切断された前記樹脂−ゴム複合ホースに挿入した後、前記引張力を除く工程と、
前記引張力を除いたマンドレルが挿入されている前記樹脂−ゴム複合ホースを、予め所定の曲げ形状が付与された曲げ成型用治具にセットした状態で加熱し、製品としての曲がり形状を有した曲がりホースに成型する工程と、
を有することを特徴とするものである。
樹脂チューブの外側に複数のゴム層と、この複数のゴム層間に介在する補強層とが被覆された、樹脂−ゴム複合ホースを所定長に切断する工程と、
前記樹脂−ゴム複合ホースの内径よりも大きな外径を有したゴム製のマンドレルの両端に軸方向の引張力を加え、このマンドレルの外径を前記樹脂−ゴム複合ホースの内径よりも小さくする工程と、
外径が、前記樹脂−ゴム複合ホースの内径よりも小さくなった前記マンドレルを、切断された前記樹脂−ゴム複合ホースに挿入した後、前記引張力を除く工程と、
前記引張力を除いたマンドレルが挿入されている前記樹脂−ゴム複合ホースを、予め所定の曲げ形状が付与された曲げ成型用治具にセットした状態で加熱し、製品としての曲がり形状を有した曲がりホースに成型する工程と、
を有しているため、
加熱して曲がりホースに成型した後に、樹脂−ゴム複合曲がりホースを構成する最内層の樹脂チューブに、しわが発生しない樹脂−ゴム複合曲がりホースを提供することが可能である。
すなわち、本発明の樹脂−ゴム複合曲がりホースの製造方法は、
樹脂チューブの外側に複数のゴム層と、この複数のゴム層間に介在する補強層とが被覆された、樹脂−ゴム複合ホースを所定長に切断する工程と、
前記樹脂−ゴム複合ホースの内径よりも大きな外径を有したゴム製のマンドレルの両端に軸方向の引張力を加え、このマンドレルの外径を前記樹脂−ゴム複合ホースの内径よりも小さくする工程と、
外径が、前記樹脂−ゴム複合ホースの内径よりも小さくなった前記マンドレルを、切断された前記樹脂−ゴム複合ホースに挿入した後、前記引張力を除く工程と、
前記引張力を除いたマンドレルが挿入されている前記樹脂−ゴム複合ホースを、予め所定の曲げ形状が付与された曲げ成型用治具にセットした状態で加熱し、製品としての曲がり形状を有した曲がりホースに成型する工程と、を有する構成を採用する。
図1は、本発明の実施形態1に係る樹脂−ゴム複合曲がりホースの製造方法を説明するための工程図、図2は、同実施形態1に係る未加硫の樹脂−ゴム複合ホースの部分切断図、図3は、図1に示すステップ14の前の未加硫の樹脂−ゴム複合ホースとマンドレルとの位置関係を模式的に説明するための斜視図である。
本実施形態は、図1に示す工程図(すなわち、実施形態1に係る樹脂−ゴム複合曲がりホースの製造方法を説明するための工程図)のステップ16とステップ17との間に、引張力を除いたマンドレル5が挿入されている未加硫の樹脂−ゴム複合ホース4を、曲げ成型用外型にセットする前に、予熱するステップをさらに備えたものである。このステップを備えたことにより、実施形態1による作用効果に加えて、未加硫の樹脂−ゴム複合ホース4を構成する最内層の樹脂チューブ1aに、より柔軟性が付与されることで、樹脂チューブ1aのしわの発生を、より確実に防止することができる。
図2に示した断面構成を有し、内径φA=12.0mm、厚さ0.15mmのPA6からなる樹脂チューブ1aの外側に、ブチルゴムからなる内面ゴム層1b、繊維補強層2、EPDMからなる外面ゴム層3を順次形成した、外径19.0mmの未加硫の樹脂−ゴム複合ホース4を、図1の工程に従って、先ず0.8mに寸法切断した。次に、未加硫の樹脂−ゴム複合ホース4の内径φAよりも大きな外径φB=12.4mmを有したゴム製のマンドレル5の両端5aに軸方向の引張力を加え、このマンドレル5の外径φBを未加硫の樹脂−ゴム複合ホース4の内径φA=12.0mmよりも小さくする。次に、外径φBが未加硫の樹脂−ゴム複合ホースの内径φA=12.0mmよりも小さくなったマンドレル5を、切断された未加硫の樹脂−ゴム複合ホース4に挿入した後、前記引張力を除いた。
1a 樹脂チューブ
1b 内面ゴム層
2 補強層(繊維補強層)
3 外面ゴム層
4 未加硫の樹脂−ゴム複合ホース
5 マンドレル
5a マンドレル5の両端
6 牽引部
6a 金具
6b ワイヤー
11〜22 樹脂−ゴム複合曲がりホースの製造ステップ
Claims (5)
- 樹脂チューブの外側に複数のゴム層と、この複数のゴム層間に介在する補強層とが被覆された、樹脂−ゴム複合ホースを所定長に切断する工程と、
前記樹脂−ゴム複合ホースの内径よりも大きな外径を有したゴム製のマンドレルの両端に軸方向の引張力を加え、このマンドレルの外径を前記樹脂−ゴム複合ホースの内径よりも小さくする工程と、
外径が、前記樹脂−ゴム複合ホースの内径よりも小さくなった前記マンドレルを、切断された前記樹脂−ゴム複合ホースに挿入した後、前記引張力を除く工程と、
前記引張力を除いたマンドレルが挿入されている前記樹脂−ゴム複合ホースを、予め所定の曲げ形状が付与された曲げ成型用治具にセットした状態で加熱し、製品としての曲がり形状を有した曲がりホースに成型する工程と、
を有することを特徴とする樹脂−ゴム複合曲がりホースの製造方法。 - 前記マンドレルのゴム硬度は、JIS K6253規格に準拠した50A〜90Aであることを特徴とする請求項1に記載の樹脂−ゴム複合曲がりホースの製造方法。
- 前記引張力が加えられる前の前記マンドレルの外径が、前記樹脂−ゴム複合ホースの内径の110%以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の樹脂−ゴム複合曲がりホースの製造方法。
- 前記引張力が加えられる前のマンドレルの端には、前記引張力を加えるための牽引部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の樹脂−ゴム複合曲がりホースの製造方法。
- 前記引張力を除いたマンドレルが挿入されている前記樹脂−ゴム複合ホースを、前記曲げ成型用治具にセットする前に、予熱することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の樹脂−ゴム複合曲がりホースの製造方法。
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JP2016226008A JP2018083301A (ja) | 2016-11-21 | 2016-11-21 | 樹脂−ゴム複合曲がりホースの製造方法 |
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