JP2018082762A - 消火栓収納箱 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、トンネル壁面に沿った監視員通路に埋込み設置され、筐体内にノズル付きのホースが収納された消火栓収納箱に於いて、
筐体の前面に固定され、固定が解除された場合に下側を回動軸として上側が所定の傾斜角に前開きされる点検扉が設けられたことを特徴とする。
点検扉と筐体の間が、点検扉を前開きさせた場合に所定の傾斜角に保持させる可撓性の紐部材で連結される。
点検扉に形成された前面扉開口に、閉鎖位置から開放位置にスライド落下して開放すると共に開放位置から閉鎖位置にスライド上昇して閉鎖される前扉が設けられる。
更に、監視員通路面側となる筐体の上面に形成された上面扉開口に、筐体の前縁コーナー部を軸として後開き自在に軸支された第1上扉と、
第1上扉に形成された扉開口に、扉後縁部を軸として前開き自在に軸支された第2上扉と、
が設けられる。
本発明は、トンネル壁面に沿った監視員通路に埋込み設置され、筐体内にノズル付きのホースが収納された消火栓収納箱に於いて、筐体の前面に固定され、固定が解除された場合に下側を回動軸として上側が所定の傾斜角に前開きされる点検扉が設けられたため、点検扉を開く場合には、まず、点検扉を固定しているボルト等を取り外すことになるが、ボルトを取り外しても、点検扉は下側が筐体に軸支されているため、点検扉を手で支えていなくとも、筐体の開口部から脱落することがなく、点検扉の上側を前に開くことで、点検扉の上側に十分な大きさの開口が形成され、筐体内にホースを内巻き状態に収納するホース巻き戻し作業や筐体内に収納されているホースの点検作業を簡単且つ安全に行うことが可能となる。
また、点検扉と筐体の間が、点検扉を前開きさせた場合に所定の傾斜角に保持させる可撓性の紐部材で連結されたため、可撓性の紐部材として例えばチェーンを使用し、チェーンの長さを決めることで、点検扉を前開きした場合の傾斜角を例えは30°といった所定角度に保持し、ホースの巻き戻し作業やホースの点検作業を簡単且つ安全に行うことを可能とする。
また、点検扉に形成された前面扉開口に、閉鎖位置から開放位置にスライド落下して開放すると共に開放位置から閉鎖位置にスライド上昇して閉鎖される前扉が設けられているため、点検扉を開くことで、点検扉と一体に設けられている扉の点検作業を簡単且つ安全に行うことを可能とする。
更に、監視員通路面側となる筐体の上面に形成された上面扉開口に、筐体の前縁コーナー部を軸として後開き自在に軸支された第1上扉と、第1上扉に形成された扉開口に、扉後縁部を軸として前開き自在に軸支された第2上扉とが設けられたため、利用者は道路側から前開きハンドルを操作することで、道路に面した前扉をスライド落下して開放させると共に上扉を奥行方向に開く前開きとすることで、消火栓収納箱の前面扉開口及び第2上面扉開口が開口され、ホース収納部から簡単且つ容易にノズル付きホースを引き出して消火を行うことができる。
図1は自動車専用道路のトンネル内に設置された消火栓設備を含むトンネル非常用設備を示した説明図である。図1に示すように、シールド工法により構築されたトンネル10内は円筒形のトンネル壁面12により覆われ、床版18により仕切られることで道路15が設けられており、この例にあっては、道路15は1方向2車線としている。
図2は通常時における消火栓収納箱の外観を示した説明図、図3は図2の消火栓収納箱の外観を正面及び平面から示した説明図、図4は図2の消火栓収納箱の外観を側面から示した説明図である。
図2乃至図4に示すように、消火栓設備16の消火栓収納箱30は、監視員通路14の路面下の内部空間に埋込み設置されている。消火栓収納箱30は、筐体31の前面に点検扉100をボルト106により固定しており、点検扉100の前面中央の上側に形成された前面扉開口33に前扉32が上下方向にスライド自在に配置されている。
図5は前開き機構が設けられた消火栓収納箱の前開きハンドルの部分を取り出して示した説明図であり、図5(A)は正面を示し、図5(B)は図5(A)のX−Xから見た側面を示す。図6は第2上扉を前開きして前扉の落下によりスライド開放させる前開き機構の機構構造を示した説明図であり、図6(A)は閉鎖状態を示し、図6(B)は前開きハンドルを開操作した状態を示す。
図7は道路側から操作する場合の前扉と第2上扉の開放操作を示した説明図である。
図8は監視員通路側から操作する場合の第1上扉の開放操作を示した説明図である。
図9は消火栓収納箱の内部構造を示した説明図であり、図9(A)は正面を示し、図9(B)は図9(A)のY−Y断面から見た側面を示す。
図10は点検扉を上開きした状態を示した説明図、図11は点検扉を上開きした状態を示した側面図である。
(泡消火栓設備)
上記の実施形態は、消火泡を放出させる泡消火栓設備を例にとっているが、これに限定されず、消火用水を放水させる消火栓設備としても良い。
また、上記の実施形態は、ホースガイド構造80a、80bは固定構造としているが、底板との接触部にヒンジを設け、前方向に軸回りに回転できるようにしても良い。点検時にホースガイド構造80a、80bを前方向に軸回りに回転し点検扉と接触させることで、点検扉を傾斜させて開口した空間からホース収納部までの阻害要因がなくなる。
また、点検扉は前面への傾斜でなく、筐体の前面左端又は右端を軸として回転し、横方向に開くものであっても良い。これにより、正面からの制限がなくホースの収納等を行うことができる。この方式の場合、前扉を傾斜させる方法より、消火栓前の空間を要するが、ホース収納時においてはトンネルの通行が規制状態であるため、実施可能である。
12:トンネル壁面
14:監視員通路
15:道路
16:消火栓設備
18:床版
20:管理用通路
22:ダクト
24:給水本管
24a:分岐配管
25:給水配管
26:放水制御機構収納部
30:消火栓収納箱
31:筐体
32:前扉
33:前面扉開口
34:第1上扉
35:第1上面扉開口
36:第2上扉
37:第2上面扉開口
38:前開きハンドル
40,102:前開きハンドル
42,44,46:ヒンジ
48:通報装置パネル
56:軸部材
58:軸受け部材
58a:軸穴
60:前開き機構
74:ホース収納部
76:ホース
78:泡ノズル
78a:逆テーパ先端部
80:ホースガイド構造
80a,80b,82:ガイドパイプ
86:ノズルホルダー
100:点検扉
102:ヒンジ
104:チェーン
106:ボルト
108:通し穴
110:ねじ穴
Claims (4)
- トンネル壁面に沿った監視員通路に埋込み設置され、筐体内にノズル付きのホースが収納された消火栓収納箱に於いて、
前記筐体の前面に固定され、前記固定が解除された場合に下側を回動軸として上側が所定の傾斜角に前開きされる点検扉が設けられたことを特徴とする消火栓収納箱。
- 請求項1記載の消火栓収納箱に於いて、前記点検扉と前記筐体の間が、前記点検扉を前開きさせた場合に前記所定の傾斜角に保持させる可撓性の紐部材で連結されたことを特徴とする消火栓収納箱。
- 請求項1記載の消火栓収納箱に於いて、前記点検扉に形成された前面扉開口に、閉鎖位置から開放位置にスライド落下して開放すると共に前記開放位置から前記閉鎖位置にスライド上昇して閉鎖される前扉が設けられたことを特徴とする消火栓収納箱。
- 請求項1記載の消火栓収納箱に於いて、更に、
前記監視員通路面側となる前記筐体の上面に形成された上面扉開口に、前記筐体の前縁コーナー部を軸として後開き自在に軸支された第1上扉と、
前記第1上扉に形成された扉開口に、扉後縁部を軸として前開き自在に軸支された第2上扉と、
が設けられたことを特徴とする消火栓収納箱。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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