JPH0516261A - 膨張収縮マンドレル及びそのマンドレルを使用した成形ホースの製造方法 - Google Patents

膨張収縮マンドレル及びそのマンドレルを使用した成形ホースの製造方法

Info

Publication number
JPH0516261A
JPH0516261A JP3176802A JP17680291A JPH0516261A JP H0516261 A JPH0516261 A JP H0516261A JP 3176802 A JP3176802 A JP 3176802A JP 17680291 A JP17680291 A JP 17680291A JP H0516261 A JPH0516261 A JP H0516261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mandrel
hose
hose body
layer
rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3176802A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Kuranami
秀明 藏並
Kyozo Wakayama
恭三 若山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP3176802A priority Critical patent/JPH0516261A/ja
Publication of JPH0516261A publication Critical patent/JPH0516261A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 最内層の樹脂層に皴を発生させず、高品質な
成形ホースを製造することが出来、またマンドレルの挿
入,引抜きが容易で、作業性を向上させることが出来る
と共に、繰返し使用することが出来る膨張収縮マンドレ
ル及びそのマンドレルを使用した成形ホースの製造方法
を提供することを目的とするものである。 【構成】 内面に樹脂層13を有する未加硫または半加
硫状態の半製品であるホース本体14を所定の長さに切
断し、このホース本体14の中空部にホース内径dよ
り、隙間0.3 mm以上細径化したゴムホース状のマンドレ
ル11またはゴムチューブ状のマンドレル12を挿入す
る。そして、マンドレル11,12を挿入した後、マン
ドレル11,12を膨張させてホース内径dと略同じ径
にし、ホース本体14の内面に密着させ、マンドレル1
1,12を挿入したホース本体14を、成形用外型15
に嵌め込んで型付け加熱し、最内層の樹脂層13に皺が
ない成形ホースを成形するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、膨張収縮マンドレル
及びそのマンドレルを使用した成形ホースの製造方法に
係わり、更に詳しくは最内層の樹脂層に皴を発生させず
に効率良く成形ホースを製造することを可能とした膨張
収縮マンドレルと、この膨張収縮マンドレルを使用した
成形ホースの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、自動車の空調配管等に使用される最
内層に樹脂層を備えた成形ホースの構造としては、前記
樹脂層の外周面に、中間ゴム層,補強糸層,外面ゴム層
を順次施して成る樹脂とゴムとの複合材料からなってい
る。
【0003】一般に当業界において、成形ホースとは、
直管を除き、湾曲したり、蛇行する曲がり管を言うもの
である。このような成形ホース1の製造方法としては、
例えば図12に示すように、図示しない樹脂またはゴム
等のマンドレルに樹脂層2を押出し、そしてこの外周面
に、内層ゴム3,補強糸層4,外層ゴム5を順次積層し
て直状の未加硫状態の素管ホースを成形し、これを部分
加硫また本加硫を行った後、マンドレルを引抜き所定の
長さに切断し、この素管ホースの内部に成形用の図示し
ない曲りマンドレルを挿入して型付け加熱,冷却した
後、前記曲りマンドレルを引き抜いて成形ホースを製造
するものである。
【0004】然し乍ら、上記のようなホースは、成形時
に上記のような曲りマンドレルを挿入して所定の形状に
曲げると、曲げた内側の樹脂層2に皴Xが発生する。特
に、ホース本体の内径と曲りマンドレル外径との間の隙
間が大きいと、曲げによる圧縮と型付け加熱時のホース
本体の収縮により、樹脂層2には多数の皴Xが発生し、
またホース本体の内径と曲りマンドレル外径との間の隙
間を小さくしようとする場合には、逆にマンドレルが挿
入し難いと言う問題があった。
【0005】また最内層に樹脂層2を備えたホース本体
に、曲りマンドレルを挿入したものは、ホース内径4mm
〜25mmで、曲げ半径約150 mm以下で曲げた場合、曲げ部
分の内側の樹脂層2に皴Xが顕著に発生すると言う事が
判った。上記のような樹脂層2の一部に皴Xがある場
合、皴Xの部分に内部応力が集中し、この結果、成形ホ
ースの耐久性を低下させるばかりか、品質の低下につな
がると言う問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】上記のような成形ホ
ース1の製造方法おいて、樹脂層2の皺Xの発生を防止
する方法として、例えば次のような方法がある。 (a).半加硫ホースを、予め形成した曲り鉄マンドレルに
挿入し、型付け加硫する方法。 (b).半加硫ホースを、ホース製造用マンドレルが入った
ままで、外型にて型付け加硫する方法。 (c).ホース製造時に、被鉛のまま型付け加硫する方法。
【0007】然しながら、上記(a) において、ホース内
面と鉄マンドレルとの間の隙間が大きいと、上述したよ
うな皺Xが発生し、また間隙が小さい場合には、鉄マン
ドレルの挿入が困難となる問題があった。また、上記の
(b)の方法では、ホース製造用のマンドレルが使い捨て
の為に、コストアップとなる問題があり、また上記の
(c) の方法では、剥鉛が困難で、マンドレルが使い捨て
の為に、コストアップとなる問題があった。
【0008】この発明は、かかる従来の問題点に着目し
て案出されたもので、最内層の樹脂層に皴を発生させ
ず、高品質な成形ホースを製造することが出来、またマ
ンドレルの挿入,引抜きが容易で、作業性を向上させる
ことが出来ると共に、繰返し使用することが出来る膨張
収縮マンドレル及びそのマンドレルを使用した成形ホー
スの製造方法を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、最内層に樹脂層を備え、その外周面に内層
ゴム,補強糸層,外層ゴムを順次積層し、前記樹脂層に
皺を発生させずに成形ホースを成形するマンドレルであ
って、前記マンドレルは、ホース本体に挿入時は、ホー
ス本体の内径よりも小径で、ホース本体の形付け時に、
膨張してホース本体の内面に密着するような膨張収縮手
段を備えていることを要旨とするものである。
【0010】また、この発明は、マンドレルを挿入する
時には、ホース本体の内径よりも小径な状態のマンドレ
ルをホース本体の内部に挿入し、ホース本体の成形型付
け時には、前記マンドレルをホース本体の内径と略同径
になるように膨張させてホース本体の内面に密着させ、
この状態で型付け加熱し、加硫成形後にホース本体の内
径よりも小径となったマンドレルをホース本体から引き
抜くことにより、最内層の樹脂層に皺を発生させずに所
定形状の成形ホースを製造することを要旨とするもので
ある。
【0011】
【発明の作用】この発明は上記のように構成され、膨
張,収縮可能なマンドレルを使用して成形ホースを製造
するので、最内層の樹脂層に皴を発生させず、高品質な
成形ホースを製造することが出来、またホース本体に対
して、マンドレルの挿入,引抜きが容易で、作業性を向
上させることが出来ると共に、マンドレルを繰返し使用
することが出来るものである。
【0012】
【発明の実施例】以下添付図面に基いて、この発明の実
施例を説明する。図1〜図6は、この発明にかかる膨張
収縮可能なマンドレルを使用して最内層の樹脂層に皴を
発生させずに所定形状の成形ホースを製造する工程の説
明図を示し、図1は、補強層10を埋設したゴムホース
状の膨張収縮可能なマンドレル11の斜視図、図2はゴ
ムチューブ状の膨張収縮可能なマンドレル12の斜視図
を示し、このような膨張収縮可能な2種類のマンドレル
11,12を使用して成形ホースを製造する方法を以下
に説明する。
【0013】図3に示すように、内面に樹脂層13を有
する未加硫または半加硫状態の半製品であるホース本体
14を所定の長さに切断し、このホース本体14の中空
部にホース内径dより、隙間0.3 mm以上細径化したゴム
ホース状のマンドレル11またはゴムチューブ状のマン
ドレル12を挿入する。そして、マンドレル11,12
を挿入した後、マンドレル11,12内に、膨張収縮手
段として、例えば、0.5 kgf/cm2〜10kgf/cm2のエアーを
圧入するか、0.5 kgf/cm2〜10kgf/cm2の水を圧入してマ
ンドレル11,12を膨張させてホース内径dと略同じ
径にし、ホース本体14の内面に密着させる。
【0014】具体的な実施例としては、編組角度(理論
静止角度54.7°)が小さい補強層10またはニット編み
等の補強層10を埋設した外径14.5mmのゴムホース状の
膨張収縮可能なマンドレル11を、ホース内径dが15.0
mmのホース本体14内に挿入して、マンドレル11を膨
張収縮手段により外径15.2mmに膨張させ、ホース本体1
4の内面に密着させる。
【0015】また、ゴムチューブ状の膨張収縮可能なマ
ンドレル12の実施例としては、外径13.0mmのものを使
用して、ホース内径dが14.0mmのホース本体14内に挿
入して、マンドレル11を膨張収縮手段により外径15.2
mmに膨張させ、ホース本体14の内面に密着させる。こ
のようにして膨張させたマンドレル11,12を挿入し
たホース本体14を、図5に示すような所定の形状に形
成した成形用外型15に嵌め込んで、型付け加熱する。
そして、図6に示すように加硫成形後に前記マンドレル
11,12から膨張収縮手段としてのエアーまたは水を
排出させてホース内径dよりも小径の状態にし、ホース
本体14の内径よりも小径となったマンドレル11,1
2をホース本体14から引き抜くことにより、最内層の
樹脂層13に皺がない成形ホースを成形するものであ
る。
【0016】即ち、ホース本体14の加硫成形時に、最
内層の樹脂層13とマンドレル11,12との間に間隙
を生じさせない状態にして型付け加熱することにより、
従来のように皺の発生がなくなり、高品質な成形ホース
を製造することが出来るのである。また、上記のような
膨張収縮可能なマンドレル11,12は、成形ホース本
体14の内径dに対して小径または密着するように膨張
するので、マンドレル11,12の挿入,抜き出しが容
易で、更に繰返し使用することが出来るので、経済的で
あり、成形ホースも安価に製造出来るものである。
【0017】図7〜図11は、膨張収縮可能なマンドレ
ルの他の実施例を示し、図7に示す第3実施例のマンド
レル16は、成形ホース本体14の内径15mmに対して、
マンドレル外径Dが16mmのゴム製のムク棒からなるマン
ドレル16を使用し、このマンドレル16を使用する場
合には、マンドレル外径Dが14.5mmとなるように延伸さ
せた状態でホース本体14に挿入し、ホース本体14へ
の挿入後には、延伸させたマンドレル16を弾性により
元に戻すことにより、ホース本体14の樹脂層13の内
面に密着させるものである。その他の方法は、上記の実
施例と全く同様なので説明は省略する。
【0018】また、図8に示す第4実施例のマンドレル
17は、伸縮可能なワイヤーブレード18の中空品に、
ゴムチューブ19を被覆して構成したもので、成形ホー
ス本体14の内径14mmに対して、マンドレル外径Dが1
3.5mmのマンドレル17を使用し、このマンドレル17
を使用する場合には、挿入時にはそのままの状態で挿入
し、挿入後にマンドレル17を長手方向に圧縮させて外
径を14.0mmにしてホース本体14の樹脂層13の内面に
密着させるものである。その他の方法は、上記の実施例
と全く同様なので説明は省略する。
【0019】また、図9に示す第5実施例のマンドレル
20は、伸縮可能なワイヤースプリング21に、ゴムま
たは軟質樹脂チューブ22を被覆して構成したもので、
成形ホース本体14の内径15mmに対して、マンドレル外
径Dが15.2mmのマンドレル20を使用し、このマンドレ
ル20を使用する場合には、マンドレル外径Dが14.7mm
となるように延伸させた状態でホース本体14に挿入
し、ホース本体14への挿入後には、延伸させたマンド
レル16をスプリングの弾性により元に戻すことによ
り、ホース本体14の樹脂層13の内面に密着させるも
のである。その他の方法は、上記の実施例と全く同様な
ので説明は省略する。
【0020】また、図10に示す第6実施例のマンドレ
ル23は、ゴム製のムク棒24に密着しない伸縮可能な
ワイヤーブレード25及びゴムまたは軟質樹脂チューブ
26を被覆して構成したもので、成形ホース本体14の
内径14mmに対して、マンドレル外径Dが14.6mmのマンド
レル23を使用し、このマンドレル23を使用する場合
には、マンドレル外径Dが13.5mmとなるように延伸させ
た状態でホース本体14に挿入し、ホース本体14への
挿入後には、延伸させたマンドレル23を弾性により元
に戻すことにより、ホース本体14の樹脂層13の内面
に密着させるものである。その他の方法は、上記の実施
例と全く同様なので説明は省略する。
【0021】また、図11に示す第7実施例のマンドレ
ル27は、ゴム製のムク棒28にニクロム線29を螺旋
状に捲付け、その表面にゴムまたは軟質樹脂チューブ3
0を被覆して構成したもので、成形ホース本体14の内
径15mmに対して、マンドレル外径Dが14.6mmのマンドレ
ル27を使用し、このマンドレル27を使用する場合に
は、マンドレル27をホース本体14に挿入した後、前
記ニクロム線29に通電し、ゴム製のムク棒28と被覆
したゴムとを加熱膨張させると共に、樹脂チューブ30
を軟化させてホース本体14の樹脂層13の内面に密着
させるものである。その他の方法は、上記の実施例と全
く同様なので説明は省略する。
【0022】なお、マンドレルを膨張,収縮させる手段
としては、上記の実施例に限定されず、他の方法により
行うことも可能である。以上のように、膨張収縮手段を
備えたマンドレル11,または12等を使用して成形ホ
ースを製造するので、加硫成形時には、最内層の樹脂層
13とマンドレル11,12との間に間隙がなく、従っ
て隙間により発生していた樹脂層13に皺の発生がなく
なり、高品質な成形ホースを製造することが出来るので
ある。またホース本体に対して、マンドレルの挿入,引
抜きが容易で、作業性を向上させることが出来ると共
に、マンドレルを繰返し使用することも出来るものであ
る。
【0023】
【発明の効果】この発明は、上記のようにマンドレルを
ホース本体に挿入または抜き出す時には、ホース内径よ
りも小径となり、ホース本体の型付け加熱時には、ホー
ス本体の内面と密着するように膨張させるようにするた
め、成形後における樹脂層に皺の発生がなくなり、高品
質な成形ホースを製造することが出来、またホース本体
に対して、マンドレルの挿入,引抜きが容易で、作業性
を向上させることが出来ると共に、マンドレルを繰返し
使用することも出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】補強層を埋設したゴムホース状の膨張収縮可能
なマンドレルの斜視図である。
【図2】ゴムチューブ状の膨張収縮可能なマンドレルの
斜視図である。
【図3】内面に樹脂層を有する未加硫または半加硫状態
の半製品であるホース本体の中空部にゴムホース状のマ
ンドレルまたはゴムチューブ状のマンドレルを挿入した
状態を示す一部切欠した説明図である。
【図4】ホース本体の中空部にマンドレルを挿入した
後、マンドレルを膨張させて樹脂層に密着させた状態を
示す一部切欠した説明図である。
【図5】膨張させたマンドレルを挿入したホース本体
を、所定の形状に形成した成形用外型に嵌め込んで、型
付け加熱する状態を示す説明図である。
【図6】加硫成形後にホース本体の内径よりも小径とな
ったマンドレルを引き抜く工程を示す説明図である。
【図7】マンドレルの第3実施例を示し、ゴム製のムク
棒からなるマンドレルの斜視図である。
【図8】マンドレルの第4実施例を示し、伸縮可能なワ
イヤーブレードの中空品に、ゴムチューブを被覆して構
成したマンドレルの一部切欠した斜視図である。
【図9】マンドレルの第5実施例を示し、伸縮可能なワ
イヤースプリングに、ゴムまたは軟質樹脂チューブを被
覆して構成したマンドレルの斜視図である。
【図10】マンドレルの第6実施例を示し、ゴム製のム
ク棒に密着しない伸縮可能なワイヤーブレード及びゴム
または軟質樹脂チューブを被覆して構成したマンドレル
の斜視図である。
【図11】マンドレルの第7実施例を示し、ゴム製のム
ク棒にニクロム線を螺旋状に捲付け、その表面にゴムま
たは軟質樹脂チューブを被覆して構成したマンドレルの
斜視図である。
【図12】従来の成形ホースの断面図である。
【符号の説明】
10 補強層 11 マン
ドレル 12 マンドレル 13 樹脂
層 14 ホース本体 15 成形
用外型 d ホース内径
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年8月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 一般に当業界において、成形ホースと
は、直管を除き、湾曲したり、蛇行する曲がり管を言う
ものである。このような成形ホース1の製造方法として
は、例えば図12に示すように、図示しない樹脂または
ゴム等のマンドレルに樹脂層2を押出し、そしてこの外
周面に、中間ゴム層3,補強糸層4,外面ゴム層5を順
次積層して直状の未加硫状態の素管ホースを成形し、こ
れを部分加硫また本加硫を行った後、マンドレルを引抜
き所定の長さに切断し、この素管ホースの内部に成形用
の図示しない曲りマンドレルを挿入して型付け加熱,冷
却した後、前記曲りマンドレルを引き引抜いて成形ホー
スを製造するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 然しながら、上記(a)において、ホー
ス内面と鉄マンドレルとの間の隙間が大きいと、上述し
たような皺Xが発生し、また隙間が小さい場合には、鉄
マンドレルの挿入が困難となる問題があった。また、上
記の(b)の方法では、ホース製造用のマンドレルが使
い捨ての為に、コストアップとなる問題があり、また上
記の(c)の方法では、剥鉛が困難で、マンドレルが使
い捨ての為に、コストアップとなる問題があった。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、最内層に樹脂層を備え、その外周面に中間
ゴム層,補強糸層,外面ゴム層を順次積層し、前記樹脂
層に皺を発生させずに成形ホースを成形するマンドレル
であって、前記マンドレルは、ホース本体に挿入時は、
ホース本体の内径よりも小径で、ホース本体の形付け時
に、膨張してホース本体の内面に密着するような膨張収
縮手段を備えていることを要旨とするものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 25/08 9155−4F 25/10 9155−4F // B29K 21:00 105:08 105:24 4F B29L 9:00 4F 23:22 4F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最内層に樹脂層を備え、その外周面に内
    層ゴム,補強糸層,外層ゴムを順次積層し、前記樹脂層
    に皺を発生させずに曲り成形ホースを成形するマンドレ
    ルであって、前記マンドレルは、ホース本体に挿入時
    は、ホース本体の内径よりも小径で、ホース本体の形付
    け時に、膨張してホース本体の内径に密着するような膨
    張収縮手段を備えていることを特徴とする膨張収縮マン
    ドレル。
  2. 【請求項2】 前記膨張収縮手段は、ゴムホース状また
    はゴムチューブ状に形成したマンドレル内に、伸縮可能
    に編組した補強層を埋設し、前記マンドレルの中空部
    に、高圧流体を注入,排出させるようにした請求項1に
    記載の膨張収縮マンドレル。
  3. 【請求項3】 前記膨張収縮手段は、ワイヤーブレード
    中空品に、ゴムチューブを被覆して長手方向に伸縮可能
    に構成した請求項1に記載の膨張収縮マンドレル。
  4. 【請求項4】 最内層に樹脂層を備え、その外周面に内
    層ゴム,補強糸層,外層ゴムを順次積層して成形ホース
    を成形する方法において、マンドレルを挿入する時に
    は、ホース本体の内径よりも小径な状態のマンドレルを
    ホース本体の内部に挿入し、ホース本体の成形型付け時
    には、前記マンドレルをホース本体の内径と略同径にな
    るように膨張させてホース本体の内面に密着させ、この
    状態で型付け加熱し、加硫成形後にホース本体の内径よ
    りも小径となったマンドレルをホース本体から引き抜く
    ことにより、最内層の樹脂層に皺を発生させずに所定形
    状の成形ホースを製造することを特徴とする膨張収縮マ
    ンドレルを使用した成形ホースの製造方法。
JP3176802A 1991-07-17 1991-07-17 膨張収縮マンドレル及びそのマンドレルを使用した成形ホースの製造方法 Pending JPH0516261A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3176802A JPH0516261A (ja) 1991-07-17 1991-07-17 膨張収縮マンドレル及びそのマンドレルを使用した成形ホースの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3176802A JPH0516261A (ja) 1991-07-17 1991-07-17 膨張収縮マンドレル及びそのマンドレルを使用した成形ホースの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0516261A true JPH0516261A (ja) 1993-01-26

Family

ID=16020100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3176802A Pending JPH0516261A (ja) 1991-07-17 1991-07-17 膨張収縮マンドレル及びそのマンドレルを使用した成形ホースの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0516261A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4444956A1 (de) * 1993-12-28 1995-06-29 Mitsubishi Electric Corp Wechselstromgenerator und damit ausgestattetes Motorfahrzeug
US6657331B2 (en) 2000-10-17 2003-12-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Automotive alternator
GB2420525A (en) * 2004-11-24 2006-05-31 Boeing Co Mandrel with differential in thermal expansion to eliminate wrinkles in ply
KR20180136075A (ko) * 2017-06-14 2018-12-24 주식회사 상봉코포레이션 복합호스 제조장치 및 그에 의해 제조된 복합호스

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4444956A1 (de) * 1993-12-28 1995-06-29 Mitsubishi Electric Corp Wechselstromgenerator und damit ausgestattetes Motorfahrzeug
US6657331B2 (en) 2000-10-17 2003-12-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Automotive alternator
GB2420525A (en) * 2004-11-24 2006-05-31 Boeing Co Mandrel with differential in thermal expansion to eliminate wrinkles in ply
GB2420525B (en) * 2004-11-24 2007-11-28 Boeing Co Mandrel with differential in thermal expansion to eliminate wrinkles in ply
KR20180136075A (ko) * 2017-06-14 2018-12-24 주식회사 상봉코포레이션 복합호스 제조장치 및 그에 의해 제조된 복합호스

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3058493A (en) Flexible reinforced corrugated hose
EP0224334B1 (en) Formable and curve shape retentive hose and method for making
US3028289A (en) Method of making flexible reinforced corrugated hose
US3028291A (en) Method of making spirally corrugated reinforced flexible hose
JPH0516261A (ja) 膨張収縮マンドレル及びそのマンドレルを使用した成形ホースの製造方法
US3083736A (en) Corrugated hose with reinforcement in alternate inner corrugations
JPH1190979A (ja) 曲形ホースの製造方法
JP2008137359A (ja) 樹脂−ゴム複合曲がりホース成型金型および成型方法
JP4871805B2 (ja) 曲がりホース成型用金型及びこれを用いた曲がりホースの製造方法
EP1153733B1 (en) Method of manufacturing curved hose
JPH06134887A (ja) 蛇腹付きゴムチユーブの製造方法
US3028276A (en) Method of making a reinforced flexible hose having internal and external corrugations
JP4428600B2 (ja) 成型ホースの製造方法
JP2646031B2 (ja) 曲がりホースの製造方法
US1862314A (en) Method for forming rubber tires
JP6320176B2 (ja) 吸気系用ゴム製ジャバラホースの製造方法
JPH04327914A (ja) ゴムマンドレルを使用した曲り成形ホースの製造方法
JPH04299129A (ja) 曲りホースの製造方法
JP4069141B2 (ja) 樹脂−ゴム複合曲がりホースの製造方法
JP2008132727A (ja) 曲がりホース成型用マンドレル及びこれを用いた樹脂−ゴム複合曲がりホースの製造方法
JP2008200974A (ja) ゴム製筒体の製造方法、ゴムチューブの製造方法及び加硫成形型
JP3325540B2 (ja) 曲管用プロテクター
JPS6022238B2 (ja) 可撓性良好な強化ガス用ゴム管及びその製造法
JPH05200854A (ja) 成形ホースの製造方法
JP2022045995A (ja) 筒状樹脂成形体の製造方法